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19. 泥酔ママ

国雄君(14歳)は熟睡していた。いや、数分前までは熟睡していたのだが、その熟睡が乱されていた。「どんどん!どんどん!」とどこかで音がしていたからだ。国雄君の脳が否応なく目覚め始めた。「何だろう?誰だ、一体?うるさいなあ!」夢うつつの状態で国雄君はぶうたれた。国雄君は団地でママ(35歳)との二人住まいである。ママは今夜会社の忘年会で遅くなるとは云っていたが、鍵を持っているのだからドアを叩く筈がない。枕元のデジタル時計を見ると、もう午前1時を廻っている。「誰だろう?」国雄君は耳を澄ませた。こんな深夜にやって来る客などいるわけがない。

国雄君の耳に外の人間の言葉が聞こえて来た。「開けて!開けろ、このーっ!」そしてどん!どん!とドアが叩かれた。それはママの声だった! (鍵を失くしたのか?)起き上がった国雄君は、パジャマのままドアに急いだ。ママだとすれば、ドアを叩いたり大声を出したりすると近所から不評を買ってしまう。広角ドアスコープから覗くと、紛れもなくママであった。国雄君はチェーンを外し、ドアを開けた。ママがずるずるっと国雄君にもたれかかって来た。ママを抱きとめた国雄君の鼻に、ぷーんとお酒の強い臭いがした。ママの瞼は垂れ下がってほとんど眠っているようで、ぐずぐずの身体をすっかり国雄君に預けている。よくまあ、自宅まで戻って来たものだ。帰巣本能とでもいうのだろうか。

ママの靴を脱がせ、国雄君はママの身体をとりあえず上がり框に横たえ、ドアの外を点検した。ママのハンドバッグと鍵束が落ちていた。酩酊して鍵を鍵穴に差し込めなかったか、落とした鍵を探し当てられなかったのかどっちかだろう。バッグと鍵を回収した国雄君は、ドアを閉めてロックした。

国雄君はママの部屋に行き、敷き布団を敷いた。玄関に戻ってママを抱き起こす。重い。14歳の国雄君にはママを両手で抱きかかえるなんてことは到底出来ない。ママの後ろから胸に手を廻し、ずるずる引き摺るのが関の山である。歩く意志のない人間がこんなにも重いものとは知らなかった。TVや映画などでは殺人犯が死体を至極簡単そうに始末しているが、実際には大変なことなのだ…などと国雄君は思った。

ママの身体を布団に横たえ、ママの服を脱がす。上着とスカート、ブラウスを脱がせ、パンストも脱がせてシュミーズだけにした。ママのベージュの薄いパンティが現われ、黒い茂みがうっすらと透けて見える。息子でもめったに見られないママの下着姿。国雄君の胸がずきーんとした。35歳のママは小柄だが胸は盛り上がっているし、腰も大きく、太腿はむっちりしてセクシーである。ママに掛け布団を掛けようとしていた国雄君だったが、ふとよくない考えが頭をよぎった。(今のママは何をされても分らないし、覚えてもいない筈だ)国雄君は布団を放り出し、ママの身体の傍に膝を突いた。

国雄君はママの顔を見た。普段はろくに見もしないママの顔。まばゆい電灯の明かりも気にせず、すやすやと眠っているママの顔は綺麗だった。整った顔に流麗な眉、色っぽい厚手の唇、尖った顎。国雄君はそろそろとママのシュミーズを捲り上げた。パンティとお揃いのベージュのブラジャーから、はみ出しそうにおっぱいが盛り上がっている。国雄君はごくりと唾を飲んだ。

国雄君は童貞だった。セックスは最大の関心事であり、女体の隠された部分を見たい、触りたいという欲求は日毎募る一方であった。しかし、同級生の女の子ともろくに話が出来ない国雄君には、いつになったらその欲求を満たせる日が来るのか気の遠くなる思いだった。それがどうだ。いま、目の前に女体が転がっている。泥酔していて目を覚ます気遣いはない。自分の母親の身体を盗み見ることに一抹の後ろめたさは感じるが、この絶好のチャンスを逃す手はなかった。国雄君は決断した。ママを裸にするのだ。

