[banner]

12. 名器鑑定人

お父さん(52歳)は娘の蓉子さん(26歳)のことを真剣に心配していた。嫁に行くなら今である。28歳だと遅過ぎて買い叩かれ、いい相手に恵まれない。30歳だともうオールドミス扱いで、完全な行き遅れである。かと云って、家から追い出すように嫁にやるわけにもいかない。娘が良縁に恵まれ、いい男を掴まえることを願うしかない日々であった。

「お父さん?いま、ちょっといいかしら?」蓉子さんがお父さんの書斎にやって来た。蓉子さんは美人という範疇ではないが、人好きのする、愛らしいふっくらした顔立ちの娘であった。
「おう。ちょうどお前のことを考えていたところだ」とお父さん。「やはり、親子というものは気脈が通じ合うものだな」
父娘は小さなアンティークな座卓を挟んで向かい合った。
「話があるのなら聞こう。可愛い娘のためなら精一杯努力して答えるぞ」とお父さん。
「あたし解んないの、男の気持が。お父さんに教えて欲しい」
「どういうことかね?具体的に云いなさい」とお父さん。
「ぶっちゃけて云うわ。あたしだって、焦ってるの。で、『これは!』という男を見つけると、一生懸命掴まえようとしてるのよ」
「それを聞いて安心した。お前も頑張ってるんだな」
「でもね。一度ホテルへ行くでしょ?その男はもう二度とあたしに会いたがらないの。これ、どういうわけ?」

「うむむ。そんな僅かな情報では何とも云えんな。お前、おまんこしながら屁をこいたり、おしっこ漏らしたりしなかった?」とお父さん。
「お父さんっ!あたし、そんな破廉恥なことしませんって!」蓉子ちゃんが憤る。
「そうだろう、そうだろうとも」お父さんが何度も頷く。「では、ほかに思い当たることは?」
「なーんにも。あたし、男が気を悪くするようなことしてない…と思う」
「お前、お父さんに息を吐きかけてみろ」お父さんが娘に顔を寄せて云う。
「え?何なの?」蓉子さんが訝る。
「いいから。やれ」
「ハーっ!」蓉子さんがお父さんに向かって息を吐きかける。
「息が臭いわけでもないな」
「当たり前よ」蓉子さんがぷりぷりする。
「相手を傷つけるようなことは云っていまいな?短小だとか、早漏だとか?」
「云わないわよ、そんなこと」
「ふむ。ひょっとして、お前、不感症か?」お父さんが眉を顰める。「無反応だと嫌われるからな」
「いいえー。あたし、感じますよ」と蓉子さん。
「お前、上になりたがる方か?」
「どういうこと?」
「騎上位ってやつだ。男に任せるんじゃなく、女が動く体位だ」
「男が望めば上になるけど、自分から乗っかったりはしないわ」
「奇天烈なよがり声を出すとか?」
「さあ?自分では変な声かどうか分らない」
「お手上げだ。もう一つチェック・ポイントがあるが、それはちょっと調べられんし」
「なーんだ」蓉子さんががっかりした。「お父さんでも駄目なのか」

「お茶が入りましたよ」お母さん(46歳)が呼びに来た。三人は茶の間に移動した。お母さんが先に声を掛けてあったようで、次女の房子さん(24歳)もやって来た。房子さんは小柄でボイン、ベビーフェースの可愛い娘だが、彼女もまだ特定の男性がいない。
「父さん、蓉子と何話してたの?」お茶を啜りながらお母さんが聞く。
「いや蓉子がね、折角身体を許しても誰一人裏を返してくれないのはなぜだろう?って聞くんで、色々詳しく尋ねてたとこだったんだ」とお父さん。
「裏を返すって?」と房子さん。
「花街の云い方だ。一度買った娼妓を、繰り返してもう一度買うことだ」とお父さん。
「やあねえ。あたし、娼婦じゃないわよ。ぷんぷん」蓉子さんが膨れて見せる。
「そういう考えじゃいかん」とお父さん。「昔は良妻賢母がもてはやされた。女はちゃんと家事をして子供を産み育てるだけのものとされていたからね。しかし、現代では娼妻賢母でなくちゃ駄目だ。娼婦のような妻だな。結婚しても美しく魅力的に装い、夫とセックスを楽しみつつ、夫が浮気したりしないように性的に満足させて繋ぎ止めるんだ」
「結婚って、そんな大変なことなの?ちーとも知らなかったわ」と房子さん。
「永久就職だの三食昼寝つきなんて考えてるとすりゃ甘いぞ」とお父さん。「母さんを見ろ。いつだって魅力的じゃないか。父さんなんか、この26年間浮気する気なぞ全く起きなかったね」
「あーら、ホントかしら?」お母さんが笑みを浮かべつつ横目で睨む。
「ほんとだとも」お父さんも笑顔を返す。

