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13. お父さんのやり納め

奈緒美さん(32歳)のお父さん(54歳)が前立腺癌と診断された。この病気の罹病率は黒人、白人、アジア人の順であり、アジア人には少ないとされている。しかし、日本人の食生活が欧米風に変化するにつれ、日本人の患者数も増加の一途を辿っている。一説には、50歳以上の全ての男性は大なり小なり前立腺癌に冒されているのだが、癌細胞の広がる速度に個人差があり、治療しないと骨などに転移する危険がある人と、広がるスピードが極めてゆっくりで癌に罹っていると認識されない人の二通りがあるだけとのことである。早期に発見出来れば、この癌は治療が可能で、しかも成功率も高い。ただし、まだ性的に現役の男性にとっては恐るべき副作用がある。ホルモン療法、外科手術、放射線療法、化学療法など、どの治療法によってもインポ(勃起不全)になることが避けられないのだ。

「奈緒美」とお父さんが云った。「来月早々に治療を始めることになった。で、医者がこれを処方してくれた」
「なに?」奈緒美さんがお父さんの差し出す小箱を受け取る。「バイアグラ?こんなもの、癌治療と関係ないじゃない?」器量よしの奈緒美さんが眉をひそめ首をひねる。
「大ありなんだ」とお父さん。「この癌の治療をすると、わしはインポになってしまうんだ」
「えーっ?ほんと?」
「うん。で、治療を始める前に思い残すことがないよう、やり狂っておけという配慮なんだ」
「でも、お父さん、やり狂う相手がいないじゃない!」
そうなのだ。お父さんは十年前に妻を亡くし、後妻は貰わなかった。不動産屋と云えば聞こえはいいが、商店と商店の間の小さな三畳にも満たない事務所の主であった。ガラス戸に売り家・借家・駐車場などの物件を貼り紙し、中には小さな机と椅子、ファイル・キャビネットぐらいしかない。収入もさほど多くない。そして、二人の息子を大学にやるのは大変なことであった。そんな家に後妻に来る女性はいなかったのだ。奈緒美さんは高校を出て数年後お母さんが亡くなる前に結婚して一女をもうけたのだが、夫がギャンブルに狂ってまともに働かなくなり、別れて実家に戻って来た。現在はコンビニのパートタイムとお父さんの不動産屋の事務を掛け持ちし、さらに一家の主婦の役を務めていた。
「なに、相手はこれから探すさ」とお父さん。
「後妻を捜すの?これから?」奈緒美さんが仰天する。
「まさか!インポの男と結婚したがる女はいないだろう」
「じゃあどうするの?」
「そのうちお前にも相談する。待っててくれ」
「ええ」奈緒美さんはお父さんの真意を測りかねたが、お父さんに全てを話す気がないらしいので諦めた。

ある日、外回りに出掛けたお父さんから「自宅に直行する」と云う電話を受けた奈緒美さんは、事務所を閉めて買い物をしてから帰宅した。
「只今!」玄関に入ると、見慣れぬ女物の靴が乱暴に脱ぎ捨ててあった。(誰だろ?)と訝りながら、奈緒美さんはその靴を揃えて家に上がった。ダイニング・キッチンにお父さんと見知らぬ女が座っていた。
「あ、これが娘の奈緒美。奈緒美、こちら山本富士子さんだ」お父さんが引き合わせた。
「…」奈緒美さんは一応軽く会釈したが、山本富士子はチラと奈緒美さんを見ただけで、何も云わなかった。女は40歳前後で、肌が荒れ、白粉(おしろい)が乗らないのにオカマのように厚化粧しており、髪は赤く染め、ケバいTシャツと黒豹パターンの短パンという出で立ち。どれを取っても夜の女だった。
「あんた」と山本富士子がお父さんに云った。「ビールない?一緒に飲もうよ」
「おお、ビールいいね。奈緒美、ビールとコップ!」とお父さん。
「お父さん!どういうこと?この人、何なの?どういう関係?」と奈緒美さん。
「あたし、ビール出すわよ?」山本富士子が立って冷蔵庫に歩み寄る。
「待って!」奈緒美さんが冷蔵庫の前に立ち塞がる。「人の家の冷蔵庫勝手に開けないでよ!」
「あんた?」と山本富士子がお父さんに云う。「『自分の家だと思って、何でも自由にしていい』って云ってなかったっけ?」
「ああ、その通り」とお父さん。「奈緒美、富士子さんはこれから二週間ここに寝泊まりして貰う。お客さんだが、家族同然だ。仲良くしてくれ」
「何ですって?に、二週間?一緒に暮らすの?」奈緒美さんがぶったまげる。
「云ったじゃないか?今夜から、わしはこの富士子さんとやり狂うんだ」
「でも、どういう関係なの?」と奈緒美さん。
「関係ってほどのことは別にない。二週間の出張サービスを頼んだだけだ」
「何も、この家に来て貰うことないでしょ!お父さんが外でやればいいじゃない!」
「バイアグラを使うと長時間やれるんだ」とお父さん。「しかしそれじゃプロは困るわけだよ。何人もの客を相手にしないと食っていけないわけだからね。一人に時間を取られちゃ困るんだ」
「ねえ!ビール出すわよ?」と山本富士子。
「ああ、出しなさい」とお父さん。
「あたしがやります!」奈緒美さんが云って、ビール瓶を冷蔵庫から出してドスン!とテーブルに置き、コップ一個と栓抜きをバンバンと抛り出した。
「わしもコップ」とお父さん。
「お父さんはこっちに来て!」奈緒美さんがお父さんを引っ張って別室に行く。

