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14. ちんことまんこの神隠し

アメリカの元踊り子サリーから手紙が届いた。「リサーチ終了す。養子、養女の候補を10人揃えた。来れる日が決まったら知らせよ」という内容だった。茂君が解読し、おばさんと幸ちゃんに伝えた。

一家のプランはこうだった。先ず、茂君と幸ちゃんが渡米して男の子一人、女の子一人を選抜する。正式な養子縁組の手続きはやはり大人でないといけないので、男の子と女の子のパスポートなどの準備が出来次第おばさんと浩二君が渡米し、金銭的なことを済ませて子供たちを連れて帰国する。

アメリカでは養子縁組は非常に盛んのようで、未婚の女性が養女を迎えたり、既に子供がある夫婦でも『もっと子供が欲しい』と養子を迎えたりする。中には自分の子供三人、養子三人という夫婦もいたりするとか。養子を得る際には、養子を育てるだけの安定した収入があるという証明が必要である。

養子縁組というと善意の行いで金銭は絡まないようだが、実は養子を受け入れる方はお金を払わなくてはならない。縁組以前の養育費ということなのか、今後の交際を諦めさせる手切れ金なのかよく分らないが、とにかくお金を払う。人身売買というほどの額ではないが、そう少ない額でもない。仲介業者を通せば、もっと高くなる。これはロシアや中国、中南米などから養子を迎える場合も同じだ。アメリカにおいては肌の色が白いアメリカの白人やロシア人などの値段が高く、ついで中国人、メキシコ人などとなっている。黒人は最も安い。しかし、白人の親が黒人を養子に迎えるケースもないわけではない。

一家は浩二君と麗奈ちゃんを講師に、海外旅行のイロハを教わった。彼らの助言で航空券は安いうちに早めに予約し、パスポート申請の準備を整えた。夏休みに入ると、一家は揃ってパスポート申請に行き、数週間後に受領した。おばさんに見送られて、茂君と幸ちゃんは予定日に成田空港を飛び立った。

以下は彼ら二人が帰ってから母親に報告した一部始終である。
「有名な町なのにニュー・オーリンズ空港って、すごく古くさいんでおどろいた」と茂君。「荷物受け取って外へ出たらサリーと息子のトミーが立ってて、一杯人がいる前で抱きつかれて恥ずかしかった。サリーの御主人のジョンが車を運転してサリーの家に行ったの」
「お母さん、サリーの家広いんだよ。お金持ちでもないのに、この家の倍はあるわよ」と幸ちゃん。「ちゃんと客室もあって、大きいベッドがあるの」
「ぼく、久し振りでサリーとやりたくなってね。サリーに云うと、ジョンと何か話してて、『ジョンが幸ちゃんとやれるならいい』って云うんで、幸は当然OKだから、もうお茶も飲まないでベッドへ直行」
「んまあ!この子たちは!」とおばさん。

「幸にサリーのおまんこの凄さを知って貰うことにしてね。幸がサリーのおまんこに指を入れて、サリーが本番みたいに締め上げた」
「お兄ちゃんが云ってた意味がやっと分った」と幸ちゃん。「サリーはベリー・ダンスやってたから、筋肉の使い方がうまいのよ。黒人独特のリズム感で締めるから、あれは効くわね」
「幸、ジョンはどうだったの?」
「あ、お母ちゃん、もうジョンとやる気だ!」と茂君。
「そんなんじゃないわよ。知らない人だから、好奇心よ」とおばさんは顔を赤くする。おばさんも向こうに行けば、どうせやることになる。

「お兄ちゃん、ジョンって40歳ぐらいだよね?人のいい優しい感じの黒人で、ホテルのマネージャーやってるって。サリーとは再婚で、前の奥さんとは息子二人いたけど、養育権は奥さんに取られちゃったんだって。そうよね、お兄ちゃん?」
「そ。彼がぼくに云ったんだけど、ジョンはサリーのおまんこがもう宝物でね。ただ、もうそんなに数はできないので、トミーがサリーとやるのも許してる。すごく、オープンな性格」
「で、ジョンは白人女性とやったことないそうで、あたしの肌が白く見えるから、もう喜んで喜んで。彼、娘も持ったことないから、初めてお人形貰った子供みたいにあたしを扱って。あたしも感激して、サリーの筋肉の動きを真似したら、すぐイっちゃって『ワーオ!』ってサリーのところへ飛んでって話してたわ」
「でね」と茂君。「今度はサリーとトミーが幸のおまんこに指入れて締め具合をチェックしたの」
「サリーが『ここの筋肉を使え』とか、いくつかコツを教えてくれたわ。腰の使い方、特にリズムね」

