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20. 悪魔祓い

ある教会の司祭であるパパ(41歳)は恐怖と不幸のどん底にあった。娘の茉莉ちゃん(11歳)に悪霊が取り憑いたのだ。茉莉ちゃんの言動は映画『エクソシスト』と全くそっくりだった。普段は愛らしい顔とぽっちゃりした身体でそこら中を元気に跳ね回る普通の少女なのだが、いったん悪魔が心と身体を支配すると卑猥で下品な言葉を撒き散らし、白目を剥いたり、鬼のような表情をしたり、人前で性器をいじくってよがったり、おしっこを垂れ流したり、首を180度回転させたり、蟹のように四つん這いで横に階段を登り下りするのだ。

パパは悪魔祓(ばら)いが必要だと思い、大司教区の司教に相談した。日本にはたった一人の祓魔師(ふつまし=悪魔祓いを行なう資格がある神父)しかおらず、それは郊外に住んでいるクロウ神父だとのことだった。パパは早速面会を求めた。
「初めまして」とパパが挨拶する。「私、司祭の唐須(からす)と申します」
「ハイハイ、初めまして」クロウ神父はアメリカ人だが、長い日本滞在で日本語はぺらぺらだった。「不思議ねー、あなたのお名前『からす』で、私の名前も"Crow"で日本語のカラスでーす」神父が笑った。
パパは茉莉ちゃんの現在の状態を詳しく説明した。
「ふむ。お話伺うと、それ下級悪魔ですねー」とクロウ神父。「上級の悪魔なら神やイエス・キリストの存在を否定し、冒涜し、信仰心を嘲笑って議論をふっかけて来まーす。お宅のお嬢ちゃんに取り憑いた悪魔は、単に思いつきのパフォーマンスを楽しみ、御家族を困らせて喜んでいるだけでーす」
「なるほど!」パパの顔は明るくなった。「下級の悪魔なら退治するのも簡単というわけですな?」
「んー、ま、その悪魔のしつこさにもよるので、簡単と云い切ることは出来ませーん」
「しかし、神父さんのお力なら?」
「やってみないと分りませんけどねー」
「やって頂けますか?」パパが身を乗り出して懇願する。
「私、勝手には出来ませーん。大司教が認めてくれた場合だけ、出来まーす」
「分りました。大司教様に頼んでみます」

大司教はパパから詳細を聞き、クロウ神父の見解も求めてから、茉莉ちゃんの悪魔祓いを許可した。パパは飛ぶようにしてクロウ神父の家を訪れ、自宅に引っ張って行こうとした。
「残念でーす」クロウ神父。「私、現在別件の悪魔祓い担当してまーす。体力的に二件掛け持ち出来ませーん」
「でも、下級悪魔なら一日で済むかも知れません。一度だけでも、おいで願えませんか?」とパパ。一日でも早く茉莉ちゃんから悪魔を追い出したいのである。
「お気の毒でーす」クロウ神父が両手を広げて、済まないというジェスチャーをする。
「そうですか…」パパががっかりして立ち上がる。
「唐須神父」クロウ神父が呼び止める。「私、これから今やってる悪魔祓いの家、行きまーす。一緒に来ませんか?」
「え?」パパは面食らった。自分の娘の心配で精一杯で、他人に取り憑いた悪魔のことなどに関心はなかった。しかし、いずれクロウ神父が家に来て悪魔祓いをしてくれるわけだから、それがどういうものなのか知っておく必要はあるように思えた。「ええ、是非お願いします」

クロウ神父が運転する車は郊外をさらに田舎へと向かった。車中、クロウ神父は悪魔祓いに必要な予備知識を授けてくれた。
「悪魔祓いは戦争でーす」とクロウ神父。「われわれは神の尖兵となって闘わなければなりませーん。われわれの武器は信仰心と祈りでーす」
「信仰心が厚く、祈りが真摯なら悪魔に負けないと?」とパパ。
「その通りでーす!悪魔に対抗するには、もう一つ大事なことありまーす」
「何ですか?」
「悪魔の云いなりになってはいけません。悪魔が白と云ったら黒、右を向けと云ったら左を向く。単なる天の邪鬼のように思われるかも知れませんが、悪魔に勝つにはこちらの方が強いと思わせなくてはなりませーん。もちろん、強いのは神であって、私たちではないのですが」
「なるほど、何でも悪魔の云うことの反対のことをすればいいのですな?」とパパ。
「そういうことでーす」
クロウ神父の車は、人里離れた山中にある女子修道院に向かっているとのことだった。クロウ神父は悪魔祓いの対象が一般人ではなく修道女であること、手強い悪魔なのでもう数ヶ月も経過していることなどを説明した。

