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31. 連鎖反応

麻子さん(32歳)と修司君(12歳)は、麻子さんの離婚後母子(おやこ)二人で暮らしていた。養育費だけでは生活にゆとりがないので、裁縫が得意な麻子さんは近所のクリーニング店から持ち込まれる衣類の寸法直しや繕い物で稼いでいた。

「おう、いるか?」ある日の昼下がり、がらがらっと玄関の戸が開き、麻子さんの兄さん・武志さん(36歳)の声がした。
「いるわよ?」麻子さんが茶の間の隅のミシンから手を離さずに答える。
「ちょっと近所まで来たんでな。元気か?」のっそりと武志さんが入って来る。
「元気よ、あたしも修司も」と麻子さん。
「そうか。商店街で今川焼買って来た。一緒に食わないか?」
「お茶淹れてくれる?どこに何があるか分ってるでしょ?」脇目も振らずに働き続ける麻子さん。
「ああ」武志さんが今川焼の袋を卓袱台に置き、台所へ立つ。

しばらくの間、湯飲みや急須などを揃えるがちゃがちゃという音がしていたが、湯沸かしポットから急須に湯を注ぐじゃぼじゃぼという音に変わり、お盆に二人分の湯飲みを乗せた武志さんが戻って来た。「おう、お茶だ。ちょっと休憩しろ」
「うん」麻子さんが、区切りのいいところまで仕事を続け、やっと立ち上がって兄さんの傍にやって来た。「悪いわね。お客さんにお茶淹れさせて」
「なーに云ってやがる。さ、食え!うまいぞ」武志さんがばくばく食べ、お茶を飲む。
麻子さんも今川焼を頬張り、お茶を飲む。

「お前の再婚の話だがな、こないだの話、断られた」武志さんがぼそっと云った。
「ふーん?」麻子さんは食べかけの今川焼を持った手を止め、複雑な顔をした。
「向こうはお前を気に入ってたみたいなんだが、修司がもうでかいんでな。12歳と云えば、思春期、反抗期まっ只中だし、新しい親父になつくのも難しいだろうと考えたみたいだ」武志さんが云う。
「ふーん?」麻子さんは空ろな表情で今川焼を食べるが、味わっている風情ではない。
「気を落とすな。またいい話を見つけて来る。お前は若いし、器量もいいんだからだいじょぶだ」武志さんが妹を慰めながら、二個目の今川焼に手を出す。

その夜、麻子さんは布団の中でクリトリスを弄り、涙を流しながらオナニーした。

「熱(あつ)ーっ!」ある日、台所で修司君が叫んだ。
「な、なにっ!どーしたのっ?」麻子さんが縫い物を放り出して駆けつけて来た。
「火傷したーっ!」やかんを手にした修司君が泣きべそをかく。
「どこ?どこなの?」麻子さんは息子の下半身が濡れて微かに湯気を立てているのを見てとった。「脱ぎなさいっ!早くっ!」
修司君が大慌てでズボンを脱ぐ。
「全部っ!」麻子さん。
修司君がパッツも脱いで下半身丸裸になる。
息子の片方の太腿がやや赤くなっているのを見た麻子さんは、大火傷でないことに安心した。しかし、患部が水膨れになることを心配した麻子さんは火事場の馬鹿力で息子の身体を抱きかかえると、廊下をドタドタと駆け抜け、浴室のサッシの戸を足で蹴り開け、シャワーホースを握ると息子の太腿に冷水をかけ始めた。
「ひえーっ!」修司君が水の冷たさに悲鳴を挙げる。
「我慢しなさいっ!水膨れになったら大変なんだから!」麻子さんはシャワーヘッドを操作し、息子の太腿にまんべんなく冷水をかけた。

