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33. 誘拐ごっこ

慎一君(17歳)が妹の浩子ちゃん(10歳)に云った。
「浩子。おれ、お前を誘拐したいんだけどな」
「なにーっ?」浩子ちゃんが驚く。
「よくあるじゃないか。女児連れ回しとか、女児誘拐とか」
「あたしら、学校から注意されてる。知らない人と口きいちゃいけないって」
「おれ、一度誘拐してみたいんだよな」と慎一君。
「どうして?」と浩子ちゃん。
「可愛い女の子を誰も見てないとこで、撫で廻したりしたいんだよ」
「ふーん?」
「でもさ。ほんとにやったら警察沙汰で、パパやママに迷惑かけるし、お前だって学校の先生や同級生から白い目で見られるだろ」
「やめてよーっ。やーよ、あたし、そんなの!」
「だからさ。ほんとの誘拐じゃなくて、真似事で我慢することにした」
「それで、あたしを誘拐するわけ?」と浩子ちゃん。
「頼むよ。一回やれば気が済むからさ」
「うーん。気が進まないなあ」
「この通りだ」慎一君が手を合わせる。
「夏休みの宿題手伝ってくれる?」と浩子ちゃん。
「ああ」
「じゃ、いいわ」

この日、両親は近県の親戚の病気見舞いで、一晩家を空けていた。家には兄妹二人だけだった。
「でさ。どうせなら制服着てほしいんだ。下校途中って感じで」と慎一君。
「着替えるの?面倒くさい」と浩子ちゃん。
「さ、早く、早く」
仕方なく浩子ちゃんが白いブラウスに吊りスカート、白いソックスを身に着ける。
「あ、あの赤いランドセルも!」と慎一君。
「今夏休み中だよ。休みにランドセル背負ってたら馬鹿みたい。やーよ」
「そうか。残念」

二人は近くの公園に出掛けた。妹をベンチに座らせ、慎一君がその背後を一周して妹の隣りに座る。
「お嬢ちゃん、可愛いね。お名前、なんてえの?」と慎一君。
「お嬢ちゃん?」浩子ちゃんが吹き出す。
「吹くなよ。真面目にやってんだから」
「オッケー」
「何年生?」
「あたし、知らない人と口きいちゃいけないの」と浩子ちゃん。
「ぼく、怪しいもんじゃないよ。キミ、可愛いからアイスクリーム買って上げようかと思って」
「え、ほんとーっ?」浩子ちゃんが目を輝かす。
「何がいい?バニラ?ストロベリー?」
「えっとね。ストロベリー」
「じゃ、待ってて」

しばらくして慎一君が戻って来る。アイスクリーム・コーンを二つ手にしている。
「はい、ストロベリー」と慎一君。
「ありがと」と浩子ちゃん。
二人はしばらく黙ってアイスクリームを舐める。
「あのさ…」と慎一君がいいかけた時…。
「おい、君!」と声がした。
慎一君が振り返ると、若いお巡りさんが自転車を停めて近づいて来る。
「君、こんなところで何してる?」とお巡りさん。
「何って、アイスクリーム舐めてんですけど」と慎一君。
「君は大学生か?高校生?」
「高校です」
「生徒手帳」とお巡りさん。
「え?」
「生徒手帳見せろって云ってんの」
「そんな!休みで私服の時に生徒手帳なんか持って歩きませんよ」
「じゃ、住所・氏名を証明出来ないわけだ」
「証明する必要なんか、ないと思うけど」と慎一君。

「本官はだね、最近とみに多くなった女子児童連れ回し、児童誘拐などを警戒しとるんだ」とお巡りさん。「あんた、この子を連れ回してるんだろ。え?」
「冗談じゃないす。これ、妹です」と慎一君。
「嘘つけ」
「ほんとですって!」
「君ぐらいの年頃の青年はだね、公園で妹とアイスクリームなんか舐めないって」とお巡りさん。「この子のご機嫌とって、どっか人気の無いところへ連れ込もうとしてるんだろ」
「この子に聞いて下さいよ。妹だって云うから」
「そう云うように脅してあんだろ。分ってる」
「冗談じゃない。何も信じてくれないのーっ?」