修道院の門をくぐり抜けて、車は林の中にある小さな一軒家の前で止まった。悪魔に憑かれた修道女が、夜中でも喚いたり騒いだりするので隔離されているのだ。クロウ神父は一軒家の鍵を開け、寝室へと入って行く。修道女が暴れたらしく、食器や食べ物、お盆、ナプキンなどが散乱している。
「むむ!」修道女の顔を見たパパは驚いた。てっきり日本人の修道女だと決めつけていたのだが、それは20代後半の美しい白人女性であった。スッピンなのに、派手な顔立ちによって映画女優のようなオーラを感じさせる。修道女だから短髪にしているが、それは輝くような金髪である。質素な灰色の長い寝間着の胸には二つの高い峰がそそり立っていた。パパはごくりと唾を飲んだ。

クロウ神父はストラ(帯状の布)を首に掛けて垂らし、聖水を準備し、小さな十字架を取り出した。
「また来たのか」修道女が低く太い男の声で云った。悪魔の声だ。「誰だ、もう一人は?」
「こちらは唐須神父だ」とクロウ神父。「お前がこの修道女から逃げ去るところを見に来られたのだ」
「カラスだかトンビだか知らないが、お前などの来るところじゃない。さっさと帰れ!」
「そうはいかん。お前の手下のちんぴら悪魔が、この唐須神父のお嬢ちゃんに取り憑いたのだ。非常に迷惑しておる。出て行くように命じろ」
「知らん。おれには子分なぞない!」
突如ベッドがガタンガタン!と跳ね回り、修道女が歌をうたい出した。それはオペラ『蝶々夫人』の中の「ある晴れた日に』で、日本人のプロのオペラ歌手が歌っているように発音も音程も正確だった。
「ふむ。今日は『フィガロの結婚』じゃないのか?」とクロウ神父。
「おれは何だって歌える。一人で二重唱だって出来る」
「もういい。お前の歌など聞きたくない」とクロウ神父が云い、修道女の顔に聖水をかけ、十字を切った。
「やめろ!うんこ野郎!お前のしょんべんをかけるな。十字など切るな!」と悪魔。
「黙れ、薄汚れた魂め!全能の父の御名(みな)において汝に命ずる。この女の身体から立ち去れ!」
「うるさい!お前の云うことなど聞くものか!」
「出(いで)よ!立ち去れ!The Power of Christ compels you! The Power of Christ compels you!」クロウ神父がパパを振り向いて合図する。唱和しろという意味だ。パパは英語は得意ではなかったのだが、その文句は映画『エクソシスト』に何度も出て来たので知っていた。「キリストの力がお前に勝つ」という意味だ。
「The Power of Christ compels you!」とパパ。
「The Power of Christ compels you!」とクロウ神父。
「ふざけるな!」と悪魔。「キリストが何だ!くそくらえだ!」と悪魔。

クロウ神父は修道女の寝間着の前面の胸元から足元までのボタンのを外し始め、寝間着を左右に開いた。修道女は下着をつけておらず、すっぽんぽんの裸身が現れた。パパは目を丸くした。何が始まるのだ?修道女は横たわっているのに、その二つの乳房は大きく盛り上がっていた。巨乳だ!腰も太い。肉付きのよい太股。そして陰毛も金色だった。クロウ神父は修道女の全身に聖水を撒いた。
「全能の父に代わって聞く。お前はどこにいるのだ?ここか?」クロウ神父は十字架で修道女の裸の胸を指す。
「そんなとこじゃない」と悪魔。
「ここか?」クロウ神父が十字架で修道女の裸の腹を指す。
「分らないのか、低能め!この女の子宮の中に決まっているだろうが」
「やっぱりそうか。子宮の中で何をしている?」
「この女に悪魔の子をうじゃうじゃ生ませるのだ。男の子も女の子も、みな悪魔だ。ウシシシ!」
「そんなことはさせん!お前をそこから叩き出してやる!」
「やってみろ!」
クロウ神父は、修道女の金髪の陰毛に囲まれたおまんこを左右に目一杯開く。膣口がぽっかり開き、ピンク色の肉襞が垣間見える。クロウ神父はその膣口に口を寄せた。
「造物主の御名において汝に命ずる、出(いで)よ!立ち去れ!」とクロウ神父。
「アーメン」とパパ。
「うるさい!その造物主が悪魔も造ったんだ。おれたちは同類だ」と悪魔。
「違う!お前は邪悪な父から生まれた者だ。邪悪なる者よ、この女の子宮より出(いで)よ!」
「ほざけ!おれはこの居心地のいい子宮から出るものか!」

