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07. 末は博士か大臣か

哲郎君(19歳)は一浪だった。今日も日曜というのに夏期特別講習で予備校に行っていた。

哲郎君の留守中に、お母さん(46歳)が家族会議を招集した。お父さん(48歳)、長女・冴子さん(24歳)、長男・信郎君(22歳)が茶の間に集まった。優しい顔のお母さんは、身体各部に脂の層を増しているとはいえ、まだまだ姥桜の色気をたたえている。冴子さんは目鼻立ちのくっきりした肉感的な美人で、一度結婚したものの性格の不一致とやらで離婚後、実家に出戻っている身の上。信郎君は大学生である。
「集まって貰ったのはほかでもないけど、哲郎のことなの」お母さんが口火を切った。「あの子は今が正念場です。あの子は頭がいいんだから、来年こそ東大に入って、末は博士か大臣になって貰わなきゃならないの。そのためには受験勉強に集中させる必要があるわ」
「集中してないのかい?」とお父さん。
「勉強はしてるんですけど、オナニーも日に三回ぐらいしてるんです」とお母さん。「そんなことしてる暇ないってのに、あの子ったらもう!」
「日に三回ってどうして分るの?見たわけでもあるまいにさ」信郎君が突っ込む。
「ゴミ箱に、湿った精液がついたティシューが毎日三回捨ててあれば、馬鹿でも分るわよ」お母さんが云う。「信郎。お前だって高校の頃はそうだったんだよ。忘れたの?」
「うへ。母さんは麻薬探知犬ならぬ精液探知犬だったのか!」

「で、どうやって集中させようというんだ?何か案があるのかね?」お父さんが促す。
「そこで相談なんだけど、あたしと冴子であの子の性欲を管理したらどうかと思って…」とお母さん。
「ぎょえーっ!」と冴子さん。
「なにーっ?」とお父さん。
「ひえーっ!」と信郎君。
「なにかい?お前と冴子であいつとナニしようってのかい?」とお父さん。
「やーよ、あたしそんなこと。第一、近親相姦じゃない!」と冴子さん。
「おれの時はそんなこと配慮してくれなかったじゃない!不公平だよ」と信郎君。
「お前は、どうせ三流大学に行くしかない脳味噌だったからね。配慮しても無駄だったのよ」お母さんが冷たく云い放つ。
「ちぇっ。ひと馬鹿にして」と信郎君。しかし、事実だから仕方がない。

「しっかし、なあ」お父さんが考え込む。「お前を哲郎に取られるのはちょっとなあ」とお父さん。
「取るも取られるも、あなた最近あたしのことさっぱり構ってくれないじゃありませんか!」お母さんが息巻く。
「おいおい!子供の前で何だ、その云い草は!」お父さんが気色ばむ。
「あたしの身体は、あなたにはもう御用済みなんだから、哲郎にお下がりに出したっていいじゃありませんか」
「そういう問題かい」お父さんが呆れる。
「そうですよ。リサイクルですよ」お母さんが得意そうに云う。
「お母さんはいいかも知れないけど、あたしはやだわ」と冴子さん。「リサイクルって歳じゃないし」
「そこなのよ」お母さんが冴子さんの顔をひたと見据える。「哲郎は童貞なのよ?筆下ろしの相手が50近いオバンって可哀想だと思わない?お前でないと駄目よ」
「どういうこと?よく分んない」冴子さんが怪訝な顔をする。
「お前が処女だった時、初体験の相手が50や60のジジイだったらどう?」とお母さん。
「ちょっとキモいかも」
「だろ?哲郎だって同じよ。フレッシュな異性の肉体で筆下ろしすべきなのよ」
「そうかなあ?」
「そうだって!」
「でも〜」冴子さんは落ち着かない。(実の弟とおまんこするなんて…)
「あたしだけだと、欲求不満のオバンが息子とおまんこしたがってると誤解する人もいるかも知れないしね」
「そりゃ、おれのことか?」お父さんがぎろりと睨む。
「冴子?お前、出戻ってから働きもしないでブラブラしてるんだから、ちっとは家の役に立ちなさい!」お母さんが厳しく云う。
「んもうっ!」冴子さんはぐうの音も出ない。

