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09. 地下鉄サブ パート2

その夜遅く、地下鉄サブは独りダイニング・ルームでウィスキーを呑んでいた。家族の前で父親にあるまじき失態を見せた事実をどう修復すべきか悩んでいたのだ。そこへピンクのネグリジェ姿の美咲ちゃんがやって来た。
「お父さん?珍しいわね、こんな時間にお酒呑むなんて」と美咲ちゃん。「眠れないの?」
「まあな…」と地下鉄サブ。
「あたしと身体くっつけて興奮したのが、まだ醒めないわけ?」美咲ちゃんが突っ込む。
「親をからかうな、バカ」地下鉄サブが苦い顔をする。
「冗談はおいといて、あたし嬉しかったの。それをお父さんに云おうと思って…」
「え?嬉しかっただと?」
「そ。あたしにも女としての魅力があったんだって思って、希望が生まれたの」美咲ちゃんが目を輝かす。
「何云ってる。お前はもともと魅力ある。自信を持て」
「言葉じゃ駄目よ。お父さんのあれみたいに具体的な証拠が一番」
「あれはもう忘れてくれ。頼む」父親が娘に頭を下げる。

「話変わるけど、お父さん気がついてる?お母さんとお兄ちゃんのこと」美咲ちゃんが声を潜める。
「え?どういうことだ?」地下鉄サブが怪訝な顔をする。
「最近、お母さん、頻繁にお兄ちゃんの部屋に行くの。で、ひそひそ話だの溜め息だのが聞こえて来るの」
「だからどうなんだ?母さんは勇太に大学進学を勧めてるんだろう」
「そんな感じじゃないの。あたし、怪しいと思う。二人は出来てるんじゃないかって…」美咲ちゃんがずばっと云う。
「なにい?母子(おやこ)でーっ?」地下鉄サブがぶったまげる。女房が息子と浮気するのか?息子がおれの女房を寝取ってるのか?頭から血が引く思いである。
「お父さん、最近お母さんを可愛がってないんじゃない?だから、お母さん、寂しいんじゃないの?」
「むむむ…」その通りだった。倦怠期もいいところだった。布団を並べて寝ていても、抱き合うどころか、手を握り合うことすらない始末だ。

「あっちがあっちなら、こっちもやらない?」美咲ちゃんが凄いことを云う。
「なにーっ?」地下鉄サブがたまげる。
「お母さんに立たなくてもあたしには立つんでしょ?あたし、いいよ。やって欲しいぐらい」
「お、お前、そんなことよく平気で云えるな」天下の地下鉄サブが娘の攻勢におどおどして、震える手でウィスキーをグラスに注ぎ、ぐいっと呑む。
「だって、あたしお父さんを尊敬してるから」
「ゴマするな、バーカ」
「ウィスキーっておいしいの?」美咲ちゃんが父親の身体にべったりくっつき、突然父親にキスした。父親の口に自分の舌を滑り込ませ、父親の舌に残るウィスキーの味を味わう。
「うっぷ!」地下鉄サブは娘の舌を口から押し出そうとするが、それはいつの間にか熱いフレンチ・キスに変貌してしまう。地下鉄サブの手は娘の背中から腕、胸へと下りて行き、丸いお尻を撫で廻す。
美咲ちゃんが手を伸ばして父親の股間を探る。「あ、立ってる!お父さん、こっちもやろ?」
「ほんとにいいのか?」地下鉄サブが確認する。
「ほんと!」美咲ちゃんが何度も頷く。
「よし!」

地下鉄サブは夫婦の寝室に女房の姿が見えないことを確認し、息子の部屋に向った。美咲ちゃんもトコトコと後を追う。二人は忍び足で勇太君の部屋のドアの前に行き、中の物音に耳を澄ます。確かにぶちゅっという音や、溜め息などが漏れ聞こえる。どうも大学進学とは関係ないようである。
「おい」地下鉄サブだドア越しに声を掛けた。
しばらく間があり、「ハイ?」と勇太君の上ずった声。
「お前じゃない。母さんに用がある」
「何です、あんた?」震えるような声でお母さんが答える。
「お前ら、もうやってんのか?」と地下鉄サブ。興奮した美咲ちゃんが父親の腕をぎゅっと掴む。
「まだ一度もやってませんよ」とお母さん。
「やっていいぞ。おれは構わん」地下鉄サブがドア越しに母子相姦を許可する。
「えーっ?」
「えーっ?」お母さんと勇太君が声を揃えて呻いた。
「おれと美咲もやるけどな。文句云うな」
「何ですって、あんた?あたしへの仕返しに美咲を犯すのっ?」お母さんがドアにべったり近づいて怒鳴る。
「そうじゃない。美咲もやりたいって云ってんだ」
「そうよ、あたしの希望よ」美咲ちゃんがお母さんに声をかける。
「んまあっ!」お母さんが呆れた声を出した。

