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12. 姉のおっぱい

澄夫君(15歳)は、歴史学者のお父さん(48歳)と二人で暮らしていた。澄夫君のお母さんは、澄夫君を産み落すとすぐ亡くなってしまった。お父さんが再婚しなかったので、八つ年上のお姉さん・雅代さんが母親代わりに澄夫君の面倒を見た。そのお姉さんが一年前に結婚し、お父さんと澄夫君だけの男所帯になったのだが、平日は家政婦さんが食事を作ってくれたり掃除や洗濯をしてくれたので問題なかった。毎週金曜日になるとお姉さんが電車でやって来て一泊し、週末の食事を作ってくれた。

ある金曜の午後、台所で雅代さんがお料理していて、澄夫君は食卓でコークを飲んでいた。
「澄夫。何よ、その目は!」雅代さんが云った。「そんな食いつきそうな目であたしの胸見ないで!」
雅代さんは妊娠六ヶ月で、乳房がどんどん大きくなり、最近はゆさゆさ揺れるようになっていた。
「…」咎められた澄夫君は顔を赤くし、そそくさと勉強部屋へ去った。

次の金曜日も雅代さんは弟が自分の胸を見つめていることを感じていたが、今度は罵らなかった。その代わり、お父さんに相談した。
「澄夫ったら、思い詰めたような目つきであたしの胸を見るの」と雅代さん。「どういうんでしょう?今まであんなことなかったのに」
「お前は着痩せする方だったから、それほどボインには見えなかった」とお父さん。「だが、妊娠してどんどん乳房が発達して目立つようになって来た。そのせいだろう」
「でも、お父さん。普通じゃないんですよ。切なそうな、食い入るような目つきなんですもん。気になっちゃう」
「分るような気がする。正しいかどうか自信はないが…」とお父さん。
「どういうこと?聞かせて、お父さん!」と雅代さん。
「あれは母を知らん。お前が母親代りにあれの面倒を見てくれたことには感謝している。しかし、お前はあれに乳を含ませたわけではないし、あれもおっぱいなど見たことも触ったこともないわけだ」
「ええ」
「乳房というのは母性の象徴だ。あれは母を写真でしか知らんから、母の実体に飢えているのだと思う。弟のお前の胸部への視線が煩わしいのは判るが、お前も母親代りをした身だ。見るぐらい大目にみてやってくれんか」
そう云われたものの、雅代さんには釈然としなかった。母親代りをした自分に甘えるのは理解出来る。しかし、弟はおっぱいという只一点に焦点を合わせているのだ。落ち着かなかった。

さらに数週後の金曜日、雅代さんのお腹も出て来たが、おっぱいもさらに大きくなった。澄夫君の切なそうな目つきは姉さんのおっぱいから離れなかった。それは餌をたらふく貰ってムシャムシャ食っている飼い犬の周りを、空腹の野良犬が悲しそうにうろつき廻っているのに似ていた。雅代さんの母性本能は弟のその目つきに耐えられなくなって来た。

