13. おらは死んじまっただ
女房(23歳)の浮気を発見したおら(26歳)は、「どうしてくれっぺ」と考えた。真っ先に浮かんだのは、女房と野郎の二人が飲み食いしそうなものにパラチオンを混入させることだった。中国製餃子に混入していた例の農薬だ。しかし、うまく二人の口に入ればいいが、娘二人(4歳と2歳)が食べたり飲んだりするとまずい。
農協の忘年会を抜け出したおらは、こっそり自宅へ引き返した。案の定、女房はおらの留守をいいことに男を引っ張り込んだみたいで、横町の通りに男の軽トラが停まっていた。窓から覗くと、丁度おまんこが終ったらしく、男はズボンを履いているところだった。おらは自分の小型トラックに戻ると、エンジンをかけて待機した。男が玄関から出て来た。おらは目一杯アクセルを踏み、男に向かって車を突進させた。男は向かって来るヘッドライトのまばゆい光りに目を眩ませ、恐怖の表情で横に跳んだ。おらもそっちにハンドルを切った。「どんっ!」という音とともに男の身体が跳ねとんだ。おらは男がくたばったかどうか知るために後ろを振り返った。男は死んではおらず、地面を這い回っていた。「くそ!」せいぜい男をインポにしたぐらいの成果しかない。おらが目を正面に戻すと、「わあっ!」目の前にコンクリート製の電柱が迫っていた。「ぐわしゃーんっ!」激突した。おらは死んじまっただ。
おらは雲の階段を昇って行ったが、着いたのは天国ではなかった。罪人が悔い改め、心を入れ替えるまで収容される煉獄という監獄だった。悔い改めれば、所長から天国行きの判子が貰える。おらは悔い改めなかった。悪いのは奴等なのだ。不貞を行なった妻を殺さなかっただけでも褒められてしかるべきだった。おらは毎日毎日雨を降らしたり、雪を降らしたり、雷を落したりする労働をさせられているうちに、いつの間にか10年経っていた。
「なあ、お前」と、ある日椅子にふんぞり返った所長が云った。「もういい加減に反省せいよ。お前みたいな偏屈野郎にいつまでも居座ってられっと、わしの勤務評定に差し支えるでねえか」
「所長さんば困らせるつもりはねえけんと、おら、別に天国さ行がねでもええんだ」おらが云った。
「そっだらごと云うと、お前ば地獄さやんなくちゃなんねど?」
「えーっ?地獄?」おらはたまげた。
「んだ。見込みねえ者(もん)をいつまでもここへ置いといたってしゃあんめえ。地獄行きの判子押すしかねえべ」
「待ってけらっしゃい。地獄行きとなると、ちっと考えねば…」慌てておらが云った。
「そう来なくちゃ」所長がニコニコした。「お前がその気になると思ってよ、こっちも色々考えてあんだじぇ」
「どういうこってがんす?」おらは不思議に思った。
「お前が天国へ行くにしろ地獄へ行くにしろ、もう下界とはおさらばだ」と所長。「んだがら、下界へ見納めの旅行に出してやっぺって思ってんだわ」
「旅行?」おらはぽかんとした。
「もちろん、お前一人では出されね。ガイドばつける。そいつの云うことよーく聞くだ」
所長室のドアがノックされ、事務員が「模範囚の斎藤が来てます」と云った。
「おお、通せ」と所長。
おらより10歳は老けてるこざっぱりとした男が入って来た。見ようによってはいい男にも見えるし、ウダツの上がらない男にも見える。
「所長さん。お呼びでっか?」と模範囚の斎藤さんが云った。
「ああ。こいつの卒業旅行に付き添ってくれろ」と所長。「こいつが問題を起こしたら、お前の天国行きは無期延期だ。分ってっぺな?」
「分ってま」斎藤さんはごちゃごちゃ云わない。
「セックスは禁止だぞ」と所長。
