28. 媚薬は踊るパパ(40歳)は大病院の難病専門の医師である。国際的に有名な病院なので、中国・台湾・韓国・インド・中近東・豪州などの諸国からも患者が訪れる。最近、パパは中国人の大富豪の難病治療を担当し、奇跡的な延命と病状改善を果たした。帰国した大富豪はパパの自宅に小包を送って来た。感謝のしるしのようだった。病院内で患者から贈り物をされたら辞退しなければならない。パパはその小包の内容が下らないものであれば送り返そうと思った。それは下らないものではなかった。 中身は薬瓶のようなもので、小さな丸薬が沢山詰まっていた。ラベルにはただ「夢性丸」と書いてあるだけだった。パパはそのキーワードでGoogle検索を試みた。Sexpediaというサイトによれば、「夢性丸」は中国の秦の時代にあったと信じられている媚薬だという。代々皇帝の座にあったものは好色で、手当たり次第に女をモノにしたがった。しかし、皇帝のお手つきとなれば、やったらポイというわけにはいかない。お世継ぎを生む可能性があるわけだから、一度でもセックスしたら側室として相応の待遇をしなければならない。しかし、宮中に40人も50人もの側室の部屋を設置する余裕はないし、経費もなかった。そこで側近が発見し、宮中御用達となったのが「夢性丸」であった。女性が服用後直ちに淫乱となって男性に性交を懇願するものの、イった後は一切を忘れてしまうという薬である。性交相手のことはもちろん、性交したことすら覚えていない。皇帝は「やり得」で、やった女性を側室にする必要はない。男にとって夢のようなセックスが可能なので、この媚薬は「夢性丸」と呼ばれた。一説には、世界各地に存在する「処女懐胎」説話は、実はこの「夢性丸」によって犯された処女たちが作り上げたものであろうとされている。「夢性丸」は、いまは伝説があるだけで現存しない…と書かれていた。 「現存しない…」と呟きながら、パパは戸惑った。現存しないものが、なぜ目の前にあるのだ?冗談なのか?パパはとりあえず「夢性丸」の瓶を書斎の金庫にしまい込んだ。そしてパパは部屋を出て行った。 しばらくして、そこへ長男の周作君(15歳)がやって来た。最近自分のコンピュータが不調なので、パパのを使いに来たのだ。しばらくインターネット・サーフィンを続けていた周作君はふとブラウザの「履歴」に「夢性丸 - Sexpedia」という一行があるのに気づき、(何だろう?)とその行を選択してみた。表示された「夢性丸」の説明は興味深いものだったが、最後に「現存しない」と書かれているのでがっかりした。(馬鹿みたい。パパは何でこんな記事に関心を持ったのだろう?)と思った。そして、すぐ忘れてしまった。 数日後、パパのところへ中国の大富豪から封書が届いた。「親展」となっていた。その要旨は次のようだった。最近古代の王の墳墓の一つから、宝石類に混じって丸薬入りの容器が発掘された。大富豪率いる企業の研究施設が、莫大な経費をかけてその薬を分析し、類似品を作り上げた。その実験結果は伝説の「夢性丸」の存在と素晴らしい効果とを証明するものであった。もしそれを商業化すれば空前の売り上げと巨万の富が約束されたろう。しかし、大富豪はその計画を思いとどまった。この強力な催淫剤によって社会が乱れることを恐れたのだ。大富豪の手にはごく僅かの実験素材だけが残された。「命の恩人である先生にその一部をお分かち致します。お楽しみ頂ければ幸甚です」と書かれてあった。 パパはまだ信じられなかった。相手が、自分が治療に当たった患者でなければ、悪質ないたずらと考えるべき内容だった。自分に感謝している中国の大富豪が、そんな冗談を云うとは思えなかったが、何しろ破天荒この上ない話なのだ。半信半疑のパパは実験を行なうことにした。ママ(38歳)に服ませてみるのだ。妻が一時的に淫乱になって夫を求めたとしても、夫と妻がセックスするのは当たり前のことであって、誰にも迷惑をかけないし誹られることもない。ママは色白美人で熟れ切った肉感的な女性であったが、ご多分に漏れず倦怠期のせいで夫婦の交わりはごく希になっていた。それが薬の実験のためであったとしても、いずれにしても妻はセックスの恩恵を受けるのだ。