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33. おまんこ券

パパ(44歳)は元旦の生まれで、ママ(39歳)は1月7日生まれだったから、誕生祝いは二人まとめて元旦に行なう習わしだった。おまけに、長男・剛史君(15歳)は5月1日、長女・奈々子ちゃん(13歳)は5月5日生まれだったので、こちらもまとめて「こどもの日」に誕生祝いをする慣例だった。

剛史君が10歳、奈々子ちゃんが8歳の時のことだ。二人は相談して、両親に「何でもお手伝い券」をプレゼントした。
「お誕生日、おめでとう、パパ!」奈々子ちゃんが「何でもお手伝い券」をパパに渡す。
「お誕生日、おめでとう、ママ!」剛史君も「何でもお手伝い券」をママに渡す。
「ほう?こりゃ何だい?」とパパ。それは文房具屋で売っているカード式単語帳で、穴の開いた紙100枚ぐらいをリングで止めたものだった。
「『何でもお手伝い券』って書いてある」中を開けて見たママが云った。
「何かして欲しいとき、この券を一枚渡して?」と奈々子ちゃん。
「何でもいいのかい?」とパパ。
「何でも!」と奈々子ちゃん。
「お小遣いやお駄賃要らないからさ。助かるでしょ?」剛史君が鼻を蠢かす。
実は子供たちにとっては、数十円で単語帳を買って「何でもお手伝い券」と書けばいいだけだったので、お金も手間もかからず楽チンなプレゼントだったのだ。
「これいいわね。長く使えるし」ママが喜んで見せる。
「じゃ、剛史、早速脚を揉んで貰おうか」パパが「何でもお手伝い券」を一枚千切って息子に渡し、寝転がった。
「奈々子、肩叩いて」ママも「何でもお手伝い券」を娘に渡す。

暫くの間、パパとママは子供たちのアイデアを面白がって、肩叩きとか、背中に乗って貰ったり、お使いを頼むのに使った。しかし、一ヶ月も経つと一家から「何でもお手伝い券」の存在は次第に忘れ去られた。

その年から5年経ったある夜の夫婦の寝室。
「おい」とパパがママに云った。「たまにはフェラチオしてくれよ」
「いやよ、あんなの。ひどい味だし、セックス奴隷みたいだし」とママ。
「何も精液を飲み込んでくれとは頼んでない。吐き出しゃいいじゃないか」
「それでも不味いわ。気持悪くなる」
「ふん!クンニされんのは好きな癖に…」パパが嫌味を云う。
「あたしのおまんこはあんな不味い味しないでしょ?だからいいのよ」
「どうしてもフェラチオしてくれないのか?」
「あなたね、この前おまんこしてくれたの、いつか覚えてる?」
「え?」倦怠期でママを暫く抱いてないパパがうろたえる。
「おまんこもしてくれないで、フェラチオしてくれなんてよく云うわよ」とママ。「あなただけいい気持になって、あたしの口に射精して、ぐーすか寝ちゃうわけ?冗談じゃないわ。あたしの欲求はどうしてくれんのよ?」
「そ、それは…」パパはママの説得に失敗した。

ある日、探し物をしていたパパが引き出しの奥にあった「何でもお手伝い券」を発見した。パパは数年前の子供たちの微笑ましいアイデアを思い出し、当時を懐かしんだ。(もう5年経ったのか。早いもんだな)パパは凛々しい男の子に成長した長男・剛史君に満足していた。奈々子ちゃんは伸び盛りだがひょろひょろの体型ではなく、全体に丸みを帯びた身体つきに育っていた。ロングヘアに太目の眉、大きな目、御愛嬌の丸っこい鼻、ふっくらした頬、豊かな唇が魅力的だった。
「まだこんなに残ってる」パパはぱらぱらっと「何でもお手伝い券」をめくった。(これの利用法はないものだろうか?)パパは誰もが忘れていた「何でもお手伝い券」を冗談で持ち出すネタを考え始めた。

そこへ丁度奈々子ちゃんが廊下を通りかかった。
「おい!奈々子!」パパが娘を呼び止める。
「なーに、パパ?」奈々子ちゃんが立ち止まる。
「お手伝いして欲しいことがある」
「え?なに?」
「これだ」パパが「何でもお手伝い券」を掲げて見せる。
「何なの?」奈々子ちゃんが寄って来て、気づく。「あーっ!そんな古いの、もう時効よ」
「有効期限なんて書いてないよ」
「もーっ!何してほしいの?」
「何でもやってくれるんだよな?」とパパ。
「まあね」
「じゃ、フェラチオして?」とパパ。
「いいわよ」と奈々子ちゃん。
「えーっ?ほんとーっ?」パパが驚く。
「でもって、フェラチオって何?」奈々子ちゃんが聞く。
「なーんだ。知らないのか」パパががっかりする。
「ね?フェラチオってなーに?」と奈々子ちゃん。
「フェラチオってのはだね、お珍々を舐めるの」とパパ。
「ぎゃあーっ!何それーっ!ばっちい!飛んでもないわっ!」奈々子ちゃんがバタバタと逃げ去った。
「冗談だぞーっ!」パパが怒鳴ったが、奈々子ちゃんの耳に入ったかどうか。

