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07. 長男は辛いよ

達夫君(25歳)は数年前にお父さんを亡くし、小さなラーメン屋を継いだ。達夫君が主に麺類を担当し、お母さん(47歳)が餃子、焼売などを担当する。達夫君の妹・敏美ちゃん(23歳)がウェイトレス兼ライスの係である。お父さんの時代には高卒の達夫君が見習いで加わり、調理はお父さん、お母さん、達夫君の三人体制であった。地の利も客の入りも良く、収益もまあまあの店なのだが、今は人を雇うことが出来なかった。数年前の改装の時にお父さんとお母さんの兄さんたち(達夫君の伯父さんたち)から借金をし、月々返済せばならなかったからだ。家族三人が身を粉にして働いても、借金を返済すると家計は苦しく、ほとんど自転車操業であった。達夫君がいくら汗みどろになって働いても、未来に希望の灯は見えなかった。

ある夜、いったん就寝した敏美ちゃんが尿意を催して目覚めた。食後のスイカを食べ過ぎたらしい。廊下に出た敏美ちゃんに話し声が聞こえた。お母さんの寝室である。
「どうして駄目なんだよっ」と達夫君の声。
「怒鳴るんじゃないよ!敏美が起きるじゃないか!」とお母さんの声。
達夫君が声を低くして何か云い、お母さんが何か答えた。よく聞こえない。敏美ちゃんは尿意も忘れて、忍び足でお母さんの寝室に近寄った。

「おれもやりたい。母ちゃんもやりたいんだったら、二人でやって何が悪いんだよ」と達夫君。
「母ちゃんがいつやりたいなんて云ったのよ?ふざけないでよ!」とお母さん。
「お父ちゃん亡くなって随分経つからさ。相手がいなくて寂しいだろ?」
「冗談じゃない。あたしはやりたくなんかないよ」
「じゃ、箪笥に隠してあるディルド、ありゃ何だい?」と達夫君。
「お、おまえ、何で…?」お母さんの声がどぎまぎする。
「店の登記の書類探してて、偶然見つけたんだ。こそこそ嗅ぎ廻ったんじゃないぜ」
「あ、あれはね、お義姉(ねえ)さんがくれたんだけど、使ってないのよ」
「へえ?」
「信じないの?ほんとだってば!」お母さんが必死で云う。
「でも捨ててないってことは、使うつもりがあるってことだろ?」と達夫君。「あんなもの使うより、おれとやってくれりゃいいじゃないか!」

「お前!あたしはお前を生んだ母親だよ?」とお母さん。「生みの親に向かってよくもそんなこと…」お母さんが泣き出す。
「親だって子だって、男と女じゃねえか」と達夫君。「やって何が悪いのさ?」
「近親相姦なんて恐ろしいことを云うもんじゃないよ!世間から爪弾きにされるよ!」
「黙ってりゃ誰にも分らねえだろ?家の中にTVカメラがあるわけじゃねえんだから」
「何と云われても母ちゃんはお断りだよ」
「やりたくなきゃやりたくないでいいけどさ」と達夫君。「母ちゃんの身体貸してくれよ」
「えーっ?」お母さんが驚く。
「五分か十分、目つぶっててくれりゃいい。手っ取り早く済ますからさ」
「な、な、何を云うんだい、お前。あたしの身体をダッチワイフ代わりに使おうってのかい?」
「そう云っちゃ身も蓋もないけどさ。折角母ちゃんのおまんこが傍にあるのに、放っとくのは勿体ないだろ」
「んまーっ!何てことを!今日までお前はいい子だと思ってたけど、大間違いだったわ!」

「母ちゃんがどうしてもやだってんなら、ダッチワイフ買ってくれよ!」と達夫君。「おれなんか、酒も飲まず煙草も吸わずに借金返してんじゃねえか。休みだって女を買う金もないから、部屋でTV見てるだけ。童貞のまま30になり40になり、50になっちゃうじゃねえか。ダッチワイフさえ買う金もねえと来てる。死んだ方がましだよ、こんな人生なら!」

