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20. 不思議な縁談

その結婚はお見合いの時から妙な具合だった。

敏郎君(28歳)はお見合い写真を見た時から相手が気に入っていた。その笑顔がよかった。こういう女性となら死ぬまで楽しく付き合えると思った。いよいよ、そのお見合い当日。場所は見事な日本庭園があることで有名な一流料亭だった。お見合い写真の実物を目にした瞬間、もう敏郎君の心は決まっていた。この女性と結婚するのだ!

お相手の女性・清香(さやか)さん(26歳)は和服の似合うすらりとした体型、瓜実顔に髪をアップにまとめ、切れ長の目、ややめくれ上がった唇の美人だった。その朗らかな笑顔は写真よりももっと魅力的だった。彼女の父・清太郎氏(48歳)は金融成金だったが、よくありがちな尊大な態度ではなく、どちらかと云えば気さくで磊落な性格のようで好感が持てた。清太郎氏には三人の娘があり、清香さんは長女だそうだった。同席している清太郎氏の妻・円香(まどか)さん(46歳)は年増であるというだけで、娘によく似た顔立ちに女盛りの色気を漂わせた和服美人であった。このお母さんなら、多分他の娘二人も美人に違いないと思われた。

差しつ差されつでビールを呑んだ敏郎君がお手洗いに行くと、追いかけるように清太郎氏がやって来た。
「あ、一寸待っててくれませんか」と清太郎氏が云った。
用を済ませた清太郎氏は、この料亭を勝手知っているようで、先に立ってずんずん廊下を歩き、渡り廊下を東屋へと向かった。二人は東屋のベンチに腰掛けた。周りには誰もいない。
「お互い、返事は仲人さんを通じて行なうのがしきたりです」と清太郎氏が口を切った。「しかし、私はそういう悠長なことは嫌いだ。ここで、ざっくばらんに話そうではありませんか」
「結構ですね」もう腹が決まっている敏郎君が賛成した。
「清香も私たち両親もあなたが気に入っています。あなたはどうです?」
「ありがとうございます。私も清香さんと結婚出来れば幸せです」
「そうですか。そりゃよかった」清太郎氏がにこにこする。
「どうか、よろしくお願いします」敏郎君が深々と頭を下げる。
「待って下さい。まだ決まったわけではない。実はこちらには二つだけ条件があるのです」
「はあ?」

「私どもは昔の旗本の武家屋敷を改造した家に住んでいます」と清太郎氏。「一寸見には江戸時代そのままのようですが、実は巧妙に建て直してエアコンが完備しています」
「はあ」敏郎君には何の話か分らない。
「清香と結婚しても、あなた方にその屋敷に同居して貰いたいのです」
「ええっ?」敏郎君はショックを受けた。建て売り住宅に入って、二人だけの甘い生活を思い描いていたのだ。
「当家には広い離れがあります。応接間、茶の間、台所、寝室、全部揃っているので、一軒家と同じようなものです。それをあなた方に提供する。光熱費をくれなどとケチなことは云いません。あなたの収入は全部夫婦のために使って下さい」
「はあ」それはいい話だった。しかし、まるで婿養子のような暮らしになるのが気になった。「で、もう一つの条件とは?」
「同居を承諾して下さるのかな?」
「えーっと、それは清香さんと相談してからではいけませんか?」
「同居ということがあって、初めて二つ目の条件に進めます」と清太郎氏。「同居して頂けないのなら、二つ目の条件を云っても仕方がないし、第一、この話はなかったものにしたいと思います」
「そんな!」敏郎君が驚く。
「どうですかな?」清太郎氏が迫る。

敏郎君は考えた。清香さんはいい女だ。いままでに付き合った女性など問題にならないぐらい魅力的だ。自分のものにしたかった。親は金持ちだ。同居にしたって、離れ家だったらプライバシーもあるだろう。月給をまるまる夫婦で使えるのもありがたいじゃないか。
「分りました。同居させて頂きます」敏郎君が答えた。
「おお、承知して下さるか。よかった」と’清太郎氏。
「で、二つ目の条件とは?」
「これは他言無用です。もし他に漏らせば、私の持てる力であなたの将来を棒に振らせるよう、策を弄します。よろしいか?」
「はあ」敏郎君は呆れた。まるで映画のゴッド・ファーザーみたいだ。
「清香と結婚されたら、家内の相手もお願いしたい」と清太郎氏。
「奥様のお相手?ゴルフとかテニスとか?」
「いや、室内で出来ることです」
「ピンポンですか!」
「セックスです」と清太郎氏。
「何ですって?」敏郎君がたまげる。