「あいつにセックス教えたら、逆にあいつセックスに夢中になっちゃうってことはないのかな?」と信郎君。
「夢中になってくれる方がいいのよ」とお母さん。「やりたかったら集中して勉強しなさいって云えるじゃない?」
「セックスを餌にするわけか」お父さんが納得する。
「その方が管理しやすいですからね」お母さんが鼻を蠢かす。
「集中しなかったら?」と冴子さん。
「するさ」とお父さん。「一度禁断の木の実を味わったら、また食わずにはいられない。やらせて貰うためなら必死で頑張るだろう」
「云えてる」と信郎君。
「受験が終わったらどうなるの?」冴子さんは弟とのセックスがいつまでも続くのが怖い。
「もちろん、東大に入ったら使命達成だから終了よ」とお母さん。
「東大受からなかったら?」冴子さんは親馬鹿ではない。
「受かります。絶対!」お母さんは確信している。
「試験終わっても哲郎が求めて来たら?あたし、弟に犯されるのなんてやだ」

「お父さんに考えがある」とお父さん。「今日、哲郎が戻って来たら、我が家のサポート・システムの趣旨とルールを云って聞かす」
「あ、それいいわ、あなた」お母さんが何度も頷く。
「こんな風でどうかな?『哲郎、お前の受験を家中が心配している。お前は日に三度もオナニーしているそうだが、それをやめて、勉強に専念してほしい。そのため、家族でお前の猛り立った性欲をなだめるよう配慮する。本当のセックスを一回すれば、三回のオナニー以上の満足感が得られる。浮いた時間を勉強に費やせ。家族同士のセックスは人に話せない禁じられたものだが、今はお前の正念場だ。私たち家族は倫理や道徳、家族的序列などをかなぐり捨てて、お前の性欲を満足させる。お前の使命は、私たちの期待を裏切らず、お前のベストを尽くすことだ。なお、このサポートは試験終了と同時に自動的に消滅する』 …とまあ、こんな具合だ」
「パチパチパチ!」お母さんが拍手した。
「パチパチパチ!」冴子さんと信郎君も拍手した。
「あなた、完璧よ!」お母さんが褒めそやした。

その日の夕食後、お父さんが哲郎君の部屋に行き趣旨説明をした。だが、哲郎君には嘘みたいな話で信じられなかった。(ぼくの性欲を満足?本当のセックス?家族同士で?一体、どういうこと?)

その夜、哲郎君がパジャマ姿で床を延べていると、冴子姉さんが薄紫の凄く色っぽいネグリジェをまとってやって来た。胸元が大きく開いていて、姉さんの白い肌が眩しい。そのネグリジェはシースルーのセクシーなタイプで、姉さんの両方の乳首や股間の茂みがうっすらと見えている。
「ねねね、姉さんっ!」哲郎君が姉さんのセックス・アピールに圧倒されて吃ってしまう。
「哲郎。お父さんから聞いたでしょ?」と姉さん。
「ぼ、ぼくの性欲を…?」と哲郎君。
「満足させて上げる」と姉さん。
「ど、どうやって?」
「おまんこするのよ、二人で」姉さんがずばりと云う。
「ほんとーっ?」哲郎君には信じられなかった。あんなに渇望していたセックスが、たったいま実現するなんて。
姉さんが布団の上に立ち、前開きのネグリジェのスナップボタンを一つ一つ外し始めた。全部外し終えた姉さんは、ゆっくりとネグリジェを開いて24歳の熟した肉体を弟の目の前に曝け出す。
「わーっ!」哲郎君は女神を崇めるかのようにわれ知らず姉さんの前に膝を突き、豊かに盛り上がっているおっぱい、女盛りの脂の乗った腹部に凹んでいるお臍、股間の黒い茂みなどに見蕩れた。

