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36. 20XX年:セックス解放宣言 パート2

セックス解放令施行の日となった。田舎の町や村では早朝に花火を打ち上げたところもあった。

小学校、中学、高校などでは、登校した女子生徒たちに男性教師たちが襲いかかっておまんこした。男子生徒たちは女教師や女子生徒に襲いかかった。校長や教育委員長まで女子生徒を襲った。何と、登校拒否だった生徒まで登校して来て、女子生徒や女教師たちとやりまくった。

電車、バスの中でも男性たちは女性たちに襲いかかった。抵抗する女性は法律違反として警察にしょっぴかれ、警官たちから犯(や)られてしまった。医師たちは堂々と女性患者を犯し、男性患者たちは女医や看護婦に襲いかかった。工場では工員たちが女工や、日頃威張り散らす女性上司たちに襲いかかった。工場はストップした。デパートやスーパーではレジ係の女性たちが襲われ、その間に現金が盗まれるという事態が頻出した。経営者たちは急遽店を閉めた。

英国BBCや仏TF1など海外のTV局が日本女性のパニック状態を伝えた(CNNは既にアメリカで過去に経験した出来事なので関心を寄せなかった)。TV局の外人スタッフは、困惑し憤る日本女性のインタビューを撮影し終えると、その女性に襲いかかっておまんこした。彼らもこの日のために日本政府発行のセックス通帳を持っていたのだ。

農民たちも汗水垂らして野菜や家畜の世話をするのは馬鹿らしくなり、日頃からやりたかった農協の女性事務員や飲み屋の女将などに襲いかかった。風俗は相次ぎ閉店した。タダでやれるのに、金を払う馬鹿はいないからだ。

皇族だけは万世一系の血筋を守るため、セックス通帳も無効とされ、皇居や皇族の邸宅は警官隊・機動隊に守られていた。なお、この警官たちが謀反を起こして皇族の女性に襲いかからぬよう、特にゲイの警官たちが選ばれていた。

隆一君は学校をさぼって、元ジュニア・アイドル・中山真由美と知恵の姉妹の家に行ってみた。少しは人がいて待たされるだろうが、相手が二人だからさばけるのも早いだろうと楽観していた。驚いた。十代から40歳代の男たちが数十人ぐるりと中山家を取り巻いていた。地方から出て来たらしく、ボストンバッグを下げている若者すらいた。

隆一君が、映画・TVの若手女優である蒼江 優のアパートに行ってみると、ここは数十人なんてものではなく、百人ぐらいの男たちが並んでおり、警官によってきちんと列を作らされ、通行の邪魔にならないよう整理されていた。隆一君が驚いたことに、物売りまで出ていた。「えー、おせんにキャラメル」、「えー、アイス、えー、アイス」、「えー、政府公認のコンドームはいかがすか?」など、何人もの商人たちが行列の横を行ったり来たりしている。ダフ屋みたいに順番を高額で譲ろうとする男たちもいた。女優や歌手、女性タレントたちの自宅の桴Z所録を売る者もいた。何でも商売にする抜け目のない人達もいるものだと隆一君は呆れた。

ジュニア・アイドルとのセックスを期待していた隆一君のペニスは、期待をはぐらかされて欲求不満になっていた。帰宅した隆一君は妹・麻里奈ちゃんの部屋を訪れた。
「あら、お兄ちゃん、どしたの?今日は誰とやったの?」と麻里奈ちゃん。
「てんでシケでやんの。アイドルや女優んとこは十重二十重の行列なんで、諦めて帰って来た。お前、何人ぐらいにやられたんだ?」
「学校で五人の同級生にやられた。まだやりたそうな奴いたけど、保健所の検査が要るからって延期させた」
「へー?結構人気あんじゃん」
「家でも大勢にやられたらやだなーって思ってたんだけど、それが全然。きっと、みんな女優や歌手んとこへ行ったのね」と麻里奈ちゃん。
「全然て、一人もかよ?」隆一君が驚く。
「一人だけ来た。隣りの貞治君」
「えー?貞治ってもう十歳になったか?」
「昨日誕生日だったんだって。でもって、あたしが好きだからやらせてくれって」
「ゆるゆるじゃね?」隆一君が貞治君のチンポを揶揄する。
「そんでもって、三擦り半」麻里奈ちゃんが貞治君の早漏れを揶揄する。