「何だい、一体?」とお父さん。
「あたし、嫌よ、あんな人と一緒に暮らすの。一日だって嫌!」と奈緒美さん。
「お父さんの我がままだということは承知しとる。しかし、お父さんの最後のセックスなんだ。我慢してくれ」
「あんな汚い女とセックスしないで!エイズになったらどうするの?癌が治ってもエイズで死んじゃうわよ!」
「ちゃんとコンドームを使うから、だいじょぶだ」
「バイアグラで長時間やって破けるかも知れない」と奈緒美さん。
「そんな話は聞かんね」とお父さん。
「性病持ちかも知れない。二週間あたしも奈津子もお風呂には入れないわ」奈津子とは奈緒美さんの12歳の娘である。
「うむむ。そこまでは考えてなかった」
「あたしのネックレスだの指輪だのが無くなるかも知れない。多分、無くなるわ」
「まさか!」
「やりかねないわよ。第一、あの人着替えなんか持って来たの?」
「いや。歯ブラシ一本だ。お前のを借りるとか云ってた」
「下着から化粧品から?冗談じゃないわ!」奈緒美さんが怒る。「お父さん、あの人にいくら払うつもりなの?」
「彼女は歳だからチョンの間五千円なんだ。日に平均四人客を取るとして二万円、二週間なら30万というところだろうが、食事つきで20万ということで話がついてる」
「何が食事付きよ!あたし、あんな人に食事なんか作りませんよ!」
「そう云わんで、わしの男としての最後に協力してくれ。な?」お父さんが懇願する。
「癌治療の薬代だって高いそうじゃない。無駄遣いは出来ないわ」
「でも、もう来ちゃったんだから…」お父さんがおろおろする。
「来た人には帰って貰えばいいのよ。簡単じゃない」
「しかし、それではわしの相手が…」お父さんがむくれる。
「それは後で考えましょ」奈緒美さんは先に立ってダイニング・キッチンに戻る。

ダイニング・キッチンでは山本富士子が手酌でビールを呑み、戸棚から勝手に探し出したポテトチップスをバリバリ食べていた。
「御苦労様。これでお引き取り願います」奈緒美さんが一万円札二枚をテーブルに抛り出す。
「何の真似?」山本富士子がぽかんとする。入って来たお父さんに「あんた、20万の契約じゃなかったの?」
「済まん。娘が承知せんのだ。悪いが、それを持って帰ってくれ」とお父さん。
「ビール飲んで、何もしないで二万になれば御の字でしょ?」と奈緒美さん。
「そ、そんな!あんた!食事付き15万でもいいわ!追い返さないで!」と山本富士子。
「悪いわね。もう決まったことなの。さ、歯ブラシ持って、帰って」と奈緒美さん。
「クソ!ひと馬鹿にして何だい!頼まれてもいるもんか!」山本富士子はドタン!と椅子を蹴り倒し、二万円を鷲掴みにするとどすどすと歩いて行き、玄関の戸を開けっ放しにしたまま出て行った。