「お嬢ちゃん。派出所まで来て頂戴。ゆっくり話聞きたいから」とお巡りさん。
「いや。お兄ちゃんとおうちに帰る」浩子ちゃんがアイスクリームをぺろぺろしながら云う。
「お巡りさんこそ、この子を連れ回そうとしてんじゃねーの?」と慎一君。
「何だと?」お巡りさんがキッとなる。
「警官が児童連れ回しって、新聞に一杯出てるもん。怪しいや」と慎一君。
「本官はそういう恥知らずな警官とは違う」
「大体、ほんとのお巡りさんかどうかも怪しい。制服なんて舞台衣装で借りられるからな」
「な、何を云う。この警察手帳を見ろ。これが目に入らぬか!」お巡りさんが葵の御紋の印籠のように手帳を振りかざす。
「それだって小道具であるもん」慎一君も譲らない。
「あんた、何も信じないのか!」
「お互い様じゃないの」

そこへ、慎一君の家の三軒先に住む若奥さんが乳母車を押しながらやって来た。
「あ、すみませーん!」慎一君が呼び止めて事情を話す。
「奥さん。この二人は兄妹だと主張していますが、本当ですかな?」とお巡りさん。
「そうです。御きょうだいですよ」と奥さん。「わたし、もう五年ぐらい前から知ってます」
「は、そうですか。御協力感謝します」お巡りさんが敬礼する。
「じゃ、ぼくら、行っていいね?」と慎一君。
「残念だが、よろしい」とお巡りさん。
「何が残念でえ、ちぇっ」と慎一君。

「お兄ちゃん、まだお巡りさんつけてくるよ」と浩子ちゃん。
「しつこいなあ。疑り深いやつだ」と慎一君。
「もうおうち帰ろう。あたし、恐い」
「仕方ない。そうするか」慎一君はもう何ヶ所か妹を連れ回したかったのだが、諦めた。
二人は家に戻って鍵を掛ける。
「お巡りさん、隣りのおばさんと話してる」窓の外を覗いていた浩子ちゃんが云う。
「確認してんだ。やらしい奴」
お巡りさんは隣りのおばさんにも敬礼して去って行った。やっと納得したようだ。

「ああ恐かった」と浩子ちゃん。
「お前が妹でなく他所の子だったら、おれブタ箱行きだったな。やべえ、やべえ」と慎一君。
「だから、よその子に手を出しちゃ駄目。分った?」
「うん」
「で、これからどうすんの?」と浩子ちゃん。
「ついに10歳の少女を誘拐して来た…と。てえと、その子の身体に触りたい」
「あたしに触るの?」と浩子ちゃん。
「うん」
「あのさあ。夏休みの宿題手伝ってくれるだけじゃ、やだ」
「何だよー、今になって」
「だって、お兄ちゃんだけやりたいことやって、あたし何もいいことないもん」
「どうしろってえの?」
「んーとね。あんみつ御馳走して!」
「わーったよ。あんみつ奢ればいいんだろ。誘拐した方が要求されるなんて聞いたことないぜ」
「それからね…」浩子ちゃんがまだ何か要求しようとする。
「うるさい!」誘拐犯は浩子ちゃんにさるぐつわをかませ、手ぬぐいで手を縛ってしまった。
「ぶぎゅー!むむんが!」浩子ちゃんが足をじたばたする。
慎一君は妹の足も縛ってしまった。

やっと誘拐らしくなって来た。慎一君はどきどきした。妹に乱暴して後ろめたい思いがする。まだ警官が窓から覗いていないかキョトキョトする。大丈夫だ。無抵抗の妹と二人きりである。慎一君はプリーツ・スカートに覆われた妹の腰やお尻を撫でる。紺のプリーツ・スカート自体は何の変哲もないものなのに、少女の腰を覆っていると、とてもエロチックな衣類に変貌する。妹の丸みを帯びた、柔らかいお尻にも興奮した。慎一君はスカートをそろそろとめくり上げる。普段見られないプリーツ・スカートの裏側もエロチックだ。それも少女が身にまとっていればこそであるが…。妹の真っ白く眩しい太腿が露出され、白いパンティが見えて来る。もっこり盛り上がった恥丘。(おおお、いいぜ!)慎一君はパンティの上から妹のお腹と恥丘を撫でた。割れ目に触るのは後に取っておいた。

