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35. 従妹みたいな妹

十年前、若い夫婦が喧嘩して別居した。憎み合ったとか不倫があったというわけではなく、お互い若かったせいで妥協出来なかっただけである。夫婦が別居した時、夫は4歳の男の子、妻は2歳の女の子をそれぞれ手元に置いて育てた。当時は法学部出たての弁護士の卵だった夫婦も、十年経つと独立して事務所を構えることが出来るまでに力をつけていた。夫婦は個別に金策に奔走したが、折悪しく、未曾有の不況によって独自に事務所を開くことは困難であった。二人はそれぞれの両親から借金しようとしたが、どちらの親も夫婦が縒りを戻し親子四人で暮らすなら貸すという返事だった。それが子と孫の幸せを願う両家の親の連係した術策なのは明らかだった。選択の余地はなかった。もともと憎み合っての離婚ではなかったし、その後人間としての幅も出て来た二人は、元の鞘に収まることになった。

パパとママは建て売り住宅を購入し、一家四人が移り住んだ。パパとママの本来の稼ぎを合わせれば、有名設計家に頼んで立派な家を新築することも可能だったのだが、法律事務所を新規にオープンするために様々な出費が必要だったため、住居の方は後回しにすることになったのだ。パパ(36歳)が育てた息子・敏樹君は14歳、ママ(34歳)が育てた娘・友美ちゃんは12歳になっていた。

十年の空白は、家族四人に奇妙で新鮮な興奮をもたらした。パパとママには、一度壊れた夫婦関係ゆえに、今度はお互いの存在、主義、性格を尊重し合おうという心構えがあった。お互いに妥協出来るところは妥協し、子供たちのためにも絆を大切にしようという姿勢である。

それぞれ一人っ子のように育った子供たちは、兄・妹の関係に急には馴染めなかった。当初、二人の間はぎごちなく、よそよそしかった。しかし、お互いに近い世代で共通の話題もあったし、特に友美ちゃんがオープンな性格で敏樹君に宿題を教わり始めたりしたため、二人は次第に仲のよい兄妹になって来た。しかし、それが最近突如変わってしまった。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「おお、いいぞ」敏樹君が答える。
友美ちゃんが勉強机に向かっている敏樹君につかつかと歩み寄った。友美ちゃんは前髪を垂らし、あとの髪をアップにまとめて優しい顔の輪郭を強調し、大きな目と常に笑みをたたえたような口元が特徴の可愛い少女。「お兄ちゃん、あたしお兄ちゃんに何か悪いこと云った?」
「な、なんだよ、急に?」敏樹君が面食らう。
「あたし、お兄ちゃんの気に入らないことしたかしら?」
「さあ?そんなことないと思うよ」
「だったら、なんでお兄ちゃん最近あたしに冷たいの?すっごくよそよそしいじゃない?」
「そうかな?」
「とぼけないで!あたし、傷ついてんだからね!」友美ちゃんが唇を震わせる。
「…」
「お兄ちゃん、あたしを可愛がってくれて親切だったし、勉強も教えてくれたし、あたし嬉しかった。でも、この頃あたしの顔も見ようとしないじゃない!どうしてなの?」
「…」
「何か云って!あたしに気に入らないことがあったら教えて。言葉遣いとか態度とか、直せるものなら直すから」
「…」
「ねえ!お兄ちゃんっ!」
「ごめん」と敏樹君。
「え?」今度は友美ちゃんが面食らう。
「お前が悪いんじゃない。おれのせいなんだ」
「お兄ちゃんの?一体どういうこと?」
「云いたくない」
「云って!お願い。あたし、今みたいな関係耐えられない」
「勘弁してくれ。云ったらお前に嫌われる」
「えーっ?何なの、一体?」
「云わない。云えないんだ。さ、出てってくれ!」
友美ちゃんは追い出された。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。さきほどのやりとりの10分後である。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「ああ」敏樹君が応じる。
「お兄ちゃん」友美ちゃんが兄の脇に突っ立つ。
「今度は何だ?」と敏樹君。
「同じこと。あたしたち、前のような仲良しに戻れないの?もうずっとこのままなの?」
「…」敏樹君が口を真一文字に結んで、うつむく。
「あたしの優しいお兄ちゃんはどこへ行ったの?友美、悲しい…」友美ちゃんがしくしく泣く。
「…」敏樹君が唇を噛み締める。
「あたし、お兄ちゃんが何を云っても嫌わない。だから、理由を教えて。お願い!」
「いや、嫌うね」
「嫌わないって!約束する!」友美ちゃんが必死で云う。
「おれたち、今より悪くなる。それが恐いんだ」
「分んない。どういうことか」
「知らない方がいいんだよ」
「いや!あたし、聞く。話して!」友美ちゃんが迫る。
「弱ったな…」敏樹君が弱り切る。
「お願い。云って!」友美ちゃんが兄の腕を揺する。