パパは内心で自分を正当化した。 いつもの就寝時刻、パパはママと一緒に寝室へ引き取ると、寝酒と称してママに「夢性丸」を溶かしたワインを飲ませた。 ママの胸焼けは収まっていた。代わりに陰部が燃えるように熱くなっていた。ママはいきなりネグリジェを捲り上げると、パンティをもぎ取った。周作君は驚いた。ママのむっちりした太股とお尻、黒い茂みに囲まれた割れ目が現れたからだ。 パパはやっと嘔吐剤を見つけ、吐かせるためのビニール袋も持って寝室に駆けつけた。遅かった。ママは息子のパジャマのズボンを脱がせ、息子の腰に跨がっておまんこしている最中だった。(あの薬は本物だった!)パパはその場にへたり込み、妻が狂ったように腰を上下させている姿を耄けたように見つめていた。 周作君はママに強姦されながら、ママの両方のおっぱいを揉んでいた。ペニスはママの温かいおまんこに包まれ、肉襞によって擦られている。えも云われぬ快感であった。ママは口を半開きにして涎を垂らしながら腰を上下させ、腰を廻して息子と恥骨を擦り合わせたりしている。想像も出来なかったママの痴態であった。 翌日、ママはけろっとしていた。パパは、ママの胸焼けのことやセックスのことを遠回しに色々聞いてみたが、ママは何も記憶しておらず、パパが何でそんなことを聞くのか訝(いぶか)る始末だった。パパは(あれはまさしく夢性丸だ!記憶に残らないというのも伝説の通りだ)と合点が行った。そして夢性丸は、その効果が現われる際に目の前にいる人物に対して発情するものであるらしいことを悟った。その場にいれば夫でも息子でも見境がなくなるのだ。 思えば、偶然とはいえ自分の目の前で妻と近親相姦した息子が憎らしかった。息子の精液を受け入れた妻も憎らしかった。パパは自分が一件の原因を作った張本人であることを忘れ、二人の近親相姦を呪った。妻と息子がやったのなら、おれだってやってやる。パパは次の狙いを娘の優ちゃん(13歳)に定めた。 優ちゃんは前髪を垂らし、後ろをポニーテールでまとめ、目鼻立ちのはっきりした可愛い少女。パパは優ちゃんが床を延べ終わる時刻を見計らい、優ちゃんの部屋へ行った。 周作君も妹の裸身に見蕩れていた。彼はジュニア・アイドルたちがスクール水着やビキニになった写真をオナペットにしていたが、ジュニア・アイドルと同じ年代の少女の生の裸身を見るのは初めてだった。ペニスがむくむくと起き上がった。 周作君には何がなにやら分らなかったが、ママの相手をした時のように幸運が巡って来たのだと考えた。又もや据え膳なのだ。パパが全裸の娘と息子を置いて黙って出て行ったということは、これから起ることを黙認すると考えてよいのだ。周作君もパジャマを脱いで全裸になった。兄妹はガッキと抱き合った。お互いの体温が伝わる。周作君は妹の丸く発達したお尻を撫でた。優ちゃんが兄の勃起したペニスを掴む。 その後、周作君はやりたくなるとママにすり寄っては張り倒され、妹を抱こうとしては蹴飛ばされた。女たちは、あんなに自分を求め快楽を味わった筈なのに、まるで何もなかったような応対である。腑に落ちなかった。一体どうなっているのか? パパは自宅での実験を諦めた。夢性丸が効果的であるのは分かったが、いつも邪魔が入って息子だけがいい思いをする。人が多過ぎるのだ。母子家庭ならよさそうだ。幸い、パパの妹・多美子さん(34歳)は夫に死なれ、11歳の知恵(ともえ)ちゃんと二人で暮らしていた。パパは兄として多美子さんを可愛がって来た。少女の頃から色っぽさを備えていた多美子さんには近親相姦的愛情を抱いていたほどだったが、多美子さんの兄への盲目的信頼を裏切ることを恐れて、妹の肉体に手を出すことは出来なかった。その昔からの欲望を満足させたい。夢性丸を用いれば、妹にはそれと悟られずに彼女を抱けるのだ。 「あら兄さん、珍しいじゃない?」玄関の戸を開けた多美子さんが云った。 パパが茶の間に上がる。多美子さんが台所でお茶を煎れる。 多美子さんが小包の受け取りのサインをする。 「じゃ、お願いしますね?」多美子さんが何もなかったような顔で美容院に出掛けた。 実はパパはロリコンになっていたのだった。それは13歳の優ちゃんに夢性丸を服ませる以前から始まっていた。