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15. わたしが・拾った・女

私(42歳)が小田急線郊外の自宅に戻った時、門の前に異様なものがあった。大手スーパーのショッピング・カートだ。薄汚い毛布の丸めたのや、汚れた段ボール、手ズレのした古い紙の箱、古新聞の束、傘、凹んだ鍋、小さなフライパン、懐中電灯、空き缶、ペットボトルなどがごちゃごちゃと積んである。明らかにホームレスの持ち物だ。(空き巣に入られたか!?)私は急ぎ足で玄関に突進し、戸をガタガタさせた。鍵は掛かっていた。良かった。しかし、ガラスを割って窓から入るというテもある。私は家の横に廻った。人が倒れていた。

薄汚れた衣類、特に茶色のズボンによって、私はその人間を最初男だと思ったのだが、そのズボンの尻の膨らみ、そして胸の膨らみからして女だと知れた。女のホームレスというのはあまりお目にかかったことがないし、見たことがあるのは、みな婆あばかりだ。このホームレスは30代にしか見えなかった。

「キミ!病気なの?」私は呼びかけた。
ホームレスの女はうっすらと目を開けた。「…病気じゃないです。ただ、み、水を飲ませて貰おうと思って…」
確かに、彼女の傍に植木に水をやる蛇口があった。彼女は家の構えから、そういうものがあると考えて入って来たのだ。彼女の持ち物らしいプラスチックのコップも地面に転がっていた。
「病気じゃなかったらどうして寝てるわけ?ボクんちの中で寝ないで欲しいな」と私。
「寝てたんじゃないです」女が弱々しく云った。「ひもじくて動けなくなってしまって…」
「えーっ?」私は驚いた。世の中に食えない人がいるなんてことを忘れていたからだ。「救急車を呼ぼうか?」いつまでも屋敷の中に転がっていて貰っても困る。
「病気じゃないので救急車呼ばないで下さい」女は相変わらず地面に転がったままである。
「じゃ、何か食い物を上げよう。とにかく、玄関へ入んなさい」私は女を抱き起こそうとした。ぷーん!と風呂に入っていない人間特有の強烈な臭いが鼻を打った。私は息を止めて女を抱えて玄関先まで連れて行った。玄関の戸を開け、女を入れるべきかどうか考えた。(この臭いを家に入れるべきではない)と私の理性が主張した。私はホームレスのカートを門内に引き入れ、その中にあった段ボールを玄関前に敷いて、女を座らせた。

私は胸の内で女に食べさせることの出来るメニューを数えた。インスタント・ラーメン、即席焼きそば、生うどん、鮭の缶詰、イワシの缶詰等々。しかし、倒れるほど空腹の人間にそういうものは相応しくないように思えた。消化不良で胃腸を害してしまいかねない。最も安全なのはお粥である。
「キミ。お粥作って上げるから待ってなさい」私が云った。
「旦那さん!そんなことしないで下さい!水さえ飲めば大丈夫ですから」と女。
「いや。キミに当家から出てって貰うには何か食わせないといかん。待ってなさい」
私は台所でお粥を作った。病人じゃないわけだから、玉子を割り入れて栄養のあるお粥にした。少し冷ました後、私は丼に入れたお粥を女に与えた。
「旦那さん!ありがとございます!ありがとございます!」そう云って女は丼の半分を食べ、半分を残した。女はお粥の残りをカートに積んであった小鍋に移した。
「明日食べるのかい?」私が聞いた。
「いえ。子供に食べさせたいと思って…」
「子供がいるの!?」私は驚いた。子連れ狼じゃなくて子連れホームレスか!
「ええ。この近くの空き家で待ってるんです」女が云った。
「昔の牧山男爵の家かい?」
「さあ?よく知りませんけど」
「キミ、あそこはよく野犬が集まるんだ。危険だよ」

私は野犬対策としてゴルフクラブを一本手に、ショッピング・カートを押す女と一緒に、廃屋となっている洋館に出向いた。幼児なら腹を空かした野犬に食い殺されることだってあり得る。
「詩織(しおり)ーっ!詩織ーっ!」女が生け垣の外から呼んだ。
「お母ちゃんっ!」生け垣の隙間から子供が走り出て来た。それは幼児なんかではなく、10歳ぐらいで、しかも女の子だった。母親は、自分は我慢しても娘に食べ物を与えていたようで、顔も丸く痩せてはいない。しかし、母親同様顔は汚れて薄黒かった。着ているものもみすぼらしかった。
その女の子を見た瞬間、私の心に火が灯った。
「キミら、風呂に入りたいんじゃない?」私が女に云った。
「…」女は私の言葉の意味を解しかねて当惑した。
「キミらをどうこうしようというんじゃない。風呂に入れて上げて、着るものを上げようっていうだけのことだ」
「えーっ、そんな!」女は信じられないという顔をした。
「ボクには女房と一人娘がいたんだが、二年前に交通事故で亡くなってね。二人の衣類は手を付けずにそのまま取っといてある。女房のをキミに、娘のをその子に上げる。好きなだけ持ってっていい」
「でも…」女が躊躇った。
「キミはいい家に飛び込んだんだ。ボクも親切が出来て嬉しいんだ。遠慮しないで来なさい」私は先に立って歩き出した。
「はあ」女はまだ決断しかねていたようだが、お粥まで作ってくれた男が乱暴したりする筈はないと考えたようだ。

