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17. タイム・トンネル

茂君が母親に乗っかっている。激しいセックスではなく、ただ抱き合っているようにも見えるが、ちゃんと茂君のペニスは母親のおまんこに納まっている。動きは遅く、ただ母子でやっている事実を楽しんでいるだけのようだ。二人は互いの唇を舐めたり吸ったりしながら、しっとりと身体を合せていた。穏やかなおまんこだった。

「お母ちゃん」と茂君が云った。「ぼく、まだ全然特定の女の子出来ないんだけど、こんなことでいいのかな?」
「いいのさ」とおばさん。「お前は特定の女の子を作るにはまだ若すぎるよ。そうねえ、20歳か25歳になるまではそのままでいいよ。それからは結婚して子供を作って死ぬまで一緒にいたい相手を探すのさ」
「結婚かあ。随分先のような気もするし、すぐその歳になっちゃうような気もするね」と茂君。相変わらず、彼のペニスは母親のおまんこをゆっくりと出入りしている。
「そうだよ。すぐだよ」とおばさん。

「お母ちゃん、いま幸せ?」と茂君が聞く。
「幸せだねえ。ここ数年いろんなことがあって、あたしの人生も最高に充実してるもの」とおばさん。
「ぼくと、こうやっておまんこしてるのも?」
「そうさ。最初は叔父さんとお前に強姦されたけど、その後、次から次と凄い体験が出来るようになった。感謝しなくちゃねえ」おばさんは息子の口をぶちゅーっと吸った。

「もし、ぼくのお父ちゃんが生きていたらどうだったろ?こんなこと出来ないよね?」
「そりゃそうだよ。お父さんに怒られちゃう」
「お父ちゃんが幸とやれば別だけどね?」
「それなら別だけどね。でも可能性薄いわね。あの人は真面目一方だったから」
「いまでもお父ちゃん、思い出す?」
「当然よ。毎日思い出してるわ」
「こうしていても?」と茂君が腰を動かす。
「こうしていても。あの人とのセックスを思い出しちゃうの」

「お父ちゃんのセックスってどんな風なだったの。教えてよ」と茂君。
「そんなこと聞いてどうするのさ?」とおばさん。
「ぼく、お父ちゃんの息子だぜ?多分、同じことが出来ると思うんだ」
「で?」
「お母ちゃんが喜べば、それでいいの」
「どうかしら。あの人はあたしの“男”。あなたはあたしの息子だからね。同じようにはならないわ」
「そうかな?こんな風?」と茂君がペニスをぐるぐる廻す。
「ううん。あの人は男っぽい人だったから、激しく突く一方だった」
「こう?」茂君が母親のおまんこを突き上げる。
「もっと、もっと!」おばさんの声がうわずる。
「こうかい、うむむ!」茂君は激しく突き上げる。
「そ、そ。こんな感じ!あはーん!」

茂君は激しく腰を使いながら、同時に母親のおっぱいを激しく揉んだ。
「そう、そっくりよ!あうーん!」とおばさん。
茂君は“男”がいない母親の空白を埋めるべく、気違いのようにおまんこを続けた。
「ああ、あなた!あなた!あたし、もう、もうイく、イっちゃう!」
茂君は母親の亡き夫の役を完璧に勤めていることを悟った。母親が自分の父親とセックスしていた時も、こんな風に悶え、こんな表情で絶頂を迎えたのだ。そのどれかで、自分の生命が母親の子宮に宿ったのだ。茂君はタイムスリップしたようなスリルと、父親と自分の二重人格を持ったような錯覚とに興奮していた。母親のおまんこは過去につながるタイム・トンネルだった。
「あなたーっ!ひーっ!あぐぐぐ!」おばさんが天国へ旅立った。
「ああああ、ううーんっ!」茂君も母親の後を追った。

茂君は再びスローなテンポで柔らかいペニスを出し入れしていた。
おばさんが目を開け、「あな、えっ?あなた?」おばさんはきょろきょろした。おばさんも夫が生きていた頃の過去に戻っていたのだ。「お前、ごめんね。てっきりあの人とやっているように思い込んでた。お前、そっくりだったんだもの」
茂君は父親に似ていると云われて悪い気はしない。
「お母ちゃん、ぼく、いいもの見ちゃった」
「なにさ」
「お父ちゃんとやってる時のお母ちゃん。『あなた、あなた!』って云ってたんだね」
「ばか。テレるじゃないか!誰にも云っちゃ駄目よ」
「いいじゃない。愛し合ってたんだから」
「まあね。それでお前と幸が生まれたんだから」

茂君はゆっくりのおまんこを続けていたが、いつしかそのペニスが再び膨張し出す。おばさんもそれを感じる。
「茂。今度はお前がやっとくれ。お父さんじゃなく」
「オッケー、お母ちゃん。一粒で二度おいしいアーモンド・キャラメル」

こうして、母子の抜かず二番が始まるのだった。




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