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21. 親孝行のツボ

潤君(15歳)は、ママ(37歳)と親一人子一人で暮らしていた。ママは小説家の夫と大恋愛の末結婚していたので、夫が数年前に亡くなった後も再婚しようなどと思わなかった。幸い、夫のいくつかのベストセラーはまだ順調に売れており、その印税と夫が掛けてくれていた生命保険によって生活には困らなかった。美人で巨乳の持ち主のママにはいくつもいい縁談があったのだが、ママは全てを断り、亡き夫への愛を全て潤君に注いでいた。潤君もすくすくと素直ないい子に育ち、ママの云い付けを守るだけでなく、何くれとなくママを助けようと努めていた。

そのいい例が肩叩きだった。潤君は小さい頃から「母さん、お肩を叩きましょ」という童謡を歌いながら、ママの肩を叩くのが好きだった。ママは肩が凝りやすい質だったので、小学生の幼い息子が叩いてくれるのでさえ喜んだ。その息子が今や15歳である。肩叩きもパワフルになって、効き目も増す一方であった。

「お前は親孝行だねえ」とママ。今日も潤君に肩を叩いて貰っている。「『肩叩いて』って頼んでもちっとも嫌がらないし、お小遣いをねだるわけでもないし…」
「僕、ママが『ああ、いい気持!』って云ってくれると嬉しいんだ」と潤君。「肩叩きでお小遣い貰おうなんて思わないよ」
「いい子だねえ、お前は」ママが肩を叩いて貰いながらうっとりする。肩を叩いて貰う快感と、いい子供を持った幸福感に酔っているのである。
「僕さ、社会人になってお金稼ぐようになったら、やりたいことがあるんだ」ママの肩を叩きながら、潤君が云う。
「なあに?どんなこと?」とママ。
「ママを温泉に連れて行くの。温泉に浸かった後で肩叩きすると効くと思うんだ」
「まあ!温泉なんてものがあるの、すっかり忘れてた。行きたいわね、温泉!」
「それからね、毎年どっかのお祭り見に行くの、ママと」と潤君。
「お祭り?」
「札幌の雪祭りとかさ、青森のねぶた、秋田竿燈、京都の祇園祭、徳島の阿波踊り、博多の山笠なんか」
「えーっ?ママ、どれも見たことない。行きたいわーっ!」
「ママ、待ってて。僕、絶対連れてくから」
「お前、ほんとに親孝行だねえ」ママが惚れ惚れと息子の顔を見る。
「褒めるのはまだ早いよ。ずっと先の話なんだから」と潤君。
「ママのこと、考えてくれてるだけで嬉しいのよ。お前はいい子」ママの胸が幸福感で一杯になった。

ある夜、ママは湯上がりの浴衣姿で息子に肩叩きを頼んだ。
「身体が温かい方がいいと思って」とママ。
「そりゃ絶対そうだよ」と潤君。
潤君がとんとん、とんとんとママの肩を叩く。
「ママ。もっと浴衣を広げてくれたら、僕ママの肩を直接叩けるけど」と潤君。
「そうか。その方がいいかもね」ママは浴衣の帯を緩め、大きく襟を開いて肩をモロ出しにする。
潤君がママの素肌を叩く。とんとんではなく、ぺちゃんぺちゃんという音がし出す。
「ママの肌、しっとりしてるね」と潤君。
「湯上がりだからじゃない?」と云いつつ、肌を褒められてママも満更悪い気はしない。
潤君はママの白い肌に赤身が差すのを見守っていた。
「ママ、肌が赤くなって来た!」
「まあ!効いてるのね。いい気持だもの」
潤君は脂の乗ったママの肌を舐めたいような気がした。しかし、いくら何でもそれは出来ない。潤君はこのママの白い肌が胸の二つの乳房に続いていることに気づき、いつも魅惑的に揺れ動くママの巨乳を思い出した。おっぱいもこんな白い色をしているのだろう。潤君はごくりと唾を飲んだ。ずきーん!と15歳の少年の脳からペニスにかけて、性の衝動が走った。

