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25. 和合

一家は八畳の部屋に二つの敷き布団を並べた。

「父さん、先ず母さんと愛し合って。あたしたち、見てるから」と由美ちゃん。
「何だって?」と父さん。
「そんな、お前、恥ずかしい」と母さん。
「夫婦の関係って、親子や兄妹よりずっとまともじゃないの。恥ずかしいことなんかないわ」と由美ちゃん。
「でも、子供の前では…」と父さん。
「父さん」由美ちゃんが父親の耳に囁く。「やんないとバラすわよ」父が娘を犯したことを、まだ母は知らない。
「や、やる!」父さんは慌てて服を脱ぐ。「お前も!」と妻を促す。

宏君と由美ちゃんも裸になり、そっと愛撫し合いながら両親のセックスを見物する。倦怠期をとうに過ぎた初老のカップルのセックスだ。年季の入ったセックスなのだが、人に見られながらというのは初めてだった。それも見物人は自分たちが生んだ子供たちだ。照れくさい。しかし、二人はこの後に続く娘と、そして息子とのおまんこの期待に興奮していた。こっそりやる近親相姦ではなく、配偶者公認である。これまた興奮する要素だった。

父さんは妻に念入りに前戯を施した。バイアグラを服んだとはいうものの、出来れば射精せずに妻をイかせたい。最近精液の生産量が少なくなっているので、娘との時まで取っておきたいのだ。横たわる妻の乳首を口に含み、舌を激しく動かして乳首を刺激する。医師としての解剖学の知識を活かし、中指をGスポットに直行させる。父さんの手の親指は母さんのクリトリスの上で蠕動している。
「あおーん!」子供たちの目ももう気にならない。母さんは快感に身を任せる。
いまや、父さんは妻の穴に三本の指を入れて出し入れする。
「あなたっ!やって!入れてっ!」母さんが哀願する。

宏君も由美ちゃんも、セックスのライブ・ショーは初めてである。これはポルノ・ビデオではないのだ。本物のセックスなのだ。それも、実の両親のセックス。宏君は、父が母の興奮を高めて行く攻め方に注目し、父さんの技を学び取ろうとしていた。由美ちゃんは、自分があのような両親の絡み合いの末に生を受けたのだと思いながら、感動していた。

「あぎゃあーっ!」一声叫んで母さんがイった。
父さんはラウンド終了のゴングを聞いたボクサーのように妻の身体から身を起し、ふらふらと立ち上がった。
「父さん!」由美ちゃんは母さんの愛液に濡れる父さんのペニスを口に含む。
「由美!」思いがけない娘の行動に、父さんは驚く。娘がフェラチオしてくれている。昏睡につけ込んで犯した卑劣な父に奉仕してくれている。許してくれるのか、娘よ。父さんは愛しい娘の髪を撫でた。

タッグマッチのレスラーのように宏君が飛び出し、母さんの身体に襲いかかった。勃起したペニスを母親の口に突っ込む。母さんは大変な御馳走を頂くように息子のペニスを頬張る。しばし、宏君は母さんの口を陵辱した後、くるりと向きを変えて69に移った。母さんは狂喜した。息子が自分の古まんこを舐めている。嬉しい。
「あうーんっ!」さっきイったばかりなのに、またイける予感に母さんの脳は痺れてしまう。

父さんは娘を押し倒し、娘の身体に覆いかぶさった。
「由美、ありがとう!」父さんがコンドームをつけながら云う。
「いいのよ。30万、返さないからね」と由美ちゃん。
「金なんか問題じゃない」父さんは娘の身体のあちこちを触りまくる。おまんこを舐める。もう我慢出来ず、ペニスを娘の体内にずっぷりと入れる。
「昏睡状態のあたしとどっちがいい?」と由美ちゃん。
「苛めないでくれ。分ってるくせに」父は娘の口を吸い、乳首を吸った。
「父さん!」
「由美!」父さんはピストン運動を始める。

隣りでは宏君が母さんを四つん這いにさせ、後ろから母親のおまんこを攻めていた。動物が唯一用いるこの体位は、女性がお尻を突き出せばペニスが奥深く入るので充足感がある。宏君は手を伸ばして、母さんの豊かな乳房を弄ぶ。宏君の腰はこれまた豊かな母さんのお尻に当たり、ぴたんぴたんと音を立てる。
「あん、あん、あんっ!」おまんこを息子に突かれながら母さんがよがる。

いまや由美ちゃんは父親の腰に両足をかけ、より深い密着感を得ようとしていた。
「あう、あう、あうっ!」由美ちゃんもよがる。

父親に組み敷かれ、両足を高く上げている妹の姿は宏君を興奮させた。息子にお尻を突き出し、垂れた乳房を揺すりながらよがっている妻の姿は夫を興奮させた。男二人は我知らず激しく急速に女体を攻める。

「うぐーん、あわーんっ!」母さんがイった。
「おおーんっ!」由美ちゃんがイった。
男二人もどどどっぴゅーん!と射精した。




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