3. 18歳の成人式研修の第二段階は本格的おまんこである。 学生たちの根源的欲求は、女体を見たい、女体に触りたい、女体内に精液を発射したいということに尽き、どれも独りよがりのものである。しかし、単に学生の欲求を満たしてあげるだけでは、おばさんは学生のための慰安婦か、よくできたダッチワイフに過ぎなくなってしまう。おばさんにとって、学生とのセックスは高度な性教育という性格を帯びていた。女性に性の歓びを与えられれば、それは将来の夫婦円満への鍵となる。学生たちにその能力を与えるのがおばさんの使命だった。 ただし、おばさんはいきなり「ああせい、こうせい」とは云わない。子供にスポーツを教えるのと同様、まずそれが楽しいものであることを味わって貰う。最初は独りよがりでも仕方がない。その間に、こちらの歓びの声によって学生のサービス精神を目覚めさせ、セックスが共同作業であることを認識させて行く。二人の歓喜は掛け算となってエクスタシーの度合いを高めてくれるものであることを教える。 「おばさん、お願いしまーす」 吉田君の声だ。吉田君はお風呂場でのリサーチを終えたばかりで、今日が“初夜”である。こういう時、おばさんには百万円賭けてもいい公式があった。「いいわよ、入ってらっしゃい」おばさんは吉田君を迎え入れる。 おばさんの寝室には昼夜の別なく、これ用の布団が敷いてある。おばさんが寝るためのものとは別の、セックス専用の敷布団である。そばにはゴム製品の大箱が転がっている。おばさんは吉田君の“初夜”に敬意を表して素っ裸になり、吉田君にも裸になるように命じた。吉田君のペニスはもう膨れ上がっていて、服を脱ぐのに邪魔になるほどだ。おばさんは大箱から一袋取り出すと、吉田君のペニスにくるくるとゴムをかぶせる。これも吉田君にとって初体験である。 おばさんは布団に横になり、目を閉じて吉田君の行動開始を待つ。おばさんは、先ず吉田君の好奇心を満足させてあげるつもりなのだ。吉田君はおばさんの目を意識せずに、おばさんの肉体を観察できる。童貞の男性の最大の願望だ。吉田君の目は初めて見る女性の陰部に注がれる。その股ぐら、陰毛、その下の褐色の唇。全てこれまで吉田君の世界から隠されて来たものだ。いま、それが曝け出されている。吉田君はその陰部に顔を近づけ、十分に観察する。割れ目は閉じている。割れ目は長い。割れ目は一直線ではなく、何やらぎざぎざに見える。 吉田君はおまんこの観察を堪能し、自分の関心がそこだけにあると思われると嫌なので、おばさんの上半身に移動する。おばさんはまだ目を閉じている。その表情は(何をしてもいいのよ)と告げている。しかし、吉田君は聞かずにはいられない。「キスしてもいいですか?」おばさんはこっくりする。吉田君はキスも初体験である。おばさんの唇に口を近づける。ちょんとキスする。次は長めにキスする。女の人とキスしているという興奮はあるが、そこには情熱的なものが欠けている。(恋人とのキスじゃないからな)と吉田君は思う。吉田君にはまだ恋人はいない。念のため、舌を出しておばさんの唇を舐めてみる。怒られるかと思ったが、おばさんは何も云わない。大胆になった吉田君は舌をおばさんの口中に差し込む。おばさんの舌と接触する。吉田君の脳髄にガビーン!と電気が走る。初めての吉田君にとっては強すぎる刺激だった。 吉田君はおばさんのおっぱいに触り、その感触を楽しむ。乳首を口に入れ、舐め、吸う。おばさんが軽く呻く。その呻きは、おばさんが快感を得たことを示していた。童貞の吉田君は、おまんこすることが女性の最高の快感だろうと信じていた。入れれば即女性が喜ぶと信じていた。吉田君はついに勃起したものをおばさんの体内に打ち込む時期が来たと思った。 吉田君はおばさんの脚のあいだに膝をつき、おばさんの上に覆いかぶさった。女性に体重を乗せて苦しい思いをさせてはいけないということは知っていたので、おばさんの胸の両脇に肘をつく。そして、腰で割れ目を突く。入らない。吉田君は片手を割れ目に伸ばし、割れ目を開く。(これでよし)もう一度突く。入らない。 おばさんは(やっぱり!)と思う。(初めての時、どの男性もおまんこの穴は割れ目の中心にあると思い込んでいる。そこは女の秘密の場所だから、童貞の男性に分らないのも無理はない。しかし、男性の経験者たちが未経験者に何も教えないのはどうしてだろう?)おばさんの最大の疑問だった。この《童貞の男性は割れ目の中央を突く》というのが、おばさんの百万円賭けてもいい公式であった。 「もっと下」とおばさんが助ける。「もっと下、もっと」吉田君のペニスは次第に下降する。吉田君は若干濡れた地帯を発見し、(おばさんのおしっこだろうか?)と一瞬思う。(違う、これが愛液というやつだ!)吉田くんはそこにペニスをあてがい、押す。ぬるっ!と云って、ペニスが埋没する。(やった!)感激の一瞬だ。 「おめでとう、吉田君!これであなたも立派に男になったのよ」おばさんが祝福する。吉田君は感激しておばさんに抱きつく。おばさんがやさしく、吉田君の背中を撫でる。 女性の肉体に乗り、女性の肉体に密着したことが、吉田君の興奮を加速する。吉田君は腰を動かさずにはいられなくなる。ペニスの中を精液の最初の一滴が駆け上がって来るのを感じる。吉田君は、より自由な動きを得るため、おばさんから身を離し、腰の運動に専念する。ペニスを取り巻く、女体内部の圧迫感。ぬるぬる感。すぽすぽ感。(これがおまんこだ!こういうものだったんだ)吉田君の目はおばさんの顔に注がれる。(女性とやってる!この女性とやってる!この女性の身体に発射するんだ!)もう吉田君の意識は射精に向かって昂まっている。(出ちゃう、出ちゃう、出たーっ!)吉田君はびくん!と身体を震わせ、「あっ!あっ!あーっ!」と叫んで、初めて女性の体内にぴゅぴゅぴゅどびゅーん!と精液を発射した。 おばさんにとって、それは快楽とはほど遠いセックスだったが、吉田君を男にしたことで十分誇らしい満足感があった。いずれ、吉田君もおばさんの呻き声、歓喜の叫びを求めて努力してくれることになるはずだった。なにしろ、四年間というとてつもなく長い“研修”なのだから…。 |
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