ある日の夕食後のこと。お父さんは書斎での研究に戻り、澄夫君も勉強部屋に引き取った。マタニティ服を着た雅代さんはソファでTVを観ていたが、妊娠中の疲れのせいか、ついうとうととまどろんでしまった。ふと気づくと誰かが雅代さんの乳房を服越しに弄んでいた。それは男の性的愛撫ではなかった。おっぱいの柔らかさを確かめるようにそっと押す動きをしている。(澄夫だ!)雅代さんは気づいた。(実の姉の乳房に触るなんて!)雅代さんは憤った。しかし、同時にお父さんの「澄夫は母に飢えている」という言葉を思い出した。母に飢えている弟が不憫だった。雅代さんはパチッと目を開け、自分のおっぱいを触っている弟の手を掴んだ。
「あわわ」澄夫君は現行犯で逮捕された犯罪者のように狼狽した。口をぱくぱくするだけで、何も言葉が出て来ない。
「おいで」大きくなったお腹で大儀そうに立ち上がった雅代さんは、澄夫君の手を掴んだままずんずん歩き出す。澄夫君は刑場に引かれて行く死刑囚のようにとぼとぼと従う。雅代さんは自室に弟を連れて行った。その部屋は嫁入り前の彼女の部屋で、もう机や家具はなくがらんとしていたが、布団や鏡台など週末の滞在のための最低限の道具だけ備えてあった。妊娠中の身体を時々休めるため、布団は敷かれたままになっている。雅代さんはその布団の上に座り、身体を強ばらせている弟も座らせた。
「今日だけ。後は駄目よ」そう云って雅代さんはマタニティ服の胸のボタンを外す。出産後の授乳にも使えるようにデザインされた便利な服なのだ。そして妊娠中の女性のためのブラジャーも外した。ぼろんぼろんと大きな乳房がこぼれ出た。
澄夫君は目を見開いて姉さんの乳房を見つめた。夢にまで見た女性のおっぱいが目の前にあった。無断で触ったことでこっぴどく叱られると覚悟していたのだが、姉さんが全てを見せてくれたのだ。
「触っていいわよ」と雅代さん。
澄夫君は信じられなかった。見るだけでなく触ってもいいと云う。何てラッキーなんだろう!澄夫君の心は舞い上がった。澄夫君はごじゃごじゃ云わずに、姉さんのおっぱいに手を伸ばした。さっきはマタニティ服とブラジャー越しのお触りであった。今度はモロである。少し汗ばんでしっとりしている乳房に触る。揉む。揺する。押す。澄夫君は天にも昇る心地を味わった。澄夫君は姉さんの豊かなおっぱいに頬ずりした。
「吸いたい?吸いたければ吸ってもいいわ」と雅代さん。
澄夫君は驚喜した。それこそ彼が望んでいたことだった。

澄夫君は姉さんの左のおっぱいにしゃぶりついた。手で乳房を絞り上げ、乳首や乳暈を舐めた。乳首を吸い、舐め廻した。
「ああああ」雅代さんが目を閉じて性感に集中する。身重の雅代さんは座っていられず、布団の上に仰向けに横たわった。澄夫君は今度は右のおっぱいを揉み、乳首をちゅうちゅうと吸ったり舐めたりした。
「あはーん!」雅代さんがよがる。雅代さんは、これほど激しく集中的に乳房を攻められたことはなかった。雅代さんは興奮し、われ知らずマタニティ服の裾をめくってパンティ越しにクリトリスを刺激し始めた。「ああーっ、あうあうあうっ、ううーっ!」
おっぱいに集中していた澄夫君には姉さんの手の動きは見えなかった。だから、自分がおっぱいを吸っていることが姉さんを興奮させているのだと思っていた。姉さんが興奮している以上、おっぱい舐め舐めは続けられそうだった。澄夫君は姉さんのおっぱいを舐めたり吸ったり、しゃぶったりした。
「あははーん、あわーんっ!」雅代さんが激しく手を動かす。
澄夫君は姉さんの興奮に驚いていた。彼にとっておっぱいは憧れの母のシンボルだったのだが、どうもそれだけではなさそうだった。
「わーん!」姉さんが大きなお腹を弓なりに反らし、身体を固くしたかと思うと、次の瞬間にぐったりとして布団に横たわった。
澄夫君には何が何やら分らなかったが、姉さんの興奮が頂点に達し満足したらしいと推測した。

「もういい?」しばらくして目を開けた姉さんが聞いた。
「…」澄夫君は黙って頷いた。
雅代さんは澄夫君に背中を向け、マタニティ服のボタンをかけ始めた。
「じゃ、部屋に戻りなさい」後ろ向きのまま雅代さんが云った。
「お休み」と澄夫君。
「お休み」と雅代さん。

翌朝、雅代さんは依然として弟の視線が自分のおっぱいに向けられていることを感じていたが、もう弟の目には切なく悲しそうな色はなかった。姉さんが自分を見返しているのを知った澄夫君が姉さんと視線を交えたが、おどおどした気配はなく、微かに微笑んで見せた。雅代さんも微笑みを返した。雅代さんは弟の精神状態が安定したことを知って嬉しかった。