慎一君はスカートから妹のブラウスの裾を引っ張り上げ、全てのボタンを外した。ブラウスを広げる。妹は白い袖無しの短いシャツを着ていた。慎一君はそのシャツをまくり上げる。平らな胸に二つの小さな乳首が出て来た。慎一君はその一つに口をつけ、舐めたり吸ったりする。もう一つの乳首を指で刺激する。
「むーうー、ふぐー、むー」浩子ちゃんが連続した呻き声を出す。気持ちいいのだ。
慎一君が次の行動に移ろうとした時、浩子ちゃんが喚き出した。何か云いたげである。
「ふぎゅーむぐむんぐぶぶー」
「何だ?」
「ぶごごむごぶー!」 慎一君が猿ぐつわを緩める。
「ふーっ!お兄ちゃん、乱暴ねっ!縛るなんて云わなかったじゃない!ぷんぷん!」浩子ちゃんが抗議する。
「ごめん。お前がうるさかったもんで」
「あー。あたしお兄ちゃんに殺されるのかと思った。誘拐されたらああなるのね」
「もう騒がない?」
「騒がない」
「じゃ、全部取ってやる」
慎一君が手足の紐をほどく。

「お兄ちゃん、もっとおっぱい舐めて」と浩子ちゃん。
「お前、気持ちいいのか?」と慎一君。
「うん。乳首噛んでくれたらもっといいのに」
「お前の乳首小さ過ぎて噛めないよ」
「噛めるよ!」
浩子ちゃんは慎一君のTシャツを脱がせ、慎一君の乳首を噛んで見せる。「ね?」と浩子ちゃん。
「やれば出来るんだな」と慎一君。
浩子ちゃんがブラウスと下着を脱ぐ。
「プリーツ・スカート、皺になるから脱ぐ。いいでしょ?」
「仕方ないな」
慎一君はプリーツ・スカートはそのままにしておきたかったのだが。

慎一君は畳の上に寝た妹の乳首を噛む。舐める。舌でちろちろと弾く。
「あーん、うーん、おおーん」浩子ちゃんが目を閉じて唸る。
慎一君は妹の興奮した顔を見つめた。浩子ちゃんが目を開け、兄を見返した。
「お兄ちゃん、キスしよ」と浩子ちゃん。
「ほ、ほんとに?」
「うん」
慎一君は妹の身体を撫でさするだけでいいと思っていた。それだけでこの“誘拐劇”は成功だと思っていた。しかし、妹が望むのなら、もっと先へ進むことを拒否する理由は見当たらない。
慎一君は妹の口に唇を寄せた。兄妹の唇が接触する。妹の舌が慎一君の口にぬるっと侵入して来た。
「な、何だよ!」慎一君がびっくりする。
「何だよって、これがキスじゃないの?知らないの?」
「おれ、初めてだもの、知るかよ。お前、何で知ってんだよ?」と慎一君。
「女のお友達としたことあんの」
「いいな、お前ら女は、そういうこと出来て」
「そのお友達、もうHしてんの、大人と」
「10歳でか!」慎一君が驚く。
「珍しくないわ」と浩子ちゃん。「さ、もう一回」
二人はまたキスし、舌を絡め合った。慎一君もそのぬめぬめとしたエロチックな味が分るようになった。興奮した。

慎一君は手を妹の股間に伸ばす。パンティの上から割れ目の辺りを撫でる。慎一君は妹のパンティを下ろす。浩子ちゃんがお尻を浮かして協力する。割れ目が見えて来る。慎一君はよく見えるように、妹の脚を広げさせる。
「あたし、まだ誘拐されてんの?」と浩子ちゃん。
「そうだよ」と慎一君。
「じゃ、お兄ちゃんにあんまり協力しちゃいけないのかな?」
「いや。誘拐犯が気持ちいいことしてくれることが分って、お前、喜んでるんだ」
「そっか」
慎一君は妹の割れ目を観賞し、それを開く。医学記事で見たおまんこの図と同じだ。慎一君は穴とクリトリスの位置を知っていた。慎一君は穴を舐めながらクリトリスをいじる。
「あおーっ!むーぐうっ!」浩子ちゃんがよがる。
妹のよがり声は慎一君を興奮させた。ペニスが勃起し、きついズボンの中で突っ張って痛い。慎一君は妹のおまんこを舐めながら、ズボンとブリーフを取り去った。ペニスは自由の身となった。

