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23. 遺族揃って乱交せよ

「コホン!えー、只今マイクのテスト中。えー、聞こえますでしょうか?」とダークスーツに喪章をつけた老人が云った。夜のお寺の本堂である。
「聞こえまあす!」と、大勢の人の後ろの方から声がした。
「嵐山家の御遺族の皆様、お待たせいたしました。私、このたび故人となられた嵐山完寿郎様には大変お世話になりました渡辺法律事務所の渡辺でございます」
「早く本題に入れー」と遺族の誰かが云った。
「本日、お通夜を早めに打ち切らせて頂き、御遺族の皆様に残って頂きましたのは故人の御遺志でございます。誤解なきようお願い致します」
「故人の遺志?」という男の声がした。
「なに、一体」と女の声。
「これは故人の遺産の分配に関する重要な集まりでございます。御遺族として御長男・健様御一家16名、御次男・旭様御一家12名がお集りです。故人は月並みな遺産贈与を嫌われ、御両家が渾然一体となって睦まじく暮らされるようにとの願いを込めた分配法を遺言で残されました」

28名の遺族はしーんとなった。何なのか意味不明なのだ。
「ハッキリ申しましょう。この場で御両家全員に交わって頂くのです」と渡辺氏。
「フォークダンス?」という声がした。
「おしくらまんじゅう?」という声もした。
「セックスです」と渡辺氏。
「ええーっ?」本堂が揺れるようなどよめきが起った。
「冗談でしょー」
「乱交?」
「近親相姦?」
「あたし、やだーっ!」などの声が次々に発せられた。
「参加を拒否されるのは御自由ですが、拒否された方の多い御一家は当然遺産の割合が減ることになります」と渡辺氏。
「これはじゃあ、遺産をめぐる両家の競争ですか?」と健さん(63歳)が聞いた。
「結果としてはそうです」と渡辺氏。「しかし、遺産は単なる動機づけであって、大事なのはプロセスである両家の親交を深めるという一点にあります。故人はこのプロセスの趣旨を活かし、末永く相和して暮らすようにと願われたのです」
「末永く近親相姦しろってか」と旭さん(61歳)。
「ひどいお祖父さん!」という女の声。

「なにぶん大勢様ですので、組み合わせが決まって5分後には挿入して下さい。1ラウンドは10分です。射精する必要はなく、また女性をイかせる必要もありません。各ラウンド終了まで性器を結合されていたことが確認されれば、男性一人につきポイント1となります」と渡辺氏。
「男性主体なの?」と質問。
「便宜上そうさせて頂きます。他意はありません」
「じゃ、別にピストン運動する必要もないんだ」という声がした。
「そういうことです」と渡辺氏。
「漏れちゃったらどうすんの?」と質問があった。
「あはは」という笑い声。
「休憩して頂いて構いませんが、その後勃起せずに棄権が多ければポイントが得られないことになります」
「妊娠したらやだ。どうしてくれんの!」という女性の声。
「コンドームを山ほど用意してございます」と渡辺氏。
「バイアグラ服んでいいかね?」という質問。
「薬物の使用は禁じられております。疑わしい場合はドーピング検査を実施し、失格となる場合もございます」
「夫婦もやるんですかあ?」と質問。
「あ、御夫婦は交わって当然ですから、やる必要はありません」
「結局、最高何人とやるわけえ?」と質問。
「えっと、私どものシミュレーションではですね」と渡辺氏。「独身男性ですとお相手が16人、既婚男性で15人となっております」
「ひえーっ!そんなにやるのー?」呆れる声がした。
「当家は人数が少ないので、最初からポイントに差がついちゃうけど」という声(旭さんの家族)。
「大丈夫です。人数とポイントをパーセンテージで出しますから」と渡辺氏。
「あのー、魔子ちゃんは8歳で、梨乃ちゃんは9歳ですけど、やっぱりやるんですか?」
「文太なんか10歳、浩二は11歳だけど、立つのかしら?」
「私どもはあくまでもレフェリーです」と渡辺氏。「お子様を参加させるさせないは、御一家の作戦でお決め下さい」

「渡辺さん一人で全員チェック出来るの?」と質問があった。
「いえ、不可能です。そこで、当事務所の全員をレフェリーとして招集しました」渡辺さんの合図で老若の弁護士10数名が駆け足で現われた。全員、トレパンにトレシャツで、笛を首から下げている。ルール違反があったら吹くのだろう。
「皆さん、御両家それぞれ作戦がおありだと思います。先ず、15分の作戦タイムを差し上げます。それを過ぎますと、直ちにラウンド・ワンの開始となります。よろしいですか?では」そこで、トレパンの弁護士たちが一斉に「ピーっ!」と笛を鳴らした。

