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06. 世のため人のためのペニス

郁夫君(18歳)の部屋にお母さん(45歳)がやって来た。
「お前、随分オナニーしてんだね、最近」とお母さん。
「えっ?な、何だい、一体。どうして…」あまりにもずばりと云われた郁夫君は、本当のことなので白を切るわけにもいかず、おどおどしてしまう。
「どうして分るのかって?」お母さんが部屋の隅に目を向ける。「あのゴミ箱に臭い匂いのティシューが山ほど入ってりゃ、誰にだって分るよ」
「オナニーしちゃいけないのかよ!おれが自分の身体をどうしようが勝手じゃない!」窮鼠猫を噛む…で、被告が原告に食ってかかる。
「いけないって誰が云ったのさ。あたしゃね、もったいないって思ってるだけだよ」とお母さん。
「え?」意外な展開に郁夫君はぽかんとする。
「世の中にはね、セックスしたくても相手がいなくて欲求不満になってる女が沢山いるんだ」お母さんが真剣な表情で云う。
「…」郁夫君は話がどこへ向かうのか見当がつかず、沈黙している。
「お前の勃起したお珍々やあり余る精液を、どうせなら世のため、人のために使ったらどうかと思ってね。無駄にティシューなんかに出さないで、ほんとの女のおまんこに出しゃいいじゃないか」お母さんが凄いことを云う。
「おれだってそうしたいよ。けど、おれ欲求不満の女なんか知らないもん」郁夫君が口を尖らす。
「ほんとかね?全然知らないの?」お母さんが追求する。
「全然」と郁夫君。
「そんなことないだろ。オールド・ミスとか後家さんとか、その辺にいくらでもいるじゃない?」お母さんが横目で息子を見る。
「オールド・ミスか後家さん?」郁夫君が考える。郁夫君のお母さんも後家さんである。郁夫君のお父さんは五年前に労災で亡くなっており、お母さんは再婚せず保険金と手内職で郁夫君を育てて来たのだった。「後家さんなら一人知ってるけど…」郁夫君が口ごもり、母親の顔を窺う。

「ふーん?その後家さんっていくつ位なの?」とお母さん。
「んーと、母さんと同じぐらい」本当は郁夫君はお母さんの年齢を正確には知らない。
「お前、その後家さんとやりたいかい?」今度はお母さんが息子の顔を窺う。
「やらしてくれればやりたい…」郁夫君がぼそぼそと低い声で呟く。
「母さんと同じぐらいの歳の相手でも立つのかい?かなりオバンだけど」とお母さん。
「立つ…と思う。やってみなきゃ分らないけど」郁夫君がお母さんの目を見つめながら云う。
「ふーん?その後家さんはどこに住んでるの?この近くかい?」お母さんはあくまでも慎重である。
「凄い近く」郁夫君が謎掛け問答に終止符を打とうとする。「この家に住んでる」郁夫君がはっきりと云った。
「んまあっ!」お母さんが満面に笑みを湛えて、息子の顔を見つめた。「やってみるかい?」
「う、うん!やらせて、母さんっ!」郁夫君がすぐさまお母さんに襲いかかろうとする。
お母さんがすっと立ち上がって、性急な息子の攻撃を躱す。郁夫君はででーんと畳の上にずっこけた。「今夜、母さんがお風呂から上がったら、寝間においで」そう云って、お母さんは出て行った。

その夜、先にお風呂を出た郁夫君は、お母さんの湯上がりを待っていた。胸は早鐘を撞くようにどっきんどっきんし、顔は紅潮していた。生まれて初めてのセックス。ついに女性性器にペニスを埋め込むことが出来る。オナニーとは比べ物にならない快感の筈だ。わくわくした。郁夫君はそのセックスの相手が実の母親であることについては、深く考えなかった。母親はこれまで空気のような存在で、性の対象ではなかった。いや、空気というより、ああせいこうせいと自分を躾けようとし、もっと勉強しろと尻を叩いたり、雑用を云いつけたりする小うるさい存在だった。それがどういう風の吹き回しかおまんこさせてくれると云う。今までの教育係がセフレになるという大転回。自分がおぎゃあと出て来たおまんこだから、年代物である。しかし、今の郁夫君には肉の穴でさえあれば何でもよかった。贅沢は云っていられない。それに、おまんこすればおっぱいにも触れる。張りを失ってへにゃへにゃかも知れないが、乳房の触感を味わいたかった。乳首をちゅうちゅう吸いたかった。待ち切れない!郁夫君には一分が一時間のように感じられた。