「お前も脱ぎな」と姉さん。
「うん」哲郎君が全裸になる。そのペニスは興奮して最大限に突っ張ってぴくんぴくん引き攣っている。
弟がまだ子供だと思っていた冴子さんは、そのペニスを見て弟がもう充分一人前の男であることを知った。(これなら楽しめるかも)
「おまんこ見たい?」と姉さん。童貞だったら見たいだろうと思ったし、穴の位置を教える必要もあった。
「見たい!見せて?」
「寝なさい」姉さんが弟に仰向けになるよう指示した。そして、姉さんは69の体勢で弟の身体に覆い被さり、おまんこが弟の頭の上に来るように調節した。
哲郎君の目の前に突然女性の秘密兵器が出現した。それはもじゃもじゃの陰毛に囲まれ、ぷっくらした二つの山に挟まれた大渓谷である。哲郎君は両手で二つの茶色っぽい山を押し開き、谷間を露出させた。ぱっくり開いた割れ目の中に濡れたピンク色のハマグリの肉が光っている。哲郎君が女性性器を見るのはこれが初めてだったが、その構造についての知識がないわけではなかった。彼はクリトリスも尿道口も知っていた。残るは膣口である。哲郎君は姉さんのおまんこを目一杯左右に開いた。「ぽかっ!」と穴があいた。中にはみみずのように盛り上がった肉がうねうねと続いている。憧れのおまんことの接近遭遇に哲郎君の胸はどっきんどっきんと高鳴った。その時、勃起したペニスが湿った何ものかで包まれた。(姉さんがペニスを頬張っているのだ!)
姉さんは弟のペニスを口ですぽすぽし、舌でぺろぺろした。
「わおーっ!」えも云われぬペニスの快感に哲郎君が陶然となる。
姉さんが亀頭下部の包皮の付け根を集中してぺろぺろする。姉さんの口に、ぬるぬるした液体が垂れた。カウパー氏腺液(我慢汁)だ。
「姉さん、出ちゃう!」哲郎君が断末魔の悲鳴を挙げる。
「出していいよ」姉さんが一瞬口を離して云い、またぺろぺろすぽすぽに戻る。
「あーっ!」生まれて初めてのフェラチオの快感に負け、哲郎君がぴゅぴゅぴゅどぴゅーん!と姉さんの口に射精した。
姉さんは精液の大噴出が収まるまで舌の根を盛り上げて気管を防いでいたが、口から精液をだらだら垂らしながら弟の興奮が静まるまでペニスを舐め続けた。

「ぼく、姉さんとおまんこしたかったのに…」哲郎君が怨めしそうに云う。
「やらしたげるわよ。お前、一回射精したら、次に立つまでどのくらいかかる?」と姉さん。
「んー、30分の時もあるし、5分でまた立つこともある」と哲郎君。
「へー?(5分で立つって、凄っご〜い!)お前、立つまであたしのおまんこ舐めて?」と姉さん。
「えーっ?おまんこ舐めるーっ?」哲郎君にクンニリングスの知識はなかったようだ。
「あたしもお前の珍々舐めてやったじゃない?おまけに精液まで飲んだってのに、お前、あたしのおまんこ舐めらんないの?」姉さんが詰め寄る。
「わーった。舐める、舐めます」おまんこさせて貰いたい一心の哲郎君が屈服する。哲郎君は姉さんが大きく開いた股の間に這いつくばり、大陰唇を開いておまんこを舐め出した。
「おおおー!いいーっ!」姉さんがよがる。離婚後、男日照りだった姉さんにとって、この弟とのセックスは久し振りのものであった。どうせやるんなら、弟の生きたダッチワイフなんかになるんじゃなく、自分も快感を貪りたかった。その作戦は成功しつつあった。
哲郎君は姉さんのクリトリスを重点的に舐め、指先で膣口付近を撫で廻した。姉さんの膣口は空腹の犬が焼き肉の匂いを嗅いで涎を垂らすように、だらだらと愛液を垂らしていた。哲郎君は人差し指と中指を姉さんのおまんこに突っ込む。
「ひーっ!」姉さんが悦ぶ。

