![]() 28. 狼少年の咆哮明彦君(14歳)は狼少年である。「狼が来る!狼が来るぞ!」と叫び回って村人を慌てさせる愉快犯の狼少年ではない。明彦君自身が狼となって、近隣の女性を犯すのである。狼男というのは、普段はわれわれと何ら変わらない人間で、満月の夜にだけ狼に変身し、不死身の力を持つと云われている(銀の弾丸だけが狼男を殺せるという説もある)。明彦君も普段はごく普通の中学生なのだが、性欲が漲(みなぎ)ると狼少年になってしまう。14歳というのは、身体が精子製造にフル回転する時期だから、明彦君の性欲は毎日亢進する。ということは、彼は毎夜狼になってしまうということだ。満月の夜などという悠長なものではないのである。 それは十日ほど前のことだった。明彦君はたまたま「包茎は不潔であり、また性交の妨げになる」という記事を目にした。明彦君のペニスは常に包皮に覆われていたため、明彦君はパニックに陥った。ある日、明彦君はペニスの皮を剥いて亀頭を露出させた。包皮はすぐまた元に戻って亀頭を覆った。実は、これは勃起していないペニスでは普通のことであり、皮が剥けた明彦君のペニスは包茎でも何でもなかった。しかし、明彦君はそれは子供のペニスであり、成長したら常に亀頭が露出していなければならないのだと誤解した。 明彦君は包皮を剥き剥きしたまま五分ほどじっとしていた。手を離すとまた皮は戻る。また五分ほど皮を剥く。明彦君はその繰り返しで亀頭を露出させようと努力していた。不思議なことが起った。ペニスを弄っている間に、ペニスが太くなって、伸び始めたのだ。それは明彦君にとって初めてのことだったので、彼は自分の身体の変化に驚いた。自然に皮が縮み、亀頭が剥き出しになった。それが明彦君の望んだことだったのだが、動顛した彼は包皮を元に戻そうとした。すぐ包皮はするすると縮んでしまう。包皮を伸ばす。縮む。ペニスは充血し始め、凄く固くなった。同時に、明彦君はおしっこに行きたいような、不思議な戦慄と快感を味わい出した。(トイレに行かなくちゃ!でも、気持いい!)明彦君は包皮を握って、ペニスを激しく擦った。(おしっこ出ちゃう!まずい!でもやめられない)明彦君は胸をどきどきさせながら、(えーい!どうとでもなれ、おしっこ出しちゃえ!)と破れかぶれでペニスを擦った。ぴゅんぴゅーん!と勢いよくおしっこが出た。(ああーっ!)それは何とも云えない解放感であった。気持良かった。そして、出たのはおしっこではなかった。 明彦君はそれがオナニーという行為であり、出て来たのが精液であるということを知らなかった。明彦君は人に云えない異常な行為をしたのだと思い、人に隠すべき秘密が出来てしまったと考えた。ねばねばする不思議な液体が出たということは、自分は病気なのだろうか?明彦君は人知れず悩むことになった。 数日経つと、明彦君はペニスが勃起した時の興奮、激しく包皮を擦った時の快感、液体を発射した時の解放感を思い出し、もう一度その感じを味わいたくなった。夕食後、自室のドアに鍵を掛け、ズボンとブリーフを脱いだ明彦君は、ペニスを弄くり始めた。ペニスはむくむくと起き上がって伸び始めた。胸がどきどきし始める。ふと、ペニスを擦っている手元を見た明彦君がぶったまげた。指が毛むくじゃらになり、やたらに爪が伸びて尖り出したのだ。裸の腰・太股・足も灰色っぽい毛で覆われ始めた。気づくと自分の鼻と口まで伸び始めたようだ。明彦君は洋服ダンスの扉を開いて、扉の裏の細長い鏡を見た。(ぎゃーっ!)そこにはTシャツを来た獣が映っていた!顔は獰猛な犬のようだ。明彦君がTシャツを脱ぐと、胸にも背にも灰色っぽい毛がもじゃもじゃ生えていた。その毛はぐんぐん伸び続けてふさふさになり始めている。明彦君は尻に毛だらけの尻尾が出ていることにも気づいた。明彦君は「ひゃーっ!」