[banner]

11. 息子の最後の願い

章夫君(14歳)は難病患者だった。章夫君のママ(38歳)が息子に付き添って病院に検査に行った日、ママはショックを受けた。主治医が検査結果を見て、章夫君を廊下に出し、特別にママだけに説明した。章夫君は余命六ヶ月である…と。ママは血の引く思いをし、何度も主治医に確認したが答えは同じだった。ママは息子の顔をまともに見られず、そそくさと支払いを済ませ、無言のまま帰宅した。ママは頭痛がすると云って、パパと息子の夕食には冷凍ピザを食べさせ、自分はずっと臥せっていた。

「何だと?六ヶ月!?」ママから話を聞いたパパ(42歳)が動顛した。「まだ14なのに…」
「あなた…!」ママが泣きじゃくりながらパパに抱きつく。「あの子が死んじゃうなんて、考えられない!」
「一人息子なのに…」パパも涙を流した。
「あなた、どうしましょう?」ママが身を震わせて云う。
「どうしましょうたって、おれたちには打つ手がない」とパパ。「あの病院は章夫の病気には一番いい病院なんだし…」
「そういうことじゃないの。これからの六ヶ月、どうしたらいいのかってこと」とママ。
「それか。それとなく章夫に聞いて、あいつが行きたいところ、したいことなんかを思う存分叶えてやるしかないな」
「そうね。いくらお金がかかってもいいわよね」
「金なんか問題じゃない」パパが云った。

「章夫?」ある夜の夕食後、パパが云った。「お前、どこか行きたいところはないか?」
「したいことでもいいのよ?」とママ。
「えーっ?いきなり、どうしてなの?」章夫君が怪訝な顔をする。
「どうしてってことないわ。お前にも行きたいとこ、したいことが沢山あるでしょ?」ママが作り笑いをしながら云う。
「ま、海外旅行ってのは無理だが、国内ならどこへでも連れてってやるぞ」パパが大きく出る。
「…」章夫君は黙って考えている。
「どうなんだ?」パパが催促する。
「どうなの?」ママも催促する。
「…ぼく、死ぬんだね?いつ?来年?三ヶ月後?」章夫君が青ざめた顔で云う。
「馬鹿っ!何を云う。そんなんじゃない!」パパが怒鳴る。
「そうよ!変に気を廻さないでっ!」ママがおろおろする。
「こないだお医者さんがぼくだけ廊下に出してママと話したじゃない」と章夫君。「あの時、ぼくが死ぬこと聞いたんだ。そうでしょ?」
「と、とんでもない!あれは、あれはひょっとするとお前に入院治療が必要かも知れないって相談だったの」ママが出任せを云う。
「そうだよ」パパがおっかぶせる。「新薬のテスト・ケースみたいな話だったろ?」
「そ!そうなの!」ママが何度も頷く。

「章夫。入院治療ということになったら、遠出するのは難しくなる」パパが噛んで含めるように云う。「病院に束縛されず、お前の体力・気力が充実してるうちに、やりたいことをやれといってるんだ」
「そ。病院のベッドで暮らすようになってから、『ああ、あの時パパやママの云う通りにしとけばよかった』って思っても遅いかもよ」ママが息子を脅す。
「…」章夫君はむっつり考えている。
「どうなんだ?」パパが催促する。
「ぼく、旅行なんかしたくない」章夫君がぼそっと云った。
「見たいものとか、買いたいものは?」ママが追及する。
「ぼく、セックスしたい」章夫君が云った。
パパとママが口をあんぐり開けて腰を抜かした。

その夜、パパとママは寝床の中でひそひそと話した。
「あの子は死ぬのが分ってるんですよ。だからあんなこと云ったのよ」ママが涙声で云った。
「だろうな。でなきゃ気違いだ。親にあんなこと云うなんて…」パパが呆れる。
「でも、あの子の最後の願いですからね。聞いて上げないと…」
「聞いて上げるたって、一体どうするんだ?」とパパ。「あいつを売春婦のところへ連れてくのか?」
「駄目ですよ、そんな汚い女!」ママが言下に云う。
「おれもそう思う。だから、これは出来ない相談だ」
「一つだけ方法があるわ」ママが思い詰めた表情で云った。
「え?」パパがママの顔を見た。
「あたしが相手してやるのよ」ママがきっぱりと云った。
「ぎょえーっ!」パパがぶったまげる。

