5. 仲良きことは美しき哉
茂君のプレステ仲間に8歳の健ちゃんという男の子がいる。茂君の6歳年下だが、ゲームの腕前はなかなかのもので、二人の勝負はいつも伯仲していた。今日も茂君の勉強部屋で対戦が行われていた。
茂君がお手洗いから戻ると、健ちゃんは茂君のコンピュータを覗き込んでいた。
「おい、それ成人用サイトだぞ!お前には早すぎるよ!」と茂君。
「なに云ってんの。茂お兄ちゃんだって未成年のくせに。ぼくら、『あのサイトは凄い!』とか、『あそこはモロ』だとか、情報交換してんだ。いいとこ、教えてよ」と健ちゃん。
「お前ら、その年でもうXXXサイト見てんの?たまげたな」
「お兄ちゃん、もうセックスしたことある?」
「当然だよ。写真見るよかずーっといいぜ」
「ふーん?どんな風にいいの?」
「言葉じゃ云えないなあ。とにかく、一回やったらもう病みつきだよ」
「ぼくも早くやりたいなあ」
「そうだ、健、いいこと教えてやる。えっと、いい写真ないかな」
茂君がコンピュータ内のエロ写真をめくっていると、肩を並べていた健ちゃんが叫んだ。
「なに、それ!毛だらけじゃん。気味悪ーい!」
「お前、何云ってんの?これが普通なんだぜ。お前の母ちゃん、毛生えてないか?」
「お母ちゃんは毛生えてるけど、インターネットに出て来る女の人、みんな生えてないでしょ。年取ってから生えるんじゃないの?」
「バーカ。男も女も中学生ぐらいから生え出すの。お前、“洋もん”ばっか見てるんだろ。XXXサイトに出て来る外人は、みんな毛を剃ってるんだ」
「えー?そうなのう?」
「そうだよ。お前、やっとおまんこできるようになった時に、『なに、これ!毛だらけじゃん。気味悪ーい!』なんて云って見ろ。やらして貰えなくなっちゃうぞ!」
「お兄ちゃん、おまんこしたことあるんだったら、キスもしたことあるよね?」
「あたりきよ」
「どんな感じなのかなあ?」
「どんな感じって…」茂君は一寸考えていたが、横の健ちゃんの口にちょんとキスした。
「なんだ、こんなもの?」健ちゃんはがっかりする。
茂君は経験者として健ちゃんにちゃんと教えたかったので、健ちゃんの頭を押さえてディープ・キスをした。健ちゃんの歯をこじあけ、舌をまさぐる。健ちゃんは初めての感触にボーっとなってしまう。
「こういうもんだよ」
「んんん。いい気持ち。女の人とやったら、もっといいんだろね?」
「そりゃそうさ」と応えて、茂君は何のために毛深い写真を引っ張り出したのか思い出そうとした。「そうそう。健、大事なことを教えてやる」
「うん!」
「お前がおまんこすることになったら、このどこにお珍々を入れる?」
「ここ」
「そのどこさ」
「うーん、ここ」
「残念でした。穴は真ん中じゃないの。ずーっと下。この辺なんだ」
「ほんとー?友達、誰も知らないよ、そんなこと」
「じゃあ、もっとHな写真見せてやる。ほら、ずっと下に入れてるだろ?」
「ほんとだ。あー、ぼくHな写真見たら立っちゃった。ところでお兄ちゃん、幸ちゃんの写真持ってない?」
「なぜ?」
「ぼく、幸ちゃん好きなの。ぼくのアイドルなんだ。幸ちゃんの写真見てオナニーしたいの」
「ここでか?」
「家でだよ」
「幸の写真かあ、あったかなあ?」茂君は引き出しをごそごそ探す。
「できれば水着がいい!」
「お前なあ、贅沢なんだよ。あ、あった!去年のだけど、水着だぜ」
「うわー!貰っていい?」
「うん」
「あー、オナニーしたくなっちゃった」
