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20. 大地震

【お断り】この物語は2010年に執筆したものであり、2011年の東日本大震災とは一切関係ありません。


「今日はやけに揺れるわね。行くの止めようかしら」とお母さん(41歳)が云った。
「そうもいくまい」とお父さん(44歳)。「三ヶ月も待った病院の予約だ。行かないと、また三ヶ月待たされるぞ」
「でも、神戸でも大地震の前にこんな微震が何度かあったそうよ?あなた方が心配で…」
「神戸は震度7だ。あんな大地震がそう何度も起るとは思えんよ」
「だといいけど…」
長男・輝彦君(16歳)はメニエール病に悩まされていた。地元の医師たちが勧める大都市の病院での診療を希望してあって、そのためには母子が今日中に新幹線に乗らねばならなかった。お父さんと娘の聡子ちゃん(13歳)はお留守番である。聡子ちゃんはポニーテールで、丸顔にはっきりした目鼻立ちの可愛い少女。

お父さんと聡子ちゃんは、夕食にお母さんが用意して行った稲荷寿司を食べた。その食事の最中、ぐらっと揺れた。お父さんも聡子ちゃんもバターン!と椅子を倒して中腰になった。幸い、その後は何事もなく過ぎた。しかし、さすがのお父さんも薄気味悪い思いをした。

この家は木造二階建てである。耐震構造ではない古い建物だ。瓦は使っていないが、推奨されている「筋交い」などという工法とも無縁である。震度7のような大震災があったらぺしゃんこになるのは目に見えていた。この家は一階にダイニング・キッチン・浴室があり、子供たちの部屋も一階にあった。二階は夫婦の寝室、客間となっていた。
就寝時刻、聡子ちゃんが二階に上がって来た。
「ね、お父さん!地震が恐いから、今夜だけあたしも二階に寝せて!」聡子ちゃんが云った。
「おお!それがいい!」とお父さん。「木造建築だと二階がどすんと落ちて、一階にいる人間は圧死してしまうことが多いそうだ。二人とも二階にいれば安心だ」
お父さんは聡子ちゃんの夜具を丸めて一気に二階に運び、それを客間に広げた。お父さんは夫婦の寝室に、聡子ちゃんは襖一枚隔てた隣室で寝ることになった。

夜半「ごーっ!」という音が轟き、「ぐわらーっ!」と二階が落下した。二人の身体は一瞬宙に浮き、どしーん!と床に投げ出された。あっけないような木造建築の崩壊だった。布団の上に横たわっていたお父さんの頭の上には、鼻すれすれに天井が迫っていた。身を起すことは出来ない。幸い、もぞもぞと身動きは出来る。
「げほげほ!」聡子ちゃんがもうもうたる埃の中で咳き込む声がした。
「聡子!大丈夫かっ?」お父さんが叫ぶ。
「だいじょぶ」
「骨折や怪我はないか?動けるか?」
「どこも痛くない。動ける」
「良かった!」お父さんがほっとする。奇跡的に二人とも無傷なのだ。
「どうなったの、一体?」と聡子ちゃん。
「おれたちは潰れた一階の上にいるんだ。お前が一階に寝てたら、今頃は…」
「ひえーっ!」聡子ちゃんが悲鳴を挙げる。
「こっちへ来れないか、聡子?」とお父さん。
「襖の壊れたのが邪魔してる」
「よし、何とかしよう」

お父さんは低い天井の下でそろそろと身体の向きを変え、襖の残骸に足を向けた。膝を曲げ、勢いをつけてどーん!と蹴る。何度も何度も蹴った。
「穴が開いて来た!」と聡子ちゃんの声。
お父さんは足を替え、また何度も何度も蹴った。30分ぐらい経った。
「お父さん?」と聡子ちゃん。
「ん?」
「抜けられるかも…。試してみる」
「よし、やってみろ」 聡子ちゃんが身体の向きを変える低い喘ぎが聞こえる。
「いてて!」
「どうした、聡子!」
「襖の桟(さん)で引っ掻いた」
「慌てるな。ゆっくり来い」とお父さん。