「御覧のように、家内はまだ女盛りです。その方の欲求も衰えていない。しかし、私にはもう家内の相手は出来ないのです」と清太郎氏。「あなたに家内を満足させてやってほしい。あなたの若さなら、女の二人ぐらい何とでもなるでしょう」
「…」敏郎君は呆然としていた。清香さんと結婚すると、その母親ともセックスしなければならない。自分の性欲は充分だし、娘と二回やる分を一回母親に廻せば済む。母娘と同時におまんこするという、世間にそうざらにない淫靡な要素も欲望をかき立てる。それも一家の主(あるじ)の承諾を得ての不倫である。娘も母親も、どちらも色っぽい。こんなうまい話があろうか。待て。話がうま過ぎる。もう少し、探りを入れてみよう。
「しかし、バイアグラを使うとか、テはあるのではありませんか?」と敏郎君。
「詳しくは云えませんが、そういう問題ではないのです」と清太郎氏。
「これは清香さんも御存知なのですか?」
「もちろんです。隠れてこそこそやるわけではありません」
「…」敏郎君は迷った。こんな異常な縁談は聞いたことがない。
「もう、そろそろ戻らないと。みな心配しているでしょう」と清太郎氏。
「そうですね」
「お返事を頂けないなら、この話は…」
「い、いえ。承知しました。条件は二つともオーケーです」と敏郎君。
「おう!では、婿殿、娘と家内をよろしく」清太郎氏が頭を下げた。

見合いの部屋に戻った敏郎君は、我知らず清香さんとその母親を盗み見てしまう。20代の妻の女体と、その妻を生んだ40代の女体。20代のおまんこと40代のおまんこ。その両方が一度に手に入る。こんな経験が出来るなんて、そうざらにあることではない。そして、そのどちらも美人なのだ。ウシシである。敏郎君が思わずにんまりすると、目が合った母親の円香さんがにっこりと会釈した。彼女は夫が出した二つの条件を知っているのだろうか?知らないで微笑んだのか?敏郎君は慌てて清香さんに目を移した。彼女もまたにっと笑みを浮かべて敏郎君を見返した。敏郎君は何故か蟻地獄へ落ち込む虫のような心持ちがした。

無事結婚式も済み、おまんこ旅行、じゃない新婚旅行も無事終えた。敏郎君が妻が処女でないことに気づいたし、セックス経験も並ではないと感じたが、26歳にもなって処女である方がおかしいし、これだけの美人なら過去に男が数人いても普通だと思われた。こちらだって童貞でもなく、片手以上の女性との交際があった身の上なのだ。お相子である。

敏郎君にとってちと抵抗があった同居であるが、これが意外と楽しかった。清香さんの二人の妹も若さにはち切れそうな美人だったからだ。次女・麗香さん(24歳)はラテン系に近い容貌とスタイルを持ち、活発な行動と意見で、この家では異彩を放っていた。末娘・優香さん(22歳)はまだ純情可憐なお嬢さんという感じで、この家のペットのように誰からも可愛がられていた。清香さんとの結婚前に麗華さん、優香さんと出会っていたら、敏郎君も迷ったに違いない。娘たちはいずれも互いに咲き誇る花のように美しかった。三姉妹を見ているだけで目の保養になり、彼女たちが笑い転げる場に居合わせると、こちらの心も和むのだった。