地下鉄サブが夫婦の寝室にコンドームを取りに行くと、お母さんもコンドームを取りに来た。
「済まんね」地下鉄サブが云った。
「あんた、あたしには立たないんだから仕方ないわ」お母さんが云った。
「勇太を仕込んでやってくれ。お前をちゃんとイかせるぐらいに」
「そうするわ。あんた、美咲が初めてだったら、慌てないでね?」お母さんが娘を案じる。
「ああ、時間をかけるよ」
「そいじゃ」お母さんが云い、それぞれ息子と娘の部屋に向った。

勇太君は布団の上で素っ裸でお母さんを待っており、にたにたしながらコンドームを装着した。「天下晴れてやれるようになってよかったね、母さん。首尾は上々」
お母さんは息子の言葉にハッ!となった。「お前、父さんをカモに、美咲をダチにしたのは計算ずくだったのかい?」お母さんが裸になりながら云った。豊かな乳房、大きいお尻、濃い陰毛の茂みがあらわになる。
「美咲の“引っ掛け”が、こうトントンとうまく行くとは思わなかったけどね」勇太君がお母さんの裸身に見蕩れながら云った。
「お前ったら!父さんも頭いい方だけど、お前はもっと上を行くかもね」お母さんが云いながら布団の上に仰向けになった。
「セックスも巧いと鬼に金棒なんだけどね」勇太君がお母さんの股ぐらに顔を埋め、クンニを始める。
「お前を鍛えてやってくれって、父さん云ってた。あっはーん!」息子におまんこを舐められながら、お母さんが云う。
「父さんはスリの先生、母さんはセックスの先生か。いい学校へ入ったもんだ」
「そうよ。厳しい学校よ?」お母さんが股で息子の首を締め付ける。
「いでででで!」勇太君が叫ぶ。

美咲ちゃんは布団にくるまって父親を待っていた。地下鉄サブが裸になり、掛け布団を剥いで目を丸くした。娘は全裸であった。真っ白い無垢な肌、熟し切っていない青い肉体。膨らみかけたばかりで、御飯茶碗の蓋でも隠れるようなおっぱい。細い16歳の胴と腰。疎らな陰毛。もっこりした恥丘と大陰唇。地下鉄サブのペニスはにょきにょきと膨張し、長さも増した。地下鉄サブはうっとりと娘の身体を見やり、ごくりと唾を飲んだ。
「お前、初めてか?」娘に身体を並べながら地下鉄サブが聞いた。
「ううん。違う」と美咲ちゃん。
「そうか」地下鉄サブは、がっかりなような安心したような複雑な気持ちになった。娘は処女であって欲しかったが、娘が死ぬまで父親によって処女喪失したと記憶し続けるとしたら重荷である。
「がっかり?」美咲ちゃんが父親の顔色を読む。
「いや。お前に痛い思いをさせずに済むんでありがたいよ」
「あたし、まだイったことないの。イかせて、お父さん?」
「よし、イかせてやる」地下鉄サブが宣言した。

地下鉄サブは娘にキスし舌を絡ませながら、手で娘の膨らみかけのおっぱいを撫で、乳首を弄くり廻した。
「ぶぐぐぐ」父親にキスされながら美咲ちゃんが呻く。
地下鉄サブは娘の柔らかいお腹を撫で、その手を娘の割れ目へと伸ばす。ぽしょぽしょと疎らに生えた陰毛の下に、深い亀裂がある。地下鉄サブは娘のクリトリスを指で刺激した。
「うぶぶ、ぐぶぶ」父親に口を塞がれている美咲ちゃんがよがる。
地下鉄サブは身体を入れ替え、69の体勢で16歳の初々しい割れ目と対面した。娘のむっちりしたおまんこを開き、ピンクのびらびらを曝け出す。美しい。(世の中にはこんな綺麗なおまんこもあったのか!)地下鉄サブは感動した。地下鉄サブは娘のクリトリスを舐め出した。
美咲ちゃんの顔の上に父親の勃起したペニスがぶら下がっていた。それが美咲ちゃんの鼻や口や顎を突つく。(これが有名な69なのかしら?だったら、あたしもお父さんのこれを舐めなきゃいけないみたい。気が進まないなー)しかし、これが自分のおまんこに入って来ていい気持ちにさせてくれるものなのだ。疎んじてペニスの機嫌を損ねてはならなかった。美咲ちゃんは思い切って父親の男根を口に入れた。
地下鉄サブは、自分の一物が可愛い娘の口に入り、可愛い舌でぺろぺろされ出したのを感じた。(自分の娘のフェラチオ!こんなことが自分の一生のうちに一度でもあろうとは!)ぞくぞくする興奮で、目がくらくらした。
二人は互いの性器を愛おしみ、舐め合った。

