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36. 登場人物たちの逆襲

「ただいまーっ!」真祐美ちゃん(12歳)が学校から帰って来た。真祐美ちゃんはベビーフェースの美人系で、大きい目に二重瞼、綺麗な眉、整った鼻、常に笑みをたたえたような美しい唇が特徴の可愛い少女。真祐美ちゃんが自室のドアを開けてぶったまげた。真祐美ちゃんの勉強机に腰掛けたお父さん(40歳)が、下半身をモロ出しにしながら一冊の本を広げ、赤紫色に怒張したペニスを激しく擦っていたのだ。

「お父さんっ!」真祐美ちゃんは回れ右してギュッと目をつむり、「あたしの部屋で一体何してんのーっ?それ、しまって!早く!」と怒鳴った。
「しまうって、どっち?本?珍々?」とお父さん。
「決まってるでしょうが!本じゃない方よっ!」
「あ、そ。分った」
「しまった?」と真祐美ちゃん。
「ああ。ちょっとしまいにくかったけど、しまったよ」とお父さん。
「お父さんっ!」くるりと振り向いた真祐美ちゃんがお父さんに詰め寄る。「一体全体、何であたしの部屋でオナニーなんかしてるわけっ?」
「あ、いや済まん、済まん。そういうつもりじゃなかったんだ」とお父さん。
「どういうつもりだったのよっ?」あくまでも真祐美ちゃんが追及する。
「いや、お前の辞書を借りようと思って来たんだが、ふと隣りの写真集に気づいてね。パッと開いたらこの写真だ。大股開いて恥丘のもっこりを強調してる。凄いエロだよ、これは!」真祐美ちゃんは、妹の朋恵ちゃん(10歳)とともに売れっ子ジュニア・アイドル姉妹で、デジタル写真集が主なのだが、本になった写真集も何冊か出していた。

「だからって、娘の部屋でオナニーしていい理由にはならないわっ!」真祐美ちゃんの怒りは収まらない。「それに、娘のビキニ水着写真見て興奮するって異常よっ!」と真祐美ちゃん。
「本物のお前なら興奮しなかっただろうが、写真だからな。よその娘さんと変わらない感じなんだ」お父さんが説明する。「お前の表情も余所行きだしな」
「だからって…」真祐美ちゃんには納得がいかない。「とにかくもうやめてよね。お父さんはあたしのお父さんなんだから」
「この写真集借りていいかな?」とお父さん。
「えーっ?これほど云っても、まだあたしの写真見ながらオナニーするつもり?」真祐美ちゃんが呆れる。「お母さんに云いつけるわよっ!」
「じょ、冗談だよ。母さんに云うなよ、いいな?」

お父さんは二度と娘の部屋に行って写真集を盗み見したり、無断で借りたりしなかった。自分で一冊買ってしまったのだ。お父さんはお母さんの目を盗んで、書斎で娘のビキニ水着写真を見ながらオナニーした。

お母さんの弟さんは末期癌でいつ亡くなるか分らない状態だった。お母さんは月に一度は一週間ほど実家に帰って弟の面倒を見ることにしていた。

お母さんが里帰りした夜、お父さん、真祐美ちゃん、朋絵ちゃんの三人が夕食を済ませた。勉強を済ませた真祐美ちゃんが寝支度をして、布団にくるまって雑誌をぺらぺらめくっていた時…。
「とんとん」とドアがノックされた。
「ハイ?」と真祐美ちゃん。音からして妹ではなくお父さんに違いなかった。
お父さんがドアを開けて入って来て、布団をめくると真祐美ちゃんの横に滑り込んだ。
「な、な、何なの?お父さんっ!」真祐美ちゃんが驚く。
お父さんは何も云わず、ネグリジェ越しに娘の身体を触りまくり、娘の柔らかいお尻に勃起したペニスを擦り付ける。
「きゃーっ!何すんの、お父さんっ!やめてっ!やめてよーっ!」真祐美ちゃんが怒鳴る。
「お前の写真集を買った。見飽きるほど見た。だが、もう写真だけじゃ我慢出来ん」
「えーっ?」
「お前とおまんこする」
「そんなーっ!近親相姦じゃないっ!」
「それをしたいんだよ」とお父さん。
「やーよっ!朋絵ーっ、助けてーっ!」真祐美ちゃんが隣室の妹に助けを求める。
「朋絵は、寝たまま父さんと母さんの寝室に運んでしまった。聞こえないよ」父さんが真祐美ちゃんの胸やお尻を撫で廻しながら云う。
「んまあっ!」真祐美ちゃんはお父さんの計画的犯行に呆れる。
「だから騒いでも無駄だ」とお父さん。