「分ってま」
というわけで、おらと斎藤さんは雲の階段を下りて下界を目指した。
「斎藤さん?所長は斎藤さんのこと、おらのガイドや云うとったばってん、ほんとはおらの監視係でっしゃろ?」
「そういうこっちゃ。あんたが幽冥界と現世の間でごたごた起しよったら、神さん怒るよってな。おれも天国行き取り消され、所長も左遷や。あんじょう頼むで、ほんま」
「で、所長が云ってた『セックス禁止』って何?」
「あ、あれは建前。気にせんでよか」
「気になりまんがな。おらだぢ死んだ者が下界の人間とセックス出来るわけないしょや、え?」おらが聞いた。
「ところがどっこい。出来んだわ、これが」斎藤さんがニヤリとする。
「えーっ?どげんして?」おらは興奮した。
「普通にやれんのよ。もっとも相手にはこっちの姿は見えねえ。凄い艷夢を見てると思うだけだ」
「相手は妊娠するんけ?おらだぢ死んだ人間の子ば?」
「馬鹿こけ。妊娠なんかしねえ。何故かってえと、男には射精感はあるけんど、実際には精液は出ねえからだ」
「おらだぢは透明人間なのけ?」おらが聞いた。
「おれたちはただの魂だ。だから透明よ」と斎藤さん。「おれたちは現世にちょっかい出しちゃいけないことになってる。ただし、下界への一度の旅行につき、三回までは軽くちょっかい出すことは黙認されてる。その範囲内で透明でなくなることも出来んだ」
「へえ?どうすっと透明でなくなるわけ?」おらは意気込んで尋ねた。
「相手に『おれを見ろ』とか、『おれが見えるか?』と云った時だけ、透明でなくなる」
「なるほど」
「そんでも、相手は夢か幻覚だと思うだけだけんとな」
「なあんだ」
「結構面白えぜ。あんたもその三回をうまく利用すんだな」斎藤さんが云った。
そうこうするうちに下界が近づいて来た。久し振りに生きている連中を見られると思うとわくわくすると同時に、生臭い世界に足を踏み込む鬱陶しさも感じた。おらの遺族が10年経ってどうなってるかが唯一の興味だ。
「斎藤さんは何で死んだん?」おらが聞いた。
「おれか?話せば長いこっちゃがな、縮めて云えば近親相姦が原因や」と斎藤さん。
「へー?誰とでっか?」
「誰ちゅうことねえ。手当たり次第みんなや」と斎藤さん。「最初はな、18歳になる自分の娘とやってもた。したら、気楽な肉親まんこの虜(とりこ)になってしもてな、おれの妹とはやる、おれのおっ母さんとはやる、女房のおっ母さんともやる、女房の妹ともやってもうて、ついに女房に露見した。女房、怒りよった」
「せやろな」おらが云った。
「女房、『仕返しや』云うて自分の息子とおまんこして妊娠してしもた」
「ひえーっ!」
「おれは頭に来た」と斎藤さん。
「目くそ鼻くそでねえの?」とおらが云った。
「酔っぱらってたから、そういう理屈は二の次や。家ん中に石油ぶちまけて火ば点けた」
「乱暴ーっ!」おらはたまげた。
「家は丸焼けになったけんど、家族はみな無事やった」
「そら良かった」
「良くない。酔っぱらってたおれだけ逃げ遅れてウェルダンや」
「え?」
「セルフサービスで自分を火葬にしてしもた。ジ・エンドや」
「近親相姦って、そんなにええもんでっか?」おらが聞いた。
「あんた、やったことないの?誰とも?」と斎藤さん。
「ありましぇん」
「子供いないの?」
「娘二人」
「いい機会だ。その娘らとおまんこしろ」
「冗談でねえ!」
「あんた、この旅行終えたらどうなっか知ってるん?」
「全然」
「天国へ行くにしろ地獄へ行くにしろ、あんたはもう二度と下界には戻れねえ。二度とおまんこも出来ねえんだど?」