潤君は突然ママの浴衣の両脇に手を差し入れると、両手で二つの大きな乳房を押さえ、揉みしだいた。
ママはあまりにも突然の出来事で何が何やら分らなかった。言葉よりも前に、息子の手を振り解いて脱出しようとした。しかし、15歳でも男の子の力は強い。まして、潤君は長年憧れていたママの巨乳を手中にしているのだから、ちっとやそっとの力で振り解けるものではない。
「止めて!やめなさい、潤っ!何てことするのっ!」ママが怒鳴る。
「ママのおっぱい、素敵!柔らかくて、しっとりして」と潤君。
「駄目っ!それはもうお前のものじゃないのっ!放しなさいっ!」ママが盛大に抵抗するが潤君は放してくれない。
「もう一寸!」潤君が乳房を揉んだり、乳首を撫でたりする。
「潤っ!止めないと、親子の縁を切るわよっ?一人で乞食でもして生きて行くのよ?いい?」とママ。
「えーっ?」そんなに大事(おおごと)とは思っていなかった潤君が、ショックで手を緩めた。
その瞬間、ママは浴衣の裾をひるがえして脱兎のごとく自分の寝室に逃げ去った。

「ママ!ママ?」潤君が廊下から寝室のママに呼びかける。
「何よっ!」ママがつんけんとした声で応じる。まだ怒っている。
「ごめん。もうしないから、許して」潤君が泣き声に近い声を出す。
「いい子だと思ってたけど、お前は悪い子。凄く悪い子だわっ!」とママ。
「勘弁して。二度としないから。約束する」
「当たり前よ。15にもなって母親のおっぱい欲しがるなんて、異常よっ!」
「許して、ママ。お願い!」潤君が鼻水を啜る。
「今度あんなことしたら親子の縁を切るからね。この家から出て行くのよ?」ママが脅す。
「分った」と潤君。
「じゃ、もう寝なさい」とママ。
「お休み」潤君が首をうなだれて自室へ去った。

翌日、二人は何事もなかったように振る舞っていたが、どちらも例の一件は忘れられなかった。息子におっぱいを触られたのはショックだった。しかし、乳房を揉まれ、乳首を擦られた感覚はいつまでも残った。久し振りの性的刺激は強烈だった。ママにとって、息子とは云え若い男から性の対象として見られているのは煩わしいことである反面、こそばゆくも嬉しいことでもあった。まだ自分も女として見られる存在なのだ。このまま老け込んじゃいけないわ、と思った。ママは無意識に身綺麗にし、お化粧も念入りにし、家の中で着るものにも気を配るようになった。ママは以前に増して美しくなって行った。

ママが魅力的になって行くのは潤君にとっては拷問のようなものであった。潤君にとってもママのおっぱいの感触は忘れられないものであった。しっとり、柔らかい肌。持ち重りのする豊かな乳房。勃起した乳首。もう一度、いや何度でも触りたかった。出来れば乳首を口に含みたかった。ママの身体を撫で廻したかった。ママを押し倒し、おまんこしたかった。どれ一つ実現は不可能であった。15歳で家を追い出されたら、本当に乞食をするしかない。それは避けたかった。

ママは二度と肩叩きを息子に頼まなかった。自室で自分で自分の肩を叩きながら、以前の幸せな日々を思い返し、「くくく…」と咽び泣いた。

ママがひどい冷え性に悩まされ出した。肩凝りは冷え症の前触れだったらしい。手足が冷えて、中々寝つけない日が続いた。

「潤。お願い」と潤君の勉強部屋を訪れたママが云った。
「肩叩き?」潤君が目を輝かす。
「手足が冷えてどうしようもないの。マッサージしてくれない?」
「オッケー。すぐママの部屋へ行くよ」潤君がバタバタと教科書や参考書を閉じる。
「潤。分ってるでしょうね。またこの前みたいなことしたら…」とママ。
「勘当でしょ?分ってるよ」潤君がうんざりした顔をする。

ママは湯上がりで、また浴衣を着ていた。それが二人に前の一件を思い起こさせた。ママは優しい目つきも笑みをたたえた唇を見せるでもなく、警戒するように身構えている。
潤君は肩叩きにプラスしてママの指先を揉んだり、足先をマッサージしたりした。ママの足を撫で廻すのは潤君には嬉しかったが、ママはいつ息子の手が太股や陰部に伸びないとも限らないので、いつでも息子を一方の足で蹴飛ばせるように準備していた。ママはリラックス出来なかった。
「どう?ママ?」潤君が聞いた。
「少し温かくなったわ。ありがと」
「ママ。マッサージなんかじゃ駄目だと思う。指圧の方がいいよ」
「毎日指圧に通うわけにはいかないわ」とママ。
「僕が覚えるよ。インターネットで冷え性のツボを調べてみる」
「わあ!それだと助かるわ。お前は悪い子だけど、時々いい子ね」ママが冷やかす。
「ちぇっ!」