「お兄ちゃん?」奈々子ちゃんが剛史君の部屋を訪れた。「パパがあたしにフェラチオしてくれって頼んだ。『何でもお手伝い券』でやってくれって」
「えーっ?あんなのまだ持ってんのかよ!」剛史君が驚く。
「あたし、時効だって云ったんだけど、期限書いてないって」
「そらそうだ。しっかし、自分の娘にフェラチオ頼むなんて相当だな。パパ、切れかけてんな」
「フェラチオって、そんなにいいもんなの?」奈々子ちゃんには解らない。
「お前、オナニーしてんだろ?」と剛史君。
「ノーコメント」奈々子ちゃんが受け流す。
「その顔はやってるやってる。でさ、指でクリトリス擦るのと、舌で舐めて貰うのとどっちがいいと思う?」
「そりゃあ、濡れた舌の方が気持よさそうね。繊細に動くし…」
「男だって同じだよ。只の動かない洞窟より、洞窟の中に蛸がいて舐めてくれる方がいいに決まってる」
「蛸って舐めてくれんの?」奈々子ちゃんが素朴な疑問を呈する。
「例えばの話だ。犬や猫の舌でもいい」
「ふーん?」奈々子ちゃんにはまだ理解出来ない。

「パパとママの雰囲気、最近変だと思わないか?」と剛史君。
「うん!冷たい関係みたいだね」と奈々子ちゃん。
「色々あんのかも知んないけど、ママがフェラチオを拒否してんのが多分原因の一つなんだろな、きっと」
「どうして?」
「ママがやってくれりゃ、冗談にも娘に頼むわけないだろ?」
「そうかもね。お兄ちゃん、誰かにやって貰ったことあんの?」と奈々子ちゃん。
「まだ、ねーよ。お前、やってくれる?」と剛史君。
「べー!だ」

奈々子ちゃんは学校の帰りに、仲良しのかおるちゃん(13歳)とお喋りした。
「えっ、なにそれーっ!」奈々子ちゃんからフェラチオについて尋ねられたかおるちゃんが驚いた。「あたし、セックスについてはネットで結構調べたけど、フェラチオって知らない」
「なーんだ、あんたを頼りにしてたのに…」と奈々子ちゃん。
「で、フェラチオのどんなことが知りたいの?」とかおるちゃん。「グーグルで調べて上げる」
「んーとね。男には気持いいらしんだけど、女にとってどうか?ってこと」
「あ、そういうこと?じゃ、お姉ちゃんに聞く方が早いわ。休みで家にいる筈だから、一緒に聞いてみよ?」
かおるちゃんのお姉さんのひかるさん(24歳)は映画女優である。と云っても、東活ロマンポルノの助演クラスに過ぎず、まだ主演映画はなかった。

「あら、いらっしゃい。何なの、二人揃って?」」ひかるさんは妹の仲良しの奈々子ちゃんを覚えていた。ひかるさんは超美人とは云えないが、上手なお化粧と女優としてのオーラで綺麗に見える女性。
「奈々子がね、フェラチオについて教えてほしいんだって」とかおるちゃん。
「へー?あなた、もうフェラチオしたい男性いるの?!」ひかるさんが驚く。
「いえ、そうじゃなく、知っておきたいだけです」と奈々子ちゃん。「女が男のお珍々舐めるって屈辱的じゃないですか?」
「とんでもない!」とひかるさん。「セックスの前戯では、男も女の性器舐めるんだからお互い様よ」
「えーっ?割れ目を舐めるのーっ?」と、かおるちゃん。
「そうよ!指なんかよりずっと気持いいんだから!」とひかるさん。
(やっぱり)と奈々子ちゃんは思った。兄が云った通りだ。「じゃ、フェラチオって異常なことじゃなくて、普通のことなんですか?」と奈々子ちゃんが聞く。
「かおる?お前、グーグルで『フェラチオ』って検索してどれだけヒットするか、見て?」とひかるさん。
「うん」かおるちゃんが、姉さんの机の上のコンピュータに向かった。「18,000,000件!」とかおるちゃんが報告した。
「ね?」とひかるさん。「日本語で18,000,000件よ?横文字入れたら、もっとベラボーな数字になるわよ」

「じゃ、世界中の女の人、みんなフェラチオしてるんですか?」と奈々子ちゃん。
「ま、みんなとは云えないわね。精液が不味いから嫌だって人も大勢いるから」とひかるさん。
「ひかるさん、フェラチオしたことって?」と奈々子ちゃん。
「大あり名古屋よ。男はね、フェラチオがおまんこより好きなんだから」
「えーっ?セックスより?」かおるちゃんがたまげる。
「そーよ。フェラチオは女の武器なの。あたしがどうして映画に出てられるかっていうと、フェラチオのお蔭なの」
「ど、どういうことですか?」奈々子ちゃんが驚く。
「あたし、プロデューサーとか監督さんにフェラチオして上げんの。一本でもいいから主演女優になりたくてさ。フェラチオ名人になれば、それも夢じゃないわ」
「へーっ?」今度はかおるちゃんが驚く。
「あんたたちだって他人事じゃないのよ?」とひかるさん。「是非モノにしたい、あるいは結婚したい男が現われたとする。その時の武器はフェラチオよ。男はフェラチオしてくれる女が愛しくて、いじらしくて、捨てられなくなっちゃうの」
「ほんとにーっ?」とかおるちゃん。
「ほんとよ。幸せな結婚生活のためにも、フェラチオ嫌がったりしちゃ駄目」
その言葉で、奈々子ちゃんはパパとママの冷たい関係を思い出した。