敏樹君が友美ちゃんを絨毯の上に座らせ、自分も向かい合って座った。
「いいか?おれが云うことを聞いたら、おれたちの間は今日でお仕舞いかも知れない」と敏樹君。
「何なの?あたし、恐い…」友美ちゃんが拳を握りしめる。
「恐けりゃ、聞くな」
「いや、聞く!あたし。絶対」
「弱ったな…」
「弱ることないでしょ!男ならさっさと云いなさいよ!」
「分ったよ。云うよ」そう云ったものの、敏樹君はしばしためらう。友美ちゃんが待っている。「おれたちは兄妹(きょうだい)だ。でも、一緒に育ったわけじゃない。一緒に育てば、お互いに空気みたいな存在だったと思う。おれにとって、お前は突然空から降って来た女の子だ。ブスなら問題なかった。でも、お前はジュニア・アイドルになれるぐらい可愛い。掃いて捨てるほどいるジュニア・アイドルよりずっといい」
「…」友美ちゃんには兄の告白の終点が朧げに分ったような気がした。
「お前と一緒の時間を過ごせば過ごすほど、おれの心の中にお前を可愛いと思う気持が増した。お前を兄として可愛いと思うだけなら問題なかった。そうじゃなくなったんだ」
「どうなったの?」と友美ちゃん。
「お前が傍にいると抱きたくなってしまうようになった」
「?」
「だから、おれはお前と距離を置くようにしたんだ」
「お兄ちゃん。あたしを抱きたければ抱いていいのよ?さ、遠慮なく抱きなさいよ」
「抱くってそういう意味じゃないよ。その先もあるんだよ」
友美ちゃんが目を見開き、ぎょっとなった。「Hってこと?」
「…」敏樹君が首をうなだれる。
「きょうだいで?やめてよ!お兄ちゃん、見損なったわっ!」友美ちゃんは立ち上がると、走るように部屋を出てバタン!と戸を閉めて駆け去った。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。さきほどのやりとりの30分後である。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「…」敏樹君は返事しない。以前座っていたところに座ったままである。
「入るわよ?」友美ちゃんが静かに入って来て、兄の前に座る。
「ママに云ったのか?」と敏樹君。
「云うわけないじゃん。お兄ちゃんがあたしとHしたがってるなんて知ったら、また別居だわよ」
「だろうな」
「ライオンと兎を一緒に飼っておくわけにはいかないって云うわ、絶対」
「おれはライオンか」敏樹君が寂しく笑う。
「そうよ。獰猛で、理性なんかまるで無い野獣」
「ひでえな」
「あたし、こうやってお兄ちゃんと一緒にいるだけで危険なのよね?でしょ?」
「ああ、危険だ」
「兎を食べたいのね?」
「…」
「兎に襲いかかったら調教師の鞭で打たれるのよ。それでも?」
「お預けか。苦しいんだよ、お預けは。だから兎の姿なんか見ない方がいいんだ」
「そんなっ!ひどい。たった二人のきょうだいで…」
「ごめん」
「なんで、なんで?」友美ちゃんが泣き出す。
「え?」
「お兄ちゃん、イケメンだし背も高いからモテるでしょ。いくらでもガールフレンド出来るじゃん?何も妹なんかとHしたがることないじゃないの」
「おれもそう思う。女は家の外にゴマンといるのに…」
「ひょっとして、あたしが一番手近にいるやれそうな女だから?やりたくなったらすぐやれそうなおまんこだから?」
「馬鹿!怒るぞ!そんなこと云ってねえだろ!」敏樹君が顔を赤くする。
「ごめん。今の発言、取り消す」
「ったく」まだ敏樹君は怒っている。

