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08. 子はかすがい

パパ(38歳)とママ(34歳)の仲が冷え込んだのは、パパのオナニーのせいだった。

ある日、ママが買い物に出た隙に、パパはコンピュータに密かに蓄えていたエロ写真やエロ動画を見ながらオナニーを始めた。その動画は、平らな胸をした少女のような顔のフィリピン系アメリカ人の若い女性が白人男性とおまんこしているものだった。女性はまるで未成年のように見えるが、実は成人であり、違法なエロ動画ではない。女性は"Fuck!"とか"Shit!"などの卑語を交えながら、盛大なよがり声を挙げていた。パパは、まるで自分がその少女のような女と交わっているように興奮し、勃起し赤く充血したペニスを擦っていた。

「あなたっ!」突如ママの声がした。
「ひえーっ!」パパは驚愕して振り向いた。ドアのところで、目を見開き、身体をぶるぶる震わせてママが立っていた。いつの間にママが帰っていたのに、エロ動画のよがり声のせいで気づかなかったのだ。
ママがつかつかと寄って来てパパの裸の下半身と勃起したペニス、コンピュータのエロ動画などを一瞥した。「なにこれーっ!子供じゃないの!」ママが動画の女性を指して云った。
「い、いや、これは子供じゃない」パパは震える手で動画再生ソフトを消した。すると、その下に隠れていたスライドショー・ソフトが現われ、少女たちのビキニ水着写真やセーラー服でパンティを見せている写真が次々と表示された。
「それは子供じゃないのっ!」とママ。
「あ、あの、その…」パパはコンピュータのパニック・ボタンを押し、画面を真っ暗にした。
「情けない…」ママが肩を落として、床にぺたりと座り込んだ。

「お、お前。これは、その一寸した…、あー、気まぐれで…」しどろもどろのパパは、下ろしていたブリーフとズボンをずり上げる。
「あなた。あなたはここんとこずっと私に構ってくれなかった。あたしに厭きたのかと思っていたけど、そうじゃなくて、あなたいつの間にかロリコンになっていたのねっ!」ママが眉毛を逆立ててパパを告発する。
「い、いや、そうじゃない!いわゆる倦怠期ってやつで…」とパパ。
「おっぱいが出てない子供に魅力を感じるなんて、立派なロリコンよ。倦怠期とは違うわよっ!」ママが怒鳴る。
「あのね…」パパが釈明しようとする。
「あたしはまだ34ですよ!女盛りであなたにやって貰いたくて悶えてるのに、隣りに寝てるあたしを無視して、こんな写真やビデオ見てオナニーしてるなんて!女房を馬鹿にしてるわ!」
「結婚してる男女だってオナニーはする。ちゃんとそういう調査データもある」とパパ。
「そりゃ、毎週おまんこしてて、たまに一回ぐらいオナニーするんなら許せます。でも、一年以上も妻に手も触れずにオナニーばかりしてるなんて異常よっ!」
「…」
「あたしのおまんこは緩くて駄目で、指の方がいいってわけ?えっ?」ママが迫る。
「そ、そういうわけじゃ…」
「あなたね、一年間も性交渉のない場合は立派な離婚の理由になるのよ。知ってます?」ママがこの際とばかりまくしたてる。
「そんな、離婚だなんて!」パパの顔が青ざめる。
「とにかく、今夜からあたしは客間で寝ます。あなたの脇で寝てたって意味ありませんから!」
「おい、そんなっ!」

ママは宣言通りに行動した。夫婦は口をきかなくなった。ママは一人娘・真琴ちゃん(12歳)とは話し、パパも真琴ちゃんとは話す。ママからパパ、パパからママにやむを得ない頼みがある時、二人は仕方なく娘を介して伝言を頼むようになった。当初、真琴ちゃんは異変に気づかなかったが、十日も経つと「これは変だ」と思い始めた。

「パパ、一体どうなってるの?家(うち)の雰囲気、とっても変!」と真琴ちゃんが云った。
「そう思うかい?」とパパ。
「当たり前よーっ。気づかない方がおかしいんじゃない?」
「そうか。お前には済まないと思ってる」
「喧嘩したのね、ママと?」
「喧嘩じゃない。ママがパパに腹を立ててるだけだ」
「何が原因なの?ね、教えて!」真琴ちゃんがパパに迫る。
「とてもパパの口からは云えない。ママに聞いてくれ」パパがしょぼんとして云う。
「ママに聞いたら『パパに聞け』って云うだけなの。ね、云って!パパ!」
「ごめん。恥ずかしくて云えない。お前に軽蔑されちゃう」パパが泣きそうな顔をする。
「軽蔑なんかしない。だから、云って!あたし、パパとママの役に立ちたいのよ」

