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35. 義理まん

普通「義理まん」と云えば、「やりたくもないのに、よんどころなくやるおまんこ」を指す。しかし、この物語の「義理まん」は、「義理の間柄の者同士のおまんこ」の意味である。

伊吹豪介さん(56歳)は親代々の家で、息子・信介君(32歳)とその嫁・織江さん(30歳)と同居していた。豪介さんは早く孫の顔が見たかった。織江さんも20代のうちに初産を果たしたいと願っていた。しかし、息子夫婦の熱心なおまんこの甲斐もなく、織江さんはついに大台に乗ってしまった。医師たちは、信介君の精子にも、織江さんの卵子にも何ら異常はないと太鼓判を押してくれていたから、単に不運だと云うしかなかった。

「おい、びっくりしたぜ」ある夜、寝床で信介君が云った。
「なーに?何なの?」と織江さん。織江さんはぽっちゃりボディにボインボインと大きな尻、ショートヘアに丸っこいベビーフェースの魅力的な女性。
「今日、ちょっと親父の部屋に行ったんだ。赤線が引かれた新聞の三行広告欄が開かれてた。それが何とヘルスの広告なんだ」
「ヘルス・センター?驚くことないじゃない?」
「そんな健全な施設じゃないよ。ヘルスとかエステというのは、手こき・足こきやフェラチオなんかで、男の快楽に奉仕する施設なんだ」と信介君。
「なに、そのテコキアシコキって?」織江さんには理解出来ない。
「女が手や足でペニスを擦って男に射精させるんだ。これは性交じゃないから売春に当てはまらない」
「足でーっ?」織江さんがたまげる。
「そんなことは問題じゃない。問題は親父がそういうとこへ行こうとしてるってことだ」
「お義父(とう)さんはお義母(かあ)さんを亡くしてるから、お寂しいんでしょ」と織江さん。
「そらそうだろうが、ヘルスとはなあ!」と信介君。

「そういうとこで我慢してくれるんなら、再婚されるよりいいんじゃない?」と織江さん。
「どうして?」と信介君。
「いまさら、見も知らぬ女を『お義母さん』と呼んで、馴染まなきゃなんないなんて、あたしめんどくさいわ」
「おれもそうだ。しかし、親父がまだ現役ならヘルスは可哀想な気がしてね」
「どうならいいわけ?」
「親父はおまんこしたがってるんだ。女が必要だと思う」
「んまあ!」織江さんが目を丸くした。
「じゃ、お祈りしよう」信介君が織江さんの身体を愛撫する。「神様仏様イエス様アラーの神様…」
「何卒今日は妊娠させて下さいますように…」
二人はおまんこした。

数日後の夜。
「お義母(かあ)さんだけどさ…」信介君が云った。織江さんのお母さんの旗江さん(50歳)は、十年ほど前に夫を亡くし、都内のアパートで一人で暮らしていた。旗江さんは、年齢相応に脂の乗った身体をしているが、まだいい体形を保っているし、バーのママにでもなれそうな色気の持主でもあった。
「え?母が何?」と織江さん。
「誰か付き合ってる人、いるのかな?」
「えーっ?聞いたことない。そんなの、いないと思うわよ。どうして?」
「50歳はまだ若い。もし、お義母さんに誰もいないなら、うちの親父とどうかと思ってさ」
「えーっ?どういうこと?」と織江さん。
「やりたがっている男とやりたがっている女がいるんなら、自由にやりゃいいじゃないかってこと」
「なにーっ!親戚同士でーっ?」織江さんがぶったまげる。
「血は繋がってないんだし、大人同士なんだ。問題ないよ」
「でも、なんか変!」
「おれたちの親ではあるけど、血縁じゃないから、好き合えば結婚だって出来るんだぜ?セックスしたっておかしくないよ」
「でも、お母さん、もう生理ないわよ?欲求ないんじゃない?」と織江さん。
「閉経してから女性は奔放にセックスしたくなるって話もある」と信介君。「キミ、老人ホームで男女がやりまくってるって話、知らないな?」
「うっそーっ!」織江さんが口をあんぐり開ける。
「嘘じゃない。男は80歳近くになっても勃起する人がいるそうだ。女は100歳になったってやれるだろ?」
「高齢だと濡れないんじゃないの?」
「潤滑ゼリーってのがあるんだ。問題ない」
「へーっ?」