廊下で盗み聞きしていた敏美ちゃんはずきーん!となった。兄の運命は自分にも降り掛かって来るのだ。兄が結婚出来ないくらいだから、自分の嫁入り支度や持参金などが用意出来る筈がなかった。23歳の自分も処女のまま30になり40になり50になってしまうのだ!惨めな人生だ。

「ごめんよ。お前にそんな目にあわせるために生んだんじゃなかったんだ」お母さんがさめざめと泣く。
「泣いてごまかすなよ。もういいよ。頼まねえよ、ケチ!」と達夫君。
「何だい、ケチって?」お母さんが聞き咎める。
「そうじゃねえか。母ちゃんが『肩凝った。叩いてくれない?』って云えば、おれは『あいよ』って叩いてやるじゃねえか」と達夫君。「『母ちゃん、やりてえ。やらしてくんない?』つったらやらしてくれりゃいいじゃねえか?減るもんじゃあるめえし」
「肩叩きとおまんこじゃ大違いじゃないか!」お母さんが反論する。
「ああ、そう云や違うね。肩叩きは叩いて貰う方しか気持よくないけど、おまんこはどっちも気持いいもんな」
「ああ云えばこう云う。親不孝者っ!」とお母さん。
「わーったよ。もう頼まねえ!」達夫君が立ち上がる気配。
「達夫!」とお母さん。「あたしが駄目だからって、敏美に手を出したりしたら承知しないよ」
「可愛い妹にそんなことするかよ」と達夫君。
「あの子は処女なんだからね。駄目よ、絶対!」とお母さん。
「見損なうなよ。おれだって敏美が可愛いんだから」
「ならいいけど」とお母さん。

そこまで聞いて敏美ちゃんはすっと忍び足で自室に引っ込んだ。

達夫君がお母さんの寝室を出て、不愉快そうにどたどたと足音高く自室に戻る気配がした。そして、家の中はしーんとなった。

敏美ちゃんは二人の赤裸々なやりとりを聞いて、胸がどきんどきんしていた。男の性欲の激しさを初めて知った。スケベそうな面など微塵も顔に出さない兄が、女とおまんこしたくて悶え苦しんでいるのだ。反面、敏美ちゃんにはお母さんの云い分も理解出来た。自分が生んだ子とおまんこするというのは、どう考えてもへんてこだった。果てのない堂々巡りみたいで、何が何だか分らなくなってしまう。

敏美ちゃんに尿意がぶり返した。我慢して寝ることは出来ない。敏美ちゃんはそっと部屋を出てトイレへ行き、おしっこした。戻る途中、敏美ちゃんは兄の部屋の前で立ち止まった。ドアの下から微かに明りが漏れている。まだ起きているのだ。敏美ちゃんはドアを叩こうとしてストップした。お母さんを起す恐れがある。敏美ちゃんはドア・ノブを押さえつつ廻してみた。鍵はかかっていなかった。敏美ちゃんはそっとドアを開けた。部屋の中の光景に、敏美ちゃんは驚いて両手で口を抑えた。

机に向かった達夫君が、薄明かりのもとで古い週刊誌の見開きヌードを見ながらオナニーしていた。上だけパジャマだが、下はすっぽんぽんである。敏美ちゃんの目は初めて見る勃起した男性性器に釘付けになった。それは達夫君の指先で激しく擦られ、太く長く赤黒い色になっていた。猛々しい生殖器官。敏美ちゃんはごくりと唾を飲んだ。