国雄君は先ずブラジャーを押し上げてママの真っ白いおっぱいをモロ出しにした。濃い茶色の乳首が、薄茶色でぶつぶつのある乳暈に囲まれている。国雄君は惹かれるように唇をママの乳首に近づけた。乳首を口に含み、吸う。14年前の自分もこうしたのだ。国雄君はママの乳首の天辺を舌でちろちろ弾いたり、ぺろぺろ舐め上げたり、歯で軽く噛んだりした。その間、手はもう一方のおっぱいを揉んだり絞ったりした。国雄君はへにゃへにゃぶるんぶるんするおっぱいの感触にうっとりし、掌で乳房を覆って幸福感に酔い痴れた。

(お楽しみはこれからだ!)ママのおまんこを拝観するのだ。おっぱいの感触は想像出来たが、おまんこの色や形、匂いなどは想像を絶していた。国雄君はWikipediaの女性性器図解は見ていたものの、実物は初めてなのだ。女の秘部を目にするのは大人になる第一歩であるように思えた。国雄君はママのパンティに両手をかけた。パンティを引っ張る。ママの大きなお尻につっかえて下ろせない。単に眠っているだけだとママの身体を動かしたりするのは危険だが、ママは今へべれけに酔っぱらっている。多少強引に動かしても大丈夫だろう。国雄君はママの胴を持ち上げ、パンティが通れる隙間を作った。パンティをするすると下ろす。ママの濃い陰毛の茂みが見えて来た。国雄君はパンティをするっと引き抜いた。

いまや国雄君の胸は早鐘を打っていた。いけないことをしているという罪の意識と、ついにおまんこが見られるチャンス到来という興奮の両方によってである。国雄君はママの豊かなお尻を撫で廻した。脂の乗ったすべすべしたお尻は触り甲斐があった。ママの身体にこんなことを一生に一度でもしようとは思ってもみなかった。今日は素晴らしい日だ。ママを酔っぱらわせた忘年会に感謝しなくては…。国雄君はママの股を広げ、陰毛の薮を掻き分けた。やや黒ずんだ茶色の割れ目がぴったりと閉じている。縮れて飛び出しているのは小陰唇というやつか。卑猥な陰毛に囲まれたその割れ目は、あっけらかんとして興奮するような代物ではなかった。国雄君は割れ目を開いた。赤っぽい粘膜が天井灯を反射してテラテラと光っている。女性性器図解によれば、上の三角の凸起がクリトリス、小さな穴が尿道口、そして一番下が膣口だ。その膣口に液体が滲み出ていた。触るとねっとりしている。おっぱいにお触りした反応で出たに違いない。ここがペニスを突っ込む穴なのだ。国雄君は誘惑に勝てず、ママのおまんこに指を突っ込んだ。ぬるぬるの愛液によって、指はするすると入った。指を蠢かすと、指先にうねうねとした隆起が感じられた。これがペニスを擦り、男を有頂天にさせるのだ。その快感を想像した国雄君のペニスがにょきにょきと勃起し始めた。

「ううーっ!」突如ママが呻いた。 国雄君はぎょっ!となって、身体を硬直させた。ママが目覚めてパンティを脱がされていることを知ったりしたら、タダでは済まない。息子が母親の秘部を曝け出させ、弄くり廻していたことがバレてしまう。最悪の場合、勘当、よくて少年院送りか?
「舐めろーっ!このーっ、早く舐めろーっ!」ママが怒鳴った。目は閉じたままで、覚醒しているわけではない。夢うつつで快感を求めているみたいだ。
「な、舐める?」国雄君はママの予想外の言葉にぶったまげた。(舐めるって、クンニのことだろうか?)普段は慎ましやかなママだが、一皮剥けば熟女の猥らな性の欲望に満ちているのかも知れない。
「舐めろーっ!早くやれーっ!」ママが身をよじりながら叫ぶ。
おまんこを刺激したのがいけなかったのだ。指を突っ込み、膣内を掻き回したことが、ママの性本能に火を点けたのだ。国雄君はママのクリトリスに口を近づけた。ママにクンニまでするつもりはなかったのだが、こうなったら成り行きでやるしかない。国雄君はママのクリトリスをぺちゃぺちゃべろんべろんと舐め廻し、同時に膣に突っ込んだ指で膣壁を撫で廻した。
「おうーっ、おおー、うむぐー」ママがよがった。ママは息子に剥き出しにされた両の乳房を自ら揉み始めた。
国雄君はママをよがらせている自分が誇らしかった。14歳の自分にだって女をよがらせることが出来るのだ。ママにクンニしながら、国雄君は勃起したペニスを擦った。ママがイく時、自分もイこう。国雄君はママのクリトリスに舌を押し付けて圧迫したり、ちろちろと舌先で刺激したりしてママの性感を高めて行った。