「あー、せいせいした。このコップ熱湯消毒しなくちゃ」と奈緒美さん。ふと見ると、お父さんがしょぼんとしている。
「元気出して、お父さん!」奈緒美さんがピシャン!とお父さんの背中を叩く。
「あの女を探して承諾させるまでに三日かかったんだ」とお父さん。「若いのは全然話にならんし、年増も『好きでもない男に長時間やられ放題なんてイヤだ』と渋ってな。やっと見つけたのがあれなんだ」
「やっぱり、いきなりやり狂うなんて無理なのよ」と奈緒美さん。
「お前には、お父さんの気持が分らんのだ。男は60、70になっても性欲はあるそうだ。当人の精力が衰えて立たんのは仕方がない。しかし、癌治療で立たなくなるなんて、これほど男にとって残酷なことはないんだ」
「でも、お父さん、この十年やらないで済んでたんでしょ?」
「お前が知らなかっただけだ。女を買ったことは何度かあるし、オナニーだって出来た。癌治療するとオナニーさえ出来なくなってしまうんだぞ。お前だって、うんこしたくても出ない便秘の苦しみを知ってるだろ。性欲があっても立たないってのは、便秘と似たようなものだ」
「そうなの…」奈緒美さんは、50を越えてもなお性欲に悩まされる男の性(さが)に驚いていた。
「お前、『後で考えよう』って云ってたが、当てがあるのか?」とお父さん。
「ええ」
「この町内でか?」
「そう」
「未亡人か何かか?」
「そんなとこ」
「本当かね?」お父さんの顔が明るくなる。
「夕食後に会わせるからバイアグラ服んどいて」と奈緒美さん。
「ひどいブスじゃあるまいな?」
「問題は身体でしょ?顔は関係ないんじゃないの?」
「まあな。ブスだったら電気を消してやりゃいいし」
「そうよ!」

この『家族ばんざい!』の愛読者は、もう奈緒美さんがお父さんの相手をする決意をしたことを察知しておられるだろう。何しろこれは“近親相姦”のシリーズなのだから、それは当然と云えば当然の成り行きである。しかし、一般家庭に売春婦を連れて来て同居させるというのは乱暴であるし、奈緒美さんが色々心配したのも理解出来る。なお、奈緒美さんだって、いくら親孝行でも生涯父親の性の相手をしなければならないとしたら二の足を踏んだ筈だ。しかし、お父さんは数週間後にはインポになってしまうのだ。その後はお父さんの相手をする必要はない。期間限定という保証があるからこそ決意出来たのである。

お父さん、奈緒美さん、奈津子ちゃんの三人は夕食を食べた。お父さんはそわそわして落ち着きがなかった。
「お祖父(じい)ちゃん、口の周りにお弁当つけてる!あはは!」奈津子ちゃんが笑った。
「可笑しいね」横目でお父さんを見ながら奈緒美さんが微笑む。
「コホン!」お父さんが空咳をして威厳を取り繕う。

奈緒美さんがお風呂に入っていると、サッシ戸の向こうからお父さんの声がした。
「奈緒美。お前、いつその女(ひと)を呼んで来てくれるんだ?」
「お風呂から出たらすぐよ」と奈緒美さん。「もうバイアグラ服んだの?」
「ああ。食事の前に服んだ。空腹時じゃないと効かないんでな。早く連れて来てくれ。風呂なんかいつでも入れるじゃないか」
「お父さん。お布団敷いて、寝てていいわよ」
「そんな!寝間着で初対面というわけにもいかんよ」
「あちらもね、挨拶なんか抜きですぐやって貰いたいらしいの。だから、お布団に入ってて」
「そうなのか。凄い女(ひと)だな…」お父さんが寝室に消えた。