「近親相姦だろうと何だろうと構わない」とママ。「あの子のためなら何だってやるわ!」
「し、しかし、それはいくら何でもやり過ぎだよ」パパが抗議する。「第一、お前の夫であるおれを無視してそんな…」
「あなた?こうやって並んで寝ていたって、あなたここ一年以上あたしを抱いて下さらないじゃありませんか?もうあたしの身体に用はないんでしょ?」ママがここぞと日頃の鬱憤を晴らす。
「そ、そんな…」パパがおろおろする。
「リサイクルですよ。無駄に遊んでるあたしの身体を役立てるの。あなたも賛成して下さるべきよ」
「お、お前!」パパが布団を撥ね除けて、起き上がってママと向かい合う。「本気なのか?」
「当然でしょ?章夫のことで冗談なんか云えますか」ママは自分の身を犠牲にしようという母性愛に自己陶酔していた。そして、パパに母性愛に燃えるママを止めることは出来なかった。

ある夜、ママが息子の部屋のドアをノックした。「章夫?」
「はい」章夫君が答える。
「章夫?」ドアを開けてママが入って来た。「お前、ママの裸見たい?」ママが聞いた。
「え?」章夫君が耳をほじくる。今聞いたことが、とても本当とは思えなかったからだ。「ママの裸?」
「そ。見たかったら、お風呂でママの背中流して?五分経ったらおいで」そう云って、ママはくるりと背を向けて出て行った。
章夫君は信じられなかった。ママと一緒にお風呂に入ったのは随分前のことだ。湯に濡れたママの身体が綺麗だと思った記憶があった。14歳になった今、またママの裸が見られるなんて!

ママはお風呂場で自分の身体をぴかぴかに磨き上げた。息子に背中を流させるというのは口実で、実際にはどうでもよかった。息子に女体の全てを見せ、セックスへの導入部とするのが目的であった。
「ママ?入るよ?」章夫君の声がし、海水パンツを穿いた章夫君が入って来た。
「お前、何それ?」海水パンツに驚いたママが口をあんぐりする。
「だって…」章夫君が口ごもった。万一ペニスが勃起し始めたらやばい。それが海水パンツの理由だった。
「取りなさい。銭湯の三助じゃあるまいし」ママが命じた。
「でも…」章夫君は躊躇したが、思い切って海水パンツを脱いですっぽんぽんになった。
(んまあっ!)ママは無言で驚いた。息子のペニスはもう一人前に成長していた。ママは息子の成長に喜ぶとともに、その息子の果敢ない命に目を潤ませた。

章夫君がママの背中を洗い終わった。ママは腰掛けの上で身体を回転させ息子に向き直った。湯に濡れ照明を反射して煌めく真っ白いおっぱいがぶるんと揺れた。章夫君はママの二つの乳房に目を奪われた。
「触りたい?触ってもいいのよ?」息子の視線に気付いたママが云う。
「ほんと?」目を輝かせた章夫君が手を伸ばしてママのおっぱいに触る。掌の上でたぽんたぽんする柔らかな乳房。息子の手で撫で廻され、ママの乳首が勃起し始める。章夫君がごくりと唾を飲む。
「吸いたい?吸ってもいいわよ?」ママは云ったが、もし息子が吸ってくれなかったらがっかりだった。しゃぶって貰いたいのはママの方だったのだ。
章夫君はママのおっぱいを掴んで乳首をちゅうちゅう吸い、ぺろぺろ舐めた。
「ううう」ママが呻く。もはや息子は赤ちゃんではない。14歳に成長し、立派なペニスをぶら下げた男である。その男におっぱいを吸われている。興奮した。

しばらくしてママは立ち上がった。おまんこを見せるべき頃合いだった。ママは浴槽の縁に腰掛け、大きく両脚を開き、息子の目の前に恥ずかしいところを曝け出した。章夫君は目玉が飛び出しそうに目を剥いてママの股間を見つめた。陰毛の茂みに囲まれた、やや黒ずんだ茶色の割れ目。そこから自分がこの世に出て来たなんて信じられなかった。
「セックスってどこにお珍々入れるのか、お前知ってる?」ママが尋ねる。
章夫君は黙って首を横に振った。
「研究しなさい」ママが促した。
章夫君がママの顔をおずおずと窺う。
「触っても開いても何してもいいわ」ママが許可する。
章夫君はママの股間に顔を寄せ、わななく手をおまんこに伸ばして割れ目を開いた。赤っぽい粘膜がてらてらと光っている。蛤の身のような肉が見えるだけで穴は見つからない。
「もっとぐーんと開いて、下の方を見なさい」ママが指導する。
「あ!」ぽかっと穴が開いた。その洞窟はママの体内の暗闇へと消えていた。(ここだ!ここに突っ込むのだ)そう思った瞬間、章夫君のペニスがにょきにょきと伸び始めた。(いけね!)章夫君は身を捩ってペニスを隠そうとした。