お母さんがお風呂から上がり、寝室に戻る足音が聞こえた。郁夫君はパジャマのズボンを勃起したペニスで突っ張らせながら、お母さんの寝室に向かう。部屋の戸は開けられていて、鏡台の前に腰掛けた浴衣姿のお母さんが、素顔にぽんぽんとパウダーをはたいていた。郁夫君の目は、先ず広く開けられた襟元に覗くお母さんの白い肌に向けられた。そして、鏡台の丸椅子から食み出ている大きなお尻に目が移った。今までお母さんが女であることを意識しなかった郁夫君にとって、それは突然生々しく艶かしいものに思われた。この肉感的な女体が今宵自分のものになるのだ。(これから、やりたくなったら毎日、いや日に二回でも三回でも母さんはやらしてくれるものだろうか?)郁夫君は思った。
「郁夫?」お母さんが呼びかけた。お母さんは香水を指につけ、その指で首筋や脇の下を撫でている。息子との“初夜”に備えているのだ。
「うん?」答えた郁夫君は、鏡の中の母親が真っ直ぐ自分を見つめていることに気づいた。(しまった!母さんのお尻を見ながら涎を垂らしている顔を見られてた)郁夫君は羞恥心から顔を赤らめた。
「断っとくけど、母さんはこれからいつでもお前とおまんこするとは云ってないからね」お母さんがぴしゃりと云った。
「ええっ!」心の底を見透かされた郁夫君がショックを受ける。「ど、どういうこと?」
「これからお前にやらすのは、テストだと思うこと。一生に一度のテスト」
「何のテストなの?」郁夫君にはちんぷんかんぷんである。
「お前に恋人が出来たとする」お母さんが説明する。「その娘(こ)を口説き落として、やっとこさホテルに連れ込んだとこを想像するの。お前は毎日でもその娘とやりたいだろうけど、その娘がお前とのおまんこが好きになるかどうかは、お前のやり方次第だ。そういうテストさ」
郁夫君は途方に暮れた。恋人なんていない。気になる同級生の女の子はいるが、セーラー服のその子をホテルに連れ込むなんて、想像も出来ない。それに、セックスのやり方なんて色々あるもんなの?突っ込んでへこへこするだけじゃないの?

郁夫君とお母さんのおまんこについて書くことはあまりない。それはすごく呆気なく終わってしまったので、たとえスローモーション再生のように描写しても大した行数は稼げない。浴衣の前をはだけたお母さんにのしかかった郁夫君は、白くこぼれるような巨乳を揉み、乳首をちゅうちゅう吸った。おっぱいの手触りと舌触りに満足した郁夫君は、お母さんが渡してくれたコンドームをペニスに嵌めると、一気にお母さんのおまんこに突っ込んだ。生まれて初めての性交は、三擦り半どころか二擦り半で終わってしまった。

お母さんはコンドームから精液が漏れないように、注意深くおまんこから息子のペニスを抜き、浴衣の前を合わせると布団の上に正座した。射精後ぜいぜい云って余韻を楽しんでいた郁夫君は、お母さんの気配を察して起き上がった。
「郁夫。お前、落第。今後、お前とは死ぬまでおまんこしない」お母さんが判定を下す。
「えーっ、そんなあっ!」郁夫君の目の前が真っ暗になる。
「あんな風じゃ、どこの物好きな後家さんだって二度とやらしてくれないわ」お母さんが冷たく云い放つ。
「どーすりゃいいの?教えてよ!」郁夫君は必死で縋るように云う。
「云っただろ?お前の恋人との最初のおまんこだって…」お母さんが息子に注意事項を思い起こさせる。「処女かも知れない若い娘が、お前に『こうしてくれ、ああしてくれ』なんて云うもんかい」
「…」確かにそうだった。恋人同士の最初の性交だというのに、相手からああせいこうせいと注文をつけられたら、圧倒されるやら辟易させられるやらで引いてしまうだろう。男は黙って女をリードし女を燃え上がらせねばいけないのだ。

