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25. 深謀遠慮

「おい、一太郎の成績下がって来たな」とお父さん(46歳)が云った。一太郎とは18歳の長男のことである。
「どうしてでしょう?」とお母さん(42歳)。
「集中してないんじゃないか?」とお父さん。
「というと?」
「おれにも覚えがある。あの年代は男の人生で最も精液の生産量が多い時期なんだ」
「そうなんですか!」お母さんが驚く。
「しかし、あの年齢ではセックスの相手は得られない。身体の奥から津波のように性欲が押し寄せて来るのに、はけ口はないわけだから当然欲求不満になる。同時に、本当のセックスとはどういうものか、女の身体はどうなっているのかと、寝ても覚めてもそればかり考える」
「ほんとですか!」お母さんがたまげる。
「ほんとだとも。ここに経験者がいる」お父さんが自分を指差す。
「それじゃ勉強に身が入らないはずですね」お母さんが腑に落ちたような顔をする。

「いまあいつの受験勉強は最も大事な時だというのになあ」とお父さん。
「あなたはどう乗り切ったんです?」とお母さん。
「乗り切ったんじゃない。一歩間違えば犯罪者だった」
「ええっ?」
「女を求めて町をうろうろしたもんさ。婆あでも子供でもやれる穴さえありゃいいと思って。皆目見つからなかったが」とお父さん。
「まあ!」お母さんが呆れる。
「近所の主人が亡くなった時、未亡人ならやらしてくれるかも知れないと、その家の庭先に忍び込んだこともあった」
「見つかったら大変じゃありませんか!」とお母さん。
「当時は『おまんこやりたい』の一念だから、後先のことなど考えなかったんだ」とお父さん。
「そんな具合じゃ、受験勉強どころじゃありませんね」
「だから見ろ。その結果が三流大学出のうだつの上がらないサラリーマンさ」

「あの子には一流大学に行ってほしいわ」とお母さん。
「性欲を満足させてやれば、勉強に専念出来る。それは確かなんだが」とお父さん。
「マスなんとかとかオナニーって云うんですか。あれでは満足しないんですか?」
「あんなものは焼け石に水だ。本物のセックスを求めて悶えてるんだからね。消防ポンプが必要な火事に、コップの水をかけてるようなもんさ」
「本物のセックスなんて不可能だわ」
「一つだけ可能性がある」とお父さん。
「え?」お母さんが目をしばたく。
「さっきは恥ずかしいから伏せといたが、当時のおれは『お袋とでもいいからやりたい』と思ってさえいた」
「ええっ?」お母さんが度肝を抜かれる。
「残念ながら、当時のお袋はもう婆さんだったから、おれは何もしなかった。お袋が十歳若かったら、多分押し倒してたね」
「まあっ!」お母さんはたまげる。
「ということはだ。一太郎もお前とやりたがってるだろうってことさ」とお父さん。
「何ですって?」お母さんが飛び上がる。

「お前が息子のために一肌脱ぐ気になれば、あいつの一流大学進学も夢ではない」とお父さん。
「どういうこと?」お母さんは飲み込めない。
「お前があいつにやらしてやるんだ」とお父さん。
「何云ってるんですか!母親と息子でなんて!」お母さんが激昂する。
「母と息子じゃどういけないんだい?」
「昔から云うじゃありませんか。近親相姦はいけないって」
「だから、どういけないのさ?」とお父さん。
「劣性遺伝の子が生まれるからでショ?」とお母さん。
「子供が生まれないように防備したら?問題ないじゃないか」
「それは理屈です。いけないものはいけないんです!」お母さんが云い張る。

「じゃあ、もう打つ手はないな」とお父さん。
「あまり感心出来ないけど、商売女に任せるとか」とお母さん。
「お前ね、商売女のとこへ行かせたら、月々いくらになると思う?毎日だよ?」
「毎日!」お母さんがびっくりする。
「日によっては一日三回だ」
「一日三回!」お母さんが興奮する。
「息子のおまんこで、家は破産しちゃうよ」とお父さん。
「それほんとですか?毎日とか、一日三回って?」
「肉を食わせたりすりゃ、一日四回だって出来るだろ。相手するのが大変なほどさ」
「大変なのはいいとして、あなたはどうなんです?」とお母さん。
「なにが?」
「仮に、仮にですよ、私が息子のために自分の身体を犠牲にするとします。あなたは平気なんですか?」
「そりゃ、息子にお前を取られるようで面白くはないさ。しかし、息子の受験のためだ。我慢する」
「あなた」お母さんが居ずまいを正し、夫に向かって云った。「私、やります!」