次の金曜の夜、雅代さんが澄夫君の部屋の戸を開け、「おいで」と云った。澄夫君は有頂天で姉さんについて行った。「一度だけ」と姉さんは云ったのだが、何故かまたおっぱいを触らせてくれるらしい。澄夫君は幸せだった、この夜、姉さんは最初から布団に楽な姿勢で横たわり、胸をあらわにした。澄夫君も姉さんに並んで寝そべると、姉さんの乳房を宝物のように触り始めた。まろやかさ、やわらかさ、たおやかさを確かめるように撫で、擦り、揉む。この夜、澄夫君の関心は乳首にも向けられた。澄夫君は乳首を撫でたり、捻ったり、揉んだり、擦ったりした。
「あおおお!」姉さんが喘いだ。
澄夫君は乳首に吸い付き、ちゅうちゅう吸ったり、舐めたり、舌で弾いたりした。
「むふーん!」雅代さんは呻いた。弟のしていることは夫の愛技とそっくりだった。雅代さんは舞い上がった。手が自然に股間に向かい、マタニティ服を捲り上げるとパンティ越しに割れ目を撫でた。一本の指が割れ目に食い込み、クリトリスを刺激する。雅代さんは指を急速に動かしたり、ゆっくりさせたり、リズミカルにクリトリスを刺激した。
おっぱいに集中していた澄夫君だったが、ふと姉さんの手の動きに気づいた。
「あははんあはーん!う〜むむ!」姉さんの手がせわしなく動いている。
澄夫君は悟った。姉さんはおっぱいだけで興奮しているのではない。おまんこをいじくって興奮しているのだ。澄夫君は身体の向きを少し変え、乳首をしゃぶりながら姉さんの手の先も見えるようにした。
「おおお!あううっ!」姉さんがよがる。姉さんの指の動きが激しくなった。「むうーんっ!」姉さんが身体を強ばらせ、しばらくして弛緩した。澄夫君は姉さんの指の動きを脳裏で反芻していた。

次の金曜日も姉さんから招待された。澄夫君は姉さんのおっぱいをしゃぶり始めると同時に、姉さんの股ぐらに手を伸ばし、パンティの上から姉さんの割れ目を撫で始めた。
「お、お前、駄目!」雅代さんは驚いた。弟に気づかれぬようにしていたつもりだったが、バレていたのだ。しかし、弟に性器を触らせることなど出来ない。雅代さんは弟の手を逃れるべくもがいた。何と、弟の手はパンティの下に潜り込んで来て割れ目を開き、的確にクリトリスを撫で始めた。
「す、澄夫っ!やめなさいっ!」雅代さんが驚愕し、動顛する。
澄夫君はやめなかった。おっぱいを舐めながら姉さんの上体を押さえつけ、クリトリス刺激を続けた。実は、澄夫君はインターネットで一週間かけて女体と性感帯について学んだのだった。クリトリスの位置も、やさしく刺激する方法も覚えた。いま、その知識が実践されていた。
「澄夫っ!」雅代さんが声音に怒りを込める。
澄夫君は姉さんの叱声を無視し、姉さんの膣口を指で撫でる。そこには愛液の流れが出来ていた。澄夫君はすかさず中指を姉さんの膣に突っ込む。
「お前っ!」姉さんが腰を捻って逃れようとするが、身重の身体は自由が利かない。
澄夫君は姉さんの体内に突っ込んだ中指を上向きに曲げ、姉さんの恥丘の裏側を撫で廻す。
「あわーっ!」姉さんはGスポットを刺激された。15歳の童貞の弟が、なんでGスポットを知っているのか?
澄夫君はGスポット攻撃を続けながら、親指によるクリトリス刺激も継続した。
「あはーん、あうあうーっ!」雅代さんの興奮が高まり、身をよじってよがる。もう抵抗など出来ない。
澄夫君は姉さんのむっちりした太股やお尻、大きなお腹も撫でる。
「あ、動いた!」と姉さん。
「え?」と澄夫君。
「赤ちゃんが動いたの。あたしと一緒に感じてるみたい!」
「可愛い赤ちゃん生んでね、姉さん!」
「うん!お前、可愛がってくれる?」
「弟か妹みたいに可愛がるよ」
「いい叔父さんね」