私は、押し入れから妻と娘の衣類が入った箱をいくつも取り出して並べ、二人に選ばせた。カートにはそう沢山積めないから、二人は真剣に選んだ。その間に、私は湯船に湯を張った。そして、女と娘のための浴衣を用意してやった。二人が風呂に入っている間に、私は夕食の支度をした。大したものはない。塩鮭に生玉子、野菜サラダぐらいしか出来ない。まるで朝食である。

風呂から出て浴衣を着た母子を見た私はびっくりした。女もまあ安キャバぐらいでは働けそうな容貌だったが、特に女の子はぽちゃぽちゃっとしてとても愛くるしかった。少し釣り上がった目がキリリとして健気である。盛り上がった頬が健康そうで、肉厚の唇も魅力的だ。「可愛いねえ!」私は思わず口にしてしまった。
「旦那さん」女が茶の間にきちんと座って両手を突いた。女の子も、母親に云い含められていたようで、慌てて母親の真似をして両手を突いた。「この御恩は一生忘れません。ありがとうございました」二人は一緒に深々と頭を下げた。
「別に大したことじゃない。そんな大袈裟に云うなよ」私は照れた。「名前を教えて貰おうか」
「私は幸枝(ゆきえ)で、この子は詩織と云います」女が云った。
「詩織ちゃん、いくつ?」と私。
「10歳」と詩織ちゃん。
「そうか。小父さんにも娘がいたんだが、今なら14歳になってる頃だ」
「おかわいそうに…」と幸枝が顔をしょぼつかせる。人柄はよさそうだ。
「よし、湿っぽい話はやめて御飯食べよう!」
「まあ!御飯まで?!」幸枝が驚いた。

「キミらは普段何を食べてるの?」食事しながら私が聞いた。
「レストランや食堂の残飯です」と幸枝。
「じゃあ、ボクなんかよりいいもの食ってるわけだ」と私。
「そんな!」幸枝が私の冗談をまともに受け止めて首を横に振った。
「詩織ちゃん、御飯美味しいかい?」と私。
「うん!」と詩織ちゃん。
「ハイって云うんでしょ!」幸枝が注意する。
「あ、ハイ。美味しいで〜す」と詩織ちゃん。「あったかい御飯と味噌汁、久し振り」
娘の言葉に、幸枝がこぼれる涙を拭く。
「そうだ。納豆もあったな。どれもこれも朝食みたいだけど、欲しけりゃ出すよ」と私。
「納豆大好き!」と詩織ちゃん。
「よし、じゃお母さんと半分こしてくれる?」と私。
「うん!…じゃなくて、ハイ!」と詩織ちゃん。
「あはは。いい子だね」私が納豆を取りに立った。

「ついでだから、今日は泊まっていきなさい」お腹一杯でその場に寝てしまった詩織ちゃんを見ながら、私が云った。
「それじゃあんまりです。これ以上御迷惑は…」幸枝が云いかける。
「もう外は暗い。今からねぐらを探すのも大変だろ?」
「でも…」幸枝がぐじゅぐじゅしながら、詩織ちゃんの顔を見つめる。
「ボクがキミを犯すかも知れないなんて心配してるんだったら…」私が云いかける。
「とんでもない!そんなこと…」幸枝が目を見開いて否定した。
「だったら、いいじゃないか。詩織ちゃんに、たまには布団に寝せて上げたらどうかと思ってね」
「旦那さん…」幸枝が「くくく」と嬉し泣きした。

「母子でホームレスの生活をしてるなんて、よっぽどのことだよね?」私が云った。「多分辛い哀しいことがあったんだろうから、無理に聞こうとは思わない。けど、詩織ちゃんのことでどうしても聞きたいことがあるんだが…」
「何でしょう?」と幸枝。
「親には子に教育の機会を与える義務があるのは知ってるよね?」
「ええ。しかしお金が…」幸枝が俯いて答える。
「貧しい人には就学援助という制度がある。それ以前に、キミだって生活保護で暮らして行くことだって出来る。いや、キミの若さならちゃんと働けるんじゃないの?」
「はあ…」と幸枝。
「説教してるんじゃないよ。気を悪くしないでくれ」
「はい」
「そういう制度のことなんかは百も承知でホームレスになってるわけ?」と私。
「はい」幸枝がハッキリと答えた。
何か親類縁者から行方不明になっていたい理由があるのだろう。
「学校へ行けない詩織ちゃんが可哀想だと思ってね」私が詩織ちゃんの寝顔を見ながら云った。
「…」幸枝は唇を噛んで黙っていた。

私は念のため重要書類や金目のものを耐火金庫にしまった。幸枝が悪心を起こさないとも限らないからだ。就寝前、私が風呂場を点検すると、風呂桶もタタキも綺麗に掃除されていて、二人の垢などは微塵もなかった。

「えーっ?」起床して茶の間に行った私はびっくりした。トーストやハムエッグなど朝食の用意が出来ていたのだ。コーヒーも煎れてあった。
「済みません。勝手なことして」幸枝が云った。
「いや、いいんだ。助かるよ」
詩織ちゃんも起きて来て、三人で朝食を食べた。私にとっては久し振りの家庭生活だった。