「気持悪くないんですか、フェラチオって?」と奈々子ちゃん。
「慣れの問題よ。精液の味に慣れれば何ともない」とひかるさん。
「お姉ちゃん、コツってあるの?」とかおるちゃん。
「あたしも、それ聞きたい!」と奈々子ちゃん。
「そうねー。色々あるわね」とひかるさん。「先ず、真剣にやること。男の表情を窺いながら、ツボを押さえてるかどうか確かめながらやる。その真剣さが男の心を打つの」
「ふーん?」とかおるちゃん。
「男は自分の快楽に奉仕してくれている女の姿や表情を見て興奮する」とひかるさん。奈々子ちゃんのロングヘアを指差して「あなたみたいに長い髪だと顔が隠れちゃうから損よね」
「なるほどー」奈々子ちゃんが髪を弄くる。
「奈々子ちゃん、指二本出して?」とひかるさん。奈々子ちゃんが人指し指と中指を揃えて出すと、ひかるさんがそれを引寄せる。「いい?これが男のペニスだとする。先端のこの辺が亀頭。亀頭の下の皮の付け根に男の性感帯があるの」かおるちゃんも奈々子ちゃんも真剣な表情で講義を拝聴する。「ペニスを片手で持って擦(こす)りながら、亀頭や性感帯をぺろぺろする」ひかるさんが奈々子ちゃんの二本の指を口に入れ、片手でしごきつつぺろぺろする。
「!」奈々子ちゃんはびっくりした。まさかそこまでされるとは思っていなかった。
「でもってフェラチオはおまんこの代わりでもあるわけだから、すぼめた唇ですぽすぽする」と云いつつ、ひかるさんが奈々子ちゃんの指をすぽすぽする。「それから、唾液は多ければ多いほどいいの。じゅるじゅる啜る音も卑猥で男を興奮させるみたい」と、ひかるさん。「空いてる片方の手を遊ばしとくのは勿体ないから、男の袋を弄くる。金玉をつぶさないように、そっとね?」ひかるさんが奈々子ちゃんの掌をくすぐる。

「最後はどうなるの?」とかおるちゃん。
「男が凄く興奮すると我慢汁というのが出て来る。凄いぬるぬるなの」とひかるさん。「それが出たらクライマックスが近いと思っていい」
「それの味は?」と奈々子ちゃん。
「ちょっと塩っぱい感じだけど、別に不味くはないわ。で、いよいよ射精の瞬間が近づくと、男はぺろぺろやすぽすぽなんてかったるい動きじゃ耐えられなくなる」
「へー?」とかおるちゃん。
「女の頭を両手でがっしり挟んで、腰でピストン運動を始める。こうなったら、女は口をすぼめてひたすら待つだけ」
「何を?」とかおるちゃん。
「射精よ。庭に水撒くとき、ホースの先をすぼめるとぴゅーん!って遠くに飛ぶでしょ。勃起したペニスから出る精液もああいう風に飛んで来るもんなの」とひかるさん。「だから、悪くすると気管に飛び込んで来てゲホゲホしちゃう」
「やーだあ」とかおるちゃん。
「舌を盛り上げて防げません?」と奈々子ちゃん。
「ぴんぽーん!頭いいーっ!正解よ、それ」とひかるさん。「で、口の中に精液が溜まるでしょ。あなたなら、どうする?」
「吐き出しちゃ駄目ですか?」と奈々子ちゃん。
「いいけど、男に見えないようにうまくやってね?でないと、折角男を悦ばせたのに逆効果だから」
「どうして?」とかおるちゃん。
「汚いものみたいに吐き出されたら、男は気を悪くするじゃん。あたしは美味しそうに呑んじゃう」
「えーっ?」とかおるちゃん。
「えーっ?」と奈々子ちゃん。
「美味しくはないけどね」ひかるさんが笑った。

