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11. 公開オナニー講座

茂君が幸ちゃんに云った。「幸、おれ、早苗ちゃんとやりたい」
幸ちゃんが応えた、「勝手にやれば?」
「幸、お前、早苗ちゃんの親友だろ?だから、わざわざ断ってるんじゃないか」
「でも、あたし、早苗ちゃんのセックス・マネージャーじゃないもん」
「幸、お前、妬いてんのか?おれが早苗ちゃんとやりたがってるんで」
「そんなことないよ。お兄ちゃん、勝手に早苗口説けばいいじゃん」

茂君はやっと下手に出ることにした。「幸、頼むよ。早苗ちゃんとやれる近道教えてくれよ」そう云いながら、茂君は幸ちゃんを抱き締め、首や耳を舐めた。
幸ちゃんは、自分が飽きられたのではなく、兄が単に浮気したいだけだと知って喜ぶ。
「お兄ちゃん、じゃあ明日早苗来るから、呼んだら来て」
「幸、ありがとよ。恩に着るぜ」

翌日、幸ちゃんの部屋を早苗ちゃんが訪れた。茂君が今や遅しと待っているのに、二人はべちゃべちゃべちゃべちゃ喋っているだけで、なかなかお呼びがかからない。

「お兄ちゃーん!ちょっと来て?」やっと幸ちゃんの呼び声。茂君がトントントンと二階に上がって行き、幸ちゃんの部屋に入る。「こんちわ」茂君が早苗ちゃんに挨拶する。早苗ちゃんは消え入りそうな声で「こんにちは」と応えた。茂君は(やらしてくれるんだけど恥ずかしがってるんだな)と思ったが、それは甘かった。

幸ちゃんが云った。「お兄ちゃん、早苗とあたしで喋ってたんだけど、あたしたち男のオナニーってどんなもんか全く知らないって気付いたの。で、お兄ちゃんにやって見せてほしいということになったのよ」
「ええーっ?」(話が違うじゃないか!)茂君は母親とも妹とも、小母さんとさえやれるので、最近オナニーなんて全然必要なかった。オナニーは茂君には精液の無駄遣いだった。

「で、なにかよ。オナニー見せればやらしてくれんの?」と、茂君は幸ちゃんにささやいた。
「パフォーマンス次第ね」と幸ちゃんは澄ましている。
「何だかんだ云って、お前が見たいんじゃないの?」

しかし、早苗ちゃんとやりたい茂君には、選択の余地はなかった。茂君はズボンとブリーフを脱ぎ、下半身だけすっぽんぽんになった。
「あのさあ、男のオナニーって何か視覚的刺激が要るの。女の人の裸の写真とか。で、お二人さんのどっちか、裸になって脚広げてくんない?」
お父さんとしかセックスしたことのない早苗ちゃんは、当然尻込みした。しかたなく、幸ちゃんがスカートとパンティを脱いだ。股を広げ、「これだけでいいでしょ、お兄ちゃん?」
茂君は頷き、幸ちゃんのおまんこに目を据えてペニスをしごき始めた。

最初、短くソフトな感じだったペニスは見る見るうちに膨張し、倍以上に伸びた。固さも増し、亀頭は恐竜の頭のように獰猛さを備えて来る。

茂君は視線を早苗ちゃんに移し、ひたと早苗ちゃんを凝視しながら、勃起し切ったペニスを一定のテンポでこすった。早苗ちゃんは自分が茂君の欲望の対象になっていることを、痛いほど感じた。(恥ずかしい、でも嬉しい)茂君のペニスは摩擦が急激になり、時間が経つにつれ赤黒い色を呈して来た。それに連れて茂君の呼吸も荒くなって来る。

早苗ちゃんは初めて見る男性のオナニーにも感動したが、茂君の切羽詰まった表情、荒い呼吸にも興奮した。早苗ちゃんは茂君一人をそのような立場に置いておくのが済まなくなって、茂君の興奮に応えるようにスカートを持ち上げ、白いパンティをさらけ出し、その中に手を入れた。早苗ちゃんは茂君のテンポに合わせてパンティの中のおまんこを撫で始めた。茂君は早苗ちゃんのパンティに愛液が滲み出ているのを見逃さなかった。

茂君はもう早苗ちゃんとのおまんこへの招待状を手にしたも同然だった。(早苗ちゃんに跳びかかりたい!)必死でその思いを抑え、茂君はペニスをこするテンポを上げた。早苗ちゃんも同期した。(ああああ!)男性のオナニーを見ながら自分もオナニーするという異常な体験が、早苗ちゃんを極度に興奮させていた。茂君は立ち上がって、両の掌で筒をつくり、それがあたかもおまんこであるかのようにペニスで突き上げた。早苗ちゃんはまるで自分のおまんこが突き上げられているように感じた。(もう駄目!)と早苗ちゃんが思ったその時、茂君は「んんんーっ!」と呻き「ぷしゅ!」という音と共に精液の第一波を発射した。勃起したペニスから飛び出した精液は、その場で数メートル高く舞い上がった。「早苗ちゃーん!」と叫びながら、茂君はどぴゅーんどぴゅーんと第二波、第三波の精液を発射した。早苗ちゃんは呆然として、その現象を見守っていた。

幸ちゃんも初めて見る兄のオナニーに驚嘆していた。特に花火大会のように飛ぶ白い飛沫には度肝を抜かれた。

茂君は最後の一滴まで精液を絞り出し、パフォーマンスを終了した。そして、静かに早苗ちゃんににじりよると、興奮さめやらぬ早苗ちゃんに抱きつきキスをした。早苗ちゃんは両手を茂君の背に廻し、茂君を受け入れる意思表示をした。

そこまで見届けて、幸ちゃんは忍び足で部屋を出て行った。幸ちゃんが最後に聞いたのは、早苗ちゃんが快感をむさぼってあげる呻き声だった。




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