[banner]

20. 七つの顔の変態男 パート1

藤村大造(42歳)はかつて「紳士怪盗」として世間を騒がせた男だったが、ある人情厚い刑事の説得によって真人間となり、その後は七つの顔を持つ正義と真実の使徒として犯罪の撲滅に邁進した。しかし、泥棒時代に貯えた金品も底を突き、真面目に働かなくては食っていけなくなってしまった。藤村大造は趣味で習い覚えた腕を活かし、手品師や腹話術師としてキャバレーやショーの幕間狂言役で生計を立てることにした。そうした中、藤村大造はさるクラブの踊り子・喜多川しのぶと相思相愛となり、結婚して一女・真樹をもうけた。10数年後、しのぶが病に倒れて帰らぬ人となり、藤村大造は娘と二人で睦まじく暮らしていた。…最近までは。

「どう?お父さん、このスタイル?」夏休みで気楽にしている真樹ちゃん(16歳)が、ダイニング・キッチンで食後のウィスキーを呑んでいた藤村の前にファッション・モデルのように進み出た。真樹ちゃんは水色のキャミソールに淡いピンクのショートパンツで、これはまあ普通である。いつもと違うのは頭にロゴが白く刺繍されたニューヨーク・ジャイアンツの黒い野球帽をかぶっていたことだった。
「!」藤村大造が目をまん丸に見開いて娘のスタイルに目を凝らした。その目は特に野球帽と娘の顔を行ったり来たりした。藤村大造はガタン!と椅子を倒して立ち上がると、夢遊病者のような足取りで真樹ちゃんに歩み寄った。
「なに?お父さん、どしたの?」真樹ちゃんが訝る。
「真樹っ!」藤村大造が、なにやら物に憑かれたような目で娘を見つめ、娘を抱こうとする。
「やーだーっ!お父さん、何すんのっ!やめて!」真樹ちゃんが父の手を逃れようとするが、身体を父親に抱きすくめられて動けない。
「真樹っ!愛してる!」藤村大造が云い、真樹ちゃんの野球帽の鍔(ツバ)を除けながらキスしようとする。
「嫌っ!やめてっ!」真樹ちゃんが父の唇を躱(かわ)しながら叫ぶ。
「真樹っ!やらせろ!」藤村大造は娘の膨らみかけの胸や、丸く盛り上がったお尻を撫で廻す。
「やだーっ!近親相姦なんか駄目っ!」真樹ちゃんが拒絶する。
「日本じゃ近親相姦は罪じゃないんだ。リラックスしろ!愛し合うんだ!」と藤村大造。
「やだってばっ!お父さんなんか嫌いっ!」真樹ちゃんが父の顔をバシーンっ!と叩き、自分の部屋に逃げ去って鍵を掛けた。

真樹ちゃんはまんじりともしないで夜を明かした。父親は追って来なかったし、ドアのノブをガチャガチさせもしなかった。しかし、日頃優しかった父親の変貌がショックだったのと、これから毎日父に犯されるのを恐れながら暮らすのかとか、今後どんな風に父と会話をすればいいのかとか、さまざまなことを考えて眠れなかったのである。そうは云いながらも、真樹ちゃんは少しはうとうととしたようだった。何故なら、朝になって部屋を出ると、父親の姿がどこにもなかったからだ。父は夜が明ける前に家を出て行ったらしい。

その日、父親は帰って来なかったが、真樹ちゃんは心配しなかった。どこかで女を買ってラブホテルにでもしけこんでいるのだろうと思った。二日目の晩、真樹ちゃんは平気50%、心配50%だった。父親の近親相姦願望を拒絶したことが悪いとは思わなかった。娘の抵抗にむくれた父親が家を空けたって知ったことではない。発情した父親に、娘が身体を許さなければならない理由は何もないのだ。セクハラなんだから、悪いのは父親の方だ。しかし、二晩も何の連絡もなく、帰って来ないというのは不審であった。事故とか急病でないことを祈った。三日目の晩、真樹ちゃんの心配は100%となった。