「どうもありがとうございました。よく解りました」奈々子ちゃんが軽く頭を下げた。
「授業料ちょうだい?」とひかるさん。
「え?」奈々子ちゃんがびっくりする。
「あなた可愛いからキスして?」とひかるさん。
「えーっ?」奈々子ちゃんがぶったまげる。
「お姉ちゃんっ!」かおるちゃんがたしなめる。
「さあ!」ひかるさんが奈々子ちゃんを抱く。二人の顔が近づく。奈々子ちゃんの鼻を香水と白粉の香りが襲う。ひかるさんは妹と同い年の奈々子ちゃんに唇を押し付けた。ポルノ女優だからやることが凄い。
奈々子ちゃんは目を白黒させていた。初めてのキスを女の人とするなんて!
ひかるさんは、奈々子ちゃんが食いしばっている唇を舌で押し開き、奈々子ちゃんの口内に舌を差し入れた。女同士の二人の舌が触れ合い、絡まり合う。
「うっぷぷ」奈々子ちゃんは驚くと同時に鳥肌が立つような戦慄を感じた。奈々子ちゃんの息が詰まった。
「お姉ちゃんっ!」かおるちゃんが姉の背中をド突く。
「いい味だったわ」ひかるさんが奈々子ちゃんの身体を放してにっこりした。

「あー、びっくりした!」かおるちゃんの部屋に落ち着いた奈々子ちゃんが云った。
「あたしもよ。ひどい姉貴!」とかおるちゃん。
「まだどきどきしてる」奈々子ちゃんが胸を押さえて云う。
「あたし、妬けちゃった」とかおるちゃん。
「え?どうして?」奈々子ちゃんが驚く。
「あたしより先にキス体験したじゃん?それもあたしの姉さんと」
「あ、かおるはお姉さん好きなんだ!」
「うん」とかおるちゃん。
「ごめんね?」と奈々子ちゃん。
「ううん。お姉ちゃんが勝手にやったんだから、あんた悪くないよ」
「かおる?」
「なに?」
「あたしとキスしたい?」と奈々子ちゃん。
「えーっ?」かおるちゃんが目を丸くする。
「そしたら、あんたもあたしも同じ日に初体験で、公平じゃん?」
「そっか。マジ?」とかおるちゃん。
「マジ」
「じゃ、やってみっか」

二人が顔を寄せ合う。唇をくっつけ合う13歳の少女たち。ひかるさんとのフレンチ・キスを体験していた奈々子ちゃんは、そんなドライなキスでは物足りなかった。奈々子ちゃんはかおるちゃんの身体を抱き寄せ、かおるちゃんの口に舌を差し込んだ。
「ぶぶーっ。奈々ーっ!」かおるちゃんが驚いて口を離す。
「あんたのお姉さんがこうやったんだもの」と奈々子ちゃん。
「ほんとにー?」かおるちゃんには信じられない。
「嫌ならもうやめよ」奈々子ちゃんが帰り支度する。
「嫌じゃない!ちょっと驚いちゃっただけ!」かおるちゃんが慌ててとめる。「もう一回やって!」
「ほんとに?」
「うん!」
二人は本格的に抱き合った。奈々子ちゃんはかおるちゃんを押し倒すと、かおるちゃんの身体に覆いかぶさって口と口を合わせた。そして舌をかおるちゃんの口内に侵入させ、かおるちゃんの舌を舐めた。背筋がぞくぞくした。奈々子ちゃんは膝をかおるちゃんのおまんこに押し付けぐりぐりした。
「ぶぐーん!」かおるちゃんがよがった。

「んまあっ!あんたたち!」ひかるさんがドアを開けて立っていた。何か妹に話があって来たのだ。
「きゃあ!」奈々子ちゃんが驚いて起き上がる。
「お姉ちゃん!」かおるちゃんがばつの悪い顔をする。
「邪魔して悪かったわね。でもあんたがドアをロックしてなかったのもいけないわ」とひかるさん。
「あたし、帰る」奈々子ちゃんがバッグに手をかける。
「帰ることないわ。三人で遊ぼ?」とかおるさん。
「え?」奈々子ちゃんが動きを止める。
「みんなで裸になろ?さ!」ひかるさんがどんどん服を脱いで裸になる。ポルノ女優だから人前で裸になるのは平気なのだ。ひかるさんのむちむちした豊満なボディ、綺麗にふっくらしたおっぱい、盛り上がったお尻など全てが魅力的である。「何してんの?ひん剥くわよ?」ひかるさんが叱咤した。ポルノ女優の威圧的態度に気圧されて、奈々子ちゃんが服を脱ぐ。それを見たかおるちゃんも裸になった。

「あたしが奈々子ちゃんのおまんこ舐める」とひかるさん。「奈々子ちゃんはかおるのおまんこを舐め、かおるはあたしのおまんこを舐める。いいわね?」
「えーっ?」奈々子ちゃんがぶったまげる。
「えーっ?」かおるちゃんも驚く。
ひかるさんの命令で三人は畳の上に輪のように横になった。ひかるさんが奈々子ちゃんの股ぐらに頭を突っ込んでクリトリスを舐め、奈々子ちゃんがかおるちゃんのクリトリスを舐め、かおるちゃんが姉さんのクリトリスを舐めるのだ。
「途中で向きを変えて交代するからね。いい?じゃ、スタート!」かおるさんが云って、奈々子ちゃんの処女の割れ目を開き、クリトリスを舐め出す。それに倣って奈々子ちゃんもかおるちゃんの割れ目を開いて、クリトリスを舐める。かおるちゃんも姉の成熟したやや褐色の割れ目を開き、クリトリスを舐める。
「ぶぐう」
「うむむぐ」
「ぶぶぶ」
三人が互いの性器を舐めながら快感に呻く。どれが誰の呻き声か判然としない。