「キミ、お義母さんにやる気があるかどうか、探ってみてくんない?」と信介君。
「『お母さん、男と寝たい?』って聞くの?いくら母娘の間でもえげつないわよ」と織江さん。
「そう露骨にじゃなく、それとなくさ」
「それとなくって云うけど、はっきりさせなきゃいけないんでしょ?難しそう」
「キミは否定的過ぎるなあ。お義母さんの幸せ願ってないの?」と信介君。
「願ってるわよ。でも、あんまり生臭い話なんで…」織江さんがうじうじする。
「その生臭いこと人一倍好きな癖に…」信介君が織江さんのおっぱいを揉みしだく。
「何よ、あなただってスケベな癖に…」織江さんが夫のペニスを捩り上げる。
「痛ててて!」信介君が悲鳴を挙げる。
「あら、ごめん!よちよち」織江さんが信介君のペニスをしごく。それはたちまち勃起した。
「お祈りしようぜ」信介君が織江さんの性器を愛撫する。「神様仏様イエス様アラーの神様…」
「何卒今日こそは妊娠させて下さいますように…」
二人はおまんこした。

織江さんは母・旗江さんと買い物した後、旗江さんのアパートに寄った。
「お母さんの閉経、いつだったっけ?」と織江さん。
「去年」旗江さんがお茶菓子を出し、お茶を淹れる。
「あと19年か…」織江さんが呟く。自分の閉経までの年数である。
「40からの初産は危険だから、あなた、あと9年しかないわよ?」
「うわーん!」織江さんが泣き真似をして卓袱台に突っ伏す。
「彼、人工授精はどうしても嫌だって?」と旗江さん。
「縁もゆかりもない人間の種じゃ嫌だって」と織江さん。
「じゃ、養子を貰うなんて問題外ね」
「そ」織江さんが諦め切った顔で云う。
「頑張ってるんだろうね?」と旗江さん。
「そうよ。毎日よ」
「ひえーっ!毎日?」旗江さんが呆れる。
「子供が出来たら、回数少なくなるでしょうね」と織江さん。
「育児で疲れちゃうし、女というより母親になっちゃうから、お前もそんなにやりたくなくなるわ」
「で、子供に手が掛からなくなったらどうなるの?やりたくなるもの?」
「でも、その頃は男が倦怠期になっちゃう」
「じゃ、悲劇じゃない」
「だから、可愛がって貰えるうちが花なのよ」

「閉経した後はどうなの?やりたくなくなるの?」織江さんが核心を衝く。
「ばか!そんなの親に向かって聞くことじゃないでしょ?」旗江さんがうろたえる。
「あたしだって、いつかはそうなるの。聞いときたいわ」織江さんが追及する。
「人それぞれじゃない?」旗江さんが矛先を逸らす。「お前はやりたいかも知れない。やりたくないかも知れない」
「ね?お母さん、ディルド持ってる?」埒があかないと見た織江さんが話題を変える。
「何を云うの!馬鹿も休み休み…」旗江さんが云いかける。
「いまのディルドって凄いのよ。電動でクリちゃんとあそこを同時に刺激してくれるんだって」
「だから何なのよ!」旗江さんが憤然とする。
「今度のお母さんのお誕生日にプレゼントして上げる」と織江さん。
「お前、恥ずかしくないの、そんなもの買うって?」
「へっちゃらよ。ネット通販だから、誰とも顔を合わせないで買える」
「へー?」旗江さんが耄けたような顔をした。

その夜の信介君と織江さんの寝室。
「判ったわ」と織江さん。「お母さん、やりたがってる」
「ほんと?よーし!二人で親孝行しようぜ」信介君が云った。
「でも、お母さんがお義父さんとやるかどうかは未知数よ」と織江さん。「なんせ、これまで親戚として儀礼的に付き合って来た間柄なんですもん」
「そらそうだ。だから、仲良くなれる場を作って上げて、後は成り行きに任せようじゃないか」
「そうね。で、どういう作戦なの?」
「おまんこしてから教えるよ。さ、お祈りしよう」
二人はおまんこした。