聡子ちゃんが匍匐前進でお父さんの脇にやって来た。
「お父さんっ、恐いっ!」聡子ちゃんがお父さんにしがみつく。
「お父さんも恐い」お父さんが優しく娘の背を撫でる。
「いつ救助されるか分らないから恐いの?」聡子ちゃんが聞く。
「いや、次の地震が恐いんだ。もう一度揺れたら二人とも屋根に潰されてしまう」
「ひえーっ!まだ終りじゃないの?」
「分らん。誰にも分らんだろ」
周囲は奇妙なほど静かだった。夜中とは云え、悲鳴や叫び声、救助する人の呼び声などがあってもいい筈なのに。みんな死に絶えてしまったかのような静けさだ。
「誰も外にいないみたい」と聡子ちゃん。
「これじゃ怒鳴っても無駄だな」とお父さん。

数時間経った。壊れた天井越しに、うっすらと光が見えるようになった。
「夜が明けたわ!救助の人が来てくれるわ!」聡子ちゃんが云う。
「おい、聞こえるか?」お父さんが方向を指で示す。
「ヘリコプターだわ!救助隊よ!」
ヘリコプターはバタバタバタバタと騒音を立て、ぐるぐる飛びまわっている。さらに別なヘリコプターの騒音も加わった。
「救助隊じゃないな」とお父さん。
「え?」
「救助隊ならラウドスピーカーで何か云う筈だ。TV局か新聞社のヘリだろう」
「写真撮ってるだけ?助けてくれないの?」聡子ちゃんが口を尖らす。
「あんなにうるさいと、いくら怒鳴っても救助の人に聞こえないな」とお父さん。「クソ、余計なことをしやがって」
「ほんとだわ!」聡子ちゃんもむっとする。
ヘリコプターは次から次へとやって来た。

また数時間経った。
「どうして誰も救けに来てくれないのかしら?」と聡子ちゃん。
「もっと大勢が生き埋めになってるところを優先してるんだろう」とお父さん。
「そっか」

また数時間経った。
「お母さんが引っ返して来てくれないかしら?」と聡子ちゃん。「お母さんなら救助の人を連れて来てくれるわ」
「新幹線もストップしてるだろ。戻って来れないよ」とお父さん。
「駄目か」聡子ちゃんががっかりする。

また数時間経った。
「お腹空いた」と聡子ちゃん。
「いつもならもう朝食済ませてる頃だもんな」とお父さん。
「喉も乾いたわ」
「お父さんもだ。喉がからからだ」

また数時間経った。
「困ったわ」と聡子ちゃん。
「どうした?」とお父さん。
「おしっこしたくなった」
「すればいい。お父さんはむこう向いてる」
「でも恥ずかしい」
「馬鹿、そんなこと云ってる場合じゃないだろ」
「そうね」聡子ちゃんがナイトウェアの裾を捲り上げ、もぞもぞとパンティを下ろす。そして、お父さんの布団を出て反対の方向に這い出そうとした。
「待てっ!」とお父さん。「出すんじゃない」
「え?」聡子ちゃんが動きを止める。
「お父さんにお前のおしっこ飲ませろ」
「何ですって?気でも狂ったの?」呆れた聡子ちゃんが身体の向きを変えて戻って来る。
「水分は一滴でも無駄に出来ん。お父さんはお前のを飲み、お前はお父さんのおしっこを飲むんだ」
「冗談じゃない!そんなの異常よ!」聡子ちゃんが首を横に振り続ける。
「アンデス山中に不時着した旅客機の話を読んだことがある。生き残ったのは他人のおしっこを飲んだ人々だけだったそうだ」
「でも…」聡子ちゃんが顔を顰める。
「よく考えるんだ。異常だとか恥ずかしいとか云ってる場合じゃない。生きるか死ぬかなんだ」

