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12. ふみさん

しかし、結局、勝君はお母さんに頼むことにした。

勝君の実家は大伴コンツェルンの中心人物・大伴龍之介氏の家である。野球場ぐらいの敷地の庭園に囲まれ、優雅な純粋木造建築の家が建っている。

ある日、勝君は実家を訪ねた。ずかずかと入って行く。真っ直ぐ母親の部屋へ向かう。
「まあ、珍しい!」実母のふみさんが勝君を迎える。ふみさんは若い時に“ミス・きもの”に選ばれたこともあるほどで、52歳のいまも昔の面影を保って美形である。着物は年相応に地味な色遣いに抑えているが、その着物姿は艶やかと云ってよかった。

「お茶を煎れましょうね」とふみさん。
「お母さん、お茶なんか要りません」と勝君。
「ゆっくり出来ないの?折角来たのに」
「ゆっくり出来ます。ゆっくりやりましょう」
「わけが分からない。何をするの、一体?」
「おまんこです」
「あなた、気でも狂ったの?何を云ってるか分ってるの?」ふみさんはおろおろする。跡取り息子は気が変になってしまったに違いない。目の前が暗くなる。

勝君がお母さんを抱きすくめる。
「お願いです。ぼくとおまんこして下さい」
「勝、離しなさい!私を離して!」
「離しません。ぼくは今日、お母さんとおまんこしに来たんだ。おまんこしてくれるまで離さない」
「なに馬鹿なこと云ってるの。あなたには真希さんがいるでしょ?真希さんとやりなさい」
「真希ともやってます。でも、お母さんともやりたいんだ」勝君はふみさんにキスしようとする。
「私たちは母子ですよ。そんなこと出来ないの。しちゃいけないのよ」ふみさんがもがく。
「因習にとらわれちゃいけません。自由に、男と女としてやるんです!やりましょう!」
「駄目よ。あなたのお父さんを呼ぶわよ!勘当されるわよ!いいの?」ふみさんが脅す。
「これはお父さんには関係ありません。お母さんとぼくの問題です」勝君はふみさんの着物の脇から手を入れ、片方の乳房を掴む。柔らかいが、義母・園子さん(55歳)のおっぱいよりは締まっている。
「きゃあ!あなた!お父さん!あなた、助けて!」ふみさんが夫・龍之介氏を呼ぶ。
勝君はお母さんの口を自分の口で塞ぐ。
「ばがば、ぶぐげべ、ばがば!」(あなた、助けて、あなた!)

ガラッと襖が開いて大伴龍之介氏が顔を出した。
「何だ、うるさい!」
「お父さん!」勝君は母親へのキスを中断し、凍り付く。
「あなた、助けて!」ふみさんがじたばたする。
「何をやってるんだ、一体?」と龍之介氏。
「この子が私とおまんこしたいって云って、きかないの」ふみさんが云いつける。
「何だ、そんなことか。下らない」龍之介氏は背を見せて後ろ手に襖を閉めた。
「下らない…ですって」ふみさんは愕然とする。

また襖が開いた。
「勝。後で部屋へ来い。話がある」龍之介氏が云い、また消えた。
「ね、お母さん、どうってことないんですよ。分ったでしょ?」と勝君。
ふみさんはまだショックから立ち直れない。一男三女をもうけ、30数年貞淑に過ごして来た。夫を尊敬し頼っていたし、夫も自分を愛し庇護してくれていると思っていた。それが、「下らない」の一言で無視されてしまった。(一体私の存在をどう考えているのか?)

勝君は母親の首筋にキスし、耳たぶを舐めた。
「勝。駄目」まだ茫然としているふみさんが云うが、力が篭っていない。
いつの間にか勝君の手がふみさんの着物を割り、陰部へと向かっている。
「いけ…」とふみさんが云いかけるのを、勝君は口で塞ぐ。ついでに舌で母親の歯をこじ開け、侵入を図る。ふみさんが口の攻防に気を奪われている隙に、勝君の手は母親のおまんこに到達していた。
「うぉっぷ!ぶぐぐ!」ふみさんが叫ぼうとするが果たせない。
勝君の指は母親のおまんこの上を這い回り、次第に割れ目へと下降する。ふみさんは身をよじって、勝君の行為を妨害しようとするが、男盛りの勝君の力には敵わない。勝君の中指はついに母親の膣内に侵入した。中指でGスポットに触れ、親指でクリトリスを刺激する。
「ばばる!ぼでがい、ばべで」(勝!お願い、やめて)
勝君は母親が口を開いた隙に、自分の舌を滑り込ませた。母親の舌を探る。ふみさんは舌を出さないが、勝君の舌に発見されぺろぺろされる。勝君の指は潤いを感じて来た。母親の愛液で親指を濡らし、クリトリスへの愛撫を滑らかにする。次第にふみさんの身体の緊張が解けて来る。

ふみさんは息子を遠ざけるべく両手を息子の胸に当てていたのだが、その力が弱まった。勝君は母親に密着する。ふみさんの両手は勝君の首に廻され、いつしかふみさんの舌が勝君の舌と絡み合った。(やった!お母さんとのフレンチ・キス!)ふみさんは息子が与えてくれる刺激に酔っていた。夫・龍之介氏とはもう寝所も別にしているぐらいで、夫婦のセックスはここ数年途絶えていた。息子が忘れていた快感に火をつけたのだ。
「勝」ふみさんが呼びかける。
「お母さん」勝君はついに母親とやれる予感で幸せ一杯だ。ペニスもびんびんに立っている。
「ほんとにいいのかしら?」とふみさん。
「いいんですよ。お父さん公認なんですから」
ふみさんは夫の態度が腹立たしかったが、夫がもうこのような快感を与えてくれないのなら、夫の言葉は渡りに舟だった。勝君はズボンのファスナーを下ろし、ペニスを引っ張り出す。母親の手を取り、ペニスに導く。ふみさんは息子の一物に触れ、どきんとした。恐る恐る、それを握る。大きく、硬い!

