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04. 香炉の精

パパ(42歳)は国際便のパイロットで、ママ(40歳)は海外旅行の添乗員だった。仕事が忙しいとすれ違い夫婦になる。二人には16歳の息子と14歳の娘がいたので、なるべく夫婦どちらかは家にいられるように調整していた。

パパもママも骨董品が大好きで、世界中から色んなものを土産にして持って帰った。今回は、イスタンブールから帰国したパパが古い香炉を買って来た。四本の脚で支えられた小さな丸い壺で、古めかしい装飾の蓋がついている。本体で香を焚くと、蓋の天辺の隙間から立ち上る煙が部屋を香気とともに燻らせる仕掛けである。この香炉は汚く、しかも埃まみれであった。パパはその香炉を夫婦の寝室のテーブルの上に置いた。
「ものはいいけど、随分汚いわね」ママが云って、押し入れからボロ切れを取り出し、香炉を拭く。蓋を取って中を覗く。ママが「フーッ!」と息を吐きかけたその時、「ぼよーんっ!」と紫色の煙が立ち上り、頭に白い布を被って輪っかで止め、中近東の白い民族衣装を着た髭もじゃの男が現れた。
「ひえーっ!」ママが驚いて腰を抜かし、おしっこをちびる。
「な、何だ、一体っ!」パパがベッドから飛び起きた。
「御用でしょうか、御主人様」と中近東風の男が云った。
「誰だ、お前はっ!」パパが詰問する。
「香炉の精でございます。普段は香炉に閉込められていますが、息を吐きかけられると出て参ります」
「…」ママには何が何やら分らない。
「てえと何かい?三つの願いを叶えてくれる魔法のランプみたいなもん?」とパパ。
「三つなどとケチなことは申しません。いくらでも叶えて差し上げます」
「わーお。じゃ、一億円出してみてくれ。いや十億円にしよう」と欲張りなパパ。
「申し訳ありません。そういう無粋な願いは叶えられません」
「一体、何を叶えてくれるわけ?」と欲張りなママ。

「私はセックスのお相手をする精なのです」と香炉の精。
「えーっ?」パパが驚く。
「えーっ?」ママが呆れる。
「おれはホモじゃないから、あんたに相手して貰わなくても結構」とパパ。
「あたしもあなたみたいな髭もじゃとやる気はないわ」とママ。
「今のこの姿は…」と香炉の精が両手を広げて見せる。「仮の姿に過ぎません。私はどんなものにでも化けられるのです。そしてセックスのお相手をいたします」
「ふーん?若い娘にもなれるわけ?」とパパ。
「もちろん」髭もじゃが云って、ぼよーん!と紫色の煙を立てた。煙が消えると、中近東風の真っ赤な衣装を着け、臍を出した若いベリー・ダンサーが腰を振りながら現れた。
「若い男は?」ママが急き込んで云う。
「ちょいとお待ちを」またぼよーん!と紫色の煙が立ち上り、若いトルコの貴公子が出現した。
「凄え!」とパパ。
「凄いわ!」とママ。「でも今夜は結構よ。夫婦二人でおまんこするから。ねえ、あなた?」
「うん。おれたちのどっちかが外国に行ってる時に、あんたに頼むことにしよう」とパパが云った。
「では、今宵は引き取らせて頂きます」ぼよーん!と香炉の精が消えた。

パパがヨーロッパ便の旅に出た。一週間は帰って来ない。ママは香炉の精を呼び出した。
「お願いするわ」とママ。
「何なりとお申し付け下さい、御主人様」と香炉の精。
「聞きたいんだけど、あなたが化けた男とおまんこすると妊娠する可能性があるわけ?」
「いえ。私は射精しませんから、そういう御心配は御無用です」
「射精しなきゃつまんないでしょ?」ママが心配する。
「それが私の勤めです。どうぞお気遣いなく」
「射精しないってことはかなり長く持続するってことね?」気づいたママが目を輝かす。
「はい。10時間でも24時間でも、一ヶ月でも続けられます」と香炉の精。
「やりながら餓死しちゃうじゃないの、馬鹿ね」とママ。