「きょうだいでのHっていけないのよね?近親相姦って云うんでしょ?」と友美ちゃん。
「うん。だけどおれにとってお前って、妹と云うより従妹みたいなんだよな」
「云えてる。あたしもほんとのお兄ちゃんていうより、親戚の男の人みたいな感じだし」
「だろ?」
「いとこ同士だとHしていいの?」
「いいってことないけど、世間にはよくあるらしい」
「ふーん?」
敏樹君が一縷の望みを抱いて妹の表情を読もうとする。
「あ、お兄ちゃん、Hしたがってる!」友美ちゃんが飛び退(すさ)る。
「嘘だい!」心を読まれた敏樹君が慌てる。
「表情変わったもん。いつものお兄ちゃんじゃない。危険!」
「でたらめ云うな!」
「あたし帰る」友美ちゃんがすたこらと逃げて行く。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。十日ほど経っていた。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「おう」と敏樹君。
珍しく友美ちゃんが笑みを浮かべて入って来た。
「お前、おれの部屋に来るの恐いんじゃなかったの?」と敏樹君。
「もう恐くないもん」友美ちゃんが敏樹君の前で踊るように身体を揺らす。「何か気づかない?」
「んー?」敏樹君は妹の頭から足元までを見る。胸の前で何か揺れている。「何だい、それ?」
「ママに頼んでネット通販で買って貰ったの。5,000円」
「ペンダントにしちゃ変だな?」
「催涙スプレーよ、これ」
「えーっ?」
「あたしに襲いかかってみる?一度試してみたいから」
「バカ云え。涙が止まんなくなんだろ?」
「最悪の場合は10時間も目が痛いって。当然パパやママにもバレるわね」
「ひっでえ!おれは強姦魔かよ」敏樹君がくさる。
普通、女性は催涙スプレーや笛をバッグの中に入れている。その場合、取り出すのに時間がかかり、製品によっては自分に向かって噴射しないように方向を定めるのにも時間がかかる。噴射する前に犯されてしまいかねない。しかし、友美ちゃんのように首からぶら下げていれば、もたもたせずに一挙動で噴射出来る。名案であった。
「お兄ちゃんに聞きたいことあるの」
「何だ?」
「あたしさ、まだ胸もお尻も出てないじゃん?どしてあたしなんかとHしたいわけ?」
「ジュニア・アイドルだって普通出てないだろ。小学生で巨乳の子もいるけどさ」
「あ、ジュニア・アイドルの代わりなのか」
「お前の方がずっと可愛いけど」
「ほんとにー?マジ?」友美ちゃんが気を良くする。
「マジ」と敏樹君。
「ふーん?お兄ちゃん、握手会とか行ったことあるの?」
「いや。握手だけじゃ物足りないもんな」
「じゃ、何したいわけ?キスなんか無理よ」
「そらそうだよ。英米じゃhug(ハグ)って云う挨拶の抱擁があるんだ。それが出来るんなら行くな」
「ハグねえ」友美ちゃんが何か考える。「お兄ちゃん、あたしとハグしたい?」
「えっ?いいのかよ」敏樹君の顔がパッと明るくなる。「どういう風の吹き回しだい?」
「ジュニア・アイドルより可愛いって云われたんだもん。サービスしなくちゃ」
「おっ、お前、いいとこあるじゃん」
「キスしようとしたり、変なとこ触ったりしたら、これよ?」友美ちゃんが催涙スプレーを握りしめる。
「恐ろしいハグだな」

