04. 陥穽
「どうする?」と宏君。
「どうするって?」と由美ちゃん。
「辞めるか、家庭教師」
「辞められる?兄ちゃんを可愛がってくれてる人の依頼なのに」
「おれな、愛ちゃんから誘惑されたんだ」
「えーっ?」由美ちゃんが驚く。
宏君が詳細を話した。
「んまあっ!9歳の女の子に?!」
「おれ、10歳のジャネットが父親とやってる話を思い出してさあ」と宏君。「それと、うちの父さんが12歳の時のお前とやりたがってたって話も頭に浮かんで来た。おれのペニス勃起しちゃって、それを愛ちゃんに知られちゃったんだ」
「まあ!」
「愛ちゃん、おれの膝に跨がって来ておまんこを押し付けて、腰をぐるぐる廻すんだ」
「…」由美ちゃんは声も出ない。
「思わず手が出そうになってしまった。でも、大事なボスの娘だろ?いくら娘が誘惑したからって、大伴さんに知られたら馘だって思った」
「ただじゃ済まないわよね」と由美ちゃん。
「そこへお前の悲鳴が聞こえたんだ」
「あたし、ほんと云うと12歳のジャックに云い寄られてるみたいな気がして、半分やられちゃおかな?って気もしたの」と由美ちゃん。「でも、親御さんにバレたらあたしが馘になるだけじゃなくて兄ちゃんにも迷惑かけると思って、それで悲鳴挙げたの」
「やられてもいいと思ったのか」と宏君。
「兄ちゃんだって危なかったんでしょ?おんなじよ」
「バイトのことや将来のことを考えなきゃ、絶対愛ちゃんとやってたな、おれ」
「惜しかったわね。ロリータとやれるなんて、滅多にないチャンスだもんね」と由美ちゃん。
「惜しかった」宏君が由美ちゃんの胸に顔を埋める。
「あたしも惜しかった」二人は抱き合い、少年少女とのセックスの妄想に浸りながらおまんこした。
翌週、大伴家を訪ねた兄妹は子供たちを一室に集めた。
「純君、愛ちゃん」と宏君。「キミたちがぼくらを好いてくれるのは、とっても嬉しい。でも、先週のようなことは家庭教師と生徒という間柄を越えていると思う。ぼくらはキミたちのお父様から信頼されて雇われている。ぼくらはお父様の信頼を裏切ることは出来ないんだ」
「あたしたち、純君や愛ちゃんと仲良くなりたいわ」と由美ちゃん。「ごく普通のお友達として。それが出来ないのなら、あたしたち辞めるしかない、残念だけど」
純君と愛ちゃんは床に目を落としたまま、何も云わない。
「どうかしら」と由美ちゃん。
「辞めないで」純君がポツンと云った。
「じゃあ、先週のことはなかったことにする」と由美ちゃん。「愛ちゃんも同じかしら?」
「はい、先生」と愛ちゃん。
「じゃ、お勉強しましょう」
「おい、やっぱり家庭教師辞めようぜ」アパートに帰って宏君が云った。
「なに?いきなり」と由美ちゃん。
「普通に授業やろうとしたんだけど駄目なんだ」と宏君。「先週、愛ちゃんの誘惑に乗ってたらどうなったろう?って、つい考えちゃう。目の前の9歳の身体を自由に出来たかも知れないって思うと、生唾がどくどく出ちゃうしさ。あの子の平らな胸や細い腰なんかが魅力的に思えて来ちゃって」
「完全なロリコンね」
「完全なロリコン。この若さでロリコンになっちゃ、おれもお仕舞いだ」
「父さんの血よ」と由美ちゃん。
「そうか、遺伝か!」
「多分」
「でさ、もう自分で何云ってんだか分んなくなっちゃって、授業になりゃしない」
「ね、ね、聞いて聞いて!あたしも全く同じ。あの一件以来、純君はあたしの目にただの子供じゃなくなっちゃったみたい」と由美ちゃん。
「欲望の対象か?」
「お互いにね」
「『ごく普通のお友達として仲良くなりたい』なーんてカッコつけといてこうだもんな」と宏君。
「駄目ね、あたしたち」と由美ちゃん。
「お前がいけないんだぞ!アメリカで子供とやったり、10歳の娘と親父とのおまんこの話なんかするから」
「あら、あたしの責任にするわけ?」
「そうだよ。あれ以前は、おれ10歳ぐらいの子供なんか何とも思ってなかったんだ」
「でも、子供たちが攻めて来たのよ?あたしは何もしてないわ」と由美ちゃん。
「そりゃ、そうだけど」
