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27. 色気

こうして、宏君はやりたくなれば、いつでも妹・由美ちゃんとおまんこ出来ることになった。やりたい盛り、精液生産のピークの時期に、オナニーなどという馬鹿げた方法で精液を無駄遣いしないで済むという、人も羨むような日々を送ることになったのだ。

以前、由美ちゃんが兄の自分への欲望を警戒していた頃は、なるべく肌の露出を避けるようにしていた。もうその必要はなくなり、由美ちゃんは袖無しだのミニ・スカートだの、ショート・パンツだのをどしどし着るようになった。ブラジャーなしで、乳首が突き出るようなシャツを着るのも当たり前になった。おかげで宏君は、露出した白く女らしい肌やおっぱいにやる気をそそられ、頻繁に妹を押し倒すことになった。由美ちゃんは、トイレに行きたい時とか、眠い時、宿題をやっている最中でなければ、素直に兄のやりたい放題にさせ、自分もエクスタシーを楽しんだ。

「おい、ここへお客なんか来ないんだから、二人とも裸で暮らしたらどうだろ?やりたくなったらすぐやれるし」と宏君。
「駄目」と由美ちゃん。
「じゃ、パンティだけでは?」
「駄目」
「やけに冷たいね。なんでだよ?」と宏君。
「あのね。あたしがたまに裸になるから兄ちゃんも興奮するんじゃない。いつも裸だったら、何も感じなくなる。あたしに厭きる。また女遊びを始める。駄目よ」と由美ちゃん。
「ふーん?おまえにしちゃ、よく考えたじゃん」
「常識よ」由美ちゃんは本能的に女の知恵を知っている。

兄ばかりでなく、処女を喪失するや否やセックスに積極的になった由美ちゃんも、やりたい時は遠慮なくねだる。
「兄ちゃん。あたし色情狂の気分」
「おっ、そういう時期か?妊娠したいわけだな?」と宏君。
「だから注意してね?」
「最初からコンドームつけるよ」と宏君。
「そうして」

二人は窓から降り注ぐ陽光のもと、全裸で抱き合う。もう何も隠すものはない。恥部も秘部もない。お互いに身体の隅々まで知悉していた。しかし、由美ちゃんはまだ成長期だったから、宏君も気づかないことがあった。
「おい、お前、おっぱい膨れて来たじゃないか!」と宏君。
「そう思う?あたし、ブラジャーが縮んだのかと思ってた。わーい!」由美ちゃんが喜ぶ。
「間違いない。しっかり出て来たぞ」
「じゃ、ブラジャー、一つ大きいサイズにしなくちゃ」由美ちゃんは浮き浮きする。
「お前、ピンク好きなのに、どうしてブラジャーはピンクじゃないの?」と宏君。
「白いブラウスの下じゃ目立っちゃうじゃない。そんなことも分らないの?」
「あ、そうか」
「駄目な兄貴ね」

二人はキスしたり、お互いの身体をまさぐり合う。
「あたし、髪伸ばそうかと思って」と由美ちゃん。
「ふーん?」
「少しは女っぽくならない?おっぱいも出て来たことだし」
「教えてやろうか?もうお前女っぽくなってるんだ。おれとしょっちゅうやり出してから、お前段々色っぽくなって来てる。おっぱい出たのもそのせいだよ」
「へーえ?兄ちゃんがあたしを女にしてくれてるってわけ?」
「まあな」
「威張るな。ただスケベなだけじゃない!」
「なにをっ!」と宏君。
「叩いたら、もうやらせないかんね」と由美ちゃん。
「このーっ。人の弱みにつけ込んで」宏君は妹を押し倒す。

宏君は由美ちゃんの身体を引っくり返し、床にうつ伏せにした。由美ちゃんがお尻を突き出す。宏君がおまんこを舐める。“色情狂”の由美ちゃんのおまんこから、どっと愛液が溢れ出る。宏君は由美ちゃんの腰を床に押しつけ、脚をすぼめた由美ちゃんの股の隙間に、後ろからずぶずぶっ!とペニスを突っ込む。まだ由美ちゃんがおまんこを許してくれなかった頃、仕方なく宏君は素股を試みたものだが、今回ペニスは堂々とおまんこに入って行く。おまんこしたまま身体を前傾し、妹の背中に密着させる。わずかに兄の両肘だけが妹を圧死させずに体重を支えている。犬の体位ほど深い挿入感覚はないものの、由美ちゃんの股がすぼまっているだけにきつい圧迫感が快く、二人の身体の密着感も嬉しい。

「由美、愛してるよ!」宏君が妹の耳に囁く。
「兄ちゃん!あたしもよ」由美ちゃんが囁き返す。
宏君は首を伸ばして由美ちゃんの唇を求める。それを察した由美ちゃんは、首を精一杯後方に捻って舌を突き出す。空中で舌と舌が接触し、お互いに舌をぺろぺろ舐め合う。その動物的な行動が二人を興奮させる。