「えーっ?天国へ行けば綺麗なねえちゃんたちとやり放題でねえの?」
「誰がそんなこと云ったの?」斎藤さんが呆れる。
「確かそう聞いたような…」おらは自信がなくなる。
「やれんのは煉獄にいる間だけのこと。天国と地獄じゃノーセックスだがね」
「あんれまあ、がっかりだなや」
「近親相姦の味も知らねえで、ノーセックスの世界に行くなんて馬鹿げてっど。楽しまねば後悔すっど」
「むむむ」おらは唸った。
斎藤さんとおらは、おらの女房の寝室に降り立った。女房は30代前半の若い男とおまんこしていた。おらが車で撥ねた野郎ではない。この男と再婚したのか、単に若いツバメなのかどうかは定かでない。おらが死んだ当時、女房は23歳だったが、今は33歳で脂の乗った色っぽい女になっていた。女房はでかいおっぱいをぶるんぶるんさせて身体をくねらせている。
「あはーんっ!あんた、いいわっ!もっと深くっ!激しくっ!」女房が云った。
「おお、おめえのおまんこもいいぜ。締め付けやがってよー、このーっ」と男。
「あうーん、あはーん!」女房がよがる。
男がおまんこしながら女房のおっぱいをしゃぶった。それを見て、おらはむかーっとした。女房のおっぱいはおらの宝物だった。それだけは人手に渡したくなかった。
「きゃああっ!」突如女房が叫んだ。よがり声ではない。男に乗っかられたまま、真っ直ぐおらの方を見ている。
(おらが見えるのか?おらは透明人間の筈だ。何を見てるだ?)おらはきょろきょろした。すると、おらの正面の鏡に青白い火の玉が映っていた。おらは火の玉になっただ。
「ひーっ!人魂ーっ!」女房が云って、乗っかっておまんこしている男を突き飛ばそうとする。
「えっ?」男はぎょっとなって辺りを見回し、鏡の中の火の玉に気づいた。「わーっ!」男は女房のおまんこからすぽんとペニスを抜くと、がたがた震えながら裸で寝室から走り去った。
残った女房は白目を剥いて失神していた。
「ええ女やないけ?」と、おらの女房を見ながら斎藤さんが云った。「あんた、奥さんとやりたぐねえの?」
「こんな浮気女知らね」とおらが云った。「斎藤さん。さっき、おらは火の玉見せてしまったけんと、あれも現世へのちょっかい三回のうちに入るのげ?」
「あ、あれは意識的にやったもんでねえがら、数には入んね。安心するべした」
「ほお、そうがね」おらはほっとした。
おらは14歳になってる筈の長女・由里香の部屋へ向かった。お目付役の斎藤さんもついて来た。由里香はもうすやすやと眠っている筈の時間だった。違った。由里香は素裸にひん剥かれて、男に犯されていた。男は女房とのおまんこを火の玉に邪魔されたため、由里香で性欲を満足させる気になったらしい。由里香は肩までの長い髪、瓜実顔の美少女に成長していた。
「やだーっ、もうやだったら、義父(とう)ちゃん、やめてっ!」組み敷かれた由里香がじたばたしている。
“義父ちゃん”と呼んでいるところを見ると、女房はこの男と再婚したのだ。そして、「もうやだ」ということからすると、この男は女房の14歳の連れ子をもう何度か犯したことがあるのだ。
「うっせえ!黙ってやらせろ、このーっ!」男が由里香の上半身をしっかり抱き締めて自由を奪い、腰だけへこへこさせている。
「だめ、やめ…、あはーん!」由里香は心で義父を拒否しているが、身体はおまんこの快楽に反応してしまっている。
斎藤さんは屈み込んで、由里香と義父の性器の結合状態を眺めている。おらは、斎藤さんも相当スケベだと思った。
「あんた」と立ち上がった斎藤さんが云った。「この野郎、コンドームつけてねえ。あんたの娘を妊娠させるかもな」