四日目の午前中、電話が掛かって来た。(父か?)大急ぎで受話器を取った真樹ちゃんの当ては外れた。
「藤村大造さんのお宅ですかな?」と受話器の向こうの声が云ったのだ。
「そうですけど?」と真樹ちゃん。
「藤村大造さんは失踪しておられませんかな?」と声。
「えーっ?あなた、どなた?どういう御用?」真樹ちゃんが逆に聞いた。
「これはこれは失礼いたしましたな。手前は私立探偵局の多羅尾伴内と申す者ですわい」
「えーっ?探偵?」真樹ちゃんが驚く。
「藤村大造さんを探すお手伝いをさせて頂こうと思っとりますが、いかがですかな?」と多羅尾伴内。
「でも…、費用高いんでしょ?払えないかも…」と真樹ちゃん。
「御心配なく。それはお会いしてからの御相談ということで。では、後ほど伺います、はい」電話が切れた。

真樹ちゃんが玄関前の掃除をしていると、住宅街の通りを、黒っぽい三つ揃いを着て鞄を抱え、ソフト帽にロイド眼鏡、中肉中背の丸顔に泥鰌(どじょう)髭の男(40代)が、がに股でひょこひょこ歩いて来るのが見えた。探偵と云えば、背が高くハンサムで腕っ節の強そうな男に決まってると思っていた真樹ちゃんは、まさかそれが当の探偵とは思わなかった。
「藤村さんのお嬢さんですかな?」と、男がソフト帽を取り、ぼさぼさ頭を曝け出しながら云った。
「ええ…」(これが探偵?)真樹ちゃんは想像とのあまりの違いに呆れながら答えた。
「お邪魔してもよろしいですかな?」と多羅尾伴内。
「どうぞ」真樹ちゃんが玄関のドアを開け、多羅尾伴内を応接間に招じ入れた。

「早速ですが、お父様が失踪なさった前後の状況を御説明願えますかな?」と多羅尾伴内。
「状況って?」真樹ちゃんが途方に暮れる。
「失踪の原因としては、誘拐とか蒸発、自殺など様々なものが考えられますからな」多羅尾伴内が説明する。「そのどれかに該当するような出来事が事前になかったか?ということですのじゃ」
「父を誘拐しても、うちにはお金ありませんし、自殺なんて…」真樹ちゃんが考え込む。
「蒸発はどうです。お嬢さんがお父様を邪険に扱ったとか、嫌いだなどと云って傷つけたようなことは?」
「…」真樹ちゃんが黙る。
「何か心当たりがありそうなお顔ですな。お聞かせなさい」多羅尾伴内が迫る。

「あの、どうして小父さんは父の失踪のことを知ってるんですか?あたし、誰にも云ってないのに」真樹ちゃんが逆襲する。
「それはその、ナンです。探偵の勘です…と云いたいところじゃが、正直云いますと、実はお父様と手前はある研究会の仲間でしてな。お父様は欠かさず出席されておったのに、先日おいでになりませなんだ。それで最悪の場合を心配したまででして」
「研究会って、何の研究ですか?父からは何も聞いてませんけど」真樹ちゃんが記憶を辿りながら云う。
「そりゃ、お嬢さんには内緒でしたでしょうな。あまり大っぴらに云えない内容ですからな」多羅尾伴内がぼさぼさ頭を掻きながら云う。
「何なの?教えて?」真樹ちゃんが食い下がる。
「教えたら、お父様との喧嘩の内容をお聞かせ願えますかな?」
「ええ、いいわ。話すわ」真樹ちゃんが承諾する。
「では申し上げましょう。『女の性感帯研究会』というものですわい」多羅尾伴内が澄ました顔で云う。
「えーっ?」真樹ちゃんが呆れる。
「いい年こいたオジンが何をいまさらとお思いでしょうな。お父様も手前も、女の性感帯なんか知っちょるわいと思っとりました」と多羅尾伴内。「ところが違うのです。お嬢さんは『スペンスの乳腺尾部』なる性感帯を御存知かな?」
「え?なにそれ?」真樹ちゃんは聞いたこともない。
「これはですな、おっぱいのGスポットと呼ぶ人もいるほど感じる、新発見の性感帯なのですぞ。われわれの研究会は、そうした新情報によって新しい技術を駆使して女性を速やかにイかせる研究をしておるのです。人一倍スケベで勉強熱心だったお父様が、一回でも会合を欠席されるなんて考えられないことでした」多羅尾伴内が首を横に振りながら云う。
「へー?」父の知られざる一面に真樹ちゃんは驚くやら呆れるやら。