「旦那さん、お勤めに行くんではないんですか?」食後、私がのんびり新聞を読んでいるので、幸枝が訝った。
「え?ああ。ボクは家(うち)で仕事するんだ。物書きなんでね」と私。
「物書き?」
「小説家の端くれなんだ。ベストセラーとまではいかないが、そこそこ売れてる」
「んまあっ!そんな有名な人のとこに転がり込んでしまって…」幸枝が恐縮した。
「なに、大したことはない。それより、どうだろう?」私が幸枝と詩織ちゃんに云った。「うちに下宿しないかい?」
「ゲシュクってなーに?」と詩織ちゃん。
「詩織ちゃんとお母ちゃんがここに住んだらどうかと思ってね」と私。
「えーっ?」幸枝が仰天した。
「小父さんが詩織のお父ちゃんになるの?わーい!」詩織ちゃんがはしゃぐ。
「ちょ、ちょっと、詩織っ!」幸枝が狼狽する。
「詩織ちゃん、小父さんは詩織ちゃんのお父さんになるわけじゃない」と私。「ただ一緒に暮らすだけ」
「でも、もう段ボールで寝なくていいんでしょ?」と詩織ちゃん。
「そうだ。毎日お布団で寝られる」
「旦那さん、あたし、困ります!」と幸枝。
「誤解しないでくれ。ボクは下宿代の代わりにキミの身体を自由にしようなどとは思ってない。下宿代はちゃんと払って貰う」
「でも…」と幸枝。
「ただし、ある時払いの催促無しだ。詩織ちゃんが大きくなってから働いて払ってくれてもいい。その頃、ボクがまだ生きてればの話だが」私が笑って見せた。
「そう急に云われても…。とってもありがたいお話ですけど」と幸枝。
「ゆっくり考えなさい。断っておくが、ボクはキミのために提案してるんじゃない。詩織ちゃんのために云ってるんだ」
「はあ…」

というわけで、私とホームレス母子の共同生活が始まった。幸枝は私が与えた数千円で買い物をし、料理をしてくれた。三人分の洗濯もした。数日経つと、私が幸枝を見慣れたのか、ちゃんとした食事で幸枝が健康的になったのか、幸枝の器量に対する私の個人的ランク付けは、安キャバからバーのホステスへ格上げされた。結構見られる顔だという意味だ。
「キミも呑まない?」ある晩、ビールをお酌してくれている幸枝に私が云った。
「とんでもありません、そんな!」幸枝が激しく首を横に振った。
「呑めるんだろ?」と私。
「居候が呑むわけにはいきません」幸枝がきっぱりと云った。
「キミ、結構頑固なんだね。意志が強いというか…」
「気に触ったら堪忍して下さい」幸枝が顔を赤らめた。
「水商売で食って行く気はなかったの?キミだったら勤まるだろ?」と私。
「水商売や売春をしたら、大人になった詩織に蔑まれます。それに、親に貰っただけの女の身体を売り物にするの嫌なんです」と幸枝。「能無し丸出しみたいで」
「へえ?」
「旦那さんはどう思います?」ビールを注いでくれながら、幸枝が聞いた。
「ホームレスだと、詩織ちゃんを学校にもやれない。水商売や売春すれば詩織ちゃんを学校にやることは出来る。キミの人間としてのプライドを守るか、詩織ちゃんの将来を考えるか、どっちかってことだろうだね」
「あたしが身体を売るべきだってことですね?」
「そうは云ってない。キミの選択の問題だ。ボクが指図出来るこっちゃない」

私の娘の服を着た詩織ちゃんはますます可愛くなった。我が子なら何も考えずに抱き上げて頬ずりしたくなるほどだった。詩織ちゃんが家の中で遊び廻っていると、いつまで眺めていても厭きなかった。

「旦那さん」ある朝、外出着の幸枝が詩織ちゃんを引き連れて茶の間にきちんと座った。「長いことお世話になりました」
「えーっ?出て行くの?」私は驚愕した。「どうしてまた?」
「詩織?玄関の前で遊んでなさい。道路に出ちゃ駄目よ?」と幸枝。
詩織ちゃんが出て行った。私も幸枝も詩織ちゃんの後ろ姿を見送った。
「旦那さんはロリコンでしょ?」幸枝が云った。
「えっ?」私は目をしばたいた。
「旦那さんはあたしとはセックスしないと何度も云いました。でも、詩織に手を出さないとは一言も云いませんでした」
「そ、そりゃ、たった10歳の子供だから…」私が反駁しようとした。
「知ってるんでしょ?たった10歳でもおまんこ出来るんです。旦那さんは詩織をおもちゃにしたがってる。危険だわ!」
私はどきーん!とした。そんなことは考えてもいなかった。しかし、云われてみると、私に詩織ちゃんを裸にして、その身体を撫で擦ったり舐め廻したりしたい欲望がないわけではなかった。私は沈黙した。
「図星でしょ?ですから、あたしたちはホームレスに戻ります」幸枝が一礼して出て行く。
私は耄けたように玄関まで出て行った。幸枝が押すショッピング・カートに片手を置いた詩織ちゃんが振り向いてバイバイした。私も手を振り、詩織ちゃんの幼い姿を目に焼き付けた。目に焼き付いた後、詩織ちゃんの姿は涙でぼやけてしまった。