しばらく経った。
「もう我慢出来ない」と聡子ちゃん。
「無駄に出しちゃうのか?お父さんを殺す気か?」お父さんが詰(なじ)る。
「そんなこと云われても!」聡子ちゃんが窮地に立つ。
「飲ませるんだ、聡子!」とお父さん。
「仕方ない。いいわ」聡子ちゃんが折れる。
「よし」お父さんが低い天井の下でもぞもぞと身体の向きを変える。「足を開くんだ、聡子」
「恥ずかしい!」しかし、聡子ちゃんがおずおずと足を開く。
お父さんは娘の股ぐらに這い寄り、顔を近づける。もっこりした恥丘に薄い陰毛の草むら。その下の割れ目は、お父さんが初めて見る13歳の少女のおまんこだ。お父さんが両手で割れ目を開く。ピンクの粘膜が現われる。
「おーっ、綺麗だな」お父さんが賛嘆する。
「いつまでも見てないでよ。おしっこかけるわよ!」聡子ちゃんが脅す。
「待て待て。今、口をつける。ちょろちょろと出すんだ、いいな?」とお父さん。「どばーっと出されたら、口からこぼれて無駄になるから」
「わかった。やってみる」
お父さんが娘のおまんこに吸い付き、尿道口を口の真ん中にする。
「いい?行くわよ?」と聡子ちゃん。
お父さんが微かに頷く。ちょろっと娘のおしっこが出て来た。そして、それは連続したちょろちょろの流れとなり、次第に奔流となってお父さんの喉を直撃した。お父さんは忙しくごくごくと全てを飲み込んだ。お父さんにとって、おしっこを飲むというのは初体験だった。もともといい味のものでないとは推察していたが、娘の体温でぬるい温度になったおしっこはかなり不味い味のものであった。しかし、贅沢を云っている場合ではない。お父さんはおしっこに濡れたおまんこから水分を舐め取った。
「あはーん!お父さん、やめて!なんか変な気持」聡子ちゃんが云った。クリトリスが感じたのだ。
「聡子、ありがとう」とお父さん。
「ごちそうさまじゃないの?」と聡子ちゃん。
「あはは。それほどいい味じゃなかった」お父さんが苦笑する。

また数時間経った。
「お父さん?」と聡子ちゃん。
「ん?」とお父さん。
「あたし、喉が渇いた」
「飲むか?少しだが出るぞ」
「気持悪いけど、お父さんも飲んだんだから…」
「待ってろ。パジャマを脱ぐから」お父さんがもぞもぞしてパジャマのズボンとブリーフを脱ぐ。そして、娘がおしっこを吸い易いように横向きになった。「いいぞ」
聡子ちゃんが這い寄ってお父さんの股間を見る。濃い陰毛に囲まれた太いペニスがダランと垂れている。水道の蛇口のようだ。ペニスの先端は亀の頭の形をしている。グロテスクだ。
「いつまで見てるんだ。おしっこかけるぞ」お父さんが逆襲する。
「待って!」聡子ちゃんがお父さんのペニスを持ち上げ、目をつむって口に入れる。
「いいか?出すぞ!」
「うん」
お父さんがちょろちょろとおしっこを漏らす。聡子ちゃんがごくりと飲み干す。お父さんがもう少し放尿する。娘がごくごくと飲む。お父さんが息をこめて残りのおしっこを絞り出す。
「確かにひどい味」と聡子ちゃん。
「でも、水がないよりはいい」とお父さん。

「ね、お父さん。おしっこの量も無限じゃないわよね」と聡子ちゃん。
「そう、身体に吸収される分と、汗になって出てしまう分があるから、どんどん量は減って行くだろう」
「となると、あたしたちいつかは水分が摂れなくなるわね?」
「そうなるね」
「そして死んじゃうのね?」
「助けられなければ、ね?」
「ね、お父さん。セックスって男性のお珍々が女性の割れ目ちゃんに入るんでしょ?」
「そうだ」
「あんな柔らかいものが入るの?無理じゃない?」と聡子ちゃん。
「いや。セックスする時、男性のお珍々は固く太く長くなるんだ」
「へーえ?」聡子ちゃんには想像も出来ない。
「さっきお父さんがお前のおまんこを舐めた時、気持良かっただろ?」とお父さん。
「うん。気持いいようなゾクゾクするような…」
「あれを続けるとお前の穴ぼこから液体で出て来て、男性のお珍々が入り易くなるんだ」
「そうなの?」
「よく出来てるんだ、人間の身体って」

