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17. 父さん背中を流しましょ

高名な音楽評論家の柴田達夫さん(56歳)は、妻に先立たれて大きな家に一人で住んでいた。後添いを貰えと友人や親族に勧められたが、達夫さんには好きな女もいなかったし、この齢でまた結婚するのも面倒だった。食事や掃除は家政婦さんを雇っていて不自由していなかった。達夫さんには雑誌へのコンサート批評やレコード批評の依頼がひっきりなしにあったし、音楽についての単行本を出すという企画も持ち込まれていて、執筆に多忙であった。

そんな折り、長女の美寿々さん(28歳)が離婚して出戻って来た。子供はいない。夫の浮気が原因だったので慰謝料はたんまり貰えたのだが、「炊事・洗濯・掃除は家政婦の代わりにあたしがやる。だから同居さして?」と父親に申し出たのだ。達夫さんにしても家政婦よりは実の娘の方が気が置けないし、食事に関してわがままも云えるので好都合だった。美寿々さんとしても父親孝行出来るし、慰謝料に手をつけずに定期預金出来たので将来のために好都合だった。

美寿々さんは料理が得意だった上に、何よりも父親の好みの味を知っていたから、食事の度に達夫さんを喜ばせた。達夫さんにとって娘の出戻りはありがたかったが、達夫さんはまだ若く美しい娘の身の上を案じた。コンサートに娘を連れて行って音楽界の人々に紹介したり、出版社の独身の編集者を家に招んで美寿々さんの料理を食べさせたりして縁を作ろうと心を砕いた。しかし、バツイチの娘にいい縁談がすぐ舞い込むものでもなかった。美寿々さんも父親の配慮を感じていたから、言葉にはしないものの達夫さんに感謝していた。

ある日の夕刻、達夫さんは浴室で風呂椅子に座って身体を洗おうとしていた。
「お邪魔しま~す!」突如美寿々さんが入って来た。
ぎょっとして振り返った達夫さんは、目の隅で娘が全裸であることを知って驚いた。
「背中、流しましょ」美寿々さんが父親のボディタオルを奪い取り、父親の背中を洗い始める。
「おいおい!そんなことしなくていい!自分でする!」達夫さんが抗議したが、美寿々さんはきかない。
「はい、くるっと廻って!」美寿々さんが父親の背をぽんぽんと叩いて云う。
達夫さんは逡巡したが観念して一回転して娘に正対した。目の前に娘の大きなおっぱいがあった。真っ白い肌に盛り上がった乳房。二つの乳房は、豊かなだけでなく垂れ下がりそうに見せて急カーブで上向きにそそり立ち、完璧な美を形成していた。達夫さんは息を飲んだ。美寿々さんが自分の胸や腹部を洗ってくれる間、おっぱいはぶるんぶるんと揺れ動いた。達夫さんは呆けたように若く美しい乳房に見蕩れた。達夫さんのペニスがむくむくと起き上がり、太く長く勃起した。
「きゃあーっ!」父親の陰部の変化に気づいた美寿々さんが、ボディタオルを投げ出して浴室から逃げ出した。

その後、父と娘はその出来事を無視しようと努めた。その件に関し、どちらも話題にすることを避けた。しかし、達夫さんの視野に娘の身体が入ると、脳内で娘の裸のおっぱいが透視され、達夫さんの思考を掻き乱した。真っ白く盛り上がってぶるんぶるん揺れるおっぱい。娘がどんな服を着ていようが、中の乳房が透視出来、達夫さんはごくりと唾を飲まずにいられなかった。

