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13. 神々の深き欲望

トントンと幸ちゃんの部屋のドアがノックされた。
「だーれ?」
「浩二です。幸ちゃん、こんばんは」

幸ちゃんは躍り上がった。フランス帰りのハンサムな浩二君は、幸ちゃんとやりたいと公言していながら、全然やって来なかったからだ。(ついにその日が来た!わーい!わーい!)

「浩二お兄ちゃん、いらっしゃい。お座布団、どうぞ」
「ありがとう、幸ちゃん。可愛い部屋だね。ぼく、気に入ったよ」
「お兄ちゃん、嬉しいわ」と云いながら、幸ちゃんはいらいらしていた。(早く、やろうよ!こんな会話してても時間の無駄だわ)しかし、浩二君は一向に幸ちゃんに手を伸ばして来ない。
「あのー、何か御用でしょうか?」(御用ってあれしかないでしょうに)
「うん、実はお願いがあって来たんだ。ぼく、幸ちゃんとやりたい」
(うひょーっ!ついに来た。これですよ、これ)
「あたし、いつでもいいんですけど」(いまやってよ、すぐ!)
「じゃ、明日の晩でもいいかな?」
(なんであしたなのさーっ?)「はい」
「じゃあ、幸ちゃんにお願いがあるんだ。あすの晩、ぼく、そーっと入って来るから、起きてても寝たふりしててほしいの。ぼくが何をしても、ずーっと寝たふり。できるかな?」
「…と思いますけど」(このヒト変態なのかしら?)

「ぼくはギリシアやローマの神話に興味があってね。特に神々の中でも一番偉いゼウスって神が、色んなものに化けて女神たちや人間の女性とセックスする話に惹かれるの。ゼウスは雲とか風になったり透明になったりして、女性が知らない間に交わってしまう。ぼく、それ読んでぞくぞくしてね」
「はあ」
「一度やってみたかった。で、幸ちゃんのような可愛い少女とやれるんなら、最初だけでもゼウスのようにできないかなって思ったの」
「ギリシアの神々のようなセックスですか」
「そう」
(さすがフランス帰り。おしゃれねえ。ただ脱いですぐやるなんてことしないのね。素敵!)
「分りました。明日の晩、ドア開けときます」
「ありがとう、幸ちゃん」浩二君は去った。

翌日、幸ちゃんはお風呂でぴかぴかに肌をみがきあげ、どこを舐められてもいいように準備した。とっておきのピンクのキャミソールを着た。パンティはどうしようかと迷ったが、男性は女性のパンティを脱がすのが好きみたいだからという理由で身につけることにした。

お布団に入ったが、寝るどころか寝たふりするのさえ難しかった。幸ちゃんの知る限り最もハンサムな青年がやって来る。(あたしを抱きにやって来る。あたしとやりに来る!)心臓はどっきんどっきん、顔はほてる、手足も震えるありさま。

しかし、浩二君はなかなかやって来なかった。(まさか忘れたんじゃないでしょうね。許さないわよ、そんなことしたら)いつしか幸ちゃんの動悸もおさまり、うとうととしかけた。

「ギー」とドアが開いた。幸ちゃんは薄目を開けて、月明かりで浩二君が入って来たのを確かめ、目を閉じた。

浩二君は立ったまま、幼い少女の寝姿を惚れ惚れと眺めた。子供っぽく大の字になり、両手は無防備に肩の上に伸ばされている。浩二君は着ているものを全部脱ぎ、幸ちゃんの股の間に前進し、すーっと沈み込んで膝をついた。両手を幸ちゃんの脇の下につき、幸ちゃんの頬に軽くキスする。手でやさしく髪を撫でる。唇にキスする。手が幸ちゃんの身体の輪郭を撫でる。

浩二君はキャミソールを胸の上まで捲り上げる。乳首が二つ、白い胸に並んでいる。浩二君はその幼い胸に感動した。吸い寄せられるように乳首に口を近づけ、そーっと舐め、吸い、噛んだ。乳暈(にゅううん)を舐め回した。(うーん)と幸ちゃんが呻く。浩二君はもう一方の乳首にも同じことをした。