「あーっ!」由美ちゃんが叫ぶ。
「な、なんだ一体!」宏君が驚く。
「どさくさに紛れて忘れてたけど、先週兄ちゃんが駆けつけて来てくれた時、純君が云った言葉!」
「何だっけ?」
「『先生、愛とやらなかったの?』って云った」
「思い出した。そう云った!」
「純君は愛ちゃんが兄ちゃんを誘惑することを知ってた」と由美ちゃん。
「そうだ」と宏君。
「あたしたちが行く前に二人でセックスしてたのは、あたしたちを誘惑する切っ掛けを作るためだったんじゃない?」と由美ちゃん。
「計画的犯行か!」
「そうよ!」
「だとすると、またいずれ誘惑されるな、こりゃ」と宏君。
「どっかの普通の家の子ならよかったのに」と由美ちゃん。
「大伴家だからな、何しろ」
「もう絶望ね」
「辞めるしかないな」と宏君。
「うん、惜しいけど」と由美ちゃん。
そのまた翌週、兄妹は授業の後で子供たちに別れを告げるつもりで大伴家に出掛けた。驚いたことに、今度は子供たちから話があると云う。愛ちゃんの部屋に四人が集まった。
「宏先生、由美子先生」と純君が云った。「お願いがあります」
「何だい?」と宏君。
「先生方は、ぼくら兄妹(きょうだい)と友達以上の間柄になりたくないと云いましたね?」
「うん、云った」と宏君。
「先生方にお約束したように、もう御迷惑はおかけしません」と純君。「でも、代わりにぼくたちを助けてほしいんです」
「助ける?」と由美ちゃん。
「先生方は、もうぼくたち兄妹がセックスしてることは知ってます。ぼく、妹をもっと悦ばせたいんです。どうすればいいか、教えてほしいんです」
「キミ、そんなことは家庭教師の範囲を外れるよ」と宏君。
「父は学問だけ教えて下さいと云わなかった筈です。違います?」と純君。
「うむ、キミの云う通りだ」と宏君。
「だったら、教えて下さい」
「教えるって?」と由美ちゃん。
「先生たちと出来れば一番いいんですけど、それは断わられちゃいました」と純君。「ぼくと愛でやりますから、アドバイスして下さい」
「そんな!」と由美ちゃん。
「キミら、恥ずかしくないの?」と宏君。
「いいえ。ぼくら、真剣なんです。な?」純君は愛ちゃんに同意を求める。
「うん」と愛ちゃん。
宏君と由美ちゃんは顔を見合わせた。自分たちがこの子たちとセックスするわけではない。見るだけだ。宏君は愛ちゃんの9歳の裸が見たかった。しかもセックスする!実の兄とやる!由美ちゃんも純君の10歳の裸が見たかった。その可愛いペニスが見たかった。それが妹のおまんこに入って行くところが見たかった。宏君も由美ちゃんも(どうせ、今日が最後の日だ)という腹があった。(やれないまでも、せめて見るぐらいは)という気持ちがあった。
「どうする?」と宏君が由美ちゃんに尋ねる。
「いいんじゃない?あたしたちが手を出すわけじゃないし」と由美ちゃん。
「そうだな。純君、分った。アドバイス出来るかどうか分らないけど、キミたちがそう云うんなら、見せて貰おう」
「わーい!」と純君と愛ちゃん。
子供たちが着ているものを脱ぎ出す。宏君は愛ちゃんだけを、由美ちゃんは純君だけを見つめている。(ああ、自分で脱がせたい)二人ともそう思っていた。思わず手を出したくなるので、拳を作ってぎゅっと握っていなければならなかった。愛ちゃんはワンピースの下に、白い袖無しの下着と白いパンティをつけていた。下着を脱ぐ。小さな身体の平らな胸に、可愛い乳首が並んでいる。愛ちゃんがパンティに手をかける。宏君の息が止まる。愛ちゃんは宏君の顔を見た。宏君はぎょっとする。しかし、目を逸らせない。愛ちゃんがパンティを引っ張り下ろす。小さな股にこんもりと恥丘が盛り上がっていて、割れ目の上端が見える。もちろん陰毛などない。宏君はごくりと唾を飲んだ。
全裸の純君が妹を抱く。幼いスリムな二つの身体が合わさる。もし愛ちゃんの髪がお下げでなく、もし純君の股ぐらにペニスがぶら下がっていなければ、男の子同士が抱き合っているように見えるだろう。それは真昼の妄想のようでもあり、天使たちを描いた泰西名画のようでもある。二人は唇を合わせ、口の中で舌を絡ませ合っているようだ。やがて、妹は身体を沈めて兄の前にしゃがみ、半勃起状態のペニスを頬張る。