「さ、今度はお嬢さんの番ですぞ。全てをお話しなさい」多羅尾伴内が催促する。
「実は…」と、真樹ちゃんが父の失踪前の出来事を話した。「あたし、あの晩のことを何度も反芻してるんですけど、いつもと違うのはたった一点なの」
「ほう?それはまた一体何ですかな?」多羅尾伴内が身を乗り出す。
「帽子です。キャミソールとショートパンツは前から着ていたものですけど、あの日初めて野球帽をかぶって父に見せたんです。あの野球帽以外に変わった点はなかったんです」と真樹ちゃん。
「ほほう!それはよい点に気がつかれましたな。多分それは、お父様をかなり興奮させたでしょうな?」多羅尾伴内が何度も頷く。
「ええ。父の目の色が変わって、いきなりあたしを抱きすくめてキスしようとしたんです」思い出しながら真樹ちゃんが身体を震わす。
「分りますな。当然そうなるでしょうな」と多羅尾伴内。
「えっ?なぜ?教えて、小父さん!どうしてそう云えるの?」真樹ちゃんが真剣に尋ねる。
「野球帽のそもそもは男のスポーツのために作られたものですな」と多羅尾伴内が説明する。「野球、ソフト・ボール、ゴルフなどみなそうじゃが、女性が参加するようになって、服は色っぽい女性用を着ながら帽子だけは野球帽をかぶることが珍しくない。女らしい身体と衣服に、男性向けだった野球帽という不調和な取り合わせが、男の目にはとても健気に見えて愛らしくもセクシーに映るのですわい」
「へえ?」真樹ちゃんには信じられない。
「宝塚歌劇の男装の麗人をご覧なさい。女性が男物の衣装をまとった時、一段と女らしさが引き立ちませんかな?」
「んー、そう云われれば…」確かに男役のスターの傍に立つ娘役の姿は平々凡々でセクシーには見えない。
「ビーチバレーなどが最たるものです。ビキニ水着に野球帽をかぶった女性ペアのエロチックなこと。無帽のペアよりずっと女らしさ・愛らしさが目立つものです」と多羅尾伴内。「お嬢さん、あなたは上半身に嫋(たお)やかなキャミソール、下半身にむっちりした太腿剥き出しのショートパンツという女らしいスタイルを、野球帽によって二倍にも三倍にもセクシーにしたのですぞ」
「へえ?」初めて聞く理論だった。男の目にはそう映るのか?

「ところで、皆目解せませんわい」多羅尾伴内が首をひねった。「なぜお嬢さんは、あなたのスタイルで発情したお父様とおまんこしなかったのですかな?素直にやればよかったではありませんか?お父様の性感帯研究の成果でひーひー云わされ、天国にイかせて貰えるところじゃったでしょうに…」
「だって、あたし近親相姦なんて嫌だったから。父が性感帯を研究してるなんて知らなかったし、拒絶したら失踪するなんて考えてもみなかったし…」と真樹ちゃん。
「では、今度お父様が戻られたら、もう拒絶しませんかな?」多羅尾伴内が探るように云う。
「ううん、分んない。やっぱり、…やだ」と真樹ちゃん。
「それじゃお父様が可哀想ですな。だとするとお父様はずっと戻って来ないかも知れませんな」
「そんなこと云わないで、探して!父を見つけて!」真樹ちゃんが多羅尾伴内の手を揺さぶる。
「はいはい。探しますとも。しかし、手前もプロですからな、タダというわけには参りません」多羅尾伴内が眼鏡をずり上げながら云う。
「あたし、さっき云ったようにお金ありません。判子の場所知らないから、父の預金も引き出せないし…」真樹ちゃんが困惑する。
「これはどうですかな、調査料としてお嬢さんと一発やらせて頂くというのは?よく云う、身体で払うというやつですな」多羅尾伴内が鼻の下を長くしながら云う。
「げーっ!」真樹ちゃんがたまげる。「小父さんとあたしでおまんこすんの?」真樹ちゃんが泥鰌(どじょう)髭の多羅尾伴内の顔を見返す。
「左様。手前がお父様の代わりに性感帯研究の成果をお見せしますわい」多羅尾伴内が両手をズボンを脱ごうとする。
「ちょ、ちょっと待って!いくらなんでも、それは…。こ、心の準備も必要だし」真樹ちゃんが慌てる。