「よーし、方向転換!」とかおるさんが云った。三人がもぞもぞと身体の向きを変える。「あんたたち、これ何て云うか知ってる?」
「…」
「…」
「クンニリングス。略してクンニ」とひかるさん。「フェラチオして上げれば、男がクンニしてくれるわ。フェラチオとクンニを同時にするのを69(シックス・ナイン)って云うの。さ、スタート!」
今度はひかるさんが妹のおまんこを舐め、かおるちゃんが奈々子ちゃんのおまんこ、奈々子ちゃんがひかるさんのおまんこを舐めた。
少女たちは最初のショックと恥ずかしさが薄れて、次第に初めての性体験に興奮し始める。
「ぶぐーん!
「んぶぐぐ!」
「むぐわーっ!」
三人は局部の快感に酔い痴れた。奈々子ちゃんはひかるさんにクンニしつつ、その丸くすべすべのお尻を撫で廻した。ひかるさんは自分のおっぱいを揉みしだきながら興奮した。三人は全員がイくまでクンニの輪を解かなかった。

奈々子ちゃんは快感の記憶にぼーっとなって、夢遊病者のように家路を辿っていた。凄い一日だった。今日一日で一足飛びに大人になったような気がした。兄が云った通り、舌で性器を舐められるというのは天国的な心地よさだった。パパがフェラチオを求める気持がよく分かった。

その夜、奈々子ちゃんが就寝前のおしっこに行った帰り、パパの書斎のドアから漏れる灯りに気づいた。奈々子ちゃんはそっと書斎のドアを開き、するりと室内に滑り込んだ。
「お?奈々子!まだ起きてたのか?」パジャマ姿のパパが、娘の意外な出現に驚く。
「しーっ!」奈々子ちゃんがパパの声を抑えた。「パパ。『何でもお手伝い券』一枚出して?」
「えっ?どういうこと?」パパが戸惑う。
「フェラチオして上げるから、一枚頂戴」
「な、な、何を云う。あれは冗談だ。忘れてくれ」とパパ。
「ううん、冗談じゃなかったわ。フェラチオして貰いたくないの?」と奈々子ちゃん。
「そ、そ、そ…。し、しかし…」パパがうろたえる。
「券出して、脱ぎなさい、早く!」奈々子ちゃんはいつの間にかひかるさんの影響で命令口調になっている。
「う、うん」動顛したパパは、何が何やら分からなくなり、「何でもお手伝い券」を一枚出した。
「もうっ!世話焼かせないでよ」と云いつつ奈々子ちゃんが、パパを立たせてパジャマのズボンとブリーフを脱がす。子供の頃から見慣れたお珍々がだらんとうなだれてぶら下がっていた。

奈々子ちゃんがパパのペニスをくわえ、舐め出す。パパはあれよあれよという間に娘からフェラチオされていた。信じられなかった。しかし、下を見ると、間違いなく13歳の娘が父親の自分にフェラチオしてくれていた。夢ではない。まだ発育中の幼い舌が亀頭や皮の付け根の性感帯をしゃぶってくれている。健気な娘。パパのペニスがむくむくと起き上がった。奈々子ちゃんは、パパのペニスの変化に気づいた。それは太く、長く、固くなりつつあった。(こうなって女の身体に入るのか!)奈々子ちゃんがやっと理解した。パパのペニスはぐんぐん伸び、奈々子ちゃんの口には納まらなくなった。奈々子ちゃんは、ひかるさんが教えてくれた通り、片手でパパのペニスを擦(こす)り、口ですぽすぽし、舌でぺろぺろし、残る片手でパパの玉々を弄くった。

パパは驚いていた。(13歳の処女が、何でまたこうも上手にフェラチオ出来るのか?)パパは娘の長髪を掻き分け、娘の頬を撫でた。奈々子ちゃんが上目遣いにパパを見る。パパは自分に奉仕してくれている娘の姿に感動した。妻と離婚し娘と結婚したいぐらい可愛かった。奈々子ちゃんの舌にぬるぬるした感触があった。ひかるさんが教えてくれた通りなら、パパのクライマックスが近いのだ。
「あたしの口に出して。あたし、飲むから」そう云って奈々子ちゃんはすぽすぽ運動を続けた。
パパはまたまた驚いた。パパはどう射精すべきか悩んでいたのだ。13歳の処女に顔射は荒っぽ過ぎるだろう。娘のパジャマに射精するとママに気づかれる。畳の上に精液をぶちまけると、後の始末が大変だ。ティシューに射精するのは味気ない。そう思っていたところへ娘の一言。(飲んでくれるって?ほんとか?ゲホゲホしないだろうか?)しかし、折角の娘の言葉を無視すべきではない。渡りに舟である。パパは娘の頭を両手でがっしり押さえ、激しくピストン運動をした。
「あむむーっ!」パパが娘の口内でどどどっぴゅっーんぴゅーん!と射精した。