「もういいでしょ」十分ぐらい経って麻子さんはシャワーを止めた。バスタオルを手にした麻子さんは、注意深く息子の濡れた脚を拭く。患部はそっとタオルを当てるだけにする。幸い水膨れにはなっていない。ほっとした麻子さんの目は、微かな陰毛の下の半勃起状態で垂れ下がっている息子のペニスに注がれた。「あらま、しばらく見ない間に随分大きくなったわね!」
「え?」修司君が戸惑う。
「これよ!」麻子さんが息子の“息子”に手を伸ばし、握り締めた。「お前、もうオナニーしてる?」ストライク・ワン。好奇心から何気なく発したこの質問が、麻子さんの運命、そして母子の関係を永久に変えることになる。
「え?オナニーって何?」修司君が聞いた。
「あら、お前、まだオナニーしたことないの?」麻子さんは、オナニーを知らない12歳の男子って、かなり奥手であるようにに思えた。
「ね、オナニーって何?」修司君が食い下がる。
「オナニーってのはね、お珍々を擦ること」
「こう?」修司君が掌でペニスを横に擦る。
「ママは男のオナニー知らないけど、多分こうじゃない?」麻子さんが息子のペニスを軽く握り、包皮で亀頭を擦る。ストライク・ツー。
「あ、変な気持ち!気持ちいいようなおしっこしたいような…」修司君がうっとりする。

「さ、ママはお裁縫に戻らなきゃ…」麻子さんが立ち上がり、浴室を出ようとする。
「あーん!もっと!もっとやって!」修司君が足をバタバタさせて駄々をこねる。
「自分でやんなさいよ。オナニーって一人でするもんなんだから」麻子さんが突っぱねる。
「やだーっ!ママ、やって!お願いっ!」修司君がママの手を取って自分のペニスに導く。
「しょうのない子ねえ。一度だけよ?」麻子さんが仕方なく息子の横にしゃがんで、再びペニスを握りしごき始める。
「あああ、うううう!」修司君が呻く。
麻子さんの手の中の息子のペニスが充血してぐんぐん膨れ上がり、長さも伸び始めた。麻子さんは目を見張った。もう成人並みのペニスではないか!もう立派に性交出来るのだ!
「おおおお、んぐぐぐ!」修司君は目を閉じ、ペニスの不思議な感覚に酔い痴れている。
「気持ちいい?」麻子さんが息子に聞く。子の悦びは母の悦びである。
「なんか、なんか、とっても変な気持ち。ああああ!」修司君がペニスを突き出し、麻子さんの身体に抱きつく。
麻子さんは息子の興奮を感じ取りながら、激しく手を動かした。息子のペニスは怒張し切って獰猛に突っ張っている。
「おおお、んんんん!」修司君が呻く。
麻子さんは息子の性的興奮を感じ取りながら、ここまで我が子を育てた来し方に思いをいたし、感動に打ち震えていた。
「ああああーっ!」ぴゅぴゅぴゅぴゅーんっ!修司君が生まれて初めて射精し、精液は浴室の壁に飛び散った。
麻子さんは我が子の精液の激しい噴出に驚き、自らも性的に興奮していた。ストライク・スリー。バッター・アウト。

その夜、麻子さんは布団の中で浴室での出来事を反芻していた。猛々しい息子のペニスのイメージは強烈だった。麻子さんは思わず知らず手を自分の股間に伸ばし、割れ目をまさぐり、クリトリスを弄った。
「ママ?もう寝ちゃった?」ドアの外で修司君の声がした。
「まだよ?どうしたの?」麻子さんは、パンティの中でおまんこを弄っていた手を素早く引き抜く。声が上ずってしまったのが気になる。
「ママ?」修司君が入って来て、布団の上から麻子さんの身体に乗っかった。「ママ?ぼく、ママとおまんこしたい」修司君が云った。
「な、何ですって?」麻子さんがぶったまげた。
「ぼく、もうオナニーじゃ満足出来ない。おまんこしたい!ね、やらせて?」修司君が布団の上から母親の股間に自分の腰を押し付けてぐりぐり動かす。
「ぐ、ぐるじい!」息子の全体重を受け止めて麻子さんが窒息する。
「あ、ごめん!」修司君が両肘で身体を浮かすが、布団越しの下半身の接触とぐりぐりはやめない。
「やめなさい、馬鹿っ!」麻子さんが怒鳴る。
「馬鹿じゃないもん。やらして?ママ、ね?ぼくとおまんこしよ?」修司君が母親にキス出来るほど顔を近づけておねだりする。
「んもうっ!駄目っ」麻子さんは顔を左右に振って息子の口を避ける。
と、修司君が両手で母親の頭を動かぬように押さえつけ、しゃにむにキスして来た。麻子さんの両手は布団から出せないので息子の手を払いのけることは出来ない。
「むぎゅぎゅんぶぶぶ」息子に無理矢理キスされながら、口を閉じた麻子さんが呻く。