敏樹君がおずおずと妹に近寄る。友美ちゃんは催涙スプレーを構えている。
「おい。間違えて噴射すんなよな」敏樹君が云う。
「だいじょぶよ」友美ちゃんも兄とはいえ、初めての男性との抱擁にどきどきしている。
敏樹君は、直立している妹の身体に手を廻し、静かに抱き締める。二人の胸が合わさり、呼吸とともにお互いの胸が膨らんで密着する。敏樹君は妹の甘い髪の香りを嗅いでうっとりしていた。こんなことが出来るとは想像していなかった。幸せだった。敏樹君にとっても、それは女体との初めての超接近体験であった。
「もういい?」と友美ちゃん。
「ん?ああ」敏樹君が渋々抱擁を解く。「ありがと」
「またね!」上気した顔を見られたくない友美ちゃんが、ひらりと身を翻して部屋を出て行った。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。ハグした翌日である。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「いいよ」と敏樹君。 入って来た友美ちゃんは、ちゃんと催涙スプレーを胸の前に垂らしている。
「お兄ちゃんさ、ジュニア・アイドルの誰が好きなの?」と友美ちゃん。
「色々好きだけどさ、やっぱ中山知絵かな?」
「あ、あたしに似てる子だ」
「いやか?」
「ううん、嫌じゃない」友美ちゃんが満更でもない顔をする。「でさ、お兄ちゃん、中山知絵の写真見ながらアレするわけ?」
「アレ?」
「あれよ、マスターなんとか…」
「マスターベーション?」敏樹君は頷く妹の顔を見てぶったまげる。「お前、凄(すげ)えこと云うな。マジかよ」
「あたし、もう子供じゃないんだからねー。馬鹿にしないでよ」
「それって、お前もやってるってこと?」
「うふん」友美ちゃんが微笑む。
「お前も映画スターか何かの写真見ながら?」
「写真なんか見ないわよ。暗闇でお布団に入ってだもん」
「ふーん?」
「あ、やだ!その顔、何か想像してるみたい!」友美ちゃんが顔を赤くする。
「違うよ。おれに手伝わしてくれりゃ、いい気持にしてやれるんだがなー…って思ったんだ」
「手伝うって?」
「おれがお前のあそこ舐めるの。指なんかよりずーっといいらしいぜ」
「ぎょえーっ!舐めるーっ?」
「クンニリングスってんだ。Wikipediaで読んでみろよ」
「あたし信じらんない」
「あ、それからさ、それが出て来る小説のURLをお前のコンピュータにメールしてやる。それも読んでみろ」
「分った。でも、お兄ちゃんにやって貰うなんてことはあり得ないよ、絶対」
二人はハグして別れた。敏樹君がメールで送ったのは http://satyl.net/banzai/banzai_index.html というURLであった。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。翌日のことである。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「ああ」と敏樹君。
「なに、あのサイト!近親相姦ばっかじゃん!」と友美ちゃん。「お兄ちゃん、あれに毒されたんじゃない?」
「かもな。みんなクンニしてただろ」
「うん」と友美ちゃん。「あれ読むと、なんか当たり前みたいな感じ」
「どう思った?」敏樹君が迫る。
「いいみたいね」友美ちゃんが目をきらきらさせて云う。
「やるか?」と敏樹君。
「駄目よ!困る!」
「なんで?催涙スプレー構えてていいからさ」
「そうじゃなく、見られるのが恥ずかしいのよ」
「何を?」
「あそこを」
「どこを?」敏樹君が食い下がる。
「おまんこよ。分ってるくせに、このーっ!」友美ちゃんが兄をぼかすか殴る。
「見られるぐらい、何だい」敏樹君はこの際是非妹のおまんこが見たい。
「だって、誰にも見られたことない場所なのよ?恥ずかしいわよ」
「おれ、お前の見たことある」
「えーっ?いつ?あたしが寝てる時?」友美ちゃんが目を丸くする。
「うん」と敏樹君。
「このーっ!変態っ!」友美ちゃんがまたも兄をぼかすか殴る。
「やめろ!お前が赤ん坊の時だよ」
「え?」友美ちゃんがキョトンとする。「なあんだ。馬鹿馬鹿しい」
「もうおれに見られてるんだから気にするなって」
「見たことあるんなら、もう見なくていいわね?暗闇でやってくれる?」
「お前が赤ん坊の時は割れ目を開いたりしなかったもん。クンニは開かなきゃ出来ないし」
「そうかしら?」友美ちゃんは小説の描写を頭の中で反芻する。
「無理。おれ、どこがどうなってるのか知らないんだから」おまんこを見たい敏樹君が懸命に主張する。
「考えてみる」そう云って、友美ちゃんは部屋を出て行った。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。一時間後のことだ。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「いいよ」と敏樹君。
「覚悟出来た。見られてもいい。やって」と友美ちゃん。
「そうか!」敏樹君がわくわくする。「ママは?」
「いま、お買い物に出てったとこ」
「じゃ、充分時間あるな」敏樹君は妹のために敷き布団を敷く。「寝ろよ」
「これ忘れないでね」友美ちゃんが催涙スプレーを握り締めている。
「興奮して噴射すんなよな」
友美ちゃんが横たわる。白いTシャツに赤いショート・パンツをはいている。敏樹君が妹の傍に膝をつき、ショート・パンツのファスナーを下ろす。12歳の妹とはいえ、おまんこは一人前になっている筈だ。ついに女の秘部を拝めるのだ。オナニーによって既に快楽を知っているおまんこだ。敏樹君は震える手で妹のショート・パンツを下ろす。油断無く催涙スプレーを構えた友美ちゃんが、兄の表情を窺っている。兄の目に欲望の火が灯って暴力的になったら迷わず噴射するつもりである。ショート・パンツがお尻でつかえる。友美ちゃんはお尻を上げて、兄に協力する。ショート・パンツは取り払われた。友美ちゃんは純白のパンティを着けていた。敏樹君がパンティに手をかける。友美ちゃんは空いている手で目を覆った。(恥ずかしい!)敏樹君がそろそろと妹のパンティを下ろす。恥丘にぽしょぽしょと陰毛が生えている。割れ目が見えて来る。今度も友美ちゃんはお尻を上げて兄に協力した。友美ちゃんは脚をぴったりと寄せ、おまんこの下部を隠している。しかし、もっこりしたおまんこの盛り上がりが見えている。