「お父さんっ!あたしを犯すのっ?」真祐美ちゃんが震え声で云う。
「そんな無粋なことはしない。お前と一緒におまんこを楽しむんだ」とお父さん。
「冗談じゃないわ、近親相姦なんてやーよっ」
「近親相姦もクソもない。こんないい身体を遊ばしとくなんて勿体ない。やらせろ!」お父さんが娘の身体を撫で廻す。
「お父さん!この家で『家族ばんざい!』する気っ?」真祐美ちゃんが云った。
「えっ?」お父さんの身体が凍り付いた。「何だって?」
「隠しても駄目!お父さんの『お気に入り』のウェブサイトがひどいエロ小説なんでびっくりした。どれもこれも、みんな近親相姦じゃないの!」
「し、知ってたのか!」お父さんが愕然とする。
「この家で『家族ばんざい!』やろうったって駄目よ!あたしはお断り!」
「真祐美っ!そう云わず!」お父さんが娘の股間に手を伸ばし、おまんこを刺激しようとする。
「やだってばっ!やだっ!」

お父さんは、真祐美ちゃんが脚を交差させ固く閉じている股ぐらに手を差し込み、割れ目を弄くり廻す。
「あたしを興奮させてその気にさせようってのね!止めてっ!」と真祐美ちゃん。
「くそ!」お父さんは何もかも読まれているので焦る。指先で娘のクリトリスを探り、細かく動かす。
「やーん!んむむーん」真祐美ちゃんが、お父さんの指によるクリトリス刺激の快感と闘う。
「真祐美、お父さんとおまんこしよう。気持良くしてやる!」とお父さん。
「やーよ、やめてっ!」真祐美ちゃんが手足をばたばたさせてもがく。
お父さんは娘の身体にのしかかって両手を押さえ、両方の膝で娘の股を割り、パンティ越しに娘のおまんこに勃起したペニスを擦り付ける。
「やーだーっ!ひーっ!」真祐美ちゃんはお父さんに犯される恐怖で叫ぶ。
娘に見透かされていた通り、お父さんは娘を興奮させ、なし崩しに娘とおまんこしようとしていた。お父さんは大汗をかいて腰をへこへこさせていたが、ふと娘の抵抗が止んだのに気づいた。(その気になったのか?)お父さんはしてやったりと思いながら娘の表情を窺う。「?」娘は興奮しておまんこを受け入れた表情ではなかった。真祐美ちゃんは大きく目を見開き、首を廻しながら宙のあちこちを見ていたのだ。「何だ?どうした?」お父さんが尋ねた。
「誰かが見てる」と真祐美ちゃん。
「えーっ?嘘!」お父さんが周囲を見回して一蹴する。
「ほんとだもん。誰かがこっそりあたしたちを窺ってる」
「誰が?誰もいないぞ」お父さんが気味悪がる。

「あそこよ、あそこ!ほらっ!」真祐美ちゃんが天井の方向を指差した。
「え?あ、あいつか!」お父さんも天井の方向を見つめる。「おい、お前!」お父さんが呼びかける。
「あんたっ!」真祐美ちゃんも呼びかける。
「お前だよ、お前っ!」お父さんも宙を指差す。
といっても天井の方向には誰もいない。この小説を書いている私以外には。
「そう、この下らない小説を書いているあんたよ!」と真祐美ちゃん。
「へ?おれ?」と私。
「この出歯亀野郎!父娘の近親相姦を覗いてる助平野郎!」
「何を!」罵倒された私は気を悪くする。「あんたが娘とおまんこしたがってるから、助けてやってるのに、何て言い草だ!」
「冗談じゃないわ」と真祐美ちゃん。「あたし、近親相姦なんかしたくないもん。勝手なことしないでよ」
「そうだよ」とお父さん。「これ迄いい父親だったおれに、娘の前でオナニーさせたり、娘を犯そうとさせたりしやがって」
「おい、あんた」私がお父さんに云う。「あんた、娘の写真集を見てペニスを勃起させてたじゃないか。興奮してただろうが。真祐美ちゃん、キミだってセックスに興味持ってる筈だ。素直になれよ、二人とも」