信介君と織江さんは、いつも二ヶ月に一度ほど旗江さんを鍋物や焼き肉料理などに招いていた。豪介さんと旗江さんは凄く親しいというほどではなかったが、縁戚として互いに相手を立て、冗談も云い、楽しく家庭的雰囲気を味わっていた。

「父さん、お義母さん」食事の後で信介君が云った。「お二人で歌舞伎見物に行きませんか?」
「何だい、薮から棒に」と豪介さん。
「織江とぼくで行くつもりで買っといた前売り券があるんですが、二人とも行かれなくなっちゃったんです」
「どうなさったの?」と旗江さん。
「今度特許を取った製品を重役が気に入ってくれて、夫婦で重役の家のパーティに招ばれたんです」
「まあ、そう!」と旗江さん。
「松竹で、ほかの日に振り替えて貰えないのか?」と豪介さん。
「頼んだんですが、千秋楽で空きは全然ないんだって」
「演(だ)し物はなーに?」と旗江さん。
「玉三郎の『京鹿子娘道成寺』と海老蔵の『暫』です。凄いでしょ?」と信介君。
「んまあっ!」旗江さんが目を輝かす。
「行きますか、奥さん?」豪介さんが旗江さんを見る。
「是非、ご一緒させて下さいな」と云いつつ、旗江さんが娘に「悪いわね」と云う。
「いいえー」と織江さんがモナ・リザのように微笑んだ。

観劇を終えた豪介さんと旗江さんは、築地の鰻専門店に入った。
「ここ、お好きなんですか?」と旗江さん。
「いや。倅が、奥さんのお好みの店を織江さんから聞き出しておいてくれたんです」と豪介さん。
「まあ!」旗江さんが感激する。
二人は鰻が届くまでの間、日本酒を差しつ差されつで呑みながら、今観て来た豪華な芝居について興奮気味に話し合った。二人とも先代や先々代の舞台も知っていたので、所作や振り付けの違いなど話題に事欠かなかった。
「いやー、楽しいな。奥さんとこんなに話が合うとは思っていませんでした」と豪介さん。
「あたしもですわ。伊吹さん、新劇は?」と旗江さん。
「最近は御無沙汰ですが、若い頃はよく観ました」と豪介さん。「ロシア文学を読み漁っていたもので、チェーホフなんかよく観ましたね」
「あら、来月劇団新藝が『桜の園』を演(や)りますのよ?御興味あります?」
「おお、懐かしいですなあ。『桜の園』は新藝の十八番ですからな。でも、役者は大分変わっているでしょうな?」
「歌舞伎だって代替わりしてるんですもの、新劇だって同じですわよ」
「でしょうなあ。奥さんと一緒なら、最近のも我慢出来るかも知れません。行きましょうか?」
「ええ、是非!」

というわけで、熟年同士のデートは切れ目なく続いた。チェコ・フィルハーモニックも聴きに行き、観世能にも行き、ルノワール展やビュッフェ展にも行き、N響にも出掛けた。

「奥さん」ある夜のコンサートを聴いた後、近くの公園で二人がベンチに掛けていた時、豪介さんが云った。「こんなことを云い出すと、われわれの友情をぶち壊すことになるかも知れませんが、云わせて下さい」
「何ですの?」旗江さんは、実は豪介さんの口から何が出て来るか、察しがついていたが尋ねた。
「奥さん!」豪介さんは旗江さんの手を取って握り締めた。「わたしは奥さんが好きになってしまって…」
「伊吹さん!」旗江さんも豪介さんの手を握り返した。
「怒りませんか?」と豪介さん。
「怒りません。で、好きになってあたしをどうしたいの?」旗江さんが先を促す。
「若ければ、奥さんに結婚を申し込むところでしょう。しかし、そういう面倒なことはもう…」
「あたしもだわ」旗江さんが頷く。
「奥さんっ!」豪介さんが旗江さんの身体を抱き締める。
「で、あたしをどうしたいの?」旗江さんが喘ぎながら云う。
「みなまで云わせたいんですか?解って頂きたいのに…」
「あたしのあそこは、もう蜘蛛の巣が張っていましてよ?」と旗江さん。
「結構!太くて長くて固い箒を持ってます。掃除させて下さい」と豪介さん。
「もう乾き切っているかも知れません。バケツの水も必要だわ」
「その恐れがあるかも知れないと思い、これを買って来ました」豪介さんが、ポケットから潤滑ゼリーを取り出して見せた。
「んまあっ!用意のいいこと!」旗江さんがたまげた。