敏樹君は妹の膝をこじ開け、股を広げようとするが、友美ちゃんの抵抗で手こずる。
「おい。おれお前をレイプするわけじゃないんだから、リラックスしろよ」と敏樹君。
「だって…」友美ちゃんがうじうじする。しかし、観念してついに脚を開く。
吸い寄せられるように敏樹君は妹の股の間にうつ伏せになり、そのおまんこを直視する。もっこりと盛り上がった割れ目。わななく手を割れ目の両側に当て、おまんこを開く。ピンク色にてらてら光る粘膜があらわになった。(おおお!)敏樹君は感動した。これが女の秘部なのだ。敏樹君にとっての最大の関心事は穴の発見だ。大陰唇をさらに開くと、下の方にぽかりと穴が開いた。(これか!)それは予想よりも小さい穴だった。(こんなとこにペニスが入るのか?)
「いつまで見てんのよ?早く舐めてん!」友美ちゃんが催促する。
「おう、悪い悪い!」
敏樹君はおまんこの粘膜を大きくべろりんこんと舐めた。あちこちをべろべろと舐め廻す。そして次第にクリトリスに焦点を定める。敏樹君はインターネットで「女性性器図解」を見ていたし、エロ小説『家族ばんざい!』によって、どこをどうすればいいかよく知っていた。クリトリスを舌で圧し、弾き、舐め上げ、舐め下ろす。
「あはーん!」初体験のクンニに緊張していた友美ちゃんだったが、次第に快感に圧倒され、いまどこで誰にクンニされているかなど、どうでもよくなってしまった。催涙スプレーは握られているものの、もう兄の顔面には向いていない。
敏樹君は、妹のおまんこを舐めながらどさくさに紛れて妹のお尻を撫で廻す。それは発達途上ではあったが、充分に大きく充分に丸く、すべすべで快い手触りを与えてくれた。
「あうー、あああ、むーんっ!」絶え間なく蠢く兄の舌の淫靡な動きによって、友美ちゃんの快感が高まって行く。指など問題にならない快感というのは本当だった。舌の繊細でソフトでぬめぬめした感触は最高だった。
妹の興奮が敏樹君を興奮させた。敏樹君は片手を自分の股間に当て、ズボンの上から勃起したペニスを擦った。
「あうーん、いひー、ああーんっ!」友美ちゃんが身悶えしてよがる。
敏樹君も激しくペニスを擦る。
「あああああああーっ!」友美ちゃんがイった。
「むむぐっ」敏樹君はブリーフの中でどぴゅーんどぴゅぴゅーん!と射精した。

「凄く良かった。お兄ちゃん、ありがと」パンティをはきながら友美ちゃんが云った。
「おれも良かったよ」と敏樹君。
「え?」友美ちゃんが面食らう。
「お前の舐めながら、オナニーしたんだ。ブリーフ、ねちょりんこんになっちゃった」
「中で射精したの?」
「うん」
「うえーっ。気持悪いでしょ。洗って上げる」
「いいよ。自分でやる」
「見たいのよ、精液ってどういうもんか」
「そうなのか。んじゃ」敏樹君がズボンを脱ぎ、ねちゃねちゃするブリーフを脱ぐ。興奮が収まって半勃起状態のペニスがだらんとしている。
「こんなに太いの?」友美ちゃんは、精液付きブリーフより兄のペニスに目を奪われる。「へーっ?固くなるともっと太くなるんでしょ?あたしのには入らないよ」
「試してみる?」と敏樹君。
「スプレーお見舞いするわよ?」友美ちゃんが催涙スプレーを振りかざす。
「冗談だよ」敏樹君が慌てて云う。

友美ちゃんは三日に一遍ぐらい舐めて貰いに来た。敏樹君は自動販売機でコンドームを買い、妹のおまんこを舐める前に装着した。妹にクンニし、コンドームに射精する。ブリーフを汚すこともない、いいアイデアだった。