「馬鹿にしないで!あたしはあんたのエロ小説に出て来るような色気違いじゃないわっ!」と真祐美ちゃん。「あんたの妄想と現実をごっちゃにしないでよ」さすがは人気少女モデル。物怖じせず、ずばずばものを云う。
「そうだよ。どこの親子も近親相姦したがってるような嘘っぱちを書きやがって」とお父さん。
「ほう?随分綺麗ごとを云うじゃないか?」と私。「あんたは真祐美ちゃんの12歳のおまんこを見たくないのか?きついおまんこに、あんたのペニスをぶち込みたくないの?」
「そ、それは…」お父さんがためらった。
「あんた!」真祐美ちゃんが割って入った。「あんたの小説には必ずおまんこの色や形が出て来るけど、あんなのナンセンス!やめてよね」
「ナンセンスじゃないよ」と私。「日本の男は世界一スケベなんだ。慰安婦を連れて歩く軍隊なんて日本だけだったわけだからね。その日本の男はおまんこの色や形に凄く関心がある。女の顔を見なくてもセックスは出来るが、おまんこを見ないでセックスは出来ないってくらいのもんでね」
「馬鹿馬鹿しい!」真祐美ちゃんが吐き捨てるように云う。
「そりゃ、女のキミには馬鹿馬鹿しいだろうよ。でも、男には非常に重要で欠かせない要素なんだ」と私。

「あんた、偉そうに講釈たれるが、一体何人と近親相姦したんだ?」とお父さん。
「それと、何人のロリータと姦(や)ったの?」と真祐美ちゃん。「あんたがロリコンだってことはハッキリしてるんだから」
「…」私は言葉に詰まった。
「そんな、勘定するほど多いわけ?」真祐美ちゃんが呆れる。
「い、いや。ゼ、ゼロなんだ」私の身体からどっと脂汗が吹き出す。
「なにー?近親相姦も少女姦もやったことないのか?」とお父さん。
「うっそーっ!」と真祐美ちゃん。
「ほ、ほんとなんだ。お恥ずかしい」私は二人と目を合わせられず、いたたまれなくて真祐美ちゃんの本棚から例の写真集を引っ張り出してパラパラめくった。確かに過激なまでにエロだ。股を目一杯開いているので、もしビキニ水着がなければ割れ目がぱっくり口を開けそうなほどである。私のペニスがむくむくと起き上がり始めた。私は慌てて写真集を閉じた。
「未経験のくせに、よくもまああれだけ一杯書きなぐったもんだわね」真祐美ちゃんが信じられない顔で云う。
「あれはまあ、あたしの欲望、願望、妄想を綴ったもんに過ぎない」と私。
「じゃ、今回の場合はあんたが真祐美とやりたかったわけか?」とお父さん。
「ま、そうなるね」と私。
「じゃ、何もおれを巻き添えにしないで、あんたが真祐美と勝手にやりゃよかったじゃないか」
「そうはいかない」と私。「これは近親相姦のシリーズなんだ。あたしと真祐美ちゃんは他人だから近親相姦にならない。意味ないんだ」
「あたしだって、あんたみたいなオジンとセックスしたくないわ」と真祐美ちゃん。
「だから、どうしてもあんたら父娘(おやこ)でやって貰わなくちゃならないんだ。頼むよ」
「あたし、お父さんとも嫌よ。お断り!」と真祐美ちゃん。
「そんな!これは『家族ばんざい!5』の最後のエピソードなんだ。あんたらがおまんこしてくれないと、『家族ばんざい!5』を終らせられない。頼む!」私が両手を擦り合せる。

「時間の無駄よ」と真祐美ちゃんがにべもなく云い放った。
「冷たいなあ」私は、真祐美ちゃんの説得を諦め、お父さんを攻撃目標にした。「大体、あんたのやり方は拙劣だよ。『やらせろ』とか『おまんこしよう』なんて、あけすけ過ぎるよ」
「なんだと?」お父さんが私の八つ当たりにむっとする。
「女というものは、少女でもオバンでも『可愛い』、『綺麗だ』、『美しい』とか褒めそやし、嬉しがらせて初めて心を開くものなんだ。嘘でも『惚れた』とか『愛してる』と云わなきゃ駄目だよ」
「云えてる!」と真祐美ちゃん。「唐突に『やらせろ』なんて最低よ」