「真琴。お前、鎹(かすがい)って知ってるか?」とパパ。
「カスガイ?甘納豆?」真琴ちゃんが不可解な顔をする。
「いや。二本の柱を繋ぎ止める二股の大釘のことだ」パパが説明する。「昔から『子は鎹』と云ってね、喧嘩した夫婦も、子供のためを思えばこそ別れたりしないで妥協して暮らせるっていうこと」
「ふーん?」
「だから、お前は存在してるだけでパパとママの役に立ってるんだ。心配するな」
「そっか。あたし、パパとママを結びつけてるんだね?」真琴ちゃんがにこにこする。
「そうさ」パパが娘の頭を撫でる。

数週間経った。状況は変わらなかった。というか、ママのパパに対する怒りと性的欲求不満が高まるにつれ、ママの態度は険悪の度を増した。

「パパ。あたしが甘納豆になってるだけじゃ駄目よ」真琴ちゃんがパパに云った。
「へ?」パパには理解出来ない。
「ママは何を怒ってるの?それを解決しなきゃ。さ、パパ、話して!」
「勘弁してくれ」パパが逃げ腰になる。
「パパ!この前、ママは電話番号簿の弁護士のページ開いてたわ。知ってる?」
「お、脅かすなよ」パパが目を丸くする。
「このままだと離婚になっちゃうわ。さ、何があったの?話しなさい!」
「困ったな…」パパが頭を抱える。
「そんな、ぐじゅぐじゅしてる場合じゃないわ。男らしくするのっ!」

娘に発破をかけられたパパは、吃ったり、云い淀んだりしながらも、正直にオナニーをママに見られたことを告白した。
「オナニーって?」と真琴ちゃん。
「男でも女でも性器をいじくると気持良くなる。それがオナニーだ」
「ふーん?」
「若い男性は性欲が有り余っているが、セックスする相手がいない。だからオナニーで性欲をなだめるしかない」パパが説明する。「だが結婚するとセックスの相手が出来るから、普通オナニーはしない」
「でも、パパはやったわけね?」と真琴ちゃん。
「セックスとオナニーは違うものなんだよ。オナニーでは相手をイかせる必要もないし、マイペースで快感が追求出来るし…」
「イかせるって?」12歳の真琴ちゃんには解らないことだらけだ。
「最高に気持よくさせること。失神する女性もいるらしい」
「ママも失神する?」
「いや。ママはそこまではいかない。人によって感じ方が違うから、100人が100人失神するわけじゃない」

「どうしてパパがオナニーするとママが怒るわけ?」と真琴ちゃん。
「おい、これから先のことはママに内緒だぞ。絶対云うなよ?」とパパ。
「わかった」真琴ちゃんがこっくりする。
「ママはパパと毎晩でもセックスしたがってるんだ。でも、パパは最近ママとのセックスに厭きちゃってね。それでオナニーしちゃったってわけ」
「ふーん?」
「ママは自分が無視されたから怒ってるんだ。パパがロリータの写真を見ながらオナニーしてたのも気に食わないみたいだが…」
「誰、そのロリータって?」また真琴ちゃんに解らない言葉が出て来た。
「おーっと、しまった。云うんじゃなかった」パパは余計なことまで喋ったことに気づき、どっと脂汗を流した。
「ね、誰なの、ロリータって?」
「ロリータってのはね、人の名前じゃないの。若い娘を差す言葉」パパはなるべくぼやかそうとする。
「若いって、いくつぐらい?」真琴ちゃんは鋭く核心を衝いて来る。
「んー、6歳ぐらいから16歳ぐらいってとこかな。もう、いいだろ。この話は止めよう」パパが逃げを打つ。

「待って。どんな写真なの?見せて?」と真琴ちゃん。
「恥ずかしい。駄目」パパが断固拒否する。
「パパの裸じゃないんだから、恥ずかしいことないでしょ?さ!」
「んもう!」押し切られたパパがコンピュータのスライド・ショーを見せる。少女たちの水着写真が映し出される。
「へーえ?こんな写真見てるの?パパはこんな子たちとセックスしたいわけ?」真琴ちゃんがパパを直視する。
「…」パパは黙秘権を行使する。
「ね?そうなの?」真琴ちゃんは許さない。
「したいよ!」ついにパパが云った。「でも、出来ないの!未成年とセックスしたらパパは刑務所行きなの。収入が途絶えたママは病院の便所掃除、お前はパチンコ屋の店員になるしかない」
「やだ、そんなの!」真琴ちゃんが叫ぶ。
「だから少女とセックスなんか出来ない。こんな写真見て、想像するしきゃないんだ」
「どんな想像?」と真琴ちゃん。
「例えばこの子だが…」パパがスライド・ショーを止める。「まだ10歳か12歳で、ピンクの小(ちい)ちゃいビキニを着けて寝そべって、大きく股を開いている」
「おまんこがもっこりしてるわ」真琴ちゃんが云う。
「そう。子供なのに凄くセクシーだ。パパは、この子の胸やお尻に触り、キスし、乳首を舐めるところを想像する…」
「ふーん?」
「そして、この子の股の間に踞(うずくま)って、この子のおまんこを舐める…」
「ぎぇーっ!おまんこを舐める〜っ?」真琴ちゃんがぶったまげる。
「大人の男女は、互いの性器を舐め合うんだ。別に異常な行為じゃない」
「そうなの?へー?」

