[banner]

09. 四つ巴

「巴」と云えば「三つ巴」が相場である。しかし、この物語では何故か四つなのだ。

数年前、静夫君(14歳)のママ(36歳)の結婚が破綻し、ママは静夫君を連れてアパートを借り、スーパーのパートタイマーとして働いていた。しかし、不況のあおりでスーパーも人減らしを始め、ママは転々と職を変えなくてはならなかった。安い家賃を求めてアパートも変わったため、静夫君はその度に転校を余儀なくされた。それでも職があるうちはまだよかった。ある日から完全に職が見つからなくなってしまったのだ。

静夫君の伯父さん(ママの兄さん、46歳)が救いの手を差し伸べた。伯父さんは長男として家を継ぎ、小さいながら駅前で歯科医院を開いていた。そこで窓口事務をしていた女性が結婚退職するので、ママに後釜に来ないかと云ってくれたのだ。そればかりか、実家に戻って来て一緒に暮らそうとも云ってくれた。伯父さんは二年程前に妻を亡くし、後添いを貰っていなかった。医科歯科大で勉強中の息子はガールフレンドと同棲中で、実家には伯父さんと長女・珠緒さん(18歳)の二人切りだった。部屋は充分空いているので、ママも静夫君も各自一部屋ずつ貰える。ママが食事の世話をしてくれれば住むのは無料、窓口事務のお給料は当然出すとのことで、これほど母子にとって有り難いことはなかった。ママと静夫君は大喜びで移り住んだ。

伯父さんは紳士的で静夫君を息子のように可愛がってくれた。静夫君にとって従姉(いとこ)の珠緒さんは、明るいベビーフェースの持ち主で、その肉体は咲き誇る前の蕾のようだった。彼女も静夫君に優しくしてくれた。思春期の静夫君にとって珠緒さんの姿態は目に眩しく、静夫君は珠緒さんの傍にいるとどきどきした。

引っ越し荷物の整理も終り、新しい生活も落ち着いて来たある日の夜。珍しく、静夫君は寝入って数時間後に尿意を催してトイレに立った。自分の部屋から廊下に出る。寝静まっている人々を起さないように、そっと歩く。ママの部屋に近づく前から静夫君は人の話し声を耳にしていた。(こんな夜中に何だろう?)静夫君は不思議だった。立ち止まって耳を澄ます。それはママと伯父さんの声だった。(仕事の話だろうか?いや、仕事の話なら応接間かダイニング・キッチンが相応しく、ママの寝室というのは変だ。静夫君は足音を殺してママの部屋の襖の前に忍び寄った。
「やつれたな、お前」と伯父さんの声。「明日から金に糸目をつけず、美味い物を作れ。少し肉をつけろ」
「この歳で肉をつけたら、ぶくぶく太ってしまうわ」とママの声。
「太ってもいい。変化がある方がいい」
「変化って?どういうこと?」
「ん?いや、嫁入り前のお前と今のお前ってことさ」
「兄さんはいつだってあたしの身体を性欲のはけ口にするんだから…」
「そんなに嫌だったのか?」
「嫌だったわ。まるで道具みたいにおもちゃにされて」
「しかし、よがってたじゃないか?」
「それは身体が勝手に反応したのよ。心は別」
「今はどうかね?」と伯父さん。
「今は違う。可愛がって、兄さん!」とママ。
「おほう!凄い変わり様だな」伯父さんが含み笑いをする。
「心も身体も変わったの。あたし、男が必要なのよ」
「やってやる」
「やって!兄さんっ!」