数日後、潤君は数十ページにわたる冷え性のツボの図面と説明のプリントをママに見せた。
「ママ」と潤君。「この色んなツボを圧してみて、ママが痛いと思ったらそこを指圧するといいって。朝晩二回」
「朝は無理じゃない?」とママ。
「ちょっとね。だから、下校してすぐと、ママが寝る前ってことじゃ?」
「悪いわね、一日二回もなんて」
「へっちゃらだよ。運動部に入ってるよりは楽だと思う」
「指圧クラブ?」とママ。
「あはは…」と潤君。
「あはは…」とママ。
久し振りの母子の明るい笑い声だった。

いよいよ潤君が指圧を開始することになった。潤君の研究では足と腰の辺りも指圧せねばならないということなので、ママはショート・パンツを穿くことにした。上はTシャツだがノーブラではなく、息子を刺激しないようにちゃんとブラを着用していた。

潤君は「肩井(けんせい)」と呼ばれる、首と肩先の真ん中にあるツボをつまんだり捏ねたりすることから始めた。これは肩叩きの延長としてママにも受け入れ易かったし、重要な肩凝りのツボでもあった。足の裏は全身の機能に対応するツボが揃っているところだという。潤君は足の小指の爪の付け根の外側にある「至陰(しいん)」というツボも親指と人差し指で摘んで指圧した。ここは冷え性の特効ツボと云われている。そこを終えると、潤君は足指の付け根を丁寧に指圧し、次いで「湧泉(ゆうせん)」という土踏まずの上の凹みにあるツボを指圧した。ここも血行不良を改善するツボである。

脚にも指圧すべきツボがいくつかあった。アキレス腱に近い窪みにある「大谿(たいけい)」、足の親指と第2阯の骨が合流するところにある「太衝(たいしょう)」は、どちらも冷え性のツボである。内くるぶしの指四本分上にある「三陰交(さんいんこう)」は冷え性だけでなく、全ての女性疾患に効果があるという。膝の指三本ほど上にある「梁丘(りょうきゅう)」は主に消化器系統に効くツボだが、冷たいものの食べ過ぎ・飲み過ぎによる冷えにも効果がある。

腰の周りにもいくつか冷え性のツボが点在している。腰の最もくびれた辺りの背骨の両側にある「腎喩(じんゆ)」、腸骨の前の出っ張りから臀部の平らな骨(仙骨)に向かった斜め下45度のところにある「浪越圧点」、仙骨の上から二番目の窪みから指三本分外側にある「胞肓(ほうこう)」なども重要な指圧ポイントであった。

「前は駄目!」ママはお臍の下のツボを指圧されるのを嫌がった。あまりにも陰部に近く、息子に何をされるか分らないからだ。
「でもお臍から指二本分下の『気海(きかい)』というツボは冷え性治療に凄く役立つんだよ」と潤君。
「でも、やめとく」ママは頑なである。
「ちょっと待ってて?」潤君が自分の部屋に行き、野球のボールを持って来た。「これをツボの上で押さえて、円を描くように転がしてみて?」
「こう?」ママが云われた通りやってみる。
「そうそう!」

「なんかぽかぽかして来たわ。おかげで今日は快眠できるかも」とママ。
「僕、もっと指圧に上達する」と潤君。「ママの冷え性治しちゃう!」
「嬉しいわあ。お前はいい子」
「現金なママだなあ、もうっ!」潤君がママの足の裏をくすぐる真似をする。
「うふふ」素早く足を引っ込めながら、ママが笑った。

来る日も来る日も潤君の指圧は一日二回続いた。いつも上に挙げたツボ全部が必要というわけではなかった。ママの体調によって、指圧すべきツボ、無視していいツボがあったからだ。だから、時間はそうベラボーにかからずに済んだ。

潤君はさまざまなアイデアを仕入れて来た。ツボの真上に米粒をテープで止め、その上から指圧する。親指の腹による圧迫よりもピンポイントで繊細にツボを攻めるいい方法であった。爪楊枝を20本ほどまとめて輪ゴムで束ね、それでツボを押す。これはちょっと痛いが、鍼(はり)と指圧の両方の効果が得られて効果満点だった。足先などにはヘヤドライヤーの温風を当ててから指圧するといいことも分った。