「お前はね、女の身体を使って勝手に精液を出しただけ」お母さんが息子を鞭打つ。「云っとくけど、そんなのセックスじゃないよ!お前にはダッチワイフが似合いだ。嫁さんなんか要らないね」
郁夫君は泣きたい思いだった。初めておまんこ出来て幸福の絶頂だったのに、一回こっきりでお終いだなんて。毎日でもやらして貰えるかと思ったのに、一度味見をさせて貰っただけで「はいそれまでよ」とは残酷である。
「さ、出てって。母さん、もう寝るんだから」お母さんが追い出しにかかる。
「母さんっ、今のはノーカウントにして!初めてだったんだから、早くても仕方ないよ!」郁夫君がお母さんに縋る。
「どうだかね。お前の父さんも早漏気味だったからね。遺伝じゃないの?」
「お願い!今日だけなんて云わないで!母さんを喜ばせることなら何でもするからさ!」郁夫君の必死の懇願。
「何でも?」お母さんが目を光らせる。「ほんとかい?」
「ほんと!何でも!」郁夫君が身を乗り出す。

「じゃ、クンニしてくれる?クンニでイかしてくれたら、明日また一回やらしたげる」お母さんが妥協案を出す。
「クンニ?」郁夫君の知らない言葉だ。
「母さんのおまんこ舐めるのさ。母さんがイくまで」
「へ?」郁夫君は、先刻ちらと見た(夢中でじっくり見る暇がなかった)お母さんの濃い陰毛に囲まれた黒っぽい割れ目を思い出す。
「嫌みたいだね。嫌ならいいんだ。さ、寝るよ?」お母さんが談判決裂を宣言する。
「い、嫌じゃない!舐める!母さんのおまんこ舐めたい!」お母さんとの再度の性交を欲する郁夫君が、急き込んで云う。
「母さんがイくまでだよ?母さんがイけなかったら落第だ。いい?」お母さんが念を押す。
「分った」

お母さんが布団の上に仰向けになり、浴衣の前を開く。真っ白い豊かな肉体。二つの巨乳がぼろろんとこぼれる。黒い陰毛の薮。さっきは無我夢中でおまんこしちゃったので、郁夫君はじっくり母親の身体を見ていなかった。今度は貪るように女の裸体を目で味わう。お母さんが膝を曲げて股を開いた。息子におまんこを舐めやすくしたのだ。郁夫君は引き寄せられるようにお母さんの股間に膝を突き、母親のおまんこに見入った。そこから自分がおぎゃあ!と出て来たなんて信じられない。郁夫君は母親の陰毛に囲まれた割れ目を開く。上端に三角形の凸起。それが女の鋭敏な性感帯と云われるクリトリスだ。赤っぽい粘膜の中程におしっこの出る穴。そして性交したばかりの膣がうっすらと口を開けている。
「いつまで待たせるんだ?眠くなっちゃうじゃないか」お母さんが催促する。
郁夫君は返事もせずに、お母さんのクリトリスに吸い付き、舐め出す。ぺろぺろちゅんちゅんろ舌先でこねくり廻し、時々舌で圧したりする。
「おうーっ、うむむむ、うーっ!」お母さんが久し振りの性感に興奮する。お母さんは両手で自分のおっぱいを揉み、乳首を擦る。
郁夫君はお母さんの膣口を撫でた。そこは、さっきの性交で滲み出た愛液でぬるぬるしている。誘われるように、郁夫君は一本の指を突っ込んだ。
「あうーっ!むぐぐぐ!」お母さんが反応した。
郁夫君はクンニを続けつつ、今度は指を二本にして抜き差しした。
「おぐおぐおぐ、ぬあーっ!」お母さんが身をくねらせてよがる。