決心した敏美ちゃんはぐいとドアを開け、兄の部屋に滑り込み、ドアを閉めた。
「な、なんだよっ、手前(てめえ)!」不意を衝かれた達夫君が恥ずかしいやら、腹立たしいやらで怒鳴る。
敏美ちゃんは立てた人差し指を口に当てて、兄の声を制した。敏美ちゃんは敷かれていた布団の上に立つと、パジャマのボタンを一個一個外し始めた。
「お、おい!何すんだ?」達夫君が慌てる。
「あたしがやらして上げる」そう云って、敏美ちゃんは全裸の身体を布団に横たえた。
「お、おい!」達夫君は棚ぼたの据え膳を喜ぶよりも、当惑してしまった。ただし、達夫君の目は妹のふっくらと盛り上がったおっぱいや、股の間の陰毛とその下の割れ目に吸い寄せられ、この滅多に無いチャンスを充分に活かしたのだった。
「やりたいんでしょ?早くやりなさいよ」と敏美ちゃん。
「マジかよ?」
「マジよ」
「お前、お袋とおれの話聞いてたのか?」達夫君がどぎまぎする。
「全部ね」敏美ちゃんが平然と云う。
「だったら、お袋がお前には手を出すなって云ったのも聞いたろ?」
「うん」
「お前とやったりしたら、お袋が承知しないってさ」
「お母ちゃんがお兄ちゃんとやらないのはお母ちゃんの勝手。あたしがお兄ちゃんとやるのもあたしの勝手よ」
「お前、本気なんだな」
「あたしももう子供じゃないの。あたしの身体のことはあたしが決める。あたしの身体、お兄ちゃんに上げるから、使っていいよ」
「嬉しいよ、敏美!」と達夫君。「けど、お袋の中古まんこには『使わせろ』って云えたけど、お前の処女まんこは別だ。責任重大だから引いちゃうよ」

「お兄ちゃん、40、50まで童貞のままじゃ嫌なんでしょ?」と敏美ちゃん。「あたしだって、このまま50まで処女なんてぞっとする!処女捨てたいの。セックスってどういうものかも知りたいし」
「しかし、お前は器量もいいし、いい相手が…」
「口先だけの慰めなんかやめて!お兄ちゃんだって、あたしにデートの相手が見つかるなんて思ってないし、見つかったってデート用の服も靴もないこと知ってるでしょ!」
「敏美!」達夫君が涙声になって妹の前に両手を突く。「済まねえ!」
「お兄ちゃんのせいじゃないよ。あたしたち、みんな一生懸命働いて、それでも駄目なんだから」
「お互い、この家に生まれたのが不幸なんだな」と達夫君。
「そ。不幸な者同士、助け合わなくちゃ。さ、お兄ちゃん、早くやろ。夜が明けちゃうよ?」
「じゃ、おっぱいだけ触らしてくれるか?」と達夫君。
「何してもいいのよ。この身体、お兄ちゃんに上げたんだから」
「お前、いい奴だな…」達夫君が潤んだ目で妹を見た。

達夫君も全裸になった。敏美ちゃんの横に這い寄り、両手で妹の乳房を撫でる。
「ああ、いい気持」と敏美ちゃん。
達夫君は妹の片方の乳首に吸い付き、残る一方の乳房を揉んだ。達夫君の願いの一つが叶った。天にも昇る幸福な気持だった。達夫君は乳首をぺろぺろ舐めたり、舌先でちょんちょん弾いたり、軽く噛んだりした。
「あーん!」敏美ちゃんが口を半開きにして快感を貪る。
達夫君は妹の口の中で蠢く舌に惹かれた。達夫君は妹の口に吸い付き、その唇を舐め、舌を侵入させて妹の舌を捉えようとした。
「うっぷぷ」敏美ちゃんは驚いた。唇を押し付け合うのがキスだと思っていた。兄は舌を絡めようとしている。(こんなのって、あり?)最初、ぬめぬめしたナメクジのような兄の舌が嫌らしかった。敏美ちゃんは兄の舌を押し返そうとした。二人の舌がおしくらまんじゅうをした。不思議なことに、敏美ちゃんの脳髄に戦慄が走り、ぬめぬめした感触は嫌らしいものではなくなり、エロチックな刺激に変貌した。敏美ちゃんも積極的に兄の舌を舐め廻した。
達夫君は指先で妹の乳首を刺激していた。摘んだり、圧したり、天辺を擦ったりする。
「がぶぶ」口を塞がれている敏美ちゃんが呻く。
達夫君の手は妹のお腹を撫で、お尻を撫でる。その手が股の間に伸びる。
「おまんこ見せてくれ。いいだろ?」と達夫君。
「やだ。恥ずかしい」敏美ちゃんが拒否する。