修司君は濡れた舌で母親の唇を舐め廻した。自分が生んだ息子と男と女のキスをしている事実に、麻子さんは驚愕と戦慄とエロチックな興奮を綯い交ぜにしたショックで呆然とした。母親のその一瞬の隙を捉えた修司君が、母親の口内に舌を滑り込ませ、母親の舌を舐め廻す。
「ぶぐぐんぐっ!」麻子さんが慌てるが、時既に遅し。可愛い息子の舌を噛み切るわけにもいかず、息子を撥ね飛ばすことも出来ず、麻子さんは息子の舌を受け入れざるを得ない。麻子さんは自分の口に息子の唾液が流れ込むのを感じる。母子の唾液が交わる。骨肉の性の交わりの第一歩であった。麻子さんの渇いていた性本能が目覚めた。麻子さんはぱっちりと目を開け、息子の顔を見上げた。目に入れても痛くない息子は、目を閉じてうっとりとして母親の舌を舐め廻している。息子の生まれての初めてのキスであるに違いない。麻子さんは、キスによって興奮し猛り立って勃起しているであろう息子のペニスを思い浮かべた。息子は自分を求めている。身体を与えて減るもんでもない。与えるのは簡単だ(避妊さえちゃんとすればいいのだ)。自分はどうか?自分は息子を求めているか?息子のペニスを求めているか?興奮せず、正直に!

麻子さんは考えた。童貞の息子の拙劣なテクニックでが自分がイけるとは思えない。母子二人だけの密室で何をしようが勝手なのだが、息子の性の奴隷にさせられるのだけは真っ平だった。どうすべきか?

修司君が長いフレンチ・キスに疲れ、やっと口を離して「はーっ!」と大きく息を吸い込んだ。
「修司!話があるの」その機会を捉えて麻子さんが云った。
「なに、ママ?」修司君が警戒しながら聞く。
「そんなにやりたいんなら、ママやらせて上げる。ただし、条件がある」と麻子さん。
「えーっ?条件って、どんな?」やらせて貰えると知った修司君が満面に笑みを浮かべながら聞く。
「それはこれから考える。だから、今夜はなし。分った?」麻子さんがきっぱりと云う。
「そんなあ!ぼく、今日やりたい!」修司君がせがむ。
「明日、絶対やらせるから。ね?指切りしてもいいわ」麻子さんがなだめる。
「ほんとだね?じゃ、指切り」修司君はママと指切りをし、勃起したペニスを弄くりながら自室へ戻って行った。

翌日、修司君は駆け足で学校から帰宅した。
「ただいま!ママ!」ミシン掛けしている麻子さんに、修司君が息を切らせながら云った。
「お帰り」麻子さんが振り向きもせずに云う。
修司君は母親の後ろ姿を見つめた。肉付きのいいなだらかな肩、腕、椅子から食み出ている大きなお尻。(ママとおまんこ出来るのだ。このふくよかな身体を撫で廻す。おっぱいにも触れるし、しゃぶることだって出来る。おまんこも見られるのだ。ウシシ)修司君は涎を垂らした。
「茶の間へ行きましょ」仕事に一区切りつけた麻子さんが立ち上がり、息子の肩に手を掛けて卓袱台の前に誘い、座らせた。「修司?お前がセックスしたいのなら毎日やらせます」麻子さんが厳かに云った。
「わーっ!毎日?やったーっ!」修司君が喜色満面で万歳する。
「でも、前に云ったように条件があるの」と麻子さん。「セックスというのは男と女が二人で楽しむものなの。二人三脚みたいなものね。お互いに相手のことを考えながら行動すべきなの。どっちか一人が突っ走ったら転んでしまうでしょ?」
「…」修司君が頷く。
「ママはお前が女にモテるように、結婚しても幸せなセックスが出来るようにお前を仕込みます。だから、ママの云う通り行動するの。いい?」と麻子さん。
「ハイ!」おまんこ出来るなら何だって受け入れる修司君であった。