お風呂を出た奈緒美さんは寝化粧をし、うっすらと口紅を施した。ピンクのネグリジェを着るとお父さんの寝室へ向かった。
「ジャーン!」奈緒美さんが襖を開けながら云った。
布団の上に座っていたお父さんはギクッと振り返り、きょろきょろした。奈緒美さんが襖を閉める。
「ど、どうしたんだ?どこだ、その女(ひと)は?」とお父さん。
「お父さんのお相手は、あ・た・し」と奈緒美さん。
「からかってるのか?お父さんを嬲(なぶ)り物にしたいのか?」お父さんが抗議の眼差しで娘を見る。
「飛んでもない!あたしが二週間お相手します。あたしの身体は綺麗だし、お金も要らないわ」
「お、お前!」お父さんが娘の真意を測るようにまじまじと見る。「お前、本気か?」
「本気よ。お父さんに汚い女を抱いてほしくないのよ。それとも、娘じゃ立たない?」
「もう立ってる。娘だろうと孫娘だろうと襲いかかりたいぐらいだ」
「あはは。恐ろしいわね。奈津子には襲いかからないでほしいわ」
「じゃ、本当にいいんだな?」お父さんが娘の身体に手を伸ばす。
奈緒美さんはお父さんの胸に飛び込む。二人は抱き合った。
「あたし、ブス?電気消した方がいい?」奈緒美さんが微笑みながら云う。
「お前は美人だよ」とお父さん。「お前は顔を見ながらやりたい女だ」
「嬉しいわ」奈緒美さんがそう云いながら、お父さんの股間に手を伸ばす。勃起したペニスがビクンビクンと脈打っている。「あたし、いつでもいいわよ?」
「そうか。じゃ、お前の裸を見せてくれ」
「ええ」

ネグリジェを脱いだ奈緒美さんは、敷き布団の上に仰向けに横たわった。お父さんも全裸になった。
「おおお、綺麗だ。いい女になったなあ」お父さんは、娘の真っ白く脂の乗った肉体を上から下まで見ながら涎を垂らす。お父さんはおずおずと娘の豊かなおっぱいに手を伸ばし、両方の乳房を揉む。一方の乳房に吸い付き、ぺろぺろべちゃべちゃちゅうちゅうと舐めたり吸ったりする。一方の乳房の乳首を撫でたり擦ったり摘んだりする。
「あああ」奈緒美さんが感じる。
「奈緒美?キスしてもいいか?」とお父さん。
「お父さん。この二週間、何してもいいのよ。肛門性交以外なら」と奈緒美さん。
「大丈夫だ。わしも肛門性交は好かん」
「フェラチオだってして上げるわよ」
「ほんとかね。あれは気持いいんだ。嬉しいねえ」お父さんが娘の口に接吻する。娘の舌が出迎え、父娘は舌を舐め合う。
お父さんは娘とキスしながら、手を娘の身体に這わせる。すべすべの肌が指先に快い。娘のお腹、脇腹、丸く豊かなお尻。指は娘の股間をまさぐった。恥丘から割れ目にかけての陰毛の茂みを予期していたお父さんの指が戸惑った。つるつるなのだ。
「お前?」とお父さん。
「あたし、パイパンじゃないわ。さっき剃ったのよ」と奈緒美さん。
「今夜のためにか?」
「そう」
「み、見せてくれ!舐めたい!」
「見て!舐めて!お父さん!」

お父さんは身体をずり下げる。奈緒美さんが大きく股を開き、両脚を立てる。お父さんは32歳の娘のおまんこと対面した。陰毛は完璧に剃られていた。少女のおまんこのように無毛の陰部はエロチックだ。大陰唇がやや茶色っぽく変化していたが、それでも充分に綺麗でセクシーだった。お父さんは大陰唇を左右に引っ張って、娘の粘膜を露出させた。ピンク色の蛤の身のような肉が現われる。下方の膣口からは既に愛液が顔を覗かせている。お父さんは娘の膣に指を突っ込む。
「ひーっ!」奈緒美さんがお父さんの奇襲にショックを受ける。
お父さんはクリトリスにかぶりつき、舌で圧したり弾いたり舐めたりした。
「あははーん、あはーん、あーん!」奈緒美さんがよがり出す。愛液がどくどくと流れ出る。
お父さんが娘のおまんこに突っ込んだ中指を精一杯伸ばし、恥丘の裏側のGスポットを探す。
「あひーん!むむーんっ!」奈緒美さんが電気ショックを受けたように身体を強ばらせる。
お父さんは舌と指で娘の性感帯を刺激しつつ、一方の手で娘のお尻を揉み、その感触を楽しむ。
「やって!お父さん、おまんこして!」奈緒美さんが懇願する。
「よし!」お父さんは待ってましたと起き上がって、娘の股ぐらに膝を進め、おまんこにペニスを当てる。
「お父さん、コンドーム!」奈緒美さんが叫ぶ。
「おお、そうそう!興奮して忘れてた」お父さんは何ダースも重ねてあるコンドームの箱の一つに手を伸ばす。
「随分一杯あるのね」奈緒美さんが呆れる。
「何しろ、やり納めだからな」
コンドームを着け終えたお父さんが、亀頭を娘のびとびとの膣口に当てて滑りをよくし、ずぶずぶっと娘の体内に突っ込む。
「あうーっ!」と奈緒美さん。ついに父と娘が交わった。
お父さんは猛牛のように荒れ狂った。ペニスを突き立て、ペニスで娘の膣内を180度掻き回し、恥骨と恥骨を擦り合せる。娘と舌を交え、乳首を吸い、尻を揉む。正常位に厭きると、娘の身体を引っくり返して四つん這いにさせ、犬の体位で後ろから攻める。娘に騎上位でおまんこさせる。48手の全てが動員された。奈緒美さんは少なくとも10回はイかされた(はっきり覚えていない)。性交疲れの奈緒美さんは、最後の頃にはお父さんにやられながら軽いいびきをかいて眠っていた。お父さんが射精するまでに二時間かかった。