それからは会話は聞こえなくなった。慌ただしく寝間着を脱いでいるような物音、べちゃべちゃちゅうちゅうと何かを舐めたり吸ったりする音、そして呻き声、荒い吐息などが続いた。静夫君は尿意など消えてしまい、廊下に立ち尽していた。
「あううう、ううーっ!」とママの声。「ああーっ、そ、そんなっ!うう、おおーっ。いいっ!いいわっ!あうーん!あはーん!駄目、どうかなっちゃう!むう、むううっ!あうあうあう!」
静夫君はそれがおまんこと呼ばれる行為であることを本能的に察知した。知識はなかったし、誰かに教わったわけでもない。しかし、男と女が性器を交えるとお互いにいい気持になれるらしいということは、なぜかずっと前から分っていた。いま、ママは実の兄の伯父さんとおまんこしているのだ。静夫君は近親相姦という言葉は知らなかったから、兄妹による性交がいいのか悪いのかは分らなかった。ただ、おまんこは恋人同士や夫婦の間で行なわれるものと思っていたから、伯父さんとママの組み合わせが意外ではあった。

静夫君は襖の引き手に手を掛け、そっと動かそうとした。襖は重く、中々動かない。もしガタンとでも音をさせたら一大事である。中の二人はかんかんになって怒るかも知れない。静夫君を家から追い出すかも知れなかった。しかし、静夫君はおまんこの実体を知りたかった。見たかった。静夫君は引き手を持ち上げるようにして、歯を食いしばって僅かに引く。小さな動きをしようとしているのに、汗が湧いて来る。襖は微かに隙間を作った。しかし、まだ狭過ぎる。ママのよがり声がハッキリ聞こえるようになり、汗みどろの二つの肉体がぶつかり合う音が聞こえて来る。静夫君は最大の注意を払ってさらに襖を開いた。約5ミリの隙間が出来た。静夫君は片目をその隙間に当ててママの寝室を覗いた。

ママも伯父さんも素っ裸である。ママは敷き布団の上に横になり、大きく股を開いて兄の性器を受け入れている。伯父さんはママにのしかかって、ママの口に吸い付き、ママと舌を舐め合いながら、ママの豊かな乳房を揉んでいる。そして、腰を淫らにへこへこさせたり、廻したりしている。

静夫君はごくりと唾を飲んだ。唾を飲む音が中の二人に聞こえるのではないかと思うほど、自分の耳に大きくこだました。安アパートで二人で何年も暮らしていたが、ママの裸は見たことがなかった。ブラジャーにパンティで、その上にシュミーズを着た姿は何度か見たことがあったが、当時は何も感じなかった。今は違う。白くこぼれるような乳房もセクシーであったし、大股を開いている姿もエロチックだった。そして陰毛に囲まれ、伯父さんのペニスが出入りしているママの性器は衝撃だった。静夫君の14歳のペニスもむくむくと起き上がった。静夫君は室内のおまんこを覗きながらペニスを擦った。

「あーん!いいっ、いいわっ!もうイきそう!」とママの声。
「イけ、イくんだ!」と伯父さんの声。
「あうあうあうーっ!あわわんあわーん!」
「ほれほれーっ!」
伯父さんが急速に腰を動かし、肉体のぶつかりあう音が一段と激しくなる。
「あわはーんっ!あーっ、死ぬ〜っ!」とママ。
「ぐむむむ〜!」伯父さんがピストン運動でママの身体を突き上げた。
静夫君は忍び足で部屋に戻ると、ティシューを数枚抜き取り、ペニスをごしごし擦ってティシューに射精した。

日中、誰もいない時に、静夫君はママの部屋の襖の敷居に蝋燭を擦り付け、滑りをよくした。襖は軽やかに開けられるようになった。伯父さんは三日に一回程ママの寝室を訪れた。静夫君は寝床で耳を澄ませて待ち受け、二人がおまんこを始めると覗きに行った。前もってティシューをパジャマのポケットに入れて持参し、ママがイくとその場で静夫君もティシューに射精する。まるで、自分がママとおまんこしているような気になれた。

静夫君は自分もママとやりたかった。伯父さんよりも自分にやる権利があると思った。静夫君がませた不良っぽい少年であったら、ママと伯父さんの道ならぬ関係を知っていることをほのめかし、心乱れているママを脅しておまんこしたかも知れない。しかし、素直に育った静夫君にそんな悪知恵は働かなかった。ただ覗きによってママの裸と痴態を見、オナニーすることで満足していた。