宏君は背後から妹の胸の下に左手を差し込み、おっぱいを覆う。右手を妹の太腿の下を潜らせ、上向きの指でクリトリスを刺激する。
「あああん!兄ちゃん、いいわっ!」
ピストン運動をする宏君の下腹部がぴたぴたと由美ちゃんのお尻を叩く。宏君はピストン運動とクリトリスを撫でる指の動きを同期させる。妹の耳たぶを噛み、熱い息を吐きかける。
「あおーん!あうーっ!」由美ちゃんがセックスの悦びに震える。宏君が全ての動きを急速にする。
「あっ、あっあっあっ、あおーんっ!」由美ちゃんがイった。
「由美ーっ!」宏君もどどどーん!と射精した。

「兄ちゃん、いま幸せ?」おまんこを終え、二人の呼吸が落ち着いた頃、宏君の腕を枕にした由美ちゃんが聞く。
「ああ。もうこういう幸せは味わえないと思うほど幸せだよ」と宏君。
「結婚すればまた幸せになるじゃない?」
「でもさ、これってハネムーンみたいな幸せだからさ。いまこういう風に楽しんじゃうと、結婚しても何も感じないような気がする」
「ただ子供を作るだけって感じ?」
「そ。種の保存のためだけの結婚」
「それ、つまんないね」と由美ちゃん。
「だから、おれたち、いまの幸福感をフルに味わっとかなきゃ」と宏君。
「うん!」

翌日、宏君は由美ちゃんのブラジャーの買い物に付き合って、一緒にデパートに行った。女性の下着売り場は目のやり場に困る。どれかにしげしげと見入っていると、実際の中身を想像しているスケベのように見られるし(考え過ぎだけどね)、下着を手に取って調べたりすれば、下着フェチか女装趣味の男と思われそうだ(これも考え過ぎ)。お客の女性たちも「なに、この人?」と冷たい目で見る(これもか?)。宏君は落ち着かない。ここは男が近寄るべき場所じゃないと思う。

しかし、この日、宏君には妹を喜ばせる計画があったので、辛抱強く待っていた。

由美ちゃんがブラジャーを買い終えると、宏君は妹をウイッグ(鬘)売り場へ連れて行った。由美ちゃんはウイッグなど買う気はないので、何が何やら分らない。
「すみません!」宏君が売り子を呼ぶ。
「いらっしゃいませ」
「この子にウイッグが必要なんですけど、いくつか見せてくれます?」
「承知いたしました。お嬢様はどういう髪型がお好みですか?」
「セミ・ロング」由美ちゃんは兄の魂胆を察して云った。
「お色は?」
「地毛と同色」と宏君。
「じゃ、いくつかあててみましょう」
店員が二つほど選んで持って来てくれた。

長めの髪の由美ちゃんが出現した。宏君は髪の長さだけで妹が急に女っぽくなるのでびっくりした。由美ちゃんも、鏡に映る数ヶ月先の魅力的な自分ににんまりした。満足した二人は、急に用事を思い出したような芝居をして、売り場を離れた。もう、目的は達成したのだ。宏君は間もなく女らしくなった妹を抱けるかと思ってワクワクした。

ある夜、由美ちゃんの帰宅が遅かった。コンパがあるという話だった。話し声を聞きつけて、宏君が台所の小窓から道路を見ると、由美ちゃんと男子学生の姿があった。
「ただいま!」由美ちゃんが戻って来た。
「あれ、誰?」と宏君。
「見てたの?」
「声が聞こえたから」
「クラブのメンバーの一人。阿弥陀くじで護衛の役が当たったみたい」
「親しいわけじゃないのか?」と宏君。
「あ、兄ちゃん、妬いてる!」と由美ちゃん。
「ばか。お前を保護する立場として知っておきたいだけだ」
「保護する立場の人が、あたしにおまんこしていいのかしら?」
「おれはお前のおまんこの手入れをしてるんだ。玉磨かざれば光なし」
「玉は兄ちゃんの方じゃない」
「あ、そうか」

数日後、また由美ちゃんの帰りが遅かった。今度は別の学生に送られて来た。
「あれは?」と宏君。
「また見てたの?」
「うん」
「あの人、クラブの先輩」
「デートか?」
「そんなんじゃない。クラブの資金集めで卒業生んとこ廻って、それからお食事しただけよ」
突如、由美ちゃんが泣き出す。
「どうした?」
「誰もあたしをデートに誘ってくれないの。みんな、あたしを女と見てないみたい。うえーん!」

宏君は静かに妹を愛撫した。
「あたしには兄ちゃんしかいない。愛して!」由美ちゃんが兄にガボッとキスする。
宏君は妹のブラウスのボタンを外し、ブラジャーを押し上げ、妹のおっぱいを曝け出す。妹とのキスを続けながら、宏君は妹の乳房を揉んだ。(大きくなれ!もっと大きく!)宏君は妹のためにそう思った。

兄妹は裸になる。由美ちゃんは兄を仰向けに寝せ、兄の身体に跨がった。由美ちゃんが上下運動を始める。小さいながらも二つのおっぱいが揺れる。宏君は手を伸ばし、両方の乳首を刺激した。由美ちゃんは腰を回転させ、ずり上げ、ずどんと落とす。右廻し。左廻し。上下運動。
「あうーん!おおーん!」由美ちゃんが呻く。
宏君は片方の手を妹のクリトリスに当てる。
「いいっ!ううーんっ!」由美ちゃんの上下運動が急速になる。「あわわーんっ!」由美ちゃんがイった。
宏君もどどーん!と精液を吹き上げた。




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