二人はベンチの上で接吻した。傍目には老人と中年婦人の浮気に見えたかも知れないが、二人の情熱は20代の恋と変わらなかった。20代の恋とちょっと違うのは、二人が即ベッドインする気になったことである。
「ホテルへ行くなんて勿体ないわ」と旗江さん。「あたしのアパートへ行きましょ」
旗江さんのアパートへ着くと、酒もお茶もなく、二人は敷き布団だけ広げて着ているものを脱いだ。旗江さんはシャワーを浴びたいと主張したのだが、豪介さんが許さなかったのだ。下着だけになった旗江さんが電気を消す。
「消しちゃ駄目ですっ!」豪介さんが怒鳴った。
「だって。恥ずかしくて…」暗闇の中で旗江さんが云う。
「処女みたいなことを云って。奥さんの身体が見たいんだ。見せて下さい」
「50女の身体なんか見ても…」
「奥さん。わたしは妻が亡くなるまで、あれの身体を愛でました。50女の身体を」
「まあ!」旗江さんが息を飲んだ。
「さ、明りを点けて。待たせんで下さい」豪介さんが催促する。
パチリと電気が点いた。旗江さんが諦めたのだ。旗江さんがシュミーズを脱いだ。熟し切った白い肌に黒いパンティが艶かしい。
「おお!綺麗だ。そこから先はわたしが…」豪介さんが旗江さんに近寄った。

豪介さんが旗江さんの黒パンティをそろそろと引き下ろす。旗江さんの陰毛が現われる。染めているのかどうか、白髪は混じっていない。豪介さんがパンティを取り去り、旗江さんの身体を抱きかかえて布団に寝せる。豪介さんは、旗江さんが力を篭めて閉じようとする両脚を開き、大きく股を開かせた。旗江さんは恥ずかしさに両手で顔を覆っている。豪介さんは旗江さんの股ぐらに這いつくばり、おまんこを舐め出す。
「ひっ!」旗江さんが覆っていた両手を離し、首を曲げて豪介さんの行動を見ようとする。おまんこを見られるだけだと思っていた。舐められるとは思っていなかった。でも嬉しかった。実に10年振りのクンニであった。
豪介さんが旗江さんの大陰唇を開いて、粘膜をくまなく舐め、クリトリスを刺激する。
「むううう!あうううっ!」旗江さんがよがる。
豪介さんが旗江さんの、やや張りの失せたお尻の丸みを撫でたり、揉んだりする。
「シ、69しましょ!」旗江さんが申し出る。
「ありがとう、奥さん。でも、それは次回にお願いします」豪介さんが云い、用意の潤滑ゼリーを旗江さんの膣内に塗りたくる。そのまま二本の指でGスポットを探り当てようと、恥骨裏の肉襞を触りまくる。
「ひえーっ!ぐわーっ!」旗江さんが叫び、もうイってしまった。10年振りの刺激が強烈だったのだ。

豪介さんと旗江さんのデートは週一回の頻度になった。旗江さんは「もう『奥さん』は止めて」と云い、名前で呼ばれたがった。豪介さんも「では『伊吹さん』も止めて下さい」と主張し、お互いに名前で呼び合ことになった。二人とも様々な催しに出掛け、その後激しくおまんこした。旗江さんは美容院にも頻繁に出掛け、ファッションにも気を配った。もともと色っぽかった旗江さんはセックスのせいで若返り、ますます艶かしくなった。

「お義母さん凄いな。見違えるように色っぽくなっちゃって」ある晩、信介君が織江さんに云った。
「お義父さんもだわ。あんなにエネルギッシュだなんて思わなかった」と織江さん。
「とにかく、ぼくらの陰謀は成功したわけだ」信介君が微笑んだ。
「終りよければ全てよし…ね。安心したわ」織江さんもにっこりした。