「あうううっ!兄さんっ、いいっ!あはーん!」とママのよがり声。
静夫君は最近は大胆に10センチぐらいの隙間を作り、廊下にしゃがんで覗いていた。おまんこに熱中している二人は、絶対に背後を振り返ったりしない。ママがイき、伯父さんと自分が射精した後でそっと襖を閉めればいいのだ。
「あうーん!あわーん!いい〜っ!」とママ。
ふと、静夫君の背中に何かが触れた。オナニーしていた静夫君は心臓が止まるほど驚いた。何ものかは静夫君の背中をぐーっと押し付けた。静夫君の目に珠緒さんのふわふわしたピンクのネグリジェが横切る。静夫君が見上げると、珠緒さんが立って襖の隙間に目をつけてママの寝室を覗いていた。静夫君はパニックに陥った。伯父さんの所有する家で伯父さんがおまんこしている場面を覗き見していたことが伯父さんの娘にバレてしまったのだ。万事休す。

珠緒さんは数分間室内を覗いていたが、ふっと目を外し、静夫君によりかかっていた姿勢を元に戻した。そして、無言で静夫君のパジャマに手をかけて引っ張り、静夫君を立たせた。そのままぐいと静夫君を引き立てて行こうとする。静夫君は引っ張られながらも、健気に何とか襖を元通りに閉めた。

静夫君は珠緒さんの部屋に引っ張って行かれた。18歳の娘の部屋らしく、女っぽい品の良さと、可愛い縫いぐるみなどの飾りの数々が入り交じって不思議な雰囲気を醸し出している。敷いてある布団も同様で、色っぽいとも可愛いともとれる色彩と模様である。静夫君は、現行犯で逮捕された万引き少年のように首をうなだれて立っていた。
「座りなさい」珠緒さんが云った。
「…」静夫君は黙って畳の上に座った。
「いつから?」と珠緒さん。
「えっ?えーと、20分前ぐらい…」と静夫君。
「違うの。あなたが覗きを始めたのはいつからかってこと。今日が初めてじゃないでしょ?」
「えーと、んーと、二週間前ぐらい…」静夫君が正直に云う。
「やっぱり…」と珠緒さん。
「え?」と静夫君。
「何回ぐらい覗いたの?」
「二、三回…」
「嘘つきなさい!」珠緒さんが強く云う。
「五、六回…」
「そんなに!」珠緒さんが呆れる。
「ごめんなさい」静夫君が首をうなだれる。
「あたし、あなたを怒ってるんじゃないわよ」
「え?」てっきり叱られるとばかり思っていた静夫君がびっくりする。

「静夫君」と珠緒さん。「あなた、誰にも喋ってないでしょうね?」
「飛んでもない!」と静夫君。
「あなたにも、あなたのママとあたしのお父さんが兄妹でおまんこしていいわけないこと分ってるでしょ?」
「そうなの?僕、よく分んなくて」
「父娘や兄妹のおまんこは誰にも云っちゃいけないことなの。知られたらみんなから村八分にされちゃう」
「村八分って?」
「除け者よ。誰からも相手にされなくなるの」
「へー?」
「お父さんは患者が来てくれなくなって医院がつぶれちゃう。あなたのママも失業よ」
「僕、誰にも云わない!」
「約束出来る?」
「うん!」
「じゃ、一つ秘密を教えて上げる」と珠緒さん。
「え?なに?」
「あなたたちが来るまで、お父さんはあたしとおまんこしてたの」
「えーっ?父娘で?」静夫君がたまげる。
「そう。でも、最近お父さんがあたしの部屋に来ないからどうしたのかなって思ってた。お父さん、あなたのママとやってたのね。あたしはおっぱいもお尻もまだ小さいから、叔母さんには敵わないわ」
「伯父さんと僕のママ、ずっと前からやってたみたい。ママが結婚する前から」
「えーっ?」今度は珠緒さんが愕然とする。「知らなかった」