その夜、ママは先日見たトルコのプリンスとおまんこした。翌日は地中海の片目の海賊に犯され、ひーひー云った。
「ね?人間以外のものにも化けられる?」三日目の夜、ママが香炉の精に尋ねた。
「はい、哺乳類で中近東やアフリカに棲息するものなら何でも」と香炉の精。
「ライオンなんてどうかしら?」
「お安い御用です」
「引っ掻いたり食いついたりしない?」ママが恐る恐る聞く。
「御主人様を傷つけるようなことはいたしません」
「そう?じゃお願いするわ」
香炉の精がぼよーん!と紫色の煙を立て、煙の向こうに猛々しい雄ライオンが出現し、「がおーっ!」とMGM映画のように吠えた。
「しーっ!子供がびっくりするじゃないの!」ママが慌てる。
ママが全裸でベッドに四つん這いになる。雄ライオンは敏捷にぴょんとベッドに跳び上がり、ふさふさしたたてがみをママの素肌に擦り付けた。ママの鼻にライオンの生臭い息がかかる。すごくリアルだ。ライオンはママの身体にのしかかり、勃起したペニスでママのおまんこを突つく。ママのおまんこは百獣の王に犯される興奮で、愛液でびじゃびじゃになる。その愛液の洪水に導かれ、ついにライオンのペニスがママの身体にめりこむ。
「がおーっ!」これはライオンではなくママの吠え声である。ライオンは両方の前足でママの腰を抱え、へこへこ運動を始める。ライオンの巨大なペニスがママの子宮口をド突く。「うぎゃああ!」ママが喚く。毛むくじゃらの獣に犯される異常な興奮に、ママの脳味噌が真っ白になる。「むぐわーっ!」ママがイった。

パパが帰国するのと入れ替わりに、ママがスペイン・ツァーの添乗員となって旅立った。
今度はパパが香炉の精を呼び出した。
「御用でしょうか、御主人様」と香炉の精。
「用があるから呼び出したんだ。無駄なことを云うな」とパパ。
「これは失礼しました、御主人様」
「私の留守中、家内はあんたを何に化けさせたんだ?」
「御主人様、私には守秘義務がございます。個人の秘密を暴露することは出来ません」
「なるほど。では、おれのリクエストも家内に知られることはないわけだ」
「左様でございます」
「ふむ」パパは香炉の精を何に化けさせようか思案した。「映画女優にも化けられるかね?」
「はい」と香炉の精。「マリリン・モンローは過去に化けたことがあります」
「モンローは好きじゃないな。キム・ノヴァクはどうかね?」とパパ。
「キム・ノヴァクという女優は存じ上げません。申し訳ありません」
「どんなものにでも化けられると自慢してたじゃないか!」パパが苛立つ。
「写真かビデオを見せて頂ければ化けられます」と香炉の精。
「あ、そういうことか」

パパがTVを点け、『黄金の腕』という1955年に公開された映画のDVDを取り出し、その中のキム・ノヴァクを見せた。
「この女優ですな?承知いたしました」ぼよーん!と紫色の煙が立ち、キム・ノヴァクが現れた。
「おいおい、キミ!このキム・ノヴァクは白黒じゃないの!」パパが呆れる。
「見せて頂いたのが白黒映画ですから、当然こうなります」と香炉の精。
「クソ!想像力でカラー化出来ないの?」パパがぶつくさ云いながら、『めまい』という1958年公開の映画のDVDを再生する。これはカラーである。この映画のキム・ノヴァクは二役を演じているのだが、パパは最初に登場するエレガントで、ミステリアスで妖艶な役を演じているキム・ノヴァクを指定した。
「おお、魅力的な女優ですな」と云いつつ香炉の精がキム・ノヴァクに化ける。今度は総天然色である。
憧れのキム・ノヴァクを目にし、パパは彼女に躍りかかって犯した。