数週間経つと、ママの血行はすこぶる良くなり、快眠出来るようになった。同時に、ママの心と身体に妙な変化が起きた。健康でヴァイタリティ溢れる女性がみなそうであるように、ママに性欲が復活したのだ。ママは欲望に悶えながら自分の乳房を揉んだ。息子が突然このおっぱいに触った瞬間のことが思い出された。ずーん!とママの神経系統に戦慄が走った。ママは一方の乳房を押し上げると、その乳首を口に含んだ。ちゅうちゅうと吸い、ぺろぺろと舐め、つんつんと舌で弾いた。気持はいいが、自分でやるのと男性がやってくれるのは大違いである。ママは15歳の息子が自分の乳首を舐めたり、吸ったりするところを想像した。興奮した。ママは手を股の間に伸ばし、クリトリスをいじり出した。
「あはーん、あーん!」ママがよがった。ママは膣から愛液が漏れ出したのを感じ取った。ママは指を二本、おまんこに突っ込み、抜き差しした。「おおーん!むふーん!」
「ママ!大丈夫っ?」突如寝室のドアがノックされ、潤君の声。
「え?」ママはうろたえた。「何でもない。悪い夢でうなされたみたい」ママがごまかす。
「そうなの?それならいいけど…。お休み」潤君の足音が遠ざかった。
ママは冷や汗をかいた。

ママの性欲は日を追って亢進するばかりとなり、ママは息子が学校へ行っている間にオナニーに耽った。

ある夜の指圧の仕上げに、潤君はいつものように野球のボールをママに渡した。お臍の下の「気海(きかい)」というツボを、ママ自身で刺激する道具である。
「今日はお前が指でやって」とママが云った。
「?」潤君が驚いた。お臍の下は立ち入り禁止区域の筈であった。そこはママの秘所に近いところで、そこに触れられるのなら潤君にとってこんな嬉しいことはなかった。潤君はママの気が変わらないうちに、素早く実行することにした。ママのショート・パンツとパンティを押し下げる。ちらとママの陰毛の端が見えた。潤君はどきーん!とした。

潤君は「気海」のツボと思われる周辺を撫で廻し、親指の腹で圧す。ツボというものは人によって位置が少しずつ異なるものだ。『ツボ図解』そのままに、人体の上から何センチ、右から何センチと正確に位置していることはほとんどない。患者が痛がり、指先に凝(こ)りが感じられる場所がツボなのである。『図解』はあくまでもガイドであり、患者個々のツボを指圧師が探さなくてはならない。
「ああ、いい気持!」ママが目を閉じてうっとりする。
潤君はママの巨大なおっぱいが呼吸とともに大きく上下するのに見蕩れた。ママのお腹を指圧しながら、下から巨乳を見上げる。口中にどんどん唾が溢れる。ごくりと飲み干す。
「潤」いつの間にか目を開けていたママが云った。「ママのおっぱい、揉んで」
「!!!!!」潤君はぶったまげた。そんなリクエストがあろうとは思わなかった。「勘当しない?」
「しない」とママ。
潤君は四の五の云わずにありがたく招待に応じた。ママのTシャツを捲り上げる。GだかFだか知らないが大きなサイズのブラが盛り上がっている。それは前開きのタイプだった。潤君がブラを外そうとして、念のためママの顔を見る。ママは目を閉じたままである。潤君がブラを外す。ぶよーん!と解放され自由になった巨乳が弾んで飛び出した。

潤君は「揉め」と命じられたのだが、真っ先にしたことはママの片方の乳房を両手で絞り、乳首に吸い付くことであった。潤君は乳首をちゅうちゅう吸い、ぺろぺろ舐め廻した。途中からもう一方の乳首を指でいじくり廻す。
「あはーん!」ママがよがる。ママは久し振りにおっぱいを舐められ、とてつもなく興奮していた。我を忘れたママはショート・パンツのファスナーを下ろし、パンティの上からクリトリスを刺激し始めた。おっぱいを舐めていた潤君が、ママの手の動きに気づいた。ママはおまんこをいじくっている。潤君はおっぱいに別れを告げると、身体を沈めてママの下半身に正対した。ママのショート・パンツとパンティを一気に引っ張り下ろす。ママの大きなお尻につかえてなかなか下ろせなかったが、ママが腰を上げてくれたので何とか成功した。潤君はママの指をどけて、舌でクリトリスを舐め始めた。
「わわわーっ、ひーっ!」久し振りのクンニの快楽にママが喜悦する。ママは興奮して息子の髪の毛をぐじゃぐじゃに掻き回した。
潤君はママのクリトリスを舐めながら、横目でママのおまんこをじっくり観察した。陰毛の薮に囲まれた焦げ茶色の割れ目はお世辞にも美しいものとは云えなかったが、そこが女の秘所であり、快楽の壺であることには変わりない。クリトリス刺激を継続しながら、潤君は割れ目を開いた。赤っぽい粘膜が剥き出しになり、下の方にぽっかりと穴が開いた。そこから液体がこぼれ落ちた。愛液だ!潤君はその穴に指を一本入れてみた。難なく入った。指を二本にした。丁度いい。潤君は二本の指を出し入れした。 「わーん、あははーんっ!」ママが身をくねらせてよがる。ママは巨乳を引っ張り上げて自分で乳首を舐め始めた。

