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01. 再会

いよいよ由美ちゃん(20歳)が帰国する日となった。宏君(22歳)はいそいそと成田空港に出迎えに行った。その便は定刻に到着し、諸手続きを終えた乗客たちが三々五々出口から現れる。

(タレントかな?)と思われる女性がカートを押して出て来た。金髪にサングラス。小柄でスレンダーな体型に見覚えがあるような気がした。(TVで見たのか?)と思った。待てど暮らせど妹は出て来ない。(別な出口はあるわけないし)と、宏君が周囲を見渡す。先ほどの金髪女が手招きしている。(ぼく?)と宏君は自分を指差す。金髪女が大きく頷く。

宏君が近づいて行くと、金髪女はサングラスを取った。
「ゆ、由美っ!」女はアイシャドーをし、真っ赤な口紅をして、とても自分の妹とは思えなかった。
「兄(にい)ちゃん!」由美ちゃんは双手を広げて兄に抱擁を求めた。いかに群衆が反対方向を向いているとはいえ、日本人同士公衆の面前で抱き合うのは恥ずかしい。しかし、宏君は妹を抱きしめた。香水の匂いがした。「キスして!」と由美ちゃん。
「そ、そんな。帰ってから、な?」と宏君。
「つまんない」
「お前、娼婦みたいだぞ」
「ひどーい!喜んで貰えるかと思ってやったのに」由美ちゃんが憤慨する。
「娼婦でも高級な方」
「やっぱり娼婦じゃない」

「ほんとはな、お前が通り過ぎた時、TVタレントかと思った」と宏君。
「そうでしょ?そう来なくちゃ」と由美ちゃん。
「お前、綺麗になったな」
「嬉しいわ!」
「でも、派手過ぎるぜ、ちょっと」
「分ってる。今日は全部派手派手にしてみたの、兄ちゃんおどかそうと思って。いつもこうじゃないから」
「そっか。安心した。お前じゃないみたいなんで」
「兄ちゃん、おかしい!おどおどしてる」と由美ちゃん。
「そうだよ。TVタレントと話してるみたいで」
「おっぱい、また膨らんだのよ」
「おっ、触っていいか」
「キスも出来ない意気地なしが、こんなとこであたしのおっぱい触れるの?」
「ノー」
「早く帰ろ」
「うん!」

アパートのドアを閉めるなり、二人は荷物やバッグを放り出し、抱き合ってキスした。お互いの顔を両手で挟み、貪るように舌を吸い合う。キスは長々と十分も続いた。

「ほーっ!」由美ちゃんが口を話して息を継ぐ。
「ふーっ!」と宏君。宏君は妹を押し倒し、スカートをまくり、ピンクのパンティををむしり取る。由美ちゃんのおまんこはもうびとびとである。宏君はズボンとブリーフを一緒に脱ごうとするがつかえて脱げない。足で蹴るが絡まって取れない。宏君は諦めて、ズボンが足枷になったような状態で由美ちゃんのおまんこにずぶりと入れる。
「あおーっ!いいっ!やっぱり日本の男がいいわっ!」と由美ちゃん。
「このーっ、お前、何人のアメリカ人とやったんだ?」と宏君。
「そんなこと、どうでもいいじゃない」
「よくない。何人だ?」
「もうっ。二人よ、二人」
「ほんとか?」
「ほんと」
「白か、黒か?」
「どっちも」
「くそー。エイズ、だいじょぶだろうな?」
「だいじょぶ。いつもコンドームつけて貰ったから」

「いつもって、そんなにしょっちゅうやってたのか?」宏君が追及する。
「やる時はいつもって意味。そんなにやってない!」と由美ちゃん。
「おれに母さん押し付けて、お前だけいい思いしやがって」
「兄ちゃん!あたしだって無性に男が欲しくなる時あるの。一年に数回ならいいじゃない!」
「ほんとに数回か?」
「もう終わったことよ。話は後にしてイかせてよ。兄ちゃんにイかせて貰うのだけ楽しみにして帰ってきたんだから」
「よし、マジでやろうな」
「うんっ!」

宏君は妹のブラウスの前をはだけ、ブラジャーを押し上げる。
「おお!出て来た、膨らんでる!」と宏君。おっぱいがこんもりと丸くなっている。
「ね?いい形でしょ?」と由美ちゃん。
「むぐぐ」宏君がおっぱいにしゃぶりつく。「味もいい」
「ばか」