このような激しいセックスが毎夜続いた。奈緒美さんがこれほど性的に満たされたことはかつてなかった。前夫とのセックスも貧弱なものではなかったが、お父さんとの交わりとは比較にならなかった。たとえバイアグラの助けがあったとしても、一晩に10回以上イかされるというのは凄いことである。奈緒美さんはお父さんがインポになるということが悲しかった。お父さんと同じように、一回一回のおまんこを大事にしたいと思った。

ある夜、二人はおまんこの間に小休止をしていた。
「奈緒美、ありがとう。お前に何と云って感謝したらいいか…」とお父さん。
「そんな!あたしだって何度もイかして貰って感謝してるわ」と奈緒美さん。
「お前のように若くピチピチした女を毎日抱けるなんて、もう死んでもいいぐらいだ」
「駄目よ。死なない治療をするためにやってるんじゃない!」
「今だから云うが、昔お前とやりたいと思ってたことがあった」
「えーっ?いつ?」奈緒美さんが驚く。
「お前が中学生か高校の頃だ」お父さんが回想する。「お前は凄く可愛かった。人間は普通自分の子供には欲情しないものだが、セーラー服を着たお前は犯したくなるほどだった」
「でも犯さなかったわ」
「お前が大事だったからね。お前の人生を暗いものにしたくなかった」
「ありがとう、お父さん」
「あの時、お前を犯していたら、お前はこの時期にこんな風にやらせてくれなかったと思う」
「でしょうね」
「本当によかったよ」

お父さんは娘の身体を撫で廻し、おまんこを再開しようとした。
「待って!」奈緒美さんがお父さんの手を撥ね除け、寝室を出て行く。
「おしっこか?」とお父さん。
「ううん!一寸待ってて」

お父さんが勃起したペニスをしごきながら待っていると、奈緒美さんが戻って来る足音。そーっと襖が開き、奈緒美さんが顔だけ覗かす。
「待たせないでくれ。早くおいで」とお父さん。
「ジャーン!」奈緒美さんが横に跳んで全身を見せる。夏のセーラー服姿の奈緒美さんが立っていた。娘の服を無断で拝借して来たのだ。
「おおーっ!」お父さんが感動する。お父さんは全裸でぴょんと飛び起き、奈緒美さんに飛びかかる。
「きゃああ!」奈緒美さんが悲鳴を挙げる。
「奈緒美、犯すぞ!」お父さんが娘の身体を横抱きにして布団に横たえる。
「犯して、お父さん!」
お父さんはセーラー服姿の娘の身体に乗っかり、上着のボタンを外し、娘のおっぱいを曝け出す。両方のおっぱいを揉みつつプリーツスカートごしにペニスで娘の股間を擦り上げる。
「奈津子のスカートに精液つけないでね?」と奈緒美さん。
「わかった」お父さんは奈緒美さんと激しく舌を絡ませる。「セーラー服のお前とおまんこ出来るなんて、タイムマシンみたいだな」
「気に入った?」と奈緒美さん。
「ああ。イかしてやるぞ、奈緒美!」
「イかして、お父さん!」
お父さんは新しいコンドームを着け、プリーツスカートを捲り上げると、ペニスで娘の無毛のおまんこを刺し貫く。
「あひーっ!」奈緒美さんが叫んだ。