と云ったが、それは「ガオーっ!」という狼の咆哮となった。明彦君は窓を開けた。明彦君が後足で蹴ると、身体はふわーっと舞い上がり、敏捷に窓を飛び越えた。 庭に出た明彦君は四つ足で立ち、身体をぶるぶるっと震わせた。勃起したペニスがぶらんぶらんと揺れた。明彦君のペニスは女体の割れ目にぶち込まれることを欲していた。明彦君はさーっと塀を飛び越え、四つ足で夜の通りを疾走し始めた。 この「もっこりヶ丘ニュータウン」は、隣接する「ニュータウンちもう野」、「われめ台シティ」などと共に広大な住宅地を形成していた。商店街は駅前にしかないが、駅へはバスで10分と快適である。街灯は過不足なく設置されており、夜道も暗くはない。しかし、女性の夜の一人歩きは避けるように注意されていた。かといって、全ての女性が家族の迎えを頼めるものでもなく、常に安心出来る道連れを得られるわけでもなかった。その夜も、ロック・コンサート帰りのOL(24歳)がニュータウンの道を自宅に向かって一人で歩いていた。 OLは自分の方にすたすたと歩いて来る犬に気づいた。中型の敏捷そうな犬である。犬の放し飼いは違法だから、野犬だろうか?OLは立ち止まり、念のためバッグから催涙スプレーを取り出した。暴漢に襲われた時のためのものだが、犬にも効くのではないか?油断なく催涙スプレーを構えたまま、OLは犬が通り過ぎることを祈っていた。犬はかなり離れた街灯の下で立ち止まった。普通の犬とは一寸違って見える。脚が長く、耳が短い。眼光は鋭く、らんらんと輝いている。犬は体勢を低くした。OLは催涙スプレーを突き出して構えた。犬が飛んだ。驚くべき跳躍力でOLの顔面を蹴った。 「きゃあああ!」OLは地面にくずおれ、催涙スプレーはカラカラと音を立てて側溝に落ちた。 犬は、四つん這いで逃げようとするOLの背後から、スカートを食いちぎり、パンティに爪を立てた。パンティはびりびりと引き裂かれた。犬はOLの背中に覆いかぶさり、その尻に勃起したペニスを激しく突き立てた。 「ぎゃーっ!だ、誰か来てーっ!助けてーっ!」OLが叫んだ。 明彦君はもどかしかった。人間ならペニスを手に持っておまんこに当てられるのに、狼だとそうは出来ないのだ。滅多矢鱈にペニスを突き立てて、女性器にめりこむ幸運を祈るしかない。獣同士の性交は種の保存のためだから、雌は発情していて雄に自由にやらせるものであり、雄が雌を強姦するということは絶対にない。しかるに、狼となった明彦君の相手は人間であり、発情もしていなければ、獣に犯されたいなどとも思っていなかった。尻を左右に振って必死に性交を逃れようとしている。明彦君はOLの耳元で「ガオーっ!」と吠えた。OLは噛み殺されるのを恐れて抵抗をやめた。その瞬間、明彦君のペニスはOLのおまんこにめり込んだ。 「ガルルル!」明彦君は呻いた。女性器の濡れた肉にペニスを包まれた満足感。ペニスを動かすと、ぞくぞくする刺激が身体中を走り抜ける。明彦君は二本の前脚でOLの身体を押さえ付け、腰をへこへこ動かした。心臓がどきんどきんし、ペニスの奥に戦慄が走る。不思議な液体が発射され解放の時を待っているのだ。明彦君は激しく腰を動かした。「ガウガウガウーっ!」明彦君が叫び、OLの体内にどぴゅぴゅーんっ!と精液を放った。 犯され、恐怖で身動き出来なくなったOLは、その夜遅くパトロールの警官に発見された。 「『恐怖のニュータウン。若い女性、野犬に犯さる』だと」朝食を食べながら新聞を読んでいたお父さん(40歳)が云った。 その会話を聞いていた明彦君はガビーン!となった。食後、明彦君はインターネットでセックスについて調べた。あのねばねばする液体は精液というものだった。狼になったとしても自分の精液に含まれる精子は人間のものだ。昨夜の女性が自分の子供を妊娠する可能性はあるのだ。