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32. パパの診察

「パパ、胸が変なの」と瑠美ちゃん(12歳)が云った。瑠美ちゃんはくりくりっとした目におちょぼ口、長い髪をアップにまとめ、おでこが特徴の可愛い少女。
「何だって?」とパパ(38歳)。パパは一階がクリニック、二階が住居の建物で開業している産婦人科医である。六年前にママを亡くし、父娘二人で暮らしていた。週日は家政婦さんに炊事・洗濯・お掃除を頼み、週末は親子でお料理していた。
「乳首の辺りが痛いような痒いような疼くような、変な感じなの」
「おっぱいが膨らんで来たんじゃないか?」
「ううん。あたしのおっぱい、まだ出てないの」瑠美ちゃんが一寸情けない感じで云う。
「だからさ、これから出て来るんで、その前兆だろ」とパパ。
「それならいいんだけど、おっぱい出て来たお友達はそんな変な感じしなかったって」
「ふーん?」おっぱいが出たことのないパパには想像も出来ない事柄だった。
「あたし、心配。パパ、診察して!」瑠美ちゃんが頼む。
「心配ないと思うけど、お前がそう云うんなら」

二人は階下の診察室へ移動した。
「じゃ、Tシャツを脱ぎなさい」パパが云った。
「うん」瑠美ちゃんがTシャツを脱ぎ、真紅のショートパンツだけになった。
「掛けなさい」パパが患者用の丸椅子を指差す。
「うん」瑠美ちゃんが掛ける。
二人は落ち着かなかった。親子の関係がすぐには医者・患者の関係に切り替わらず、まるで急にお医者さんごっこを始めたような、嘘っぽい感じだった。正真正銘の医師であるパパは、その雰囲気を専門的定番の手順で払拭しようとした。瑠美ちゃんのカルテを出し、脈を測り、目と舌をチェック。深呼吸させ聴診器で呼吸器も調べる。
「ここまでは問題ないと」とパパ。「じゃ、パパがあちこちを押してみるから痛かったら云うんだぞ」
「うん」と瑠美ちゃん。
パパが娘の胸を観察する。まだ隆起はしておらず、少年の胸のようだ。しかし、いつ膨らんでもいいような柔らかさがほの見える。乳首はあるかないかの小ささで、乳暈もハッキリしない。
「乳首の周りと云ったな?胸じゃなく?」とパパ。
「うん。乳首の周り」と瑠美ちゃん。
パパは先ず瑠美ちゃんの左の乳首の周囲を押してみる。瑠美ちゃんは何も云わない。パパは右の乳首の周りを押してみる。反応無し。
「大丈夫じゃないか。痛くないんだろ?」とパパ。
「でも、さっきは痛いような痒いような疼くような、変な感じだったんだもん」瑠美ちゃんが口を尖らす。

「気のせいだと思うよ」とパパ。「お前、誰か気に入った男の子が出来たんじゃないのか?」
「えーっ?何それ?」瑠美ちゃんが驚く。
「恋すると胸が痛んだりするものなんだ。恋の病いとは云うが、本当の病気とは違う」
「あたし、好きな男の子なんかいないもん」
「そうか。どっちにしても、お前の身体は正常だ。心配するな」パパは診察に使った器具を片付け始める。
「パパ!」と瑠美ちゃん。
「ん?」パパが振り向きもせずに云う。
「お薬頂戴」
「え?」
「何でもいいから、おまじないでお薬つけて!」
「何だって?」パパが呆れる。子供じみた馬鹿馬鹿しい頼みだ。
「お願い!」瑠美ちゃんが両手を擦り合わせる。

パパは娘の「お願い!」に弱かった。仕方なく、救急医薬品の棚から一個の薬瓶を取り出した。心因性の患者に与える、人畜無害の砂糖水が入っている。パパはピンセットで摘んだ脱脂綿にそれを浸そうとした。
「そうじゃなく!」と瑠美ちゃん。
「え?」パパが戸惑う。
「パパの舌でつけて!」
「何だって?」
「お願い!」
パパは困惑した。医師が舌で患者の患部に薬を塗布するなどということはあり得ない。そんなことは意味がないし、馬鹿げている。しかし、また「お願い!」である。パパは咎めるような目で娘の顔を見る。瑠美ちゃんは上目遣いで縋るようにパパを見返す。仕方がなかった。パパは砂糖水を口に含むと、娘の胸に口を近づけ、乳首とその周辺を舐めた。
「うーん!」瑠美ちゃんが呻く。
「どうした?」とパパ。
「気持いいの」と瑠美ちゃん。
「なあんだ」
パパはもう一つの乳首の周りを舐める。
「あうーん!」瑠美ちゃんが呻く。「パパ、もっと!お願い!」
パパは娘の両方の乳首を行ったり来たりしてぺろぺろ舐めた。