「どうしても立ち去らぬなら、荒療治をするよりない」とクロウ神父。
「面白い。何をするというのだ?」と悪魔。
「お前を天国へ送ってやる。全能の父から鞭打たれ、逆さ吊りにされて滅びるがよい」
「やめろ!おれは天国は嫌いだ!」悪魔の声が震える。修道女のベッドがガタガタ揺れ出す。
「天国へ行くのが嫌なら、即刻立ち去れ!穢れた魂め!」
「おれはここが好きなんだ。どこへも行かん!」上ずった声で悪魔が怒鳴る。
クロウ神父はズボンとボクサー・ショーツを脱いだ。特大の勃起したペニスがおっ立っている。クロウ神父はそのペニスに十字架で十字を切った。パパは驚いた。一体、何をしようというのか!クロウ神父はベッドに上がり、修道女のクリトリスをぺろぺろぺちゃぺちゃと舐め始めた。
「な、何をしている?この女が感じてるぞ!」と悪魔。
「待ってろ!私の聖液でお前を叩き出してやる」とクロウ神父。
「何が聖液だ!只の精液じゃないか!」と悪魔。
修道女の膣口から愛液がこぼれた。クロウ神父はペニスにコンドームを装着し、修道女の膣口にあてがう。
「お、お前!聖職者のくせに修道女を犯すのか!」と悪魔。
悪魔も驚いたが、パパも驚いた。そんなことがあっていいものだろうか?しかし、クロウ神父は平然とペニスを修道女の体内にずぶりんこんと埋め込んだ。
「The Power of Christ compels you!」クロウ神父が腰を廻しながら唱える。
「The Power of Christ compels you!」パパも慌てて唱える。
「むむむ。やめろ、気が変になる!」と悪魔。
「The Power of Christ compels you!」クロウ神父が激しくピストン運動をしながら唱える。
「The Power of Christ compels you!」とパパ。
「あはーん!やめてくれ、おれは天国などに行きたくない!」と悪魔。

「唐須神父。あなたも手伝って!」とクロウ神父。
「は、ハイ!」パパは何をどう手伝っていいのか分らなかったが、目下の使命は修道女をよがらせることだと悟った。パパは修道女のおっぱいにしゃぶりつき、その乳首をちろちろと舐めたり、舌で弾いたりした。一方の手で、修道女の真っ白いおっぱいを揉む。パパにとって初めての白人女性のおっぱいであった。パパは興奮した。
クロウ神父はピストン運動と腰の正転・逆転によって修道女の快感を高めて行く。
「*&@!)(^%#*$+-!&%#^(&*」クロウ神父が云った。ラテン語のようだ。
「!*&@^*$^&*(_#!」悪魔もラテン語で応じた。パパにはラテン語はさっぱり分らない。
「%$#*:<>)^&@!」クロウ神父が修道女のクリトリスを刺激する。
「]($!{+*^%$@&#!」と悪魔。「ひーっ!あふーんっ!やめてくれーっ!」悪魔が悲鳴を挙げる。
両手でおっぱい刺激を継続していたパパは、修道女が口を開け、舌を突き出してよがっているのに気づいた。パパは思わずその舌に吸い付き、舐め廻した。
「むぶぶっ!駄目ーっ!」悪魔の断末魔の悲鳴。
「&][^@#!*%+_!!!!」クロウ神父はここぞ!とばかり、激しく修道女のおまんこを突き上げる。
「死ぬ〜っ!」悪魔が天国へ行った。
「うむむーっ!」クロウ神父がどどどぴゅっぴゅーん!と射精した。