私は一週間ほど仕事が手につかなかった。自分の娘を失い、また詩織ちゃんを失ってしまった。幸枝に云われるまで、私は自分にロリコンの気があることを自覚していなかった。自分の娘への愛情が詩織ちゃんに転化したのだとばかり思っていた。しかし、詩織ちゃんの裸を想像すること自体、親子の愛情ではなくロリコンの症状に違いなかった。幸枝と詩織ちゃんとの生活が続いていたらどうなっていたのだろう?と思わざるを得なかった。幸枝の監視の目をかいくぐって詩織ちゃんを抱いたりキスしたり出来ただろうか?多分…。詩織ちゃんは私になついていたから。一生に一度のチャンスを逃してしまった。悔やまれた。

三ヶ月経った。私が文藝新潮社との打ち合わせから帰って来ると、見慣れたショッピング・カートが門の前に止めてあった。私は小走りに門の中へ入った。広げた段ボールの上で、幸枝が海老のように身体を曲げていた。
「小父さん!お母ちゃんが死んじゃう!」詩織がおろおろしながら云った。
「どうしたの、一体!」私はしゃがんで幸枝の顔を覗き込んだ。
「旦那さん!詩織をよろしくお願いします!」痛みをこらえるように顔を顰めながら、幸枝が声を絞り出した。
「救急車を呼ぶ。待ってろ!」私が立ち上がった。
「旦那さんっ!」幸枝が怒鳴った。「救急車は…。あたし医療費払えませんから…」
「何云ってる。ボクが出す!」私は家に駆け込んで電話した。

幸枝の病気は急性盲腸炎であった。直ちに手術が行なわれた。私は詩織ちゃんを待合室に座らせ、病院の事務員と話をした。幸枝は私の扶養家族ではないから、私の健康保険は適用出来ない。保険無しだとベラボーに高い医療費になってしまう。事務員に、幸枝が生活保護を受けていないホームレスであることを話すと、福祉課に連絡してくれて「救急車で運ばれた場合、住所不定の人間は行旅(こうろ)病人扱いで自治体が医療費を払ってくれる」と云った。ホッとした。

手術が終って幸枝の麻酔が覚めた頃、私と詩織ちゃんは幸枝に短く面会出来た。幸枝はか細い声で「旦那さん」と云った。私は幸枝の口に耳を近づけた。「お願いです。詩織とおまんこしないで。お願い」幸枝は真剣に私の目を見つめた。私は頷いた。入院は一週間だそうだ。私はその一週間を有効に使うつもりだった。

詩織ちゃんと一緒に家に戻った頃は夜の11時を廻っていた。
「詩織ちゃん、一緒にお風呂に入ろう」と私。
「えーっ?小父さんと?」詩織ちゃんが目を丸くする。普通、10歳の女の子は親父とも一緒に入らないだろう。
「この前はお母ちゃんが洗ってくれただろ?今日はお母ちゃんがいないから、小父さんが洗って上げる」
「自分で洗う!」詩織ちゃんが主張する。
「駄目だよ。小父さんがごしごし洗わなきゃ、垢は落ちないよ」
「でも…。もう眠いもん。お風呂明日にする」
「じゃ、表で段ボールで寝るんだ。そのままじゃお布団が汚れちゃうから」
「あーん!お布団に寝たい!」詩織ちゃんが駄々をこねる。
「さ、一緒にお風呂に入ろう!」私は詩織ちゃんの手を取って、ずんずん浴室に向かった。

私は洗面所で詩織ちゃんがぐずぐずしながら服を脱ぎ、ちらちらと私のペニスを盗み見ているのを感じながら全裸になり、浴室マットの上でじゃばじゃばと身体を洗った。「早くおいで!」と私。
全裸の詩織ちゃんが入って来た。伸び盛りでまだ全体に細いが、あばら骨が見えない程度には肉がついている。少年のような平らな胸。ちょんちょんと並んだ乳首。そして、可愛いお臍の下にもっこりと恥丘が盛り上がり、その下に深い割れ目が刻まれている。私の心臓はどきんどきんし、最高に幸せだった。これを見たかったのだ。しかし、詩織ちゃんの身体を観賞してばかりもいられないので、私は手桶に湯を溜め、石鹸をつけたタオルでごしごし詩織ちゃんの身体を洗い出した。盛大に垢が出て来た。
「この前、お風呂に入ったの、どこでいつ?」と私。
「ここ」と詩織ちゃん。三ヶ月風呂無しだったのだ。
私は詩織ちゃんを後ろ向きに立たせて壁に手を突っ張らせ、首から背中、お尻にかけて洗った。お尻だけは丸みを帯びた肉が付き、女っぽい。お尻の間におまんこが見える。私は詩織ちゃんの目を気にすることなく、じっくり割れ目を観賞しながら太股と足を洗った。