数日後、また達夫さんが浴室に入ったばかりの時。
「お待たせ~っ!」美寿々さんが入って来た。また全裸である。
「おい、やめろ!出てけ!」達夫さんは娘相手に勃起するペニスを見せたくない。
「出てかないもん。親孝行するんだもん」美寿々さんが父親の背中を流す。「はい、くるっと廻って!」美寿々さんが命じた。
達夫さんは娘のおっぱいが目に入らないよう、ぎゅっと目を閉じたまま身体を一回転させた。
「んまあっ!」父の態度に美寿々さんが驚く。「あたしのおっぱい見たくないのね」
「違う。見るとこの前みたいになる。見せないでくれ」達夫さんが云った。
「お父さん、あたし調べたの。日本では未成年と成人がナニするといけないんだけど、成人同士なら親子で愛し合ってもいいんだって」と美寿々さん。
「えっ?ほんと?」近親相姦という古い概念を拭い去れない達夫さんが驚く。
「ほんとよ。調べればすぐ分かるわ」美寿々さんが鼻を高くする。

達夫さんがパッと目を開けた。「ああ、綺麗だ!」娘のおっぱいをうっとりと見つめながら達夫さんが云う。
「さわってもいいのよ?しゃぶっても」美寿々さんが父親を唆す。
「ほんとかね。信じられんな」と云いつつ、達夫さんがおずおずと娘のおっぱいに手を伸ばす。両の掌で二つの乳房をそっと持ち上げその重みを量る。その掌で乳房を押し潰しながら弾力を味わう。両手の親指で左右の乳首を摘んだり弾いたりする。
「うううっ!」美寿々さんが刺激に反応する。
達夫さんはいきなりがぶっと片方の乳首に吸いつき、ぺろぺろ舐めたりつんつん弾いたりした。
「ああああ!」美寿々さんがよがる。
達夫さんはもう一方の乳首を口に含みちゅうちゅう吸う。他方の乳房を激しく揉む。
「あっはーんっ!父が与えてくれる快感に美寿々さんが悶える。
達夫さんのペニスはびんびんに勃起していた。達夫さんは娘の身体を抱き締め、その大きな尻や豊かな太腿を撫で廻した。
「ハックシ!」美寿々さんがくしゃみをした。
「いかん!あったまろう!」達夫さんは上がり湯を娘と自分にかけ、二人で湯舟に浸かった。

浴槽は決して小さくなかったが、二人で入るには狭い。父と娘は肌を接しながら、身体を温めた。
「ありがとう」と達夫さんが云った。
「なにが?」美寿々さんが聞いた。
「お前のおっぱいにさわらせてくれて…」
「おやすい御用よ。さわりたければいつでもさわって、お父さん」と美寿々さん。
「さわりたい。舐めたい」達夫さんが湯の中で娘のおっぱいに手を伸ばす。乳房を撫で、揉む。「こんないいものを見捨てて浮気する奴の気が知れんな」達夫さんが美寿々さんの前夫に言及した。
「子供が出来なかったのが気に入らなかったみたい」美寿々さんが云った。
「病院で調べたのか?」
「わたしが不妊症だった。だからお父さんは抜き身でいいのよ」美寿々さんが父親の股間を探り、勃起したペニスを掴む。
「お、おいっ!」達夫さんがへどもどする。
「あたしはお父さんの娘だけど、もう未成年じゃない。二人で何してもいいの」と美寿々さん。
「何しても?ほんとか、お前?」達夫さんの目が輝く。
「いいのよ、何しても」美寿々さんが云った。
「何しても、か…」達夫さんが娘に身を寄せ、顔を近づけてぶちゅっとキスした。娘の唇を舌でこじ開け、舌を差し込む。娘と舌を交える。
「がぶぶ…」美寿々さんが呻く。美寿々さんはまだ父のペニスを握ったままである。
達夫さんの手が娘の股間に伸び、おまんこに触れる。親指でクリトリスを撫でながら中指と薬指で割れ目を上下に擦る。指が次第に割れ目の中へめり込んで行く。
「あーっ!あははーんっ!」美寿々さんが泣くような声を挙げる。
いきなり達夫さんが娘の身体を持ち上げ、ざばーっと立ち上がった。
「ひえーっ!」美寿々さんが両手を父親の首に廻してしがみつく。
娘の身体を抱きかかえぼたぼたと雫を撒き散らしながら、達夫さんは寝室に向かった。