「あんたたち、仲がいいわねえ!」ママがある日の食卓で云った。「友美は敏樹の部屋に入り浸りじゃないの」
「うん。いろいろ教わってるの」確かにそれには違いなかった。
「そーお?いいことだわ」ママは勉強だとばかり思い込んでいる。「お兄ちゃんと暮らせるようになってほんとに良かったわね?」
「うん!」友美ちゃんがにっこりする。
敏樹君は照れた顔で下を向いていた。ママはパパと目を見交わす。二人とも別居を解消してよかったと思った。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「おう」と敏樹君。
「お兄ちゃん、例の小説だけどさ…」と友美ちゃん。
「え?何?あの『家族ばんざい!』のこと?」
「あれって親子の近親相姦いっぱい出てくんじゃん?ああいうのって普通なの?」
「さあ?あれは実話じゃないから何とも云えねえな」
「でもさ、お兄ちゃんもママとやりたいとか思うわけ?」
「お、おい!お前、凄(すげ)えこと聞くじゃんか!」敏樹君がたまげる。
「どうなの?正直に!」
「そ、そりゃ…」敏樹君が云い淀む。
「やりたい?」友美ちゃんが文末を補う。
「お前はどうなんだよ?」“攻撃は最大の防御”である。
「え、あたし?」友美ちゃんがどぎまぎする。「んー、ちょっと関心あるかな?」
「えー、パパとやりたいのかよ!」敏樹君が愕然とする」
「あ、お兄ちゃん妬いてる!」
「そ、そんなんじゃねえよ」
「じゃ何、今の顔?」
「だってさ、おれがやりたいの我慢してお前に奉仕してんのに、パパにお前を取られたんじゃ、おれ惨めだからさ」
「空想よ、空想」友美ちゃんが兄を慰める。「パパにはママがいるし」
「でもさ、お前は女だから裸見せて股を開けば、男なら誰だって誘惑出来んじゃん。パパだって可能性ないわけじゃないだろ」
「お兄ちゃんの場合は?」
「おれがママを誘惑したりしたら、ママにはフライパン、パパにはバットで引っぱたかれて半殺しの目にあうんじゃねえか?その挙げ句、おれは危険人物扱いされてさ、パパとママはまた別居だぜ」
「それ困る!」
「だからさ、ママには手を出さないから、お前やらしてくんない?」
「これ忘れたの?」友美ちゃんが催涙スプレーをかざして威嚇する。
「ちぇっ!」
「でもさ、お兄ちゃんの奉仕活動に感謝して、あたしもサービスしようかな?」
「えっ?なに、何?」敏樹君が目を輝かす。
「あたし、裸になる」と友美ちゃん。
「えーっ?」敏樹君には信じられない。
友美ちゃんが服を脱ぎ出し、全裸になった。友美ちゃんとしては、兄におまんこを見せた以上もう隠すものはなかったのだ。おっぱいはまだ膨らんでおらず、兄の胸と変わりない。友美ちゃんがくるっと廻ってお尻を見せ、顔だけ兄を振り返った。「こんな貧弱なの。胸もお尻も」
「馬鹿!それがジュニア・アイドルの特徴じゃないか」敏樹君もパジャマを脱いで裸になる。勃起したペニスが期待に燃えてびくんびくんと脈打っている。
「えーと、催涙スプレーどこだっけ?」友美ちゃんが最後にスプレーを首にかける。
敏樹君がうんざりした顔をする。

二人は立ったまま抱き合ってキスした。舌を舐め合うフレンチ・キスもした。同じ両親が生み出したアダムとイヴ。何かの偶然で男と女に分かれて生まれた生き物同士が、抱き合ってキスしている。子犬同士のじゃれ合いに似ているかも知れない。敏樹君は妹の裸身を撫で廻した。細い腕、平らな胸、乳首、丸いお尻、むっちりした太股。(おれだけの裸のジュニア・アイドル!)敏樹君は嬉しかった。どきどきした。友美ちゃんのお腹を兄の勃起したペニスが突つく。友美ちゃんは兄のペニスを握った。長く太く固い。友美ちゃんが身体を沈め、兄のペニスを口に含んだ。『家族ばんざい!』を読んでいるからフェラチオだって知っているのだ。こんなことを想像していなかった敏樹君は狂喜した。性交より先にフェラチオの洗礼を受けるとは!すぐ漏れちゃいそうなほど気持良かった。
「た、タンマ!」と敏樹君。
「え?良くないの?」と友美ちゃん。
「良過ぎて出ちゃいそう…」敏樹君が情けない声を出す。
「出せばいいじゃない!」
「でも、お前…」敏樹君がためらう。
「あたし、どうすればいいか知ってるから、だいじょぶ」
「マジかよ!」敏樹君は妹に『家族ばんざい!』を読ませておいて大正解だと思った。
友美ちゃんが尺八を吹くように兄のペニスを両手で保持し、すぽすぽしたりぺろぺろしたりする。敏樹君には天にも昇る快感である。「んー、むむんー、いいーっ」敏樹君が呻く。
友美ちゃんは上目遣いに兄の表情を盗み見ていた。本当に気持良さそうだ。今までは舐めて貰う一方だったが、これでチャラに出来る…と思った。同時に、奉仕されるだけでなく奉仕することの喜びも知った。(これって愛なのかも?)友美ちゃんは思った。
「と、友美っ!行くぜ!」断末魔の迫った敏樹君が云う。
兄のペニスを口にしている友美ちゃんは返事が出来ない。頭を大きく上下に動かす。友美ちゃんは精液の喉への来襲に備えて、舌の根を盛り上げた。
射精の迫った敏樹君には妹のすぽすぽのテンポでは満足出来なかった。妹の頭を両手で押さえ、妹の口めがけてピストン運動をする。
「あうーっ」敏樹君が呻く。
友美ちゃんはすぼめた口をおまんこに見立てた兄のペニスで犯されていた。兄のピストン運動が激しくなる。友美ちゃんのおまんこが愛液を噴出する。(おまんこって、きっとこういうものなのね!)
「友美ーっ!」敏樹君が叫んだ。
友美ちゃんの口内に温かい液体がぴゅぴゅぴゅーん!と飛来し、上顎や舌にへばりついた。兄はなおもペニスの出し入れを継続している。友美ちゃんは不味いと云われている精液を味わわないように努めていた。もし、「ゲーっ!」とか云ったら、兄の興奮に水を差してしまう。友美ちゃんは必死で堪えた。次第に兄のペニスが萎え始める。友美ちゃんは兄のペニスから残りの精液を絞り出し、全てをごっくんと飲み干した。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。数日後のことだ。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「いいぜ」と敏樹君。
「お兄ちゃん、舐めっこしよ」と友美ちゃんが云った。お互いの性器を舐め合い、愛液の味も精液の味も知った二人は、自然に69を始めていた。69をする場合、友美ちゃんはお互いに横になるか、身体を重ねるなら上になるのを好んだ。下からすぽすぽするのは首がくたびれるからだ。