「麻里奈…」隆一君が妹ににじり寄ってその身体に触る。「おれ、今日誰ともやってねーんだ」
「あら?お兄ちゃん、お母さんとやりたいんじゃないの?」麻里奈ちゃんが意外な顔をする。
「今日はジュニア・アイドルとやりたい気分なんだ」
「へえ?あたし、いつからジュニア・アイドルになったのかしら?」麻里奈ちゃんがにやにやする。
「たった今。おれだけのジュニア・アイドル。やらせろ、麻里奈」隆一君が妹のスカートの下に手を差し込み、太腿を撫で廻す。
「いいけど、妹相手で勃起するの?」麻里奈ちゃんが兄の愛撫にうっとりする。
「するさ。父さんだってお前に勃起しただろ?」と隆一君。
「不思議よね。この数年間お父さんもお兄ちゃんもあたしに色目なんかつかわなかったのに、急に二人ともあたしとやりたがるなんて」と、兄の愛撫に身をくねらせながら、麻里奈ちゃんが云う。
「まあな。誰とでもやっていいってんだからさ、これまでやっちゃいけないって云われてた相手とやる方が興奮すんだよ」隆一君はパンティ越しに妹の割れ目を撫でる。
「でも、家族同士でおまんこし合うって何か変!」麻里奈ちゃんには理解出来ない。
「気にすんな。親子だってきょうだいだって、つきつめりゃ男と女だってことさ。やりたきゃやりゃいいんだよ」

「わかったわ。ジュニア・アイドルがファンにやらしたげる」麻里奈ちゃんが立ち上がって、裸になる。
「あのさ、おれまだ下手くそで、お前をイかせられないかも知んないけど、勘弁な?」こちらも裸になりながら隆一君が云う。
「お父さん、上手だったよ?お父さんの真似したら?あたし、教えるから」麻里奈ちゃんが提案する。
「お、それ頂き。親父流の女のイかし方教えてくれ」隆一君が妹を抱き、16歳の裸の身体を撫で廻しながら、妹とキスする。妹とこんなことをしようとは夢にも思っていなかった。隆一君は妹の舌を舐め廻しながら、この家ではセックス解放令が近親相姦推進令になっていると思った。
隆一君は妹の16歳の割れ目をじっくり観察した。お母さんのおまんこに較べると、まるで赤ちゃんのおまんこのように清純に見える。割れ目を開くと濡れた粘膜が現われ、灯りを反射しててらてら光った。御馳走に吸い寄せられるように、隆一君は妹の綺麗なおまんこを舐めた。膣口も尿道口も、クリトリスも。
「あっはーんっ!」麻里奈ちゃんがよがった。

その後、隆一君は妹の指導でお父さんのやり方を踏襲し、様々な前戯を試みた。そして、ついに隆一君は妹と性器を交えた。
「おおお、いいなあ、お前のおまんこ!おれにぴったりだ」隆一君はしっぽりとペニスを押し包む16歳のおまんこの味にうっとりする。
「そーお?お兄ちゃんのも太くて気持ちいいよ!」麻里奈ちゃんが兄を励ます。麗しい兄妹(きょうだい)愛。
兄妹は裸の胸を接して抱き合い、腰だけ卑猥にへこへこさせておまんこした。
「おおーっ!」麻里奈ちゃんがよがった。「か、家族同士のおまんこってのも、悪くないかもね!あっはーんっ!」
「ああ、お前となら毎日やってもいいぜ」と隆一君。
「あ、あたしはいいけど、むふーん!お父さんと喧嘩になるかもよ?ああーん!」
「だったら、父さんとおれでお前に3Pする」
「ぎょえーっ?」麻里奈ちゃんが興奮する。「でもそれ、お母さんに悪いわよ」
次第に二人の身体が汗ばむ。我慢汁と愛液が混じり合って、性器結合部が泡立ち始める。麻里奈ちゃんは兄のコーチ役を放棄し、兄を仰向けに寝せ、その腰の上に股がって騎乗位でおまんこした。
「あうー、あうあうーっ!」麻里奈ちゃんがよがる。「いいわーっ!」
隆一君は片手を伸ばして妹の乳首を、もう一方の手でクリトリスを刺激した。
「あわわーんっ!」麻里奈ちゃんがイった。
妹をイかせた隆一君は、妹のおまんこに激しくペニスを突き上げながら、どぴゅぴゅぴゅんぴゅーんっ!と精液を噴き上げた。