両家は作戦を練り始めた。嵐山 健と純子(62歳)夫妻には哲也(40歳)、麗子(37歳)、恒彦(34歳)の三人の子供がいて、それぞれの配偶者と8人の孫に恵まれていた。偶然であろうが、彼ら全員が東映の役者名に似ているので、作者としては今後この一家を東映系と呼ぶことにする。片や、嵐山 旭とルリ子(60歳)夫妻には裕之(42歳)、裕次郎(40歳)の二人の息子とその配偶者、および6人の孫がいた。こちらも、何たる偶然か、一同が揃って旧・日活の役者名に似ているので、この一家を日活系と呼ぶことにする。

実際にはどちらの作戦も似たり寄ったりであった。両家とも少しでも多く遺産を分捕るため、全員参加を決めた。東映系の8歳の魔子ちゃん、9歳の梨乃ちゃん、日活系のいずみちゃん(12歳)、小百合ちゃん(14歳)も例外ではない。母親たちはこれらの少女たちがみな処女だと警告したが、それはコラテラル・ダメージ(目的達成のために付随する多少の犠牲)と考えることにされた。で、両家ともこうした少女たちの処女を敵方に散らされるのを嫌がり、近親、それも少女の父親が破瓜するという決断が共通点だった。63歳で最長老の健さんは「冥土への土産に」8歳の孫・魔子ちゃんとやりたがったが、魔子ちゃんの父・恒彦君が頑として譲らなかった。健さんには娘婿の欣哉くんが9歳の娘・梨乃ちゃんを譲って、なんとか落ち着いた。日活系は14歳の小百合ちゃんを、父親の裕之さんが旭さんに譲った。

もう一つの作戦の共通点は、女性たちは自分の家族には何もしないが、敵方の男性には肛門括約筋を収縮させるという奥の手で、男性の射精を誘うというものであった。一度射精してしまうと、中年男性の回復は遅い。相手が一人でも棄権すれば遺産が増えるのである。この作戦は必然的に、敵方との交わりを出来るだけ後にする、別な言葉で云えば、ごく身近な近親と先に交わるということを意味していた。

「はい、時間です。では、第一ラウンド、開始!」と渡辺氏。一斉に笛が鳴った。
お寺の本堂の真ん中に、喪服に身を包んだ大勢の男女が円陣を作り、その中央に8組16人の男女が進み出た。レフェリーの弁護士たち8名がクリップボードとストップ・ウォッチ、笛などを携えて位置につく。

東映系は健さん(63歳)と孫の梨乃ちゃん(9歳)、健さんの長男・哲也さん(40歳)と娘のゆう子ちゃん(12歳)、健さんの長女・麗子さんの旦那・欣哉さん(39歳)と娘のひろ子ちゃん(13歳)、健さんの次男・恒彦さん(34歳)と娘の魔子ちゃん(8歳)。健さんを除く全員が父娘相姦である。

日活系は旭さん(61歳)と孫の小百合ちゃん(14歳)、旭さんの長男・裕之さん(42歳)と長女・順子さん(18歳)、旭さんの次男・裕次郎さん(40歳)と娘のいずみちゃん(12歳)。こちらも旭さんを除いて、全員父娘相姦。

セックス経験豊富な順子さん以外の女の子はみな処女だから、その母親たちは気が気ではない。涙を浮かべ、ハンケチを噛み締めて見守る。痛がるだろう。嫌がってその後棄権するようだと遺産が減る。肉親愛と物欲が綯い交ぜになって不安を醸し出す。男性たちはいずれもやさしく少女たちに前戯を施す。しかし、五分以内に愛液を出させておまんこを始めなくてはならないので、みな内心焦っている。少女たちは衆人環視の中でパンティを脱がされ、股を広げさせられるので、恥ずかしさと緊張で小刻みに震えている。
「魔子ちゃん、だいじょぶよ!お母さん見てますからね!」と母親の裕子さん。
「梨乃、リラックスして!」と母親の麗子さん。
「いずみ!怖がらないで!パパに任せて1」と母親の三枝さん。
あちこちで「痛い!」、「痛!」、「あーん!」、「やめて!」と少女たちの声。男たちはついにペニスを挿入したのだ。レフェリーたちが「カチ」、「カチ」と計測開始のストップ・ウォッチを押す音がする。男たちは未成年のきついおまんこに感動し、出来ればピストン運動をしたいと思う。もっと出来れば、幼いおまんこに射精したいとさえ思う。しかし、そんなことをしたら遺産が減ってしまう。我慢するしかない。本当のおまんこは帰宅してからやればいいのだ。もう近親相姦してしまったのだから、後は好きなだけやればいい。少女たちも太い肉棒を股に突っ込まれながら、必死で我慢している。長い、長い10分間だった。
「はい、おつかれさまでした」と、あちこちでレフェリーの声がする。ちゃんと挿入されてからの計測だから、終了は組ごとにまちまちなのだ。
「ふーっ!」見物の誰からともなく溜め息が漏れる。処女の初まんこは見ているだけでも息が詰まるのだ。