「おまんこはさせてくれても、見せてはくれないのか?」と達夫君。「おかしいぜ」
「だって…」敏美ちゃんがもじもじする。
「この身体、兄ちゃんにくれたんだろ?兄ちゃんが自分のものを見て何が悪い?」
「んもうっ!見ていいよ」敏美ちゃんが顔を両手で覆う。
達夫君は妹の両脚を開かせ、その間に這いつくばった。達夫君が初めて見る成人女性のおまんこ。達夫君の胸はどっきんどっきんと脈打ち、破裂しそうであった。敏美ちゃんの23歳の割れ目は、健康そうな陰毛の薮にびっしりと囲まれていた。達夫君は震える両手で妹の割れ目を開く。
「やーん!見るだけの筈じゃなかったの?もうっ!」敏美ちゃんが抗議する。
達夫君は妹の抗議を無視し、割れ目を大きく開いた。てらてらとピンクの粘膜が光り、ぽっかりと穴が開いた。その穴の中には幾重にも肉襞が連なっている。(わーお!)達夫君のペニスがびよーんとおっ立った。達夫君は妹の綺麗なおまんこに吸い寄せられたように、口を近づけてぺろぺろと舐め出した。
「ひーい!」敏美ちゃんがパニックになる。さっきおしっこしたばかりのところを舐められている!(ばっちいじゃないの!) 達夫君はエロ週刊誌で得た知識でクリトリスを知っていたので、妹のクリトリスを重点的に舐めた。
「あはーん!」敏美ちゃんがよがり出す。
達夫君はクリトリスを舐めながら、妹の穴の周りを擦った。と、いつしかそこはぬるぬるになって来た。ペニスへの招待状だ!

達夫君は妹の股の間に膝をつき、ペニスを妹のおまんこに当てた。
「お兄ちゃん!」敏美ちゃんが叫ぶ。
「ん?」達夫君が妹を見返す。
「あたしを妊娠させないで!」
「おお。そうだ。お袋とやるつもりで、コンドームしこたま買ってある。心配するな」
「じゃ、着けてよ」と敏美ちゃん。
「急かすなよ。お前の処女貰ってから着けるよ」
「あ、そういうことか」敏美ちゃんが納得した。兄は妹の一生に一度の行事を生の肉同士で挙行したいのだ。

「行くぜ」と達夫君がスタンバイした。
「うん」敏美ちゃんが深呼吸する。
達夫君はいつでもストップ出来る態勢でそろそろとペニスを進めた。
「痛!」と敏美ちゃん。
達夫君は急停止した。顔を顰めている妹の顔を見守る。
「あたし、処女じゃなくなったのね…」敏美ちゃんが呟く。
「痛むか?」と達夫君。
「もう一寸待って。チリっと痛かっただけだから、すぐ収まると思う」
達夫君はそっとペニスを抜いた。僅かだが赤い色が付いていた。母親の願いを無視し、可愛い妹の処女を奪ってしまった。達夫君はティシューでペニスの血痕を拭い、コンドームを装着した。
「やってみて」と敏美ちゃん。
「よし!」達夫君がまたペニスを入れる。
「んー、だいじょぶ…みたい」と敏美ちゃん。
「ほんとか?」達夫君。
「ほんと。続けて」敏美ちゃんが大きく息を吐いた。