「僕、もう部屋に戻っていい?」と静夫君。
「あなた、童貞?」突如、珠緒さんが聞く。
「え?」静夫君は面食らうが、「うん…」と短く応じる。
「おまんこ、したい?」
「えっ?」静夫君がその問いにどぎまぎする。何と答えていいか分らない。
「したい筈よね。五回も六回も覗くんだから」
静夫君は沈黙している。
「やらして上げるわよ?あなた可愛いし、お父さんもお呼びじゃないし…」
「ほ、ほんとっ?」静夫君が目をまん丸にする。
「今じゃないわよ。あたしたちが学校から帰って、あの二人が五時半に家に戻るまでの間。いい?」
「あ、あした?」静夫君が鼻息荒く確認する。
「ええ。じゃ、お休み」
「お、お休み」
静夫君は珠緒さんとのおまんこを想像して寝付けなかった。ママを組み敷いた伯父さんのように、珠緒さんに乗っかっておまんこする。そう考えただけで、ペニスがぴくぴく震えた。静夫君はオナニーでペニスを慰め、どぴゅぴゅーん!とティシューに射精して、やっと眠りについた。

翌日の午後、静夫君は飛ぶように家に戻った。珠緒さんはまだ帰っていなかった。静夫君は裸の珠緒さんを想像した。珠緒さんは「あたしはおっぱいもお尻もまだ小さい」と云ったから、ママのように膨れてはいないらしい。でも出ていることは出ているだろうし、おっぱいは柔らかいのだろう。静夫君は珠緒さんのおっぱいを吸いたかった。キスはさせて貰えるだろうか?おまんこは見せてくれるだろうか?おまんこはどんな形で、穴はどんな風なのだろう?静夫君はわくわくどきどきした。

珠緒さんが帰って来た。静夫君はじりじりしながらお呼びがかかるのを待った。
「静夫君?いらっしゃい!」珠緒さんの声。
いよいよだ!ついに女の裸が見られる!その女とおまんこする!静夫君は嬉しいような恐いような、身体がふわふわと宙に浮くような、足がもつれるような、突如軟体動物になったような感じで廊下を進んだ。
「いいですか?」と、珠緒さんの部屋の前で静夫君。
「いいわよ」
入ると、珠緒さんは布団も敷いてないし、裸でもなく、下着姿でもなく、普段着のままだった。静夫君はがっかりした。しかし、がっかりの材料はそれだけではなかった。
「今日ね」と珠緒さん。「童貞の子とやった友達と話したの」
「へえ?」
「そしたら、三擦り半だって云うのよ」
「ミコスリハン?」
「こういうこと」珠緒さんが左手の掌を丸め、そこに右手の人差し指を突っ込んで三回半すぽすぽさせる。「これだけ。ジ・エンド」
「僕、よく分らない」と静夫君。
「つまりね、超早いってこと。入れてへこへこってさせたら終りだって」
「へー?」
「あなた、あたしのお父さんとあなたのママのおまんこ見てるから、二人がどれくらい時間かけてるか知ってるでしょ?」
「うん」
「あのぐらい保たないと女は気持よくならないの。三擦り半じゃ無理なのよ」
「あの、じゃ、やらして貰えないってこと?」静夫君が泣きそうな顔になる。
「そんな顔しないの。約束だからやらせるけど、略式よ。悪く思わないで」珠緒さんは勉強机からコンドームの袋を取り出す。
「さ、ズボンとブリーフ脱いで」
静夫君が云われた通りにする。ペニスは勃起していきり立っている。
「あら!意外とでかいわね。見直したわ」珠緒さんは袋をしっちゃぶいてコンドームを取り出し、静夫君のペニスにくるくると巻き付ける。「じゃ後ろからやって」そう云って珠緒さんは勉強机に寄りかかって肘をつくと、スカートに覆われたお尻を突き出したまま宿題を始めた。
静夫君はもの凄くがっかりした。珠緒さんのおっぱいも見られないし、乳首を吸うことも出来ない。キスも、裸で抱き合ったり、女の身体に乗っかることも出来ないのだ。(しかし)と思った。おまんこはさせて貰えるのだ。この機会におまんこをじっくり見せて貰おう。

