[banner]

03. 由加さん

勝君は由加さんに情報を伝えることにした。場所は、霞ちゃんが絶対安全と保証した連れ込みホテル「可茂女」。

「由加です」 勝君がドアを開けると、由加さんが緊張した面持ちで立っていた。
「どうぞ」
「あの、こういう場所でお会いすると要らぬ誤解を招くのでは?」由加さんは身体を硬直させている。
「しかし、私が雇った調査員は、ここが世界一安全な場所だと断言したんです。隠しカメラも、隠しマイクもありません。どんなことでも安心して話せるのです」
「そうですか」由加さんは部屋に入り、丸テーブルを囲む椅子の一つに腰を下ろす。しかし、警戒を緩めたわけではなく、ハンドバックを盾のようにしっかと身体の前に抱えている。

「義姉(ねえ)さん、われわれは親戚同士なんです。場所が場所だけに気になるとは思いますが、もっとリラックスされたらどうです?」
「はあ。で、分りましたの?儀式の実態が」由加さんは早く報告について聞き、一刻も早くこの連れ込みを飛び出したいのだ。

「義姉さん、先ずこれを一口呑んで下さい」勝君はウィスキーのポケット瓶を取り出す。
「なんですの、それ?」
「ウィスキーです。私も調査員の報告を聞いた時にこれが必要でした」
「眠り薬かなんか入ってるんじゃないでしょうね?」
「信用ないなあ。ま、いいでしょ。呑みたくなったら勝手に呑んで下さい」

勝君は封筒から数葉の写真を出して丸テーブルに並べた。
「えっ?これ、うちの人!お義母さんとやってる!お義父さんに真希さんがまたがって!真弓さんも、真次さんも、真理ちゃんも!まあーっ!」
勝君がウィスキーの瓶の蓋をねじ切り、ポンと由加さんの前に置いた。由加さんはひったくるように瓶に手を伸ばし、ぐびぐびと呑んだ。 「調査員の報告では、服部真蔵氏はこの儀式は彼らの世代だけでこれで20年目だと云ったそうです」
「まあっ!20年も!」由加さんはまたもぐびぐび呑む。

「義姉さんは問題ないでしょうが、ぼくは今悩んでるんです。うちの純(9歳)と愛(8歳)が、ひょっとしたら真希の父・服部真蔵氏か兄・真一さんの子供かも知れないと思って」
「まさか!」と由加さん。
「ぼくもまさかとは思います。しかし、こういう状況だとあり得ないことではない。義姉さんは御自分のお子さんが誰の種か分るでしょうけど、男のぼくには分らない。真希だけが知っていることなんです」
「まあ!」由加さんは勝君の悩みに同情した。

「服部家の儀式の秘密を知ったことは、われわれの強力な武器になると思います」と勝君。「何か問題が起きた時に有効に使えます。ただし、そのためにはわれわれが知っていることを隠しておく必要があるでしょう。そうでないと切り札になりませんから」
「その通りですわ。でも、どういう時に切り札にするんです?」と由加さん。
「うーん、それはぼくもまだ考えていません」
「ね、こうしません?私たち二人で同盟を結び、服部家に復讐をするの」と由加さん。
「復讐?」
「復讐ったって、私たちを無視しコケにしている服部家を見返すような復讐」
「なるほど。ぼくも真希と、真希とおまんこしてる連中に一矢報いたいとは思ってました」
「でしょ?私だって夫の精液を横取りする連中が憎いのよ」
「やりましょう、復讐!」
「嬉しい!」
由加さんは立ち上がり、テーブルを廻って勝君のそばに来た。二人は両方の手を握り、目を見つめ合った。

「じゃあ、いまここで結団式を行ないましょう」と由加さん。
「結団式?」
「復讐の第一段階として、わたしたち二人でやるの。どちらも服部家から無視されている者同士で」
勝君は降って湧いた幸運に感謝した。この魅力的な義姉とやれるなんて夢のようだった。二人は着ているものをかなぐり捨て、真っ裸でベッドに飛び込んだ。さっきまで、あんなに身を硬くしていた義姉が、こうも放埒に行動するなんて信じられなかった。