明くる日。
「パパ、あたし舌が変。診てくれる?」と瑠美ちゃん。
「またかい?」パパがうんざりする。
二人は診察室に移動した。パパは定番の手順を遂行し、ペンライトで娘の口内を照らし、拡大鏡でチェックした。何ら異常は認められなかった。
「何でもないよ。どこがどう変なの?」とパパ。
「分んない。とにかく、いつもと違う感じなの」
「お前、神経過敏なんじゃないの?心配し過ぎだよ」パパが診療器具を片付け始める。
「お薬頂戴!」と瑠美ちゃん。
「え?」パパが唖然とする。
「乳首と同じように」瑠美ちゃんが舌を突き出す。
パパは瑠美ちゃんの舌を見つめた。砂糖水をつけた自分の舌でその舌を舐め廻すのか?そんなことは出来ないと思った。それじゃまるで娘とフレンチ・キスをするようなものではないか。
「パパ!」と瑠美ちゃんが云った。
パパは困った。出来ないことではない。するのは簡単だ。しかし、そんなことをしていいものだろうか?
「早く!」瑠美ちゃんが催促した。

パパは躊躇した。砂糖水の入った瓶を片手に、身体を凍り付かせた。
「パパ、お願い!」と瑠美ちゃん。
パパは娘の懇願を拒めない。何しろ、親一人子一人の家族なのだ。パパはぐびりと砂糖水を口に含み、娘の身体を抱き寄せた。パパの顔の筋肉のあちこちがぴくぴく引き攣る。瑠美ちゃんは軽く舌を出して目を閉じた。パパは可愛い娘に顔を寄せる。パパは口を開き、娘の舌を捉える。砂糖水を娘の舌に流し込む。父娘の舌が触れ合った。パパの脳髄から脊髄、ペニスにかけて電流が走った。わが娘とはいえ、六年振りの異性との性的接触である。パパはくらくらとめまいがした。

はっとパパが気がつくと、二人は抱き合って激しくディープ・キスをしていた。父娘の舌が交わり、唾液も混ざり合った。パパの舌に瑠美ちゃんの唾液は甘美そのものに感じられた。(いけない!やめなくては!)と思ったが、やめられなかった。(もう少し。もう少し)キスは続いた。

ついにパパがキスを止めた。本当はいつまででも娘とキスしていたかったのだが、ある程度性的満足感が得られたのと、やっと理性が甦ったからだ。パパは、つと身体を娘から離し、砂糖水の入った瓶を薬品棚に戻した。ふと、パパが瑠美ちゃんを見ると、瑠美ちゃんはうっとりとし潤むような目でパパを見つめていた。パパは娘のその表情の意味を量りかねて当惑した。瑠美ちゃんはパッとパパに駆け寄り、抱きついた。パパも優しく娘を抱擁し、その顔に頬ずりした。

パパと瑠美ちゃんは、日に何度かキスするようになった。パパが求めることもあったし、瑠美ちゃんが催促することもあった。娘の柔らかな身体を抱き、可愛い顔を見つめ、キスすることはパパの性の飢餓感を癒してくれた。ドライなキスではなく、舌を舐め合うキスである。ぬめぬめした性感が最高である。パパは12歳の恋人が出来たような幸福感を味わった。パパは父娘によるフレンチ・キスは異常な行為であることを弁えていた。だが、キスに留まっている間は近親相姦の範疇には入らないのではないかと自分を納得させていた。パパは娘のお尻や太股に触ることは控えていた。それを始めると止めどがなくなる気がしたのだ。キスだけでもペニスが勃起してしまうのだから、女体のアンタッチャブルな部分に手を伸ばしたらどうなるか分らない。パパは、男が欲望に身を任せるとコントロール不能に陥ってしまうことを熟知していた。

ある日曜日、パパは診察室でカルテなどの整理をしていると、瑠美ちゃんがやって来た。
「パパ?」と瑠美ちゃん。
「ん?」パパは上の空で答える。
「あそこが変なの。調べて?」
「あそこって?」パパは依然上の空である。
「割れ目」と瑠美ちゃん。
「なにい?」パパが目を剥く。「一体、どう変だってえの?説明しなさい」
「あたし、子宮ガンじゃないかと思って。パパ、恐い!」瑠美ちゃんが身体を震わす。
「12歳で子宮ガンになんかならんよ。また仮病だろ、どうせ」パパが一蹴する。
「パパ!あたしがいつ仮病を使ったの?云ってよ!」瑠美ちゃんが凄い剣幕で迫る。
「あー、御免。パパが云い過ぎた。とにかく、またお前の思い過ごしじゃないかと思ってね」
「そんなんじゃない!パパ!パパはお金にならないからあたしのことを真剣に考えてくれないの?」
「何だって?」心外である。パパは、たった一人の家族である娘を軽視したことなどなかったからだ。
「パパは産婦人科医でしょ?診てよ、あたしのあそこ!」瑠美ちゃんが挑戦的に云う。
「よし!診よう」パパがむっとして立ち上がった。