「毎晩、ママがお風呂から出たらママの寝室へいらっしゃい」麻子さんが続ける。「そして先ず、ママにクンニして?」
「え?クンニって?」修司君が聞く。
「ママの割れ目ちゃんを舐めるの」平然と麻子さんが云う。
「えーっ?」
「嫌?」
「い、嫌じゃない…」セックス出来るなら何だってやる修司君であった。
「クンニでママがイったら、お前はコンドームを着けてセックスしていいわ」
「うん!」修司君が意気込む。
「でもね、セックスして15分保たなかったら落第で、次の回はママにクンニするだけ。セックスは無し」麻子さんが宣告する。
「ええーっ!?15分?」
「これが条件よ。嫌ならよしなさい」麻子さんは立ち上がってミシンに戻る。
修司君は茫然としていた。厳しい条件だった。しかし、セックス初体験を熱望する修司君の意志を挫けさせるものではなかった。

その夜、母親の行動に聞き耳を立てていた修司君は、母親が浴室を出て寝室へ向かったのを確認し、すぐさまその後を追った。驚くべきことに、ママは布団の上にすっぽんぽんで大の字になって仰向けに横たわっていた。丸くそそり立つ二つの乳房を剥き出しにし、股間の陰毛の薮も曝け出されている。修司君は覚った。ママは女の秘部を一挙公開してくれているのだ。修司君のペニスがにょきにょきとおっ立った。

麻子さんは息子に女体の全てを味わわせる決意をしていた。息子が見たいところは充分に見せ、触りたいところは触らせ、舐めたいところは舐めさせるのだ。その前段無くして、いきなりクンニに専念させることなど出来ない相談だろう。全ては息子の好奇心を満足させ、落ち着かせた後のことだ。

修司君はママの身体に覆い被さり、ママのふにゃふにゃ柔らかい乳房を揉み、撫で廻し、乳首をしゃぶった。修司君はママに感謝していた。こんなことを他の同級生がしているとは思えない。自分だけが得た特権なのだ。いいお母さんを持って幸せだと思った。修司君は身体をずり下げ、ママの両脚の間に身体を沈めた。濃い陰毛に隠れて、割れ目はよく見えない。修司君はママの陰毛を掻き分け、割れ目を露出させた。色素沈着で茶色がかった陰唇がぴったり合わさっている。それは食欲をそそるような代物ではなかった。しかし、これが世界中の女が一個ずつ備えている快楽の器なのだと思えば、その真の姿を見定めることが出来たのはラッキーであった。修司君はママの割れ目を両手でぱっくりと開けた。赤っぽくてらてら光る粘膜が曝け出された。修司君は女の秘所を初めて目にして感動していた。

息子への御開帳は充分と見て取った麻子さんは、ああせいこうせいと自分好みのクンニのテクニックを息子に伝授した。
「あああああんんんぐ」麻子さんは息子が与えてくれる刺激に大袈裟に反応し、テクニックが正しく遂行されていることを暗示して息子を鼓舞した。自分が産み落とした息子にクンニさせている。間もなく息子の成長途中のペニスも自分のおまんこに迎え入れることになる。何たる破廉恥、何たる興奮、何たる悦び。麻子さんは一直線に燃え上がって行った。麻子さんは膣口から愛液が漏れ出るのを感じた。「指を入れて?もっと下、もっと下だってば。そ、そこ!指二本にして!そ、そいでもって抜き刺しして?」息子が指による疑似性交を始める。(これで穴の位置も判ったでしょ)麻子さんは思った。息子の舌技と指技が麻子さんを興奮の絶頂に押し上げた。「あああ、むむぐぐ、おおおーっ!」麻子さんがイった。初めて息子にイかされた歴史的瞬間であった。