宏君は一年振りに妹のおまんこと再会する。
「おお、これがインターナショナルになったおまんこか」と宏君。
「変なこと云わないでよ。それこそ、国際的娼婦みたいじゃない」と由美ちゃん。
宏君は妹の割れ目を開き、色や形に異常がないことを確認して安心する。
二人は一年振りのおまんこを始めた。宏君はこの日のためにオナニーも控えて精液を溜めていた。そのせいで、もう妹のおまんこに入れるや危機が訪れていた。三擦り半では、せっかく楽しみにして来た妹に顔が立たない。しかし、どうしようもない。
「由美、おれ出ちゃう」と宏君。
「兄ちゃん、早漏になったの?」由美ちゃんが心配する。
「母さんのゆるいおまんこばかり相手にしてたからさ、お前のきついおまんこ、刺激が強過ぎんだよ。おまけに、三日もオナニーしないで溜めてたから、感じやすくて」
「駄目な兄ちゃん。アメリカ人に負けちゃうよ」と由美ちゃん。
「面目ない」
「出しな、兄ちゃん。そのあと、四回も五回もやってくれるんでしょ?」
「五回は無理だなー」
「あはは。冗談よ。寝る前に一回イかしてくれればいいの」と由美ちゃん。
「二回、いや三回はイかしてやる。溜めといたからな」と宏君。
「すげえ!」と由美ちゃん。

宏君は金髪の赤い唇の女を見下ろしながらおまんこした。(素顔の妹も好きだが、この女もいいぜ。セクシーでやんの)そう思った途端、もうたまらなくなった。
「おおーっ!」宏君は狂ったように妹のおまんこを突き刺す。
「兄ちゃん!」由美ちゃんが兄の興奮に影響され息づかいを荒くする。
「あうっ、うう」宏君が必死で堪えながらピストン運動を続ける。
「あわーっ、あーんっ!」由美ちゃんがイった。
「由美ーっ!」宏君は大量の精液を妹の体内に発射した。

「結局、時間の長さの問題じゃないのね」しばらくして、由美ちゃんが云った。
「どれだけ興奮してるかってことか」と宏君。
「燃え上がってれば、すぐイっちゃうんだ。心理的なものなのね」
「おれ、TVタレントとやってる気になったら、急に発射準備完了しちゃってさー」
「あ、兄ちゃん、あたしじゃなくて別な女とやってる気になったな?」
「うん」
「それ浮気だ。許せない」
「どっちもお前だよ。おまんこは同じ味だ」
「なら、許す」

二人は揃って銭湯に行き、おでん屋に寄った。
「え?旦那さん、この方、同じ奥さん?ま、えれえ綺麗になっちゃって。見違えちゃう」と親父。
「おじさん、耳貸して」と由美ちゃん。
「あ、奥さん、またチュー?旦那さんに殺されちゃう!」
「一年間御無沙汰のお詫びと、今のお世辞への御礼」と由美ちゃん。
「お世辞じゃありやせん。本当のこってさあ」
「じゃ、尚更サービスしなくちゃ」
「そうですかい。じゃ、ありがたく。旦那、目つぶってておくんなさいね」由美ちゃんが親父にチューする。「わあ、ありがてえ。生きてて良かった。ええい!奥さんのサービスに感謝して、こっちもお酒一本サービス!」

兄妹は一つの布団に横たわっていた。
「おい、どんなアメリカ人とやったんだ?」と宏君。
「学生よ、同じ大学の」と由美ちゃん。
「白人はどうだった?」
「大きいけどフニャチンなの。がっかりしちゃった」
「黒人は?」
「でかい!長い!太い!」
「くそー!」
「でもね、体臭が強いの。気が遠くなりそうだった」
「でもイったんだろ?」と宏君。
「まあね。日本の男の固いペニスが恋しかったわ」由美ちゃんは兄の股間に手を伸ばす。そこはまたびんびんに勃起していた。「あら、準備オーケーみたい」
「日本の男のペニスで泣かせてやる。脱げ!」と宏君。
「泣かせて、兄ちゃん!」と由美ちゃん。

その夜、由美ちゃんは三回イった。眠りにつく頃は、夜が白々と明けていた。




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