母親の予想外の興奮に気を良くした郁夫君は、指を三本にし、四本にし、終いに全部入れてしまった。抜き差しが不自由になったので、母親のおまんこの中で五本の指をくねらせ、膣壁を触りまくる。
「ぐひーっ!」後家となって以来最大の快感に、お母さんが身を震わす。まるで、膣に蛸入道が入り込み、中で暴れ回っているようだ。お母さんは自分の乳房の一つを押し上げ、その乳首をペロペロ舐めた。「ぶぐぐぐ!ばぐう!」
郁夫君は激しくクンニし、母親のおまんこの中の五本の指を盛大に動かす。偶然、指の一本がお母さんのGスポットに接触する。
「むぎゃーっ!」断末魔の叫び声を挙げて、お母さんが絶命した。

こうして、クンニとフィスト・ファッキングによって郁夫君は、お母さんとの次の性交の権利を得、ほぼ毎日おまんこ出来ることになった。

「郁夫?」ある日お母さんが云った。「もうコンドームの箱、空っぽ。今度からお前がお小遣いで買っといで」
「えーっ!そんな!お小遣いなくなっちゃうじゃない!」郁夫君が悲鳴を挙げる。
「そんなこと云ったって、おまんこは母さんのためじゃなくお前だけのためなんだ」現実主義者のお母さんがハッキリ云う。「おまんこで母さんをイかしてくれるんなら母さんが買ってもいいけど、今の状態じゃ母さんはお前のダッチワイフに過ぎないからね」
「…」その通りだった。いまだかつて、郁夫君は性交でお母さんをイかしたことなどなかった。
「だからって、お小遣いの値上げはしない。牛乳配達か新聞配達でもしてコンドーム買うか、買えなきゃ“まんスト”だよ?」
「マンスト?なにそれ?」郁夫君がぽかんとする。
「まんこのストライキ。お前がコンドーム買うまでやらせない」
「そ、そんな…」もうお母さんとのおまんこなしでは生きられない郁夫君が青ざめる。「コンドーム、洗って使うってのは?」
「コンドームのリサイクルなんて、危くてとんでもないよ。穴でも空いて母さんを妊娠させたら、どうすんだい?」お母さんは剣もほろろである。

郁夫君は勉強した。学校の勉強ではない。セックスの勉強である。今だってお小遣いが足りないのだから、コンドームばかり買うわけにはいかない。お母さんを性交でイかして、お母さんにコンドームを買わせるしかないのだ。ネットには読み切れないぐらい女をイかすやり方が溢れていた。郁夫君はそれらを読みながら、お母さんとセックスし、ついにお母さんをおまんこでイかせるようになった。

郁夫君は学校から戻るとお母さんとおまんこし、寝る前にもう一回おまんこした。日曜・祝日は朝一回、昼一回、夜一回おまんこした。お母さんの寝室の布団は畳む暇がなく、万年床となった。

賢いお母さんは、“まんスト”を教育と躾けの両方に使って成功を収めた。郁夫君の成績が落ちると“まんスト”、部屋を乱雑にしていると“まんスト”、セロリや人参を食べないと“まんスト”…と、セックスを有効に活用したのだ。

その日曜日も母と息子は昼間から全裸で汗みどろで絡み合っていた。母子はディープ・キスをしながら性器を交えている。郁夫君は片手で母親の巨乳を揉み、片手で母親のクリトリスを刺激していた。
「むぐーっ、あむむーっ!」お母さんが息子の腰に両足をかけ、下から猛烈におまんこを突き上げる。
郁夫君は母親のGスポット目掛けてペニスを突き出す。
「ああっ、あうあーっ!ひーいっ!」お母さんが盛大によがる。

その時、「こんちわーっ」玄関の戸が開き、嫁に行った当家の長女・響子さん(32歳)がやって来た。響子さんはベビー・フェースの美形で、小柄なグラマーである。お母さんほど巨乳ではないが、出るところはちゃんと出ている。生まれ育って勝手知ったる家だから、ずんずん入る。「あら?母さん?郁夫?」茶の間には誰もいない。響子さんは母親の寝室の戸を開けた。「!!!!」目に飛び込んで来た光景に度肝を抜かれ、響子さんは声も出せずに口に手を当てて身体を凍りつかせた。母親と弟が全裸でおまんこの真っ最中だった!
「もっと早く!もっと深く!」お母さんが息子に命ずる。
郁夫君が腰を落とし、子宮に届けとばかり、ずきゅーん!とペニスを突き出す。
「あぎーっ!あぐわーっ!」お母さんがポルチオ性感に身を震わせながらイった。
「んぐぐーっ!」郁夫君が激しく腰を動かし、どっぴゅんどぴゅぴゅーんっ!と母親の体内で射精した。
「ひどい!ひどいわっ!」身内の近親相姦を目撃した響子さんが叫んだ。
「えっ?」お母さんと郁夫君が振り向き、響子さんの存在に気づいた。
「響子っ!」とお母さん。
「姉さんっ!」と郁夫君。