「章夫?」ママがしゃがんで息子の目を覗き込んだ。そして息子の勃起した“息子”をぎゅっと握った。
「ママっ!」章夫君があたふたする。ママに気付かれてしまった。
「お前の願いを叶えて上げます。今夜、お前とママでセックスするの」ママが云い放った。
「えーっ?」章夫君は悟った。やはり自分はもうすぐ死ぬのだ。でなければママがそんなことを許してくれる筈がなかった。章夫君は全身の血が引く思いで青ざめた。
と、ママは息子に顔を近づけそっと接吻した。章夫君は驚いたが、まだ先があった。ママの舌は息子の口をこじ開け、口内に侵入し、息子の舌を舐め廻した。章夫君は先ほどの絶望感を忘れ、顔を上気させた。自分もママの舌を舐める。母子(おやこ)で舌を絡め合う。こんなことが起るとは夢にも思わなかった。それはぬめぬめと嫌らしいが、いつまで経ってもやめられない興奮をもたらした。章夫君はママとキスしながら、ママのおっぱいやお尻や太腿を触りまくった。初めて自分の自由になる女体であった。

その夜、章夫君はママとおまんこし、三擦り半で童貞を失った。ママは快感を味わえなかったが、そんなことはどうでもよかった。余命いくばくもない息子の願いを叶えてやれる喜びだけで充分であった。

当然ながら、章夫君は毎日のようにママとのセックスをせがんだ。ママは拒んだ。息子の願いは叶えたわけだし、パパの手前もあったからだ。しかし、あと数ヶ月しか生きられない息子のリクエストを拒否する自分は鬼のように思えた。結局ママは息子に折れ、毎日一回決まったように息子に押し倒されておまんこした。

章夫君の体調が悪くなり、入院することになった。それが章夫君の死期が迫ったせいなのか、おまんこし過ぎのせいなのか、ママには分らなかった。

ある日、ママが息子の主治医に呼ばれた。
「奥さん、お子さんの病気に効くかも知れない新薬が開発されました。試してみますか?」と医師。
「えーっ!」ママには信じられない。ママは数十秒間医師の言葉を頭の中で反芻した。「…ほんとですかっ!」
「癌の治験薬、つまり、癌の治療にテスト的に利用する薬ですね、その一つに丸山ワクチンというのがありますが、あれと同じ扱いの薬です」と医師。
「丸山ワクチンなら知ってます。胆嚢がんになった伯父が使ってました」とママ。
「あ、それなら話が早い。今度この難病治療用に開発されたのはマクガフィンR2D2という薬ですが、丸山ワクチン同様厚生省が認可しておりません」と医師。
「はあ」
「ですが、有償治験薬としての配布は認められています。テストに協力する医師を見つけてマクガフィンR2D2を患者に投与し、病状の変化を製造元にリポートすれば定期的に薬を購入出来ます」
「あのー、先生に御協力頂けるんでしょうか?」ママがおずおずと聞く。
「お子さんの場合、治る見込みがないんですから、何でも試してみるべきでしょう。協力します」と医師。
「んまあっ!先生、ありがとうございますっ!」ママが深々とお辞儀した。

マクガフィンR2D2は週三回章夫君に注射された。章夫君の病状はめきめき良くなり、予告された六ヶ月は瞬く間に過ぎた。そして、これからは自宅療養で週二回通院して注射を受けることになった。

「章夫が帰って来たら…」明日は章夫君が退院するという前夜、パパがママに云った。「また母子(おやこ)でおまんこするつもりか?」
「え?あたし、そんなこと考えてもみなかった。章夫の命が助かったのが嬉しいだけで」とママ。
「嘘つくな。あいつとのおまんこを楽しみにしてるくせに」
「ちょっと、あなた!あたし、章夫にイかされたことなんて一遍もないんですよ?楽しみになんかしてませんよ!」ママが膨れ面をする。
「そうだったのか…。息子に身体を提供しただけなのか?」
「あの時は章夫の命が六ヶ月だと思ってましたからね」ママが沈鬱な顔をする。「ずっと生きるんならやめさせないと」
「しかし、一度やらせたものをやめさせるのは難しいぞ」
「そうは云っても、あなたにも悪いし…」ママがパパの顔色を窺う。
「おれは構わん。帰って来たら、奴に、ママをイかせろと説教してやろう」
「えーっ?」ママが驚く。