達夫君はついに本格的おまんこをすべく、ぐぐっと腰を押す。ぬるぬるっとペニスが敏美ちゃんのおまんこに収まった。
「敏美!」と達夫君。
「え?」と敏美ちゃん。
「おれも童貞じゃなくなった。ありがと」
「どういたしまして」敏美ちゃんがふざけて云った。「これで、あたしたち、ほんとに大人になったわけね」
「ああ」達夫君が云い、性器の結合をしたまま両肘で体重を支えながら妹の身体に覆いかぶさる。「ああ…凄(すげ)え!いい気持だ。セックスってこんなもんなんだな」達夫君がゆっくりペニスを抜き差しする。「お前は?気持いいか?」
「別に。身体に棒を捩じ込まれてる感じがするだけ」と敏美ちゃん。
「悪いな」
「ううん。いいの。お兄ちゃんが気持良ければ、あたし満足」
「お前ってやつは…」妹の愛情に感激した達夫君が、激しくおまんこする。
「あはーん!」敏美ちゃんに兄の興奮が伝染する。
「敏美っ!あああーっ!」おまんこの快感に堪え切れず、達夫君はあっけなく射精してしまった。
敏美ちゃんには何が何やら分らなかった。兄の苦しいようなクライマックスに驚き、セックスの奥の深さだけを感じた。
達夫君は妹の身体の上でぜいぜい息を弾ませて余韻を楽しんでいたが、コンドームから精液が逆流するといけないので、名残惜しそうにペニスをおまんこから引き抜いた。

「よかった?」と敏美ちゃん。
「ああ、最高だった」達夫君がティシューにコンドームを丸めて捨て、別のティシューでペニスを拭う。
「凄いのね、最後」と敏美ちゃん。
「女の方がもっと凄いらしいぜ」
「そうなの?あたしもそうなれるかしら?」
「少し経てばまた立つから、もう一回やらせてくれ。今のは無我夢中でよく分んなかった」
「うん。いいよ」と敏美ちゃん。
達夫君が妹の身体をまさぐり、二人はキスし合った。

その頃、お母さんはあれこれ考えて寝つけなかった。息子の頼みを拒絶したのは当然のことだ。しかし、躾けとか教育のために心を鬼にして子供の願いを退けると、常にお母さんには苦い後味が残った。母性愛とは惜しみなく与えるものであって、拒絶するものではないからだ。拒否された子供の悲しい気持が手に取るように分り、こちらの胸も痛むのだ。今回も同じであった。

お母さんには現実的な心配があった。息子は現在一家の柱となって家計を支えている。息子の汗水垂らしての努力抜きでは、自分も娘・敏美ちゃんも餓死してしまう。息子も食って行かねばならないのだから、仕事を放棄することはないだろうが、何の楽しみもない人生、童貞のまま老いさらばえて行く未来に嫌気がさして、仕事をおろそかにされると困る。半生(なま)の硬い麺や茹で過ぎでくたくたになった麺を出されたりしたら、客足はどんどん遠のいて行く。それでは仕事を放棄されるのと同じ結果である。常連客に見捨てられ、一見の客を待つだけでは、一家心中するしかない。

お母さんの生殖器は、最近は単なる排泄器官と化していた。もう性の快感などとは無縁の生活を送っており、快楽を望む気も起らなかった。しかし、老齢の男性の生殖器がセックスに役立たなくなるのとは異なり、女の生殖器は濡れさえすれば47歳でも60歳でも、いつでも役に立つ。10分ほどおまんこを息子に貸し与えることは可能である。近親相姦を罪悪視する倫理観は払拭出来ないながら、一家心中の心配の前に倫理道徳などは無視すべきであろう。母性愛同様、自分と家族を生存させ続けることは、女性の本能である。