「悪魔は死んだのですか?天国へ行ったのでしょうか?」とパパ。
「なに、死んだ振りをしているだけでーす。しぶとい奴等ですからね」身仕舞いをしながら、クロウ神父が云った。
「では、当家にはまだ来て頂けませんな?」
「残念でーす」とクロウ神父。「しかし、唐須神父。今日の経験でおよその段取りは理解出来たでしょう。御自分で悪魔祓いをやってみたらどうです?」
「でも、私にはエクソシストの資格がありません」
「御自分の家族に御自分の責任でやることなら、法王庁も目くじら立てませーん。あなたで歯が立たないなら、いつか私が行きまーす」
「そうですか。ではやれるだけやってみます」とパパ。

その週末、パパはママ(36歳)と息子の良明君(15歳)を集めて、悪魔祓いについて説明した。
「何でも悪魔の云うことの反対のことをすればいいんだね?」と良明君。彼の名は聖書の「ヨシュア記」から取られている。茉莉ちゃんの名はむろん聖母マリアである。
「私たちに出来るかしら?」ママは懐疑的である。
「とにかくクロウ神父はしばらく来れないんだ。その間、茉莉を放っておくわけにもいかん」とパパ。
三人はOK牧場での決闘に向かうガンマンたちのように茉莉ちゃんの部屋に向かった。

「何だ、テメエら?雁首揃えて何しようってんだ、え?」と悪魔が茉莉ちゃんの口を借りて云った。品のないダミ声だ。
「もうお前にはうんざりだ。今日こそは追い出してやる!」パパが決然と云った。
「黙れ、ちんぽこ野郎!おめえよりおれ様の方が強(つえ)えんだ!」
「今日私には天にまします全能の父が後ろ盾としてついて下さっている。お前のような下級悪魔には負けない!」
「下級悪魔?随分馬鹿にしてくれるじゃねーか!あほんだら!」悪魔が云い、突如茉莉ちゃんの身体がベッドから浮かび上がり、どすーん!とベッドに落下した。
「きゃああ!」ママが叫ぶ。
「ふん!」パパが恐怖心を精一杯隠して嘲笑う。「そんな安っぽい手品は駆け出しの魔術師・松旭斎天滓(てんかす)にだって出来るぞ」
「何だと、インポ野郎!」悪魔が怒って、今度は茉莉ちゃんの身体を浮かべるとぐるぐると竹トンボのように回転させた。水平に回転させるだけでなく、斜めにも、垂直にも回転させた。
「やめてーっ!」とママ。
「どうだ?見たか、おまんこ野郎!」茉莉ちゃんの身体は、どすんとベッドに落下した。
「お前の力などわれらの父の力に較べればちっぽけなものだ。哀れなるかな」そう云いつつ、パパはストラを首から垂らし、聖水を準備し、小さな十字架を取り出した。パパは聖水を茉莉ちゃんの身体にパッと撒き、その額に十字架を当てた。「父と子と精霊の御名において、邪悪なるものに我が娘から立ち去ることを命ず!」
「アーメン!」とママ。
「アーメン!」と良明君。
「ざけんな。神も仏もあるもんか、ペテン師野郎!大体、てめえらはこの娘が可愛くねえ癖に」と悪魔。
「何を云う!」とパパ。「この娘を愛しているからこそ、こうして家族が集まっているんだ」
「そうよ!娘が助かるなら、何だってするわ!あたしが代わりに取り憑かれてもいいと思ってるぐらいよ!」
「生憎だな。おれはババアに取り憑く趣味はねえ」
「何ですって?あたしはまだババアじゃないわよ!」ママが悪魔と喧嘩を始める。