私は詩織ちゃんをこちら向きにし、股の間と太股から足にかけてごしごし洗った。私は詩織ちゃんの身体をそっと浴室マットの上に横たえ、股を開いた。
「やーん!」詩織ちゃんが割れ目を隠そうとする。
私は詩織ちゃんの手を払い除けながら、おまんこにお湯をじゃばじゃばかけた。私はマットに這いつくばって詩織ちゃんの割れ目を間近に見た。ぷっくらと膨れた大陰唇を開く。ピンク色の綺麗な粘膜が露出した。私はそこにお湯をかけながら指で粘膜を洗った。
「あふーん!」詩織ちゃんが何か感じた。
私は詩織ちゃんのおまんこに顔を近づけ、クリトリスを舐め廻した。
「あははーんっ!」詩織ちゃんがよがった。
私は処女膜を傷つけない程度に、浅く膣口に指を入れて撫で廻す。
「あはあはうふーん!」詩織ちゃんがよがる。
私は詩織ちゃんのクリトリスを舐めながら、詩織ちゃんのお尻の肉を揉んだり擦ったりした。私のペニスはびんびんに勃起した。
「ううう、うふー、うふーん」詩織ちゃんが呻く。
私は詩織ちゃんの膣口に舌を挿入した。詩織ちゃんのよがり声を期待したが、何の反応もない。ふと見ると、詩織ちゃんはすやすやと眠っていた。もう真夜中近いからおねむの時間なのだ。私は詩織ちゃんの口にキスした。うっすらと開かれた口内に舌を差し込む。詩織ちゃんの幼い小さい舌を舐め廻す。私は詩織ちゃんにフレンチ・キスをしながらペニスを擦った。眠れる少女にキスしながらオナニーする。異常だった。興奮した。私は詩織ちゃんの股の間に膝立ちし、少女の裸身を見下ろしながらオナニーした。詩織ちゃんの顔、乳首、臍、恥丘、割れ目、太股。私は頭の中で詩織ちゃんのおまんこにペニスを突っ込んだ。10歳のおまんこは濡れていてもきついだろう。気持がいい筈だ。私は激しく急速にペニスを擦った。カウパー氏腺液(我慢汁)が漏れ出て、ペニスがぬるぬるになった。詩織ちゃんの白い小さな身体を見ながら、詩織ちゃんと交わっているところを想像した。(むあああーっ!)どっぴゅっぴゅーんぴゅーん!精液が詩織ちゃんの喉元からお腹、股の間へとぼたぼた落ちた。私はぜえぜえ云って、射精の余韻を楽しんだ。

詩織ちゃんの身体にお湯をかけて精液を洗い流し、バスタオルで身体を拭いた。私は詩織ちゃんを抱いて娘の寝室に運び、ベッドに寝せ、下着とパジャマを着せてお休みのキスをした。

「詩織ちゃん?」朝食を食べながら、私が云った。
「なーに?」とオレンジ・ジュースを呑みながら詩織ちゃん。
「今日病院へ行くと、詩織ちゃんのお母ちゃんが『小父さんにおまんこされた?』って聞くかも知れない」
「おまんこってなーに?」と詩織ちゃん。
「おまんこってのは、小父さんのお珍々を詩織ちゃんの割れ目に入れることだ」と私。「小父さん、そんなことしなかったよね?」
「しなかったよ」と口の周りを舐めながら詩織ちゃんが云った。
「じゃ、お母ちゃんに聞かれたら、そう云うんだ。聞かれなかったら黙ってて」
「うん」と詩織ちゃん。

午前と午後、二回病院へ詩織ちゃんと出掛けた。幸枝はまた私を傍に呼んで、「お願いだから詩織とおまんこしないで。頼みます」と云った。「分かってる」と私は答えた。

その夜、私はまた詩織ちゃんを風呂に入れた。10歳の少女を自然に裸にするにはお風呂しかないのだ。今度はざっと洗うだけで済ませ、私はすぐ詩織ちゃんを抱いて乳首を舐めた。
「いひひーっ」詩織ちゃんが驚き、くすぐったがった。
私は両方の乳首をかわるがわる舐めた。小さな乳首だが次第に勃起して来た。私はその乳首をそっと噛んだり、舌で弾いたり、ぺろぺろ舐めたりした。同時に詩織ちゃんのお尻を撫で、その丸みの感触を楽しんだ。
「うふーん」もう詩織ちゃんはくすぐったがらず、乳首の不思議な疼きと快感を味わい出す。
私は指で詩織ちゃんのおまんこを弄くり、クリトリスを優しく撫でた。
「あはーん!」詩織ちゃんが、腰をくねらせてよがった。
私は詩織ちゃんを四つん這いにさせ、お尻の方からおまんこに顔を寄せ、クリトリスを舐め出した。
「おほーんっ、あはーん!」詩織ちゃんがよがる。
私は両手で詩織ちゃんのお尻を撫で廻しながら、クンニを続ける。
「いひーっ!」詩織ちゃんは頭を浴室マットに付け、最大限腰を突き上げた。もっと快感を求めているのだ。
私は詩織ちゃんのおまんこを舐めつつ、勃起したペニスを擦った。
「あううあーん、あっあっあっ!」詩織ちゃんの快感が高まった。
私もオナニーのテンポを激しくした。
「わーんっ!」詩織ちゃんがイった。
私もどぴゅどぴゅぴゅーん!とマットの上に射精した。

私は詩織ちゃんに、私が詩織ちゃんのおまんこを舐めたことはお母ちゃんに云わないよう約束させた。不思議な快感の虜となった詩織ちゃんは、何度も頷いて約束した。
「お母ちゃんが『小父さんとおまんこした?』と聞いたら?」
「『してない』って云う!」と詩織ちゃん。
「そうだよ。してないもんね」私は詩織ちゃんの頭を撫でた。