犯される女性は可哀想だが、妊娠してしまったらもっと可哀想だ。明彦君はその日駅前商店街に行き、自動販売機でコンドームを購入した。 その夜、明彦君はOLをレイプした時のことを反芻していた。ペニスがまた快感を求めて疼いた。明彦君は窓を開け放ち、全裸になると、勃起したペニスにコンドームを装着した。その間に早くも爪は伸び始め、手足や胸・背中は毛むくじゃらになり、鼻は尖り、狼への変身が進行しつつあった。完全に狼少年となった明彦君は、コンドームを着けたペニスをゆらゆらさせながら、ぴょーん!と窓を越え、塀を飛び越えて宵闇の住宅街を女を求めて疾走した。 「『野犬の犠牲、三人目に。自警団組織の気運高まる』だそうだ」新聞を読みながら、お父さんが云った。 バス停に待機したボランティアが女性を家に送り届けるというエスコート・サービスは、最初は歓迎された。しかし、一部の不心得者が、送って行く途中で女性を物陰に引っ張り込んでよからぬ行動に出ようとしたことが明るみに出た。文字通り“送り狼”である。以後、女性たちはエスコート・サービスを敬遠し、家族や隣人に電話して迎えに来て貰うようになった。 野犬の暴行が多発した「もっこりヶ丘ニュータウン」は警戒厳重となり、明彦君が獲物を見つけるのは困難になった。彼は「ニュータウンちもう野」や「われめ台シティ」に足を延ばさねばならなくなった。 ある夜、明彦君のお父さんは一人の隣人と夜回りに出ていた。一人が拍子木を打ち「犬用心さっしゃりましょう!」と怒鳴り、もう一人は武器代わりにバットを手にしている。 その通りだった。その夜も夜回りに出ていたお父さんは、辻の向こうに街灯の光を受けた犬の影が石垣に映るのを目にした。 「『また「もっこりヶ丘」で女性襲わる』だと」とお父さん。「おれが見たのは女性を襲った後だったようだ」 ふとお父さんは、ここのところ急に寡黙になり、野犬騒ぎにも興味を示さない息子のことが気になった。14歳と云えば性に目覚める頃であり、密かに異性の肉体に関心を抱き、オナニーも覚える時期である。お父さんにも覚えがあった。だから、息子の何か隠しているような態度も不審に思っていなかったのだが、何か引っ掛かるものがあった。 お父さんは会社に出掛ける前、もう一度自宅の庭を点検した。犬の足跡は爪先が息子・明彦君の窓の方向を向いて消えていた。そして、窓の桟には乾いた土が点々とこびりついており、窓の横には灰色の動物の毛が数本引っ掛かっていた。お父さんはぞーっとした。 その夜も女性が襲われ、ついに自警団は猟銃を持つ人を多数参加させて夜回りをすることになった。夜間にうろついている犬は、直ちに射殺してよいというお触れが出された。 「母さん?話がある」ある日、お父さんが云った。 お父さんは明彦君の部屋のガラス窓の外に材木を打ちつけ、ガラスを破っても外に出られないようにした。さらに、明彦君の部屋のドアに廊下側から頑丈な角ラッチと呼ばれる戸締まり金具を取り付けた。夜間、明彦君は監禁されることになったのだ。その夜、明彦君の咆哮が家族を悩ませた。 翌朝の土曜日、お父さんが戸締まりを外すと明彦君がどたどたーっとダイニング・キッチンに現われた。 「明彦?どういう時に狼になるわけ?」とお母さん。 その日の午後、お父さんとお母さんは寝室に篭って、長時間にわたって何か議論していた。議論は口論になり、いつしか怒鳴り声での喧嘩の様相を呈し始めた。 お父さんと恵子ちゃんは生まれて初めて見る、人間から狼への変身に腰を抜かしてへたりこんでいた。明彦君に尻を向けているお母さんだけが、その変身を見ていなかった。 お父さんも恵子ちゃんも、口をあんぐりさせて、人間と獣の性交を見守っていた。信じられない出来事が目の前で展開している。12歳の恵子ちゃんにとっては、これが初めて見るセックスだったが、それが人間同士でないのはショックだった。