ある日の夜、敏郎君はパジャマで床に入って清香さんを待っていた。今夜はどんな体位で、どう妻を興奮させるか、さまざまに作戦を立てていた。そこへ清香さんの足音。
「おう。清香、早くおいで」敏郎君がせっつく。
「あなた、母が来て下さいって」布団の脇にきちんと正座した清香さんが云う。
「え?何の用事なのかな、こんな遅く?」
「ええ」清香さんが伏し目がちに云う。
「じゃ、着替えなくちゃ」敏郎君が起き上がる。
「そのままでいいと思います」
「?」敏郎君は一瞬怪訝な顔をしたが、はたと結婚の条件の二つ目を思い出した。
「寝室?」と敏郎君。
「ええ」清香さんが顔を上げずに云う。
「清香!」敏郎君は妻をぎゅっと抱いた。「キミを愛してる」
「分ってます。でも、母も愛して上げて」と清香さん。
敏郎君は驚いた。この家では夫も娘も円香さんの性欲を案じているのだ。
「じゃ、行ってくる」敏郎君は義母の寝室へと歩き始めた。

ついに来た。一時は母娘とおまんこするなんて滅多にないチャンス!と興奮したこともあったが、清香さんとの楽しい交わりに満足している今、もうそんな興奮は薄れていて、条件の二つ目は重荷でしかなかった。ずっとお呼びがかからなければいいと思っていたほどだ。

敏郎君は円香さんの寝室の前に立った。
「お義母(かあ)さん?」敏郎君が声をかけた。声がかすれている。
「敏郎さん?お入りになって」と円香さんの声。
部屋に入って驚いた。薄暗いだろうとは予期していたが、何とミラーボールがゆっくりと廻っていた。古い武家屋敷がキャバレーのようになっている!円香さんは優雅な浴衣に身を包んで、布団の上にきちんと座っていた。ミラーボールの効果で、年増の美しい顔が妖艶にさえ見える。敏郎君は布団に上がり、円香さんの前に座った。
「よろしくお願いします」円香さんが両手をついてお辞儀する。
「こ、こちらこそ」と敏郎君。
「お脱ぎになって。全部」と円香さん。
敏郎君はずばり核心に迫る年増女の度胸に感心した。別に愛しあっている仲でもないのだから、最短距離でやればいいのだ。云ってみれば、売春宿を訪れたようなものである。敏郎君は立ち上がってパジャマとブリーフを脱ぐ。ペニスは勃起していない。緊張のせいもあるし、いかに据え膳とは云え、相手が義母というプレッシャーもある。

円香さんは敏郎君の前ににじり寄って、ペニスを両手に持ち、口に入れた。
「お、お義母さん!」敏郎君が驚く。
「こうでもしないと、こんなお婆ちゃんじゃ立たないでしょ?」と円香さん。
「そ、そんな!」
「好きなようにさせて、ね?」円香さんがフェラチオを続ける。円香さんの舌技は絶技だった。ピンポイントでペニスの性感帯を直撃してぺろぺろし、合間にすぽすぽと唇でおまんこをシミュレートする。ペニスはむくむくと起き上がる。
敏郎君は背を丸めて円香さんの浴衣に手を差し込み、おっぱいをまさぐる。円香さんは口でペニスをくわえたまま、両手を自由にして浴衣をはらりと落とす。素裸だった。熟れた白い肌にミラーボールの反映がきらきらして美しい。敏郎君は円香さんを押し倒し、身体を入れ替えて69の体勢になる。
「まあ、嬉しい!何年ぶりかしら」と円香さん。
その言葉で、敏郎君は彼女の夫・清太郎氏がクンニリングスしている場面を思い浮かべた。そうだ、この女性は人妻であり、夫公認とは云え、これは不倫なのだ。自分だって妻ある身で他の女性と69をしようとしている。紛れもなく不倫に違いない。また、実母ではないものの、母と同年齢の義母の身体に触れるのは、何やら近親相姦に近い異常な感覚も醸し出している。