「そして、この子が愛液を滴らせ始めると…」
「愛液って?」真琴ちゃんが遮る。
「女性が興奮すると、自然におまんこの中を濡らす液体が分泌される。ぬるぬるして、おまんこの皮膚を傷つけずにスムーズにセックス出来る」
「ふーん?」
「パパはこの子のおまんこに、パパの固くなったお珍々を当て、ずぶずぶと突っ込む」
「わーっ!」
「この子は小さいからおまんこもきつい。きついと気持がいい。パパは凄く興奮する」
「パパ!あたしともセックスしたいの?」と真琴ちゃん。
「え?」パパがぽかんとする。「お前とのセックスなんて考えたこともない」
「そうよね。親子ですもん、変よね」
「そうだよ。お前はこの子より可愛いけど、パパの娘だからね」とパパ。「それに、お前とセックスしたりしたら、ママが逆上してそれこそ離婚だ。桑原桑原」
「でもさ、パパ。あたしの身体に触ったり撫でたりしたくない?」と真琴ちゃん。
「えーっ?」パパが驚く。
「パパはコンピュータの女の子の写真見ながら、あたしの身体に触ってオナニーするの。3D。どう?」
「へーっ。そんなこと、考えもしなかった。それ、いいかもね!」パパが興奮する。
「セックスはしないにしても、パパの願いの半分は叶うわけでしょ?いいアイデアじゃない?」
「そうだよ。グーよ!おいで!触らせて!」パパが娘の身体に手を伸ばす。
「今すぐじゃないわ。条件があるの」真琴ちゃんが後ずさりする。
「えー?なに?お小遣いとか?」
「ううん、違う」真琴ちゃんが首を横に振る。
「何だい、一体?」パパが焦れる。
「あのね、ママとセックスして!ママと一回やったら、触らせて上げる」真琴ちゃんが云って部屋を出て行った。
「えーっ?そ、そんな!」パパが娘の提案に驚いた。

それは真琴ちゃんが両親を繋ぎ止めておこうとする必死のアイデアだった。ママはパパとのセックスを望んでいる。パパがママとやって上げないのは、涎を垂らしている犬に骨を与え、長くお預けを命じているような残酷なものだ。怒っているママとセックスするのは容易ではないだろうが、もともと欲しがっているものが与えられるのだから、ママだって意地を張り通すことは出来ないに違いない。真琴ちゃんはパパのロリータ願望を利用して家族の危機を救おうとしたのである。

数日後の朝の食卓。
「真琴!早く食べないと学校遅れるわよ!」とママ。そしてママは「あなた!コーヒー、お代わりいかが?」とパパに云った。
真琴ちゃんは耳を疑った。ママの「あなた」という言葉を聞くのは何ヶ月ぶりだろう。
「おう、貰おう」とパパ。
「真琴、これお弁当。ミニ・ハンバーグと玉子焼き」とママ。
「わーい!」真琴ちゃんが喜ぶ。
「真琴、ジュース全部飲むのよ!」とママ。「あなた、はいこれ、ハムエッグ」ママが優しく料理をパパの前に置く。「トースト、すぐ出来ますから」
真琴ちゃんは口をあんぐりさせてパパの顔を見つめた。パパは娘の顔を見返してにんまりし、親指を立ててみせた。