「あんた、娘さんいないの?」突然、お父さんが反撃して来た。
「え?」私は話題の急変についていけない。「いるよ。二人」私はぼそっと答えた。
「あんた、その二人と近親相姦したくないの?」とお父さん。
「二人とも、もう40近いオバンだからね。姦(や)りたい気なんか起らんよ」
「てえと母親はもう90近いわけか?」とお父さん。
「85で亡くなった」
「80代の母親に較べりゃ、40近い娘はまだ若いし色気もあるじゃないか。娘と近親相姦しろよ」とお父さん。
「おれのことは放っといてくれ。あんたらがやってくれれば、それでいいんだ」と私。
「そうはいかん。あんたが自分の娘と姦(や)るまで、おれたちはストライキに入る」
「えーっ?」自分が書いている小説の登場人物から脅されるなんて聞いたことがない。
「そうよ!あんた、自分で近親相姦を体験すべきよ。どんなもんか知りもしないであたしたちを操ろうなんて、思い上がってるわ」
「あんたが首尾よく近親相姦するまで、おれたち待ってるからな。じゃあな」とお父さんが云って、父娘の身体はフリーズしてしまった。

困った。このシリーズを完結させるために自分が近親相姦しなきゃならない羽目に陥った。しかし、私は離婚した後、何年も欧米で暮らしたため娘たちとは疎遠だった。久し振りで会って、いきなりセックス出来るものだろうか?ミッション・インポッシブルに思える。探すと、長女・裕美子(39歳)は以前と同じ家に住んでいた。私は裕美子に電話し、彼女の家の近くの公園に呼び出した。喫茶店やレストランで「お前と近親相姦したい」なんて云えないからだ。
「あははははは…」私の話を聞いた長女は腹を抱えて笑った。裕美子は昔は丸顔の可愛い顔の娘だったが、歳は争えず目尻にカラスの足跡、口元に笑い皺などがいくつも刻まれている。以前は痩せた体型だったが、中年となった今は脂が乗って多少丸っこくなっている。
「な、何が可笑しい?」私は当惑した。
「パパ?パパはあたしを可愛がってくれた?胸に手を当ててよーく考えて?」
「…」私は言葉がなかった。長女は我が儘に育ち、親を親とも思わぬ態度で、母親と怒鳴り合いの喧嘩をしょっちゅう繰り返していた。私の離婚の原因の半分は、実はこの娘にあった。そんな娘を可愛がったとは云えない。
「可愛がってくれもせず、長年音信不通で、再会した途端に『近親相姦したい』ですって?馬っ鹿馬鹿しくて、呆れちゃうわ。わははははは…」長女は不意に立ち上がると、振り向きもせずにすたすたと去って行った。

数日後、次女の真希子(37歳)が電話して来た。長女が妹に私の連絡先を伝えたらしい。
「パパ?これからそっちへ行くから。待ってて?」と真希子。真希子は姉の影響でたまに怒鳴ることもあったが、基本的には素直なおとなしい性格だった。真希子は美人系とは云えないものの、愛らしい顔立ちで誰にも好かれる娘だった。

久し振りに会うと、熟女となった次女も全体にふっくらした体型になり、そこはかとない色気を醸し出していた。
「パパ、あたしとおまんこしたいの?」と真希子が云った。
「えっ?えーと、あの、その…」私はへどもどした。娘にこちらの意図を見透かされ、親の立場も男としての立場もなくなってしまった。
「あたしはいいよ、やっても」と真希子。
「えーっ、ほんとかい?」私はびっくりした。
「あたし、顔も性格もパパにそっくりだし、パパ好きだし…」
「しかし、それだけかい?」と私。
「ぶっちゃけて云うとね、あたしの旦つく浮気してるのよ。だからあたしも仕返しで浮気したいんだけど、見知らぬ男とおまんこするなんて薄気味悪くて。パパなら安心だから…」
「へー?」父親と浮気したいという娘の物語は書いたことがなかった。これはネタになるかも。
「パパ、どうして今頃あたしらとやりたくなったの?あたしらが10代、20代の頃なら解らないでもないけど、40近くなった今って遅過ぎない?」
「そうなんだが、色々事情があってね」自分が書いてるエロ小説の登場人物たちに唆されて…なーんて云っても信じて貰えるわけがない。

