3. 真夏の昼の夢
おばさんとその兄さんが茶の間で話していた。
「おい、幸ちゃんが急に色っぽくなったと思わないか?」と兄さん。
「兄さんが帰って来てからたった二、三日ですよ。そんな急に色っぽくなるわけないでしょう」
「そうかなあ?なんか幸ちゃん見るとどきどきしちゃうんだ。困っちゃうよ」
「別に困ることないでしょ?兄さん、幸とやりたいんならやればいいのよ」
「な、何を云うんだ!それが母親の云うことかい!」
「あの子、兄さんが好きなのよ。抱かれたいのよ。娘の幸せは母親の幸せなの」
「だ、だって、近親相姦だぜ。お前、それでも平気なの?」
「本当は、あの子、父親に抱かれたいの。でもそれは不可能。伯父と姪の関係ってそう珍しいことではないわ。兄さん、やって上げなさいよ」
「実は、この前幸ちゃんから誘惑されたんだ。で、『近親相姦なんか出来るか!』って大見得を切った手前、いまさら『幸ちゃん、やらして』なんて云えないよ」
「じゃあ、勝手にしなさい」
柳生の秘法は効果覿面だった。昨夜、幸ちゃんは伯父さんの寝室に忍び入り、布団の中に潜り込んで伯父さんの陰毛に自分の陰毛を絡めたのだった。一夜明けると、伯父さんはパジャマ姿の幸ちゃんを見ても勃起、セーラー服の幸ちゃんを見ても勃起するようになってしまった。もともとロリータ願望があった伯父さんである。幸ちゃんの母親が「やって上げなさいよ」と云うに及んでは、もう手綱をほどかれた奔馬も同様だった。
伯父さんはふらふらと夢遊病者のように幸ちゃんの部屋のドアをノックした。
「はい?」
「幸ちゃん、入ってもいいかい?」
「あ、伯父さん。どうぞどうぞ」幸ちゃんがドアを開ける。
「幸ちゃん、この前はごめん。気を悪くしてないといいんだけど」伯父さんは座りながら云った。
「いいえ。別に」
「そう。そりゃ良かった」
「あの、何か御用でしょうか?」
「べ、別に御用ってわけじゃ…」
実は、伯父さんが現れた時から幸ちゃんは柳生の秘法の効果を確信したのだった。(伯父さんはあたしとやりたがってる!)だから、この前の状況を逆手にとって伯父さんを焦らす作戦に出たのである。
伯父さんの目は幸ちゃんの顔、平らな胸、ショート・パンツから剥き出しになっている脚などを忙しく往復し、溢れ出て来る唾を呑み込んで喉元がびくんびくんしている。
「幸ちゃん!」伯父さんはいささか震える声で云った。「もう一度、キミを抱き締めたい」
「嬉しいわ、伯父さん」幸ちゃんは伯父さんににじり寄って上半身を預けた。
伯父さんは深呼吸をして、幼い姪の身体を抱き締めた。
「幸ちゃん、キスしようか」
「ドライなキスですね?」と幸ちゃん。
「いや、ディープなのがしたい」
ぐいっと身を引いて幸ちゃんが云った。
「伯父さん、伯父と姪でそんなキスしちゃいけないんでしょう?伯父さん、怒ったじゃありませんか!」
「うん、確かに。だけど、あの時のキスが忘れられないんだ。お願い。もう一度!」
「じゃあ、一度だけですよ。いいですね?」
「約束する。さ、さ」
幸ちゃんはまるで年下の男の子に初めてのキスをするように、余裕綽々で伯父さんにキスした。今度は伯父さんが急いで舌を差し込んで来て、幸ちゃんの舌を吸い込もうとする。例によって、幸ちゃんの膝小僧は伯父さんの局部に接していて、敏感にその変化を捉えていた。もう伯父さんのペニスはもうびんびんに勃起し、ズボンの中でドキンドキンと脈打っていた。
伯父さんはキスを続けながら、幸ちゃんのTシャツを捲り上げ、胸を撫で廻した。伯父さんの指は幸ちゃんの乳首を挟み、つまんだり引っ張ったり、ぐるぐる廻したりした。
「むぐ!」幸ちゃんが呻く。
伯父さんは手を幸ちゃんの背中に廻し、ずーっと撫でながらお尻へと下ろして行った。可愛いお尻の感触を堪能したあと、伯父さんの指は幸ちゃんのショート・パンツに潜り込み、おまんこ周辺を撫で廻した。
「んぐう!」まだ伯父さんに口を吸われている幸ちゃんが呻く。下半身が悶える。