明くる日、地下鉄サブと二人の子供たちは野外実習に出た。車の免許試験で云えば、自動車学校から出て行って路上運転となった段階である。地下鉄サブが掏り役で、子供たちが互いにダチと吸い役を交代する。もともと地下鉄サブは一匹狼だから、ダチや吸いの助けは要らないのだが、訓練の一環として彼らを使うのだ。一件の仕事を終えたら、次の駅のホームで地下鉄サブが子供たちの仕事ぶりを講評する。この方式だと、仕事を遂行するかどうかは地下鉄サブが決定権を握っている。子供たちの動きが拙劣過ぎれば、仕事を中止することも可能だし、地下鉄サブは子供たちの動きに関わらず仕事を完結させることも出来た。

新橋駅のホームで地下鉄サブは子供たちに講義をした。「指で盗むんじゃない。頭と目で盗むんだ」地下鉄サブが強調した。「掏り役は状況をチェックし、カモを定めたら、財布がどこにあるかを見極め、どんな位置関係が望ましいかをダチに目配せで伝える。ダチは猟師と行動を共にする猟犬みたいに、掏り役を完全にサポートしなきゃいけない。これは絶対だ。それが出来ないようならコンビを解消した方がいい」
「ダチがもっと金を持ってそうなカモを見つけても?」美咲ちゃんが聞いた。
「金の額だけが判断材料じゃない」と地下鉄サブ。「万一バレて手を掴まれた場合のことも考えに入れとかにゃならん。となると、自分より非力なカモを狙うのが安全ということになる」
「父さん、手を掴まれたことある?」と勇太君。
「ある、若い頃だが。相手は柔道だか合気道だかの段持ちだったらしくて、押え込まれちまったよ」地下鉄サブが苦い顔をする。
「うわーっ!カモが恐くて、ちびっちゃうカモ」美咲ちゃんが洒落た。
「バーカ」と勇太君。

勇太君はお母さんの特訓の甲斐あって持続時間も長くなり、女の性感帯を漏れなく攻めることによってお母さんをイかせられるようになった。お母さんも夫に隠れてこそこそ息子と相姦するのではなく、夫公認で大っぴらに息子とおまんこ出来るのだからウハウハであった。何しろ、18歳といえば精子製造がピークの時期である。お母さんには一日に三度も息子の御用命がある日があった。
「勇太?お前の最初の稼ぎで買うべきもの、何だか分る?」お母さんが聞いた。
「コンドーム?」と勇太君。
「ぴんぽーん!」とお母さん。
「母さんもいい思いしてるんだから、折半にしない?」
「んまあっ」お母さんはぐうの音も出ない。

美咲ちゃんも度重なる父親とのセックスによって性感が鋭敏になり、かなりの快感を得られるようになっていた。地下鉄サブは思いがけず若い娘を愛人にした気分で有頂天になり、以前に増して美咲ちゃんを可愛がった。娘はいずれ誰かに恋し、嫁に行き、父の元を離れる運命である。束の間の相姦であることが自明なだけに、父娘(おやこ)の情交は(特に父親にとって)狂おしいものであった。地下鉄サブは娘の好きな体位、最も感じる性感帯を聞き出した。美咲ちゃんは恥ずかしそうな顔をしつつも、自分の好みを臆せず父に告げた。
「あひーっ!」ある夜、美咲ちゃんは天国に旅立った。ついに父娘の努力が実ったのだ。
地下鉄サブは、快感に痺れて口を半開きにして喘いでいる娘の顔を見下ろしながら、16歳のおまんこにどっぴゅーんどぴゅーん!と射精した。幸せだった。