「おまんこーっ!おまんこしろーっ!入れろーっ!このーっ!」ママが叫んだ。
国雄君はぶったまげた。女の口から、ましてママの口からそんな言葉が飛び出すなんて!信じられない思いだった。
「やれーっ!入れろーっ!」ママはなおも怒鳴る。
国雄君は自分のペニスを握り締めた。それは鋼鉄のように硬直している。やろうと思えばやれるし、やりたいのは山々だった。人生初体験を今の状態のママと果たすのは好都合かも知れない。失敗しても恥をかかないで済む。近親相姦と指弾されるかも知れないが、母一人子一人の生活なのだから、互いに助け合って当然である。母親がセックスを望んでいるならやってやるべきなのだ。国雄君は決断した。

「おまんこーっ、早くーっ!」ママがせがむ。
その声を背に、国雄君は勃起したペニスをゆらゆらさせながら自室に走った。コンドームが必要だった。母親を妊娠させるわけにはいかない。セックスの研究用に自販機でコンドームを買って、一度だけオナニーしたことがあった。それが今役に立つのだ。机の引き出しの奥に隠してあったコンドームを取り出した国雄君は、その一つをひっちゃぶいて勃起したペニスにかぶせた。その時、机の上の携帯電話が目に入った。国雄君の頭に100ワットの電球が点灯した。携帯電話を引っ掴んだ国雄君は、ママが怒鳴りまくっている寝室にとって返した。

「入れろーっ!おまんこしろーっ!」ママがおっぱいを揉み、身悶えしながら大声を出している。
国雄君はケータイを動画モードにし、ママの顔と怒鳴り声を収録した。ママの両の太腿を押し広げ、膝をママの股間に進める。国雄君は勃起したペニスをママのおまんこにあてがい、ケータイで二人の股間を狙う。母子性交の歴史的瞬間を捉えるのだ。(これは自分の一生の記念になるに違いない!)国雄君はケータイを構えたまま、腰を突き出してペニスをママのおまんこにずぶずぶと突っ込んだ。
「ああーっ!いいわーっ、もっと深くーっ!」膣の空隙を満たされたママが満足し、より深い結合を望む。
国雄君はケータイでママのあられもない姿態と破廉恥な言葉を収録する。俗に云うハメ撮りというやつだ。片手でケータイを構え、片手でママのおっぱいを弄くる。腰を押し引きする。ママの身体の中は温かいし、しっぽりとペニスを押し包むおまんこの刺激は天上的だった。これがセックスなのだ。こんな快楽が手近にあったというのに、ママも自分もこれまで味わおうとしなかった。何という無駄。国雄君は盛大に腰を押し引きした。
「あああーつ!うむうーっ、いいーっ!」ママがよがる。
国雄君のペニスから我慢汁が滲み出た。(いけね。ママがイく前に出ちゃう!)国雄君はパニックに陥った。ピストン運動をやめ、腰を円運動に切り替えてペニスでママのおまんこ内を掻き回す。その運動は結果としてクリトリスを刺激することになった。
「わわーんっ!ぎゃうーっ!」ママが最高によがる。
「ママ、ごめーんっ!」もう我慢出来なかった。国雄君は急速にピストン運動をし、どっぴゅーん、どっぴゅーんっ!とママの体内で射精した。
「ぎひーっ!あうあーんっ!」ママもイった。酔って開放的になっているママは手っ取り早くクライマックスに達したらしい。