お母さんは決心した。息子の願いを叶えるのだ。先ほど出来た母子の溝を埋めるのは早い方がいい。いますぐやらせるべきだ。お母さんは敏美ちゃんを起さぬよう、忍び足で廊下に出ると、息子の部屋の前に立った。ドアの下から明りが漏れている。息子はまだ起きているのだ。お母さんはノックなどせずにいきなりドアを開けた。お母さんの目に入ったものは、布団の上で全裸で抱き合ってキスしながら、互いの身体をまさぐり合っている息子と娘の姿だった!
「お、お前たちっ!」お母さんが叫んだ。
「母ちゃんっ!」達夫君。
「お母ちゃんっ!」と敏美ちゃん。
「駄目っ!離れなさい!きょうだいでそんなことしちゃ駄目っ!」お母さんが半狂乱で二人の身体をぴたぴた叩く。
「遅いよ、母ちゃん。おれたち、もうやっちゃったんだ」と達夫君。
「えーっ?」お母さんが唖然とする。
「お兄ちゃん悪くないからね。あたしが進んでやらせたんだから」と敏美ちゃん。
「お前たち、何てことを!」お母さんがその場にへたり込む。

「あたしだって処女のまま30、40になりたくなかったのよ」と敏美ちゃん。
「お前はまだ若いし器量もいい。いい縁談が舞い込むわよ」とお母さん。
「そんな夢みたいなこと、聞きたくない」
「希望を持つのよ!達夫とこんなことしないで、綺麗な身体にしときなさい」
「冗談じゃない!」と達夫君。「おれたち、毎日やるぜ。なあ、敏美?」
「うん。あたしはいいよ」と敏美ちゃん。
「駄目よ!たった三人の家族でお前たち二人だけが夫婦みたいにいちゃいちゃするなんて!」
「だから、おれは母ちゃんに話持ってったんじゃねえか」と達夫君。「それを断っといて、勝手なこと云うなよ!」
「考え変えたのよ。お前の面倒はあたしが見る」そう云って、お母さんははらりと寝間着を落した。熟し切った47歳の乳房と大きな腰、豊満なお尻、濃い陰毛の薮が曝け出された。
「母ちゃん!」達夫君が驚く。
「お母ちゃん!」敏美ちゃんもたまげた。
「あたしがやらせるから、敏美には構わないで。いいわね?」とお母さん。
「うん!」達夫君は、布団の上に膝をついたお母さんににじり寄って、お母さんのおっぱいを揉む。

「そんなの、矛盾してるわ!」敏美ちゃんが叫んだ。
「え?」とお母さん。
「お母ちゃんとお兄ちゃんが毎日いちゃいちゃしたら、あたしだけ除け者みたいじゃない!」
「…」お母さんには反論出来ない。
「お兄ちゃん!お母ちゃんとやったら、あたしともやるのよ?いい?」敏美ちゃんが迫る。
「分った。公平にやるよ」と達夫君。おまんこの数は多いほどいい。
「お前っ!」お母さんが息子を非難するが、他の解決策も見当たらない。

達夫君はお母さんの気が変わらないうちにさっさとやってしまおうとして、お母さんの身体を布団に横たえ、その脂の乗った肉体を触りまくった。片方の乳房に吸い付き、もう一方の乳房を揉む。敏美ちゃんの手応えのあるおっぱいと異なり、お母さんのおっぱいはぷよぷよして捉えどころがない。しかし、その年増女の特徴も達夫君を興奮させた。達夫君は身体を反転させてお母さんの股ぐらに頭を近づけた。
「駄目!見ないで!」とお母さん。
「どうして?」達夫君が聞く。
「だってお前、敏美のを見たばっかりだろ?較べられたら恥ずかしくて…」
「較べないよ。安心しな」そう云って達夫君はお母さんの身体に覆いかぶさり、股ぐらを覗き込んだ。陰毛の薮を掻き分け、茶褐色に変色した割れ目を見出す。その割れ目を開くと、赤っぽい粘膜の下にぽっかりと空洞が空いた。(おれがこの世に生まれ出たのはここか!)達夫君は自分の古里に体面して感動した。達夫君はお母さんのクリトリスを舐め、穴に指を入れて抜き差しした。
「あわーんっ!」お母さんがよがる。こんな筈ではなかった。五分か十分、息子に身体を貸すだけで、自分も快感を得ようなどとは思っていなかった。休火山だったお母さんの身体に火がつき、ぶすぶすと燃え上がり始めた。こうなると、女の身体はとことん快楽を求めて止め処がなくなってしまう。お母さんの目の前に息子の半勃起状態のペニスが垂れ下がっていた。お母さんはそのペニスを口に含んだ。
「ぶふーっ!」達夫君はお母さんのフェラチオに驚き、舌でペニスを弄ばれる快感にずきーん!となって興奮した。達夫君のペニスが、鎌首をもたげる蛇のようにむくむくと起き上がった。