章夫君が帰って来た夜、章夫君の部屋のドアがノックされた。
「はい?」章夫君が応じる。
「ちょっと話がある」パパが床に座り込む。「お前もここへ座れ」
「…」パパの普通でない態度を警戒しながら、章夫君が座る。
「お前、ママとおまんこしてるな?」とパパ。
章夫君がぎょっとなる。パパは知っていたのか?(殴られるのか?びんたが飛んでくるのか?)章夫君は歯を食いしばって身体を固くした。
「だが、お前は自分だけいい思いをして、ママをイかしてないそうだな?それじゃママが可哀想だ」
「パパっ!」章夫君がパパの言葉に驚く。パパはママとのおまんこを許してくれるのか?
「女にはクリトリスという性感帯がある。そこを指で撫でたり、恥骨で擦ったり。舌で舐めたりするんだ」
「パパっ、じゃあ…」
「ああ、ママとずっとおまんこしていい。ただし、条件が一つある」パパがずいっと膝を進める。
「え?」
「パパはゲイになってしまったんだ。お前とパパが愛し合えるんなら、お前とママも愛し合っていい」パパが凄いことを云う。
「えーっ!」章夫君がたまげる。自分がパパとママ、それぞれと肉体関係を持つなんて!

「章夫!」パパが息子の身体を抱き締め、パジャマの上から胸やお尻を撫で廻す。
「…」章夫君は何が何やら分からないまま、パパに抱かれていた。ママとのおまんこを許して貰うには、パパの云いなりになるしかないのだ。章夫君は耐えるしかなかった。
パパは息子の顔に口を寄せ、息子にキスした。そして舌を挿入し、息子と舌を絡ませ合った。パパはキスを続けながら、息子のパジャマのズボンとブリーフを一緒にずり下ろして脱がせた。パパの手は息子のお尻を撫で廻す。
「ぐぶぶ」ママとキスしおまんこしたと思ったらパパともキスしている。章夫君の胸は張り裂けそうだった。
パパは息子を四つん這いにさせ、持参したワセリンを息子の肛門に塗りたくった。妻とセックスしている息子とセックスするのだ。パパはどきどきわくわくした。息子は従順に云いなりになっている。ママとおまんこするために堪えているのかも知れないが、パパは嫉妬したりしなかった。パパは勃起した亀頭で息子の肛門をぐりぐりし、亀頭の滑りを良くした。「リラックスしろ。お尻をすぼめるな」そう云って、パパは腰を押し、ペニスを息子の肛門に押し込む。
「むぐうう!」章夫君は肛門が裂かれるような痛みを感じたが、それはしばらくして消えた。肛門がパパのペニスの太さに慣れたのだ。痺れたのかも知れない。
パパは背後から章夫君の前に手を伸ばし、章夫君のペニスの付け根の上に触った。「ここだ。ここがママのクリトリス。ここを色んな方法で刺激するんだ。分ったか?」
「…」章夫君が無言で頷く。
パパは息子のペニスをしごいた。それはすぐ勃起した。パパは腰を押し引きして息子と肛門性交しながら、息子のペニスに手コキした。
「あはーんっ!」章夫君がよがった。
「章夫っ!」パパが息子との性交を激しくし、同時に手コキも急速にする。
「あああーっ!」ぴゅぴゅーぴゅーん!章夫君が射精した。
「おむむーっ!」パパも息子の体内で射精した。

その後、一家は3Pを行うようになった。ママとおまんこしている息子の尻にパパが交わるのだ。持続時間も長くなりママの性感帯を知った章夫君は、もうママをイかせるようになっていた。
「あひーっ!」夫公認で息子と交わるママがよがる。妻公認で息子と交わるパパも興奮する。

章夫君がママと肛門性交し、パパを自分の肛門に迎えることもあった。

マクガフィンR2D2の効能はあらたかで、章夫君は難病を克服。両親にも愛され、性の悩みもなく、とても幸せに暮らしましたとさ。おしまい。




前頁目次次頁


Copyright © 2014 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net