09. 母よ、その股を開け
夜中、満(みつる)君(15歳)がお母さん(38歳)の寝室にやって来て、お母さんの布団に潜り込んだ。お父さんは五年前に亡くなり、満君の姉さんは北海道に嫁いでいて、家には二人だけである。
「むむむ」お母さんが寝返りを打ち、息子の硬い身体にぶつかる。「?」暗闇の中でお母さんが指でまさぐり、闖入者が息子であることを確認して安心する。「どしたの?恐い夢でも見たの?」
「ううん。恐い夢じゃない。凄くエロい夢」と満くん。
「え?」とお母さん。
「母ちゃんとおれがおまんこしてる夢…」満君が平然と云う。
「げっ!」お母さんがたまげる。
「おれ興奮して寝られなくなっちゃったんだ」
「満!出て行きなさい!出てって!」身の危険を感じたお母さんが息子を布団から押し出そうとする。しかし、頑健な体格に成長した満君は動かない。
「母ちゃんっ!」満君がお母さんに抱きつこうとする。
「何よっ!駄目よっ!」お母さんが両腕を突っ張って息子を遠ざけようとする。真っ暗闇の中で母と息子の手脚が交わる。
「何で駄目なんだよっ!」満君はお母さんの下半身に脚をからめて、離さない。
「決まってるじゃないか」お母さんが説明する。「お前とやって妊娠したら、生まれて来るのはお前の息子かい?お前の弟かい?分んないじゃないか。戸籍謄本どうすんだよ?」
「簡単だよ。妊娠しないようにすりゃいいんだ」と満君。
「やっぱり駄目よ。あたしがお前の母ちゃんなのか女房なのか、分んなくなっちゃう」お母さんが云った。
「母ちゃんは母ちゃんだよ。おれ、母ちゃんがお婆ちゃんになるまで大事にするよ」と満君。
「嬉しいこと云って、この!」お母さんが息子のほっぺを軽く抓る。
「だから、やらして?」
「駄目!」お母さんがにべもなく云う。
「じゃあさ、おっぱい吸わして?」と満君。
「えーっ?」お母さんが呆れる。
「おれ母ちゃんのおっぱい吸ったことあるんだろ?同じことやるだけだよ」
「でも赤ん坊と中学生じゃ違うよ」お母さんが抵抗する。
「何が?」
「赤ん坊はスケベな気持で吸うんじゃないもの」
「母ちゃんに赤ん坊の気持が分るのかよ?おれはスケベな気持だったぜ」
「うっそーっ!」お母さんが満君をド突く。
「じゃあ、おまんこ見せてよ」満君が云った。
「ひえーっ!お母さんがぶったまげる。「駄目!」言下に宣告した。
「なんで~?」満君が子供のように駄々をこねる。
「12や13の女の子ならともかく、もう見せるようなもんじゃないの」顔を赤らめながらお母さんが云った。
「じゃ見なくていいから触るだけ」満君が粘る。
「母ちゃんの割れ目に触ってどうしようってえの?」お母さんには分らない。
「おれさ、何にも知らねえんだよ。割れ目がどんな風か、穴がどこにあるのか…」満君が情けない感じで云う。
「若い子を口説いて見せて貰いな」お母さんは問題にしない。「母ちゃんは見せるのも触らせるのもお断り!」
「母ちゃん?」満君が低い声で云った。
「なによ」とお母さん。
「あれも駄目、これも駄目。おれの頼み、一つも聞いてくんねえんだね」と満君。
「だって、お前…」お母さんが云いかける。
「もうこうなりゃ母ちゃんを犯す!」満君が母親の身体に乗っかる。
「ひゃーっ!」お母さんが必死の力で息子を撥ね除け、四つん這いになって逃げ出そうとする。お母さんを止めようとした満君の手がお母さんのパジャマのズボンにかかり、お母さんが逃げるにつれてズボンが脱げ、パンティ一枚の大きなお尻が曝け出される。満君がお母さんの脚にタックルし、お母さんを後方に引き戻す。 「た、タンマ!」息子の力に勝てないと悟ったお母さんが休戦を申し入れる。
「なんだよ」満君が冷たく云った。
「おっぱい吸わせるから犯さないで」お母さんが息子に頼む。
和議が成立し、お母さんは暗闇の中でパジャマの前をはだけ、大きな二つの乳房をぼろぼろーんと曝け出した。
満君が一つの乳房にしゃぶりつき、ちゅうちゅう吸い、ぺろぺろ舐める。
「ううう…」お母さんが感じてしまう。
満君はお母さんの片方の乳房を揉み、そのへにゃへにゃぷにゅぷにゅ感を楽しむ。
「赤ん坊のお前はそんなことしなかったわ」と云いつつ、お母さんは息子の愛撫を遮らない。「むむむ…。あああ」
満君はもう一方の乳房をしゃぶりながら、手でお母さんの豊かなお尻を撫で廻す。その手はむっちりした太腿を撫で、次第にお母さんの股の間へと向かう。
「ストップ!」お母さんが息子を制止した。「おっぱい吸うだけって云った筈よ?」
「触らせてくれなきゃ…」と満君。
「母ちゃんを犯すのかい?」とお母さん。
「そ」
「んもうっ!」お母さんが諦めた。
満君の指先がお母さんの秘所に向かった。そこはもじゃもじゃの陰毛に覆われていた。(ふーん?見るようなもんじゃないってのは本当かもな)満君は思った。満君はお母さんの割れ目を探す。
「あうっ!」お母さんが身を硬直させた。息子の指がクリトリスに触ったのだ。
母親の反応に驚いた満君は、おまんこ探索を中断して割れ目上部のとんがりを弄った。
「ぬああああ…」お母さんがよがる。お母さんは息子の頭をがっきと抱えた。
満君はおっぱい舐めを続けながら、指を割れ目に沿って進める。穴はない。
「穴、どこ?」息子が母親に聞いた。
「もっと下」と母親。
息子が指を割れ目の中に入れて探る。穴はない。
「もっと下」とお母さん。
満君の指がするりとお母さんの体内に入った。(こんな下の方なのか。割れ目の半分は塞がってて穴じゃないんだ。なんてこった)満君は指をお母さんの膣に突っ込み抜き差しする。
「あふーんっ!」お母さんが息子の髪の毛を掻き乱しながらよがる。
満君は自分のペニスのサイズに近い指二本をお母さんのおまんこに挿入して、中を掻き回す。
「むわーんっ!」お母さんがよがった。
「母ちゃんっ!」お母さんの興奮に乗じて満君が云った。「やろうっ!やらして!」
お母さんの頭の中で回路がショートしてぶすぶすと煙りが立った。(快楽を求める女の本能として(やって!入れて!)という言葉が出かかったが、母親としての本能がブレーキをかけた。「駄目!やめて!堪忍して!」お母さんが息子に云った。
母親に「堪忍して」と云われては逆らえない。満君は勃起したペニスをなだめながらすごすごと自室に戻った。
翌日、満君は一日中悔やんでいた。(クソ、もうちょっとでおまんこ出来たのに…。あのまま母ちゃんを押し倒してやっちゃえばよかったんだ。よし、この次は何を云われても耳を貸さず、絶対にやり遂げるのだ!)