静夫君は珠緒さんのスカートをめくった。珠緒さんは滲み一つない純白のパンティをはいていた。帰宅してから履き替えたのかも知れない。静夫君はパンティをゆっくり下ろす。白いお尻の膨らみがあらわになる。さらに下ろすと短い陰毛に囲まれた菊の御紋が現れた。もっと下ろす。珠緒さんの割れ目が見えた。大陰唇が左右からもっこり盛り上がって、谷間を塞いでいる。これだ!ここに入れるのだ!静夫君の手は震えた。パンティを足元まで下ろす。珠緒さんは足先でそのパンティをどけ、両脚を開いた。静夫君は珠緒さんの背後に膝をつき、若い女性のおまんこに拝謁した。両手で割れ目を開く。ぬめぬめしたピンクの、蛤の肉のような粘膜が出て来た。
「あなた、入れるとこ分るわよね?」と珠緒さん。
「えーと!」静夫君は困った。穴は見当たらない。指で珠緒さんのおまんこをいじくり廻す。
「そこはおしっこ出るとこ」
「ん〜と」静夫君は粘膜のあちこちをそっと突つく。
「そこはクリトリス。あはーん!」珠緒さんが感じる。「穴はずっと下。肛門に近い方」
静夫君は割れ目を左右に目一杯引っ張る。(あった!)ぽっかりと穴が開いた。その穴の中には洗濯板のような肉襞の層が見える。(こうなっているのか!ここへ入れるんだ!)静夫君は興奮した。
「クリトリス舐めて!」と珠緒さん。おまんこの拝観料を徴収する気になったようだ。
静夫君はまた困った。クリトリスなるものが何なのか知らないし、さっきその言葉は聞いたものの、それがどこか忘れてしまった。馬鹿だと思われると嫌なので、問い返したくはなかった。仕方なくおまんこ全体をべろんべろん舐めた。
「ああーっ、そこ!」珠緒さんが云った。
静夫君は(ラッキー!)と思った。恥をかくことなく場所が特定出来たのだ。それはおまんこの上端だった。静夫君はぺろぺろと舐めた。
「あうーっ!」珠緒さんがよがる。
静夫君がクリトリスを舌で弾く。
「あああーんっ!入れて、やってっ!」珠緒さんが催促する。
静夫君は(待ってました!)と立ち上がって、珠緒さんのおまんこにペニスを押し当てる。
「早く!」と珠緒さん。
静夫君は珠緒さんの腰に手を当て、自分の腰を珠緒さんのお尻に押し付けながらずぶずぶとペニスを女体に突っ込む。
「むぐーん!」珠緒さんが呻く。
静夫君は幸せだった。初めて女と交わった。珠緒さんのおまんこは温かく濡れていて、ぴっちりと隙間無くペニスを包んでいる。(気持いーっ!)静夫君は禁断の果実の味に身も心もとろけそうだった。自然に腰が動いた。動くともっと快感が押し寄せる。(最高ーっ!)静夫君は激しく腰を動かした。その瞬間、どぴゅぴゅーんぴゅーん!と射精してしまった。
「もう終わっちゃったの!?」珠緒さんが呆れた。「ほんとに三擦り半ね」