「左様ですか。しかし、仕事を始める前には着手金を頂くのが慣例でしてな。分割払いとしてせめてネッキングぐらいはさせて貰いませんとな」と多羅尾伴内。
「ネッキング?んー、それぐらいは、仕方ないかなー?」真樹ちゃんが小首を傾げて考える。
「では、お父様が興奮されたスタイルになって頂けますかな?野球帽をかぶって」多羅尾伴内がリクエストする。
「ええ、いいわ。お安い御用よ」真樹ちゃんが部屋に衣装替えに行く。

「おお!それですか!結構ですなあ!手前も勃起してしまいますわい」真樹ちゃんの野球帽、キャミソール、ショートパンツ姿に多羅尾伴内が興奮する。
「ネッキングだけですからね。間違えないでよ?」真樹ちゃんが釘を刺す。
「はいはい。了解ですわい」多羅尾伴内が云いながらソファに座った真樹ちゃんを抱き、野球帽の鍔をよけながら真樹ちゃんにキスする。
「うっぷ!」多羅尾伴内の泥鰌(どじょう)髭が真樹ちゃんの鼻の下をくすぐり、真樹ちゃんがこそばゆい思いをする。
多羅尾伴内は真樹ちゃんの首筋を舐め、耳たぶを舐め、耳の穴に息を吹きかける。
「あっはーんっ!」真樹ちゃんが身をよじってよがる。
多羅尾伴内は真樹ちゃんの頬や顎や瞼などにキスし舐め廻す。
「うっふーんっ!」真樹ちゃんがよがる。「お、小父さん?」
「ん?何ですかな?」
「さっき云ってたアレやって?なんとかのなんとかってやつ」
「なんとかのなんとか?はて?」多羅尾伴内が首をひねる。
「おっぱいのGスポットとかっていうの…」
「おお、あれですな?やって進ぜましょう」多羅尾伴内が真樹ちゃんのキャミソールを捲り上げ、スペンスの乳腺尾部を試す。それは脇の下と乳房が膨らみ始める間の部分である(http://sexteacher.x.fc2.com/photo/breast3-1.jpg、またはhttp://file.tsuinosumika.iku4.com/spence_nyusen.png、またはhttp://09012345678.net/kokoro/gspot.jpg)。多羅尾伴内が、真樹ちゃんの膨らみかけのおっぱいのスペンスの乳腺尾部を刺激する。
「おっほーんっ!いーっ!うはーんっ!」真樹ちゃんが盛大によがる。

多羅尾伴内は片手で真樹ちゃんのスペンスの乳腺尾部や乳首を刺激し、片手を真樹ちゃんのショートパンツの下に潜り込ませて、パンティ越しにクリトリスを弄くる。
「ま、待って、小父さん!ネッキングだけって約束だったじゃない?」真樹ちゃんが抗議する。
「しかし、おっぱいのGスポットはお嬢さんのリクエストでしたぞ?おっぱいも首の下、おまんこも首の下ではありませんかな?」
「あ、そっか」真樹ちゃんがぎゃふんとなる。もうおまんこへの性戯を拒否するすることは出来ないわけだ。
多羅尾伴内はすかさず手を真樹ちゃんのパンティの下に滑り込ませ、もろにクリトリスを刺激する。
「あうーっ、あっはーっ、むふーんっ!」真樹ちゃんが膣口から愛液をだらだら垂らす。
多羅尾伴内は親指でクリトリスを刺激しつつ、中指と薬指を膣に突っ込んで膣壁を刺激しまくる。
「お、小父さんっ!」真樹ちゃんが上ずった声を出す。
「はいはい」と多羅尾伴内。
「おまんこして?やって!」と真樹ちゃん。
「おお、分割払いではなく全額前払いですな?結構ですなあ!」多羅尾伴内が泥鰌(どじょう)髭を蠢かせてにたにたする。
「父の寝室には失踪した時のまま、お布団が敷いてあるの。行きましょ」真樹ちゃんが多羅尾伴内の手を引いて先に立つ。
「はいはい」多羅尾伴内がひょこひょことついて行く。