「蓉子、房子。お前たちはもう大人だしセックス経験者だから、母さんと父さんの秘密をバラそうか」とお父さん。
「え、なになに?」房子さんが身を乗り出す。
「あなた!変なこと云わないでよ、子供の前で…」お母さんが警戒する。
「あたしたち、もう子供じゃないわ。聞かせて、お父さん!」蓉子さんが催促する。
「父さんが浮気しない理由は、母さんに満足してるからだ」
「なーんだ、秘密でも何でもないじゃない」房子さんが大袈裟にがっかりして見せる。
「これからが秘密なんだ。母さんのどこに満足してるか」とお父さん。
「え?どこ?」と蓉子さん。
「母さんのあそこだ」とお父さん。
「あなた!」お母さんが制止する。
「え?どこどこ?」と房子さん。
「あそこさ」とお父さん。
「わかんなーい!」と蓉子さん。
「あなた、んもーっ!」顔を赤くしたお母さんが、両手で顔を隠す。
「あーっ!」と蓉子さん。
「あーっ!」と房子さん。「あそこかあ」
「バカん!」お母さんがお父さんをぶつ真似をする。

「さっきお前に云ったろう」お父さんが蓉子さんに云う。「もう一つチェック・ポイントがあるって。それはあそこの性能のことだ。父さんは思うんだ。お前たち二人とも母さんの名器を受け継いでいるに違いない。だったら、お前たちがおまんこした男たちは、裏を返したがるのはもちろん、お前たちのおまんこの虜になって結婚したがる筈なんだがな」
「あたし、お母さんの名器、受け継いでないのかも」と蓉子さん。
「隔世遺伝ってこともあるからなー」と房子さん。
「そもそも名器ってどういうもんなの?」と蓉子さん。
「世間には色々あるようだ。数の子天井ってのは膣壁にいぼいぼがあるものだし、膣全体の締まりのいいのは巾着と呼ばれる。みみず千匹ってのは中の肉襞がうじゃうじゃいるみみずのように盛り上がっているものだ」
「お母さんのは?」と房子さん。
「母さんの名器たる由縁は二つある。一つは遺伝的に受け継いだみみず千匹。もう一つは…」
「お母さん、身体の中にみみず飼ってるわけ?うじゃうじゃ?」房子さんが気味悪そうに云う。
「そうだ。お前らはみみずを押し分けて生まれて来たんだ」お父さんが笑う。
「うえーっ!」と蓉子さん。
「あなた、気持悪いこと云わないで!」お母さんが憤慨する。
「で、もう一つの方は自助努力だ」とお父さん。
「何なの、それ?」と蓉子さん。
「肛門を締める肛門括約筋という筋肉がある」とお父さん。「肛門を締めればお隣のおまんこも締まる」
「あ、そうかも」と房子さん。
「女性の性器は出産によって否応なく緩んでしまう。きつかったおまんこが緩くなったら、男はどう感じると思う?」
「みみずが絶滅した感じ?」と房子さん。
「そうだ。母さんは、それを肛門括約筋で補ったんだ」
「なーる」と蓉子さん。
「補うというのは言葉が足りんな。それまでよりずっと良くなったわけだから」
「へえ?どんな風に?」
「二人とも人差し指と中指を出しなさい」とお父さん。
蓉子さんと房子さんが左右から差し出した指をお父さんが両方の掌で握り、ゆっくりすぼめたり緩めたりした。
「おまんこにペニスがこんな風に絞られるんだ。すごい刺激だよ」とお父さん。
「分んないけど、確かに動かない只の穴よりはいいでしょうね」と蓉子さん。

「お母さん、どうやって鍛錬したの?」と房子さん。
「お料理しながらとか、縫い物しながらとか、しょっちゅうお尻をすぼめてただけよ」とお母さん。
「仕舞いには意識的に締めなくても、身体が勝手に締めるようになったようだ」とお父さん。「ほら、貧乏揺すりみたいにさ。当人が気づかないうちに動いてるわけだ」
「わかったわ。あたしも努力してみる」と蓉子さん。
「あたしもやる」と房子さん。
「いま、こうやってても始められるんだぞ?」とお父さん。
「もうやってるもん」房子さんが笑う。
「あたしも」と蓉子さん。
しばらく沈黙が続いた。と、くぐもった「ぷ〜う」という音が聞こえた。
「あ、いけね」と房子さんが云った。
「ひえーっ!」蓉子さんが逃げ出す。
「バカモン!」お父さんがお母さんと一緒に部屋の外へ避難した。