しかし、終りではなかった。ある日、織江さんは母のアパートに呼ばれ、長時間侃々諤々と話し合うことになった。驚くべき内容であった。

その数日後、豪介さん、信介君、織江さんに、旗江さんも交えた家族会議が開かれた。
「信介さん、豪介さん」旗江さんが口を切った。「この集まりを招集して頂いたのはあたしですから、あたしが話を進めます」旗江さんは、もう嫁の母というだけの存在ではなく、豪介さんの公の愛人の地位を確保していたから、遠慮を捨て物腰も堂々としていた。「テーマは豪介さんとあたしのことではありません。豪介さんとあたしの孫のことです」
「?」信介君はぽかんとしていた。孫などどこにもいないじゃないか。
「織江は一刻も早く初産を果たしたいと願っています。でも、このままではいつになることやら」
「旗江さん。何が云いたいのです?」豪介さんが怪訝な顔をする。
「信介さんは、どこの馬の骨とも分からぬ男の種の子を育てるのは嫌なんですよね?」と旗江さん。「だから、人工授精も養子も嫌だと?」
「ええ。まあ」と信介君。
「あなたのお父さんの種だったら、どうですか?どっかの馬の骨じゃありませんよ」
「どういうことです?」豪介さんが面食らう。
「?」信介君には何のことやら解らない。
「豪介さんに種付けを手伝って貰ったらどうかと思うんです。父子で織江と交代でおまんこするの」と旗江さん。
「そ、そ、そんなっ!」信介君がぶったまげる。
「なぬーっ?」豪介さんの顎が外れそうになる。

「現在の状況は競馬なら単勝馬券で勝負している感じ。連勝複式の方が当たる確率は高いでしょ?」と旗江さん。
「ぼくは馬ですか?」信介君が憤然とする。
「わたしは当て馬ですかな?」豪介さんが憮然とする。
「どうお考えになっても御自由です。信介さんを愛している織江も相当悩みました。でも、どうしても伊吹家の子を生みたいという一心で決意したんです。後は、信介さんが同意されるかどうかだけですわ」
「織江、本気なのか?」信介君が妻を見つめる。
織江さんが苦しそうにこっくりする。
「算術的にはお義母さんの云う通りです。ぼくもそれを反駁出来ません」と信介君。「しかし、お義母さんの案には一つ見落としがあります。ぼくが親父に公然と妻を寝取られるという屈辱感です」
「そうだろう。この話はなかったことにしようじゃないか」と豪介さん。
「父さん、待って」と信介君。「ぼくも織江も子供が欲しい。お二人も孫が欲しい。ぼく一人の感情で強情を張るのは済まないと思う」
「しかし、わしが織江さんとおまんこしていいのか?我慢出来るのか?」と豪介君。
「父さんに女房の身を任せるのなら、ぼくも父さんの愛人とおまんこします」と信介君。
「えーっ?」と織江さん。
「んまあっ!」旗江さんが思いがけぬ逆襲にたまげる。
「なんとっ!」豪介さんが仰天する。
「本気なの?あなた、冗談でしょ?」と旗江さん。
「本気です。それが公平ってもんでしょ?」信介君が云った。

四人はしばらく沈黙した。時折、織江さんが母親の顔をちらっと見、夫の顔をちらっと見た。織江さんは、夫が自分の母親との性交を望んだことにより、母親に嫉妬していた。夫が自分以外の女(母親)に欲望を抱いたことが心外であった。しかし、自分が舅との性交を受け入れることを表明した以上、夫と母親の性関係を拒絶することは出来なかった。豪介さんは、当て馬であっても30歳の嫁の身体を抱けるとすれば棚ぼたであった。しかし、その代償として第二の青春の時を共にしている旗江さんを息子に盗られるのは恐ろしかった。若い息子の精力と逞しさに旗江さんが惹き付けられ、自分に見向きもしなくなる危惧があった。旗江さんも、折角ここまで育んだ豪介さんとの関係が崩壊することが恐かった。若い婿さんに望まれてセックスするのはラッキーだが、同じように豪介さんが自分より数段若い自分の娘に執着してしまう恐れがあった。自分が婿に身を任せたことに対する豪介さんの嫉妬と怒りもあり得るし、夫(信介君)を寝取られた娘の嫉妬によって母娘関係がギクシャクすることも考えられた。信介君は、このところとみに色っぽさを増した義母を抱いてみたいと思っていた。娘と彼女を生んだ母親両方と性交出来るなどというのは、世間にざらに転がっている話ではない。それを公然と出来るのだ。父に妻を自由にさせるのは癪だが、子供を作る可能性が増えるのは確かである。そして、その子は他人の子ではないのだ。