この夜も友美ちゃんは敏樹君の上に覆いかぶさって、ぺろぺろすぽすぽした。下から敏樹君が妹のクリトリスを舐める。
「ぶぶがが、ぶぐぐ…」友美ちゃんがフェラチオしながらよがる。
フェラチオ慣れした敏樹君は、妹のクライマックスを待って、いまや一緒にイけるようになっていた。本当のおまんこではないが、お互いに素晴らしい快感を共に味わえる。(おれたちの青春は充実している!)そう思っていた。ふと、敏樹君は裸の身体にひんやりした風の流れを感じた。閉め切った部屋で何故?ふとドアの方向に目をやった敏樹君がぶったまげた。
「パパっ!」音もなく開けられたドアの向こうに立っているのはパパだった!
「きゃああーっ!」友美ちゃんが悲鳴を挙げて飛び退き、起き上がった敏樹君の身体の蔭に隠れた。

「何ですって?きょうだいで?」ママが驚愕した。
「まだおまんこまでは行ってないようだ」とパパ。「クンニリングスから始まってフェラチオになり、最近やっと69を始めたらしい」
「ほんとかしら?嘘じゃないの?もうやってしまったかも…?」
「さあ?目つきからすると本当らしい。信じるしきゃないね」
「今後は絶対駄目って云ったんでしょうね?」
「勿論だ。しかし、あいつらがやめるとは思えないな」
「どうして?」
「禁断の木の実を齧ってしまったんだ」とパパ。「いったん性器の快感を知ってしまったら、オナニーだってやめられない。男と女で69するなんて、セックスの予告編みたいなもんだ。おまんこまで一直線で行っちゃうね」
「あなた、そんな他人事みたいに云ってないで、二人を隔離しなきゃ」
「また別居かい?」
「嫌だけど、仕方ないかも…」
「駄目だ。おれたちの親に『話が違う。別居するんなら金を返せ』って云われる」
「あ、そうか!じゃ、敏樹だけ下宿とかアパートに住まわせるってのは?」
「どこに?ここから日帰り出来るとこだったら、友美が訪ねて行って、この家よりずっと自由気ままにおまんこ出来ることになるぜ?」
「それもそうね。じゃ、どこならいいわけ?」
「北海道とか九州ならいいだろうけど」
「そんな!遠過ぎるわよ」

「おれの考えを云おうか?」とパパ。
「云って!」ママが先を促す。
「二人に好き放題やらせる」
「駄目よ、そんなっ!近親相姦なんて断じて許せないわ!」
「だけど、二人を別々の檻に入れるわけにもいかないし、友美に貞操帯を着けさせるわけにもいかん。24時間見張ってるわけにもいかないんだ。禁止したって、やろうと思えばいつでもやれる」
「私の生んだ子が二人でセックスするなんて、嫌!あたし、耐えられない」ママがしくしく泣く。
「家族の中で、あの二人だけがこそこそ行動するから異常に見えるんだ。家族全員でやれば問題じゃなくなる」
「?」ママがぽかんとする。
「よく云うじゃないか。『赤信号、みんなで渡れば恐くない』って」
「あなた、気が狂ったの?何を云ってるか分ってるの?」ママが呆れる。
「敏樹も友美も十年の空白があったから、きょうだいのような気がしないって云ってた」とパパ。「まるでいとこ同士みたいだって。そう云われれば、おれにも友美が姪のようでもある」
「あたしには敏樹は甥には思えないわ。敏樹も友美も私が生んだ子だから」
「腹を痛めた母親はそうなんだろうな。ま、おれにとっても今夜までは友美は純粋に自分の娘だったわけだが」
「今夜、どうして変わったの?」
「今夜、69してる友美の白く可愛い尻を見た。勃起してしまった」とパパ。
「あなたっ!自分の娘に欲情したの?異常だわっ!」ママが両の拳を握りしめて憤る。
「おれだけじゃないんだ。話を聞いたら、友美もおれとやりたがっていた」
「な、何ですって?」ママが愕然とする。
「敏樹はキミとやりたがっている」とパパ。
「ば、馬鹿な!みんな…みんな気違いだわっ!」