三日目の夜。私が夕食の後片付けをしていると、いつもならTVに夢中になる詩織ちゃんが私の周りをうろうろしている。
「どしたの?」と私。
「今日はお風呂入らないの?」と詩織ちゃん。
「今日はいいだろ。明日入ろ」
「詩織、お風呂に入りたい。小父さんと一緒に…」詩織ちゃんが伏し目がちに云った。
(この子はまたクンニして貰いたがっている!)私は悟った。
「ねえ!」詩織ちゃんがねだる。
「詩織ちゃん?」私はエプロンで手を拭きながら、詩織ちゃんの前にしゃがんで目の高さを合わせた。「またおまんこ舐めて欲しいのかい?」
「…」詩織ちゃんは恥ずかしそうに黙っていたが、こっくりした。
「今日はお風呂じゃなく、お布団の上で舐めて上げる。後で小父さんの寝室においで」
「うん!」詩織ちゃんがにっこりした。

詩織ちゃんは真っ裸でやって来た。もう隠すものはないからだ。私も全裸で待っていた。私は詩織ちゃんの身体を抱き締め、その乳首を舐めた。
「あはーん!」詩織ちゃんの性感は敏感になっていた。
私は詩織ちゃんにキスした。私が詩織ちゃんの口内に舌を潜り込ませようとすると、詩織ちゃんは抵抗し、歯を食いしばって開けない。舌の舐め合いなんて信じられないのだ。私は片手をおまんこに伸ばし、クリトリスを弄くり廻した。
「あっはーんっ!」と詩織ちゃん。
その瞬間を待っていた私は素早く舌を詩織ちゃんの口に突っ込み、舌を絡め合わせた。そしてクリトリス刺激を続けた。
「うぶぐー!」詩織ちゃんは目を白黒させて私の舌戯に抗議しようとするが、クリトリスの快感に騙され、抵抗を止める。
私は10歳の女の子との舌の舐め合いを堪能した。

私は詩織ちゃんを布団に仰向けで寝せ、69の体勢で覆いかぶさった。私の勃起したペニスが詩織ちゃんの顔の上でぶらぶらしているが、私は「舐めろ」とは云わなかった。奇妙な形のペニスに慣れさせるのが先だ。私は詩織ちゃんの割れ目を開いてクンニを始めた。
「わはーっ、むーん!」詩織ちゃんがよがる。
私は詩織ちゃんの膣口や蟻の門渡り、肛門などを撫で廻した。
「いっひーっ、ひゃーっ」詩織ちゃんが興奮した。
私は詩織ちゃんのクリトリスをぺろぺろしたり、つんつん弾いたり、べろーんと舐め上げたりした。
「わおーんっ!」詩織ちゃんが身悶えしながらよがる。
私は試みに腰を上下左右に動かし、ペニスで詩織ちゃんの口を探り当てようとした。亀頭が詩織ちゃんの舌に触れた。詩織ちゃんが私のペニスを掴んだ。詩織ちゃんがぺろぺろと亀頭を舐め始めた。(おおお!10歳の女の子のフェラチオ!)私は感動した。私はクンニに拍車をかけた。
「ぶぶぐぐーっ」私のペニスを舐めつつ、詩織ちゃんがよがる。
私は詩織ちゃんの膣口から漏れ出た愛液に気づいた。愛液で湿らせた指先で膣口を弄くり廻す。
「ぶがわーんっ!」詩織ちゃんがイった。
私は詩織ちゃんのエクスタシーが収まるまでクンニを続けた。

しばらくして、私は詩織ちゃんを布団の上に座らせ、その口元に勃起したペニスを突き出した。
「アイスキャンデー舐めるみたいにすぽすぽして」と私。
詩織ちゃんがペニスを口に入れ、すぽすぽする。
「で、舌でぺろぺろ」と私。
詩織ちゃんが舌でぺろぺろし、口のすぽすぽとミックスする。
(おおおーっ!)私は快感と幸福感で有頂天になる。しかし、未経験な10歳の少女の口内で射精するわけにはいかない。私はギリギリまで詩織ちゃんにフェラチオして貰い、断末魔寸前にペニスを詩織ちゃんの口から引き抜くと、詩織ちゃんの裸の胸めがけてどぴゅぴゅーんぴゅーん!と射精した。詩織ちゃんは飛び散る精液に目を丸くして驚いた。

私はティシューで詩織ちゃんの身体の精液を拭き取り、一緒に浴室に行ってシャワーを浴びた。
「小父さんは詩織ちゃんとおまんこしたかい?」と私。
「しなかった」と詩織ちゃん。

四日目の夜。クンニで詩織ちゃんをイかした私は、詩織ちゃんの股ぐらにマッサージ・ゼリーを塗りたくり、詩織ちゃんを四つん這いにさせて後ろから素股をした。後ろからの素股に厭きると詩織ちゃんを仰向けにし、持ち上げた太股を閉じさせ、その間にペニスを突っ込んで素股をした。性交に限りなく近いこの体位は私を興奮させた。私は詩織ちゃんのお腹にぴゅぴゅぴゅーん!と精液を飛び散らせた。