敏美ちゃんは目を丸くして母子の性戯を見守っていた。お母さんが兄のペニスを舐め出したのには驚いた。(大人ってこんなことをするのだ!)敏美ちゃんのおまんこからまた愛液が滲み出た。

達夫君はコンドームを装着して、お母さんのおまんこにペニスをぶち込んだ。妹の穴に較べれば緩いが、それでも気持いいおまんこだった。達夫君はお母さんの身体に覆いかぶさり、ピストン運動を始める。
「達夫。お前、どうしても敏美ともやるのかい?」とお母さん。
「うん、やりたい」と達夫君。
「だったら、そんなやり方じゃ敏美に嫌われちゃうよ。敏美もいい気持にさせなきゃ」
「どうすんの?教えて、母ちゃん!」
「腰を廻したり押し付けたりして、お前のお珍々の付け根でクリトリスを擦るんだよ」
「ふーん?」達夫君が上半身を起す。「こんな風かい?」云われた通りに腰を廻す。
「あははーんっ!」お母さんがよがる。娘のために云ったことが、自分の役に立ってしまった。
「それとも、こうかい?」達夫君が反対に腰を廻す。
「むわーんっ!」お母さんが悦楽に身悶えする。
「これはどう?」達夫君が腰を小刻みにぐりぐりし、お母さんのクリトリスを圧迫する。
「いいーっ!」お母さんが身体をのけ反らしてよがる。

手持ち無沙汰だった敏美ちゃんも家族の性行為に参加したかった。敏美ちゃんは横からお母さんの胸に近づき、一方の乳首に吸い付き、ちゅうちゅう吸ったりしゃぶったりした。片手でお母さんの残る乳房を揉みしだく。
「おおおーっ!」お母さんは膣とクリトリスと両方のおっぱいを刺激されて、天国への階段を登り詰める。
達夫君はお母さんの太股を持ち上げて、より深い結合を試みた。達夫君のペニスはGスポットを擦り、子宮口をどんつくどんつくと叩いた。
「死ぬ〜っ!」あまりの快感に、お母さんは白目を剥いてイってしまった。何しろ夫亡き後の久し振りの性交なのに、凄く激しい刺激を加えられて、脳髄も身体もエクスタシーで飽和状態になってしまったのだ。

「お母ちゃん、死んじゃったの?」と敏美ちゃん。
「違うよ。ちゃんと胸が動いてるじゃないか」と達夫君。
「そう云えばそうね。あれがイくとか死ぬとか云うもんなのね」敏美ちゃんが羨ましそうに云う。
「敏美。これを見ろ」達夫君が自分のペニスを指差す。お母さんの体内で射精しなかった達夫君のペニスは、コンドームを着けたまま完全勃起を保っていた。「今度はお前をイかすぜ」
「んまあっ!」全裸の敏美ちゃんが興奮に顔を紅潮させる。「あたしも一遍死んでみたいっ!」
「よし、死んで貰うぜ!」達夫君が昔のやくざ映画みたいなことを云い、妹の身体を押し倒して乗っかって行った。




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