父娘でおまんこすることで合意には達したものの、問題があった。私は勃起するどころか、やりたい衝動すらも起きなかったのだ。これが通常の親子の関係なのだ。立たなければおまんこ出来ない。次女と私は、どうすればよいか分らず、二人でもじもじするだけであった。

「よし!」私が云った。
「えっ?」娘がびくっとした。
「呑みに行こう!」私は次女を急き立て、近くのバーに向かった。しばらく呑んだ後、朝鮮焼き肉を食べ、今度はカラオケ・バーに行った。満腹し、酒に酔い、演歌を合唱した。娘と私は手を握り合い、頬を寄せ合い、何度も乾杯し、また歌をうたった。カラオケが途絶えてBGMだけになると、われわれはチーク・ダンスをした。
「とってもロマンチック!」と娘が云った。
「浮気してる気になって来たか?」と私。
「うん。パパもその気になって来た?」と真希子。
「うん。ほら、この通り」私は娘の太股に勃起したペニスをごりごり押し付けた。
「んまあ!パパったら!」娘が顔を赤くした。

「ホテルへ行こう!」私が云った。
「え?パパのアパートじゃなく?」と娘。
「アパートに帰ってみろよ。お茶飲んだりTV見たりしてるうちに欠伸が出て『じゃ、お休み』ってことになっちゃうだろ」
「それもそうね。あたし、ラブ・ホテルってのも一度見てみたいから、丁度いいわ」

ホテルの部屋に入るや否や、私は娘の身体を抱き締め、その唇にキスし、娘の口内に舌を割り込ませて娘の舌を舐め廻した。
「うぶぶ」真希子がぽとんとハンドバッグを落し、私の首に両手を廻した。
私は娘とのフレンチ・キスに興奮した。これが近親同士のキスなのだ。どこにでもいる女とは違う。私が妻に生ませ、育てた娘なのだ。その娘を味わうのは、農夫が種を蒔き、育てた野菜を収穫するような、あるいは37年経って利息がついた定期預金を引き出すようなものである。熟した娘を性的にとことん味わうのだ。娘もそれを望んでいる。最高じゃないか。私は娘の舌の味を味わいつつ、娘の胸を撫で廻した。ブラウスの上から熟し切った二つの乳房を揉む。乳首の隆起が分るほど薄いブラジャーを着けていた。娘が私の首っ玉にしがみついているお蔭で、私は両手を自由に出来た。私は片手で娘のおっぱい、片手で豊かに張り切ったお尻を撫で廻した。私は、バーの酔いによって燃え上がった火が消えることを恐れていたが、それは杞憂だった。娘の肉体が私の欲望をめらめらと燃え熾(さか)らせてくれた。
「パパ、好き」真希子が、キスと私の愛撫にうっとりとして云った。
「パパもだ。愛してる」と私。
「もっと愛して?」
「ずっぷり愛してやる!」私は震える手で娘の服を脱がした。近親相姦の前奏曲が終り、いよいよ本番の幕が開くのだ。

その部屋は回転ベッドこそなかったが、壁もカーテンも全体に薄いピンク色でコーディネートされていて、ベッドシーツもピンク色だった。10代の娘の部屋みたいでもあり、エロっぽい雰囲気でもあった。私は照明を少し落し、ライト・クラシカルのBGMを微かに流した。

私は全裸にした娘の身体を大の字に寝せた。左手で娘の乳房を絞って乳首を舐めながら、右手で娘の股間を撫で廻す。
「んむむーんっ」真希子が唸る。
私は身体を沈めて娘の股ぐらに頭を埋めた。真祐美ちゃんは「ナンセンスだ!」と云ったが、おまんこを見ないでセックスするのは、暗闇で和菓子を食べるようなものだ。暗闇でも銘菓の味は判るとはいえ、匠(たくみ)が工夫を凝らした色遣いや意匠(デザイン)を楽しむことは出来ない。菓子の半分しか味わわないことになってしまう。女体も同じである。おまんこの色や形を見ないでは女体を完全に味わったことにはならないのだ。私は娘の割れ目に見入った。赤ん坊の頃おむつを替えてやり、幼女の頃にお風呂で洗ってやったおまんこだ。30数年を経ての懐かしの対面である。割れ目は、娘が生き、愛し、愛された歳月を象徴するように薄茶色に色素沈着していた。割れ目を開くと、クリトリスと尿道口があらわになり、膣口が薄赤っぽい色に濡れて光っていた。私は娘のクリトリスを舐め出した。
「あうー、ああああん」娘が感じている。
それは、私が初めて知る我が娘の性反応だった。私は興奮した。自分の娘との性の交わりの始まりだ。膣口に当てた私の指先が濡れた。娘のおまんこが愛液を噴出させたのだ。私は指二本を伸ばして娘の膣に突っ込み、180度ぐりぐり廻した。
「あっははーんっ!」真希子が身を弓なりにしてよがった。私の指がGスポットを刺激したのだ。