五日目の夜。私と詩織ちゃんは愛し合う男女のように抱き合い、フレンチ・キスをし、69をした。たった10歳の少女と42歳のオジンの絡み合いである。自分にそんなことが起ろうとは思ってもみなかった。私は世界一幸せなロリコンだった。
「小父さん?」私のペニスを舐めていた詩織ちゃんが云った。
「ん?」詩織ちゃんのおまんこを舐めていた私が、作業を中断する。
「あたしの口に出して」と詩織ちゃん。「抜かないで」
「えーっ?」私はたまげた。「美味しいもんじゃないよ?それに喉に飛び込むとゲホゲホするよ?」
「やってみる」詩織ちゃんは母親に似て意志強固である。
「じゃあさ、今日は味を見るだけにしたら?」
「え?」
私はクンニで詩織ちゃんをイかせた後、詩織ちゃんに顔射した。
「ひえーっ!」詩織ちゃんが叫んだ。
私は詩織ちゃんの目の周りの精液をティシューで拭き取ったが、口の周りの精液は残しておいた。
詩織ちゃんはおっかなびっくり舌を出して、口についた精液を舐めた。頬についた精液も指で掬って舐めた。「美味しくないね」と詩織ちゃん。「でも、平気。飲む」詩織ちゃんが宣言した。
「ほんとにーっ?」私は驚き。感動した。

六日目。私は布団の上に座った詩織ちゃんにフェラチオして貰った。詩織ちゃんは、既に射精の噴出の激しさ、速度、距離、角度などを目にしていたから、心の準備は万全だったようだ。詩織ちゃんのフェラチオは見違えるような域に達していた。すぽすぽ技術もぺろぺろ技術も、もう並のものではない。それがたった10歳の女の子の舌と口による奉仕であることが、興奮を一層高めてくれる。次第に射精時期が迫った。私は両手で詩織ちゃんの頭を押さえて、腰のピストン運動を始めた。
「あっははーんっ!」情けない声を出して、私は詩織ちゃんの口内でどぴゅどぴゅどっぴゅぴゅーん!と精液を放った。
詩織ちゃんは顔を顰めて喉元への精液の攻撃を堪えていたが、私のピストン運動が収まると、馬主がレース後の競走馬を讃え、慰め、宥めるように私のペニスをぺろぺろと舐めてくれた。詩織ちゃんは私の精液の全てを飲み干してしまっていた。

私は感謝を篭めて詩織ちゃんにキスした(自分の精液の味がした)。そして、愛を篭めて詩織ちゃんのおまんこを舐め始めた。

七日目の夕方、幸枝が退院した。私は遠慮する幸枝を説得して退院祝いに食べたいものの希望を聞き、四人前の寿司特上盛り合わせを取り寄せた。子供を入れて三人のところへ四人前だから、食べ放題である。幸枝は涙を流して喜んだ。それはワサビのせいではなかった(と思う)。

食後、二人の部屋で母子の怒鳴り合いが聞こえた。耳を澄ませたが、二人が何を云っているのかは分からなかった。

ドタンバタンとドアの開閉音がし、幸枝の怒りの足音が私の書斎に近づいて来た。私は詩織とのことがバレたのだと悟った。
「旦那さん!ひどいじゃありませんか!約束を破って!」幸枝が云った。
「約束は守った。おまんこはしてない」と私。
「あんな小さな子をおもちゃにして、色情狂にしちゃったじゃありませんか!一度のおまんこより悪いわ!」
「えーっ?」私は狼狽した。
「あの子、旦那さんが好きになって、もうどこへも行きたくないって云うんです!あたしたち、どうすればいいの?」
「じゃ、どこへも行かなきゃいい」と私。
「旦那さんとあの子がいいことしてる間、あたしはオナニーするんですか!女盛りのあたしに見向きもしないで、たった10歳の子といちゃいちゃするなんて…。ひどい!ひどいわ」幸枝がしくしく泣き出す。
「どういうことだ?キミは身体を売りたくないんだろう?」私が困惑する。
「旦那さんからお金を貰おうとは思ってません」
「なにかい?キミは妬いてるのかい?キミも舐めて貰いたいの?」私が聞いた。
「…」幸枝は唇を噛んでいる。
「そうなの?」
「そうです!やって!」幸枝が顔を赤くして怒鳴った。

幸枝が風呂に入っている間に、私は商店街まで歩いて自動販売機でコンドームを買った。家へ戻ると、真っ直ぐ詩織ちゃんの部屋に行った。
「これから、詩織ちゃんのお母ちゃんとおまんこするんだ。見たいかい?」と聞いた。
「うん!」と詩織ちゃん。
「襖を少し開けとく。そーっと覗くんだ。いいね?」と私。

私が布団を敷いていると、湯上がりで浴衣姿の幸枝が入って来た。私は服を脱ぎ、灯りを半分にし、襖を細めに開けた。幸枝の浴衣を剥ぐ。私は幸枝のぶるんぶるん震えるおっぱいを揉み、乳首をしゃぶり、幸枝にキスし舌を交えた。私は69の体勢で幸枝に覆いかぶさり、クンニを始めた。幸枝も迷わずフェラチオしてくれた。見ると、襖の隙間から詩織ちゃんが覗いていた。