パパは日本中を席巻しているロリータ旋風に巻き込まれていたのである。ジュニア・アイドルの写真集やDVDも隠し持っていた。 「遠慮なく食べなさい」パパがカステラを勧める。 パパは知恵ちゃんの股を大きく開く。そして割れ目も開いた。濡れたピンクの貝。膣口からは愛液が垂れている。パパは11歳の幼いクリトリスを舐める。 知恵ちゃんが腰を微かに動かす。痛みが消えたようだ。知恵ちゃんは大きく腰を動かし始めた。パパは(待ってました!)とペニスを進める。ペニスは11歳のきつい膣とその摩れていない新鮮な肉襞に絡め取られた。パパがこれまでに体験したことのない性交であった。パパは知恵ちゃんの両肩に手をかけてピストン運動を始める。可愛い妹の愛娘とのおまんこ。幼い姪とのセックス。たった11歳の少女との性交。パパの脳髄は快楽とスリルと罪悪感でぐじゅぐじゅに溶けていた。 周作君は謎解きに懸命だった。何故、ママも妹もあれほど激しく性欲の虜になったのか?まるで媚薬を嗅がされた女の興奮状態だった。何故、二人とも自分との性交をけろっと忘れ、その後は相手にしてくれないのか?周作君にとって、ママでも妹でもどちらかが毎夜セックスさせてくれれば有り難かった。どうにかして、もう一度女たちの興奮を再現させたかった。ふと、「媚薬」という言葉に引っ掛かった。最近、どっかでそんな記事を読んだような気がしたからだ。(何だったろう?)本ではない。雑誌でもない。となると、残るのはインターネットだ。 周作君はパパのコンピュータをオンにした。ブラウザを起動する。「履歴」を表示させる。長い履歴を遡ると、「夢性丸 - Sexpedia」という一行があった。(これだ!)思い当たった。もう一度記事を読み返した。ママと妹の行動は、まさに夢性丸を服まされた女のそれであった。性交の記憶を失う点でもぴたりと一致する。ママと妹は現存しないという夢性丸を服まされたのだ。誰に?パパに決まっていた。パパはどういう手段を使ったか知らないが、夢性丸を入手し家庭内で実験したに違いない。 周作君は夢性丸が欲しかった。それを使えば相手が有名女優であろうと、アイドルであろうと誰でも自由にモノに出来るのだ。パパが持っているとすれば、この家の中にある筈だ。周作君はそれはパパの金庫の中だと確信した。実は周作君はパパの金庫の番号を知っていた。パパはオンライン販売のサイトやオークション・サイトのアカウント名とパスワードなどと共に、金庫の番号も一つのファイルにまとめて書き留めていたからだ。 周作君はパパの金庫のダイヤルを廻した。カタンと扉が開いた。誰にも金庫を開けられないと思っているパパは、ジュニア・アイドルの写真集やDVDを無造作に積んでいた。その一番手前に一個の薬瓶が置かれていた。周作君はジュニア・アイドルとパパの取り合わせにびっくりしたが、今は薬瓶に集中すべき時だった。その瓶の形態・ラベルの縁取り模様などは明らかに中国風であり、周作君にはすぐそれが夢性丸であると見当がついた。瓶を手に取ってみた。瓶に秦の時代のアンティークの味わいはなく、ただのレプリカに過ぎないようである。瓶の蓋を開ける。様々な妙薬・霊薬・根菜・漢方薬などがミックスされているらしく、複雑な香りが立ちのぼった。周作君は瓶を傾け、一粒の丸薬を掌に受けてみた。(どんな味がするのか?)周作君は舌を出して舐めてみようとした。 ふと息子を振り返ると、周作君は服を脱いで全裸になっていた。 パパは机の引き出しから水溶性マッサージ・ゼリーを取り出した。それはパパがジュニア・アイドルの写真を見ながらオナニーするためのものであった。コンドームも取り出した。パパは半勃起状態のペニスを息子の顔の前にもって行った。周作君が素直にパパにフェラチオした。パパは妻と娘を横から攫っておまんこした息子に腹を立てていたので、(いいキミだ。ざまあ見ろ)と思っていた。しばらくしてペニスが勃起すると、パパはそれにコンドームを被せた。そして息子の背後に廻り、その肛門にマッサージ・ゼリーを塗りたくった…。 |
Copyright © 2011 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net