翌日の放課後、隆一君は隣りの家に行った。
「ごめん下さ〜い」
「はーい!」隣りの小母さんが出て来た。「あら、隆一君!なーに?」小母さんは小柄で小太りの女性である。
「あのー、やらして欲しいんですけど」隆一君がおずおずと云う。
「あら、あたしと?まあ、どうしましょ!」小母さんが髪に手をやって嬉しそうな顔をした。
「あ、小母さんとじゃないです。由里香ちゃんとです」慌てて隆一君が付け足す。由里香ちゃんは貞治君の姉で、今年12歳である。
「なーんだ。そんならそうと早く云いなさいよ」小母さんがガッカリする。「由里香は部屋にいます。お上がんなさいな」

隆一君は由里香ちゃんの部屋をとんとんし、中へ入った。
「由里香ちゃん、おまんこさして?」隆一君がセックス通帳を見せた。
「いま、宿題やってるとこなの。おまんこしてると時間なくなっちゃう」由里香ちゃんが困った顔をする。
「ボクが手伝って上げるから、心配しないでいいよ」そう云いながら隆一君が服の上から由里香ちゃんの胸やお尻を撫で廻す。
「ほんとだね?」由里香ちゃんがにっこりした。

隆一君は、現在18歳になった元ジュニア・アイドルの中山知恵もエロくて好きではあるが、10〜12歳の頃の清純そうな中山知恵に惚れていた。その頃、何度も中山知恵の写真を見ながらオナニーしたものだった。隆一君は当時の中山知恵に抱いた欲望を、12歳の由里香ちゃんで果たそうと考えたのだ。隆一君は由里香ちゃんにぶちゅっとキスし、12歳の舌を舐め廻した。どれほど、12歳の中山知恵にこうしたかったことか。数年遅れではあるが、隆一君は嬉しさを禁じ得なかった。隆一君はワンピースを着たままの由里香ちゃんのパンティを外し、床に寝せた。中山知恵は全裸姿を公開していなかったから、由里香ちゃんも裸にしない方が自然なのだ。隆一君は由里香ちゃんのワンピースをまくって、由里香ちゃんの下半身を丸出しにした。無毛のもっこりした恥丘、ぷっくらした大陰唇が呆気なく露出した。あの頃の中山知恵の割れ目もこうだったに違いない。どきどきしながら隆一君は由里香ちゃんの割れ目を開き、初々しいピンクの粘膜を曝け出させた。隆一君は興奮した。隆一君は相手が中山知恵だと思って丁寧にクンニすることにした。
「うふふーん、あうーっ!」隆一君におまんこを舐められた由里香ちゃんがよがった。
隆一君の頭に、この次はセーラー服を着たこの子を犯したらどうか?というアイデアが閃いた。スクール水着を着せるのもいいかも知れない。