「えーっ?」おらは青ざめた。14歳で義父に犯され、妊娠させられたりしたら娘の一生は凄く暗いものになってしまう。おらの怒りが爆発した。
「わあっ!」おらの方を見て由里香が叫んだ。
おらには分った。おらはまた火の玉になっただ。
「げえっ!」振り返って火の玉を見た男は、また裸で飛ぶようにして家の外へ逃げ出して行った。
由里香はきょろきょろした。火の玉が幻影だったのか何だったのか分らないようだった。しばらくして、由里香は目をつぶると、股ぐらに手を伸ばし、おまんこを撫で始めた。男に火を点けられた性器が欲求不満を訴えているのだ。
「あんた!やってやれ!」と斎藤さんが云った。
「え?」おらはどきっとした。
「こんないいチャンスを逃がすんじゃねえ。娘さんをイかしてやれ」
「で、でも、父娘で?」おらはどぎまぎした。
「おめえ、娘が可愛くねえのか?」と斎藤さん。
「可愛い!可愛いとも!」おらは何度も頷いた。
「透明でなく、姿を見せてやれ。どうせ娘さんは夢だと思うんだ。思いっ切り可愛がってやんだな」
「斎藤さん、あんたの前でかい?」
「なあんだ。恥ずかしいのか。だったら、ちょっとの間、別室に行っててやらあ」斎藤さんがふわっと出て行った。
おらは透明のまんまで由里香のベッドに近寄った。14歳で犯され、セックスを強制され、オナニーで自分を慰めている娘が哀れでいじらしかった。おらはベッドに上がり、娘の股の間に膝をついた。由加里の手をどけ、おらの手でクリトリスを撫でてやった。
「あーん!」由里香がよがる。
「あんた!」突如、斎藤さんがふわーっと戻って来た。おらはびっくらこいた。「ただ待ってるのも芸がねえからよ、あんたの元の奥さんとおまんこすっけど、いいかな?」
「あ、ああ。もうおらの女房でねえがら、好きなようにしてけろ」おらが云った。
「分った。じゃあな」斎藤さんが出て行った。
おらは由里香のクリトリスを刺激しながら、14歳の初々しいおまんこに見入った。片手で割れ目を開く。おらが初めて見る少女のおまんこの内部だ。そこはしっとり濡れてピンク色に輝いている。指を下の方に下ろすと、すぽんと穴に入った。さっき、男のペニスが入っていた穴だ。(あんな野郎より、おらの方が由里香とやる権利がある!)と思った。おらのペニスがずずーん!と勃起した。
おらは由里香のおまんこを舐めた。
「あうーん!」由里香が反応する。
おらは娘のクリトリスを舐めつつ、指を膣に出し入れする。
「わーんっ!」由里香が身をよじってよがる。
娘のよがり声を聞いたおらは、もうたまんなぐなった。おらは勃起したペニスを由里香のびとびとに濡れたおまんこに突っ込んだ。
「あうーっ!」由里香が満足そうな声を挙げる。
おらは腰を廻し、突き、恥骨を擦り合せる。
「あうーん!」由里香がよがる。
おらは娘との性交に興奮していた。近親相姦も悪いもんでねえなと思った。おらはペニスを突き上げた。
「あははーんっ!」娘が切ないよがり声を挙げる。
「由里香、おらだ、父ちゃんだ、おらが見えるか?」おらが斎藤さんから聞いたキーワードを口にした。
「えっ?父ちゃん?」由里香がくわっと目を開いた。おらを見た。おらの顔は死んだ時の26歳のまんまだ。由里香が葬式や仏壇の写真で見たおらの顔だ。「父ちゃんっ!わーん!」由里香がおらにしがみついた。色気違いの母親のせいで、義父からの強制セックスに耐え忍ばねばならない。由里香を父(てて)なし子にしたおらにも責任がある。おらは由里香に詫びるつもりで、由里香の性感帯を刺激しまくった。ペニスを右旋・左旋させ、激しいピストン運動を交える。