家族乱交をするとなると、それぞれにとってプラスとマイナスの面があった。誰か一人が得する、損するという問題ではなかった。四人の希望、不安、疑心暗鬼、嫉妬、恐れ、欲望などが鳴門海峡のように渦巻いた。しかし、子供を作るという大義名分が優先した。一同は「怨みっこ無し」、「嫉妬無し」を前提に乱交することで意見の一致を見た。

「目出度く織江が懐妊したとして…」と信介君が云った。「生まれた子はぼくの子か、ぼくの妹か弟なのか、分からないわけですよね」
「交代でやれば、どっちの種か誰にも分りません」と旗江さん。「あなたの子です」
「しかし、DNA検査をすれば…」
「そんな無粋なこと、しないの」旗江さんが遮った。「永遠の謎にしとくのよ」
「賛成!」と織江さん。
「わしもだ」と豪介さん。「ところで、旗江さん?」
「はい?」旗江さんは自分の案が通ったことで浮き浮きしていた。
「こういう事情になると、旗江さんにここに引っ越して来て貰う方がよさそうですな?」
「えーっ?」旗江さんが度肝を抜かれる。
「えーっ?いいんですか?」織江さんが喜ぶ。
「いつ信介があなたを望んでもいいように、スタンバイしておくには一緒に住んで貰わねば」
「はあ」婿殿との頻繁なおまんこのイメージに、旗江さんの脳味噌は溶けてしまう。
「あ、そういうこと?」織江さんが、嫉妬でちと白ける。
「というか、本音はわたしが来て貰いたいんだが」と豪介さん。「部屋はいくらでも空いとります」
「分かりました。出来るだけ早く越して来ます」と旗江さん。

事実、旗江さんは一週間後には引っ越して来て、伊吹家の一室に納まった。

旗江さんの部屋に敷かれた布団の上で、信介君が白いネグリジェ姿の義母を抱き、接吻していた。手は義母の豊かな乳房を揉んでいる。二人は激しく舌を舐め合い、絡め合った。
「お義母さん?」信介君がキスを中断して云う。
「なーに?」旗江さんは婿との性交前の興奮で顔を火照らせている。
「『おまんこして!』って云って下さい」と信介君。
「やーよ。そんなこと云えない」50歳の年増女が恥じらう。
「云わなきゃ肛門性交しますよ?」信介君が脅す。
「いやよ!あれじゃイけないもの」
「じゃ、云うんです。『おまんこして!』って」
「んもうっ!おまんこして!」旗江さんが囁くように云う。
「聞こえません。もっと大きな声で」信介君が命じる。
「もーっ!おまんこしてっ!」旗江さんが破れかぶれで云う。
「その調子」信介君が義母のネグリジェを脱がす。パンティは履いていなかった。真っ白く、脂が乗ってしっとりした肌が眩しい。
「あなた、あたしをおもちゃにする気ね?そうでしょ?」と旗江さん。
「そうです。親父にぼくのおもちゃを取られたんです。ぼくも親父のおもちゃを楽しまなきゃ」
「んまあ!」

信介君が、旗江さんの身体を布団の上に横たえ、曝け出された旗江さんのとろけそうな乳房を揉む。
「これが織江を育てたおっぱいですね?」と信介君。
「そ」と旗江さん。
「お義母さん。『おっぱいしゃぶって!』って云って下さい」と信介君。
「云わなかったら?」と旗江さん。
「肛門…」
「おっぱいしゃぶって!」旗江さんが即座に云った。
信介君が片手で一方の乳房を揉みつつ、もう一方の乳首に吸い付く。ぺろぺろ舐め、ちゅうちゅう吸い、つんつんと舌で弾く。
「あー、いいわー」旗江さんが婿の髪の毛を撫でながら云う。
信介君は身体を沈め、義母の股を割って義母のおまんこの前に這いつくばる。黒い陰毛に囲まれた褐色の割れ目。小陰唇が飛び出している。
「これが織江を生んだおまんこですね?」と信介君。
「そうよ。どうせ云わされるんでしょうから云っちゃうわ。おまんこ舐めて!」と旗江さん。
「あははは!お義母さん、大好き!」