翌日は土曜日だったので、ママは昼まで寝ていた。二日酔いでとても起きられなかったのだ。ママは帰宅後何が起きたかは全然気付いてなかった。国雄君はシーツに精液をこぼしたりしなかったし、ママのパンティの後ろ前を間違えたりせずにちゃんと元通り穿かせ、ママの身体に掛け布団をかぶせた。衣類は、ママが自分で脱ぎ散らかしたように、わざと乱暴に畳の上に放り出しておいた。万事OKだった。

実はOKでないことが一つだけあった。国雄君はママとのおまんこの味が忘れられず、ケータイのハメ撮り動画を見ながらオナニーしたのだが、ママとのおまんこを反芻することは、それをもう一度味わいたいという欲望、飢餓感を増す一方だった。慎ましやかな淑女で聖母のようなママに、従順な息子として相対しながら、国雄君はママの豊満な裸体の手触りや、ママの卑猥な叫びやよがり声を思い出しては股間をもっこりさせた。日頃もママが赤裸々に欲望を剥き出しにしてくれれば、お互いに幸せな性生活を送れるのに…と、国雄君は焦れったい思いだった。

ママは艶夢を見るようになった。なぜか、二日酔いの後、性欲が昂進し始めたのだ。ママは知らなかったのだが、泥酔して息子と性交したママの身体はさらなる快楽を要求していたのだ。ママは箪笥の奥深く隠していたディルドを取り出し、用いるようになった。ママのくぐもったよがり声は廊下を隔てた国雄君の部屋にも届いた。(間違いない。ママも性欲に身を焦がしている)国雄君は確信した。(一軒家で二人の男女が欲望に悶えながら、互いに我慢しているなんてナンセンスだ)国雄君は思った。国雄君は二人を隔てている壁をぶち破る策を思案した。

回りくどいことをするより、正直に行動する方が功を奏することが多い。あれこれ懊悩した国雄君の結論もそれだった。当たって砕けろだ。

ある夜のママの寝室。ママが湯上がりでバスローブ一枚で寝化粧をしている背後にパジャマ姿の国雄君が立った。
「なに?どしたの?」鏡に映った息子の姿に驚いたママが、乳液の瓶を手に動きを止めた。
「ママ、…綺麗」国雄君が呟いた。
「なに云ってんの、阿呆らしい」ママが素っ気なく云い、顔に乳液を塗りたくった。
「ママん!」国雄君がママの背後から抱きつき、両手でママのおっぱいを掴んだ。
「な、何をすんの、バカっ!」ママが度肝を抜かれて立ち上がり、息子の手から逃れようとする。
国雄君はぴったりとママの背後にへばりつき、勃起したペニスでママの股間をぐりぐりする。
「きゃーっ!駄目ーっ!やめろ、馬鹿ーっ!」ママが怒鳴る。
「やらして、ママ!セックスしよ、もう一回!」国雄君がなおも腰をへこへこさせてママの尻を突つく。
「お前、気でも狂ったの?ママに向かって何てことを!」ママが息子を振り解こうと藻掻く。
「ボクたち、セックスしたんだ。ママの命令で」ついに国雄君が真実を口にする。
「なにーっ?」ママがぽかんとする。

「ほら、これが証拠だよ」パジャマのポケットから取り出したケータイを動画再生モードにした国雄君が、液晶画面をママに突き出す。ケータイは「入れろーっ!おまんこしろーっ!」と喚くママの顔と言葉を再生している。
「?」ママは最初それが自分とは思わず、てっきりポルノ映画の一部だと考え、そんなものを見せる息子を叱り飛ばそうとした。しかし、数秒後に顔も声も紛れもなく自分であることに気付いた。「な、何なの、これはーっ!お前、ママを犯したのっ?」ママが怒鳴る。
「変なこと云わないでよ。ママが自分で命令したくせに」国雄君が反論する。
ママは目を疑った。画面の自分はおっぱいを両手で揉み、口を半開きにし、舌を蠢かせている。そして「ああーっ!いいわーっ、もっと入れろーっ!」と叫び始めた。ママは手を伸ばしてケータイを奪い取ろうとした。国雄君が素早く手を引っ込めてケータイを守る。「寄越しなさいっ!寄越せっ!」ママが怒鳴り、必死に息子に体当たりしてケータイをもぎ取ろうとする。14歳とはいえすくすく育った国雄君は体格ではママに負けない。横綱が新弟子をあしらうようにママをはぐらかす。