静夫君はコンドームを捨て、ティシューで濡れたペニスを拭った。ブリーフとズボンを履く。
「あなたね…」待っていた珠緒さんが云う。「今のはおまんこじゃないわよ」
「え?」静夫君には意味が分らない。
「おまんこってのは男と女がどっちもいい気持になるものなの。今のはあなたがあたしの身体を使ってオナニーしたのと変わりないの。分る?」
確かにそうだった。伯父さんとのおまんこで、ママは呻いたり唸ったり叫んだりしてよがっている。静夫君は珠緒さんをよがらせられなかった。
「ごめんなさい」と静夫君。
「あなたに宿題を上げる。一つは、あなたの同級生のおまんこ経験者に、どうやって長くやれるようになったか聞くこと」と珠緒さん。「もう一つは、ただ覗くだけじゃなく、あたしのお父さんがどんな風にあなたのママを悦ばせているか、そのテクニックを盗むの。いい?」
「はい」静夫君は素直に返事した。
「あなたが『もう大丈夫』って思ったら、いつでも云って。テストして上げるから」
「はいっ!」
「キスしたい?」と珠緒さん。
「うんっ!」静夫君が何度も頷く。
「おいで」珠緒さんが静夫君を抱き寄せ、唇を合わせる。珠緒さんは静夫君の閉じられた口を舌でこじ開け、従弟と舌を交えた。静夫君は舌を女性の甘い舌で舐められ、頭がぼーっとなって気絶しそうだった。

転校して来たばかりの静夫君には、友達はあまりいなかった。しかし、番長のような生徒に教えを乞うと、よほど自分のセックス経験を自慢出来るのが嬉しいらしく、得々として色々教えてくれた。

静夫君は伯父さんのセックス・テクニックを真剣に学びとろうとした。伯父さんとママのおまんこを覗きながらオナニーし、二人がイくまで射精を堪える訓練をした。静夫君は、珠緒さんから命じられた二点、つまり早漏克服と性技学習を同時に行なったことになる。

何日か経ち、静夫君は珠緒さんにテストを希望した。珠緒さんはにんまりと笑みを浮かべた。
「自信あるのね?」と珠緒さん。
「大あり!」と静夫君。
「ほんとかなあ?また早漏れしたら、罰として、あなた舌であたしをイかすのよ。いいこと?」
「いいです!」
静夫君の自信ある言葉に応えて、珠緒さんは全裸になってくれた。静夫君は雪のように白い珠緒さんの身体が美しいと思った。静夫君は珠緒さんの身体のあちこちを撫でる。珠緒さんの肌はすべすべしっとりして、掌に心地よい。珠緒さんの18歳の発育途上のおっぱいを揉み、乳首を舐め廻す。珠緒さんは目を閉じてうっとりしている。静夫君は前戯という言葉は知らなかったが、伯父さんがかなり時間をかけてママの身体を撫で廻したり舐め廻すことに気づいていた。特に、おっぱいやおまんこを舐めることは欠かせない手順に見えた。だから、この珠緒さんのテストにおいても、伯父さんのやり方をそっくり踏襲したのだ。静夫君はクリトリスを舐め、愛液の漏れる膣に指を入れて出し入れし、珠緒さんの性感を極限まで高め、自信を持って性交を始めた。珠緒さんは4歳年下の少年によって「死ぬ〜っ!」と云わされ、あの世に直行した。

それ以後、それぞれの親が帰宅する時間まで、このいとこ同士のおまんこは毎日のように続いた。やらないのは親たちが働かない週末だけであった。

数週間後のある日の午後、静夫君は珠緒さんの身体に乗っかって激しくおまんこしていた。二人は快楽に酔い痴れ、静夫君のママが何かの手続きのために実印を取りに帰宅した物音に気づかなかった。ママは珠緒さんのよがり声を聞き、まさか未成年のいとこ同士がおまんこしているとは露知らず、てっきり珠緒さんが急病になったのだと思い込んだ。(救急車を呼ばなくては!しかし、その前に症状を確かめないと!)ママはがらっと珠緒さんの部屋の戸を開けた。素っ裸の珠緒さんの身体に、これも素っ裸の自分の息子が乗っかっておまんこしていた。ママは口をあんぐり開け、何か云おうとしたが何も言葉が出ない。ただ、息子の身体をひっぺがして性交を止めさせるのが精一杯であった。
「叔母さん!邪魔しないでっ!今いいとこなんだから」珠緒さんが抗議した。
「ママ、出てってよ!」静夫君もママを追い出そうとする。
「冗談じゃない!あんたたちはこんなことしちゃいけないの!駄目!金輪際駄目よ!」とママ。
「どうしていけないの、叔母さん?」と珠緒さん。
「どうしてって、あんた方はいとこ同士じゃない!ママが糾弾する。
「兄と妹はどうなの、叔母さん?」珠緒さんが究極の問いを発する。
「えっ?な、なんですって?」
「とぼけないで、叔母さん」と珠緒さん。「あたしも静夫君も知ってるんだから。叔母さんにあたしたちを指図する権利ないと思う」
「な、な、…」ママは身体中の骨が無くなったようにその場に座り込み、何も云えなくなった。