由里香ちゃんの膣口が愛液まみれになると、隆一君は由里香ちゃんの股を大きく広げさせ、ペニスを12歳の小さな膣口に当て、ペニスをぐいぐい押し込んだ。
「ぐむーっ、むむーっ!」由里香ちゃんが呻くが痛そうではない。
「由里香ちゃん、もう誰かとおまんこしたね?」隆一君が尋ねる。「誰と?」
「パパと」と由里香ちゃん。
「ふーん?」(どの家も近親相姦してるんだ)隆一君は16歳の妹よりさらにきつい12歳のおまんこをじっくり味わった。ペニスが膣の粘膜に絡めとられる感じで、ペニスを押し引きするとぞくぞくする快感に鳥肌が立つ。あまりに気持ちがいいのですぐ果ててしまいそうだ。それを避けるため、腰の回転でクリトリスを刺激し由里香ちゃんを興奮させる。両手で由里香ちゃんの平らな胸やお尻を触りまくり、指によるクリトリス刺激も交える。ペニスを突き上げて、由里香ちゃんのGスポットも攻撃する。
「むはーっ!あぐあーんっ!」由里香ちゃんがよがる。
隆一君は由里香ちゃんのクリトリスを指で刺激しながら、急速なピストン運動を始める。
「あひーっ!」由里香ちゃんがイった。
「知恵ーっ!」隆一君が中山知恵を犯している気になって、ぴゅぴゅぴゅーんどぴゅーんっ!と由里香ちゃんの体内で射精した。

セックス解放令本家のアメリカで本土に残っているのは、黒人とプア・ホワイトと呼ばれる貧しい白人だけだった。プア・ホワイトの女性は他国に逃げ出す蓄えもないため、仕方なく留まった。そして黒人たちにやられ放題だった。黒人たちにとっては白い肌であれば、女性の美醜は関係なかった。白人男性たちは黒人女性やアジア人女性たちを襲った。日頃からやりたいと思っても二の足を踏んでいたのだが、今は公然とやれる。黒人女性たちは白人男性を喜んで迎え入れた。

白人男性たちに特に人気があったのは黒人婦人警官と黒人女性兵士である。制服に身を包んだ彼女たちはセクシーだったが、これまで彼女たちに手を出すのはためらわれた。いまや、堂々とやれるのだ。黒人男性にとって魅力的だったのは、白人女性の医師、看護婦、教師などだった。バプティスト系の黒人女性説教師も黒人の憧れの的だっただけに、黒人男性のセックス希望者が教会に列をなした。

男性たちは白人も黒人も結婚しようなどという気を喪失した。一人の女性と生活を共にしても、どうせみんなに犯(や)られてしまうので意味が無かった。それに、毎日別な女性とおまんこする方が楽しかった。タダだし…。男性たちの日々の関心は、次に誰とおまんこするかということだけになり、勤労意欲は低下し、学習意欲もなくなった。GNPは急激に下降し、誰もが金欠病になった。強盗や盗みなどの犯罪が増加した。

アメリカ国内で白人女性の抵抗運動が開始された。先ず、西部の女性たちがテキサス州の観光名所アラモの砦に立て篭って、男性たちから犯されるのを拒否した。1836年のアラモの闘いは、テキサス州のメキシコからの独立を勝ち取るため、キリスト教伝道所だったアラモに志願兵など約200数十名が立て篭ってメキシコ軍と闘ったのだが、今度の相手は「セックス解放令に違反する者は容赦なく逮捕する」とする自国の政府軍であった。もともと伝導所だったから、砦とは名ばかりで周囲の塀もさほど高くなく、本格的戦闘には向いていない。篭城した女性たちはCNNを通じて世界に砦の状況を注視することを求めた。ヨーロッパ諸国から沢山の助っ人男女がやって来た。彼らもアラモの砦に入り、西部女性たちと共に篭城した。1836年に篭城したテキサス人たちや外国人たちを皆殺しにした過去の悪名を払拭すべく、メキシコ人良識者も多数加わった。アメリカ大統領は法律に違反する連中を野放しにしておくわけにもいかなかったが、さりとて、世界の目が集まっている中で反乱女性たちを皆殺しにすることも出来ず、『皆殺しの歌』のトランペット演奏をラウドスピーカーで流すだけで、ほかに打つ手のない膠着状態が続いた。