敏郎君は義母の股を開かせ、おまんこを見つめた。自分の妻を含め、三人の美しい娘をひり出した優秀なおまんこだ。ミラーボールが熟女のおまんこを彩る。さすがに大陰唇は黒いが、白髪は見えない。染めているのかも知れない。敏郎君は割れ目を左右に開く。御馳走を前にした空腹の乞食のように、おまんこは涎のように愛液を滴らせている。敏郎君はクリトリスをしゃぶり出す。
「ぶぐう」ペニスを舐めている円香さんがよがる。
敏郎君はおまんこに指二本を入れ、上に反らせて蠢かせる。
「ぶぎゃあ!」Gスポットを攻撃された円香さんが身体をのけ反らせる。円香さんはもうフェラチオどころではない。
敏郎君は反転して円香さんに正対し、両方のおっぱいを鷲掴みにする。それはふにゃふにゃして頼りない手触りだが、とろけそうな不思議な物体のようでもある。敏郎君は自分の母のおっぱいもこんな風なのだろうと思った。敏郎君は自分の母にキスする思いで、義母の口に吸い付く。敏郎君は母とおまんこするつもりで、義母の膣口にペニスをあてがう。
「やって!」と円香さん。
敏郎君はずぶずぶとペニスを義母の体内に埋め込んだ。
「あうーっ!いいわっ」義母がよがる。
敏郎君は片手で義母のおっぱいを揉み、片手で義母のお尻を揉んだ。そのお尻もふにゃふにゃで、義母の年齢を示していた。若い敏郎君にとっては、そんな年齢の女性の身体が珍しかった。母にもこんな性欲があるのだろうか?とふと思った。今度帰ったら母を誘惑してみようかという考えが閃いた。それも一つの親孝行なのではないか?

敏郎君は母の身体を突き上げるように円香さんの身体を突き上げた。
「あひーっ」円香さんが悲鳴を挙げる。
敏郎君は母の股ぐらを擦るように円香さんの恥骨をぐりぐりする。
「ひえーっ!」円香さんが喘ぐ。
敏郎君は枕を引っ張り寄せて、それを義母の腰の下に当て、義母のおまんこを上向かせる。両手の親指をペニスに添えて、義母のおまんこに突っ込む。ペニスの上げ底である。他の指はクリトリスをこちょこちょする。そうしておいて、ピストン運動とぐりぐり回転を交互に行なう。
「うわーっ!」円香さんが自分のおっぱいを揉みながらよがる。
敏郎君が上体を前傾させて、円香さんと口を合わせ、舌を舐める。激しく腰を動かす。
「ぶぎゅーっ!」円香さんが恍惚となる。
敏郎君が義母の耳に舌を突っ込み、べちゃべちゃ舐める。
「ぎゃああーっ!」屋敷中に轟くような円香さんの悲鳴。イったのだ。
「むむうっ!」敏郎君がおまんこからペニスを抜き、ごしごし擦って義母の顔にぴゅぴゅぴゅぴゅーん!と精液を振りかける。
「ひゃあ!」円香さんは思いがけない婿の顔射にびっくりする。
敏郎君はぜいぜい云いながら、義母の顔に自分の精液を塗りたくった。普通の親族関係でこんなことは出来ない。こんな異常な行動が出来るのは、この異常な結婚ゆえであった。

「これ、化粧品なの?」と円香さん。
「ええ、お肌をしっとりさせます」と敏郎君。
「乾くとごわごわになるんじゃない?」
「そうでしたか?」
「あなた、どうして中で出さなかったの?いいのに」と円香さん。
「お義母さんを妊娠させたらいけないと思って…」と敏郎君。
「今日は大丈夫だったの。危ない日はちゃんと云います」
「分りました」敏郎君はパジャマをつけ始める。
「あさって、また来てくれる?」と円香さん。
「はい。では、お休みなさい」

清香さんの待つ寝室に戻った敏郎君は、清香さんを抱こうとした。一晩に母娘両方と交わるという記録を作りたかったのだ。しかし、清香さんは抵抗した。
「どうして?」と敏郎君。
「どうしても」と清香さん。
敏郎君は、妻の額がうっすらと汗ばんでいるのに気づいた。母と夫のセックスを想像して、オナニーしていたのではないか?敏郎君はそう思った。妻は一人で済ませたのだ。
「お休み」と敏郎君。
「お休みなさい、あなた」と清香さんが云った。

義母のお呼びは平均して三日に一度あった。いくらそれが「条件」であっても、ちょっと頻繁過ぎると思った。これでは、妻と結婚したのか義母と結婚したのか分らないではないか。敏郎君は義母とのおまんこで射精せず、戻ってから妻のおまんこに射精する方策を考えた。