浩二君の手はやさしくお腹を撫で脇腹をさすり、お尻の丸みをなぞった。浩二君は起き上がって、幸ちゃんの開いた両脚をそっと閉じる。両の手で幸ちゃんの発達途上の腰を上下に撫でる。その手は両方の太股へと下りて行き、外側、内側の柔らかな肉を味わう。一方の手が脚の付け根へとのぼって行く。可愛いパンティの上から、ふくらみをなぞる。割れ目を見いだす。割れ目に沿って指が上下する。いつしか、指先に湿り気が感じられるようになる。

浩二君は静かにパンティに手をかけ、丸めるように下ろす。足元までおろして引き抜く。幸ちゃんの両脚を広げ、その間にひざまずく。浩二君のペニスは極限まで勃起し、すでに精液の最初の一滴さえのぞかせている。浩二君は幸ちゃんのおまんこを広げる。暗くて見えないが、ピンクの肉襞が現れるところを想像する。ゆっくり指を入れる。びとびとである。

浩二君はそーっと幸ちゃんの両膝を曲げ、それを幸ちゃんの身体に近づける。おまんこがペニスに近づく。浩二君はおまんこを亀頭でこする。クリトリスをこする。浩二君は全身に溢れる興奮を制御しきれなくなり、ついにペニスをぐーっと幸ちゃんの体内に差し込む。(うっ!)と幸ちゃんが呻く。

浩二君はこんな幼い少女との初めての性交に感極まる。細い身体、タイトなおまんこ。少女は僅かに眉をしかめて押し寄せる快感を受け止めている。両の指は拳を作っている。(ああ、何たる興奮!麗奈もいいけど、幸ちゃんはまた特別だ。こんな体験ができるなんて夢にも思わなかった。日本へ来てよかった。幸ちゃん、ありがとう)浩二君はもう静かなアクションを止め、大胆に幸ちゃんのおまんこを突き上げる。ピストン運動がスピードを増し、浩二君はまっしぐらに絶頂を目指していく。

と、突如!
「あああああ!お兄ちゃん!浩二お兄ちゃん!わーっ!んんん!あーん、イクーっ!」と幸ちゃんが叫んだ。つられて浩二君も一気に精液を吐き出す。どどどぴゅーどどーん!少女の体内に浩二君の精子が飛び散り、あてもなくさまよい出す。浩二君は脳髄を真っ白にしながら、幸ちゃんの身体の上に身を重ね、大きい息をしながらぜいぜい云う。

ふと気がつくと、幸ちゃんの胸がひくひくいっている。(笑っているのか?泣いているのか?)幸ちゃんは泣いていた。浩二君に気付かれぬよう、必死で泣き声を抑えながら泣いているのだった。
「幸ちゃん、大丈夫?どうしたの?」
「ごめんなさい、お兄ちゃん。あたし、最後まで寝たふりできなかった。あたし、セックス大好きなんだもん、我慢できなかったの。ごめんなさい」そう云って、幸ちゃんはわあわあと大声で泣いた。

浩二君は幸ちゃんのいじらしさに打たれ、幸ちゃんの身体をしっかと抱き締めた。
「いいんだ、幸ちゃん。とってもよかった。二人とも楽しめたんだから、いうことないよ。さ、泣きやんで」
「ごめんね、お兄ちゃん」
「幸ちゃんセックス大好きなのか。じゃあ、もう一回やろうか?」
「やって、やって!お兄ちゃん大好き」
「じゃあ、今度は電気つけて幸ちゃんの身体よーく見せてね」
「いいとも!」

二人は今度は明るい部屋で情熱的なキスから再開し、幸ちゃんはハンサムなセックス・パートナーの顔、浩二君は幸ちゃんのピンクの肉襞を楽しむことができた。




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