「お前たち、サリーの家であればかりやってて、養子選び忘れちゃったんじゃないだろうね?」
「ちゃんとやりましたよ」と茂君。
先ず、黒人・白人の男の子5人、黒人・白人の女の子5人が、サリーの家のティー・パーティに呼ばれた。子供たちにはそれがどういう意味を持つ会合かは知らされていない。ま、親が喋っていれば別であるが。サリーは子供たち全員に名札をつけさせた。茂君と幸ちゃんは一時間半くらいの間に顔立ちや性格を観察して、その中から二人の男の子、二人の女の子を第二次選考へと振り分けた。

「お母さん、白人の男の子って女の子と間違えるくらい可愛いの。髪の毛伸ばしてると、ほとんど女の子。信じられないくらい可愛い。で、黒人の男の子は明るくてキュートでね。もう選ぶの大変だった」
「女の子も白人は金髪、黒髪、青い目、茶色い目、さまざまだし、黒人も将来モデルになれそうに整った顔してるのがいて、凄く迷った」
「あたしらだけではなかなか結論出せないので、サリーに相談したの。そしたら、サリーの希望としては、黒人の男の子を選んだら女の子は白人、白人の男の子なら黒人の女の子を選んで欲しいっていうの。あくまでも、彼女の個人的希望として」
「どういうわけ?」とおばさん。

「人種は平等という建前のアメリカだけど」と茂君が答えた。「まだ人種間の垣根は高くて、黒人男性は白人女性とやったりできない。黒人女性も白人男性と表だってやれない。ぼくらんとこへ行く養子・養女は、ぼくらとやるだけでなく、絶対自分たちでもやるはずだから黒人と白人が自由にやれる喜びを味あわせて上げたいってわけ」
「どうしてサリーはあたしたちが子供たちとやると決めつけてるのかしら?」とおばさんが不審な顔をする。
「さあ?」と茂君はとぼける。茂君は「我々はなるべく性的に放埒な家庭で育った少年、少女を希望する」とサリーに手紙してあったのだから、サリーが決めつけるのは当然なのだ。
「アメリカでは家族でやるのが普通なんじゃないの?」
「まさか!」とおばさん。

翌日、サリーは近くのモーテルに一室を借り、茂君と幸ちゃんを待機させた。チェックインだけフロントで済ませれば、部屋には車で直行できるのが後の手続きに好都合だった。二人がTVを見ながら待っていると、サリーが黒人の男の子と白人の女の子を送り込んで来た。

「9歳の黒人の男の子は明るい性格でね、全然物怖じしない。それに較べて7歳の白人の女の子ははにかみ屋」と茂君が云った。「二人を安心させるために、クイーン・サイズのベッドの上でぼくらがおまんこして見せたの。そしたら、黒人の男の子も真似して裸になり、女の子を促して服を脱がせた。そのままやり始めちゃいそうだから、慌ててストップさせて、男の子には幸の方へ行けと指差した」
「この子、凄いの。上半身と下半身を別物のように動かすことができて、下ではへこへこ運動をしながら、上では身をくねらせてあたしと胸をこすり合わせるの。そのリズムがいいのよ。やはり黒人は違うわ」
「7歳の白人の女の子は、サリーのティー・パーティでぼくを見かけていたので、不安そうな表情は全くないし、セックスにも慣れてた。多分、父親か兄弟にやられてたんだろうね。金髪、白い肌の少女がつぶらな青い瞳で見上げてる。ぼく彼女にキスした。すると彼女がニッと笑った。彼女のおまんこを押し開くと、ピンクのひだひだが現われ、穴の中は薄桃色。ぼくはもうたまらなくなって、彼女のおまんこにペニスを突っ込みやり始めた。女の子は愛らしい顔をゆがめて悶え始め、明らかによがってる!それを見たら、ぼく物凄く興奮した」

