22. 家族旅行
僕のパパ(41歳)はある有名割烹料亭の花板(板前の頭)だ。パパは責任感旺盛なので、滅多に休みを取らない。しかし、一旦休むとなると家族を温泉めぐりの旅に連れ出し、金を惜しまず豪遊する。今度も僕らが泊まったのは箱根でも指折りの旅館だった。
「いやあ、ここであんたに会うとはなあ!」風呂上がりで浴衣姿のパパが一人の男を連れて来た。前掛けをして板前帽子をかぶっているから、この旅館の板前の一人に違いない。30過ぎの苦み走ったいい男だ。
「あ、皆さん」板前がママ(37歳)、智子姉さん(15歳)、僕(13歳)、そして妹の紗智子(11歳)に向かって云った。「ようこそ、いらっしゃました。花板の高木です」高木さんが深々と頭を下げる。
「お?あんた花板なのかい?」とパパが驚いた顔をする。
「へえ」高木さんが照れた感じで頭を掻いた。「権藤さんには信じられねえでしょうが、あっしも頑張りやして…」
「ふーん?この宿も落ちたもんだねえ」とパパ。
「へ?」高木さんが聞き咎める。
「いや。そうと知ってりゃほかの宿を選んだんだが」
「あなた!」ママがパパのあてつけがましい言葉をたしなめる。
「権藤さん!そう云わねえで、あっしの料理も試しておくんなさい。腕に縒りをかけやすんで」高木さんが畳に頭をつける。
「ま、これから宿替えも面倒だからな。あんたの料理を食うしかねえな」
「では」辱めと怒りに身体をぶるぶる震わせていた高木さんが一礼して去った。
「どういうことなの、あなた?」ママが聞く。
「十年前、奴が追い廻し(雑用係)としておれの料亭に雇われた」とパパ。「おれは当時花板を補佐する立板(二番手)で、新米を仕込む教育係でもあった。奴はへまばかりやりやがってな。云いつけは忘れる、皿は割る、料理は床に落とす。おれは頭に来て、色んな懲罰を与えたもんだ。一年後、やっと奴を料亭からいびり出してやった。もう会うこともないと思ってたんだが…」
「それほどドジなら馘で当然だわ。でもあの人、あなたを怨んでんじゃない?」とママ。
「かもな」
「私たちの食べるお料理に毒でも盛られたら大変よ」ママが眉をひそめる。
「なあに。そんな度胸のある奴じゃない。心配するな」
パパはどう思ったか知らないが、料理は豪華だし美味しかった。僕は刺身や海老フライをもぐもぐ食べた。
「この松茸の土瓶蒸しはとても美味しいわ」とママ。
「そうかい?」刺身を肴にビールを呑んでいたパパが、土瓶蒸しを一口飲む。「ふむ?悪くない。何か隠し味があるな」パパはぐびぐび土瓶蒸しを飲んだ。まだ隠し味の秘密が分らないようで、しきりに首を捻っている。
「パパ?土瓶蒸しもっと欲しい?」と僕。
「お前、要らないのか?」
「海老フライ一個と交換しよ?」と僕。
「あはは。お前は海老フライが好きだからな」パパが海老フライを一つくれた。僕は土瓶を渡す。「松茸の味が違うのかな?どこの松茸だろうか?」パパが土瓶蒸しを飲み干した。
パパの言葉に釣られて、ママも姉さんも妹も土瓶蒸しを飲み干した。奇妙なことが起った。パパが突如げたげたと笑い出し、女たちが皆浴衣を脱ぎ下着も取って全裸になったのだ。僕は海老フライを半分口にくわえたまま呆然として家族の狂ったような行動を見ていた。
僕はパパから貰った海老フライを食べ終った。まだパパの膳にはもう一個の海老フライが残っている。パパがにたにた笑いこけているのを幸い、パパの海老フライに箸を伸ばした。その途端、パパが僕の頭をゴチン!と殴り、僕は座椅子の背で頭を打って気絶してしまった。
「ふふふ。ベニテングタケとワライタケの効果は上々だぜ」と誰かの声がした。僕はうっすらと目を開けた。それは板前の高木さんだった。「一流料亭の花板ともあろうものが、松茸と毒キノコの区別もつかねえとはな。呆れたもんだ」
高木さんは、相変わらず「あはは」とか「がはは」と笑っている僕の家族を一人一人点検して廻った。高木さんが僕の前に来たので、僕は目をつぶって気絶した振りをしていた。
「権藤さん」と高木さんが笑い転げているパパに話しかける。「あんたには随分苛められた。あの頃は毎日復讐を誓っていたものだ。しかし、歳月はそういう怨みを和らげる。あんたさえ『あの頃は辛く当たって済まなかった』とか云ってくれりゃ、こんな真似をするつもりはなかった。しかし、あんたはちっとも変わっちゃいねえ。許せねえ!やはり復讐させて貰うぜ」