急に聡子ちゃんがしくしく泣き出す。
「ど、どうした?」お父さんがおろおろする。
「あたし、死にたくない」と聡子ちゃん。
「お父さんだって死にたくないよ」
「そうじゃないの。一度もセックスしないで死ぬなんて嫌なのよ」
「何を云うんだ。お前はまだ子供じゃないか」
「お父さんには分らないのよ。お父さんはお母さんといくらでもセックス出来たでしょ?あたしもやっときゃよかった」
「お父さんはずっとお母さんとセックスしてないんだ」
「え?そうなの?」聡子ちゃんがまじまじとお父さんの顔を見つめる。
「お父さんはロリコンになってしまったんだ。お前ぐらいの少女とおまんこすることを夢見るようになった。でも、そんなチャンスはこれ迄全くなかった。だから、このまま死にたくないんだ」お父さんは、ふと聡子ちゃんを見つめた。
「…」聡子ちゃんが身を固くしてお父さんから遠ざかろうとする。
「聡子!」お父さんが娘に手を伸ばす。
「駄目!やめて!父と娘でなんて駄目よ、いけないわ!」
「お前、セックスしたがっていたじゃないか!」
「でも、お父さんとじゃないわ!」聡子ちゃんが両手を横に振る。

また、しばらく経った。
「戦国時代、」とお父さん。「敵の軍隊に包囲された城の中では、男も女も相手構わずおまんこしたそうだ。いつ敵に攻め入られるか分らない。攻めて来られなくても、いつかは食料が欠乏する。降伏しても首を刎ねられる。援軍が来ない限り、どっちにしても死は避けられない。そういう時、人間はおまんこしまくるもんなんだそうだ」
「それって…」と聡子ちゃん。「あたしを誘惑してるの?」
「いや。歴史的事実を云ってるだけだ」
「もし、もしよ?いま、お父さんとあたしがセックスしても、二人とも死んじゃえば問題ないわ」と聡子ちゃん。「でも、運良く助かったらどうなるの?父娘でセックスした記憶は消去出来ないわ」
「そうだろうね」とお父さん。
「あたしたち、お母さんに云えない秘密を持つことになるわ。死ぬ迄」
「お前は助かることを前提に考えている。お父さんは死ぬことを前提にしている。その違いだ」
「そういうことね」

救援はないまま、また夜となった。壊れた屋根の向こうに星が瞬き出した。
「また喉が渇いた。溜まってないか?」とお父さん。
「少しなら。でも…」聡子ちゃんが躊躇う。
「お父さんがお前を犯すとでも思ってるのか?バーカ!可愛いお前にそんなことするか…」
「じゃ、飲む?」
「頼む」
聡子ちゃんは今度はうじうじせずにナイトウェアの裾を捲る。以前に脱いだまますっぽんぽんの股を開く。
お父さんがもぞもぞと身体の向きを変え、娘の股ぐらに頭を突っ込む。割れ目を開き、尿道口を含むように口でおまんこを塞ぐ。
「出すわよ」と聡子ちゃん。
お父さんが頷く。聡子ちゃんがちょろっとおしっこする。お父さんがごくりと飲む。
「お仕舞い」と聡子ちゃん。
お父さんは尿道口を舐め、クリトリスを舐めた。
「あはーん!むむう!」聡子ちゃんが呻く。
お父さんは娘のクリトリスを舌で弾いたり、圧したり、ぺろぺろ舐めたりする。
「おおおーっ、わーん」聡子ちゃんがよがる。
お父さんは右手の人差し指を娘の膣口に当てる。そこは愛液が滲み出てぬるぬるになっている。お父さんは指で膣口の内外を撫で廻す。
「いひーっ!」聡子ちゃんが身悶えしてよがる。