務めを果たした修司君は、ママが昼間に買っておいてくれたSサイズのコンドームを装着し、母親の股の間に膝を突いた。天を向いているペニスを押し下げ、ママのおまんこにあてがう。さっき指を入れて抜き差しした穴に、今度は自分のペニスを突っ込むのだ。人生初体験の性交。胸がどっきんどっきんして割れそうだ。びとりんこんと滴るママの愛液に導かれ、ペニスはぬるりんこんとめり込んだ。(やったぜ!セックス第一号!)そこで修司君はやっと性器の結合部分から目を離し、ママの顔を見た。目を閉じて息子との初の性交を味わっていた麻子さんが気配を感じてパチっと目を開けた。修司君が嬉しそうに、そして得意そうにニッコリする。男としてママを組み敷き、ママの身体にペニスをぶち込んでいることが嬉しいのだ。麻子さんもつられてニッコリした。文字通り母と子が一体となり、より睦まじさを増した瞬間だった。

修司君は先ほど指を抜き差ししたように、腰の動きでペニスを押し引きした。おお、何という気持ちのよさ。ママのあったかくぬるぬるするおまんこに包まれ、ペニスを動かすとえも云われぬ快感に鳥肌が立つ思いをする。(これがセックスなんだ!凄え!毎日でもやりたい!ママが毎日やらしてくれるってほんとかな?)修司君は先の心配をしながらピストン運動を始めた。(気持ちいいーっ!最高っ!)おいおい!童貞が初体験で性急にピストン運動を始めるなって!そう、読者の御推察通り、ぴゅぴゅぴゅぴゅーんっ!三擦り半であった。

麻子さんは、息子が三擦り半で果てようが十擦り半だろうが構わなかった。もうクンニでイかされているから、性交でもう一度イきたいなどと高望みしなかったからだ。どうせイけないのなら三擦り半の方が短くてありがたかった。この辺は何やら売春婦の心理に似通っているかも知れない。だが、麻子さんは「15分未満は次回セックス禁止」ルールを厳格に守った。畢竟、修司君は15分超のオナニーを目指し奮闘しなければならなくなった。そしてそれはある日実現した。

数ヶ月後、修司君はクンニと性交で毎夜二回麻子さんをイかすようになった。麻子さんはウハウハだった。息子の性欲処理の奴隷になるどころか、息子を完璧なセックス・マシーンに仕立て上げ、満ち足りた性生活が送れるようになったのだ。

がらがらっと玄関の戸が開き、麻子さんの兄さん・武志さんがのっそりと入って来た。
「また今川焼買って来た。食おうぜ」武志さんは台所に行って茶を淹れる。
数分後、兄妹は卓袱台の傍にすわって、今川焼をもぐもぐ食べていた。
「今日はな、いい話を持って来た。40代の歯科医で、向こうにも娘がいる。一遍会いたいそうだ」と武志さん。
「その話、断って?」麻子さんが一個目の今川焼を食べ終わり、お茶を飲みながら云う。
「なに?」武志さんがきょとんとする。「お前、まだ若いんだ。男が必要だろ?」
「男は間に合ってる」と麻子さん。
「なーんだ、いつの間にか自分でめっけたのか?いつ結婚する?」
「結婚は出来ないの」
「なにい?」武志さんが目を剥く。
「あたし、修司と寝てんの。修司とは結婚出来ないでしょ?」麻子さんは二つ目の今川焼に手を出す。
「しゅ、修司と?」武志さんは口をあんぐり開け、まじまじと妹の顔を見る。「凄えな」ぽつりと武志さんが云った。
「結婚したら修司にやらせるわけにいかないでしょ?修司、気が狂っちゃうわ。だから、結婚出来ないの」と麻子さん。