翌日、母と息子は押し黙って夕食を摂り、無言で食後のお茶を飲んでいた。
「満?お前が今何を考えてるか、云ってやろうか?」お母さんが云った。
「えっ?」満君がぎょっとなる。
「今日は何が何でも母ちゃんを犯そうと思ってんだろ?」
「えーっ?」図星を指された満君が驚く。「ど、ど、(どうして?)」満君が吃ってしまう。
「自分が生んで育てた子だからね。何を考えてるかなんて百も承知だよ」とお母さん。「そりゃね、母ちゃんだってまだ婆あじゃないんだから、やりたいんだよ」お母さんが絞り出すように云った。
「…」満君は母親の性欲の告白にぶったまげる。
「母ちゃんは未亡人で独身だから、誰とやったって後ろ指は差されない」お母さんが湯飲みをぐるぐる廻しながら、呟くように云った。「だけど、お前は母ちゃんの息子だからね。人の目も耳もある。バレたら、母ちゃん、もう通りを歩けなくなる。自殺するしかなくなるんだ」
「そんな!誰にも喋らなきゃいいじゃん!」満君が云った。
「お前、死ぬまで誰にも云わないって誓えるかい?友達にも姉ちゃんにも」お母さんが真剣に聞く。
「云わない。絶対!」と満君。
「この家には鍵の掛かる部屋なんかない」とお母さん。「お前が母ちゃんを犯そうと決めたら、母ちゃんには防ぎようがない。遅かれ早かれ、お前に犯されてしまう」
「そんな…」いまや満君は母親を犯そうなどと考えたことを恥じていた。
「それに、他人だろうと肉親だろうと強姦は犯罪だ。警察沙汰にはならなくても、お前が母ちゃんを犯したらお前は犯罪者になる。死ぬまで後ろめたい思いをする筈だ」お母さんが云った。
「…」満君はその通りだろうと思った。生みの親に乱暴し、無理やりセックスしたという記憶は頭にこびりついて一生離れないに違いない。
「母ちゃんは、自分が生んだ息子を犯罪者になんかしたくない」と云いつつ、お母さんが前掛のポケットから何か取り出して、ぽんと満君に向かって投げた。「今日、これ買って来た」とお母さん。
満君が見ると、それはコンドームの箱であった。
「母ちゃん!」満君がびっくりした。
「お前にやらせる。合意だよ、強姦じゃない。お前を犯罪者にしたくないからね」お母さんが云った。
「母ちゃん…」満君がぼろぼろと大粒の涙を流した。「ごめん…」
「どうせやるんなら、母ちゃんだって楽しみたいからね」お母さんが云った。「駄目だよ、お前一人だけいい気持になって『ハイ、お仕舞い』ってのは。母ちゃんもいい気持にさせてくんなきゃ」
満君は椅子から立ち上がって、母親の傍へ行き、母親の身体を抱き締めた。それはエロティックな抱擁ではなく、母親への感謝の表現であった。「おれ、母ちゃんの云う通りにするからさ。色々教えてくれよ、女をイかす方法」
「よーし!母ちゃん、風呂で陰毛剃って来るからね。そしたらお前は母ちゃんのおまんこを舐める。舐めて母ちゃんをイかす。その後はお前の好きなようにしな」お母さんが上気した顔で云う。
「おまんこでも尻(けつ)の穴でもどこでも舐めるよ」満君が従順に云った。
その夜、母と子は初めて男と女としてキスした。舌を舐め合い絡め合う濃厚なキスである。満君は三擦り半で果ててしまったが、既にクンニでイかされていたお母さんにとってそれはどうでもよかった。その後、お母さんは女体の急所(性感帯)を息子に伝授した。そして、女を燃え上がらせておけば、男は早くイけるということも。
母と子は互いの性欲を隠さず、おおらかな性生活を営んだ。息子が「母ちゃん、やらして!」と云えば母親は素直に股を開いた。母親が「満、やって!」と云えば息子が母親の身体にのしかかって来た。二人は人も羨む睦まじい親子になったが、誰一人母と息子二人の性生活を想像する者はいなかった。
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