診察室で瑠美ちゃんはTシャツ一枚を残し、スカートとパンティを脱いで下半身をすっぽんぽんにした。パパはてきぱきと診察の準備をしながら、さりげなく娘の股間を見た。陰毛は薄く面積も少ない。しかし、その恥丘のもっこりは盛大で、思わずパパは目を丸くした。産婦人科だから女性患者の股を開かせる器具、膣を大きく広げる器具などが完備している。パパは横たわった娘に股を開かせる装置をあてがった。パパの目の前に12歳の初々しいおまんこが曝け出された。パパは息を飲んだ。産婦人科には10歳から90歳まで様々な女性患者がやって来る。パパは老若のおまんこを目にして来て、どんなものにも動じないつもりだった。しかし、贔屓目かも知れないがわが娘・瑠美ちゃんのおまんこは美しかった。そのふっくらした大陰唇。ピンクの無垢な粘膜。膣内の幾重にも折り重なった肉襞。処女膜も破れていない。完璧な処女のおまんこである。医師としても男としても涎が垂れそうな代物であった。事実、パパの口内にはじゅくじゅくと涎が湧き、ごくりごくりと飲み干さなければならなかった。パパのペニスがぐいーん!と勃起した。

「瑠美」パパがやっとのことで云った。「何ともない。今度もお前の思い過ごしだ」
「わあ、安心した」瑠美ちゃんが胸を撫で下ろす。
「じゃ、いいな?」とパパ。
「駄目。お薬」瑠美ちゃんが命令する。
「えーっ?ここにか?」パパが仰天する。
「汚いとこだから嫌?」瑠美ちゃんがあどけなく聞く。
「とんでもない!お前のは汚くなんかない。誰のよりも綺麗だよ」とパパ。それが真実であることは、パパの勃起したペニスが証明していた。
「だったらお願い!」またもやお願いされてしまった。

パパはディレンマに陥った。娘のおまんこを舐めるなどもってのほかだ。娘とのフレンチ・キスもいけないだろうが、キスとクンニリングスでは天と地の違いがある。しかし、舐めなければ「お前のおまんこは汚い」と宣告するのと同じだ。娘は傷つくだろう。父娘の間に溝が出来てしまいかねない。たった二人の家庭でよそよそしく暮らすことなど出来ない。(それに…よく考えればクンニを頼まれているわけではないのだ。“薬”をぺろっとつけて「はい、お仕舞い」と云えばいい。簡単なことじゃないか)とパパは考えた。
「よし、お薬つけてやる」とパパは云った。パパの読みは甘かった。

パパは薬瓶を傾けて砂糖水を口に含むと、娘の股ぐらに首を突っ込み、ぺろりと割れ目を舐めた。そして「はい、お仕舞い」と云おうとしたその刹那、瑠美ちゃんの両足がパパの首を絞めるように交差した。同時に、瑠美ちゃんはパパの髪の毛を両手で絡め取った。パパは身動き出来なくなった。
「もっと舐めて!」と瑠美ちゃん。
「ぐ、ぐるじい!瑠美、やめろ、足をどけろ!」パパがじたばたするが瑠美ちゃんは両足を緩めない。パパはしゃにむに頭を動かそうとするが、今度は髪の毛がずっぽり抜けそうである。「いでで!瑠美、ひどいじゃないか!」
「パパ、もっと舐めて!」瑠美ちゃんが命ずる。
パパは観念した。舐めるしかなかった。娘は処女だというのに色気違いになってしまったのかも知れない。その原因が父娘のディープ・キスだとしたら、パパにも責任があった。パパは割れ目に沿ってぺろぺろ舐めた。
「そんなの駄目。気持良くして!」瑠美ちゃんが要求した。
パパは舌を割れ目に潜り込ませ、娘のクリトリスを刺激する。
「あはーん」瑠美ちゃんが反応する。
パパはクリトリスを舌で圧したり叩いたり弾いたりする。
「うふーん、あはーん!」瑠美ちゃんがよがる。

パパは中腰で首を挟まれて妙な体勢だったため、腰が痛くなって来た。早くこの状態に終止符を打ちたかった。しかし、クンニでイかすまで娘は解放してくれそうもない。12歳の処女がクンニでイくものだろうか?舌だけでなく、もっと助けが必要だ。パパは指の一本を娘の膣口にあてた。そこは愛液とパパの唾液でびとびとだった。パパは娘の処女膜を破らない程度に指を出し入れしたり、膣口を掻き回したりした。
「あうう、うむーんっ!」瑠美ちゃんが身悶えしてよがる。
パパは他の指で娘の肛門も弄くる。
「わーんっ!」瑠美ちゃんが最高によがる。
パパは娘の興奮に誘われて娘のお尻に手を廻して撫で擦った。丸く豊かな肉の感触に興奮した。勃起したペニスがびくんびくんと震える。