たまらなくなった私はコンドームをペニスに被せ、身体をせり上げて娘に覆いかぶさり、勃起したペニスを娘の膣口に当てがった。もう何者も私を止めることは出来ない。私は私の実の娘と近親相姦をするのだ。私はぐいっと腰を押した。ぬるぬると私のペニスが娘の身体にめり込んだ。やった!近親相姦!感触こそどこの誰とも知らぬ女との性交と変わらなかったが、相手は紛れもなく私の実の娘である。私の蒔いた種が育って、私はその収穫作業をしているのだ。私は感動した。あれほど数え切れない近親相姦ものを書いて来た私の、初の近親相姦!私はずどーん!とペニスを娘の体内奥深くにぶち込んだ。
「あうーんぐっ!」真希子が呻いた。 私はペニスを埋め込んだまま、恥骨同士を擦り合わせるように腰をぐりぐり廻した。
「わーんっ!パパーっ!」真希子が身体を弓なりにしてよがった。
私は初めての近親相姦に興奮し、娘の頬や耳や首筋などを舐め廻し、両方の乳首をちゅうちゅう吸ったりした。自分の娘のおっぱいを吸うという行為が私を興奮させた。
「わぐわーんっ!」私の愛戯に酔い、娘はもうイける段階に到達した。娘は自分で自分のおっぱいを揉み、乳首を刺激している。
私は娘の興奮を察知し、ピストン運動を激しく急速にした。
「ぎゃわーんっ!」娘がイった。
「真希ーっ!」私がどばーんっ、どばばーんっ!と精液を娘の体内で放った。

それは夢のような体験だった。いや、本当に夢かも知れなかった。正直云って、私は本当に娘とおまんこしたかどうか自信がない。水割りを10杯も飲んで、私のあれが立つというのは奇跡に近いからだ。だから、私が本当に次女とやったのかどうかは定かでなく、私のいつもの妄想・幻想かも知れないのだ。しかし、私の小説の登場人物である真祐美ちゃんとそのお父さんには、幻想か事実か判る筈がない。私は事実だったと押し通すことに決めた。

数日後、私は書きかけの真祐美ちゃんとそのお父さんの物語に戻った。
「おお、あんた!その顔は娘さんとやったみたいだな」と、私に気づいたお父さんが云った。
「ほんと、そんな感じ」と真祐美ちゃん。「てことは、きゃああ!」真祐美ちゃんはお父さんが襲いかかって来ることを察知し、四つん這いで逃げようとした。
「そうはいかん」私が真祐美ちゃんの前に立ち塞がった。「約束だ。あたしは娘とおまんこした。今度はあんたらの番だ」
「あんた!」とお父さんが私に云った。「近親相姦してどうだった?」
「よかったよ。娘もあたしももっと早くやっときゃよかったと後悔したぐらいだ」
「ほー?ほんとかね?」とお父さん。
「性を交えることは家族愛の最高の表現だ。あたしは娘がセーラー服を着ていた頃にやりゃよかったと思ったし、娘も同意したよ。手遅れではないにしても、愛情の確認としてはかなり遅かったようだ」
「じゃ、おれも真祐美と今やるべきなんだな?」とお父さん。
「そうさ。あたしが手伝うよ」と私。
「え?」お父さんがぽかんとした。
「え?」四つん這いのまま、真祐美ちゃんもぽかんとした。