ママの凄い姿を見た潤君は、もうたまらなかった。急いでズボンとブリーフを取り去る。勃起したペニスがびよよーん!と飛び出した。潤君は亀頭をママのおまんこの穴に狙いを定め、ずぶりんこんと突っ込んだ。
「あへーっ!」ずっと孤独だった穴を塞がれたママがよがる。
潤君は生涯最初のおまんこ、憧れの巨乳ママとの性交に有頂天になった。ママの温かくぬるぬるした肉に囲まれたペニスの気持良さは、何ものにも譬えようがなかった。ウシシであった。

なぜ潤君の身にこんなウシシなことが起ったのか説明しよう。それは偶然の賜物ではなかったのだ。

潤君は冷え性のツボの情報を、かなり念入りに探し求めた。研究すればするほど驚くべきことが判明した。ほとんどの冷え性のツボは、同時に性欲亢進のツボでもあったのだ。足の小指の外側の「至陰(しいん)」は冷え性に効くのだが、五本の指の付け根を初めとする足裏全体の指圧は強精効果があり、「足の三里」は体力増強のツボであり、その下の「三陰交(さんいんこう)」は“女三里”とも呼ばれるツボで、冷え性だけでなく生理痛、更年期障害、不妊症などに効くツボである。足の親指と第2阯の骨が合流するところにある「太衝(たいしょう)」は、冷え性と強精双方に効果があった。膝の上にある「梁丘(りょうきゅう)」は主に消化器系統に効くツボだが、精力回復にも効果がある。腰のくびれた辺りの背骨の両側にある「腎喩(じんゆ)」も冷え性と強精の両方に効くツボで、腰骨の両脇にある「胞肓(ほうこう)」も婦人病・性器の病気に効果があり、そのすぐ下にある「次髎(じりょう)」は冷え性・泌尿器疾患・生理異常に効くツボである。臍の下の「気海」は冷え性に効くだけだが、そのすぐ下の「関元(かんげん)」というツボは強精に効果があった。

つまり、冷え性はその原因を辿ると血の巡りの悪いことに起因する病気であり、婦人病・生理痛・生理不順・性器疾患・更年期障害・不妊症など女性特有の障害につながっているが、冷え性を治すと女性の身体が正常に戻るだけでなく、強精効果によって性欲も亢進することになるのだ。パパを亡くし、独り身のママの性欲が亢進したらどうなるか。この家の唯一の雄(おす)としての潤君に希望が芽生えた。もちろん、ママがよその成人男性を求めるということは充分あり得る。そうなったらそうなったで仕方がない。潤君は一か八か博打を打ち、冷え性のツボと強精のツボを渾然一体にしてママの身体に施したのである。

初まんこにのぼせ上がった潤君は数分も経たぬうちに射精してしまった。ママは怒らなかった。
「パパも私とのおまんこが初めてだった」ママが息子の髪を撫でながら云う。「すぐ終っちゃった。でもママは嬉しかった。お互いに初体験だったわけだから」
「へえ?パパも童貞だったの?」まだママと性器を結合したままの潤君が聞く。
「そ。ママは、パパとパパの息子のお前と、二人を男にしたのよ?凄いでしょ」とママ。
「パパはセックス上手になった?」と潤君。
「ええ!パパは単純にお珍々を抜き差しするんじゃなく、腰を押し付けながらぐりぐり廻せば、クリトリスが刺激されてママが悦ぶことを知ったの」
「ふーん?こんな風に?」潤君が腰を押し付けながら右に廻す。
「あーっ、そ、そうよ、そんな風!」とママ。
「パパ、こんなこともした?」潤君がママと恥骨を擦り合せるように上下に動かす。
「あはーん!し、したわっ!」ママが口を半開きにしてよがる。
「ママっ!」潤君がママの口に吸い付き、舌を舐め合おうとする。
「ぶぐぎぎゃごぼぶぐ!」息子と舌を絡めながら、ママが訳の分らない叫び声を挙げる。
潤君が再度ママの巨乳を揉む。同時に、ママとつがったままの腰を廻す。
「お、お前っ!」ママがびっくりした。膣の中で、さっき果てたばかりの息子の“息子”がまた勃起し始めたのを感じたのだ。抜かず二番ではないか。ママは15歳の精力に驚嘆し、息子の身体を抱き締め、両脚を息子の腰に絡めてより深い結合を図った。