慎一君は妹のお尻を撫でさすった。女っぽい丸みの手触りが心地よい。
「クリちゃん、舐めて」浩子ちゃんがリクエストする。
慎一君は妹のクリトリスを舐める。手で穴の周辺をいじる。ねっとりした液体が漏れ出て来る。慎一君はそれが愛液と云われるものだと思った。
「ああーん、うううっ!」妹が興奮している。慎一君はもう舌がくたびれて来た。
「もっと激しく舐めて!」妹が命令する。
慎一君は後悔していた。誘拐劇なんぞするんじゃなかった。少女の身体に触ることだけ考えていて、その後どうなるかまで見通していなかった。舌はくたびれるし、勃起したペニスをどう処理すればいいのか。慎一君は処女の妹とおまんこしようなどとは思っていなかった。そこまでの勇気はない。待て!そうだ!69というテがあった!

慎一君は身体の向きを変え、妹の上になり、妹の顔の前に勃起したペニスを突きつけた。
「お兄ちゃん、もっと舐めて」浩子ちゃんが懇願する。
「お前もお兄ちゃんの舐めてくれ。一緒にやるんだ」
「え、これを?」浩子ちゃんが怯む。
「お互い様だろーが」
「えーん」
浩子ちゃんが泣き真似しながら、仕方なく兄のペニスを舐める。慎一君は初めてのフェラチオに感動する。
「おおお、いいぞ、浩子」
「ぼびいばんぼばべでぼーっ!」(お兄ちゃんも舐めてよーっ!)と浩子ちゃん。
慎一君も妹のクリトリスを舐める。
「ばぐばばぐぶぶーっ!」浩子ちゃんがよがる。
慎一君は、妹が自分の興奮に酔ってフェラチオをおろそかにするのに焦れ、腰を上下させてペニスを妹の口に突っ込む。

「たんま!お、お兄ちゃん。もう駄目!」と浩子ちゃん。
「え?」慎一君は、妹がもうここで誘拐ごっこをストップする決意をしたと思ってがっかりする。
「何か入れて!」と浩子ちゃん。
「えっ?」
「きゅうりでもコーラの瓶でも何でもいいから、入れて」
「何だって?」
「もう我慢出来ない。あそこに何か入れてよーっ」
「お前、前に何入れたんだ?」
「お友達のディルド」
「ひゃーっ!」驚いた。最近の小学生は進んでる。じゃあ、もう妹の穴に何を入れようが問題ないわけだ。
「お兄ちゃん、早く!」
「これでどうだ?」慎一君は勃起したペニスを見せる。
「ディルドそっくりだね。いいよ」

慎一君は妹の股ぐらに膝をつき、ペニスの狙いを定める。妹のおまんこは愛液でテラテラしている。ペニスをぎゅーっと押す。
「わおーん!」おまんこの穴が押し広げられ、硬いものが体内に押し込まれた。浩子ちゃんが満足感に身体を震わす。
「これがおまんこってのか。気持ちいい!」と慎一君。
「これがおまんこなの?」と浩子ちゃん。
「まだ始まったばかりだけどな」
「お兄ちゃんのあったかいね。ディルドよりずっといい」
「そら、そうだろ」
慎一君は腰を動かす。妹が目を閉じて快感に集中している。(可愛いやつだ)慎一君は妹の平らな胸の乳首を撫でる。
「あうー、あうあうーっ!」
慎一君は片手で妹のクリトリスを刺激する。
「あわーん!おおーっ!」
慎一君はピストン運動を激しくする。慎一君の興奮も高まり、すぐにでも射精したくなってしまう。慎一君はペニスをぐるぐる廻ししたり、身体を上下させて変化をつけ、時間を稼ぐ。
「あはあは、あぐあーっ!」浩子ちゃんの絶頂が近づく。
「浩子ーっ、イけーっ!イってくれーっ!」慎一君に破局が迫る。
「あわわーんっ!」浩子ちゃんがイった。
「あーん!」慎一君もイった。

兄妹は丸裸のまま抱き合っていた。
「また誘拐してね、お兄ちゃん?」と浩子ちゃんが云った。




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