勝君は先日は怒りのあまり、霞ちゃんとのおまんこをゆっくり味わいもしないで終えたことを後悔していたので、由加さんとのおまんこはじっくり楽しむつもりだった。特に由加さんは自分の女房と毎月近親相姦している義兄・真一君の女房なのだ。(向こうがおれの女房とやるんなら、おれだって)勝君は横たわる由加さんにのしかかった。由加さんの目と口に不敵な笑みが浮かんでいる。(おんなは恐い!)勝君は思った。最初はあんなに貞淑で、男性と密室にこもることを不安がっていたのに、今は服部家への復讐に燃え、不倫を楽しむ悪女に変貌している。勝君は由加さんの豊かな乳房を愛撫し、頬と頬をすり寄せた。
「ひょっとして、義姉さん、双子座ですか?」
「ピンポーン!ねえ、その義姉さんっての止めて、由加って読んでくれない?落ち着かないわ」
「でも、義姉さん、これは復讐のためのセックスでしょ?あちらが近親相姦なら、こっちも義姉と義弟の方がいいと思う。その方が、なんか凄くいけないことしてるみたいで興奮するし」
「そっか。それもあるわね。じゃ、わたし、勝さんを何て呼べばいいの?」
「うーん。ああ弟よ…」
「君を泣く?馬鹿みたい」

「義姉さんに対応するいい言葉ありませんね。義弟だから、勝ってよびつけにしたら?」
「そんな!悪いわ」
「やってみて下さい。ぼく、姉さんいないからそう呼ばれたことないんです」
「じゃ、勝!」
「義姉さん!」
「いい感じ。勝、キスして」
「義姉さん!」勝君は由加さんの唇にガバッと吸い付いた。二人は狂ったように舌を絡め合った。勝君の右手が由加さんの股間に伸びる。繁みを越え、割れ目へと一直線。勝君は中指を一本おまんこに挿入する。薬指も挿入する。親指をクリトリスに当てる。指三本を小刻みに揺り動かす。
「うぉっぷ!」由加さんが勝君のキスから逃れて深呼吸する。「勝。あなた上手いわ。プレイボーイなのね」
「いえいえ」と勝君。由加さんのおまんこが潤ったと見てとった勝君は、やおらペニス挿入に移ろうとした。
「ストップ。69しましょ」ますます大胆な由加さんである。勝君はこの義姉に惚れ直した。

勝君が身体を回転させる。ペニスは由加さんの口に捉えられた。勝君も由加さんの腰の下に枕をあてがい、おまんこを舐めやすい角度にする。初めて見る義姉のおまんこ。体つきに似てぽってりと綺麗なおまんこだ。ちろちろとクリトリスを舐め廻す。由加さんも勝君のペニスをしゃぶる。なかなか巧みだ。義兄の真一君もこのサービスを受けているのだろうか?しかし、もはや由加さんは真一君の独占物ではない。おれだってしゃぶって貰ってるんだ、ざまあみろ。

「あぶぶぶ」由加さんがフェラチオをしながらおまんこの刺激に耐えかねて呻く。勝君はおまんこに指を入れ、Gスポットを探す。
「おおーん!」金鉱を発見したようだ。よがる由加さんはフェラチオ業務に専念出来なくなる。勝君は腰を使って由加さんの口を強姦する。
「むぼーっむむんが」由加さんが奇天烈なよがり声を挙げる。勝君はクンニリングスを継続しつつ、由加さんのディープ・スロートを攻撃する。
「た、タンマ!」由加さんがレスリングの選手のようにベッドを叩く。降参の印だ。

勝君が69を解き、半回転し由加さんに向かい合う。
由加さんがガバッと勝君にキスする。二人は十年来の恋人同士のように抱き合った。
「やって」と由加さんが云った。
勝君はペニスを義姉のおまんこにぶちこんだ。
「あおーん!」
「義姉さん!」勝君はついに義兄の女房を寝取った。それもとびきり魅力的な女性なのだ。その女性はいま、自分の身体の下でよがって苦悶している。
「復讐だ!」と勝君。
「復讐よ!」と由加さん。
勝君がピストン運動のピッチを上げる。
「わわわ!」と由加さん。
勝君は由加さんの両方のおっぱいを揉みしだく。腰の動きに旋回を加える。突撃も交える。
「いい!いいっ!いいわっ!」由加さんがのけぞる。
勝君は片方の手でクリトリスを撫でる。
「あわっ!あっあっあっああああああーんっ!」由加さんがイく。
「義姉さーんっ!」勝君も精液ダムを開放する。どどーん、どぴゅーんと精液が由加さんの子宮目掛けて飛び散った。




前頁目次次頁


Copyright © 2005 Satyl.net
E-mail: webmaster@satyl.net