潤君は先ほどの童貞の潤君ではなかった。ママから女のセックスのツボを教わった潤君は、忠実にそれを実行した。腰の回転は女性にだけ効き目があり、ピストン運動のように男性の射精を促進しない。潤君は余裕を持ってママの興奮を高めて行った。
「あああ、あーん、あおーん!」ママがよがる。
潤君はママの乳房を舐めたり、首を舐めたり、唇を舐めたりする。手でママのお腹や豊かなお尻を撫で、すべすべした女体の感触を満喫する。
「あはあはあはーんっ!うむむーっ」ママの呼吸が荒くなる。
潤君は、今度はママをイかせる自信があった。潤君はママの体内でペニスを激しく回転させた。
「わーんっ!」Gスポットを刺激されたママが叫ぶ。
潤君はママの身体の奥深くにペニスを打ち込む。
「ぎゃわーっ!」ママがイった。
「ママーっ!」潤君がママの体内でびゅぴゅぴゅーん!と二度目の射精をした。

翌日、ママが潤君の部屋のドアを開け、「親孝行してくれる?」と云った。
「いいよ!」潤君がママの後を追ってママの寝室に行く。
ママは布団の上で素裸になり、買い込んで来たコンドームの箱から一つを息子に渡す。
「あ、そっちの親孝行か!」指圧じゃないのだ。潤君が全裸になってママの身体に覆いかぶさった。

潤君がおねだりすることもあった。
「ママ、親孝行したい!」
「一寸待ってなさい。いまお大根煮てるんだから」とママ。
「大根なんかどうだっていい。親孝行させて!」潤君がエプロン姿のママの背後に擦り寄り、両手でママのおっぱいを揉みながら、勃起したペニスをママの股間に押し付けてぐりぐりする。
「あーん、お前は悪い子ね。むふーん」ママが身悶えする。ママが顔を捩じ曲げて、背後の息子とキスする。
ママが火を止め、二人は手に手を取ってママの寝室に向かう。

その後も潤君のママへの指圧は続いた。潤君は新たに得たツボの知識で、ママの太股内側を摘んだり捏ねたり、ママの性器周辺を親指と人差し指で抓る刺激も加えた。これらの効き目はてきめんで、指圧終了前にママが淫乱になって息子との性交を求めたりした。

「潤、ママ妊娠しちゃった」とママが云った。
「え?」15歳の潤君には訳が分らない。
「お前が最初にママにおまんこした時、コンドームしてなかったでしょ」とママ。「あの時に妊娠したんだわ。お前の子よ」
「僕の子供?」
「ママにとってはお前の弟か妹ね」
「僕の息子で弟?僕の娘で妹?どういうこと、一体?」潤君の思考回路がショートしてしまう。
「でも生むわけには行かないわ。お前の弟か妹か分る前に堕ろさないと」
「やだ!僕、妹が欲しい!」と潤君。
「再婚してもいないママに子供が出来たら、ママとお前がおまんこしてることがバレちゃうじゃない。駄目よ」
「ママがどっかの小父さんとおまんこして妊娠したって振りすれば?」
「近親相姦だと障害を持った子が生まれやすいの」とママ。「その子も可哀想だし、面倒見るあたしたちだって大変よ」
「つまんない」
「お前、そんなに妹が欲しいの?」とママ。「だったら、ママ、どっかの小父さんと結婚して、お前に妹生んで上げる」
「そんなの駄目だい!小父さんにママを取られちゃって、僕ママとおまんこ出来なくなるじゃん」
「あはは。冗談よ。ママはお前だけのママ」ママが息子を抱き寄せ、その頭を巨乳の間に埋没させる。
「ぐ、ぐるじい!」潤君が窒息寸前となる。
「潤。ママが手術するまではコンドーム要らないのよ?もう妊娠しちゃってるわけだから」とママ。
「じゃ、抜き身でいいわけ?わーい!」潤君がママの身体を押し倒し、ママのスカートをまくってパンティを引っ張り下ろした。
「ひゃーっ!」ママが幸せな叫びを挙げ、股を大きく開いた。




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