またお呼びがあった。敏郎君は義母に前戯を施した後、充分に愛液が噴出したのを確認して、義母のおまんこに指を入れた。一本、二本、三本。絶えず親指はクリトリスをくすぐり、中指はGスポットを刺激している。
「あへーっ!」円香さんが興奮する。
敏郎君は指を四本にした。そして、五本揃えて義母のおまんこに突っ込む。三人の子供を生んだ産道はさしたる抵抗もなく敏郎君の手を受け入れた。
「そ、そんな!」円香さんにしてみれば野球のバットを押し込まれたようなものである。
しかし、きついのは僅か数センチの膣口だけで、そこを越えると五本の指が自由に動かせる空洞が待っていた。敏郎君は義母のぬめぬめした体内のあちこちを指で触れる。
「ぐわーっ!」この世のものと思えない刺激に円香さんは苦悶する。おまんこの中に蛸を放り込まれたような、あるいは宇宙人の子を孕んだような恐怖を味わう。
敏郎君の指はGスポットに触れたかと思うと、子宮口を押し、襞々を擦り、絶え間なく動く。
「や、やめて!死ぬ!ほんとに死んじゃうっ!」円香さんはレスリングの降参のサインのように、畳をばたばた叩く。
敏郎君はやめない。この好色な義母を悶絶させてやる!と固い決意で臨んでいるのだ。
「ぎゃあああっ!」円香さんが死んだ。始めて五分きっかりだった。

敏郎君は急いで妻のもとへ戻った。今晩はじっくりおまんこするつもりだった。精のつくものを食べていたし、義母のおまんこで無駄玉を打たなかったから、最高の勃起で妻をいたぶることが出来る。敏郎君はわくわくしていた。ガラッと寝室の襖を開ける。
「?」何者かが妻の身体に乗っかっておまんこしていた。「な、なんだ、これはっ!」敏郎君が叫び、上に乗っている男の身体をひっぺがす。
「えっ?」それは義父の清太郎氏であった。「ど、どういうこと?」
「あなたっ!」清香さんが叫ぶ。「お父様、ストップ!」
しかし、清太郎氏は娘のおまんこにペニスを突っ込んだまま、静かに出し入れを繰り返している。
「婿殿、随分早いではないですか。早漏になりましたか?」と清太郎氏。
「お義父(とう)さん!あなた、立たないって云ってたんじゃ?」敏郎君が詰め寄る。
「立たないとは云いませんぞ。家内の相手は厭きたと云ったまでで」清太郎氏が澄まして云う。
「これは近親相姦ですよ!」と敏郎君。「しかも、夫であるボクの目の前で。ひどい、ひど過ぎる!」敏郎君の目に悔し涙が浮かぶ。
「あなた、ごめんなさい!」と清香さん。
「いつから、いつからなんだ?」と敏郎君。
「ずっと、ずっと前から…」清香さんが消え入りそうな声で云う。
「自分の古女房を婿に任せて、その留守中に若い娘とやろうという魂胆だったのか!ヒヒ親父め!」敏郎君が罵る。
「あなたっ!」父親に組み敷かれた清香さんが逃れようともがく。しかし、清太郎氏は途中でおまんこをやめる気はなく、娘を放さない。
敏郎君はバーン!と襖を閉め、どすどすと足音高く廊下を歩み去った。

「お父様、ひどい!私たちの結婚生活が壊れてしまった」と清香さん。
「なに、彼はお前に惚れとる。戻って来るさ」清太郎氏がおまんこを続ける。

娘をイかせ、自分も果てた清太郎氏は、やっと娘を解放した。二人とも寝間着をつけ、揃って敏郎君を探す。先ず、円香さんのところへ行った。まだ円香さんは失神していた。父娘は円香さんが死んでいるのかと思って驚愕した。しかし、清太郎氏が顔をピタピタ叩くと、円香さんが目を開けた。
「もう、やめて…」円香さんはまだ夢うつつである。
清香さんが水を汲んで来た。
「お母さん、大丈夫?」清香さんが母親を抱き起こして、水を飲ます。
「ああ。ほんとに死んだわ」ぼそぼそと円香さん。