ふみさんは息子との抱擁を解き、すっと立ち上がった。“ミス・きもの”の見事な手さばきで、しゅっしゅっと帯を解き、着物を脱ぎ、肌襦袢も床に落とす。52歳のふみさんは、いまだに理想的な体型を維持していた。中年太りもなく、おっぱいも垂れてはいない。お尻も丸みを保っている。勝君も急いで服を脱いだ。お母さんは押し入れから敷き布団を出し、畳の上に二枚重ねた。勝君は舞台が整ったことを知った。

母子は布団の上に座ってもう一度抱き合い、キスした。ふみさんは静かに身を横たえる。勝君は性急におまんこするつもりはなかった。茂君が云った“自分が世に出て来た穴”をじっくり見るのだ。勝君は69の姿勢を取った。ふみさんは驚いた。69なんて何年ぶりか!それも息子と!ふみさんの目の前に息子の猛り立ったものがぶら下がる。(これが間もなくあそこに?)ふみさんは興奮する。

勝君は母親の股ぐらに顔を埋めていた。母親の陰毛は濃く繁っていた。白髪はあるのか無いのか分らない。その繁みをかきわけると褐色の割れ目があった。勝君は両手で割れ目を左右に引っ張る。中に潜んでいる貝も茶色っぽい。さらにおまんこを開く。穴が開く。真っ赤だった。愛液に濡れた襞々が見え、その奥は真っ暗だった。(ここからおれが出て来たんだ。おれのふるさと)勝君は感動した。その膣口に舌を寄せる。ぺちゃぺちゃ舐め、おもむろに舌を膣に差し込む。可能な限り、舌を伸ばし、膣内で蠢(うごめ)かす。
「ああーん!」ふみさんが呻く。自分が産んだ子が、その産道を舐めている。高ぶったふみさんは息子のペニスにかぶりつき、こちらもぴちゃぴちゃぺろぺろと舐め廻した。この息子は自分の子宮で十月十日育み、陣痛を堪えて産み出した自分の分身だ。成長したその子の立派なペニスを頬張ることが出来るとは!ふみさんは嬉しかった。

勝君は母親がしてくれているフェラチオに感激した。誰がしてくれるフェラチオよりも意味深いものだった。勝君は舌をクリトリスに移した。舐め上げ、舐め下ろす。指をおまんこに入れる。一本、二本、三本。その指を出し入れする。
「ぶぐぐっ!ぶおーん!」ペニスを口に含んだふみさんがよがる。久しぶりの快感に、もう身がとろけそうだ。
「あばばば。ぶぐーっ!」ふみさんが身体をピクつかせながらイった。

勝君は母親をイかせたことを察し、ひとまず安心した。身体を回転させ、母親に向き直る。まだ恍惚状態の母の乳房を揉む。その乳首に吸い付く。舐める。乳首を噛む。その先端をちろちろと舐める。母親がうっすらと目を開ける。下界に下りて来たのだ。(よし、もう一度天国へ送ってやる!)勝君は母親の股を開かせ、その間に膝をついた。(いよいよだ)勝君はペニスを母親のおまんこに当てる。母親は目を閉じ、“その一瞬”を待っている。勝君がぐいっと押し込む。母親は電気ショックを受けたように身体を弓なりにした。母子が再び一体になった。息子が故郷に戻ったのだ。

勝君は自分が出て来た産道にペニスをぶち込む。母親の子宮口を叩く。ロリータのおまんこと較べると母親のおまんこは確かにゆるゆるである。しかし、母親のおまんこは世界中でたった一つの、かけがえのないおまんこなのだ。それは息子にとって特別の意味を持つおまんこだった。ペニスを前進させる時は、母親に種付けしている雄の自分、後退させる時は十月十日経って出て来る赤ん坊の自分のようだ。まさにメビウスの輪だ。自分がどっちなのか分らなくなる。

ふみさんにはそんな観念的な思いはなかった。いまや感覚が全てだった。息子の力強く、リズミカルなピストン運動がめくるめく快感をもたらしてくれている。ふみさんは肛門括約筋をぎゅっと締めた。
「おおっ!」息子が驚嘆する。(おまんこが締まった!これはいい!)
ピストン運動を続けながら、息子の一方の手がクリトリスに当てられる。(いいわっ!)とふみさんがのけぞる。息子の他方の指が乳房に当てられ、乳首を摘む。(ますます、いいわっ!)
「あおおお、うむむぐぐぐっ!」ふみさんの脳髄が溶ける。神経がショートする。

勝君は、母親が二度目のエクスタシーに向かって駆け上がるのを感じていた。今度は一緒にイくつもりだった。苦悶する母親の顔は美しかった。その息子であることが誇らしかった。おまんこを許してくれた母に感謝した。勝君はペニスで母親の膣内を激しく掻き回した。
「勝っ!わたし、死ぬっ!死ぬっ!あわわわっ!」
勝君は猛スピードでペニスを出し入れした。母親の体内に精液をぶちまけるのだ!
「お母さんっ!」どどーん!どばどばーっ!と大量の精液が母親の体内に飛び散った。




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