夕食後、蓉子さんが再びお父さんの書斎にやって来た。
「お父さん?」と蓉子さん。「お願いがあるの」
「何だい?」お父さんが読んでいた本から目を上げる。
「あたしのあそこにみみずがいるかどうか、調べてほしい」
「えーっ?」お父さんが驚く。「わしがか?」
「お母さんのあそこと比較出来るのはお父さんしかいないもの」
「調べてどうするんだね?」
「もし、あたしん中にみみずがいれば、希望が持てるじゃない?いつか、お父さんみたいないい人に出会えるまで待つ」と蓉子さん。
「みみずがいなかったら?」とお父さん。
「高望みせず、ディスカウント・セール」蓉子さんが仕方ないわという顔をする。
「ふむ。重大な調査だな」
「そうよ。あたしの人生の岐路ですもん」
「よし、分った。調べよう」とお父さん。
「お願い」そう云って蓉子さんがスカートを脱ごうとする。
「待て待て。母さんに相談しなきゃならん」お父さんが制止する。
「えーっ?お母さん、いいって云うかしら?」
「いいと云わなかったら諦めようじゃないか」とお父さん。
蓉子ちゃんは、あくまでも母親に誠実な父の態度に感動し、出来ればそんな夫が欲しいと思った。

「とんでもありません!駄目よ、絶対!」お母さんが凄い剣幕で怒鳴った。その声で、自室にいた房子さんも飛んで来た。「近親相姦じゃありませんか、おぞましい!」と、お母さんが身震いした。
「性器の感じを調べるだけなんだ」とお父さん。「快楽を求めるわけじゃないから、近親相姦には入らないと思うが」
「でも性器を交えるんでしょ?」
「やってみなきゃ感じは掴めないからね」
「じゃ、やっぱり近親相姦です」お母さんは云い切り、問答無用という顔をした。
「ね、婦人科で調べて貰えば?」と房子さん。
「蓉子と母さんの膣内撮影をして膣壁を比較するのか?」とお父さん。
「私は嫌ですよ、そんなこと」とお母さん。
「婦人科の医者だって名器を見たことがあるとは限らんし、『この人は名器の持ち主です』って証明書もくれんだろ」とお父さん。
「ま、証明書はくれないでしょうけど…」と房子さん。
「内視鏡やカメラで見るだけじゃ駄目よ。実際にやってみないと」と蓉子さん。
「婦人科の医師が患者とおまんこなんかしませんって」とお母さん。
「だからお父さんしかいないのよ。お父さんはお母さんの名器を知ってるから、入れたらすぐに解るでしょ?」
「父娘で性交するなんて破廉恥よ。許しません!」とお母さん。

「母さん」お父さんがお母さんを抱き寄せた。「おれを蓉子に盗られると心配してるんじゃないのか?」
「だって、若いおまんこには敵わないわ。若くて名器だったら、あなた、私に隠れて蓉子と…」お母さんが泣き出す。
「お母さんっ!そんなっ」と蓉子さん。
「ばかだな。おれがそんな男なら、こんな風にお前に相談したりしない」とお父さん。「もう蓉子とやってる」
「そうよ」と蓉子さん。「お父さんは、お母さんに相談して駄目って云われたら諦めようって云ったの。お父さんはお母さんに隠れて何かするような人じゃないわ!」
お父さんに抱かれているお母さんが、夫の顔を見上げた。「それ、ほんと?」
「ああ」とお父さん。
「じゃいいわ」お母さんが決心した。「蓉子、調べて貰いなさい」
「お姉ちゃんの後、あたし!」と房子さん。
「房子!お前まで?」お母さんが驚く。
「あたしだって名器かどうか知りたいもん」と房子さん。
「いい機会だ。父さんと母さんでお前たちを特訓しよう」とお父さん。「父さんは、女がどうしてくれると嬉しいかを教えることが出来る。母さんは男を満足させるコツを伝授してくれるだろう」
「それはいいわ、あなた!」とお母さん。「この娘(こ)たちが仮に名器じゃないとしても役立つわけだから」
「あたしたち、セックス・マシーンになるのね?」房子さんが目をキラキラさせる。
「お前たちは元々頭がいいんだ。才色兼備の女になれ」とお父さん。