娘をベッドに横たえた達夫さんは、ベッドの横で勃起したペニスをしごきながら娘の裸体に見入った。あたかも包丁を研ぎながらまな板の上の大魚をどう料理するか思案する板前のようであった。若く美しい娘が豊満で官能的に育ち、実の父のペニスを待っている。こんな幸せは滅多にあるものではない。(おれだけに訪れた幸運だ!)達夫さんは胸が一杯になった。

達夫さんはベッドに上がり、娘の開いた両脚の間に這いつくばった。娘の愛しいまんこ。陰毛に取り囲まれた割れ目。娘の股ににじり寄った達夫さんはべろんと割れ目を舐め上げた。舌先がクリトリスを撫でた。
「ひーっ!」美寿々さんが叫ぶ。
達夫さんはぺろぺろとクリトリスを舐め、舌先でつんつんと弾く。左手で大きく丸い尻を揉み、右手の指で割れ目を弄くり廻す。時々蟻の門渡りに触れる。
「あふーっ!むわーんっ!」美寿々さんが自分のおっぱいを揉みながらよがる。
達夫さんの指先がおまんこから滲み出た液体に触れた。達夫さんは中指と薬指を膣口に突っ込み抜き差しした。
「いひーっ!うわはーんっ!」美寿々さんが口をぱくぱくさせながら身を弓なりにする。「お、お父さんっ!やって!お願いっ!」

達夫さんは身を起こし、娘の胸の上に股がった。硬直したペニスを娘の口に突っ込む。美寿々さんは父のペニスを両手で持ち、ペニスの下をぺろぺろし、全体を口に含んですぽすぽした。達夫さんはペニスを引き抜くと、手でコントロールしながらペニスで娘の顔を撫で廻した。目や頬、顎を亀頭で突つく。美寿々さんはペニスを舌で追い廻し舐めようとする。ペニスと舌の追いかけっこ。

しばしの戯れを楽しんだ達夫さんは娘の胸を降り、娘の股の間に膝を突いた。いよいよ仕上げである。つい一時間前までは想像もしていなかったわが娘との性交。娘は不妊症だから抜き身でいいのだ。達夫さんは愛液滴る娘のおまんこにペニスをあてがい、腰を押す。ずぶっとペニスが娘の体内にめりこむ。ずぶずぶずっぷりとペニスの根元まで入れる。
「はーれーっ!」美寿々さんが歓喜の声を挙げた。
達夫さんが腰を突き出す。美寿々さんも腰を突き出す。達夫さんが腰を引く。美寿々さんも腰を引く。次の瞬間、二人が同時に腰を突き出す。
「ぐむわーっ!」美寿々さんが死にそうな声を出す。
二人はタイミングよく腰を動かす。音楽評論家の父とその娘の絶妙のテンポとリズムの愛の二重奏。
性器を結合したまま達夫さんが両手を伸ばして娘の乳房を揉む。身体を接しながら互いの恥骨を擦り合わせる。美寿々さんのクリトリスが刺激される。
「むわーんっ!イく~っ!」美寿々さんが死んだ。
「むむむむーっ!」達夫さんが娘の体内にどどぴゅーんっ!と五億匹の精虫を放った。

数ヶ月後。
「お父さん、あたし妊娠した」と美寿々さんが云った。
「えーっ?だってお前!」達夫さんがパニックになる。
「不妊症っての、誤診だったみたい」と美寿々さん。
「堕(お)ろすしかないな…」と達夫さん。
「とんでもない!あたし、生む」
「だってお前!」
「あたし子供が欲しいの。障碍児でもいい。あたし育てる」美寿々さんがきっぱり云った。
「…」達夫さんは何も云えなかった。

数年後。
美寿々さんが生んだ子供はすくすくと育っていた。障碍はなかった。ただし、めちゃくちゃ“孫”を溺愛する達夫さんの存在が子供の人生の障害になるかも知れなかった^^。




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