突如、パパの首を締め付けていた瑠美ちゃんの足が緩んだ。
「?」パパがぽかんとした。
瑠美ちゃんが患者用椅子から立ち上がる。パパも首筋を撫でつつ立ち上がった。
「キスして!」と瑠美ちゃん。
パパが娘の身体を抱いて、キスする。と、瑠美ちゃんの手がパパのズボンの前に伸び、勃起したペニスを撫でた。
「ぼぼべ、ばびぼ…!(お前、何を…!)」キスしたままのパパが云う。
瑠美ちゃんが今度はパパのペニスをごしごし擦った。
「ぶぐぐ」パパが呻く。この六年間、パパのペニスは突っ込む穴もなく、フェラチオしてくれる口もなく、快感とは無縁でいじけっ放しだった。瑠美ちゃんの愛撫によってやっと存在を認められ、快感を得ることが出来たのだった。

「パパ、セックスして」と瑠美ちゃん。
「な、何だって?」パパがうろたえる。「そんなこと、普通の親子がすることじゃない!」
「パパ!あたしたち、もうずっと前から普通の親子じゃないのよ?普通の親子は舌を絡めるようなキスしたり、娘のおまんこ舐めたりしないでしょ!娘のお尻も撫でないわ!」
「うむむ」その通りだった。パパは自分を誤魔化していたが、娘は冷静だったのだ。
「やって!」
「だが、お前は処女じゃないか」とパパ。「パパには出来んよ」
「その処女をパパに上げたいのよ。あたし、パパの女になりたいの」
「えーっ?」パパが驚く。
「やりたい時はいつでもいいわ。云って!」
「ほんとかい?」
「マジ」

瑠美ちゃんは身体を離すと、Tシャツを脱いで全裸になった。少年のような上半身。女の下半身。瑠美ちゃんは診察用寝台に仰向けに寝て、股を開いた。12歳の娘の据え膳。
「瑠美。打ち明けたいことがある」とパパ。
「なあに?」と瑠美ちゃん。
「パパには縁談があるんだ。相手は34歳。再婚だが子供はいない。教育は大したことはなく、取り柄は色っぽい身体だけだ」
「ふーん?」
「パパもまだ性欲旺盛だからね。性のパートナーが必要なんだ」
「パパ、そんな女(ひと)やめて!」瑠美ちゃんが叫ぶ。
「お前の言葉が本当で、いつでもやらしてくれるなら再婚はやめる」とパパ。
「云ったでしょ?いつでもオッケー」瑠美ちゃんが大きく頷く。
「よーし、今日からお前はパパの女だ」パパに12歳の情婦が出来た。
「やって!お願い」瑠美ちゃんが催促する。
パパは裸の娘の身体をベッドから軽々と抱き上げた。
「こんな殺風景な診察室でお前の処女を貰うわけにはいかない。寝室へ行こう!」
「うん!」パパに抱っこされた瑠美ちゃんが微笑む。

数日後、瑠美ちゃんは親友の由香里ちゃん(12歳)の家を訪ねた。
「と、こういうわけ」瑠美ちゃんはパパとの一件を全て話した。
「じゃ、後妻は来ないのね?」と由香里ちゃん。
「そ!由香里と同じ方法がまんまと成功したの!」
「よかったじゃない!」二人は抱き合ってぴょんぴょん飛び跳ねた。
「やあ、瑠美ちゃん!」由香里ちゃんのお父さんがやって来た。「うまく行ったみたいだね?」
「そうなんです。変な女にパパを盗られずに済みました」
「じゃ、瑠美ちゃん。小父さんとも仲良くしようよ」と由香里ちゃんのお父さん。
「うちのパパと由香里が仲良くしてもいいんですか?」と瑠美ちゃん。
「あたしはいいわよ?あんたのパパ、ハンサムだし」
「ほーら」由香里ちゃんのお父さんが瑠美ちゃんを抱こうとする。
「でも」瑠美ちゃんが飛び退(すさ)りながら云う。「かなり先の話ね。いま、パパ はあたしに夢中だから」
「あんたのおまんこにね?」由香里ちゃんが冷やかす。
「こらーっ!」瑠美ちゃんが由香里ちゃんの頭をぼかすかなぐる。
「あはは!」由香里ちゃんのお父さんが笑う。
「あはは!」由香里ちゃんも笑った。
「あはは!」瑠美ちゃんも笑った。




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