いよいよ若者たちが主役を務める日が来た。父子三人が玄関を出る時、お母さんが厄よけの切り火をした。カチカチと火打石を打って無事を祈ったのだ。渋谷駅から浅草駅までは万事順調であった。勇太君と美咲ちゃんは交互に掏り役とダチを務め、吸い役の地下鉄サブが財布を受け取っては現金だけ抜き取り、財布を捨てた。収穫はウン十万になった。子供たちの初仕事にしては上出来だった。だが、渋谷方向への戻りで、アクシデントが起った。

新橋駅に近づいた時のこと。勇太君が掏り役、美咲ちゃんがダチ役だった。
「スリだーっ!この野郎っ!」50歳代の中肉中背、日焼けした中年男が怒鳴り、勇太君の腕を捩じ上げた。
「イデデデ!何すんだよーっ!」勇太君が逃げようとするが逃げられない。
(んまあっ!)美咲ちゃんはパニックに陥った。何とかしなければいけない。兄を助けなくてはならない。しかし、身体が金縛りにあったように動かない。
「誰か警察に電話っ!新橋駅で警察官に引き渡そう!」乗客の一人が云った。
「ごめんなさいよ」人垣を掻き分けて進み出て来た人物がいた。美咲ちゃんが見ると、それは何と父親だった!「あ、こいつめ、まだ懲りずに商売してんのか!馬鹿っ!」地下鉄サブはバシバシッと勇太君に往復びんたを食らわせた。「掏ったものは何だ?出せっ!返せっ!」地下鉄サブが勇太君の襟首を掴んで揺り動かす。勇太君が掏った財布を出す。地下鉄サブはその財布を取り上げ、「これですか?お宅さんのは?」と、勇太君を取り押さえている中年男に聞く。
「おお、それだっ!」と中年男。
「警視庁捜査三課の倉徳(くらどく)です」地下鉄サブが黒い手帖をひらひらさせた。「窃盗犯逮捕にご協力頂き、ありがとうございます!」地下鉄サブが右手を上げて軽く敬礼した。
「おお、刑事さんでしたか。ちょうどよかった。じゃ、お引き渡ししますよ」中年男が勇太君の身体を離す。
「確かに」地下鉄サブが云いながら、勇太君の腕を捩じ上げる。
「イデデデーッ」と勇太君。
「てめえ、今度は少年院じゃ済まねえぞ!ムショにぶち込んでやる!」と地下鉄サブ。
電車は新橋駅に滑り込んだ。地下鉄サブは勇太君を捉まえたまま電車を降り、出口へと向って行った。

その夜、勇太君はもの狂おしく激しくお母さんとおまんこした。現行犯で逮捕される恐怖を忘れるためであった。勇太君はペニスをお母さんの体内奥深くにぶち込み、子宮口をどんつく叩いた。お母さんは息子の稀に見る強烈なセックスに当惑しながらも、弛みないポルチオ性感を得てこれまでにない性感の高みに達していた。
「あうあうーっ!あっあっ!ああーっ!おおおーっ!」お母さんが身体をのけ反らせ、興奮に全身を震わせる。
勇太君はお母さんの乳房を鷲掴みにし、恥骨同士を擦り合わせる。
「わぎゃーっ!」お母さんがイった。
「わーっ!」どぴゅん、どどっぴゅーんっ!勇太君が母親の体内で精液を噴出させた。

美咲ちゃんもその日の恐怖感から逃れるべく、父親の身体に両脚を絡ませてしがみつき、腰を突き上げておまんこしていた。
地下鉄サブは膝を突き、娘の腰を抱えて持ち上げ、前後に揺らす。より深い性器の結合で娘の子宮口を突つき、クリトリスを刺激する。
「ぐむーっ!うぐわーっ!むんぐーっ!」美咲ちゃんがよがる。
地下鉄サブは娘の身体を抱き上げ、抱っこしながら娘の身体を上下させておまんこする。娘の身体をすとんと落とすと、ペニスがどーん!と子宮口に当たる。
「ぐあーんっ!」美咲ちゃんがポルチオ性感に酔って、髪を振り乱してよがる。
地下鉄サブは抱っこした娘にフレンチ・キスをしながら娘の膨れかけのおっぱいを揉んだり乳首を摘んだりする。
「ぶぎゃーっ!」口を塞がれた美咲ちゃんがイく。
娘の身体を巨大なオナホールのように動かして、地下鉄サブがピストン運動をする。「ぐむむーっ!」地下鉄サブがぴゅぴゅんどっぴゅーん!と娘の体内で射精した。

