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09. 同性

宏君が純君に算数を教えていると、ふと思いついたように純君が云った。「先生。先生は男同士のセックスってどう思います?」
「さあ?ぼくは男には全く興味がないから、考えたこともないね」と宏君。
「ぼくも男に興味はないんですけど、一体どういう感じのものなのかなあ?と思って」
「女性を相手にするような興奮はないんじゃないの?知らんけど」と宏君。
「でも、先生も知らないんでしょ?」と純君。
「うん。でもさ、純君は愛ちゃんと由美子とやれるんだから、男のことなんか考える必要ないだろ?」
「そうだけど、気になるんです」

「先生!」しばらく勉強を続けた後で、純君が云った。「ちょっとだけ、試させて?」
「何だい?、純君」宏君がいぶかる。
「男同士でキスしてみません?」と純君。
「えーっ?」宏君がたまげる。
「ね?ちょっとだけ」
「ちょっとだけって…」宏君はたじろいだ。宏君はホモとかゲイという言葉さえ嫌悪していた。髭の伸びた男同士が抱き合ったり、キスしたり、肛門性交するなどは、想像しても吐き気がするほどだった。しかし、目の前の純君はまだ髭も生える前だし、たった10歳だから体格も小さく、愛ちゃんとよく似た顔も可愛かった。こんな男の子なら抱き合うのも悪くないかも知れない。織田信長が小姓・森 蘭丸を可愛がったように…。
「ね?先生」純君が顔を近づけて来る。
「…」宏君にはぐんぐん近寄った純君の顔が愛ちゃんに見えて来る。宏君は純君を抱いた。
「先生!」純君が宏君に縋り付く。背伸びしてキスしようとする。
宏君は純君の真剣さと可愛らしさに打たれ、こちらから身を屈めてキスする。純君はすぐさま舌を割り込ませ、宏君の舌と絡ませる。生まれて初めての男同士のキスに、宏君は電撃のようなショックを受ける。二人は、しばらくキスを続けた。

「ふーっ!」純君が唇を離し、大きな溜め息をつく。「男も女も変わりませんね」純君が云う。
「うん」と宏君が応じる。しかし、宏君は同性との異常な接触に興奮していた。もう一度、純君の身体を引き寄せ、がぼっとキスした。純君の舌を吸いながら、手は純君の身体をまさぐる。呼吸が荒くなる。
「ぶぎゅう!」純君がじたばたするが宏君は離さない。
宏君は純君の背中をさすり、お尻をさすり、股ぐらのペニスを探った。純君のペニスは勃起していた。宏君は純君の半ズボンの裾から手を入れ、純君のペニスをごしごししごく。
「ぶぶぐぐ」純君が悶える。純君も手を伸ばして宏君のズボンの上から膨らんだペニスを擦る。
宏君は愛ちゃんにするように、純君の首筋を舐め、耳たぶを舐めた。
「あああ、先生!」純君が呻く。
宏君は震える手で純君の服を取り去る。純君を裸にした後、自分も脱ぎ、二人でベッドに上がった。二人は69の体勢になり、互いの勃起したペニスをしゃぶる。
「ぶぶう!」宏君は男同士の舐め合いに興奮する。
「ぶぐうう!」純君も興奮する。

ひとしきり舐め合った後、純君が云った。「先生、ぼく先生のお尻でやりたい」
「き、キミ!それじゃ本格的ホモだよ!」宏君がたじろぐ。
「ぼくのお尻に先生のペニスは大き過ぎるけど、ぼくのは先生のお尻に入れても大丈夫でしょ」
「んー、まあね」宏君はあまり乗り気でない。
しかし、純君は自分用のコンドームをはめ、ワセリンを取り出すと宏君のお尻に塗りたくった。宏君は思いもかけず、この少年からお釜を掘られることになってしまった。宏君が四つん這いになる。純君がペニスを宏君の肛門にあてがう。
「ゆっくりだぞ!肛門はおまんこみたいに伸縮自在じゃないんだから」と宏君。
「はい、先生」と純君。
純君が宏君のお尻の穴を開き、ペニスの先端を当てる。宏君が深呼吸し、肛門を緩める。純君が押す。ペニスが僅かに前進する。宏君はお尻を突き出し、出来るだけ穴を広げる。純君がぐぐっと腰を押す。これを何度か続ける。
「入った!入りました!」と純君。
「おー、よかった」と宏君。
「先生、気持ちいい?」
「全然。痛いだけ」
「なあんだ。つまんない」