哲郎君は話に聞いていたGスポットを試してみることにした。姉さんの体内に潜り込ませた指を反転させ、姉さんの恥丘の裏に当たる肉襞を触りまくる。
「わぐーっ!」姉さんがよがった。
Gスポットを発見した哲郎君は、親指でクリトリスを弄くり、人差し指と中指の腹でGスポット周辺を撫で廻した。
「ぶぎゃーっ!」姉さんがイった。久し振りの性的刺激なので、簡単にイってしまったのだ。
姉さんを満足させたらしいと知った哲郎君は、ずり上がって姉さんと身体を並べ、姉さんのおっぱいを揉んだり、乳首を吸ったりした。
「あうーん!」消えかけた快感が、息を吹きかけられた燠火(おきび)のように燃え上がる。「お前、まだ立たない?」
「立ってるけど、まだ完全じゃない」と哲郎君。
「あたしの身体に乗っかりな。きっと完全勃起するから」と姉さん。
哲郎君は素直に姉さんの上に乗り、両肘・両膝で体重を支えた。そうしながら、姉さんの素肌に自分の肌を接触させた。姉さんの美しい顔が至近距離に迫る。哲郎君は叱られるのを覚悟で、姉さんの口に唇を寄せた。何と、姉さんの舌が出迎え、弟の舌を誘った。哲郎君は姉さんと舌を絡ませ、その甘美なエロチシズムに気が遠くなりそうであった。
「立った!」姉さんが云った。姉さんの股間を哲郎君のペニスが突ついているのだ。女の身体に乗っかった男は、本能的に性交しないではいられなくなる。姉さんはそれを利用したのだ。姉さんは突如体勢を入れ替えて弟を組み敷くと、弟のペニスにコンドームをかぶせ、弟の腰に馬乗りになってペニスをおまんこに収めた。
「おおおーっ!」人生初の性交に哲郎君が呻く。彼は呆気なく童貞を喪失した。
「哲郎?お前ね、覚えておきな。女を悦ばせれば、女はいくらでもおまんこさせるもんなの。女を悦ばすには、こういう風に」と云いつつ、姉さんは腰を右に左にぐりぐり廻した。「あうーっ!」姉さんは自分でよがった。「それからね、こういう風に」と云いながら、姉さんは互いの恥骨を摺り合わせるように身体を前後させた「あっはーん!」姉さんがまたセルフサービスでよがった。

哲郎君は最高に幸せだった。いきなりセックスの目くるめく世界に突入していたが、今度は早や漏れの危険はなく、姉さんのおまんこが与えてくれる快感を満喫している。これがセックスなのだ。(気持ちいい。最高!これが毎日味わえるのか?浪人生活も悪くない)哲郎君は大学受験に感謝した。受験がなかったら、おまんこ初体験はずっと先のことであったろう。哲郎君は目の前でぶらんぶらん揺れる姉さんの乳房を揉んだ。(姉さんはぼくのペニスを愛してるみたいで、目をつむって性器結合の快感に酔い痴れている) 哲郎君の未来はバラ色だった。
「あうわははーっ!」姉さんがまたイった。失神したのか、姉さんの腰の動きが止まってしまった。(冗談じゃない)哲郎君は、下から姉さんの体内に向かってペニスを突き上げ、急速にピストン運動をした。しかし、姉さんは哲郎君の身体に全体重をかけ、ぐったりとなってしまった。(重〜い!)重いだけでなく、身体が密着してしまったため、哲郎君のピストン運動も困難になった。哲郎君は姉さんの身体を横転させ、脳死状態の姉さんの股を広げ、まるで姉さんを犯すようにペニスをぶち込んだ。自分の好きな速度でペニスを出し入れする。温かく、しっとりとペニスを包んでくれる姉さんのおまんこ。哲郎君は姉さんの両方のおっぱいを揉みながら、次第にピストン運動を早める。オナニーなんて較べ物にならない心地よさ。もうオナニーとはおさらばだ。ぬるっと我慢汁が出た。精液が発射準備を完了して、堰が開くのを待っている。(初めて女の身体に射精するのだ!)哲郎君の興奮が極限状態に達した。ぴゅっぴゅぴゅっどっぴゅーん!哲郎君が姉さんの体内で精液を放った。(やったーっ!)

次の夜。姉さんもお母さんも来てくれないので、哲郎君は諦めて電気を消し、布団に入った。それを待っていたかのように誰かが部屋に滑り込んで来て、哲郎君の布団に潜り込んだ。哲郎君が立ち上がって電気のスウィッチを点けようとすると、「駄目、点けちゃ」とお母さんの声がした。
「どして〜?」と哲郎君。
「お前、昨日冴子の裸見たんだろ?」とお母さん。
「見たよ」
「あの若い身体と比較されたくないからね。電気消してやろ」
「そんなのつまんない。お母さんのおまんこ見たい」と哲郎君。
「もう黒ずんじゃって、見るようなもんじゃないよ」とお母さん。
「お母さんの顔も見たいよ」
「どうして?お母さんの顔なんて飽きるほど見てるだろ?」
「セックスする時のお母さんの顔が見たいんだい」と哲郎君。
「んまあ!駄目よ、恥ずかしい。贅沢云ってないで、早くやろ?やりたくないんなら帰っちゃう」お母さんが脅す。
「えーっ?そんなあ!」哲郎君が慌てる。
「お母さん脱ぐから、お前も裸になりな」掛け布団を脇へどけながらお母さんが云う。
「うん」