日本では道路から女性の姿が消え失せた。役所など公的機関の女性職員も長期休暇を申請した。病院からも看護婦がいなくなった。産業は停滞し、野菜、卵、肉類など生鮮食料品が市場から姿を消した。生産者たちがセックスに明け暮れ、仕事をしなくなったのと、流通機構が麻痺したためである。アジア諸国からやって来たセックス・ツァーは日本女性の姿を求めて右往左往したが、ほとんどが何も出来ず、帰りの便のスチュアーデスを襲って憂さ晴らしをした。

「父さん?おれ、隣りの由里香ちゃんとやったけど、とてもよかったよ」ある日、隆一君が云った。
「おお、由里香ちゃんか。いくつになったかな?」とお父さん。
「12」と隆一君。
「よし、おれも今度由里香ちゃんとやってみよう。お前、三軒先の古賀さんとこは行ったか?」
「古賀さんの奥さん?父さん、やったの?」
「その奥さんから聞いたんだが、娘の加南子ちゃんが来週十歳の誕生日だそうだ」とお父さん。
「へえ?じゃ、あの子ともやれるんだね。まだ処女かな?」と隆一君。
「あの子の親父さんがもうとっくに破瓜しただろうよ。それと、角のラーメン屋の家族に中学生の女の子いなかったっけ?」
「ラーメン屋は女子高生。中学生は金物屋だよ」
父と息子の情報交換が続く。

隆一君はアイドルや女優、歌手などは待ち時間が長いので諦めたものの、折角誰とでもやれるこのチャンスを活かすにはどうしたらいいかと考えた。芸能人ではないが結構有名で、しかも男たちが押し掛けそうもない女性。作家、評論家、研究家、科学者。…科学者?隆一君は、TVでセックス解放令に反対していた於保方秋子博士を思い出した。彼女は「この法案は女性の尊厳を踏みにじり、女性の自由を蹂躙し、愛情抜きで女性の身体を性欲のはけ口とするもの」と非難していた。ついに法案が現実のものとして施行されたことを、彼女はどう思っているだろうか?隆一君は於保方秋子博士の家を調べた。女優やタレントの住所を調べるのは難しかったが、科学者の自宅は簡単に分った。

隆一君は「於保方」と表札の出ている家のブザーを押した。
「だーれ、あなた?」とドアを開けた於保方秋子が云った。
「あ、実験中ですか?」割烹着姿の於保方博士を見た隆一君が云った。
「馬鹿ね。家では実験しないわよ。お料理してるの」と於保方秋子。「で、何の用?」
「これです」隆一君がセックス通帳を水戸黄門の印籠のように高く振りかざす。
「えーっ?あたしんとこなんか来ないで女優や歌手とやればいいじゃない!あたしは駄目!」於保方博士がドアを閉めようとする。
「おーっと!」隆一君がドアの内側に靴を差し込み、閉まらないようにした。映画やTVドラマで見て、一度やってみたかった手口だ。「やらせてくれないと、当局に通報しますよ?」隆一君が脅す。
「あなたね、あたしはノーベル賞受賞の科学者なの。みだりにセックスなんかさせてたまるもんですか」と於保方博士。
「そういうのは許されません。皇族以外は例外なしなんです。大人しくやらせなさい!」隆一君がドアを開けて中に入る。
「んもうっ!何てこと!」於保方秋子が両手で顔を覆った。

隆一君は於保方博士にくっついて彼女の寝室に入った。
「あなた、なんで女優やタレントじゃなく、あたしなんか選んだのよ?」割烹着を脱ぎながら於保方博士が聞く。
「ボク、てんさい科学者とか、とうようの魔女とか云われてるセンセとやりたいと思って」と、裸になりながら隆一君。
「へえ?あたし、天才科学者って云われてんの?」於保方博士の顔がほころぶ。本当は“転載科学者”と“盗用の魔女”なのだが。
「そんなセンセにコンドーム無しで、ボクの子供を妊娠して貰いたいなあ…なーんて思ったりして」隆一君が抜け抜けと云う。
「冗談じゃない!どこの馬の骨とも分らないあんたの子供なんか産めますか!」と云いつつ於保方博士が全裸になる。
「わあ!おっぱい大きいですね!本物ですか?」隆一君が於保方博士のおっぱいを撫でたり揉んだりする。
「本物よ。馬鹿にしないでよ」
「証明出来ます?」隆一君が追及する。
「…」於保方博士は黙秘した。