その日の夕刻、ママがお風呂に入っている隙に、真琴ちゃんがパパの部屋に忍び込んで来た。
「パパ!ママとやったのね!」真琴ちゃんが満面に笑みを浮かべて云った。
「ああ。ちょっと手こずったけどね」とパパ。「ママもあれだけ怒ってたわけだから、すぐ嬉しそうな顔も出来ないらしくて」
「じゃ、今度はあたしが約束守る番ね」と真琴ちゃん。
「そうだ。おいで」パパが手招きする。おずおずと近寄る娘の身体を抱き寄せ、パパが撫で擦る。
「コンピュータは?」と真琴ちゃん。
「オナニーしてる時間はないよ。ママは10分もしないでお風呂から出て来ちゃうだろうし」
「そうね。今夜もママとやって上げて、ね?」真琴ちゃんがパパを見つめる。
「えーっ、今晩も?」と云いつつ、パパは娘に頬ずりし、スカートの下に手を入れてパンティ越しに丸みを帯びたお尻を撫でる。
「あのね、パパ。あたしもオナニー始めた。愛液、出るよ」パパの首に両手を廻した真琴ちゃんが、パパの耳元で囁く。
「へーっ?ほんとかい!」パパが驚き、手を娘のおまんこの方に廻す。パンティの上から割れ目をなぞり、クリトリスに触れる。
「あはーん!」真琴ちゃんがよがる。
パパは片手で娘のお尻を撫で、片手でクリトリスを刺激した。「あ、ほんとだ。濡れて来た」パパが感動する。
「あなたーっ、出ますよーっ!」浴室でママが怒鳴った。
パパと真琴ちゃんはバッと身を離した。
「パパ、ママとやるのよ?いい?」そう云って真琴ちゃんが去った。

半信半疑だったママもパパとのセックスが度重なるにつれ、パパの態度が単に離婚を防止する一時しのぎではないと納得した。ママは、またパパと一緒の部屋で寝るようになった。

ママが都心の催しに出掛けた日曜日、パパはコンピュータにスライドショーを表示させ、広げた両脚の間に真琴ちゃんを立たせてその身体を撫で擦っていた。
「パパ、オナニーしないの?」真琴ちゃんが聞いた。
「したいけどねえ…」しかし、娘に勃起したペニスをもろに見せたり、娘の目の前で射精したりは到底出来ない。
「こんな風?」真琴ちゃんがズボンの上からパパの股間を撫でる。
「お、お前!」パパは止めようとするが、女の子の可愛い指先でペニスを撫でられる快感はとても止められるものではない。
「あ、固くなって来た」と真琴ちゃん。
パパも娘のショートパンツの中に手を入れ、パンティ越しにおまんこに触る。
「あはーん!」真琴ちゃんが感じる。
パパは娘のクリトリスを撫でたり、叩いたり、弾いたりして刺激する。
「うふーん!」よがりながら、真琴ちゃんが激しくパパのペニスを擦る。
「たんま!」パパが云った。

パパは座布団を二枚並べて、娘を床に寝せた。
「パパ!あたしたち、セックスするの?」真琴ちゃんが身体を強ばらせる。
「そうじゃない。安心しろ」パパが云って、ズボンを脱ぎ、下半身はブリーフ一つだけになった。ブリーフは勃起したペニスによって大きく膨らんでいる。パパは震える手で娘のショートパンツを脱がした。ショートパンツが出っ張ったお尻でつかえる。真琴ちゃんがお尻を浮かしてパパを助ける。パパがするするとショートパンツを引っ張り下ろす。真琴ちゃんの白いパンティの股の間にじっとりと滲みが出来ていた。パパは娘の股を開かせ、その間に膝を突き、両肘で体重を支えながら、娘の身体に覆いかぶさった。
「セックスするんじゃないの、パパ?」真琴ちゃんが身体を強ばらせる。
「違う」パパが云い、ブリーフの中で突っ張っているペニスをパンティ越しに娘の性器に当てる。そして、ぐりぐりと押し付け、娘のクリトリスを刺激した。
「あうーっ、おおーっ!」真琴ちゃんが興奮する。自分の指で擦るよりもずっと刺激的だった。
パパは娘の両脚を持ち上げ、おまんこを上向きにする。怒張したペニスの下部でブリーフとパンティ越しにクリトリスを擦る。
「ああーっ、あうあうーっ!」真琴ちゃんが喘ぐようによがる。
パパは娘の口内で蠢く舌を見つめ、そのエロチックな動きにたまらなくなり、娘の口に吸い付くと娘と舌を絡めた。
「ぶぐ、ぐぶぶ」真琴ちゃんが呻く。突然のパパとのキスにショックを受けたが、おまんこで快感を味わっている今、キスの是非について議論することなんか出来ない。
パパは娘とフレンチキスをしながら、激しくペニスを動かす。真琴ちゃんの性器が快感で燃えるように熱くなる。
「ぶがわーんっ!」真琴ちゃんがイった。
「ぐむむーっ!」パパがブリーフの中でどぴゅーん!どぴゅーん!と射精した。

パパはその後もママと義理マンし、その御褒美に娘からロリコン症候群へのセラピーを受けた。パパは「性交してはいないのだから、これは近親相姦ではない」と自分に云い聞かせている。しかし、パパの頭の中には、真琴ちゃんとの69の青写真が構築されつつあった。69で12歳の娘のおまんこを目にして、果たして舐めるだけで済むものだろうか?




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