響子さんはどすどす歩いて茶の間に戻り、土産に買って来た文明堂のどらやきをばくばく食べた。自分の母と弟がセックス。信じられなかった。しかも、昨日や今日始まったことではなさそうだ。二人のセックスのチームワークは完璧だった。恥じらいも後ろめたさもなく、昼日中から性交を楽しんでいた。何てこと!響子さんのどら焼きを持つ手は、セックス・シーンを見た興奮と、訳の分からぬ恥辱感と怒りとでぶるぶる震えた。どら焼きを食べ終えた響子さんは、無意識に二つ目のどら焼きに手を伸ばし、それもむしゃむしゃばくばく食べた。

「とんでもないとこ見せちゃったね」服を着たお母さんが、髪を撫で付けながらやって来た。
「ほんとだわよ!」響子さんがぷりぷりして云う。
「お茶、淹れようかね」お母さんが湯沸かしポットでお茶を淹れる。
「あんなこと、毎日やってんの?」咎めるように響子さんが云う。
「二回の日もあるし、三回の日もあるわ」お母さんもどらやきを食べる。
「近所の噂になったらどーすんの?母さんのよがり声、聞こえるかもよ?」
「見られなきゃだいじょぶよ。オナニーだって声出ることあるんだし。これからはちゃんと鍵かけてやるわ」お茶を飲みながら、平然とお母さんが云う。「うちのことより、そっちはどうなの?旦那とうまくいってんの?」
「うまくいってないのよ。離婚しようかと考えてるとこ」響子さんが口をへの字にする。
「えーっ?」お母さんがたまげる。

「もう一年もおまんこしてないの。一度もよ?欲求不満で発狂しそうだわよ」響子さんが三個目のどら焼きに手を出す。欲求不満は食欲を増進させるようだ。
「旦那、浮気してるの?」お母さんもつられて二個目のどら焼きに食いつく。
「興信所に頼んだんだけど分んないの。浮気じゃないみたい」
「バイアグラ服ましてみた?」
「うちのは心臓弱いから駄目なのよ。服めないの」
「だからって離婚なんて早まっちゃいけないよ。隆志のためにも…」隆志というのは響子さんの息子である。
「息子のために欲求不満我慢するわけ。そんなのやだ!」響子さんが嫌々する。

「姉さん、いらっしゃい」服を着た郁夫君が茶の間にやって来た。「あ、どら焼き食ってる。おれも…」郁夫君が手を伸ばし、どら焼きを二つ一緒に摘まみ上げる。
「なによ、それは!行儀の悪い!」お母さんがたしなめる。
「だって、みんなに追いつかなきゃ損だもん」郁夫君は、箱から消えているどら焼きの数によってみんなの食べるペースを計算したのだ。
「そんなことすると、まんストよ!?」とお母さん。
「そんなあ!意地悪!」郁夫君が抗議する。
「何なの、まんストって?」響子さんが尋ねる。
郁夫君がどら焼きを食べながら、不平たらたら説明した。
「へえ?」響子さんがたまげる。
「ほら、犬や猿に芸を仕込む時に食べ物で釣るだろ?郁夫はおまんこで釣るの」お母さんが鼻を蠢かす。
「おれは犬や猿と同じかよ、ケっ!」郁夫君がぶうたれる。