その日の夕食は全員が何も云わず、黙々と食べることに専念した。その後、伯父さんとママは長い間何か議論し、その後で珠緒さんと静夫君が呼ばれ、四人による家族会議が開かれた。
「お前たちだけ責めることは出来ない」と伯父さん。「だから、こうしよう。おれたちも二度とやらないから、お前たちもやらないでくれ。これなら公平だろう」
「お父さん、どうしてあたしたちがやっちゃいけないの?」と珠緒さん。
「お前が妊娠でもしたらどうする?静夫君には可哀想だが、そういう可能性は高いんだ」
「僕、ちゃんとコンドーム着けてます!」静夫君が勇を鼓して云った。
「静夫君。君はまだ大人じゃない。勉強が第一の時期だ」と伯父さん。「セックスを楽しむには早過ぎるんだよ」
「勉強もしてます!成績だって上がってます!」と静夫君。
「静夫!」とママ。「お前が伯父さんの云うことを聞けないのなら、私たちはまたどっかのアパートを探さなきゃならない。それでもいいの?」
静夫君はガビーン!となった。もう引っ越しも転校もうんざりだった。静夫君は首をうなだれ、伯父さんに刃向かうことを止めた。

しかし、静夫君は知ってしまった性の快楽を忘れることは出来なかった。14歳の精液は毎日のように生産され、ペニスを極度に敏感にして絶え間なく勃起させ、女の子宮口に向けて発射されることを欲している。その本能と、脳に定着した快楽の記憶が静夫君を駆り立てる。珠緒さんとのおまんこを禁じられた静夫君の性欲は、次第にママをターゲットにし始めた。

兄とのセックスの自粛を余儀なくされたママは、熟し切った身体から消し炭のようにぶすぶすと燃え上がろうとする性欲を抑えかねていた。ある夜、寝入っていたママは背後から押し当てられた固いペニスを感じ取った。
「兄さん、いけないわ。子供たちに約束したでしょ?」と、まだ覚醒し切っていないママが云う。
固いペニスはママのおまんこに入り込もうと、何度もおまんこを突つく。
「駄目よ、兄さん!」ママがそう云ってペニスを鷲掴みにする。それはコンドームを付けていなかった。兄ならコンドームをつけてない筈がなかった。ママは完全に覚醒した。「静夫?」
「ママ」静夫君が応答する。
「馬鹿っ!駄目よ、やめてっ!お前とそんなこと出来ない!どいてっ!」
静夫君はどかない。静夫君の手はママのおっぱいをまさぐり、勃起したペニスはママのお尻の間を突き立てている。
「駄目ーっ!お前とは出来ないっ!」とママ。
「兄さんと出来て息子とは出来ないの?」と静夫君。
「そうよ!親と子のおまんこは兄と妹より罪深いわ!」
「ほんと?」と静夫君。
「ほんとよ!」とママ。