「ふーん?だけどお前、おれだからいいけど、口が裂けてもそんなこと誰にも云うなよ?」しばらくの沈黙の後、武志さんが云った。
「もちよ。兄さんには結婚出来ない理由を説明しなきゃなんないから云ったのよ」麻子さんがお茶を飲む。
「修司とねえ。まだ12だろ。イかしてくれるのかい?」好奇心で武志さんが聞く。
「あたし、特訓したからね。毎晩二回イかせてくれるの」
「へえ?毎晩二回って凄えな」武志さんがお茶をがぶがぶ飲む。
「中年男と結婚したら、毎晩二回なんて無理でしょ?修司の方がずっといいのよ」麻子さんがにんまりしながら云う。
「麻子…」武志さんがずいっと妹に近寄り、突如妹を押し倒した。妹にキスしようとし、妹のおっぱいをまさぐる。
「きゃああ!何よ、兄さん!やめてよ!」麻子さんが抗(あらが)う。
「お前の近親相姦の話で興奮しちゃったんだ。おれともやろうぜ」武志さんが妹の身体を押え込み、片手でおっぱい、片手で尻を揉む。
「な、なにを!」麻子さんが驚く。
「可愛いお前とは一度やりたいと思ってたんだ。やらせろ!」武志さんは妹の両脚を膝で押し広げ、妹の股間に勃起したペニスを擦り付ける。
「ふざけないでよ、兄さんっ!」麻子さんは兄の行為が信じられない。
「修司のよりでかい摩羅を味わうのもいいんじゃないか?な?やろう?」武志さんは妹のスカートを捲り上げ、パンティ越しにクリトリスを弄る。
「やーんっ!」麻子さんが感じてしまう。
妹が油断した瞬間、武志さんは妹の口に吸い付き、舌を差し込む。兄と妹の舌が交わり、今川焼の味がするフレンチ・キスとなった。麻子さんは抵抗をやめた。息子とやっていて兄を拒む理由は見つからない。久し振りに成人男性のペニスを味わうのも悪くないかも知れない。兄からねちっこく接吻されながら、麻子さんが兄の肩をぽんぽんと叩いた。
「ん?」武志さんが口を離す。
「お布団敷きましょ」麻子さんが云った。

武志さんは病気で妻を亡くし、娘の舞美(まみ)ちゃんと二人で住んでいた。妹の結婚の心配をしていながら、自分はまだ後妻を貰っていない。12歳にもなった舞美ちゃんが後妻とうまくいくとは思えなかったからだ。武志さんはこれまで娘を女として見たことはなかったのだが、妹の母子相姦の話を聞き、自分が兄妹相姦を果たした後は事情が一変した。舞美ちゃんは甥の修司君と同じ12歳だったせいで、青い未成年とのセックスが急に魅力的に思え出したのだ。(麻子がやってるなら、おれも…)という気もあった。近親相姦とロリータとのセックスの二つが同時に達成出来るなら、中年男の欲望が一挙に叶うのだ。

しかし、男の12歳はやりたい盛りに突入しているかも知れないが、女の12歳はどうか?舞美ちゃんは髪をアップに結い上げるとぞっとするほど美しかったが、まだまだあどけない少女である。きゃあきゃあ騒ぎ、些細なことで笑い転げる様子はまるで子供であった。セックスに関心を持っているかどうかも判らないし、ましてや父親とやりたいなどと考えているとは思えなかった。

武志さんは最近預かった見合い写真をTVの近くに置いておいた。
「パパ、結婚するの?」ある日、舞美ちゃんが聞いた。
「え?あ、結婚したらって勧められてるんだ。まだ決まったわけじゃない」

武志さんは置き忘れた風情で、レンタルのポルノ・ビデオをDVDプレイヤーの中に入れたまま出勤した。その日、武志さんが帰宅するとポルノ・ビデオはDVDプレイヤーから外に出されていた。

舞美ちゃんの態度が変わって来た。ぼーっと物思いに耽ったり、武志さんが新聞を読んだりTVを見ていると、パパの横顔を盗み見るようになった。舞美ちゃんの表情も以前よりずっと大人っぽくなって来た。