真樹ちゃんが全裸になる。多羅尾伴内も全裸になった。勃起した太く長く逞しいペニスが上向きに突っ立っている。
「わーっ!」獰猛そうな巨根を見た真樹ちゃんが目を丸くする。
多羅尾伴内が真樹ちゃんを布団に押し倒し、両脚を開かせ、真樹ちゃんの割れ目に対面する。肌色と変わらぬ白い大陰唇、まだ生えかけの陰毛。
「うーむ。素晴らしい外観ですな」と多羅尾伴内。
「中もいい筈よ!」真樹ちゃんが主張する。
「どれどれ」多羅尾伴内が大陰唇を左右に開く。ピンク色のてらてら光る粘膜。ぽっかりと膣口が開く。処女膜は見えない。多羅尾伴内は真樹ちゃんのクリトリスを舐める。
「おっほーんっ!いひーっ!」真樹ちゃんがよがる。
多羅尾伴内は片手の指二本を膣内に入れて蠢かし、他方の掌でクリトリスをぱたぱた軽く叩く。
「ひーっ、わーんっ!」珍しいテクニックに真樹ちゃんがよがる。「やって!入れてっ!」真樹ちゃんがおねだりする。
「よろしい」多羅尾伴内はコンドームを取り出してペニスに装着する。愛液でぬるぬるの膣口にペニスを押し当て、ずぶずぶっと入れる。

「ぬぐーんっ!」巨根を股に突っ込まれた真樹ちゃんが呻く。真樹ちゃんがお尻の穴を窄(すぼ)めて膣をひくひくさせる。
「おお、お嬢さん、若いのにやりますなあ!じゃが、手前も負けませんぞ!」多羅尾伴内が腰を右旋左旋させ、上下に擦り付け、真樹ちゃんのクリトリスを攻める。
「あひーっ、あうあう、むわひーっ!」真樹ちゃんがよがる。
多羅尾伴内は上体を前傾させ、真樹ちゃんの乳首を舐めながら、両脇のスペンスの乳腺尾部を刺激する。
「わっぐーんっ!くくくくくーっ!」真樹ちゃんが泣くような声でよがる。
多羅尾伴内が突如ペニスをどーんっ!と真樹ちゃんの身体の奥深く突き刺し、子宮口をド突く。
「ぎゃわーんっ!」乳首とスペンスの乳腺尾部とクリトリスとポルチオ性感の全てに見舞われた真樹ちゃんがイった。
ぴゅぴゅぴゅんどぴゅぴゅーんっ!多羅尾伴内が依頼主の体内で射精した。

「お嬢さん?」おまんこを終え、身仕舞いを正した多羅尾伴内が云った。「私の調査とは別に、石田巌流という占い師をこちらに派遣しましょう。よく当たるんですぞ、この占い師は」
「えーっ?占い料はどのくらい?」真樹ちゃんが心配する。
「いやいや。手前の調査料に入れておきますので、心配御無用ですよ」と多羅尾伴内。
「ほんと?それならいいわ」真樹ちゃんがほっとする。
「では、御機嫌よう」多羅尾伴内がひょこひょこと去って行った。玄関に一枚の紙片が残されていて、「花は清けく白きがよし。おまんこはきつく狭きがよし。われ、締まりよきおまんこを愛す」とあった。