暗闇の中で、お母さんが浴衣風寝間着の帯を解く音がしゅるしゅると聞こえる。哲郎君もパジャマを脱ぐ。哲郎君は手探りでお母さんが解いた細い帯紐を探し出し、天井から下がっている蛍光灯の紐に結わえ付けた。紐が哲郎君の頭の上にぶら下がる。
全裸の哲郎君が全裸の母親の身体にのしかかり、ぶちゅっとキスする。
「うっぷ!」お母さんが慌てる。次男とのおまんこは覚悟していたがキスまでは想像していなかったからだ。しかし、相手が誰であろうが、おまんこするとなれば男と女である。お母さんは照れも羞恥心も捨て、次男と舌を交えた。母子の唾液が混じりあって近親相姦の序曲が奏でられ、凄く淫猥でエロチック。
哲郎君はお母さんと性的キスをすることによって、親子の垣根を取り払った。もう保護者と子供の関係ではなく、男と女の関係になった。生みの親とセックスするのだ!

哲郎君は体勢を入れ替え、69の形でお母さんの股ぐらに顔を寄せた。舌を突き出しお母さんのクリトリスを舐める。
「んまあっ!」お母さんが次男のクンニに狂喜した。夫が最後にクンニしてくれたのがいつだったか覚えていない。紀元前のように遠い昔である。お母さんは自分の顔を突つく次男のペニスを掴んだ。それは固く長く太かった。(まあ立派に育ったこと!)お母さんは自分が生み育てた子供の成長が誇らしかった。お母さんはがぶりと次男の勃起した性器を口に入れ、ぺろぺろ舐め出した。
哲郎君はお母さんのおまんこが見たかった。自分がこの世に登場した、世に二つとない特別のおまんこである。見ないではいられない。哲郎君は手探りで蛍光灯から下がっている帯を探り出し、ぐいと引いた。「カチッ」と音がして部屋が明るくなった。
「ぶがが!」次男のペニスを口に入れたままお母さんがパニックになる。「哲郎、お前っ!」(見ちゃ駄目って云ったのに!)しかし、自分の身体に乗っかっている次男の身体を動かすことなど到底出来ない。お母さんは観念した。
哲郎君はお母さんの陰毛の濃い薮に囲まれた焦げ茶色の割れ目に見入った。確かに姉さんの若いおまんこに較べれば、お母さんのはアンティークっぽい。哲郎君が割れ目を開く。赤っぽい粘膜が曝け出された。お母さんの秘部。お母さんの大陰唇を大きく開く。ぬめぬめと光る穴ぽこが口を開けた。哲郎君はその肉の穴を見据えつつ、お母さんのクリトリスを舐めた。お母さんの体内への入り口。自分がこの世に生まれた出口。そこは、息子のペニスを待ちかねて、たらたらと愛液を滴らせている。哲郎君はお母さんのおまんこに指を突っ込んだ。
「ぶひーっ!」息子にフェラチオをしていたお母さんが悲鳴を挙げる。
哲郎君は指を二本にして、その指の腹でお母さんの恥丘の裏側を撫で擦る。
「わーん!」息子のGスポット攻撃に、お母さんが身をのけ反らす。

お母さんは息子の性欲処理に来たつもりだったのだが、息子のテクニックによっていいように弄ばれ、思いがけぬ快楽の波に揉まれていた。嬉しい誤算だった。イけるかも知れない。お母さんは興奮し、エクスタシーの予感に胸を高鳴らせた。
「やって!やっとくれ!」お母さんが息子にせがむ。
「うん」哲郎君が枕元のコンドームの箱から一個取り出し、ペニスにかぶせる。
「あたしを上にさせとくれ」とお母さん。
「いいよ」と云いつつ哲郎君は驚いた。この家の女たちはみな上に乗りたがると思った。哲郎君は布団の上に仰向けになった。
お母さんが息子の勃起したペニスをおまんこに滑り込ませる。そして、にんまり笑って蛍光灯のスウィッチに繋がる帯を引いた。「カチッ」という音と共に、また部屋が真っ暗になった。
「あーっ!駄目〜っ!」哲郎君が叫んだが、もうどうにもならない。