隆一君は於保方博士をベッドに寝せると、彼女の胸の上に股がり、いきなり勃起したペニスを於保方博士の口に突っ込んだ。
「げっ!がぎぐんご!(なにすんの!)」於保方博士が白目を剥く。
「舐めて!」隆一君が腰をへこへこさせて於保方博士の口を犯す。
「げぶぶ」於保方博士は目を白黒させて憤慨したが、怒りにまかせてペニスを噛み切ったりすると警察沙汰になるので、仕方なく隆一君のペニスを舐め出す。
隆一君はノーベル賞受賞の科学者が奉仕してくれるフェラチオを楽しんだ。しばらくしてから、隆一君は身体を反転させて69の体勢となり、於保方博士のおまんこと対面した。アメリカ留学中から今日までかなり使い込まれているらしく、大陰唇は色素沈着で黒ずんでおり、小陰唇は縮れて飛び出していた。隆一君は於保方博士のクリトリスを舐め、膣口を弄くり廻す。膣口に愛液が溢れ出ると、隆一君は指を二本突っ込んで中を掻き回した。
「ぐひーっ!」於保方博士がよがる。
「センセ、センセのおまんこにGスポットあります?」隆一君が聞く。
「あるわよ。女なら誰にだってあるでしょ!」於保方博士がむっとする。
「そうかなあ?」
「あります。Gスポットはあります!」於保方博士が断言した。

隆一君は於保方博士を四つん這いにした。コンドームを着けたペニスを於保方博士のおまんこにずびずびと突っ込む。
「むんぐうーっ!」於保方博士が満足の呻き声を挙げる。
隆一君は於保方博士のおまんこから湧き出る愛液を指になすりつけ、於保方博士の肛門に指を入れようとした。
「な、な、や、やめてっ!切れ痔になっちゃう!」於保方博士が抗議する。
隆一君の指は於保方博士の肛門にすっぽり入った。ペニスを動かすと膜一枚隔てて、ペニスの動きが指に伝わる。隆一君は肛門に突っ込んだ指とペニスの動きを連動させ、二刀流で於保方博士の二つの穴を攻めた。
「ぐわはーっ!」さしも百戦錬磨の於保方博士も興奮した。
隆一君は於保方博士の膣内と肛門の中を同時にぐりぐりした。
「ひーっ!あっはーんっ!」於保方博士は悶絶寸前である。
隆一君は余っている片手を於保方博士の前に伸ばし、クリトリスを刺激した。
「むぎゃーっ!死ぬ〜!」於保方博士が絶命した。
おまんこからペニスを引っこ抜いた隆一君は、於保方博士の身体を仰向けにする。コンドームを外したペニスを於保方博士の顔に向けて激しく擦った。ぴゅん!精液の最初の一弾が於保方博士の額に飛び、ぴゅんぴゅーん!と第二弾、第三弾が博士の顔面を捉えた。
「ひえーっ!」於保方博士が隆一君の顔射を受けて悲鳴を挙げた。
隆一君の残りの精液はぼたぼたと於保方博士の白い腹の上に垂れた。隆一君はペニスを搾り、最後の一滴まで於保方博士の身体になすりつけた。