「では、同じ要領で第二ラウンドです。始め!」と渡辺氏。また笛が鳴った。
東映系、健さんは長老の役得で、残る最後の処女を相手に得た。長男・哲也さんの長女・久美子ちゃん(14歳)である。哲也さん(40歳)は母親・純子さん(62歳)と、哲也さんの長男・弘樹君(16歳)は従妹の魔子ちゃん(8歳)と、健さんの次男・恒彦さん(34歳)は兄の妻・芽衣子さん(36歳)とおまんこすることになった。処女の久美子ちゃん以外は既に愛液を滴らせていたので、手間取らなかった。
「母さん」と哲也さんが母親・純子さんのおまんこにぺニスをぶちこみながら云った。「ほんとは、おれ、こうしたかったんだ、昔から」
「そうだったの?」と純子さん。「もっと若い時だったら良かったのに、こんなお婆ちゃんじゃ幻滅でしょ」
「歳なんか!おれ、ふるさとへ帰ったような気がして」哲也さんが感極まってペニスを出し入れする。
「駄目よ!哲也!」純子さんが制止する。
「いけね!つい。母さん、いつか又やらしてくれる?」
「ええ。うちの人も若い娘たちとやり出すでしょうから、お相子よね」
「ほんとだよ?ほんとにやらして!」
「いいわよ」

恒彦さん(34歳)は兄の妻・芽衣子さん(36歳)に乗っかっていた。
「義姉(ねえ)さん」と恒彦さんが云った。「ボクが姉さんに惚れてるの、知ってた?」
「恒彦さん、どさくさに紛れて何を云うの」と芽衣子さん。
「もうこうなっちゃったんですから、時々お願いしますよ」
「駄目よ、裕子さんに怨まれる」
「裕子だってもうすぐ兄貴とやるんです。兄貴より10歳年下ですからね、兄貴もボクと同じことを裕子に云うと思うな」
「そうかしら?」
「そうですって」
「あちらがそうなら…」
「いいんですね?やった!」

日活系は旭さんが長男・裕之さんの妻・洋子さん(40歳)と、裕之さん(42歳)は弟・裕次郎さんの妻・三枝さん(38歳)と、裕次郎さん(40歳)は母親・ルリ子さん(60歳)と、裕之さんの長男・錠君(16歳)は従妹のいずみちゃん(12歳)とおまんこした。

「ママ、息子とおまんこするって、どんな気持?」と裕次郎さん。
「恥ずかしいわよ、古道具のおまんこ曝け出して」とルリ子さん。
「まだ使えるよ、これ。悪くないよ」裕次郎さんが腰をへこへこさせる。
「やめなさい!漏れちゃったらどうすんの!」ルリ子さんが慌てる。
「パパとママ、もうやってないの?」と裕次郎さん。
「やってるように見える?」
「パパ、まだ元気そうじゃない」
「よそでやってるのよ。『港々に女あり』って人だから」
「じゃ、これ、久し振りなの?」裕次郎さんがまた腰をへこへこさせる。
「そうよ。錆び付いて開かないかと思ってた。よく押し込んだわね」とルリ子さん。
「あはは、『錆びたマンコ』か。こりゃいいや。ママ、今度、ボク慰めてやっからさ。期待してて」
「嬉しいねえ。優しい子だね、お前は」
「おれより英樹(17歳)の方がいいかな?」と裕次郎さん。
「あ、英樹もいいねえ!」