一週間ほど経ったある日、お父さんの耳に奈緒美さんが娘の奈津子ちゃん相手にがみがみ怒鳴っている声が聞こえた。何か、ひどい勢いで娘をなじっている。
「どうしたんだ?」お父さんが奈津子ちゃんの部屋を覗く。
「何でもありません。お父さんはあっちへ行ってて!」奈緒美さんが激しい口調で云う。
お父さんは君子危うきに近寄らずとばかりダイニング・キッチンへ戻って行った。

その夜、奈緒美さんはハンケチを口にくわえ、さらに自分に猿ぐつわをしようとした。
「何でまたそんなことを?」お父さんが驚く。
「いえね。奈津子があたしのよがり声を聞いてしまったらしいのよ」と奈緒美さん。
「わしとおまえのことがバレてしまったのか?」
「そういうこと」
「まずいな」とお父さん。
「まずいなんてもんじゃないわ」と奈緒美さん。
「もう止めようか?」お父さんが云う。
「もう遅いわ。それに、まだお父さんのやり納めは終わってないし」
「それで声を殺そうって考えなのか?」
「うまく行くかどうか分んないけど」
「つまらんだろうな?お互いに」
「でしょうね」
その通り、その夜、奈緒美さんが声を押し殺したセックスはつまらなかった。奈緒美さんも欲求不満だったし、お父さんも娘の興奮した声が聞けず、がっかりだった。

翌日、お父さんは奈緒美さんにこう云った。
「一週間店を閉める」
「店閉めてどうするの?」奈緒美さんが訝る。
「わしはタイに行って来る。治療の前日には帰って来るから心配するな」
「タイ?なんでタイなの?」奈緒美さんが驚く。訳が分らない。
「わしの最後の望みは少女とやることなんだ。これはお前にはどうすることも出来ん。タイには少女売春婦が沢山いるそうだ。その子たちとおまんこして来る」
「駄目よ!少女売春婦はいるけど違法なのよ!少女を買う客は捕まると刑務所行きだって!」
「知ってる。しかし、インポになったらわしの夢はもう叶わん。今しかないのだよ」
「パスポートや航空券は?」
「パスポートは数年前にタイに行こうかと考えた時に申請したんだ。今日、航空券も予約した」
「キャンセルして下さい」と奈緒美さん。
「え?冗談じゃないよ。わしの最後の望みなんだから」
「少女売春婦っていくつぐらいなんですか?」
「さあ?8歳ぐらいか12歳ぐらいだろう」
「だったら奈津子でもいいわけでしょ?」
「どういうことかね?」お父さんは困惑する。
「奈津子とやりなさい」
「ええーっ?」お父さんがぶったまげる。

「あの子、あたしのよがり声を聞いただけでなく、お父さんとあたしがやってるところを、襖を開けてじっくり見てしまったらしいの」と奈緒美さん。
「何だと!」お父さんが驚く。
「あたしが盛大によがってたもんだから、セックスってのは凄くいいもんだと思ってしまったみたい」
「ふーん?」
「で、知ってる男の子とやってしまったんだって」
「えーっ?」
「当然男の子は早漏で奈津子をイかすことなど出来なかった。処女膜が切れて痛いだけだった」
「そうだろな」
「で、あの子、お祖父ちゃんにやって貰いたいってせがんでるの」
「何だって?」
「あたしは当然叱ったわ。お父さんが聞いたのはその時の口論だったの」
「信じられん」
「ほんとなのよ。タイへは行かないで奈津子とやって」

「自分の娘に少女売春婦の代わりをさせようというには、何か裏がありそうだね。尋常な母親の考えとは思えん」
「そう。奈津子に脅されてるの」と奈緒美さん。
「なんだって?」
「『お祖父ちゃんとやらせて貰えないのなら、ママとお祖父ちゃんのこと、あちこちで触れ回る』って云うの」
「そりゃいかん!」
「でしょ?」
「奈津子とやるしかないな、こりゃ」
「奈津子じゃ嫌なの?お父さん?」
「飛んでもない。本物のセーラー服の12歳の少女と、それも母親の承諾付きでやれるなんて夢みたいだよ」
「だったら、どうして喜ばないの?」奈緒美さんには理解出来ない。
「嬉しくて泣きたいぐらいなんだ」お父さんは娘に抱きついてめそめそする。
「お父さん?あたしと奈津子と二人でお相手するわ」
「え?」
「お父さんだったら娘と孫とおまんこして、次々にイかすことが出来る。でしょ?」
「嬉し〜い!わーんっ!」お父さんが号泣した。




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