次の夜、パパは1981年公開の映画『パラダイス』当時のフィービ・ケイツとおまんこした。

三日目、まだ憧れの女優は沢山いたが、さすがに過去の女優ばかりというのも芸が無いように思われた。リアルな人間で、まともには手が出せない女とやりたいと思った。現代のタブーと云えば、未成年とのセックスか近親相姦である。パパは娘の雅美ちゃん(14歳)とやるところを思い描いた。未成年で、しかも近親である。一挙にタブーの二つに挑戦出来るわけだ。 「今日はおれの娘に化けてくれ」とパパが云った。
「お嬢さんを見たことはございません」と香炉の精。
「ベッドの蔭に隠れててくれ。いま、ここへ娘を呼ぶから、よく見るんだぞ」
パパは、寝室のドアを開けて「雅美ーっ、一寸来てくれ」と怒鳴った。「なあにーっ?」と遠くで雅美ちゃんの声。「いいから来てくれ」とパパ。
「何なの、一体?」Tシャツに白いショートパンツの雅美ちゃんがやって来た。雅美ちゃんは瓜実顔の可愛い顔立ちに、ぽちゃぽちゃっとした身体つきの可愛い少女。
「お前、今度の誕生日に何が欲しい?」とパパ。これまで娘を性の対象として見たことはなかったのだが、そういう目で見ると娘は典型的なロリータ体型である。胸は出かかったばかり。しかし、お尻は丸く隆起しており、女であることを主張している。子供から娘に脱皮する直前の危うい魅力。
「プレゼント?わあっ!」雅美ちゃんが両手を胸の前で合わせて喜ぶ。「んーとねえ、一杯あり過ぎて分んない。今度リストを渡すから、そん中から選んでくれる?」
「よし、分った。あまり高いものは駄目だぞ?」とパパ。
「うん!」雅美ちゃんが出て行った。

「見たか?」とパパ。
「はい、御主人様」ぼよーん!紫色の煙が薄れると、出て行ったばかりの雅美ちゃんが立っていた。
「雅美!」パパは雅美ちゃんを抱き寄せ、おっぱいやお尻を撫で廻した。パパが雅美ちゃんにキスする。雅美ちゃんはうっすら口を開け、舌を出す。パパは14歳の娘の舌を舐め廻す。ぐいーんっ!とパパのペニスがおっ立つ。パパは娘のTシャツを剥ぎ取る。少しだけ膨れかけた愛らしい乳首。可愛いお臍が見える。パパは娘のショートパンツのボタンを外し、ファスナーを下ろす。両手でショートパンツを下げる。ショートパンツはお尻の丸みでつっかえる。パパがショートパンツをお尻側で引っ張り、ずり下ろす。娘の白いパンティが現われる。見よ、その股間は愛液に濡れて割れ目が透けていた!パパはそのパンティも取り去る。うっすらと生えた陰毛の下のふっくら盛り上がった性器。パパは娘の両足を広げさせ、おまんこに食らいついて割れ目を舐める。割れ目を開き、クリトリスを舐める。じゅくじゅくと滲み出る愛液で指を濡らし、パパは娘の膣口に指を入れ、抜き差しする。

もう我慢出来なくなったパパは、娘の身体を軽々と抱きかかえ、ベッドに横たえた。招待状のように大きく開かれた娘の股ぐらを凝視しつつ、パパが全裸になる。パパは娘の股間に膝をつき、ペニスをおまんこに当てる。未成年の少女との性交と近親相姦の二つのタブーを一挙に実現するのだ。パパは娘のおまんこにずぶりとペニスを押し込む。14歳のおまんこはきつい。愛液まみれなのにぬるぬるとは入らない。パパは、腰の動きでずり上がる娘の身体を押さえながら、ぐいぐいとペニスを捩じ込む。やった!入った!
「パパ!それ、誰?」突如、雅美ちゃんの声がした。パパがおまんこしている雅美ちゃんの声ではない。パパが顔を上げると、ドアのこちら側にパジャマ姿の雅美ちゃんが立っていた。手に紙切れを持っている。プレゼントのリストを持って来たのだ。
「雅美、出て行け!見るんじゃない!」パパが怒鳴る。
「ママじゃないわよね?誰なの、その女は!」雅美ちゃんがつかつかと寄って来る。
「駄目ーっ、あっち行けーっ!」パパが手をばたばた振り回し、娘の視線を遮ろうとする。