由美ちゃんは愛ちゃんの口を出入りする純君のペニスに目を奪われていた。それはどんどん硬さを増し、長さも伸びているようだ。10歳にしては立派だった。
ペニスが勃起したことを悟った純君は、妹を抱えてベッドに上がった。妹を寝せ、純君は身体を入れ替えて69の体勢になる。
宏君から愛ちゃんがよく見えなくなった。柔らかいベッドに身体が沈んだのだ。宏君は我知らず、椅子を持って一歩二歩とベッドに近づき、椅子に掛ける。由美ちゃんも椅子を手に前に出て、座る。相撲なら砂かぶりだ。
純君は妹の割れ目を左右に引っぱり、おまんこの内部を曝け出す。綺麗なピンクの小陰唇が出て来る。
宏君は愛ちゃんのおまんこをよく見ようと腰を浮かす。由美ちゃんが(はしたないわ!)と兄の腰に手をかけ引っ張り下ろす。
純君は妹のおまんこ内部を舐め廻す。ぺちゃぺちゃぺろぺろ。クリトリスをぴたぴたと舌で叩き、小刻みに震わせる。反対側で兄のペニスを口に含んでいる愛ちゃんが呻く。
由美ちゃんは、純君の身体に見とれていた。少年らしいプロポーションだが、膨らんだお尻が可愛い。舐めたいぐらいだ。その少年のペニスを頬張っている愛ちゃんが妬ましかった。愛ちゃんの口を出入りするペニスが欲しかった。いつの間にか、由美ちゃんも口を開け、舌を蠢かせていた。宏君がそれに気づき、由美ちゃんの顎に手を当て押し上げる。
純君は妹に向き直って、その両脚を押し広げた。いよいよおまんこするのだ!
由美ちゃんの席からは少年少女の下半身がよく見えなかった。由美ちゃんは椅子からはみ出して、隣りの兄の身体によりかかって身体を斜めにする。
純君がペニスを妹のおまんこにあてがう。
由美ちゃんは決定的瞬間をよく見ようと、精一杯兄によりかかる。宏君の身体も押されて斜めになる。
「ウワっ!」グワシャーン、ガタン、ドドーン!二人の椅子が倒れ、宏君も由美ちゃんも床に折れ重なった。
「ごめん」宏君が立ち上がって、椅子を直す。
「ごめんなさい」顔を真っ赤にした由美ちゃんも兄に助けられて立ち上がり、椅子を起して座り直す。
純君と愛ちゃんは一瞬驚いたが、観客の妨害を無視して自分たちの快楽の追求に復帰した。純君はピストン運動をしながら、妹の乳首を撫でる。
宏君は子供たちのセックスに興奮していた。特に、幼い股を開いて兄にやられている愛ちゃんの姿に感動した。(あのきつそうなおまんこに入れたい!)と思った。出来れば、(ストップ。ここからは先生がやる)と云いたかった。由美ちゃんは純君のピストン運動のテンポに酔っていた。愛ちゃんの興奮の高まりを共有していた。いつしか、由美ちゃんのピンクのパンティには愛液の大きな染みが出来ていた。
「あああっ、お兄ちゃーん!」愛ちゃんがよがる。
純君は妹の乳首から手を離し、クリトリスを刺激し始めた。
由美ちゃんも自分のクリトリスに触りたかった。それは出来ない。苦しい。
「あわわーんっ!」愛ちゃんがイった。
「愛っ!」純君が妹の身体を激しく突き上げながらぴゅぴゅーんっどっぴゅぴゅーんっ!と射精した。
宏君も由美ちゃんも呆然としていた。目の前で起ったことが信じられなかった。少年少女のセックス。10歳の男の子と9歳の女の子。それも兄妹。二人ともイった。凄い。
「どうですか?先生」しばらくして純君が汗を拭いながら聞いた。
「キミ、セックス始めて何年?」と宏君。
「一年です」と純君。
「へええ。凄いね、か、完璧だよ」
「アドバイスは?」
「今、ぼーっとしてて駄目。今度ね」
「あたしも駄目」と由美ちゃん。
「今日は授業、中止。お金も頂かないから、そうお母様に云っといて」と宏君。
宏君と由美ちゃんはアパートに帰って、靴を脱ぐ間ももどかしく抱き合ってお互いの唇を貪り、下半身だけ剥き出しにしておまんこした。
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