その後は勇太君も美咲ちゃんもドジることなく、順調に仕事が出来るようになった。兄妹は父親の仕事場である銀座線を離れ、千代田線か日比谷線を仕事場にしようかと考えていた。

ある夜、母親をイかせた後、勇太君がお母さんの身体を愛撫しながら云った。
「母さん?おれ浮気するけど、怒らないでくれる?」と勇太君。
「えーっ?」恍惚感に浸っていたお母さんがどきん!として起き上がる。「恋人ってんなら仕方ないけど、浮気ってのは聞き捨てならないね」
「母さんとは今まで通りさ。でも、たまに浮気許してよ」と勇太君。
「お前、いつの間に女作ったのさ?成人式前だってのに色事師になっちゃって、もーっ!」お母さんが嘆く。
「そんなんじゃないよ。相手は母さんの知ってる女だよ」勇太君が意味ありげに云う。
「あたしが知ってる女?」お母さんが眉根を寄せる。「美咲かいっ?」
「そ。ぴんぽーんっ!」
「んもうっ!母さんのゆるいおまんこに飽きたっての、え?」お母さんがぷりぷりする。
「違うよ」勇太君が説明する。「母さんと近親相姦してんなら、妹ともやりたいじゃない?美咲が結婚したら、やりたくてもやれなくなる。やるんなら今だけなんだよ」
「もっともらしいけど、母さん妬けるじゃないか!」お母さんが切ない顔をする。
「妬かないでよ。おれの女は母さんだけだよ」勇太君がお母さんを宥める。
「美咲は今は父さんの女だ。父さんが許すとは思えないね」お母さんが断言する。

「父さん?」勇太君が父親に願い出た。「おれも美咲とやりたいんだけど?」
「なにい?」地下鉄サブがむっとする。「お前はおれの女房を盗んどいて、娘まで取ろうってのか?」
「聞いてよ」勇太君はお母さんに話したのと同じ説明をした。
「お前の気持ちは分る」と地下鉄サブ。「だがな、この家の主人を差し置いてお前だけ二人の女を自由にしていい思いをするのは許せん」
「何云ってるの!母さんだって父さんの女じゃない!」
「わしは美咲とやるようになってからロリコンになってしまった。もう母さんには戻れん」
「そんな勝手な!」勇太君が抗議する。「じゃ、こうしよう。美咲に聞くんだ、あいつがおれともやりたいかどうか?美咲の自由意志は尊重しなきゃね」
「むむむ」地下鉄サブは言葉に詰まった。息子の精力には勝てないことを知っている。

「勇太?」しばらくして地下鉄サブが云った。「美咲を離したくない。3Pで手を打とうじゃないか?」
「えーっ?3P?」勇太君が驚いた。「3Pだと、母さんを除け者にしてるみたいで悪いよ」勇太君が自分のセックス・パートナーを気遣う。
「そうか。それもそうだな。じゃ、4Pか?」そう云って、地下鉄サブがまたまた息子を驚かした。

一家は4Pをすることになった。夫婦の寝室に二枚の敷き布団を延べ、四人全員が裸になる。美咲ちゃんの裸は、勇太君にとっては初めて見るものだった。熟し切った年増女のむっちりした身体しか知らない勇太君には、女になり切る前のほっそりと華奢な肉体が新鮮であった。16歳のおまんこはどんな味なのだろうか?同じ両親から生まれた、自分の分身のような女と交わるのはどんな気持ちなのか?妹も母さんと同じ性感帯で興奮し、似たようなよがり声を挙げるのだろうか?色んな興味が湧き起る。
美咲ちゃんは兄の好色な視線を受け止めて上気していた。普通の兄妹関係で兄が妹に対してスケベな目つきをしたら異常であり、妹からすればうざったいだけである。しかし、家族で相姦し、親子で性愛を共有しているこの家では、兄妹で愛し合うのも自然に思えた。また、自分の未成熟な身体に自信のない美咲ちゃんにとって、若い牡(おす)である兄が自分との性交を欲して目をぎらつかせるのは自尊心をくすぐる喜ぶべき行為であった。