「んまーっ!それ、あたしじゃないの!」雅美ちゃんが気づいた。「パパ、あたしとおまんこしてる!」
「…」パパは何も云えない。
「どうして、あたしのそっくりさんがいるわけ?」
問いつめられたパパは、仕方なく香炉の精のことと、雅美ちゃんを傷つけずにおまんこしてみたかったことを説明した。「ごめん」とパパ。
「謝ることないわ。でも、やりたいんならあたしにそう云えばよかったのよ。こんなそっくりさん相手じゃなく」
パパにはどういう意味か理解出来ない。
雅美ちゃんがパジャマを脱ぎ、下着も取って裸になる。パパが唖然としていると、雅美ちゃんはベッドに上がって来た。
「あんた!ちょっとどいてよ!」雅美ちゃんがもう一人の雅美ちゃんに云う。香炉の精が化けた雅美ちゃんが、もぞもぞと身体を動かして場所を空ける。
「しかし、お前、まだ処女なんだろ?」とパパ。
「ううん。もう処女じゃない」と雅美ちゃん。
「お前とパパがやるとほんとの近親相姦になっちゃう。まずいよ」
「パパもママも両方いない時、お兄ちゃんとあたし、二人で近親相姦してるの。だから問題ない」
「ひぇーっ!」パパが呆れる。
「あたし、パパ大好き。パパにやって貰いたいの」と雅美ちゃん。
「ほんとか?」パパが雅美ちゃんを抱き寄せる。
「やって、パパ!」

パパと雅美ちゃんがおまんこを始める。香炉の精が化けた雅美ちゃんは手持ち無沙汰となった。香炉の精は御主人様の作業を手伝うことにし、雅美ちゃんの乳首を刺激しながら雅美ちゃんに接吻した。雅美ちゃんは自分自身とキスするという前代未聞の不思議な体験をすることになった。

ママが帰国した夜、パパは香炉の精が化けた雅美ちゃんとおまんこし、とても興奮したと話した。ママは目を丸くし、その不謹慎な行為をなじろうとしたが、本当の近親相姦ではないことに思い至り、怒鳴るのを我慢した。よく考えれば、嘘っこの行為なのだから人畜無害である。ライオンとおまんこするより、自分の息子とやる方が興奮するだろうと思った。パパから、香炉の精に雅美ちゃんの姿を見せた段取り聞き、自分も是非やってみたいと思うようになった。

パパがアメリカ便で発った夜、ママは教わった通りに香炉の精に息子・徹君(16歳)を見せ、息子に化けた香炉の精に騎上位で交わった。そこへ本物の徹君が全裸で入って来た。
「な、な、な…」ママが驚いて吃ってしまう。息子に飛んでもないところを見られてしまった。
徹君は驚きもせずベッドに上がると、ママの顔の前に勃起したペニスを突き出した。ママが躊躇していると、徹君はママの口を開けさせ、遠慮なくペニスを突っ込んだ。ママは長男とおまんこしながら、もう一人の長男にフェラチオすることになった。ママはやけっぱちで息子のペニスを舐め出す。同時に腰を上下させたり左右に捻ったりしてもう一人の長男とおまんこする。

ママのフェラチオに満足した徹君は、ママの背後に廻り、ママの背を押してお尻を突き出させた。香炉の精のペニスが突っ込まれているママのおまんこに、さらに自分のペニスも突っ込む。
「そ、そんなっ!」ママがたまげる。
ママの膣を押し広げ、二つ目のペニスも何とか納まった。二人の息子の二つのペニスがママの体内で蠢く。ママの想像もしない事態だった。二つのペニスがじわじわと動き出し、バラバラの勝手な動きでピストン運動を始める。ママは発狂寸前だった。
「わおーっ!」ママが絶叫した。

雅美ちゃんがドアにもたれてママの3Pを見物していた。全てはパパの作戦通りにコトが運んだ。ママも息子と近親相姦を犯した以上、パパと娘のおまんこを咎めだてすることは出来ない。父娘で自由にやれるわけだ。雅美ちゃんにはアイデアが一つあった。そのうち香炉の精をトム・クルーズに化けさせておまんこするのだ。




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