私は真祐美ちゃんが驚いている隙に、お尻の方から彼女のネグリジェの下に手を突っ込み、パンティに手を掛けて引っ張り下ろしてしまった。
「きゃああっ!」真祐美ちゃんがお尻丸出しで悲鳴を挙げる。
私は真祐美ちゃんにタックルすると、その身体を仰向けに捩じ伏せた。
「な、何すんのよーっ!あたしとは姦(や)らないって云ってたじゃない!」真祐美ちゃんが抗議する。
「キミを筆の先で作り出したのは、このおれだ。おれもキミの生みの親だってことに気づいたんだ。おれとキミが姦(や)っても、立派な近親相姦なのさ」私は呆気にとられているお父さんに目配せした。
お父さんは私の意図を察し、ネグリジェをぐいっと捲り上げて真祐美ちゃんの首から抜き去った。真祐美ちゃんは全裸になってしまった。売れっ子ジュニア・アイドルの全裸姿本邦初公開。お父さんが真祐美ちゃんの上体を押さえ付けながら、その平らな胸の乳首に吸い付き、ぺろぺろ舐め出す。
私は真祐美ちゃんの股を大きく開かせた。写真集の過激ポーズと同じである。違いは只一つ。おまんこ丸出し。私は真祐美ちゃんのおまんこをじっくり観賞した。全国の真祐美ちゃんファンが、必死になって彼女の水着の下を透視しようとしている部分だ。もっこりした恥丘にちらほらと短い陰毛が芽を出している。その下にぷっくらした割れ目が膨らんでいる。私はわくわくしながら割れ目を開いた。綺麗なピンクの花弁(はなびら)が濡れて光っている。可愛いクリトリス、尿道口。大陰唇をぐっと引っ張る。ぽっかりと開いた膣口の中に薄い処女膜が蜘蛛の巣のように張っていて、奥の聖域の肉襞を隠している。風前の灯の処女膜。

真祐美ちゃんが静かになったと思ったら、いつの間にかお父さんとディープ・キスを始めていた。二人の男に襲われてはどうしようもないと真祐美ちゃんが観念したようだ。

私は真祐美ちゃんのクリトリスを舐め、指で蟻の門渡りや肛門を刺激した。自作の小説の登場人物の性器を舐めるというのは初体験である。真祐美ちゃんが宇宙人なら、これは第五種接近遭遇という段階の筈だ。しかし、私は宇宙人にクンニしたいとは思わない。人間の少女の方がいい。
「がぶぶ、んぶう!」お父さんに口を塞がれながら真祐美ちゃんがよがった。
私はクリトリスをべろーんと舐め上げたり、ちろちろと突ついたり、舌をぎゅっと押し付けたりした。
「むぶぐーん、むーんぶぶ」真祐美ちゃんが盛大によがる。
私はクンニを止めてみた。
「あーん!もっとーっ!もっと舐めてーっ!」真祐美ちゃんがせがんだ。
「色気違いじゃないって云ってたのはどこの誰だっけ?」と私。
「意地悪っ!どうでもいいからやって!舐めて!」と真祐美ちゃん。
「キミのお父さんと替わろう」私はお父さんに目配せし、二人で身体を入れ替えた。

お父さんが娘のクリトリスを舐め出す。私は、しばし人気ジュニア・アイドルの美しい顔に見蕩れていたが、むぎゅっとキスし舌を差し込んだ。
「ぶぐぐー、ぶごごー!」真祐美ちゃんが私とのキスとお父さんのクンニによってよがり声を挙げる。
私は真祐美ちゃんの胸の乳首を舐めた。この乳首も全国のファンが見たがっており、舐めたがっているものだ。真祐美ちゃんの乳首を舐めながら、私は二本の指を真祐美ちゃんの口に突っ込み、抜き差しした。フェラチオのシミュレーションである。
「ぶぎゅーっ!」突然、真祐美ちゃんが叫んで身を強ばらせた。
私が振り向くと、お父さんが娘のおまんこにペニスをぶち込んだところだった。娘の処女を奪ったのだ。お父さんは耄けたような顔で私を見返した。多分、感動していたのだろう。私は真祐美ちゃんのおまんこの痛みから気を逸らす必要があると思った。しかし、キスも乳首刺激も既にやってしまった。他に打つ手は?荒療治しかなかった。私は真祐美ちゃんの顔をこちらに向け、痛みをこらえて歪めている口に私の勃起したペニスを突っ込んだ。
「ぶぐわああ!」真祐美ちゃんが抗議とも悦びともつかぬ声を出した(多分、抗議だろう)。
私は委細構わずジュニア・アイドルの口を犯した。びっくりした真祐美ちゃんはおまんこの痛みを忘れてしまった。しばらくして、真祐美ちゃんの身体が前後に揺れ出した。お父さんが本格的におまんこを始めたのだ。お父さんと私は快調なテンポでジュニア・アイドルの身体を凌辱した。