「あんちゃんよ、おめえは妹が嫌いの筈だな?」と悪魔。
「僕、妹を愛してる。僕だって妹が助かるなら何でもするぞ」と良明君。
「ほう、かっこいいな。だが虚勢だろう?」
「虚勢じゃない!」
「じゃ、おっ母さんにキスしてみろ」と悪魔。
「そ、そんな!」良明君が困惑する。
「そんなことは!」ママがうろたえる。
「ママ!」とパパ。「欧米では親子でもキスする。問題ない。やって見せろ!」
「あたし、嫌よ!」ママが身体を固くする。
「良明!やれ!」とパパ。
良明君はママを抱き寄せ、ちょんと口づけする。
「そんなのはガキのキスだ。口に舌を差し込む大人のキスは出来ねえみてえだな」
「出来る!」と良明君。
「駄目よ、良明!」とママ。
「やれ、良明!」とパパ。
「あなた、そんな!」とママ。
良明君は逃げようとするママを離さず、無理矢理舌をママの口に入れ、舌と舌を絡める。良明君のペニスが勃起する。良明君はどさくさに紛れてママの豊かなおっぱいに触る。ママは息子とはいえ若い男とのフレンチ・キスに痺れ、思わずうっとりしてしまう。

「そんなことで大騒ぎしているようじゃ、先が見えてるぜ。お前らがこの娘を助けたいなんて口先だけでしかねえな」と悪魔。
「口先だけじゃない!」良明君がきっぱり云う。
「さ、娘から出てって!あたしたちはやることはやったわ。今度はお前の番よ」ママが必死で云う。
「冗談じゃねえ、売女め。キスぐれえで何だ偉そうに。てめえらはまだ何もしちゃいねえ」
「どういうこと?」ママが警戒する。
「お父っつあん、おめえは息子の前でこのババアとおまんこ出来るか?」と悪魔。
「ババアじゃないってばっ!」とママ。
「良識ある人間は人前でセックスなどしない」とパパ。「息子の前であろうが誰の前であろうが」
「じゃ、娘を助けたいってのは嘘っぱちか?」
「嘘じゃない!お前が娘から出て行くのならやってもいい」とパパ。
「そんな、良明の前でなんてあなた!」ママがパニックに陥る。
「良明、パパとママの寝室の箪笥の引き出しからコンドームを持って来てくれ」
「冗談じゃないわ!あたし、気が狂っちゃう!」とママ。
パパがズボンとブリーフを脱ぐ。
「ふん!立派なものを持ってるじゃねえか、オカマ野郎!」と悪魔。

「はい、パパ!」良明君が急いで戻って来てコンドームの箱を渡す。
「良明、目をつむってろ!いいな?」とパパ。
「あなた、本気なの?」ママはその気になれない。
「ほら見ろ!ババアは娘を助けたくねえんだ!」と悪魔。
「助けたいわよ!だけど、こんなのって理不尽だわ」だが、ママは仕方なく茉莉ちゃんのベッドにもたれ、お尻を突き出す。
パパはママのスカートをめくり、パンティを引っ張り下ろす。良明君はパパの背後から首を伸ばしてママの陰部を覗く。陰毛の薮に囲まれた焦げ茶色の割れ目が見える。良明君にとって生まれて初めて見る女性性器だった。パパはママの大陰唇を開き、クリトリスを曝け出すと、ぺちゃぺちゃぺろぺろぴちゃぴちゃべろべろと舐め始めた。
「めでたし聖寵充ち満てるマリア、あううう、主御身(おんみ)と共にまします、うふーん」ママが両手でロザリオを繰りながら、聖母マリアへの祈りを唱える。「御身は女のうちにて、あはーん、祝せられ、あわわ、御胎内の御子イエズスも、むむーん、祝せられ給う…」
ママのおまんこが濡れたのを確認したパパは、勃起したペニスにコンドームを被せ、ママの背後に立って一気にペニスをママの体内に突っ込んだ。
「ひーっ!」ママが叫ぶ。
「キリストの力がお前に勝つ!」パパが習い覚えた文句を日本語で唱えながらおまんこする。
「アーメン!」目を皿のようにして両親の性交を見守る良明君が云う。
「あはーん!」とママがよがる。
「キリストの力がお前に勝つ!」パパがピストン運動をする。
「アーメン!」良明君が勃起した自分のペニスを撫でながら云う。
「るせえ!余計なことを口走るんじゃねえ!」悪魔が苛々する。
「キリストの力がお前に勝つ!」パパは天の邪鬼作戦が功を奏していることを確信する。