その夜、お母さんは一太郎君の部屋に行った。しばらくして、お母さんが夫の待つ寝室に戻って来た。
「どうだった?」とお父さん。
「あっと云う間」とお母さん。
「あはは。初めてじゃ仕方がない。ほかには?」
「女の身体を見せてやりました」
「そりゃ良かった。大事なことだ。これで少しは落ち着くだろう」
「あなた!」とお母さん。
「ん?」とお父さん。
「やって!やって下さい!」イけず仕舞いで欲求不満のお母さんが夫にしがみつく。
お父さんは息子が触りまくったであろう妻の身体を抱き、息子が生まれて初めてペニスを入れたおまんこに自分のペニスをぶち込む。
「あはーん!」満たされなかったお母さんが興奮する。
「キスもしたか?」とお父さん。
「ええ」とお母さん。
お父さんが妻の口に吸い付き、舌を絡め合う。お父さんが激しくおまんこする。お母さんは相手が夫なのか息子なのか混乱したままイってしまった。

数日経つと、一太郎君もセックスに習熟したようで、お母さんに欲求不満は残らなくなった。それどころか、一日に二回も三回もイかして貰えるようになって、お母さんは幸福そのものだった。
「おい」とお父さんが云った。
「なんでしょ?」浮き浮きした声でお母さんが応じる。
「コンドームの大箱はいつもあいつの部屋においておけ。お前が妊娠したりしたらコトだからな」
「大丈夫。そうしてますから」お母さんがハミングしながら台所に戻る。

数ヶ月経った。
「おい」とお父さんが云った。
「なんでしょ?」ハミングを中断してお母さんが応じる。
「昨日は何回やった?」とお父さん。
「三回。どうして?」とお母さん。
「いや、別に」とお父さん。

翌日。
「おい」とお父さんが云った。
「なんでしょ?」新聞から目を上げてお母さんが応じる。
「昨日は何回?」とお父さん。
「二回ですけど。どうして?」とお母さん。
「いや、別に」とお父さん。

お父さんは娘の花子ちゃん(16歳)の部屋に注意を払い、耳をそばだてていた。ある日、花子ちゃんの部屋から漏れて来る呻き声を聞きつけ、踏み込んで行って一太郎君と花子ちゃんが兄妹でおまんこしている現場を目撃した。実はお父さんは息子の部屋のコンドームの数を勘定していたのだった。その減り方が妻の報告と合わないことに気づいた。息子が妻以外にコンドームを必要とする理由は何か?妹だ。母親と相姦した一太郎君は妹ともやりたがったのだ。

お父さんは妻に目撃した事実を伝えた。
「んまあっ、あの子ったら!」お母さんには驚天動地の報告だった。
「お前が一太郎にちゃんと云い聞かせなかったのがいけない。やるのはお前だけと」とお父さん。
「だって、まさか妹に手を出すなんて」
「いずれにせよ、お前の監督不行き届きだ」お父さんが糾弾する。
「済みません」お母さんが仕方なく詫びる。
「しかし、出来てしまったものは仕方がない。いまさら『やるな』と云っても無駄だろう。あいつらの部屋に、外から鍵を掛ければ別だが」とお父さん。
「そんな!動物じゃあるまいし」とお母さん。
「おれは考えた」とお父さん。「お前は息子とは云え、若いツバメを持って楽しくやられまくってる。一太郎も妹とは云え若い娘とやってる。何か気づかないか?」
「さあ?」とお母さん。
「この家でおれ一人だけ除け者だ。おれだって若い娘とやりたい」
「あなた。まさか?」
「そう」とお父さん。「おれも花子とやりたい。しかし、おれじゃなくお前があの子を説得するんだ。よく云い聞かせて、おれの寝室へ来るように」
「そんな!」
「それが駄目なら、もうお前と一太郎、一太郎と花子のおまんこは禁止だ。見つけ次第、鞭でひっぱたいてやる」
「まあっ!」お母さんは震え上がった。