「お願い。消して」揉み合いでは勝てないことを覚ったママが下手に出る。
「やだ。ボクが童貞でなくなった一生の記念なんだもん」国雄君が云う。
「んもうっ!」ママが顔を赤くする。近親相姦で息子の童貞を奪ったなんて、何たる破廉恥。「消してくれないんなら勘当するわよ?この家から追い出すからねっ!いいのっ?」ママが精一杯の脅しをかける。
「そんなことしたら、ボク児童相談所に行ってこの動画見せる。ママは児童の性的虐待で刑務所行きだよ?」国雄君が逆襲する。
「えーっ?」ママの顔から血が引く。
「ママがボクに命じてセックスしたんだからね。それはこの動画でハッキリしてる」国雄君がケータイのスウィッチを入れると、丁度ママの叫び声が再生された。「いいわーっ、もっと深く入れろーっ!」

ママはその場にへたへたと座り込み、しくしく泣き出した。息子にあられもない狂態を見せ、それを録画までされてしまった。母親の威厳は崩壊し、もう息子を躾けたり諌めたりする権威も失われてしまったのだ。
「ママが、これからもボクとセックスしてくれるんなら消してもいい」国雄君がママの背中を擦りながら云う。
「駄目よっ!」ママが肩を揺すって息子の手を撥ね除ける。「そんな不道徳なこと」
「ボクたち、もうやっちゃったんだから、もう何度やっても同じだよ。ねえ、やろうよ!」国雄君がママに迫る。
「…」ママは考えていた。息子に脅迫の材料を握られていては手も足も出ない。絶対に動画を消去させねば…。息子の云う通り、既に近親相姦は犯されてしまった。もう取り返しはつかない。泥棒を二回犯せば罪は倍になるが、近親相姦は一度が二度になっても“罪”は同じであろう。それなら…。「もう一回セックスしたらその動画消してくれる?」
「消す!」またママとおまんこ出来ると知った国雄君は喜色満面である。
「絶対よ?約束出来る?」
「約束する!」
「じゃ消しなさい!」ママが強要する。
「終わってからだ。ママがちゃんとやらせてくれたら消す」国雄君は用心深い。
「んもうっ!」

ママは敷いてあった布団の上に仰向けに横たわった。国雄君はパジャマの上下を脱いで裸になった。勃起したペニスがびよーん!と飛び出た。国雄君はママの横に寝そべり、ママのバスローブをゆっくりと開いた。ママは息子に裸身を見られる恥ずかしさでぎゅっと目を閉じ、身体を硬直させている。国雄君は湯上がりでしっとりとしたママの白い肌を目にし、ごくりと唾を飲んだ。豊かに盛り上がった両の乳房も軽く湿り気を帯びている。国雄君は片手でママの乳房を揉み、もう一方の乳首に吸い付いてちゅうちゅう吸った。
「…」ママは快感を押し殺し、口を引き締めて息子が自分の身体を弄ぶ辱めに耐えている。
ママの乳首をしゃぶっていた国雄君は、手をママの股間に伸ばした。ママの割れ目を探る。指先がママのクリトリスに触る。
「ぐむむ」ママが押し殺した声で呻く。
国雄君が親指でクリトリスを刺激しながら、中指で膣口を撫でる。性交を予感したママの身体が自然に愛液を滲み出させる。
「あうう…」ママが口をぱくぱくさせる。
ママの口内で蠢く舌を目にした国雄君は、ママの口に吸い付いて舌を滑り込ませた。
「ぐむむむうーっ!」ママがショックを受ける。息子とキスするなんて!しかし、おまんこを許しといて、キスは駄目とも云えない。それでは売春婦の台詞みたいになってしまう。ママは忍の一字で耐える。
国雄君は愛液に導かれて指をママの膣内深くに挿入し、ママの体内を掻き回す。
「うううう」ママは快感を無視し、悦楽の表情を隠そうと努力する。
「やーめた」ママとのフレンチ・キスを中断した国雄君が云い、愛液にまみれた指をママのおまんこから引き抜いて立ち上がった。