澄夫君は姉さんの身体中を触りまくり、女の肉体の感触を満喫した。またクリトリス刺激に戻る。膣への指の出し入れも再開する。
「あうーんっ!」と雅代さん。
澄夫君のペニスは勃起していた。姉さんの興奮が伝染したのだ。澄夫君は姉さんの腰の横にハミ出ている柔らかいお尻にペニスを押し付け、ごしごしと擦りつけた。
雅代さんは弟の異常な行為に気づいた。勃起した弟のペニスが自分の身体に押し当てられている。(あたしを指で興奮させ、あたしの身体でオナニーしてるんだわ!)止めるべきだった。しかし、雅代さんは自分も弟に乳房を含ませながらオナニーしたわけだし、弟を咎める理由は見当たらなかった。何よりも、ここまで興奮させられている以上、イかないでは済まされなかった。
澄夫君は姉さんのおまんこに指を出し入れし、同時に細かい親指の動きでクリトリスを刺激した。そして、姉さんの腰に激しくペニスを擦り付ける。
「あわーんっ!」弟との異常な行為に興奮した姉さんがイった。
澄夫君も急速に腰を動かし、どぴゅぴゅーん!とパンツの中で射精した。

姉弟は激しい鼓動が収まるまで横たわっていた。
「お前、どうして女の身体を知ってるの?」しばらくして雅代さんが尋ねた。
「インターネットで勉強したんだ」と澄夫君。
「そう…」
雅代さんは何か考えていて、どう話すべきか迷っているようだった。
「澄夫、あたし恐い」と雅代さん。
「何が?」
「お前が上手だから、このままだと最後まで行っちゃいそうで」
「最後まで行こうよ、姉さん。おまんこしよう!」と澄夫君。
「それが恐いのよ。駄目よ。きょうだいでおまんこしちゃいけないの」と雅代さん。「お前におっぱい触らせるのだって、人には云えないほどいけないことなの。私は人妻だから、旦那様以外の他の男に抱かれたりおまんこしたりしちゃいけないの。それは旦那様を裏切る行為で、離婚されちゃうぐらい悪いことなのよ」
「それは、旦那さんより他の男の方が好きになるってことでしょ?」
「まあね」
「僕らがおまんこしたって惚れた腫れたじゃないし、僕と姉さんで駆け落ちしようなんて気にはならないよ」
「そらそうだわよ」
「だったら旦那さんを裏切ることにはならないじゃない」
「そうも云えるわね」
「きょうだいが仲良くするだけだよ。深く考えることないよ」
「お前、実に巧妙に我田引水したわね」雅代さんが笑う。「きょうだいは性的に仲良くしちゃいけないのよ」
「そうかなあ?」と澄夫君。
「お前が十年後に結婚したと仮定するわよ。いい?」と雅代さん。「お前のお嫁さんが毎週実家に帰って弟とおまんこしてたらどう感じる?」
「やだね。僕とだけおまんこしてくれるんじゃなきゃ」
「でしょ?あたしの旦那様もそう思う筈よ」
「でも、知らなきゃ何とも感じないけどね」
「あはは。馬鹿」と雅代さん。「とにかく、これを最後にしよ。おっぱいも見納めよ」
「そんなあ!」澄夫君が慌てて姉さんのおっぱいを両手で挟み、べろべろと舐めた。