「もっとやりてえか、親父?」と悪魔。
「やりたくてやってるんじゃない。お前が満足したら、約束通り娘から出て行け!」とパパ。
「まだだ。今度は坊やだ。お前がやれ」
「何ですって!」ママがぶったまげる。「駄目よ、絶対!」
「おっ母さんは嫌だそうだ」と悪魔。「坊やも嫌ならおれは出て行かねえぜ」
「嫌じゃない!やるから出て行け!」と良明君。
「お前!何を云ってるの、駄目よ!」ママがあたふたする。
「パパが云った通り悪魔に逆らってるんじゃないか!茉莉も助けたいし…」
「んもうっ!あなた!」ママが背後のパパに助けを求める。
「良明が正しい。やるしかない」とパパ。
「そんなっ!近親相姦じゃないの!罪悪よっ!」とママ。
「茉莉のためだ。我慢してくれ、ママ!」とパパ。
「我慢すればいいって問題じゃないでしょ!」ママはしくしくと泣き出した。
パパがママの身体からペニスを抜き出す。ママの膣口がぽっかりと開く。既にコンドームを着けてスタンバイしていた良明君が、入れ替わりにママのお尻に近づき、ママのおまんこにずぶずぶとペニスを挿入する。
「ああーん!天にまします我らの父よ、我らの罪を赦したまえ」ママが祈る。
「アーメン」と良明君。良明君のペニスはママの温かいおまんこに包まれて心地よい。静かにペニスを抜き差しすると、ママの膣内の肉襞がペニスを擦ってゾクゾクする快感を与えてくれる。これがセックスなのだ。良明君は有頂天になってママの身体を突き上げる。 「めでたし、あっはん!聖寵充ち満てる、あうあう、マリア、あうーん!主御身(おんみ)と共に、ひーっ、まします…」ママの祈りは次第によがり声に変貌する。

「われわれは娘のために堪え難きを耐えた」とパパ。「もう充分だろう。約束通り娘から出(いで)て立ち去るがよい!」
「てやんでえ!悪魔が約束を守ると思ってんのか、阿呆!」と悪魔。
「出任せだったのか!」
「あたりきよ」
「おい、良明!もういい!悪魔は嘘ついたんだ。やめろ!」とパパ。
「僕、やめらんない。最後までやらして!」と良明君。
「そうよ!」とママ。「毒食えば皿までよ。あはーん!」
「お前ら!」パパがママと息子を睨みつける。「よし、こうなりゃ荒療治で悪魔を叩き出してやる!」
「何だ?何をするんだ?」と悪魔。

パパは茉莉ちゃんの寝間着を脱がせ、素っ裸にする。平らな胸に可愛い乳首が二つ。もっこりした恥丘の下にぷっくらと盛り上がったおまんこ。パパは茉莉ちゃんのおまんこに聖水を吹きかける。パパは茉莉ちゃんのおまんこを左右に開く。11歳の綺麗なピンクの粘膜が曝け出される。パパはさらにおまんこを左右に押し広げる。ぽっかりと膣口が開き、ピンクの肉襞が見える。パパはその膣口に口をつける。
「邪悪な魂め、お前が潜んでいるのはこの中だろう」とパパ。
「ど、どうして分った?」悪魔が驚く。
「お前を天国の全能の父のもとに送ってやる。造物主の裁きを受け、惨めな最期を遂げるがよい」
「何だと?」悪魔がうろたえる。
パパは茉莉ちゃんの可愛いクリトリスをぺろぺろと舐める。
「よせ!この娘をよがらせるな!」
「あなた!」ママがパパの異常な行動に気づく。「茉莉に何してるの?やめなさい!」
パパはやめない。茉莉ちゃんのおまんこから愛液が漏れる。パパは勃起したペニスに十字架で十字を切り、「キリストの力がお前に勝つ!」と唱える。パパは「邪悪なる者よ、我が娘の子宮より出(いで)よ!」と云いつつ、娘のおまんこにペニスを押し当てる。
「いけない!あなたっ!」ママが叫ぶ。(近親相姦よ!)と云いかけたが、自分も息子と交わっている最中だった。
良明くんは口をあんぐりさせてパパが妹を犯す瞬間を見守っている。
パパはぐりぐりとペニスを11歳の娘の体内に埋め込んで行く。
「痛(いて)えっ!」と悪魔。「馬鹿野郎、この娘は処女なんだぞ!手加減しろい!」
「娘ではなく、貴様を痛めつけてるんだ。苦しむがよい」とパパ。パパはずぶずぶとペニスを突っ込む。
「ひーっ!」悪魔が呻く。
パパは11歳のびっちりと吸い付いて来るような小さなおまんこにうっとりした。こんな快楽がこの世にあったのか!
「全能の父の御名(みな)において汝に命ずる。天国へ行って裁きを受けろ!汚れた魂め!」パパが腰を廻して茉莉ちゃんのクリトリスを刺激する。
「やめろー!おれは天国は嫌(きれ)えだ。あはーん!」