お父さんが突如舌と指の動きを止めた。
「あーん!お父さん、もっとやって!」聡子ちゃんがせがむ。
お父さんが身体を廻して娘と向かい合う。
「お前の興奮が伝染してこんな風になってしまった」そう云って、お父さんは娘の手を勃起したペニスに導いた。
「うわっ!」聡子ちゃんが驚く。驚きつつ、お父さんのペニスの固さや太さを指先で確かめる。
「こうなると男は理性を失ってしまう。お前を犯したくなると危ないからやめたんだ」
「そんな!やめないで!」
「?」お父さんが唖然とする。
「やって!」
「犯されてもいいのか?」とお父さん。
「お父さんに犯されたい」と聡子ちゃん。
「聡子!」喜んだお父さんが娘の口に吸い付く。互いにおしっこを飲み合った口である。
「うっぷ」と聡子ちゃん。
お父さんは娘の口に舌を差し込み、舌を絡め合う。手で娘の乳首に触る。片脚の膝を娘の股に差し込み、太股で娘の割れ目を刺激する。

「聡子、向こうを向いてお尻を突き出すんだ」お父さんが指示した。天井が低いので正常位での性交は出来ない。横になった女性の後ろから、やはり横になった男性がペニスを挿入する体位(横臥後背位)でしか交われない。「最初は痛いかも知れない」とお父さん。
「うん、聞いて知ってる」と聡子ちゃん。
お父さんは手でペニスを持った。娘の愛液で亀頭先端を濡らし、亀頭を膣口に当てる。腰を僅かに押し、ペニスを安定させる。片手を娘の太股越しにクリトリスに廻し、そっと刺激する。
「あははーん」聡子ちゃんが感じる。
お父さんがじわっとペニスを進める。
「んーっ!」聡子ちゃんが呻く。処女喪失の瞬間だ。
お父さんは腰の動きを停止し、娘の首筋や耳たぶ、頬などを舐め廻し、クリトリス刺激を続ける。
「あうーっ」聡子ちゃんがよがり、腰を動かす。痛みが引いたようだ。
お父さんがピストン運動を始める。きつい膣口がペニスにまとわりつき、お父さんはかつて経験したことのない快感を味わう。憧れのロリータとの性交。それが大震災の最中に実現するとは!まことに「禍福はあざなえる縄の如し」である。

「聡子!どうだ、やってよかったか?」おまんこしながら、お父さんが聞く。
「やらないで死ななくてよかったわっ!」と聡子ちゃん。「お父さんは?」
「もう死んでもいい。お前のおまんこ最高!」
「嬉しいわっ!」
お父さんが腰を回転させて13歳のおまんこを掻き回す。クリトリスを細かく刺激する。
「ぐむむーっ!ぎひゃーっ!」聡子ちゃんがよがる。
「聡子、イけ!イけっ!」お父さんが後ろから娘の耳の穴を舐める。
「むはーっ!ひーいっ!」
お父さんがピストン運動を最速にする。
「ぎゃーっ、死ぬーっ!」聡子ちゃんが死んだ。
「むおーっ!」お父さんがどばどばーっと娘の体内で射精した。

「どこですかーっ?」突如屋根の上から声がした。「今叫んだ人、もっと声出して下さーい!」
お父さんが激しく腰を動かす。
「あわーんっ!」聡子ちゃんが喚く。
「分りましたーっ!すぐ助けますよーっ!」と救助の人。
「お父さんっ!」向き直った聡子ちゃんがお父さんに抱きつく。
「お母さんに秘密が出来たな」とお父さん。
「二人だけの秘密」聡子ちゃんが大人っぽく頷く。
「もう二度とやれないのかね?」お父さんが縋るような目で聞く。
「お母さんも可愛がって!お母さんと一回やったら、あたしと一回。どう?」
「おお!いいねーっ!」お父さんがぶちゅーっと娘にキスした。




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