信介君が義母の割れ目を開く。赤っぽいハマグリの肉がてらてら光っている。クリトリス、尿道口、そして膣口。(これが、親父が惚れ込んでいるおまんこだ!。親父も織江のおまんこをじっくり見ているんだろうな)信介君は思った。信介君は義母のクリトリスを舐め出す。
「はーんっ!あはーん!」旗江さんがよがる。
信介君はクンニを続けながら、義母の膣口を弄くる。
「ああ、ああん、あーん!」旗江さんが身悶えしてよがる。
信介君が義母の膣に指を入れようとする。頭に何か当たる。顔を上げると、旗江さんが潤滑ゼリーのチューブを持った手を伸ばしていた。信介君はそれを受け取り、膣の中に塗りたくった。
「あはーん!」膣内に突っ込まれた指で、旗江さんが興奮する。
信介君は指を二本にしてGスポットを探った。
「あぐーっ!」旗江さんが電撃ショックを受けたように身体を硬直させた。
信介君は指を三本にして出し入れした。
「おーっ、おおおーっ!」旗江さんが身体を弓なりにしてよがる。
信介君は指を四本にした。
「!」旗江さんが緊張する。
信介君は指五本全部を突っ込もうとする。
「あなた、そんなっ!」旗江さんが腰を引こうとするが、信介君がお尻を押さえ付けているので動けない。
「ぼくの手は赤ん坊の時の織江の頭より小さいです。リラックスして!」と信介君。
「無茶苦茶!」旗江さんが諦めるが、恐怖感は消え失せない。
信介君はぬるぬるのゼリーに助けられて、手を義母の体内に完全に埋め込んだ。
「ぐわー!」丸太ん棒を突っ込まれた異物感で旗江さんが悲鳴を挙げる。
信介君は五本の指をてんでんばらばらに蠢かし、義母の肉襞を擦る。指先がGスポットや子宮口に当たる。
「あぐわーんっ!」旗江さんが白目を剥いて失神した。

信介君はそっと手を義母のおまんこから抜き取り、代わりに勃起したペニスを突っ込んで意識不明の義母を犯した。32歳のペニスが50歳の義母のおまんこを出入りしている。信介君は義母の尻を揉み、おっぱいを揉んだ。義母とのおまんこ、そして意識不明の女との性交が信介君を興奮させた。精液が発射準備を完了した。最後の最後まで我慢していた信介君に破局が迫った。信介君はペニスを抜き取り、義母の裸体の上でペニスを激しく擦った。ぴゅーん!精液の第一波が気絶している義母の顔面を直撃した。ぴゅぴゅーん!第二波は義母の首筋からおっぱいのあたりに飛んだ。「ぽたぽた!」第三波が義母のお腹一面に落ちた。

それは義母を冒涜する行為だったが、今後の性交のために義母と婿の垣根を取り去り、18歳の年齢差を埋める儀式でもあった。もちろん、父親に女房の種付けを手伝わせるという提案(信介君が拒否出来ない妙案)を考えついた義母に対する、信介君のささやかな仕返しでもあった。

その頃、56歳の豪介さんの寝床で素裸の30歳の織江さんが抱かれていた。全裸の豪介さんが、嫁のボインなおっぱいをまさぐりながら、フレンチキスをしている。豪介さんにはまだ信じられなかった。倅の嫁の母親と昵懇になったら、その倅の嫁もおまけで抱けることになってしまった。しかも、隠れてこそこそではなく公然とである。その上、抜き身、生ハメ、中出しOKという理想的な条件だ。これが喜ばずにいられようか。
「織江さん、夢のようです」と豪介さん。
「何がです?」と織江さん。
「嫁のあなたを抱けるなんて。旗江さんの娘で、息子の嫁のあなたとおまんこ出来るとは!」
「夢ではありませんわ。激しくおまんこして、あたしを妊娠させて、お義父(とう)さん!」
「そうしましょう!」豪介さんが嫁のぶるんぶるん揺れるおっぱいにしゃぶり付き、乳首を舐めたり吸ったり弾いたりする。
「あっはーんっ!」織江さんが悦ぶ。