「むははーっ!」お父さんが情けない声で呻いた。初めての近親相姦に興奮して早漏れしてしまったのだ。
「ちっ!」私は舌打ちした。早過ぎる。お父さんが真祐美ちゃんをイかしてくれれば、私は真祐美ちゃんの口に射精するつもりだった。しかし、このまま私が奈緒美ちゃんに口内射精したのでは、欲求不満のジュニア・アイドルを残してこの『家族ばんざい!5』を終らせることになってしまう。そんなことは出来ない。是非とも真祐美ちゃんに「イくーっ!」と云わせねば…。私は邪険にお父さんを押し退け、その辺にあったティシューを二、三枚抜き取って指に絡めると、真祐美ちゃんのおまんこに突っ込んで、お父さんの精液を吸い取った。おまんこの外に出た残りの精液も拭き取る。折角12歳の少女とやるのに、父親の精液でだっぱんだっぱんするのでは興醒めだからだ。「真祐美ちゃん?キミの嫌いなオジンがキミとおまんこするぞ」と私。
「誰でもいいから、やって!イかして!」と真祐美ちゃん。
「よし!」私は清掃を終えた真祐美ちゃんの膣に勃起したペニスをずぶりんこんと挿入した。
「あへーっ!」処女を失って色気違いになった真祐美ちゃんが、満足の呻き声を挙げた。
真祐美ちゃんの12歳のおまんこはきつく、肉襞が私のペニスをしっぽりと締め付けて来る。
「真祐美ちゃん。キミ、顔も綺麗だけど、おまんこも最高だね!」私が声を上ずらせて云った。私の次女の39歳のおまんことを較べるのは筋違いだが、さっきまで処女だったフレッシュな12歳のおまんこの圧迫感は素晴らしかった。
「あ、ありがと!」真祐美ちゃんが云いつつ、下から私のペニスを突き上げる。催促である。

私は自分が創作した物語の登場人物との初めての性交に興奮していた。それも12歳の美少女ジュニア・アイドルなのだ。こんなことが可能だと知っていたら、もっと頻繁に登場人物とおまんこするのだった。随分、時間を浪費したものだ。私はお父さんの二の舞にならぬよう、激しいピストン運動を避け、きついおまんこにペニスを埋め込んだまま、身体を擦りつけたり腰をぐりぐり廻したりして真祐美ちゃんのクリトリス刺激に専念した。
「むわはーんっ!むぐふーっ!」真祐美ちゃんがよがる。
私はお父さんに合図して、真祐美ちゃんの上半身刺激担当を命じた。お父さんは、早漏の罪の償いをすべく真祐美ちゃんの乳首に吸い付き、ちろちろと乳首を舐めたりちゅうちゅう吸ったり、つんつん弾いたりした。
「わぐわーん、わうーん!」真祐美ちゃんが身を捩(よじ)りながら、白目を剥いて快感の洪水に溺れる。
真祐美ちゃんの昇天が間近であることを察知した私は、腰の回転運動をピストン運動に切り替えた。浅く引き、ずっぷりと押す。次第にテンポアップする。指先によるクリトリス刺激も交える。
「ぎゃわーん!ぎゃひーっ!」性の快楽が充満した未成熟な肉体が爆裂し、真祐美ちゃんが死んだ。
「むむっーん!」私は真祐美ちゃんの体内にぴゅんどっぴゅーんぴゅーん!と四億匹の精虫を放った。

「おつかれさんでした」お父さんが私に云った。「一件落着ですかな?」
「何が?」と、ぐったりした私。
「これで『家族ばんざい!5』を終らせることが出来るわけでしょ?」とお父さん。
「どうして、どうして。まだ幕は引けません」むっくり起き上がりながら私が云った。
「へ?」お父さんがぽかんとする。
「まだ朋絵ちゃん(10歳)が残ってるじゃないですか。朋絵ちゃんともやらないと読者が満足しませんよ」
「え?し、しかし…」お父さんがあたふたする。「朋絵は、まだ10歳ですよ?」
「だからいいんじゃないですか。三日後にしましょう。ユンケル黄帝液でも服んでおいて下さい」私が云った。




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