その夜、お父さんの寝室に花子ちゃんがやって来た。花子ちゃんはショートヘアで肉付きのいい、可愛い女の子。16歳だからおっぱいもちゃんと出ている。花子ちゃんはパジャマ姿でお父さんの布団に入る。
「おお、来たか。よしよし」とお父さん。
花子ちゃんは兄との一件でまださんざ叱られるんじゃないかと、身を縮めている。
「お母さんは何て云ったんだ?」とお父さん。
「『お父さんに可愛がって貰え』って」と花子ちゃん。
「そうか」
「ほんとなの?ぶったりしない?」
「可愛いお前をぶったりするもんか。馬鹿なやつだ」
「嬉しい。お父さん!」花子ちゃんがお父さんの胸に飛び込む。お父さんはすでに全裸だった。「あら!」
「お前も脱げ」とお父さん。掛け布団をはねのけ、花子ちゃんのパジャマを脱がす。16歳の全裸の少女。お父さんはごくりと唾を飲み、娘の身体を撫で廻し、舐め回す。お椀を伏せたような若々しいおっぱい。陰毛の小さな茂み。お父さんは69の姿勢で娘のおまんこを舐める。ピンクのびらびら、ピンクの穴、ピンクの襞々。全てピンクのおまんこに見とれる。

花子ちゃんは自然にお父さんのペニスをフェラチオしていた。兄のペニスより黒く逞しい。(ここから噴出したものがお母さんのあそこに入って、それであたしが生まれたんだわ)そう思うと、父のペニスに感謝したかった。父のクンニリングスは巧みだった。花子ちゃんはそれだけでイってしまいそうだった。「むぐーっ!ぶぶぶっ」フェラチオしながら、花子ちゃんがよがる。

お父さんは娘の興奮を見て取って、クンニを中断して娘の身体にのしかかる。二人が見つめ合い、キスし合う。お互いの性器を舐め合った口と舌が触れ合い、唾液が交ざりあう。コンドームをつけたお父さんは、娘の股を開き、狙いを定めてむにむにとペニスを挿入する。16歳のきついおまんこ。二人の子供を出産した妻のおまんことは段違いである。
「花子。これからもお父さんとやるか?」お父さんが聞く。
「うん!お父さん、イかして!」と花子ちゃん。
「イかしてやる!」
二人は親子だけに無言のまま絶妙のチームワークで腰を押し引きする。テンポもぴったりだ。
「あわーんっ!あっはーんっ!」花子ちゃんがよがる。
お父さんは娘の身体の至るところを撫で廻す。クリトリスをこする。ペニスでおまんこをかき回す。
「あーんっ!」花子ちゃんがイく。
「おむむんんっ!」お父さんが娘の体内で射精した。

娘の裸の肩を抱きながら、お父さんはこれまでの道のりを回想していた。それは遠大な計画だった。

夫婦が倦怠期の真っただ中にいたのが始まりだった。お互いの交わりは間遠になっていた。お父さんは世間のロリコン・ブームの影響を受け、いつしか花子ちゃんの存在が偶像化されて行った。娘とやりたい!しかし、無理強いではなく、一家が公認してくれる明るいおまんこでなくてはならない。そのために、お父さんは妻のおまんこを息子に提供することを決意した。妻との会話で息子の受験勉強を口にした時、もう筋書きは出来ていたのだった。「毎日数回おまんこ」に妻が抵抗出来ないこと、母親とやったが最後息子が妹とやるであろうこと、これらは計算済みだった。全ては花子ちゃんを公明正大に手に入れるための作戦だったのだ。

その翌日からお母さんは息子と一緒の布団で寝るようになった。花子ちゃんはお父さんと。しかし、常にカップルが別れているわけではなく、合流することもあった。お父さんが仰向けに寝て、お母さんが騎乗位でお父さんに乗り上体を倒す。モロ出しになったお母さんの肛門に一太郎君がペニスを刺し込む。お母さんと花子ちゃんが抱き合ってキスしたりおっぱいをいじっている背後から、男二人がおまんこする。様々なバリエーションが考え出された。

一家はセックス・アニマルと化した。しかしそれは夜のセックス・ライフだけであって、お父さんは会社の仕事に精出し、お母さんも家事を真面目にこなした。子供たちも以前に増して勉学に勤しみ、成績も上昇の一途だった。お父さんの計画は大成功だった。




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