静夫君がママを誘惑する動きをやめ、立ち上がる。静夫君はママの手を取り、ママを立たせる。ママは息子が自分とおまんこしようという欲望だけで行動しているわけではないことを察し、渋々立つ。静夫君は口に指を当て「静かに」というジェスチャーをして、ママを室外に誘導した。二人は珠緒さんの部屋の前に立った。部屋の中からは珠緒さんのよがり声が聞こえる。
「あうう!お父さん、寂しかったーっ!やって!あたしを天国へ送って!」と珠緒さんの声。
「悪かった。お前を放っといて。イけ!珠緒!イけ!」
そして、汗みどろの男女の肉体がぶつかりあうぺっちゃんぺっちゃんという音が続いた。
静夫君は暗闇の中でママの手を探り当て、その手を握った。ママの手は汗ばんでいた。静夫君はママの手を、パジャマのズボンを突き上げている自分のペニスに触らせた。ママの手はギクッとし、いったん逃げかけたが戻って来て息子の勃起したペニスを撫で廻した。それはサイズと固さを確認しているような動きだった。しばらくしてママは息子の肩に手を廻し、くるりと回れ右してママの寝室へ向かった。

兄とその娘のセックスを盗み聞いたママに、もう倫理とか道徳の垣根はなかった。自分がセックスに飢え、息子も自分とやりたいのなら、それは自然な成り行きというものである。兄も姪もそうやっている。自分も息子と愛しあっていけない理由はない。さっき知った息子の“息子”のサイズは立派なものであった。珠緒さんが息子とのセックスに執着したのは、息子によって満足させられたからに違いない。息子はもう一人前の男なのだ。息子をこの世に送り出したおまんこに、その息子の“息子”を迎えるという思いに、ママは身震いした。ママは息子の“息子”にコンドームを被せた。

静夫君はママの大きなおっぱいにしゃぶりついた。同時に、ママの巨大なお尻を撫で廻した。珠緒さんでは望めない触覚の大いなる満足感。静夫君はママとキスした。ママの口内に舌を差し込み、ママと舌を絡め合った。同時に、手でママの下半身を探った。ママの陰毛の茂みを掻き分け、おまんこの谷間に指を差し込む。ママのクリトリスを刺激し、時折膣口に指を当て愛液の分泌を探る。愛液の滲みを感じてから、膣に指を差し込み抜き差しする。
「あはーん!おおお!」ママが感じる。
静夫君は中指を伸ばして上に曲げ、ママの恥丘の裏をそっとぐりぐりする。
「わうーんっ!」息子にGスポットを刺激されたママが身体を硬直させる。
静夫君はママの身体にのしかかり、勃起したペニスでママのおまんこを突つく。
「やって!入れて!」ママが懇願する。
静夫君はずぶり!とペニスをママの体内に埋め込む。
「うぎゃああ!」自分が生んだ息子の“息子”を子宮口近くに迎え入れたママが興奮する。
静夫君はママのおっぱいをしゃぶりながらおまんこした。
「あうあうあうあうーんっ!ひーっ!」ママがよがる。
静夫君はママの唇を舐め、ママの舌を舐めた。
「ぶぐぐがぶぶーっ!」ママの興奮が高まる。
静夫君は右に左に腰を廻し、上に下に腰を突いた。ママの綺麗な顔が悦楽に歪む。静夫君は伯父さんと同じようにママを興奮させていることが嬉しかった。(おれにだって出来るんだい!)そう思った。
「あーっ、あうーっ、あわわーんっ!」ママがイった。
「ママーっ!」静夫君がママの体内でどぴゅーんどどっぴゅーん!と射精した。

ママは、兄さんと珠緒さんに彼らの父娘相姦を知ったこと、自分と息子も交わったことを告げた。その日以後、この家にタブーは何もなくなった。伯父さんは気の向くままに妹か娘と交わり、静夫君も母か従姉と好きなように交わった。時折、四人は同じ部屋で一緒におまんこした。そんな時、伯父さんと静夫君は五分おきぐらいにパートナーを交換し、二人の女性の肉体を味わいながら同時にイかせた。四つ巴のセックスは、四人の人生をバラ色にしたのだった。




前頁目次次頁


Copyright © 2010 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net