「黒人の男の子はあたしのお尻やら肛門やらクリちゃんやらありとあらゆるところを触りまくって、まるで手が4本あるみたいだった。舌の使い方も達者で、もう耳から鼻から目から全部舐められた。あんなの初めて。それがおまんこやりながらですからね。その相乗効果は絶大」
「はあーっ!」おばさんが溜め息をつく。
「あたしがイきそうになったので、例の“筋肉まん”を試したの。この子、タフで、『ウグッ』とは云ったけど、すぐは射精しなかった。何回かピクピクやったら、降参して一緒にイけたけど」

一時間の“オーディション”が終わると、サリーが彼らを迎えに来た。茂君と幸ちゃんはに30分の休憩が与えられた。30分経つと、サリーは今度は8歳の黒人の少女と10歳の白人の男の子を送り届けて来た。二人は茂君と幸ちゃんが裸でいるのを見ると、自分たちも服を脱ぎ、黒人の少女は茂君に、白人の男の子は幸ちゃんに抱きついた。

この二人の子供が、この日の意味を知っていたのは明らかだった。彼らの住む貧しい地域では麻薬中毒、アル中、家庭内暴力、犯罪などが日常茶飯だった。誰もがその地域からの脱出を願っていたが、そうする財政的基盤はたやすく得られない。そんな中で、子供にとって養子に貰われて行くことは最も簡単な脱出法だった。この二人の友達の幾人かは、ある時ふっと“神隠し”にあったように消え失せ、しばらくして手紙が届いた。可愛がられ、幸せな生活を送っているという内容だったが、返事を出そうにも住所は書いてなかった。どこに住んでいるかは秘密のようだった。

「ぼくらが第二次選考に残しただけあって、この二人も顔も身体もいいんだけど、ぼくらに取り入ろうという魂胆が見え見えでね。まあ、そうまでさせる境遇に同情はするけど、子供らしい素直さがないのが残念だった」と茂君。
「そ。あたしらの顔色をうかがう感じでね」
「だから、『こりゃ駄目だ』とは思ったんだけど、折角やらしてくれるんだからやらして貰っちゃった。いいおまんこだった」
「あたしも。大サービスして貰っちゃった」
「悪い人たち!」とおばさん。

結論が出た。9歳の黒人の男の子と7歳の白人の女の子である。サリーはこの決断を喜んだ。彼女は少年少女たちの親全員に結果を伝えた。

「あたしらの指命は達成したので、後は帰国の日まで観光。昼はサリーの案内でミシシッピ河の遊覧船や、サトウキビのプランテーションの豪邸、ニュー・オーリンズ・ジャズなどを楽しんで、夜はサリー家のパーティで知り合った黒人たちとセックスしたの」
「まあ!」とおばさん。
「日本人ってアメリカ人の目には大人でも子供に見えるんだって。そこへもって来て、あたし、本当の子供じゃん?肌の白さばかりじゃなくて、子供とやれるってんで凄い人気。黒人のねちっこいセックスを堪能したわ」
「ぼくは町で沢山太った黒人を見かけてたんで、ああいう人はどうなんだろうと思ってた。パーティにそんな女性が何人も来たんで、一人をベッドに連れてったの。彼女、相撲取りのように太ってて、前からやると彼女のお腹が邪魔で届かず、後ろからは彼女のでかいお尻が邪魔で届かない。彼女を寝せて片足を持ち上げ、おまんこを横に使ってやっと入れられた。重量級の足を持ち上げるのでくたびれた」
「で、お兄ちゃんたらパーティが終わったらあたしんとこへ来て、『やりやすーい!』って喜んでた。そうよね、お兄ちゃん?」
「うん。ともかく、あの子たち、早く来ないかな?待ち遠しいな」
「あたしも」と幸ちゃん。
「あたしも」とおばさんが云った。




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