四人は夫婦の寝室へ移った。お母さんと房子さんが布団を敷いている間に、蓉子さんとお父さんが裸になった。蓉子さんが仰向けに布団に寝る。お父さんが素っ裸で布団に近寄る。そのペニスは半勃起状態である。
「蓉子。お前の好きな男の映画スターは誰だ?」とお父さん。
「ブラピ」と蓉子さん。
「よし。父さんをブラッド・ピットだと思え。いいな?」
「まじー?」蓉子さんが笑いを噛み殺す。
「お前はブラッド・ピットとおまんこすることになった。しかし、彼のペニスがこういう風だったら、お前はどう思う?」
「がっかり。あたし、魅力ないんだなあって」
「ふーん?しかし、彼は撮影で疲れてるのかも知れん。初めての日本女性とのおまんこにナーバスになってるのかも知れん」
「なーる。それはあり得るかも」と蓉子さん。
「ポジティブに考えなきゃいかん。大体、ブラッド・ピットがお前をベッドに誘ったということは、お前に魅力があるからだ。でなきゃ、完全に無視されてる」
「そうか!あたしは選ばれたのよね!」
「そうだよ!自信を持て」
「わかったわ」

「で、自信を持ったお前が、ブラッド・ピットのこういうペニスを見たら?」とお父さん。
「さあ?」と蓉子さん。
「蓉子!」お母さんが割って入る。「相手が誰であろうと、ペニスが大きかろうと小さかろうと、それが今夜のお前の御馳走なのよ。美味しく頂かなきゃ駄目」
「そう。お前が、自分に魅力がないのかと思ったように、ペニスを見たお前が無反応なら、ブラッド・ピットだって『おれのペニス見てがっかりしたのかな?』と自信をなくすかも知れん」
「じゃ、どうすればいいの?」と蓉子さん。
「云ったでしょ?」とお母さん。「涎が垂れるような御馳走だと思うのよ」
「涎を垂らすの?」と蓉子さん。
「別に無理に垂らす必要はない」とお父さん。「だが、そういう顔をされれば、男は『お、おれのペニスも満更ではなさそうだ』と自信を持つ。嬉しいもんなんだ」
「そういう御馳走が目の前にあったら、」とお母さん。「お前、どうしたい?」
「舐めてみたいわ」と蓉子さん。
「じゃ、そうしなさい」とお母さん。
「ええ」蓉子さんがお父さんの股間に顔を近づけ、半勃起状態のペニスを舐め出す。
「もっと変化をつけて!」とお母さん。「ぺろぺろしたり、すぽすぽしたり、玉々をいじったりするの!」
「性器を舐められるのは、男にとって最も嬉しいことだ」とお父さん。「いいか?そうすることを屈辱的だとか、性の奴隷みたいで嫌だなどと思ってはいかん」
「性器を排泄器官だと思うからいけないのよ」とお母さん。「あんたたち、キスは平気でしょ?口だって、ゲップしたり吐いたり、一夜明ければ臭くなったりする。口も性器も変わらないのよ」
「ペニスを舐められた男は、女が可愛く、愛しく思えて来る」とお父さん。「愛しいと思えばその女とおまんこせずにはいられなくなる」
「あ、お父さんの立って来た!」と蓉子ちゃん。
「そして、その愛しい女のおまんこを舐めたくなる」お父さんは蓉子ちゃんの身体を押し倒して、股を開かせる。26歳の、経験豊富だが若々しい割れ目が曝け出された。
「いやーん!」蓉子さんが恥じらう。

お父さんは娘のクリトリスを舐め出す。
「蓉子!お前、何も感じないの?」とお母さん。
「感じてるわ。気持いい」と蓉子さん。
「だったら声出さなきゃ!」
「恥ずかしい」
「そんなセックス・マシーンありますか!大声でよがりなさい!」とお母さん。
「蓉子」とお父さん。「お前が背中掻いてくれたり、肩揉んでくれたりした時、父さんは唸っただろ?」
「うん、覚えてる」と蓉子さん。
「あれ聞いてどう思った?」
「んー。ツボだと唸り声が大きくなったみたい」
「すると、お前は?」
「嬉しくなって、そこをどんどん攻める」
「その通り。唸り声で『もっと、もっと!』とせがんでるんだ。舐められたお前もそうしなきゃ」とお父さん。
「あ、そういうことか」蓉子さんが納得する。

お父さんが蓉子さんのおまんこを舐めながら両手を伸ばして、蓉子さんのぷりんぷりんしたおっぱいを揉む。
「あはーん、うふーん!」蓉子さんがよがる。
「声が小さい!」とお母さん。
「わうーんっ!うわうーんっ!」蓉子さんが精一杯呻く。
お父さんが片手をおっぱいから外し、おまんこに触る。そこはもうびとびとである。お父さんは指を二本入れ、Gスポットを探しながら指先でぐりぐりする。
「ぐわはーんっ!」蓉子さんが身体を弓なりにしてよがる。
「よし!」お父さんが起き上がる。いよいよ父娘のおまんこが始まるのだ。
「あなた。これ」お母さんがコンドームを差し出す。既に袋から出してある。
「射精はしない。要らんよ」とお父さん。
「でも、万一ということがありますから」お母さんは譲らない。娘に夫の子を孕ませたりしたくないのだ。
「万一か」お父さんは渋々コンドームを受け取りペニスに装着した。