裕之さんは弟・裕次郎さんの妻・三枝さん(38歳)とおまんこしていた。
「三枝さん、あんたが弟にぞっこんだということは知ってる」と裕之さん。「でもね、もう少し愛想よくおまんこ出来ないもんかね?」
「お義兄さん、これは家のためにやってるんです」と三枝さん。「好きでやってるんではありませんわ」
「だからって、そうそっぽ向かなくても」と裕之さん。「おれだって、あんたが好きなんだから」
「聞きたくありません、そんなこと」
「キスさせてくれ、え?」裕之さんが口を尖らせて三枝さんの口に迫る。
「やめて!」おまんこされながら、三枝さんが裕之さんの頬にビンタを食わす。
「イテっ!」裕之さんが頬に手を当てる。
「わあ!」観衆がどよめく。
「ピーっ!」と笛が鳴った。
「これは家族が仲良くするための儀式ですぞ!」と渡辺弁護士。「無理強いはやめましょう」
「わあったよ」裕之さんが云い、三枝さんとお互いそっぽを向きながら交わりを継続する。
「裕之ったら、もう!」と裕之・裕次郎兄弟の母・ルリ子さんが慨嘆した。
「あはは!うちのかあちゃんもやるもんだ」と裕次郎さん。「おまんこの相手を殴るって見たことねえや」
「大体、他人のおまんこなんて見るもんじゃないでしょ」とルリ子さん。
「そらそうだ。云えてるよ、ママ」と裕次郎さん。

と、こんな風に全てのラウンドを書いて行くと、この小説は『戦争と平和』並みの長さになってしまう。いい加減にはしょることにしよう。

転機は第八ラウンドで訪れた。東映系はまだ自陣の女性とのおまんこが完結していなかった。しかし、この回、日活系の裕次郎さんは“敵方”の東映系の女性とやることになったのである。裕次郎さんは一回休んだだけで、既に6人の女性と交わっていた。日活系には女性は7人しかおらず、その一人は妻の三枝さんなのでやる必要はない。つまり、日活系の女性とはやり尽くしてしまったのだ。裕次郎さんはこの場の最年少の魔子ちゃん(8歳)を相手に選んだ。こんな幼い子と公認でやれるチャンスなど滅多にないのだから、これは当然の選択だと云えた。

幼い魔子ちゃんは人気があり、一回の休みを貰っただけで既に6人の男性に“輪姦”されていた。でも、それは父だったり伯父さんだったり従兄だったりで、近しい人々だったから気分的に楽だった。裕次郎さんも親戚ではあるが、魔子ちゃんからすれば遠い存在である。緊張した。裕次郎さんは魔子ちゃんをリラックスさせるため、『銀座の恋の物語』か何かをハミングしながら魔子ちゃんの身体にペニスを押し込む。魔子ちゃんは初体験で処女を失ったばかりなのに、入れ替わり立ち替わり男たちに乗っかられてうんざりしていた。しかし、裕次郎さんのペニスは殊の外大きくて、おまんこが苦しい。
「あううう!」と魔子ちゃんが呻く。
「魔子ちゃん、だいじょうぶ?」裕次郎さんが心配する。
「ふう。だいじょぶ」
「入れ過ぎたかい?」と裕次郎さん。
「てか、太くて…」と魔子ちゃん。
「太いの、嫌い?」
「裂けそうで恐い…」
「魔子ちゃんのおまんこ、最高だぜ。またやりたいな」
「みんな、そう云うの。困っちゃう」と魔子ちゃん。
「おまんこ嫌いなの?」
「これ、おまんこって云うの?」
「違うね。これがおまんこさ」裕次郎さんがきついおまんこにペニスを出し入れし、腰を廻したりする。
「あはーん!」8歳の魔子ちゃんがよがる。
観衆は裕次郎さんの向こう見ずな行動に呆れ、魔子ちゃんの初めてのよがり声に驚いた。
裕次郎さんはこのまま、魔子ちゃんのきついおまんこに射精したい衝動に駆られたが、父の旭さんに怒られそうなので思い留まった。

続くラウンドでは、日活系の裕之さんの長女・順子さん(18歳)とその弟・錠君(16歳)が姉弟で交わった。プレイガールの順子さんが処女でないことは周知の事実だった。
「姉ちゃんよ、あれだけ日頃やらしてくれって頼んでんのに駄目で、お祖父ちゃんや親父がやれってえと、一発でこれだもんな」と錠君。
「当たり前じゃない、お金のためだもの」と順子さん。
「今度から素直にやらしてよな」
「やよ」
「どうして?」
「あたしゃ、掃いて捨てるほど相手がいるの。弟とやるほど落ちぶれちゃいないのよ」
「けっ。じゃ、おれはモテないってか?」
「そうなんでしょ?」
「そうじゃねえよ。姉ちゃんとやりたかったんだよ」
「どうして小百合(14歳)とやんなかったのさ?」と順子さん。
「小百合は処女だしさ、親父のお気に入りだし」と錠君。
「もう処女じゃないよ」
「おれは姉ちゃんのこの色っぽい身体がいいんだよ」錠君が姉のおっぱいを鷲掴みにする。
「きゃあ!」