しかし、お母さんは紛れもなく兄との性交で興奮してよがっている。恵子ちゃんは目を皿のようにして、お母さんのおまんこを出入りする兄の(狼の)ペニスを見つめていた。お母さんの性器からはどくどくと液体が湧いて滴っており、兄のペニスも濡れて光っていた。いつの間にか、恵子ちゃんのおまんこも濡れ始めていた。 お父さんは(これも獣姦と云うのだろうか?)と考えていた。女性が大型の犬に性交させる写真を見たことがあるが、それは犬のペニスを無理矢理女性のおまんこに突っ込ませており、やらせの感じが濃厚であった。今、目の前で行なわれている性交は、盛りのついた狼が人間の女を犯しているのであって、正真正銘欲望に満ちた交わりである。息子と母親のセックスも異常であるが、その息子が狼だとなると破天荒に異常である。お父さんは妻を息子に盗られた嫉妬を感じながらも、同時に母子獣姦の異常さに興奮していた。お父さんのペニスは勃起していた。 お父さんは娘の方ににじり寄ると、恵子ちゃんを抱き締めて頬ずりした。 恵子ちゃんはお父さんの与えてくれるクリトリス刺激に興奮し、抵抗するのをやめた。それに気づいたお父さんは、パンティを脱がせて娘の股を開いた。もっこりした恥丘の下の12歳の処女のおまんこ。その処女を実の父親が散らすのは異常である。しかし、超異常な母子獣姦を目撃したいま、父娘相姦など問題にならなかった。お父さんは恵子ちゃんの割れ目を開いた。ピンク色の粘膜が濡れて光っている。お父さんはさらに大陰唇を開いた。膣がぽかっと口を開け、処女膜が見えた。お父さんは感動しつつ娘のクリトリスを舐め出した。 イヌ科の動物のペニスの根元には亀頭球と呼ばれる瘤があり、それが膣内で膨らむと20〜30分は抜けなくなる。その間に何度かに分けて射精する。狼も同じであった。それはお母さんにとって予想外の悦びをもたらした。お父さんとのセックスは、前戯を含めても20分であり、性交だけだと10分にも満たなかった。狼相手だと性交だけで少なくとも20分!それは夢のようなセックスだった。また、狼となった息子のペニスは14歳とは思えぬほど長く、息子の腰の動きの角度によってはGスポットが刺激された。 「まだ痛い?」とお父さん。 お母さんが尻を突き出して、狼となった息子との深い結合を望む。 お父さんに破局が迫っていた。お父さんはおまんこしつつ、恵子ちゃんのクリトリスを弄った。 一家四人は、荒い呼吸に胸を弾ませ、ぜいぜい云いながら横になっていた。性欲が満たされた明彦君の身体は、狼ではなく全裸の人間の少年の姿に戻っていた。明彦君はお母さんの乳房を揉みながら乳首に吸い付き、ぺろぺろしゃぶったりちゅうちゅう吸ったりした。お母さんは、自分を天国にイかしてくれた息子に感謝するように、息子の髪を撫でていた。 明彦君は、狼になるとお母さんか恵子ちゃんとおまんこした。もう外へ出て見知らぬ女性を犯す心配はなくなった。「もっこりヶ丘ニュータウン」に平和が訪れ、自警団も解散した。お父さんは明彦君の部屋の窓に打ちつけた材木を取り払った。お父さんも三日に一回ほど恵子ちゃんとおまんこし、そのロリータまんこを堪能した。 数ヶ月経った。 明彦君の性欲は相変わらずだったが、不思議なことに欲情しても狼にならなくなった。それでも、お母さんと恵子ちゃんは明彦君の性欲を宥めるべくおまんこした。狼少年ではない明彦君との性交は最初妙な感じであったが、正常位でのセックスだとクリトリス刺激が増大するので女二人は大歓迎だった。 「あなた?あたし妊娠しちゃった」とお母さん。 「じゃ、キミはもう明彦とおまんこする必要はないわけか」お父さんがお母さんの顔色を窺う。 |
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