「わはーんっ!」由里香がイった。
「おおーっ!」おらはどぴゅんぴゅーんぴゅーん!と長女の体内で射精した。
「えがったべ、近親相姦」丁度戻って来た斎藤さんが云った。
「あんさんの云う通りや」また透明人間に戻ったおらが云う。「ええもんや。凄くえがった」
「この後、どうすんね?」と斎藤さん。
「も一人娘がおるねん。顔見て来るよって、待っててちょー」おらが云った。
「オッケー」と斎藤さん。
12歳になった筈の次女・茉莉香は、ぐーすか寝込んでいる筈だった。寝顔を見るだけでもいいと思った。違った。全裸の茉莉香が、外から戻って来た男の前に膝をつき、泣きながらフェラチオをさせられていた。
「ばばうぼぼぶぶ」男のペニスを口に突っ込まれた茉莉香が泣いている。茉莉香は、お下げに丸顔の可愛い娘に成長していたが、いまその顔も涙でぐじょぐじょだった。
「泣くんじゃねえ。真面目にやれ!もっとぺろぺろ舐めろ!」茉莉香の膨らみかけのおっぱいを撫でながら、男が怒鳴る。
「あぐぐぶががばぶう」茉莉香は泣き止まない。
「このアマ!舐めろったら舐めろ!」男は茉莉香の頭をパチンと叩いた。
「ひでえ野郎だ」いつの間にかおらの後ろに来ていた斎藤さんが呟いた。
「地獄に送ってやりてえ」おらが憤って応じた。
「ひーっ!」突如、茉莉香が叫んだ。怒りの火の玉になったおらを見たのだ。
「ぎえーっ!またかーっ!」男は茉莉香を抛り出して、またもや家の外に逃げ去った。
「茉莉香、見えるか?父ちゃんだ」おらは娘に自分の姿を見せた。
「父ちゃんっ!会いたかったよー!」茉莉香がおらにしがみついた。おらは娘の裸の身体を撫で擦った。おらの手は12歳の娘のぷっくらしたお尻を揉む。
「あんた!この子もあの野郎に姦られてるぜ」と斎藤さんが云った。
「えーっ!」おらはショックを受けた。
「フェラチオだけじゃねえ。おまんこもさせられてる。表情で分る」と斎藤さん。
「嘘だべ」おらが云った。
「嘘だと思うなら、指入れてみな。痛がらねえ筈だ」
「ほんとかな?」
濡れてもないのにいきなり指を入れるわけにもいかない。おらは茉莉香にもクンニをすることにした。茉莉香の上半身をベッドに寝かせ、両足を床につけさせる。娘が両脚を広げると、もっこりした恥丘の下に12歳の割れ目が膨らんでいた。おらは両手で割れ目を開いた。てらてらと光っている桜色の粘膜のあまりの綺麗さに、おらは息を飲んだ。さらに割れ目を開く。ぽかっと小さな穴が開いた。肉襞の連なりが見える。ここにあの野郎がペニスを突っ込んだなんて、とても信じられなかった。おらはクリトリスに口を寄せ、ぺろぺろと舌で舐め始めた。
「あうう」茉莉香が呻く。
おらは蟻の門渡りや膣口周辺を指で撫で廻す。
「あははーん!」茉莉香がよがる。
膣口に湿り気が感じられた。愛液が流れ出たのだ。おらは静かに指を一本穴に差し込む。ゆっくり、そっと、茉莉香の反応を見ながら指を入れる。指はすっぽり入った。おらは指を二本にして挿入した。
「あうーん!」茉莉香がよがる。
おらは指先で恥丘の裏側を撫で廻す。
「わはーん!」Gスポットを刺激された茉莉香が叫ぶ。
「ほら見れ」斎藤さんが云った。「もう姦られてる」
おらは茉莉香を抱き締めた。茉莉香も義父に犯され、処女を失っているとは。たった12歳で…。おらは野郎が憎く、茉莉香が可哀想だった。
「あんた、その子とおまんこしねのげ?」と斎藤さん。
「哀れで、とても立たね」とおらが云った。
「んだらば、おれにやらせてけろ」