澄夫君の満16歳の誕生日が近づいた。
「雅代。次の週末には赤飯を炊いてくれないか?」お父さんが頼んだ。
「ケーキじゃないんですか?」と雅代さん。
「奈良時代以降江戸時代まで、男の子の成人を祝う“元服”という儀式があった。今で云う成人式に相当するものだ」と歴史学者のお父さん。「武家の家では少年が前髪を落し、幼名から成人としての名に改名した。民間では、少年が初めて褌(ふんどし)をつけるようになり、セックスについて教えて貰ったりしたんだ」
セックスと聞いて、澄夫君と雅代さんはハッとして目を見交わした。雅代さんはすぐ目を伏せた。
「現代の日本では20歳が成人だが、昔は14歳から16歳で成人したものなんだ」とお父さん。「澄夫の成人を赤飯で祝ってやりたい。プレゼントにブレザーを買ってやろうとも思ってる」
「えーっ?ブレザー?」澄夫君が目を輝かす。
「澄夫、あたしも何かプレゼントするわ。何がいい?」と雅代さん。
「今でなきゃ駄目?今は何も思いつかない」と澄夫君。
「いいわ。ゆっくり考えなさい」

数時間後、雅代さんと澄夫君がダイニング・ルームですれ違った。
「澄夫。欲しいもの、決まった?何がいい?」と雅代さん。
「おまんこ」と澄夫君が囁いた。
雅代さんが耳を疑う。
「何ですって?」
「おまんこさせて」と澄夫君。
「駄目!絶対駄目!」と雅代さん。
「“元服”なんだよ?セックスについて教えてよ、姉さん!」
「駄目ったら駄目!きょうだいですることじゃないって云ったでしょ!」
「じゃ、フェラチオ」と澄夫くん。
「それも駄目!理由は同じ」
「じゃ、何も要らない」澄夫君はすたすたと歩み去った。

次の金曜の夜は澄夫君の元服を祝って御馳走が作られた。澄夫君はお父さんが買ってくれたブレザーを着て見せ、ご満悦だった。お父さんは雅代さんが弟に何もプレゼントしないのが不思議だったが、口には出さなかった。その後はみんなでわいわい云いながら御馳走を食べた。

澄夫君が就寝のために布団を丁度敷き終えたところで、戸がノックされた。
「ハイ、どうぞ!」と澄夫君。
白いネグリジェの雅代さんが入って来た。そして、敷いたばかりの布団をくるくると丸めた。膝をついてお尻を突き出し、布団の上に肘をついた。
「あたしのプレゼント」と雅代さん。「元服のお祝いだから、今日だけよ。二度と期待しちゃ駄目よ」
澄夫君には何が何だか分らず、呆然としていた。
「ネグリジェの裾を捲りなさい」と雅代さん。
澄夫君が姉さんのネグリジェを捲る。姉さんはパンティを履いていずスッポンポンで、おまんこがモロに現れた。
「姉さん!」澄夫君がぶったまげる。
「これ着けて。精液で早産することもあるらしいから」雅代さんがコンドームを手渡す。
「うん!」澄夫君はがたがた震える手でズボンとブリーフを脱いだ。そして、姉さんのおまんこの前に膝をついた。姉さんの割れ目は濃い陰毛の茂みに囲まれていた。澄夫君が割れ目を開く。濡れた赤い肉が曝け出された。澄夫君はインターネットの図解によって既にクリトリスや尿道口、膣口の位置を知っていたが、実際に見るのはこれが初めてだった。澄夫君は姉さんの好意に感謝した。澄夫君は姉さんの大陰唇を両側に引っ張り、膣口を開いた。この奥に赤ちゃんがいるのだ。澄夫君は膣口を舐め、尿道口を舐め、クリトリスを舐めた。
「おおーっ!」姉さんが快感で身体を震わす。
澄夫君はべちゃべちゃと音を立てて姉さんの陰部を舐めまくる。
「あはーん!」姉さんがお尻を突き出す。姉さんの性本能が(もっと!もっと!)とねだっているのだ。