私は幸枝の濡れた膣に二本の指を挿入し、恥丘の裏の肉襞を撫で廻した。
「あへーっ!」私のGスポット攻撃に、幸枝が身体を弓なりにしてよがった。
Gスポット刺激で充分に幸枝を興奮させた後、詩織ちゃんによく見えるように幸枝の腰の位置を調整し、私は幸枝の股の間に膝を突いた。勃起したペニスにコンドームをかぶせ、割れ目の下方にあてがう。ぬるぬるした膣口に誘われるように亀頭がめり込んで行く。腰をぐいっと押し、ずぶずぶとペニスを幸枝の体内に埋め込む。
「むぐうーっ!」幸枝が満足そうに呻く。
私は幸枝のおまんこを破壊するかのように、腰をぐりぐり廻したり、ペニスを幸枝の身体の奥深くまで突き上げた。
「あひーっ、うわーっ!」幸枝が狂ったようによがる。
ふと見ると、セックスに夢中になっている母親に気取られる恐れはないと考えたようで、詩織ちゃんは大きく襖を開け、私たちのおまんこを見ながらパンティ越しにクリトリスを擦っていた。
私は幸枝の乳房を揉みしだき、尻の肉を掴み、太股を撫で擦りながら、膣内の上下左右の肉襞をペニスでぐりぐりした。クリトリスを刺激された幸枝がよがる。私は幸枝の不意を衝いてぐいーん!とペニスで子宮口をド突く。
「あぐわーんっ!」幸枝がイった。白目を剥き、お腹をひくひくさせて失神してしまった。長い禁欲生活の後で、刺激が強過ぎたのだろう。

詩織ちゃんが手招きしているので、私は幸枝のおまんこに射精するのをやめた。詩織ちゃんは私を自室に引っ張って行くと、パジャマとパンティを脱いで裸になった。
「お母ちゃん、ずるい!詩織から小父さん盗っていい気持になってる」詩織ちゃんが憤慨した。「詩織にもおまんこして」
「ほんとかい?でも、お母ちゃんに叱られるよ」と私。
「お母ちゃん怒ったら叩き出して!詩織は小父さんと一緒にいる!」
「えーっ?本気?」
「マジ。早くやって!」
詩織ちゃんが母親と別れてもいいほどマジなら、私に異存はない。私は幸枝の愛液にまみれたコンドームを捨て、69で詩織ちゃんのおまんこを舐め始め、詩織ちゃんは自分の母親をイかしたばかりの私のペニスを舐めた。
母親の狂態を見て興奮していた詩織ちゃんは、一刻も早くおまんこしたがった。膣口は愛液でびじゃびじゃだった。私は10歳の処女のおまんこにペニスをあて、ぐいと突いた。
「あつっ!」詩織ちゃんが小さく叫んだ。
私は可愛い少女の処女を奪ったことが嬉しかった。その少女が私を好きで信じていてくれるのだから、なおさら愛しかった。
詩織ちゃんが恐る恐る腰を動かす。多少の痛みよりも快感を求める欲望が勝ったようだ。「やって!」詩織ちゃんが云った。
私はきつく抵抗を示すおまんこに、ずぶずぶとペニスを押し込んだ。きついだろうとは思っていたが、10歳のおまんこは想像以上にきつかった。ペニスはびっちりと肉に取り囲まれ、立ち往生する。
「むーんっ!」初めて体内に異物を押し込まれた詩織ちゃんが、拷問のような恐怖で呻く。
女体の自衛本能で、愛液がこんこんと湧き出ておまんこを擦過傷から守った。ペニスが動けるようになった。

私は恥骨同士を擦り合わせて詩織ちゃんのクリトリスを刺激した。
「あっはーんっ!」詩織ちゃんが感じ始めた。
私は、成長途中の10歳の子宮を破裂させないよう、ペニスの挿入はほどほどにし、主に腰の回転に専念する。
「あっあっあああっ!」詩織ちゃんがよがる。
私は背を丸めて詩織ちゃんにキスし、舌を絡めた。
「ぶぐう、ぶぐぐ、ぶぐぐーっ!」口とおまんこの快感に酔って詩織ちゃんが呻く。
わずか10歳の女の子との性交が私を興奮させていた。母親とその娘と、続けざまに交わっているのも興奮材料だ。幸枝とのセックスでスタンバイしていた精液が、またもや発射準備を完了した。早く詩織ちゃんの体内で射精したかった。引き伸ばし作戦で、身体を擦り上げ、擦り下ろす。時折、浅くピストン運動をする。
「うっうっうううっ!」私と口を離した詩織ちゃんが、酸欠の金魚のように喘ぐ。
私は詩織ちゃんの耳を舐めた。
「あわわーんっ!」詩織ちゃんがイった。
「おおおーっ!」私がぴゅぴゅどっぴゅーん!と10歳の体内に精液をぶちまけた。

「結婚したい」翌朝の食卓に母子が揃った時に私が云った。
「えーっ?」トーストを食べかけていた幸枝が、ぽっと顔を赤くする。
「あと六年待たないと結婚出来ないから、とりあえず婚約ということで」と私。
「どういうこと?」幸枝が訝る。
「女は16歳になるまで結婚出来ないんだ」
「あ、あたしじゃなくて詩織となのーっ?」幸枝が誤解に気づいた。
「詩織ちゃんはOKしてくれた。しかし、当然キミの承諾が必要だ」
「んまあっ!あたしはどうなるわけ?追い出されるの?」
「婚約者の母親なんだから大事にするよ。詩織ちゃんが許せば、時々おまんこして上げる」
「時々ならいいよ」と詩織ちゃんが云った。
「んもーっ、みんなで人を馬鹿にして」幸枝がトーストをむしゃむしゃ食べた。

幸枝に可愛い娘と離れて暮らすことなど出来なかった。私は二人の女を拾ったことになった。




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