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11. 欲望という名の銀河鉄道

おばさんは浩二君を茶の間に迎えていた。

このフランス帰りの青年は叔父さんの台詞によれば、おばさんにも「興味を持ってる」はずだったのに、なかなかやって来なかった。おばさんは(今日は来るか、明日は来るか?)と心待ちにしていたのだった。(叔母さんと麗奈ちゃんが、あんな二枚目を独占してるなんて許せない!)とまで思っていた。

やっと来た!おばさんが期待に胸打ち震わせてお茶など用意しているところへ、茂君が入って来た。
「茂、あたし浩二さんとお話があるから、ネ?」と云って、おばさんは意味ありげに頷いた。気を利かせろという謎かけだった。
「でも、浩二さんがぼくを呼んだんだ」
「え?」
「そうなんです」と浩二君。「ぼくが頼んで来て貰ったんです。応援に」
「応援って?」

「おばさん、ぼくら、ごじゃごじゃ、愛してるだの何だの云ってないで、お互いやりたい時にそう云えばいいんですよね?」
「そうなのよーっ」おばさんは遂に話が核心に触れたので、もう身体中の骨が溶けてしまったように、浩二君にしなだれかかった。そんな母親の姿は初めてなので、茂君は呆気にとられていた。
「で、ぼくらは家族同然だから、茂君と三人でやってもいいんでしょう?」
「そうなのよーっ」おばさんはくらげのようにどろどろになってしまった。
「何をしてもいいんですよね?」
「そうなのよーっ」おばさんは蒸発してしまった。

ついにめぐって来たチャンスに陶然となっているおばさんを、浩二君は手際よく裸にした。自分も脱ぎ出し、茂君にも脱ぐように合図した。そして何ごとか囁いた。

横たわっているおばさんの上半身を、先ず浩二君が担当した。浩二君はおばさんのおっぱいを揉みながら、おばさんにフレンチ・キスをした。
(あああ、フランス帰りの本場のフレンチ・キスだわ。いいわー)おばさんはちらちらと目を開けて美男子の顔に見とれた。
茂君は母親の脚を広げ、おまんこのおしゃぶりに専念していた。茂君がくたびれる前に、浩二君は任務をスイッチした。今度は浩二君が下半身担当だ。浩二君はおばさんのおまんこに指を入れた。一本、二本、三本、四本、五本!おばさんはたまりかねてキスしている茂君の口内に喚いた、「あがげぼげががーっ!」母親の興奮に影響されて、茂君はキスを止め、母親の顔の上に四つん這いになって母親の口を“強姦”し始めた。

浩二君が茂君を呼び、潤滑液を手渡した。おばさんは二つの穴を攻められることを察知し、戦慄と歓喜の予感に痺れた。男二人はゴムを装着した。浩二君は寝ているおばさんの上に覆いかぶさった。(変ね、お尻もやるんなら女性上位でなければならないはずだけど)

浩二君が勃起したものを挿入した。「あうーん!」おばさんの願望がやっと叶った。フランス帰りのペニスが体内に入った。おばさんの虚栄心と満足感は大変なものだった。浩二君はスロー・テンポでおまんこを開始した。おばさんも来るべき歓喜への助走を始める。

「うううーっ!」と浩二君が呻く。(どうしたのかしら?まだイくには早すぎるけど)にわかにピストン運動が早くなる。気になったおばさんは目を開けて浩二君を見た。浩二君は目をつぶっている。その背後に茂君が立膝で浩二君の尻の穴を攻めていた!
(んまあ!この人、うちの息子をホモにしちゃったわ!)
「浩二さん、あああん、あなた、げげげ、ゲイなの?」
「ゲイというより、りょ、りょ、りょ、両刀遣いですね。実は、あはあはん、これまで未成年と、ああああ、できなかったので、あぐぐ、この体位は、ひひひ、やりたくても、ぐぐぐ、やれなかったのです。ひいひい、茂君のペニスはちょうどいひひひひ」
「茂、むむむ、お前、どんな気持だい?あああ」おばさんは心配だった。
「うーん、ぼくおまんこの方が好き」と云いつつも、茂君は浩二君の尻を突き上げる。
「そ、おまんこの方が、あああ、いいだろ?むーん、駄目よ、あああん、男のお尻好きになっちゃ。あがが」

三両連結の電車は次第に安定した走行を見せる。と、最後尾の茂君はお尻に何やら触るものを感じた。振り向くと8歳の健ちゃんが立っていた。
「健、何やってんだ、お前。来ちゃ駄目!」
「だって、何か面白そうなんだもの。ぼくも入れてよ」健ちゃんは茂君のお尻に潤滑液を塗り、ぶかぶかのゴムをつけ、茂君の肛門めがけて攻撃を始めようとした。
「健、やめろ。お前、ホモになっちゃうぞ!」
「お兄ちゃんと同じことやるんだい。もっと屈んで、もっと」
茂君は断り切れずに屈んだ。健ちゃんのペニスが裏玄関を叩く。茂君はお尻の筋肉を緩めるように努める。
「入ったよ、お兄ちゃん!」健ちゃんは嬉しそうに茂君のお尻を突く。健ちゃんの動きは茂君のペニスを浩二君のお尻にもぐらせ、その動きは浩二君のペニスをおばさんのおまんこ深く突入させる。いまや4両連結となった欲望の電車は暴走を始め、レールから脱輪し、宙を飛んで銀河鉄道となるのであった。




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