澄夫君は前回成功したGスポット攻撃を始めた。中指を膣内に突っ込み恥丘の側の膣壁を撫で廻す。
「うわーん!」姉さんがよがりながら身をくねらす。
澄夫君は一方の手で姉さんの大きなお尻を揉む。おっぱいを揉むのに似た満足感が得られる。どちらも豊穣に憧れる人間の本能なのだ。
「澄夫!やって!入れてっ!」と姉さん。
澄夫君は姉さんの身体への愛撫を中断し、コンドームの袋をひっちゃぶくと、勃起したペニスにコンドームを装着した。そして、姉さんの愛液滴るおまんこにずびずびとペニスを突っ込んだ。
「あまり深く入れないで!」と姉さん。
「僕の、まだそんなにでかくないよ」と澄夫君。
「そっか。16だからね。これから大きくなるんだもんね」と姉さん。
澄夫君が静かにピストン運動を始める。「うわーっ!気持いいーっ!」
「おめでとう、澄夫」と、弟の童貞を奪った姉さん。
「ありがと、姉さん!」
澄夫君が有頂天になって腰を動かす。
「あーっ」澄夫君が情けなさそうな声を挙げる。
「どうしたの?」と姉さん。
「出ちゃう!」と澄夫君。
「出していいよ!出しな!」と姉さん。
「あああっ!」澄夫君は急速に腰を動かしてどぴゅぴゅぴゅーん!と射精してしまった。

「初めてなんだもの。当然よ」雅代さんが慰める。二人は横向きに寝て向かい合っていた。
「ごめんね、姉さん」と澄夫君。
「ううん、いいの。これはお前のためなんだから」
「僕、姉さんをイかしたかったのに」澄夫君がべそをかく。
「次はイかしてくれる?」
「え?一回だけっていわなかった?」と澄夫君。
「今日だけって云ったの。コンドームの数だけやらせて上げる」
「えっと、あと三つある」
「そんなに出来る?」雅代さんが笑う。
「出来るよ!僕、それぐらいオナニーしたことあるもん」
「んまあっ!」雅代さんが驚く。16歳という成長期は生殖期でもあるようだ。元服という昔の風習は実に的を射たものだったのだ。

「フェラチオもお望みだったわね。やって上げる」と雅代さん。
「えっ?ほんと?姉さん、大好き!」と澄夫君。
「このお調子者!」雅代さんが弟のペニスを捩り上げる。
「イテテテ!」澄夫君が悲鳴を挙げる。
「あら、痛かった?じゃ、いい子いい子して上げる。立ちなさい」
澄夫君が立つと、大きいお腹の雅代さんが「よっこらしょ」と起き上がり、弟にフェラチオを始めた。精力旺盛な若者の若いペニスは、息を吹き込まれた紙おもちゃの蛇のように、むくむくと膨れ上がった。
「サンキュ、姉さん!」澄夫君は二つ目のコンドームを装着し、またお尻を突き出した姉さんの後ろに廻って性交を始める。片方の手で姉さんの腰を押さえ、片方の手で姉さんのおっぱいをまさぐる。
「あはーん!むふーん!」姉さんが腰を廻したり、突き出したりする。
澄夫君は姉さんの意図を理解し、性器を結合したまま腰を左右に廻す。
「それ、いーっ!もっと!」姉さんがリクエストする。
澄夫君がぐりぐりと腰を回転させる。
「あわーん!いひーっ!」姉さんがよがる。
澄夫君は姉さんの垂れ下がる巨乳を揉み、乳首をいたぶる。腰をドリルのように回転させながら姉さんのおまんこに捩じ込む。
「ぐひーっ!むぐわーっ!」姉さんの興奮が頂点に向かう。
澄夫君は、今度こそ姉さんをイかしつつあることに男としての自信を抱いた。もう早漏の心配はなかった。澄夫君は目の前の姉さんの肛門も指で刺激した。
「おおお!」姉さんが驚きながらよがった。
澄夫君はピストン運動を激しくした。汗にまみれた二人の股間がぺったんぺったんと音を立てる。
「むわーんっ!」突如姉さんがイった。
「姉さ〜んっ!」澄夫君もどぴゅーんどぴゅーん!と妊娠七ヶ月の姉の体内で射精した。




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