東映系の少年の最年少は文太君(10歳)だったが、その後のラウンドで母親の裕子さん(30歳)と組み合わされた。文太君は既に何人かの女性と交わっていたが、温かく湿った気持のいい穴におちんちんを突っ込んでも、「動かしちゃ駄目」、「いい気持になっちゃ駄目」と云われ続け、ペニスが拗ねて自閉症になってしまい、もう勃起しなかった。仕方なく母の裕子さんがフェラチオで立たそうとする。
「あ、ママ、ボク、これ好き。気持いい」と文太君。裕子さんの努力で、10歳のペニスが勃起し始めた。「ママ、家に帰ってもこれやって、ね?」と文太君。
「駄目よ!今だけよ」と裕子さん。
「そんなあ!じゃ、妹(=魔子ちゃん)にやらせる」
「それも駄目!」
「ママの馬鹿!」文太君はママの頭を両手で押さえ、腰を急速に動かす。
「ばべーっ(駄目ーっ)」裕子さんがパニックになる。
「ああーっ!」文太君がママの口内で射精した。
「馬鹿ーっ!」父の恒彦さんがふっ飛んで来た。
裕子さんが息子の精液を口からだらだら垂らしながら涙ぐむ。
「いつでもやってやるって云えばいいんだよ」と恒彦さん。「おれだって帰っても魔子とやるぜ」
「そんな、あなた!」裕子さんがショックを受ける。

天の配剤と云うべきか、あるラウンドで大物同士の対戦が同時に行なわれた。東映系の最年長男性・健さん(63歳)と日活系の最年長女性・ルリ子さん(60歳)、日活系の最年長男性・旭さん(61歳)と東映系の最年長女性・純子さん(62歳)という組み合わせである。

純子さんはかねての作戦通り旭さんに肛門括約筋攻撃を仕掛け、早期射精を促そうとする。
「おお、義姉さん、やはりその手で来るのかね」と旭さん。
「そぎゃん悪くとらんでくだっせ」と純子さん。「自然になるとですたい」
「おらあ、信じないね」
「早く漏らしたらどぎゃんね」
「本音を吐いたな、義姉さん!」
旭さんは両手の人差し指を揃えてペニスに添え純子さんのおまんこに突っ込む。
「うぐうっ!」急に太くなったペニスに純子さんが呻く。
旭さんは上向きになっている両手の親指で純子さんのクリトリスを刺激する。
「あわわわっ!」純子さんは性感の虜となり、もう肛門括約筋攻撃どころではない。

健さんもルリ子さんの肛門括約筋攻撃を受けていた。
「ルリちゃん、もう少し穏やかにやれねえもんかな?」と健さん。
「あら?これ、義兄さんと初めてだからサービスのつもりよ?」とルリ子さん。
「どうしてもおれをリタイアさせるつもりかい?」
「そんなことない…と云うと、嘘になるわね」
「ちょいと失敬」健さんはルリ子さんのおまんこにペニスを突っ込んだまま、彼女の身体を引っくり返し、ルリ子さんを四つん這いにさせた。
「きゃあ、義兄さん、なによ!」ルリ子さんが驚く。
健さんはレフェリーにもう一個コンドームを要求した。受け取った袋を破くと、コンドームを右手中指にはめ、それをお尻を突き出したルリ子さんの肛門に突っ込む。
「ひええーっ!」ルリ子さんがたまげる。
健さんは義妹の肛門を傷つけないように、静かに指を奥へ差し込んで行く。
「むぎゅーっ!」ルリ子さんが呻く。もう肛門括約筋攻撃は不可能だった。何も入っていない肛門は締められるが、何か突っ込まれたら最後、もう締めることは出来ない。健さんの見事な防御策であった。

この後も両家の交わりは延々続いた。快楽を知った魔子ちゃん(8歳)が腰を使い始め、多くの男性がたまりかねて射精してしまった。魔子ちゃんの悦楽の呻きに煽られ、いづみちゃん(12歳)や小百合ちゃん(14歳)も男性とキスしたり、クリトリス刺激を要求するようになった。こうなると男性たちも先の金銭よりも目先の快楽に身を委ねて射精する者が増え、その結果、どんどんリタイアして行って、両家のポイントはほぼ伯仲してしまった。

健さんも旭さんも、最終的に「遺産は人数に応じて均等に分配する」という案を渡辺弁護士に提起した。渡辺氏は「それこそ故嵐山完寿郎氏の『和を尊び仲良く暮らせ』という趣旨に合致するもの」として了承し、前代未聞の仏前近親大乱交はめでたく終了した。その後も両家の乱交が続いていることは御想像の通りである。




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