「馬鹿こくでね」おらは呆れた。「父親のおらがやんねのに、なんで他人のあんたがやんの?」
「駄目かね?」
「駄目!」おらは断固として云った。
「んだら、あっちの14歳の姉ちゃんとやらしてけろ」と斎藤さん。「頼む!」
「仕方ね。許すけんど、透明のまんまでやんだど?驚かせんでねえど?」
「オッケー」斎藤さんがふわーっと消えた。
茉莉香が起き上がった。おらの前にしゃがむと、ズボンとブリーフを脱がせ、おらのペニスを舐め始めた。
「おおお!」12歳のフェラチオ。おらのペニスはぐんぐん伸び始めた。おらは娘の頭を撫でながら、快感を味わった。茉莉香は何度もフェラチオをさせられていたらしく、勘所を飲み込んでいた。全体をすぽすぽし、亀頭下部をぺろぺろする。おらのペニスはびんびんに勃起し、おらは茉莉香ともおまんこせずにはいられなくなった。娘の身体を抱きかかえてベッドに上がる。娘を横たえ、その上に覆いかぶさった。娘の両脚を広げ、その間に膝を進める。おらは茉莉香にキスした。茉莉香の舌が出迎えた。おらだぢは激しく舌を絡ませた。おらは片手でペニスを持ち、茉莉香のおまんこに狙いを定めた。ぐいーんと腰を押す。
「むわーんぶ!」茉莉香が叫ぶ。
おらのペニスが娘のおまんこにすっぽり包まれた。出し入れすると、肉襞が吸い付いて来て、えも云われぬ快感が押し寄せる。二度目の近親相姦。可愛い娘とのおまんこはとってもええもんだ。おらは、茉莉香の可愛い顔を見ながら腰をへこへこした。
「むぐーん!」茉莉香がよがる。
おらは腰を回転させ、恥骨と恥骨を擦り合わせる。
「わおーっ!」12歳の娘の興奮が高まる。
おらはおまんこしながら茉莉香の両方の乳首を刺激する。
「あうあうあうあう、あわーんっ!」茉莉香がイった。
「むむむーんっ!」おらは次女の体内でどばどばーん!と射精した。
透明人間に戻ったおらは、家の外で斎藤さんを待った。斎藤さんがにこにこ顔でふわりと出て来た。
「えがった」と斎藤さんが短く云った。「んだば、もう心残りはねえかね?」
「ある」おらが云った。「おらは、あと一回この世にちょっかい出せる筈だべ」とおらが云った。
「んだ。最後の一回だ。何すんだ?」と斎藤さん。
「あの野郎ば殺してえ」
「同感だ。ひでえ野郎だ」斎藤さんが頷いた。
「でも方法がわがんね。どうすればいい?」
「おれは模範囚で近々天国さ行く身だ。おれが直接手を下すわげにはいがね」と斎藤さん。「したっけ、あんたに方法ば伝授することは出来る」
「ふむ。それはどげんこつね?」
「野郎の車のブレーキに細工すんだ。野郎が生きるも死ぬも、野郎の運次第ってこった」
「んでも、おらブレーキなんかいじったことねえもの」おらが云った。
「元自動車修理工に聞け。教えてくれる」
「元自動車修理工?」おらには理解出来ない。
「おれだ」斎藤さんが澄まして云った。
「へえ!」おらはびっくらこいた。
おらは車庫から修理道具をかき集め、斎藤さんの指導で野郎の小型トラックのブレーキを緩めた。野郎が近くに潜んでいたとしても、車の周りには誰の姿も見えない。多少、ガチャガチャという不審な音はするだろうが、人の姿は見えないのだから野郎が気づく恐れはなかった。おらは道具を残らず車庫に戻した。
「んじゃ、帰るとすっかね?」と紫藤さん。
「ああ」おらは家を振り返った。野郎が死んで、おらの娘たちに安らかな日々が訪れるように祈った。
おらだぢは雲の階段を昇り始めた。
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