「あの子たちのセックスが避けられないことを前提にしての話だが…」とパパ。「『お前たちはいけないことをしている』、『お前たちは最低の人間だ』などと糾弾したら、あの子たちの性格がひん曲がってしまう気がする」
「だって、いけないことはいけないのよ!」とママ。
「近親相姦は犯罪じゃない。モラルの問題だ」
「そのモラルを教えるのが親の役目でしょ!」
「そうだ。しかし、二人はもう一線を越えてしまった。もうモラルを説く段階じゃない。おれたちに出来ることは、この事態をどう収拾するかだ」
「あなたは友美とやりたいからそんな屁理屈云ってるのよ」ママが云い放つ。
「おれの信条はさ、たった一度の人生を豊かに生きたいということだ」とパパ。「豊かな生活というのは経済的なことだけじゃない。性生活も豊かでありたい。おれだけじゃなく、キミも子供たちもだ」
「近親相姦すれば豊かな性生活なんですか!たわごとだわ!」
「聖書だって『求めよ、さらば与えられん』って云ってるじゃないか。おれは友美に求められ、キミは敏樹に求められている。与えてやるのが親心というものじゃないかい?」
「盲目的に与えるのは親馬鹿がやることよ。教養ある親のやることじゃないわ」
「キミは『抜かず三番』ってことを知らないようだね?」とパパ。
「なにそれ?」ママには分らない。
「おまんこからペニスを抜かないで三回女をイかせるってことさ。射精してもすぐ勃起する。抜く抜かないに関わらず、一晩三回は性交可能だってことだ」
「嘘!そんなのあり得ない!」
「あり得るんだ。おれだって敏樹の年齢の頃は一日に三回でも四回でもオナニーで射精した」
「信じらんない!」ママが頑強に否定する。
「じゃあ、しばらくしてから友美に聞いてみるんだな」
「友美が一晩に三回も敏樹にイかされるって云うの?」とママ。
「ああ」
「駄目よ!」
「え?」とパパ。
「そんなの許せない!」
「どういうこと?」とパパ。
「あたしが先!」とママ。
「キミっ!」パパがママを抱き、パンティ越しにおまんこに触る。ママのおまんこはびとびとに濡れていた。
「だって、凄い話なんですもん」とママが云った。

「思い立ったが吉日だ。今夜から始めよう」パパが早速立とうとする。
「待って!」とママ。「あたしたち、ほんとに近親相姦していいのかしら?」
「こう思ったらどうだろ?お互いに快楽を楽しむだけじゃない。おれたちはあの子らに性の達人になる特訓をするんだって。それは彼らの幸せな結婚生活に役立つ筈だからね」
「あたしは敏樹を性のテクニシャンに育てるのね?」
「おれは友美をセックス・マシーンにする」
「あたし、やる気出て来た!」とママ。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。数分後のことだ。
「はい?」と敏樹君。
ドアが開いた。全裸のパパが立っていた。
「パパはこれから友美を処女でなくする」パパが云った。
「えーっ?」敏樹君がショックを受ける。
「お前が童貞を失くしたければ、ママの寝床へ行け。ママが待ってる」そう云ってパパが消えた。
「えーっ?」敏樹君は耳を疑った。しかし、何度反芻してもパパの言葉は同じだった。ママがやらしてくれるのだ!敏樹君はババっとパジャマを脱ぎ、ママの待つ寝室へ全裸で走って行った。

「とんとん」と敏樹君の部屋のドアがノックされた。数日後のことだ。「お兄ちゃん、あたし。入っていい?」と友美ちゃんの声。
「いいぜ」と敏樹君。
白いキャミソールに白いスキャンティという姿の友美ちゃんが、胸に構えた催涙スプレーで敏樹君の顔を狙いながら入って来た。
「な、何だよ。おれ、何もしてねえのに!」敏樹君がうろたえて勉強机から立ち上がる。
「お兄ちゃん!おまんこしてくんなきゃ噴射する!」
「?」敏樹君は呆気にとられた。
「ママとばかり仲良くしないで、あたしともやってよ!」と友美ちゃんが云った。




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