高木さんは突然立ち上がり、ズボンとブリーフを脱いだ。僕はびっくりした。高木さんは、裸で「くくくく」と笑い転げているママの身体に覆いかぶさり、白くぶるんぶるん揺れるおっぱいを揉み出した。ママの笑い声が転調し、色っぽく媚びるような笑いになった。高木さんがママの乳房を口に含んだ。僕はごくりと生唾を飲んだ。高木さんは片手を伸ばしてママの股ぐらを探る。ママが「ひゃひゃひゃひゃ」と笑いながら股を開く。黒い陰毛の茂みの真ん中に褐色の割れ目が見えた。僕が初めて見る女の性器だ。高木さんはママの割れ目の上の方を撫で廻した。
「あははーん!あふふふ」ママが笑いながらよがり声を挙げる。高木さんのペニスがびょーん!とおっ立った。
高木さんはママの割れ目の下の方に指を入れて中を掻き回し、その指を抜いた。僕にはその指がびとびとに濡れて光っているのが分った。
「権藤さん。あんたの女房のおまんこを汚(けが)してやる。ざまあみろ!」そう云って高木さんはママの両脚の間に膝をつき、勃起したペニスをママのおまんこに埋め込んだ。
「うほほほーい!」ママが腰を突き出して悦ぶ。
パパは虚ろな目で高木さんとママのおまんこを見ていたが、突如浴衣とパンツを脱いで全裸になった。僕も驚いたが、高木さんも驚いた。正気か狂気か、パパは智子姉さんに躍りかかり、その股を開いてずぶずぶとおまんこを始めた。
「な、なんだ、この野郎!」と高木さんが云い、ママのおまんこからすぽんとペニスを引き抜くと、パパに後ろから襲いかかり、パパの身体を仰向けに引っくり返した。僕は高木さんが道徳的見地から父娘の性交をやめさせたのかと思ったが、そうではなかった。高木さんの次の行動は、姉さんの身体を押さえ込み、自分がおまんこすることだったのだ。単に、自分の獲物を取られたくなかっただけのようだ。
高木さんのペニスを失い、急に手持ち無沙汰になったママは、馬鹿笑いしながら四つん這いでパパの股ぐらに這い寄り、パパのペニスを舐め始めた。ママは僕の方にお尻を向けていた。お尻の間の陰毛の間におまんこが見える。高木さんのペニスが入っていた名残りで、穴がぽっかり開いていた。僕のペニスがぎゅいーん!と勃起した。もう寝た振りをしている場合ではなかった。僕はママの背後に忍び寄ると、浴衣をはだけてブリーフを脱ぎ、ママのおまんこにペニスを突き刺した。
「むひーっ、はははは」ママは相変わらず異常である。
誰も止めないのを幸い、僕は生まれて初めてのセックスを体験した。ママの温かい体温に包まれ、僕のペニスは最高の快感を味わっていた。ぬるぬる、もっちりとした肉に囲まれる快感は予想以上であった。これがセックスなのだ。大人たちは、毎夜こんないい思いをしているのだ。興奮した僕は後先のことなど考えず、急速にへこへこ運動をし、あっと云う間にママのおまんこに射精してしまった。
高木さんは16歳の智子姉さんにキスしたり、小さなおっぱいをしゃぶったりして精一杯姉さんとのおまんこを楽しんでいた。
「小父さん」と僕が云った。
「えっ?」部屋の中に正気の者はいないと思い込んでいた高木さんがぎょっ!となった。僕は姉さんとおまんこしている高木さんの傍に行った。「お、おめえ、松茸の土瓶蒸し飲まなかったのか?」
「僕、パパの海老フライと交換したんだ。海老フライ美味しかった」
「てえと、おめえの親父は土瓶蒸し二人分飲んだわけか!それじゃ効き過ぎるわけだぜ」高木さんがパパを見やる。パパは騎上位のママにおまんこされながら、「いひひひ」と笑っていた。
「小父さんさあ、怨みがあるんなら、どうしてパパを叩いたり蹴ったりしないわけ?」と僕。
「叩きゃこっちの手が痛くなる。蹴れば爪先が痛え。それに引き換え、おまんこは気持いいだけだ」と高木さん。「どっちがいいか、おめえにも分るだろ?」そう云いつつ、高木さんは姉さんのおまんこにペニスを出し入れした。
「小父さん、紗智子ともやるの?」僕が聞いた。
「え?ああ、あの女の子か?」高木さんは、裸で股を広げて笑いながらオナニーしている妹を見た。「坊や、おめえ、弁当の玉子焼き、いつ食べる?」
「え?」僕には意味が解らなかった。
「最初に食うか、最後か、どっちだ?」姉さんとおまんこしながら高木さんが訊いた。
「最後」と僕。
「小父さんもだ。あのちっちゃい女の子は玉子焼きで、最後にとっといてあるんだ」
「あんなおっぱいもない子供がいいわけ?」と僕。
「おめえも年を取ったら判る。男は、いつかは小さな女の子とやりたくなるもんなんだ」と高木さん。「第一、おまんこが違わあ。おめえのおっ母さんのはもう緩くなってる」
「うん、緩かった」と僕。