二日後、ドアが叩かれたので真樹ちゃんが出て行くと、年取って背が曲がり始めた身体に羽織・袴をつけ、薄ら禿げに口髭と山羊髭、細い金縁眼鏡をかけた老人が立っていた。
「こちらが藤村大造さんのお宅かな?探偵さんに頼まれて参ったんじゃが」と老人。
「あ、占いの人ですか?どーぞ」真樹ちゃんが占い師を応接間に通す。
「人探しと聞いとりますが、間違いないじゃろな?」老人が真樹ちゃんの手を取り、天眼鏡を構えながら聞いた。
「そうです。五日前に父が家を出たっ切り、帰って来ないんです」真樹ちゃんが云った。
「どれどれ?」占い師が真樹ちゃんの手相を読む。「ふむ。運命線と太陽線からすると、『求める人は東南(とんなん)を探せ』と出とる」
「とんなん?」真樹ちゃんが繰り返す。
「それが駄目なら西北(しゃーぺい)じゃ」と占い師。
「はあ?」真樹ちゃんにはちんぷんかんぷんである。「それだけ?」

「探し人についてはそれだけじゃよ」と占い師。
「ついでだからほかの運勢も見て?」真樹ちゃんが頼む。
「どれどれ?今度はお嬢さんの結婚線と財運線を見て進ぜよう」占い師がまた天眼鏡で真樹ちゃんの掌を調べる。「ぎょっ!」占い師が目玉を飛び出させ、大口を開いてたまげた。
「なに?何なの?教えて?」真樹ちゃんが気になってせがむ。
「いや。これは教えられん。探偵さんとは探し人だけという契約じゃったでな」占い師が帰り支度を始める。
「やーだーっ!教えてっ?いいこと、悪いこと?」真樹ちゃんが探りを入れる。
「それも云えん。タダでは教えられん!」と占い師。
「父が帰って来ないとお金作れない。わーん!」真樹ちゃんが泣き真似する。
「身体で払うという手があるが、どうかな?」占い師が上目遣いに真樹ちゃんを見る。
「え?お爺ちゃん、立つの?」真樹ちゃんがぽかんとする。もう枯れ果てたジジイだと思っていたからだ。
「何を失礼な!男は80過ぎても立ちますわい!」占い師が袴を脱ぎ出す。
「そうなの?父の寝室にお布団敷いてあるから、そっちへ行こ?」真樹ちゃんが老人の手を引いて先導する。
「お嬢ちゃん?野球帽かぶっておまんこしてくれんかな?」と老人。
「ええ、取って来るわ」真樹ちゃんは父親を興奮させた野球帽、キャミソール、ショートパンツ姿になる。

たかが老人とあなどったのは間違いだった。野球帽スタイルに興奮した占い師は、真樹ちゃんを野球帽以外全裸にしてクンニした後、多羅尾伴内に優るとも劣らぬ隆々たる男根を真樹ちゃんのおまんこに奥深く突っ込んで、いきなり真樹ちゃんのポルチオ性感を刺激した。
「うわはーんっ!」真樹ちゃんが叫ぶ。「す、凄い!」
「こう見えてもわしもな、女の性感帯研究会の一員なんですぞ」と老人。
「えーっ?お爺ちゃんも?」真樹ちゃんがたまげる。
「これはどうかな?」老人が真樹ちゃんのおっぱいの下側を撫で廻す。
「あははーんっ!それいいーっ!わーんっ!」真樹ちゃんがよがる。
「これはスペンスの乳腺尾部と並んで最近発見されたアンダーバスト性感帯じゃ」老人が片手でアンダーバスト、片手でスペンスの乳腺尾部を刺激しながらペニスを真樹ちゃんの子宮口に突き立てる。
「わぐわーんっ!」早くも真樹ちゃんがイってしまった。
ぴゅぴゅぴゅぴゅーんっぴゅーんっ!と老人が真樹ちゃんの体内で精液を放った。

「お嬢ちゃん、あんたの財運線には明後日手品の好きなキザな紳士が訪ねて来ると出とる」と占い師。「その男が大金を運んで来る筈じゃ」去り際にそう云って、老占い師は前屈みでよたよたと消えて行った。玄関に「暗き穴に、音もなくひそやかに五億匹の精虫撒かれたり。五億匹の精虫死なずば、五億人の人間生まるるべし」と書かれた紙が一枚残されていた。