武志さんは総仕上げをすべきタイミングだと考えた。ある日曜日、散歩に出た武志さんは舞美ちゃんの大好物であるストロベリー・ショートケーキを買って帰った。三時のおやつの時間を見計らって紅茶を淹れ、舞美ちゃんをダイニング・キッチンに呼んだ。
「わあ!」舞美ちゃんが目を見開いて喜んだ。
父娘(おやこ)はケーキを食べながら、時々互いに微笑みを交換して、楽しいひとときを過ごした。
「お前の叔母さんだがね」武志さんがぽつりと切り出した。「こないだびっくりさせられたよ」
「麻子叔母さん?」舌を出して唇の周りのホイップクリームを舐めながら、舞美ちゃんが云う。
「再婚の話を持ってったら、結婚する必要ないって云うんだ」これは事実である。
「ふーん?」舞美ちゃんには叔母さんの再婚なんかどうだっていいことだった。
「どうしてか聞いたら…」そこで武志さんは言葉を切った。「おい、これから云うことは誰にも云っちゃいかんぞ?お前とパパだけの秘密だぞ」
「うん!」舞美ちゃんが身を乗り出す。女は誰でも秘密が大好きだ。「そいで?」
「叔母さんは修司とセックスしてて、毎晩天国へイかして貰ってるってんだ」これも真実である。少し違うのは、“こないだ”ではなく、実際には数週間前に知った古い話であることだった。
「えーっ?母子(おやこ)で?」舞美ちゃんが目を丸くする。修司君は自分と同い年であった。
「誰にも内緒だぞ?いいな?」武志さんが念を押す。
「うん、分った」舞美ちゃんの声は上ずっていた。
「修司は性の欲望を満足させられるし、見知らぬオジンを『お父さん』なんて呼ばなくて済むんで喜んでるらしい」話し終えた武志さんは、話の内容を娘の胸に浸透させるべく沈黙を保った。

その後の数日、舞美ちゃんは真剣に何かを考えている表情で過ごしていた。舞美ちゃんがお買い物に出て留守の間、武志さんは舞美ちゃん用のデスクトップ・コンピュータをオンにし、ウェブブラウザの履歴をチェックしてみた。わんさとセックス関連のサイトが表示された。舞美ちゃんがセックスに関心を持ち始めた証しであった。

ある夜、武志さんがお風呂に入っていると、ガラッとサッシのドアが開いて、すっぽんぽんの舞美ちゃんが入って来た。
「お、お前っ!」武志さんがぶったまげてザバーッと湯船の中で立ち上がった。武志さんの半勃起状態のペニスがぶらんと揺れた。
「パパ、背中流して上げる」そう云いつつ、舞美ちゃんはちらとパパのペニスに目を走らせ、ぽっと顔を赤らめた。
武志さんは未成熟な娘の裸身を舐めるように見た。「大きくなったな、舞美」武志さんが、娘のなだらかな肉がつき出し、女らしさを醸し出し始めた身体に見蕩れる。
「ううん。おっぱいも出てないし、お尻だってまだ小さいわ」舞美ちゃんが恥ずかしそうに云う。
「おっぱいが出て尻が大きくなりゃ普通の女だ。女になりかけてる今のお前は青春そのものだよ。素晴らしいよ」武志さんがごくりと唾を飲み込む。
「ほんと?こんな身体でも魅力ある?」
「ああ、大ありだとも。パパにお前のその身体を洗わしてくれ」武志さんが湯船からざばーっと出る。
「え?」舞美ちゃんが話が逆だという顔をする。
「パパはもう洗ったんだ。さ、お前の身体を洗わせてくれ」