豪介さんが69の体勢で嫁の身体に覆いかぶさった。嫁の割れ目を開く。大陰唇はやや褐色がかっているが粘膜はピンクだった。豪介さんはクリトリスを舐め、膣口周辺を弄くる。
「がぶぶ」義父の勃起したペニスをしゃぶりながら、織江さんが呻く。
嫁の膣が愛液まみれになると、豪介さんは二本の指を膣に突っ込み、肉襞を擦りまくる。
「ぶぐぶーっ!」織江さんがよがった。自分の性器の快感に酔い痴れ、フェラチオ作業など出来なくなる。
起き上がった豪介さんは、嫁の身体を四つん這いにさせ、後ろの方からクンニをする。
「あおーっ!」織江さんがよがる。
豪介さんは、嫁の蟻の門渡りや肛門を舐める。
「ひーっ!」織江さんが歓喜の声を挙げる。
豪介さんは嫁の膣に二本の指を入れ、指の腹を下に向けてGスポットを探し求める。
「ぎひーっ!」織江さんが興奮で上体を両手で支え切れなくなり、頭を布団に突っ伏す。
豪介さんは勃起し切って赤黒くなったペニスを手に、息子の嫁のおまんこに狙いを定める。ずぶずぶぬるぬると56歳の義父のペニスが30歳の嫁の体内にめり込む。
「あはーっ、うむぐーっ!」織江さんは口からだらだら涎を垂らしながらよがる。
ピストン運動をしながら豪介さんは、唾をつけた指で嫁の肛門を弄くる。少しずつ指をねじ込む。
「ぐわーんっ!わはーんっ!」織江さんが最高によがる。
豪介さんがペニスのピストン運動と、肛門に突っ込んだ指の動きを同期させる。
織江さんは手を伸ばして自分のクリトリスを刺激する。気が狂いそうな快感の渦に翻弄される。
豪介さんが余っている手で嫁の尻を撫でたり、ぴしゃぴしゃ叩いたりする。
織江さんの身体に性感が過飽和状態となって溢れ、脳味噌は溶け、性器だけが火照っていた。
完全に嫁の肛門に埋まった指を豪介さんが蠢かし、激しく突き上げるペニスで子宮口をド突く。
「ぐひーっ、死ぬーっ!」ポルチオ性感によって織江さんがイった。
どっぴゅーんどどどぴゅーんっ!豪介さんが嫁の体内に四億匹の精虫を放った。

50歳の豪介さんは毎日はおまんこ出来ない。三日に一回である。その三日に一回は、四人一緒におまんこすることになった。先ず男の一人が旗江さんとおまんこし、旗江さんをイかす。その間他の男は織江さんを愛撫したり、クンニしたりして燃え上がらせておく。旗江さんをイかせた男が織江さんとおまんこする。織江さんを愛撫していた男が旗江さんとおまんこし、イかす。織江さんとおまんこしていた男が織江さんをイかすと、旗江さんをイかせた男が織江さんとおまんこしてイかす。

女たちは続けざまに父子二人からイかされるのだ。これは性の天国であった。男たちは続けざまに母娘二人と交わることで興奮した。若い女体と熟女の身体を同時に味わえるのだ。四人はどんどん淫乱になって行き、伊吹家はフリーセックスの館と化した。

織江さんが目出度く妊娠した。織江さんは大きいお腹になっても、早産の心配がない最後の最後までおまんこしたがった。いよいよ織江さんの臨月となって織江さんが降板すると、男たちは旗江さんのおまんこに、同時に二つのペニスを突っ込んで旗江さんを失神させた。その異常なセックスを見ながら、織江さんはクリトリスを弄くった。

織江さんは二人目、三人目の子も欲しがったから、この家族乱交はお産の後もずっと続くことになった。




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