「郁夫。響子におまんこして上げな。欲求不満で気が狂いそうなんだって」お母さんが凄いことを云う。
「えーっ!」響子さんが呆れる。「母さん、ふざけないでよ。郁夫が本気にするじゃない!」
「ふざけてないよ。娘を気違いにしたくないんだ。ほれ、郁夫!」お母さんが息子をけしかけ、姉弟相姦を促す。お母さんは、いい家の稼ぎのいい夫に嫁いだ娘を離婚させたくなかった。娘の性の乾きを癒してやりたかった。自分と息子の相姦を知られて後々まで誹られるより、相姦の輪に引き入れて仲間にしてしまおうと考えたのだ。
「母さん、本気なの?」郁夫君がどう考えてよいやら分らず、おろおろする。しかし、雄(おす)の本能で新たな性交相手の可能性を見出した郁夫君の目は、母親よりずっと若い(当たり前だ)姉のおっぱいやお尻、腰などを獲物のように見てしまう。
「本気さ。お前のお珍々を世のため人のために使うのよ」とお母さん。
「やだ、こんな家(うち)!あたし、帰る!」響子さんが母と弟の態度に憤慨し、立ち上がろうとする。
「お待ち!」お母さんが娘の足にタックルする。「郁夫っ!」お母さんが息子の決断と実行を迫る。
母親とおまんこするようになって以来、母親の命令に絶対服従して来た郁夫君は、今度も反射的に行動した。服従しないと“まんスト”が恐い。母の命令が魅力的な身体を持つ姉とのおまんこだというのは、願ってもない幸せであった。郁夫君は姉さんの身体を押し倒し、69の体勢でのしかかった。
「きゃああっ!助けてーっ!」響子さんがじたばたするが、母親に両足を押さえられ、18歳の弟に体重をかけられては身動き出来ない。
お母さんの助けで姉さんの股を開いた郁夫君は、姉さんの白いパンティを脇に寄せておまんこを曝け出した。小振りの陰毛の茂み。褐色がかった大陰唇。郁夫君は割れ目を開くと姉さんのクリトリスを舐め出した。

「駄目ーっ!やめてっ!誰かーっ!」響子さんが腰を振って、弟の舌を外そうとするがうまくいかない。
姉さんにクンニしながら、郁夫君は姉さんのおまんこをじっくり見た。陰毛は控え目、粘膜はピンク色でもないが、赤っぽくもない。郁夫君は姉さんの膣口を開いた。30代の膣。それはどんな味をペニスに与えてくれるのだろう。郁夫君は姉さんの膣口を指で刺激した。
「あああん、やーん!」響子さんが感じ始める。
郁夫君の指に湿り気が感じられた。愛液が出始めたのだ。郁夫君は姉さんの膣に二本の指を挿入して、抜き差しした。
「あっはーんっ!うむぐーんっ!」響子さんがよがり始める。
郁夫君は指先を恥骨の方向に曲げて、姉さんのGスポットを探索した。
「あぐわーっ!」長い性の乾期の後なので、響子さんにとって刺激は強烈である。
お母さんは女の直感で、娘はもう抗し切れずに弟との性交を受け入れたと判断した。「待ってて。コンドーム取って来るから」お母さんが息子に云う。
「ちょっと!」と響子さん。「こう二人で犯されたんじゃ敵わない。どうせなら布団の上でやりたいわ。さっきの布団、まだ敷いてある?」
「万年床だよ。いつでもやれるようにね」とお母さん。
「もうっ、なんて家(うち)なの!」響子さんが呆れる。

姉と弟はお母さんの寝室へ移動し、着ているものを脱いだ。
「うわーっ、姉さんの身体すごいっ!」31歳のむちむちとエロチックに熟れ、しかもまだ締まりのある真っ白い肉体を郁夫君が讃美する。
「母さんと比較すりゃそうでしょうよ」と云いつつ、響子さんは弟の賛辞が嬉しい。
郁夫君が姉さんを抱き寄せ、おっぱいやお尻を揉む。
「あむ〜!」弟の愛撫に姉が興奮する。
郁夫君は姉さんの口に吸い付き、姉さんの唇を舐め廻した。姉さんが口を開け、舌を突き出して弟の舌を求める。姉と弟が舌を絡める。二人の唾液が混ざり合う。郁夫君は姉さんの身体を布団の上に仰向きに横たえ、その股間に這いつくばった。本格的に姉さんのおまんこにクンニする。
「おおーっ!」響子さんが弟の頭を撫でながらよがる。
郁夫君は姉さんの愛液びとびとの膣に指を入れ、さっき発見したGスポットを刺激する。
「あああ、いいーっ!ひーっ!」響子さんがよがる。「い、郁夫、お前立ってる?」響子さんが聞く。
「まだ本格的じゃない。母さんとやったばかりだから」
「69しよ。舐めて上げる」響子さんが云い、姉と弟は体勢を入れ替えた。姉が弟のペニスを舐め、弟が姉のおまんこを舐める。