「純君、イきたいんなら、そっと動かしてね」と宏君。
「はい、先生」純君がじわじわとピストン運動を始める。「きつい。愛よりきついや」
宏君は少年に犯されながら困っていた。こちらも勃起しているのだが、入れるところがない。触るべき身体もない。仕方なく、自分で自分のペニスをしごくが、ほとほと情けない。(なんで、おれがオナニーしなきゃなんないの!)
そこへ、とんとんとノックがあり、愛ちゃんと由美ちゃんが入って来た。
「お、お前!」宏君は妹にだけはこんな姿を見られたくなかった。
「あら!この人たちはもう女なんか要らないみたい」由美ちゃんが目を見張る。
「ぼくは要る!」と宏君。「愛ちゃん、お願い、裸になってぼくの下に来て!」
愛ちゃんは素直に服を脱ぎ、宏君の身体の下に滑り込む。宏君は純君のためにお尻を突き出しているから、正常位では出来ない。愛ちゃんも四つん這いにさせ、突き出たお尻のおまんこに自分のペニスをぶち込む。やっと、落ち着いた。自分もイけるのだ。宏君は純君のピストン運動に合わせて愛ちゃんのおまんこを突く。
「まあ!あたしだけ、除け者なの?」と由美ちゃん。
「由美、お前も脱いで愛ちゃんに舐めて貰え」と宏君。
由美ちゃんが裸になって愛ちゃんの顔の下に身体を滑り込ませる。愛ちゃんが由美ちゃんのおまんこを舐める。

「先生。ぼく気持ちいい!癖になったらどうしよう」と純君。
「おれ、やだよ。こんなこと毎週やるの」と宏君。
「ああ、もうすぐイきそう」と純君。
「我慢しろ。みんなで一緒にイこう。な?」
「頑張ります」と純君。
宏君が愛ちゃんをイかそうとする。片手で愛ちゃんのクリトリスを刺激する。
「がぶぶぶ!」愛ちゃんが由美ちゃんのおまんこを舐めながらよがる。
「あおーん!」由美ちゃんもよがる。
「純君、いいぞ。好きなようにやれ!」と宏君。
「はい、先生!」純君が宏君のお尻を攻める。もう宏君もお尻の感覚に慣れ、何ともない。「あああ!」純君がイきそうになる。宏君も純君のリズムに合わせて愛ちゃんを攻める。
「ぶぐぐぐ!」愛ちゃんがイきかける。
「あわーん!」由美ちゃんがイく。
「あああっ!」つられて純君もイく。
「ぶごーんっ!」愛ちゃんもイった。
「うむむうっ!」宏君もピストン運動を急速にしてイった。
全員がばたばたとくずおれた。

帰宅してから宏君が由美ちゃんに云った。「あいつら、おれたちをおもちゃにしてるんじゃないの?」
「よく云えば実験台ね」と由美ちゃん。
「お釜まで掘りやがって、クソ!」
「その表現は非常に適切ね」由美ちゃんがくっくっと笑う。
「笑うな。何とか、こっちが連中をおもちゃに出来ないもんかなあ?」
「一つ、気になってることがあるの。それは、純君のコンドーム」
「え?」と宏君。
「愛ちゃんはまだコンドーム要らないでしょ?あのコンドームはあたしのためだって云うんだけど、あたしとやる数より減り方が早いのよ」
「ふーん?」
「純君、誰とやってるのかしら?」
「お手伝いさんとか?」
「凄いお婆さんよ?あんな人とやるかしら」
「ゲイまで経験したがるんだから、婆さんともやるかも知れないぜ」

「あたし、純君のお母さんを疑ってるの」と由美ちゃん。
「えーっ?」と宏君。
「いつだったか、純君があたしのおっぱいについてこう云ったの。『愛のはゼロだし、ママのはでか過ぎるし』って。あたし、その時はそれは外観のことだけだと思ったんだけど、ほんとはあの子、ママのおっぱい触ってるんじゃないかと思うの」
「じゃあ、愛ちゃんもパパとやってるかも知れない?」
「そう。一家でやってるんだと思う」
「ひぇーっ!」と宏君。
「もし、そうだとすると、近いうちに何か動きがあるような気がする」由美ちゃんが予言した。




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