「?!」驚いたママが目を見開き、息子の態度の急変の理由を訝る。「ど、どういうこと?」
「死体みたいなママとやっても面白くないや。動画のママを見ながらオナニーする方がずっといい」国雄君が云って去りかける。
「そんなっ!行かないで!」ママが慌てる。「どうすればいいの?云う通りにするから」
「もっと気楽にしてよ。ボクと一緒に楽しんでくんなきゃ」
「そう云われても、酔ってた時ならとにかく素面(しらふ)じゃ抵抗あるのよ。お前とおまんこするなんて…」
「ふーん?オッケー、ちょっと待ってて?」国雄君が部屋を出て行く。ママに奪われないように、ちゃんとケータイを握って。

しばらくして戻って来た国雄君は、何か液体を入れたコップを手にしていた。
「なあに?」ママが不思議がる。
ママの目の前でコップの液体を口に含んだ国雄君は、仰向けのママの口にキスし、ママの口に液体を流し込んだ。
「ぐぶぶ!」ママは液体を受け止めぐびぐびと飲み込んだ。「お前っ!未成年がっ!」ママが憤る。それはママが料理用に購入してあった日本酒だった。
「ボクは飲んでないもん。さ、もう一杯」そう云って国雄君がまた日本酒をぐびっと口に含み、ママの喉に流し込む。国雄君はコップのお酒全てをママの口に入れてしまった。ママは顔をぽっと赤らめて酔っぱらった。飲んでないと云い張った国雄君の身体にも幾分かのアルコール分は吸収され、酒など呑んだことのない14歳の少年も酔っぱらってしまった。

国雄君は両肘で体重を支えながら、ママの裸身に乗っかった。男が女の身体に乗っかると本能的に征服欲が湧く。自然にペニスが勃起する。国雄君はペニスをママの股間に押しつけて擦り、ママの身体をおっぱいからお尻から触りまくる。「ママーっ、こんないい身体遊ばしといてさー、なんで今までやらしてくんなかったのさー?ひっく!」酔っぱらった国雄君が怨む。
「なに云ってんだい。お前こそ、そんな立派な物持っててママをずっと放っぽらかしといて、この親不孝者!ひっく!」酔ったママが本音を口にする。
「ママ、これから毎日やってやっからさ、覚悟しな。ひっく!」
「毎日何回だい?」
「んー、二回!毎日二回」と国雄君。
「けっ、いい若いもんがたった二回かい。三回ぐらい出来ないのかい、情けないねえ。ひっく!」
「じゃ、三回だ。行くぜ、ママ?」国雄君がコンドームを着用したペニスをママのおまんこのとば口に当てる。
「おー、待ってました!入れろーっ!子宮をどんつくどんどん叩け!ひっく!」アルコールでセックス・アニマルとなったママが両脚を開いて受け入れ体勢をとる。
国雄君がママの体内にずぶずぶずっぷりとペニスを突っ込む。
「あひーっ!いいーっ!」久方振りのおまんこにママが興奮する。
国雄君はママの乳首をしゃぶったり噛んだりしながら、ペニスでママの膣内の肉襞を擦る。
「国雄ーっ、おーっ、あああああああ」ママがよがる。ママは両足を息子の尻にかけ、より深い結合を望む。
国雄君はママとフレンチ・キスをし、舌を絡め合い、唾液を吸い合う。母と息子の身体は上と下両方で交わり、完全に一体となった。母と子は以前よりずっと強く結ばれ、愛し愛される幸福感に酔い痴れた。

(もうオナニーとはおさらばだ)国雄君は思った。
(もうディルドとはおさらばだわ)ママも思っていた。




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