「え?おめえ、おっ母さんとやったのか?隅に置けねえ坊主だなあ!そこへ行くと、この姉ちゃんのはぴっちり締まって丁度いい。あのちっちゃい女の子のはもっときつくてさぞ気持いいだろうと期待してんだ」
「ふーん?」
「坊や、おめえの発育中の珍々にもあの子ぐらいのおまんこが丁度いいと思うぜ」と高木さん。
「そうか!じゃ、僕、妹とやる!」僕が動こうとするのを高木さんが止めた。
「じょ、冗談じゃねえ。あの子はおれの御馳走なんだ。おめえはこの姉ちゃんとやれ」そう云って、高木さんはすぽんとペニスを姉さんの身体から抜き、脇に寝そべって笑いこけている妹の方に移動し、その身体を撫で廻した。
僕のペニスは半勃起状態で、まだ姉さんのおまんこに突っ込むわけには行かなかった。僕は「むははは」と笑っている姉さんの口にペニスを突っ込んだ。姉さんがアイスキャンデーを舐めるように僕のペニスを舐め出す。その快感で、僕のペニスはむくむくと起き上がった。僕は姉さんの口からペニスを抜き、姉さんの股ぐらに移った。姉さんのおまんこの色はママのように黒っぽくなく魅力的だった。陰毛もまだ少ない。割れ目を開けるとピンク色の粘膜が露出し、ぽっかりと穴が開いた。僕はその穴に勃起したペニスを突っ込んだ。
「おめえの妹に可哀想だが、おれはやるぜ。復讐するは我にあり!」高木さんが妹のおまんこにずぶずぶとペニスを押し込む。「おお、おれはこの子の処女を頂いたぜ!見ろ!」高木さんが赤いものが点々と見えるペニスを僕に見せた。
「妹のおまんこの味はどう?」僕は姉さんとおまんこしながら聞いた。
「きついなんてもんじゃねえ。入れにくいぐれえだ。このぴっちり感は最高だぜ」高木さんが云い、妹を犯し始めた。
僕も並んで姉さんを犯す。
「駄目だ!このおまんこにゃ負けたぜ」高木さんが激しくピストン運動をして、「むむむっ」と断末魔の声を挙げた。
「あばよ、坊主」高木さんが身繕いして部屋を出て行こうとする。
「小父さんっ!」姉さんとのおまんこを続けながら、僕が云った。
「何だ?」
「僕に毒キノコわけて、お願い!」
「なぬーっ?おめえ、それをどうする気だ?」と高木さん。
「いつか姉さんか妹とやりたくなったら使うの」と僕。
「ははは。おれはおめえが好きになって来たぜ。だけど駄目だ。小父さんが使ったキノコは採取しただけでも刑務所行きの代物なんだ。おめえが使ってドジったら、当然おれにも火の粉が飛んで来らあ。冗談じゃねえ」
「つまんないの」
「代わりにいい方法を教えてやる」と高木さん。「先ず、姉ちゃんか妹、どっちかが寝ている部屋に忍び込むんだ」
「うん、それで?」僕が真剣に聞く。
「何とか下着を脱がしておまんこを舐める」
「クリトリスだね?」
「わかってるじゃねえか!そうよ」
「で?」
「で、おまんこが濡れて来たら指を二本突っ込む。こいつら、もう処女じゃねえから遠慮するな」高木さんが紗智子のおまんこに指を当てて見せる。人差し指と中指を揃え、上向きに反らしている。「そして、このもっこりした恥丘の裏側を撫でるんだ」高木さんが指をおまんこに挿入し、内部を探っている。
「ひーい、うひひーっ!」妹が笑いながら腰をのけ反らしてよがった。
「見たか?この性感帯に触られた女はもう男の誘惑を拒否出来なくなる。『おまんこして!』って云うほど興奮しちゃうんだ」
「ホントーっ?」僕は明るい未来に興奮した。ママとでも姉さんとでも妹とでも自由にやれるのだ。
「じゃあな?」高木さんが去った。
僕は姉さんのおまんこに指を入れ、実習した。姉さんが興奮した。
僕は紗智子の方に這って行った。妹のおまんこから高木さんの精液が漏れている。僕はその辺にあったティシューで妹のおまんこの内外を綺麗にした。まだ高木さんの精液が残っているおまんこに指を突っ込み、もっこりの裏側を撫でる。
「あひーっ、うひひひ」妹がよがった。間違いない。高木さんは女の急所を教えてくれたのだ。
僕は指ではなく勃起したペニスを妹のおまんこに突っ込んだ。高木さんの云った通り、妹のおまんこは僕のペニスにぴったりフィットした。気持良かった。僕はへこへこ運動を開始した。
ふと気づくと、僕の左に姉さん、右にママがすり寄って来てお尻を突き出した。毒キノコが女たちを色情狂にしたらしい。僕は左手の指二本を姉さんのおまんこに、右手の指二本をママのおまんこに挿入し、例の体内の性感帯を撫でた。
「あへーっ!」とママ。
「うぎゃあ!」と姉さん。
僕は二人を指で刺激しながら、ペニスで妹とおまんこした。忙しいったりゃありゃしない。
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