パパと妹のおまんこは良明君を興奮させた。良明君はママの胸に手を廻し、ブラウス越しにママのおっぱいを揉みしだいた。柔らかい乳房は垂れ下がって巨乳のような触感を与えてくれる。ママのおっぱいを揉みつつ、良明君はピストン運動を始める。
「あはーん!聖なるマリア、あううう、あうーん!」ママがよがる。
パパも11歳の娘のおまんこにピストン運動を始めていた。
「やめろ!クソ!気が変になる」と悪魔。「うぐぐ!やめてくれ!」
「%#_+^~^**&#(^_^;;;!」突如、パパの口からラテン語が飛び出した。
「ん?ラテン語なんか使うな、このーっ!ひーっ!あはーんっ」悪魔がよがる。茉莉ちゃんは快感で身悶えしている。
「^*&%@$~+(*^*)**&@^$%*!」パパはピストン運動をしながら、知りもせず理解も出来ないラテン語を口走る。
「やめろ!おれは天国なんぞへ行きたくない!うむぐーん!」
「^*()#%@^(^^)(^^)(^^)!!!」と云いつつ、パパが腰をぐりぐり廻して茉莉ちゃんのクリトリスを刺激する。
「クソーっ!死ぬ〜っ!」突然、悪魔の悲鳴が天井を越えて遠ざかって行った。

「パパーっ!気持いーっ!もっとやって!」茉莉ちゃんの声がした。悪魔が去り、元の茉莉ちゃんに戻ったのだ。
「茉莉っ!」パパが驚喜する。
「茉莉っ!」ママがどっと涙を浮かべる。
「茉莉っ!」と云いつつ、良明君が激しくママの身体を突き上げる。
「あわわーっ、うわーんっ!」ママが喜びと快感を綯い交ぜにしてイく。
「むむーん!」良明君がママの体内でどぴゅぴゅーんと射精した。
パパは娘の身体に覆いかぶさり、娘にキスする。パパは茉莉ちゃんと舌を交えながら激しくおまんこした。
「あぶぶぶ」キスされながら茉莉ちゃんがよがる。
パパと茉莉ちゃんのキスを見た良明君もママにキスし、二人は抱き合って舌を絡める。
「あーん、わわーん!」茉莉ちゃんの臨終が近い。
パパはピストン運動と腰の左右回転を急速にする。
「うわーんっ!」茉莉ちゃんがイった。
「茉莉っ!」パパもどばどばーんっ!と娘のおまんこに射精した。

「奇跡ですな!」話を聞いたクロウ神父が云った。
「まさに奇跡です。何しろ習いもしなかったラテン語を喋ったのですから」とパパ。
「天にましますわれらの父があなたを助けてくれたのです。それ以外にあり得ないことでーす。ハレルーヤ!」
「どうでしょう?もう悪魔は戻って来ないでしょうか?」
「戻って来て欲しいのですか?」
パパは愕然とした。クロウ神父に心を見透かされてしまった。悪魔は歓迎出来ないが、悪魔祓い、特に娘・茉莉ちゃんとの甘美な性交は忘れられなかった。機会があったら、また娘とやりたかった。パパの心の中に悪魔が棲み付いてしまったのだ。
いや、パパだけではなかった。良明君もママと、そして妹ともやりたがった。ママも息子とやりたがった。幼い茉莉ちゃんでさえ快感を知ってしまったいま、パパかお兄ちゃんにやって貰いたがった。一家全員の心に性の悪魔が巣食ったとも云えた。その後、一家は神の許しを乞い願いながら近親乱交を繰り返すことになった。




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