武志さんが娘の身体を洗い出す。緩く絞ったタオルで優しく娘の身体を撫でる。空いている方の手を娘の背中に廻す。乳首の周りに仄かに肉はついているが、まだおっぱいとは呼べず、少年のような胸である。お尻と太腿だけは丸みを帯び、女になりかけている。毛のない恥丘のもっこりの下に大陰唇の割れ目が垣間見える。武志さんの心臓はどきんどきん高鳴り、生唾が後から後から湧いて来る。武志さんはタオルで娘の股間を洗いながら、背中に廻した手を少しずつ下ろして娘のお尻を撫で廻す。
「パパ?」と舞美ちゃん。
「ん?」武志さんは会話どころではない。
「うちも叔母さんとこみたいにしよ?」舞美ちゃんが云った。
「叔母さんとこみたいに?」半信半疑で、武志さんが鸚鵡(おうむ)返しに云う。
「叔母さんと修司君みたいに、あたしとパパと…」舞美ちゃんが云った。
「ほ、ほんとか?」武志さんには自分の作戦の成功がまだ信じられない。こうもとんとん拍子に事が運ぶなんて!「舞美!」狂喜した武志さんはタオルを抛り出して、両の手で直に舞美ちゃんの身体を撫で廻す。
「あああ」舞美ちゃんがうっとり目を閉じてパパの愛撫に酔う。
「舞美!」武志さんが立ち上がって娘の身体を抱き締める。興奮し、完全勃起したペニスが娘の腹を突つく。

武志さんは娘に接吻した。娘の唇を舐め廻す。
「ぶぐぐ…」舞美ちゃんが生まれて初めての男と女の粘膜の触れ合いに興奮する。
武志さんの舌が娘の口内に侵入し、娘と舌を交える。
「がぶぶ…」セックスについて勉強した舞美ちゃんだったが、文字による説明と実際の肉の触れ合いは大違いである。刺激と興奮も桁外れだ。舞美ちゃんはパパの背中に爪を立てて興奮した。
武志さんは可愛い娘の顔中にキスし、首筋や耳を舐めた。
「ひーっ!」性感帯を攻められた舞美ちゃんが悲鳴を挙げる。舞美ちゃんの手が下に伸び、太く固く長くなったパパのペニスを掴む。普段グンニャリとうなだれている物体が、鋼鉄のように変化し熱く火照っている。舞美ちゃんはするっとパパの抱擁を滑り抜け、しゃがんでパパのペニスに正対した。舞美ちゃんがパパのペニスを両手で捧げ持ち、可愛い口で舐め出した。
「舞美っ!」武志さんがびっくりした。いくらインターネットで勉強したからといって、12歳の少女がフェラチオしてくれるとは思っていなかった。感動のあまり射精してしまいそうである。武志さんは娘のフェラチオを後日の楽しみにとっておく決意をし、娘の身体をそっとソフトな浴室マットの上に横たえた。

武志さんは舞美ちゃんの股間に膝を突き、毛のないもっこりした割れ目に見入った。汚れなき少女の性器。これからそれを独占するのだ。舞美ちゃんはパパに何をされるのかと、首をもたげて見守っている。武志さんは娘の割れ目を開いた。綺麗なピンクのびらびら。もっと開くとぽかっと膣が口を開け、肉の洞窟を取り巻く処女膜も見えた。(娘はこれを自分にくれるのだ)武志さんはジーン!とした。屈み込んで娘のクリトリスを舐め出す。
「あははーんっ!」人生初のクリトリスの性感に、舞美ちゃんが電気ショックを受けたように身体をのけ反らす。
武志さんは娘のおまんこを隈なく舐める。尿道口も膣口も。肛門まで舐めてしまう。
「ひーいっ!」舞美ちゃんがパパの愛に酔う。
武志さんが起き上がり、両手で娘の身体を軽々と抱え、大切な宝物のように寝室に運ぶ。(処女の娘との初夜。しかも12歳。きついおまんこがこれからおれのものになるのだ。ウシシ)武志さんがにんまりした。
「パパ?」抱かれている舞美ちゃんが武志さんの耳元で囁いた。
「ん?」
「麻子叔母さんと修司君と一緒に住まない?四人でやれば、もっと楽しくない?」
「なぬ?」娘の凄いアイデアに武志さんが仰天し、興奮した。それは出来ない相談ではなかった。




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