常に先進国を模倣することで生きて来た日本が、発端は商魂ゆえとはいえ、珍しく世界に誇るべき快挙を成し遂げた。貞操帯の復活である。もともと貞操帯は、中世ヨーロッパにおいては十字軍の騎士やベニスの商人などが留守中の妻の浮気を防止するために、伴侶に着用を強制したものだった。現代では、貞操帯はセックスの遊び道具の一つとして密やかに売られていたのだが、それをアダルトグッズ・ショップが日本女性たちに貞操を守る道具として大々的に売り込んだのである。ステンレス製貞操帯に施錠した後、鍵は秘密の場所に保管してしまうから、セックス通帳を持って来た男も貞操帯を外せずおまんこ出来ない。法律違反だと訴えられても、法施行以前から着用していたと言い抜けることが出来る。セックス通帳は血液検査の結果を示すだけであって、性器の検査はされてなかったから、いつ貞操帯を着けたのかは誰にも分らないのだ。それでもなお貞操帯着用の女性たちは見せしめのために官憲によって拘置され、次第に各地の拘置所は一杯になってしまった。結局、官憲は貞操帯着用者の取り締まりを断念した。きりがないからだ。貞操帯は子供用のものも作られ、もう小学校・中学校・高校の女生徒たちも教師や同級生からやられる心配はなくなった。女教師たちも貞操帯を着用したため、学校はセックスしに行くところではなく、元通り教育・学習の場に戻った。

次第に公的機関や交通機関、工場、農場、サービス業などにも女性が戻って来た。全て、貞操帯着用者である。男たちは女性に近寄ると、手に持った棒で女性のお尻の上を叩いた。カーン!とステンレス貞操帯の音がすれば挑んでも無駄である。国外に疎開していた金持ちの妻や娘たち、女性芸能人たちも貞操帯を着けて帰国した。ストリップは廃れてしまった。貞操帯で肝心のところが見えないのでは意味が無いからだ。

国会では「貞操帯禁止法案」が審議されたが、逆にセックス解放令を削除すべきではないか?という議員が多くなった。経済力が低下し、日本の傘であるアメリカの軍事力も衰え、中国、韓国など日本を敵視する国々の侵略が現実的脅威となって来たからだった。

アメリカ人が、珍しくも日本から学ぶこととなった。国外に疎開していたアメリカ人女性たちも貞操帯を着けて帰国し、その多くがアラモに参集した。砦を包囲した政府軍の周りを女性たちが包囲した。最初、政府軍兵士は事情も弁えずに女性たちに勃起したペニスを突き立て、ステンレスの貞操帯に激突させてペニスを折る者が続出した。ヨーロッパ各国はアメリカの女性を救うための十字軍を編成し、同盟して「セックス解放令を廃止せよ」とアメリカに迫った。「全面戦争も辞さない。勝てばアメリカの全男性に男性用貞操帯の着用を義務づけ、鍵は海に捨ててしまう」と脅した。この頃、アメリカ人兵士の士気はガタ落ちで、兵器工場も閉鎖されていたから、アメリカに勝ち目はなかった。アメリカ政府はセックス解放令を廃止した。アラモの砦に立て篭った女性と同盟軍は大喚声を挙げて砦を出た。政府軍を取り囲んでいた女性たちはステンレス製貞操帯を外し、それを振りかざして政府軍兵士に殴りかかった。兵士たちは逃げ去った。

日本もすぐアメリカに右へならえし、セックス解放令を廃止した。日本の総選挙では、セックス解放令に賛成した馬鹿議員たちが全て落選した。

アメリカの大統領は辞任に追い込まれ、次の選挙では白人女性の大統領が誕生した。

結局、隆一君もお父さんも女優やTVタレントとは誰一人おまんこ出来ずにセックス解放令終焉の日を迎えることになった。二人とも、フリー・セックスを楽しんだのは家族と隣り近所の女性やロリータ世代の少女たちが主であった。これは逆にお父さんと隆一君に幸いした。セックス解放令施行中に男たちから色気違いにされてしまった近所の女性たちや少女たちは、法律が廃止となっても求めれば素直にやらせてくれたからだ。隆一君とお父さんは、お母さんと麻里奈ちゃんと交わる4Pを楽しみ、それに飽きると近所の娘さんや少女たちを訪問しておまんこした。もちろん、近所の人々も隆一君のお母さんや麻里奈ちゃん目当てにやって来た。こうしたコミュニティのフリー・セックスは違法でも何でもないので、隠れてこそこそやる必要はなかった。ジョン・レノンの歌'Imagin'(イマジン)が夢想した「所有せず」の理念は、隆一君の周囲でささやかながら実現したのであった。




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