姉さんのフェラチオによって郁夫君のペニスはどんどん固くなり、ぐんぐん伸びた。
「サンキュ、姉さん」郁夫君は姉さんの股の間に膝を突き、ペニスにコンドームを装着する。
「早くん!」姉さんが舌舐めずりしながら、好色な表情で弟の性交を待つ。
郁夫君が姉さんの膣口に亀頭を当て、ぐぐぐ、ずぶりんこんとペニスを姉さんの体内に埋め込む。
「おおおーっ!うわーっ!」響子さんが歓喜の叫び。
「姉さんのおまんこ、最高!これ遊ばしとくの勿体ないね」郁夫君が褒める。
「ほんとにそう思う?」響子さんが内心喜ぶ。「ね、お前、12の時、もう勃起した?」
「12?した、した。おれ、12歳でオナニー始めたもん」ゆっくりペニスを押し引きしながら郁夫君が云う。
「ふーん?」響子さんが何か考える。
「何で、12歳?」郁夫君が姉さんのGスポット目掛けてペニスを突き上げながら聞いた。「あ、分った。隆志、おれと六つちがいだから、今年12だよね。姉さん、隆志とやるつもりなんだ!」
「ち、違うわよ。勝手なこと云わないで!」響子さんが慌てる。

郁夫君は姉さんのおっぱいを揉み、お尻を揉み、クリトリスを撫でながらおまんこした。
「あーっ、うーっ!ぬあああっ!」響子さんがよがる。「お前、上手!」
「姉さん、離婚して帰って来なよ。おれ、やってやっからさ」郁夫君がランダムにペニスを突き上げる。
「あぐぐ。誘惑しないでよ…」突然、響子さんが弟を身体の上からどかせる。すぽんと勃起したペニスが姉さんのおまんこから抜ける。
「?」郁夫君が戸惑っていると、響子さんが弟を仰向けに寝かせ、その腰の上に股がった。天井を向いておっ立っている弟のペニスをおまんこに収め、上下運動を始めた。
郁夫君は下から姉さんを仰ぎ見た。姉さんが美形なのでいい眺めだった。郁夫君は片手で姉さんの形のいい乳房を揉み、もう一方の手の親指の腹でクリトリスを刺激する。
「あうーっ、あっあっ、いひーっ!」響子さんが喘ぎながら腰の上下運動を激しくする。「あわーんっ!」響子さんがイった。
「ぬぐわーっ!」郁夫君が姉さんの体内で精液を噴き上げた。

「よかったみたいだね」お母さんが水の入ったコップ二つをお盆に乗せて入って来た。姉も弟も性器丸出しで恥ずかしがったりしない。
「母さん?」郁夫君がコップを受け取りながらお母さんの注意を引く。「姉さんね、隆志とおまんこすること考えてるみたい」
「お前っ!でたらめ云ってっ!珍々食い千切るよっ!」響子さんが凄い剣幕で弟を睨む。
「だって、12歳で勃起するかって聞いたじゃない?」郁夫君が両手で股間を守りながら云う。
「響子っ!それ、いいアイデア。隆志もやりたい、お前もやりたい。欲求不満解消で、離婚しないで済むし」とお母さん。
「隆志はセックス上手くなるし、まんストで隆志の躾けも出来るし…」と郁夫君。
「そんな、うまく行くものかしら?」響子さんが説得されかかる。
「行くわよ。郁夫を見て御覧よ」お母さんが親馬鹿を発揮する。

「姉さん、時々帰って来て?またやらして?」郁夫君がリクエストする。
「響子?隆志も連れて来て?母さん、孫ともやってみたいから」お母さんもリクエストする。
響子さんは呆れ果てて口をあんぐりした。




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