お母さんは、よがる顔を息子の目に曝すことなく性交を楽しめることになった。お母さんは腰をぐりぐり廻したり、膝を屈伸させたりして息子とのセックスを楽しむ。「おおお、いいね、お前の珍々。最高だわ」
哲郎君は片手でお母さんの豊かな乳房を揉み、もう一方の手でお母さんのクリトリスを弄くる。
「わわーんっ!ぎゃうわーっ!」久し振りのおまんこのせいで、お母さんはもうイってしまった。お母さんが性器の結合を解き、布団に突っ伏す。 哲郎君は帯を引いて部屋の電気を点けた。お母さんをうつ伏せにし、その腰を持ち上げて四つん這いにさせる。お母さんのお尻の方に膝を突いた哲郎君は、犬の体位でお母さんのおまんこにペニスをぶち込んだ。
「あへーっ!」お母さんがよがる。
哲郎君は両手を伸ばしてお母さんの垂れた乳房を揉みながら、腰をへこへこ動かす。哲郎君の汗ばんだ腹がお母さんのお尻に当たって、ぺたんぺたん音がする。
「あーん、あうあうーっ!」お母さんの性欲がまた燃え上がり、本能的に尻を突き出して息子との深い結合を望む。
哲郎君は一方の手をお母さんの前から股間に伸ばし、クリトリスを刺激する。
「あはーっ!あっあっあああ!」お母さんが又もや絶頂への階段を駆け上がる。
哲郎君はお母さんのおまんこを突き上げ、ぐりぐり掻き廻し、浅く入れたかと思うとぐいーん!と深く入れたりする。
「わっはーん!」子宮口をド突かれ、ポルチオ性感に舞い上がったお母さんがイった。
どっぴゅーんどっぴゅーん!哲郎君がお母さんの体内で射精した。

その頃、冴子さんの部屋に侵入者があった。侵入者は掛け布団を持ち上げて潜り込み、冴子さんにぴったり寄り添い、冴子さんの身体を撫で廻した。
「ひっ!誰?」冴子さんがぶったまげる。
「おれだ」お父さんの声だった。
「んまあっ!」冴子さんが枕元の読書灯を点ける。
「やらしてくれ。お前が哲郎とやったんなら、父さんとやってもよかろう?」
「やるって…、お父さん立たないんじゃなかったの?」冴子さんはお母さんの恨み言を覚えていた。
「母さんに立たないだけだ。若い娘には立つ」
「まあ呆れた。でもって、お父さんも大学受験するわけ?」冴子さんが皮肉る。
「それがお前の条件なら受けてもいい。時間の無駄だが」とお父さん。
「でしょうね。でも、あたし、哲郎とお父さんの二人の面倒見たら疲れちゃう」
「信郎の面倒は見ないで済むんだからいいじゃないか」
「あの子ゲイですもんね。襲われる心配はないわね」
「お父さんの歳では、そうしょっちゅう立つわけじゃない。お前の負担にはならんよ」
「そーお?じゃ、毒食わば皿までで、お父さんともやるか」冴子さんがパジャマを脱ぎ出す。
「いい娘(こ)だ」と云いつつ、お父さんもパジャマを脱ぐ。「実はお前が戻って来た時から、お前とやれないかとずっと思ってたんだ」とお父さん。
「出戻りって随分軽く見られんのね。そんな尻軽に見えるの?」
「男を知ったおまんこが疼いてんじゃないかと想像すると、つい手を出したくなるもんなんだ」
「ヘー?そーなんだ」冴子さんが仰向けに寝そべって股を大きく開く。
お父さんが娘の股の間に膝を突き、娘の身体に覆い被さる。お父さんは両手で娘のそそり立つおっぱいを揉みながら、娘の口にキスし舌を差し込む。お父さんが勃起したペニスで娘の股間を突つく。亀頭がクリトリスを擦る。
「ぶごーっ!ぶぐぐ!」父親と舌を交えたままの冴子さんが興奮した。

次の夜。哲郎君が布団を敷き終えたところへ、全裸の兄・信郎君が飛び込んで来た。
「おれもサポートするぜ」信郎君が勃起したペニスをしごきながら云った。
「えーっ?なにーっ!」腰を抜かした哲郎君は、お尻を守るようにじりじりと後ずさった。




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