娘の身体に覆いかぶさったお父さんが、娘にキスしようとする。
「一寸あなた、それ必要かしら?」お母さんが焼き餅を焼く。
「蓉子がどんなキスをするかも調べんとな」
「もうっ」お母さんは父娘の愛情表現を出来るだけ制限したいのだ。
お父さんが蓉子さんの唇にキスし、舌を差し込む。
「駄目だ、蓉子。性器の方は受け身でもいいが、キスはお前が積極的にならなきゃ」とお父さん。「セックスを始めたら娼婦になれ」
「はい」蓉子さんが大きく口を開いて精一杯舌を突き出す。
「その調子だ」お父さんは娘と舌を絡め合いながら、片手をペニスに添えて娘の膣口に当てる。腰をぐぐっと押し、ずぶずぶっとペニスを押し込む。
「ぶぎゃーんっ!」蓉子さんが身体をのけ反らす。
お父さんがじわじわとペニスを押し引きする。
「ど、どう?お父さんっ!」蓉子さんが聞く。
「いる」とお父さん。
「え?」と蓉子さん。
「みみずがじゃうじゃ」
「うわあっ!」房子さんが拍手した。
「じゃ、もういいでしょ、あなた」とお母さん。父娘相姦を早く終わらせたい。
「まだだ」とお父さん。
「だって、」とお母さん。「もう調べはついたんでしょ?」

「蓉子。肛門を締めてみろ」とお父さん。「父さんがお前のおまんこをぐりぐりするから、目一杯よがれ。嘘でもいいからよがるんだ」
「そう!お芝居してるうちに、ほんとに感じちゃうもんよ!」とお母さん。
お父さんが恥骨同士を擦り合せる。クリトリスが刺激される。お父さんは娘の乳首に吸い付き、べちゃべちゃと舐めたり吸ったりする。
「わーんっ!ひーっ!おおお、わおーんっ!むぐわーっ!」本当かどうか分らないが、蓉子さんが盛大によがる。
「両脚を父さんのお尻に掛けなさい!」とお母さん。
蓉子さんが云われた通りにする。より深くペニスが入るようになり、亀頭が子宮口に当たる。
「うわーっ!」蓉子さんがお芝居とは思えない叫び声を挙げる。
「父さんの背中に爪を立ててもいいのよ」とお母さん。
蓉子さんがお父さんの背中に、長い爪を立てる。
「いでで」お父さんが顔を顰める。
お母さんがにんまりした。娘とおまんこしている夫への精一杯の仕返しだった。
お父さんが、腰の回転にピストン運動を交えてランダムに動かし、しかも次第にテンポアップする。
「あは、あは、あは、あははーん、わーんっ、死ぬ〜っ!」蓉子さんが死んだ。

「じゃ、次あたし」既に裸になり、クリトリスを弄りながらスタンバイしていた房子さんが、姉の死体の横に仰向けになる。
「ひえーっ、連チャンか」お父さんが云いつつ、房子さんの身体を撫で廻す。
姉が受けていた特訓を真剣に見聞きしていた房子さんは、お父さんやお母さんの注意を受けることなく、完璧に娼婦になり切ってセックスし、ちゃんとみみずを飼っていることを教えて貰い、姉と同じようにお父さんにイかされて絶命した。

お父さんが次女のおまんこからペニスを抜いた。
「あら?あなた?」お母さんが目を疑った。コンドームの先端には白い液体が溜まっていない。「あなた、出さなかったの?」
「出すもんか。おれは浮気はしないって云ったろうが」そう云って、お父さんはお母さんを押し倒し、スカートをめくった。白いパンティには愛液の大きな滲みが出来ていた。「おお、濡れてる!」
「だって、凄いの見せられたんですもん。二回も」とお母さん。
お父さんはお母さんにぶちゅっとキスしながら、お母さんのパンティを取り去り、ペニスをおまんこに当てた。今度こそ射精出来る予感にペニスがピクンピクンと震えた。お父さんがずぶりとペニスをおまんこにぶち込む。
「お帰りなさい、あなた」お母さんが云った。




前頁目次次頁


Copyright © 2011 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net