奈々子ちゃんは、パパの射精の激しさに驚きつつ、冷静に舌の根を盛り上げて気管を防ぎ、パパの精液をせき止めた。パパがまだ息を弾ませながら、射精の余韻を楽しむようにゆっくりペニスを押し引きしている。奈々子ちゃんは唇をすぼめたまま堪え、舌でパパのペニスを撫でた。精液が奈々子ちゃんの口の両端から垂れた。パパが、愛しい娘の頭を撫でる。
「ありがとう、奈々子!」パパが云ってペニスを娘の口から引き抜いた。
「むぐぐ」奈々子ちゃんが目を白黒させながらごくんごくんとパパの精液を飲み込んだ。
パパが奈々子ちゃんの身体を抱き締めた。

翌日の夕方。
「お兄ちゃん!あたし、パパにフェラチオした」と奈々子ちゃん。
「ひえーっ?やったのかよ、ついに!」剛史君が驚いた。
「やったのよ!」奈々子ちゃんが得意そうな顔をする。
「頼む!おれにもやってくれ、な?」剛史君が片手拝みをする。
「やーよ!パパの精液飲むのだけだって大変なんだから」
「飲まなくていい。吐き出していいからさ」剛史君が縋るような目で妹を見る。
「いや。お兄ちゃんはママにやって貰いなさいよ」と奈々子ちゃん。
「ママはフェラチオ嫌いなんだよ。忘れたの?」
「そうか…。あ、いい考えがある」と奈々子ちゃん。
「え、なに?」剛史君が目を輝かす。
「お兄ちゃんさ、ママにクンニして上げな。お返しにフェラチオしてくれるかも知んない」
「えーっ?ママにクンニーっ?」剛史くんがたまげる。
「嫌なの?」
「嫌じゃないけど、ママがさせてくんねーだろ?」
「とも限らないわよ?」奈々子ちゃんが剛史君に作戦を授けた。

その日の夜。
剛史君がママの寝室を訪れた。パパとママはもう別々の部屋で寝ることにしていたので、ママだけだった。
「ママさ、まだあの『何でもお手伝い券』持ってる?」と剛史君。
「えーっ?さあ?どっかにあるはずだけど、あれがどうしたの?」とママ。
「あの券一枚で、ぼくママにクンニして上げる」
ママが耳をほじくる。「何だって?」とママ。
「ぼくママにクンニして上げるって云ったの」
「なにーっ!」ママが怒鳴った。「お前、ママに向かってなんてことを云うの!この馬鹿者ーっ!」ママが息子をぼかすか殴る。
「ひー、やめてよーっ!」剛史君が逃げようとするが、ママにパジャマを掴まれていて逃げられず、じたばたする。
「お前、何だってあんなこと云ったの?」ママが息子をぐいっと引寄せる。
「ママ、最近寂しいだろうと思ってさ」と剛史君。
「何を証拠にそんなこと云うんだい?」ママが迫る。
「だって、パパは奈々にフェラチオさせてるからさ。ママ、寂しいんじゃないかと…」
「奈々にフェラチオーっ?何それーっ!父娘で近親相姦してるわけーっ?」ママが眉を逆立てる。
「おまんこはしてないらしい。フェラチオだけ」と剛史君。
「それにしたって、何という破廉恥!」ママが歯ぎしりする。
「パパは『何でもお手伝い券』使って奈々子にフェラチオさせてるんだ」と剛史君。「ママがボクにクンニして欲しけりゃ、『何でもお手伝い券』使ってよ。機会均等だからね」
「はーっ!」ママはへたりこんだ。夫と娘の行動に呆れ、息子の提案にも呆れてしまったのだ。

「じゃあね」ママが無反応なので、剛史君はそそくさと逃げ出そうとする。
「待ちな!」とママ。「奈々がパパにフェラチオしてるってのは本当なんだろうね」
「ほんとにほんと」
「お前も奈々にやって貰ってるの?」
「頼んだんだけど、パパの精液飲むのが精一杯でボクのまでは飲めないって…」
「どうもほんとらしいわね、全く!」ママが立ち上がり、箪笥の引き出しをごそごそする。「お前、野球のバット持って来て!」
「え?何するわけ?」剛史君がためらう。
「云われた通りにしなさいっ!」ママが怒鳴る。
「ハーイ!」剛史君が素っ飛んで行く。
「機会均等か…」ママが呟きながら、箪笥の引き出しの中を掻き回す。