父娘は恍惚となっている円香さんを抛り出して、茶の間、台所、書斎、風呂場などを見て廻ったが、敏郎君の姿はどこにもない。

二人は末娘の優香さんの部屋の灯りを見て、襖をノックした。
「優香、起きてるのか?」と清太郎氏。
「お父様、なんか御用?」と優香さんの声。
「優香、うちの人を見なかった?」と清香さん。
「敏郎さん?さっき、出てったわ」
「出てった?」清香さんが襖を開く。優香さんが素っ裸で仰向けに大の字になって、ティシューでおまんこから漏れ出る精液を拭いている。
「一体、どういうことだ?」と清太郎氏。
「お義兄(にい)さんが突然入って来て、『お義父さんがやっていいって云った』と云って、私を抱き締めたの。私が『何してもいいって?』と聞くと、お義兄さんが『そう、何してもいいって』と云うんで、私『そう、じゃ公認されたのね?』って云って抱かれたの」
「なんと!」と清太郎氏。
「お義兄さん、凄いのね!情熱的に、嵐のように私をイかして出て行ったわ」
「腹いせか?」と清太郎氏が呟く。
「復讐ね」と清香さんが呟く。
「で、彼はどこへ行ったんだ?」清太郎氏が優香さんに聞く。
「麗香姉さんのところへ行くって…」
「あの野郎!」清太郎氏が歯ぎしりした。

清太郎氏と清香さんはバタバタと走って麗香さんの部屋へ行き、バーン!と襖を開けた。ネグリジェ姿の麗香さんの下半身を剥き出しにし、敏郎君が乗っかっておまんこしていた。
「あら、なに?」と麗香さん。「邪魔しないでよ」
「くぬーっ」と清太郎氏。
「パパが『やっていい』って云ったんでしょ?敏郎さん、凄いわ。あたし、好きになっちゃった!」
「麗香!」と清香さん。
「あら、公認したんでしょ。だったら文句云わないでよ」
「敏郎君、これはどういう真似だ?」と清太郎氏。
「清香が、あなたと清香はずっと前からやってたと云いました。そんな以前からやっているヒヒ親父なら、長女だけの筈はないと思った。あなたは三人の娘全員とやっていたんだ。優香さんも麗香さんも、あなたが『いいと云った』と云ったら簡単にやらしてくれた。この屋敷はフリーセックスと近親相姦の館だったんだ」
「あら、敏郎さん、嘘ついたの?」麗香さんが急にもがく。
「もう遅い。最後までやらせろ」と敏郎君。
「だって!いいの、パパ?」と麗香さん。
「敏郎君、この後どうする気だ?離婚か?」
「先ず、週刊誌の記者を多数集めて会見し、金融界の巨人の猥らで不道徳な性生活の実態を暴露…」
「なにい!」清太郎氏がわなわなと両手を震わせる。
「…なんてことはしません」と敏郎君。
「えっ?」清太郎氏が話について行けず、ずっこける。
「あなたと同じように、私も三人の娘さんと自由にやらして貰えるのであれば、ボクは満足です。お義母さんの面倒も引き続きみましょう」と敏郎君。「これまでは、この屋敷はあなただけのハーレムだったが、これからはボクのハーレムにもなるわけです」
「ううむ」清太郎氏が呻く。
「お父様、承知して!」と清香さん。
「そうよ、パパだけじゃもう駄目よ。敏郎さんにも入って貰うのよ」と麗香さん。
「そうよ!」いつの間にか来ていた全裸の優香さんも口を揃える。
「仕方がない」清太郎氏ががっくりと頭を垂れる。
敏郎君は麗香さんの大きなおっぱいを揉み、彼女と舌を絡ませながら、悠々とおまんこを再開した。

こうして、一人の娘と結婚したら、その母親と他の二人の娘、計三人がおまけでついて来たことになった。全部、飛び切りの美人。敏郎君は毎日、「今日は誰とやろうか?」と嬉しい悩みを抱えることになったのである。




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