茂君にあるアイデアが閃いた。と云っても、茂君の場合、建設的なアイデアはほとんどなく、セックスがらみばかりなのだが。
「健、お前のペニス舐めてやろうか?その代わり、お前もおれのを舐める」
「えーっ?XXX写真には出て来るけど、みんな女と男だよ。それにバッちくない?ペニス舐めるなんて」
「バーカ。ペニスは赤ちゃんの種になる精子が出て来るとこだ。バッちかったら、赤ちゃんみんなバッちくなっちまうじゃないか。お前、おまんこだっておしっこ出て来るとこだぜ。セックスする時にバッちいなんて云ってると、何もできないぞ。それに男も女も口の構造は一緒だから、誰がやってもおんなじなんだよ」
「そっかーっ。じゃ、やってみようか」
「ただし、これは二人だけの秘密だぜ。誰かに喋ると、『あいつら、ホモだ、ゲイだ』って烙印押されちゃうからな」
「うん」
「じゃ、裸になろうぜ」
「あ、お兄ちゃんの大きい!」
「そら、そうだよ。脱いだらベッドに横になるんだ。いいか、おれもお前の精液全部呑むから、お前もそうするんだぞ、いいな?」
「オッケー」
健ちゃんの身長が短いので茂君と69はできない。茂君は健ちゃんの脚の間に腹這いになり、健ちゃんの勃起したペニスを舐め始めた。
「お兄ちゃん!気持ちいいーっ!」健ちゃんは初体験の快感に痺れる。
「そーあお(そうだろ)?」と云いつつ、茂君も同性の、しかも8歳の少年のペニスを頬張っていることに興奮していた。
「うひょー、最高!あああ」健ちゃんはどんどん舞い上がる。「ああん。あん、あん。あはははーん!」
茂君はテンポを上げる。「あーんんんん!」と一声、初めての刺激に耐えられず健ちゃんはぴゅぴゅぴゅーっと精液を発射した。幼いだけに、量は少ない。呑み下すのに、全く問題ない。
「ああ、よかった。これ、いいね、お兄ちゃん」
「そ。場合によっちゃ、おまんこよりいいんだ。健、じゃ、今度はおれだ」
攻守交代した。茂君が寝て、健ちゃんが舐める。健ちゃんの口には茂君のペニスはかなり大きく見える。健ちゃんが頭を上下させる。
「健、もっと早く。もっと、もっと!」
「わああったよ(分ったよ)」
「舌でぺろぺろやるんだ、ぺろぺろ!」
茂君は健ちゃんの稚拙な動きに耐えられなかった。このままだと爽快な射精でなく、だらりんこんというメリハリのない射精になってしまう。茂君は立ち上がると健ちゃんを正座させ、その口を“強姦”し始めた。「おーっ、おっ、おっ!」と健ちゃんが呻く。茂君は健ちゃんの頭を両手で抱え、健ちゃんの喉ちんこめがけて突き上げる。同性相手の初体験である。興奮が盛り上がる。
「あーっ!」どどどどぴゅーどぴゅーどぴゅー!と精液が飛ぶ。「うがががが!ゲホゲホ」健ちゃんが咽せる。茂君は何度か健ちゃんの唇でペニスをしごいて最後の一滴を絞り出すと、ペニスを引き抜いてパタンと健ちゃんの口を閉め、そのまま押さえた。健ちゃんは多量の精液を呑み切れず吐き出したかったが、顎を押さえられているので出せない。「ごくり!」ついに呑んでしまった。
「お兄ちゃんの多すぎるよ。ああ苦しい。ゲホゲホ」
「じゃあ、もう嫌か。二度とやりたくない?」
「やって貰うのはいいんだけどねえ。息がつまるぐらい苦しいんだもん」
「あはは。おれ、すごく気持ちよかった。ありがとな」
健ちゃんも自分が気持ちよかった時のことを思い出していた。なにかもっといい方法はないものだろうか。
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