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12. やっていいとも!

幸ちゃんが下宿人兼家庭教師の三浦君とお勉強している最中、学生の吉田君が入って来た。
「幸ちゃん、三浦、お邪魔して申し訳ないけど、おれ、可及的速やかに幸ちゃんとやりたいんだ」
「何だよ、薮から棒に」と三浦君が云った。
「おれさ、これから水着ショーのバイトなんだよ。勿論、その他大勢だから花道を歩くわけじゃなく、まあ飾りなんだけどさ。でも、周りがビキニや何かの美女ばかりだと、絶対勃起しちゃうと思うんだ。物笑いの種になっちゃう。だから、一発やって息子をおとなしくさせたいんだよ」
「おばさんは?」と三浦君が聞いた。
「おばさん、いまお料理の最中で忙しいんだ」
「じゃあ、自分でやれば?」
「お前ね、こんな素晴らしい女性が揃ってるところで、自分の手でなんか出せるかよ。幸ちゃん、お願い」
「叔母さんに電話して来て貰えよ!」と三浦君はしつこい。
「なるほど、叔母さんか!」と吉田君は考えるが、「いや、駄目だ。来て貰って三こすり半で終わったら怒られちゃう。何せ、あと一時間でバイト先に着いていなきゃならないんで」

「吉田さん」と幸ちゃんが云った。「三こすり半なら、ごちゃごちゃ喋ってないでやっちゃったらどう?」そう云って、幸ちゃんはパンティを脱ぎ、スカートをまくってお尻を突き出した。まだ上半身は座卓の上で、算数の問題を解いている。
「幸ちゃん、ありがとう!」吉田君は下半身だけ裸になり、幸ちゃんの背後に膝をついた。もう幸ちゃんのおまんこからは愛液が滴っている。

作者が学んだことだが、女性の愛液というのは、女性の脳が「これから性交が始まる」と認識すると同時に、脳がおまんこに愛液の分泌を促すのだそうだ。それは、精子を受け入れるために膣内を中和するためでもあるが、膣を潤わせて擦過傷を防ぐためでもある。食べ物のことを考えると、自然に唾が湧いて来るのと同じことのようだ。強姦、和姦にかかわらず、この機能は働く。だから、強姦犯人が「もう濡れてるじゃねえか。おめえもやりてんだな?」などと云うのはお門違いで、それは女性の自衛本能にすぎないのである。

幸ちゃんの身体も吉田君を受け入れると決意した瞬間に愛液を分泌させた。吉田君は背後からおまんこを開始した。
「あーっ!」と幸ちゃんが叫ぶ。歓喜の叫びではなく、忘れ物を思い出した叫びだ。「お母さんに云われてるの。複数の学生さんとやっちゃいけないって!忘れてた」
「幸ちゃん」と三浦君が云った。「ぼくは今やる気になってなくて、吉田がやってるだけなんだから、いいんじゃないの?」
「でも、先生がいつやりたくなるか分らないでしょ?お母さんに叱られる」幸ちゃんがしくしくする。仕方なく、三浦君が譲歩する。
「じゃあ、15分休憩にしよう。その後で規定時間までお勉強を継続。ぼく、部屋に戻ってる」
「先生、ごめんなさい」
「悪いな、三浦!」
「貸しだぞ、吉田!」

休憩時間なので、幸ちゃんはベッドに移動し、吉田君を正常位で受け入れた。
「吉田さん、三こすり半どころか300こすり半ぐらいやってるわよ。バイトに遅れない?大丈夫?」
「早く終わらせたいんだけど、おばさんから『早漏は駄目よ!』って指導されてるもんで、出したくても出せないの」
「そっかー。吉田さんの奥さんになる人、幸せだね。奥さんがイくまでやって貰えるんだもんね」
「幸ちゃん、イってくれないかい、できるだけ急いで」
「あははん!あはーん!」
「わざとらしいよ、幸ちゃん。気持がこもってない」
「困ったわねえ」

そのうち、瞬く間に15分は経ってしまい、三浦君が戻って来た。
「なんだ、まだやってるの?吉田、3000こすり半じゃないの?」
「出したいけど、出せないんだよ。困ってるんだ。バイト遅れちゃいそうだし」
「お、お前のお尻、なかなかいいね。おれ、むらむらとして来た」と三浦君。
「よせやい。おれ、そういう気(け)はないんだ。見ないでくれ」
「おれもそういう気はないんだけど、お前のを見たら無性にやりたくなって来た」
「やめてくれ!おれの尻に触るな!」
「吉田、仲良くしようぜ」
三浦君がズボンを脱いでいる気配。続いて、吉田君の後ろのドアを固いものがノックする。
「三浦!やだよーっ!おれを犯さないで!」

幸ちゃんがよくわからないまま、どんどん事態が進行した。
「吉田、お前のお尻なかなかいいぜ」
「ぎゃあああ!」吉田君が叫ぶ。肛門に異物が入って来た恐怖と、倒錯的な刺激と快感がない交ぜとなって吉田君を襲い、ついに幸ちゃんの体内にどっぴゅーん!どっぴゅーん!と射精した。

やっと吉田君の荒い息が納まる。吉田君は三浦君に掴みかかろうとする。
「お前、よくもおれのオカマ掘ったな!」
「待てよ!オカマ掘ったのはこれだよ」三浦君は幸ちゃんのマジック・ペンを三浦君の鼻の頭に突きつけた。その匂いが三浦君の言を証明していた。
「くそー!」と吉田君。
「その通り」と三浦君。
「先生、そのマジック、綺麗に洗って下さいね」と幸ちゃん。
「はいはい」三浦君が外の流しに洗いに出る。

「幸ちゃん、ありがとう!」と吉田君は礼を云い、あたふたと出て行く。
三浦君が戻って来る。
「幸ちゃん、イったかい?」
「先生がホモになっちゃったのかと思って、驚くばかりで、とてもイけなかったわ。このままだと、幸、落ち着かなくて、お勉強再開できない」
「じゃあ、ぼくとゆっくりやろうか?」
「先生、やってくれる?嬉しい!やって!」

二人は十分な前戯を経て交わった。
「先生、あははん、本当に、うふん、吉田さんのお尻魅力的と、思ったの?うぐぐ」
「冗談、です、よ、むむむ。ああしなきゃ、あいつ、ぐぐ、バイトすっぽかすとこだったでしょう」
「お芝居ね?あはーん」
「もちろん。うむむ」
「良かった、あうあう。あたし、先生に、むーん、ホモになってほしくないの、あわわ」
「ぼく、女性が好きだ。特に幸ちゃん」
「と、お母さん」
「と、叔母さん」
「と、百合子ちゃん」
「と、早苗ちゃん」
「と、百合子ちゃんのお母さん」
「え?」
「廊下で立ち話してて、お誘いしたら部屋に来てくれて」
「まあ。ノーと云えないお母さんなのね」
「と、山本君のお母さん」
「ええっ?」
「山本君を待ってて寂しそうだったから」
「んまあ。先生自身のお母さんはどうなんですか?」
「今度来たらチャレンジしてみる」
「先生、あたし、興奮しちゃった!激しくやって!」
「よし!」




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