「はい、ママ」剛史君が野球のバットを持って来た。
「お前、ほんとにクンニだけだろうね。ママを犯そうなんて思ってない?」バットを受け取りながらママが云う。
「とんでもない!」剛史君が云う。ほんとはママとおまんこしたくてたまらないのだが。
「お前が変な気を起こしたら、これよ?」ママがバットを振り回す。
「ひ、ひぇーっ!」剛史君が萎縮する。
「はい、これ」ママが『何でもお手伝い券』を一枚息子に渡す。
「わーっ!」剛史君が感激する。
ママが布団の上に寝っ転がり、ネグリジェの裾を捲り上げた。ママの陰部があからさまになる。
「おおーっ!」剛史君が興奮し、べたーっとママの股間に這いつくばる。剛史君が初めて目にする女性性器である。ママの割れ目は褐色だった。それは魅力的とは云えなかったが、何しろ剛史君が初めて目にする成人女性のおまんこなのだから、凄い見ものであった。剛史君がママの割れ目を開く。濡れた赤っぽいびらびらが出て来た。剛史君は既に写真や図解で女性性器について研究済みで、自分で絵も書けるほどだったから、性器各部の名称も役割も熟知していた。上からクリトリス、尿道口であり、その下に膣口がある筈だ。剛史君がママの割れ目をぐーんと開く。ぽっかりと穴が開き、うねうねと肉襞が連なっていた。ここにペニスを入れるんだ!

「いつまで見てんの?舐めてくれるんじゃなかったの?」ママが催促する。
「ハイハイ」剛史君がママのおまんこに顔を近づけ、クリトリスを舐め出す。
「あうーっ!」自分が生んだ息子に性器を舐められてママが興奮する。
剛史君は、39歳のママの豊かに脂が乗ったお尻を撫でたり揉んだりしながらクンニする。
「うむーっ、むむーっ!」ママが呻く。息子は初めてとは思えないほど達者だった。イけるかも知れない。
剛史君は、ネットで学んだクンニのテクニックを総動員してママにサービスしていた。クリトリスを舌先でちろちろ刺激し、つんつん弾き、べろべろーんと舐める。膣口を探っていた指にびとびと感が感じられた。ママのおまんこが愛液を噴出させたのだ。剛史君はママの膣に指二本を自分のペニスの代わりに突っ込み、中をぐりぐり掻き回す。
「はーれーっ!」ママが身をのたくらせてよがり、野球のバットが剛史君の頭の上でぐらぐら揺れる。
「危ねーなー。バット振り回さないでよ、ママ」と剛史君。
「え?あ、そうか」ママがバットを畳に下ろす。
剛史君がママの体内ぐりぐりとクンニを続ける。
「おおーんっ!」ママがよがる。
剛史君はママの興奮に乗じて、片手を伸ばしてママのおっぱいに触る。ママが振り払うが、剛史君の手は撤退しない。ママはなおも邪険におっぱいから息子の手をどけようとする。剛史君は、ママのおまんこに突っ込んでいた指を反転させ、ママの恥骨の裏側の肉襞を触りまくった。
「ひーっ!」Gスポットを刺激されたママは身体を硬直させ、息子のおっぱい攻撃を忘れてしまった。
剛史君はGスポット攻撃を続けながら、同時におっぱいお触り作戦を続行した。
「あはーん!うわはーんっ!」ママが盛大によがる。
剛史君はクリトリス攻撃を指に任せ、ママの膣口に舌を差し込んだ。深くは入らないが、膣の中をちろちろ舌先で蠢かすと、ママは身体に蛇が侵入したような戦慄を覚えて興奮する。
「おわーん!いひーんっ!」ママがイった。

奈々子ちゃんのパパへのフェラチオ、剛史君のママへのクンニが続いた数ヶ月後、「こどもの日」が近づいた。パパとママは相談して、同じプレゼントを子供たちに贈ることにして準備した。
「誕生日おめでとう!」誕生祝いの夜、パパがごく小さな包みを奈々子ちゃんに差し出した。
「え?何これーっ?」奈々子ちゃんが包装紙を開ける。
「お誕生日おめでとう!」ママもく小さな包みを剛史君に渡す。
「えーっ、『クンニ券』だって!」奈々子ちゃんが顔を赤くする。
「やってほしい時はいつでも云いなさい」とパパ。
「でもー、恥ずかしい…」奈々子ちゃんがうじうじする。
「あーっ、フェラチオ券だーっ!やったーっ!」剛史君が立ち上がって両手を突き上げた。
「いつでもいいわ。やって上げる」とママ。「お前には随分世話になってるしね」
「今やって、ママ!」剛史君がママに「フェラチオ券」を一枚渡し、ズボンとブリーフを脱ぐ。ペニスが天井を向いておっ立っている。
「えーっ、今、ここで?」ママが息子の怒張したペニスを見てぶったまげながら云う。「寝る前じゃ駄目かい?」
「駄目。待てないもん」剛史君がペニスをりゅうりゅうとしごきながらママの前に立つ。
「んもーっ!」ママは仕方なく息子の前にしゃがみ、フェラチオを始める。