翌々日の午後、真樹ちゃんが台所にコークを取りに行くと、見知らぬ男(40代)が食卓に座っていた。
「な、な、な、きゃーっ!」真樹ちゃんが口に手を当てて叫ぶ。
「驚きなさんな。僕はキミのお父さんの知り合いの押川広吉という者だよ」と男が云った。男は洒落たソフト帽に縞のダブルの上下、赤い蝶ネクタイ、薄い色のサングラスをかけている。
「どうやって入ったの?玄関は鍵かけといたのに」まだ胸をどきどきさせながら真樹ちゃんが聞く。
「僕はね、松旭斎天才と呼ばれたこともある奇術の名人なんだ。あんな鍵は鍵のうちに入らんよ」押川広吉が帽子を取る。「しかし、つまらんね。知り合いの家に来ても何も出て来ないなんて、つまらんじゃないか、キミ」
「あ、コークかなんか上げましょうか?」慌てて真樹ちゃんが云う。
「砂糖水なんか要らんよ。欲しいのは琥珀の水だよ、キミ」
「あ、水ですか?」真樹ちゃんが冷蔵庫から水の入ったピッチャーを取り出す。
「ただの水じゃない。琥珀の水。そのピッチャーの隣りにあるものだ」と押川広吉。
「あ、ビールね?ハイ」真樹ちゃんがビール瓶、栓抜き、コップなどを差し出す。やっと落ちついた真樹ちゃんは、この人物が占い師の云った手品好きのキザな紳士であり、自分に大金を恵んでくれる存在であることに気づいた。

「つまらん。つまらんね。何かこう素晴らしい刺激はないものかね?」ビールを呑みながら男が云う。
「え?刺激って?」真樹ちゃんが頭をフル回転させる。金運をもたらす筈の男を引き止めるために必死である。
「ほら、キミのお父さんや僕のような世代がドッキリするような刺激だよ」と押川広吉。
「あ、ちょっと待ってて?」真樹ちゃんが自室に戻り、伝家の宝刀である三位一体(野球帽、キャミソール、ショートパンツ)のスタイルに変身した。今日は淡い黄色のぴっちりのショートパンツを穿いた。薄い生地なので、割れ目に少し食い込んでいる。
「おおーっ!いいねえ、キミ!中々セクシー!」押川広吉が真樹ちゃんの頭から爪先までを見ながら、目を輝かす。「じゃあ、ここでキミをテストしよう。1足す1はいくらかね?」
「そんな失礼な!あたし小学生じゃないわ!」真樹ちゃんがプンプンする。
「まあ、云ってみたまえよ。1に1を足すと?」
「2に決まってるでしょ?」
「その通り!じゃ零(れい)に零を足すと?」押川広吉が聞く。
「零よ!」(当たり前じゃない!)という顔で真樹ちゃんが云う。
「ところが左にあらず」押川広吉は左手を広げて「ここには何もない零だよ」と云い、右手を広げて「ここにも何もない零。しかし、この零に零を足すと…」と云って両方の手を合わせる。そしてその手を開く。「ほーら!」十万円ほどの札束が現われた。
「んまあっ!」真樹ちゃんが呆気に取られる。
「取りたまえ。キミに上げよう」押川広吉が札束を真樹ちゃんの手に押し付ける。
「えーっ?」これが金運なのか!

「キミ?ちょっとキミにお触りさせてくれたら、もっと手品を見せられるんだが、どうかね?」ビールを飲み干しながら押川広吉が云った。
「ひょっとして、小父さんも女の性感帯研究会の一員かしら?」と真樹ちゃん。
「おお、よく分ったね!その通りだよ」
「だったら、新発見の性感帯も知ってるわけね?お触りオッケーよ」真樹ちゃんが承諾した。
押川広吉は真樹ちゃんのキャミソールの下に手を入れ、アンダーバストを撫で廻し、その手を抜いてパッと広げた。またもや十万円の札束。押川広吉が真樹ちゃんのスペンスの乳腺尾部を刺激し、また手を抜いて広げるとまたもや札束。真樹ちゃんにフレンチ・キスしながら首に廻した手を戻すとまた札束。押川広吉が真樹ちゃんのショートパンツとパンティを取り去り、おまんこを弄くり廻す。その手を真樹ちゃんの前で広げると、またもや札束。合計100万円にはなったであろう。真樹ちゃんは色と欲でうっとりし、押川広吉の手を引いて父の寝室に向かった。




前頁目次次頁


Copyright © 2014 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net