男たちはそれぞれのパートナーに入念な前戯を施し、相手のおまんこを愛液で濡れ濡れにした。地下鉄サブが勃起したペニスをおっ立てて仰向けに寝る。美咲ちゃんが父親に顔を向けながらしゃがんで、父親のペニスをおまんこに入れる。お母さんが娘と向かい合う体勢で夫の頭の上にしゃがみ、夫の口の上におまんこを当てる。
「ううーっ、むうーっ!」美咲ちゃんが腰をぐりぐり廻してクリトリスの快感を味わう。
「あははーん!」夫におまんこを舐められているお母さんがよがる。
向かい合う母と妹の間に、勇太君が勃起したペニスを突き出す。母娘(おやこ)がそのペニスを舐める。と、勇太君がペニスを引き、母と娘の二人の頭を近づけた。母と娘は図らずも親子で女同士のキスをすることになった。毒食わば皿までである。お母さんと美咲ちゃんはためらうことなく舌を突き出し、互いの舌を舐め合った。二人がレスビアンの興奮に酔い始めた時、勇太君が二人の顔の前にまたペニスを突き出す。女たちがそれを舐める。
ややあって、母と娘は位置を交代した。美咲ちゃんが父親からクンニされ、お母さんが夫のペニスの上に身体を落とす。ロリコンになった地下鉄サブであったが、否応なく熟したおまんこにペニスを捉えられ犯されてしまう。
勇太君はお母さんとディープ・キスをし、次いで妹ともディープ・キスをした。三人の唾液が混じり合った。

父に交代し、今度は勇太君が仰向けに横になった。美咲ちゃんが兄の腰の上に股がる。兄のペニスを垂直に立て。自分の膣口に当てる。美咲ちゃんは、興奮した兄の顔をにんまり見つめながら、ゆっくり腰を沈めて行く。兄のペニスが妹の体内にずっぷりと納まる。初の兄妹相姦。勇太君の視界がお母さんのおまんこで塞がった。お母さんは息子にクンニされながら、向かい合う娘の身体を撫で廻した。美咲ちゃんも母親の乳房を揉み、乳首を弄くる。お母さんの顔の前に夫のペニスが突き出された。お母さんは娘の愛液に濡れる夫のペニスを舐め廻した。地下鉄サブはそのペニスを、今度は娘の口に突っ込む。自分の愛液と母の唾液に濡れたペニスを、美咲ちゃんが舐める。勇太君は初めての妹との性交に興奮し、腰を突き上げる。お産を経験していない16歳の膣はきつくて抵抗がある。膣壁がびっちりとペニスを取り巻き、押し包んでいる。腰を押す時も引く時も摩擦によってぞくぞくする快感に毛が逆立つ。
「ぶがが」父親のペニスで口を塞がれている美咲ちゃんがよがる。
「あっははーんっ!」息子にクンニされながらお母さんもよがる。

男たちの我慢に限界が訪れた。女を押さえつけて、その身体にペニスを埋め込みたいという荒々しい征服欲が抑え切れなくなったのだ。地下鉄サブは娘の美咲ちゃんの身体を押し倒してのしかかった。猛り立つペニスを娘のおまんこにぶち込む。
「はーれーっ!」美咲ちゃんが満足の叫び声を挙げる。
勇太君はお母さんを四つん這いにし、後ろから母親のおまんこにペニスを突っ込んだ。勇太君は目の前の母親の肛門に、唾で湿らせた指を突き立てる。
「はーれーっ!」お母さんも叫んだ。
数分おきに男たちは女を交換した。女たちの興奮が高まり、男たちはピストン運動をテンポアップする。
「あっひーっ!ふむぐーんっ!」美咲ちゃんがイった。
「ぶわはーんっ!むぐわーんっ!」お母さんもイった。
どぴゅぴゅぴゅーんっ、どっぴゅーんっ!男たちが射精した。
一家挙げての近親相姦の極致であった。

中年男である地下鉄サブは、日に二回でも三回でも性交可能な18歳の息子の精力に敵わなかった。毎日でも天国へ行きたがる美咲ちゃんの要望に応えるのは難しい。自然、息子に好色娘の相手を頼まなくてはならなかった。こうして勇太君は両手に花、いや「両手に近親」の性生活を送ることになった。手間のかかる“投げ込み”なんかしなくても、家におまんこの相手が二人もいるのだ。ウシシであった。

二人組のスリのことを、この業界ではオシドリと呼ぶ。掏り役、ダチのどちらも見事にこなせる勇太君と美咲ちゃんは、近親セックスし合う仲だけに呼吸もぴったり合い、完璧なオシドリに成長して、稼ぎも全盛期の地下鉄サブを凌ぐようになった。地下鉄サブは一匹狼をやめて、銀座線を子供たちに譲り、彼らの吸い役になろうかと考えている。




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