ママの兄へのフェラチオを目撃した奈々子ちゃんは、羞恥心をかなぐり捨て『クンニ券』を一枚しっちゃぶいてパパに渡した。「やって、パパ!」奈々子ちゃんがスカートの下のパンティを脱ぎ、畳の上に寝転がる。
「よし!」パパが意気込む。パパは娘が大きく開いた股の間に這いつくばり、13歳の娘のおまんこと対面した。ぷっくらとした処女のおまんこ。パパは震える手で娘のおまんこを開く。綺麗なピンク色のハマグリの肉のような粘膜が曝け出された。パパは可愛いクリトリスや尿道口に見蕩れた。パパは娘の体内も覗きたかった。割れ目をぐいっと左右に開く。ぽかっと膣が口を開けた。パパは洞窟を取り巻く薄い処女膜を確認した。(これを破る幸運な野郎はどこのどいつだ?)パパは思った。パパは娘のおまんこ観賞に見切りをつけ、クンニを始めた。唾液でクリトリスをびとびとにし、舌で舐めたり圧したり叩いたり弾いたり、色んなことをした。
「うわーんっ!」奈々子ちゃんがよがる。ひかるさんやかおるちゃんと経験済みだから、快楽行き直通快速電車である。
パパが娘のおまんこを弄くり廻しながらクンニを続ける。
「ひーっ!ひいーっ!」奈々子ちゃんが身を弓なりしてよがる。

「ママ、もう出ちゃう」剛史君が切ない声で云う。
「出しなさい。飲んで上げる」とママ。
「ママ、精液飲むの嫌いなんじゃないの?」と剛史君。
「あたしが生んだ可愛いお前の精液なら美味しいと思う。飲むわよ」
「エッヘン!」パパが咳払いした。差別待遇に抗議したのだ。
ママはパパの抗議などどこ吹く風で、息子のペニスをしごきながら、ぺろぺろすぽすぽする。
「ああーっ!」剛史君がママの頭を両手で押さえ、激しくママの口を犯す。「ママーっ!」剛史君がどぴゅーんぴゅぴゅーん!とママの口内で射精した。ママがごくごくと全てを飲み込んだ。

「あははーんっ!」奈々子ちゃんの天国行きが迫っていた。
パパが娘のお尻を撫でたり、蟻の門渡りを刺激したりしながらクンニを続行する。
「あわわーんっ!」奈々子ちゃんが天国に旅立った。

その後のある日のこと。娘にクンニしている最中、パパが奈々子ちゃんに「何でもお手伝い券」を一枚渡した。
「?」奈々子ちゃんが怪訝な顔をする。
「奈々子、フェラチオを頼む」とパパ。
「え?今?」クンニの真っ最中なのにどういうことか?
「パパがクンニする。お前はパパにフェラチオするんだ」パパが云って、69の体勢を取った。
「!」奈々子ちゃんが理解した。クンニとフェラチオを同時にやるのだ。男と女が一緒に楽しめばいいのだ。

69の噂は、直ちにママと剛史君にも伝わった。こっちの二人も同時に楽しむようになった。

「おい、奈々」ある日、剛史君が妹に云った。「お前、まだパパとおまんこしてねーの?」
「やってないよ。あたしはやってもいいんだけど」と奈々子ちゃん。
「おれ、ママとおまんこしたいんだけどさ、ママは『パパと奈々がやってないのに、駄目よ!』の一点張りなんだ。
「あら?パパも『ママと剛史がやってないんだから我慢しなきゃ』って云ってんの」
「なーんだ。三すくみじゃなくて四すくみか」と剛史君。「どうしたらいいんだろ?」
「そーねー」奈々子ちゃんも考え込んだ。

瞬く間に時は巡り、翌年の元旦となった。
「パパ、お誕生日おめでとう!」奈々子ちゃんが小さな包みをパパにプレゼントした。
「ママ、お誕生日おめでとう!」剛史君も小さな包みをママにプレゼントした。
「何だい、一体?」パパが包装紙をしっちゃぶく。
「何でしょうね?」ママも包み紙を剥がす。
「えっ?『おまんこ券』?」パパがたまげる。
「パパ」14歳になった奈々子ちゃんが云う。「あたし、コンドーム要るからね」
「本気か?」パパが感動して娘を抱き締める。
「あたしも『おまんこ券』貰ったわ」とママ。
「それね、一枚で一日三回まで有効だから」と剛史君。
「んまあっ!」ママの顔が火照った。
家族はその場でおまんこを始めた。パパは娘の最初の男となった。

「ママ?」ある夜、寝床でパパが話しかけた。
「なーに?」とママ。
「『おまんこ券』はすぐ無くなっちゃいそうだ。無くなったらどうしよう?」パパが心細い声を出す。
「心配御無用!」とママ。
「え?どうして?」
「あたしね、剛史と奈々子の部屋のゴミ箱から『おまんこ券』を回収してんの。それを元に戻せば、永久に無くならないわ」
「ママーっ!頭いいーっ!」パパが云って、ママの身体に覆いかぶさり、ぶちゅーっとキスし、ママの股ぐらをまさぐった。
「あなたん!」ママがパパの欲望に感激し、おまんこから愛液を噴射する。
夫婦はパジャマをかなぐり捨てて、真っ裸で絡み合い、おまんこを始めた。

「あら?」パパとおまんこしようと思ってやって来た奈々子ちゃんがショックを受けた。
「あれ?」ママとおまんこしようと思ってやって来た剛史君も呆気にとられた。
兄妹は目を見交わし、二人でおまんこするしかないことを悟った。二人は手を繋いで奈々子ちゃんの部屋に向かった。




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