伯父さんは幸ちゃんのショート・パンツを取り去り、パンティに手をかけた。
「ふーっ!」伯父さんの口を逃れた幸ちゃんが大きく息をし、「伯父さん、一体何をするの?伯父と姪でセックスしようというんですか?」
「幸ちゃん、この前『あたしとやって!』って云ったじゃない。やろうよ、ね?」
「でも、それはいけないことだって、伯父さんが云ったのよ」幸ちゃんの芝居は続く。
「確かにいけない。いけないんだが、やろう!」
「無茶苦茶云わないでよ!筋が通らないわ」幸ちゃんは内心伯父さんの無茶苦茶さを楽しんでいる。
伯父さんはバッとズボンを脱いで、超勃起したペニスを曝け出した。
「まーっ!」幸ちゃんが息を呑む。
「これが筋だ。この筋を通したい!これが納まるところに納まらないと、ぼくは何をするか分らない」伯父さんはハルクのように宣言した。
幸ちゃんもいきなりTシャツを脱ぎ、パンティを下ろして伯父さんの前に立った。
「舐めて、伯父さん」
伯父さんは納まるところに納められる希望を見いだし、喜びにうち震えながら幸ちゃんの股ぐらに顔を埋め、そのおまんこをしゃぶり出した。
幸ちゃんはお父さんのような伯父さんが自分に奉仕してくれていることに感動し、うっすらと涙を浮かべていた。それが自然の成り行きではなく柳生の秘法によるものだとしても、幸ちゃんにはどうでもよかった。幸ちゃんは幸せだった。
幸ちゃんのおまんこからどっと愛液が吹き出したのを感じた伯父さんは、もうたまらず姪の身体を押し倒した。
「伯父さん、ゴムつけて!」幸ちゃんが傍らの大箱を指差す。
伯父さんは、なぜそこにコンドームの大箱があるのか深く考えなかった。やりたい一心で、その便利さに感謝した。伯父さんはてきぱきとコンドームをつけ、硬直し切ったペニスで姪のおまんこを刺し貫いた。
「あうーん!」幸ちゃんが叫ぶ。
経験豊富な伯父さんだったが、初めての血の繋がる近親ロリータとのセックスとあって、姪の顔から目を離せなかった。いままで訳も分からぬ欲望に苛まれていたが、やっと解放の時が訪れるのだ。伯父さんは刻一刻と迫る姪とのクライマックスへの期待にうち震えていた。幸ちゃんもお父さんのような伯父さんの顔を見据えて、幸福感に酔い痴れていた。両脚は伯父さんの腰に絡め、伯父さんの動きにぴったり連動している。伯父さんはペニスをぐるぐると廻してはぐいーん!と突き上げる技を使った。それが繰り返されると、ペニスぐるぐるの段階からぐいーん!の予感が幸ちゃんを襲い、何が何だか分らない大きな昂ぶりが押し寄せた。
「あうっあうっあうっ!んぐぐ、あああ、伯父さーん!」幸ちゃんは昇天した。
伯父さんは自分の舌で可愛い姪の口をこじ開け、舌の出し入れとペニスの出し入れを連動させた。それを感じた幸ちゃんは、又もや燃え上がる。
「むぐぐ、もががん、んぐううーん!」
幸ちゃんの二度目の昇天に合せて伯父さんも後を追った。
「幸ちゃん、その歳であんな風にエクスタシーを得られるとすると、キミ、随分経験者だね?」しばらくして、伯父さんが云った。二人は裸のまま並んで横になっていた。
「あら、伯父さんの80人のお友達は違うんですか?」
「数年の経験がないと難しいようだよ、一般的には」
「ふーん?」
「幸ちゃん、このコンドームの大箱だけど、キミ、こんなに要るの?」
「あ、それは十年分です(ほんとは二ヶ月ももたないのだ)。ところで伯父さん、お願いがあるんだけど」
「なんだい?」
「一寸我慢してね」
幸ちゃんは伯父さんの股ぐらに手を伸ばし、陰毛を一本抜いた。
「あ痛っ!」
「ごめんなさい」
「毛を抜いてどうしようっての?」
「記念にとっとくの」
「嘘だろ?」
「ほんと」
「じゃ、伯父さんも幸ちゃんの毛を記念に貰う」
「あたし、生えてないもん」
「いや、ちょろっとあるの、さっき見たよ。どれ」伯父さんは幸ちゃんの股ぐらに手を伸ばし、そうはさせまいとする幸ちゃんと揉み合った。二人は右に左に転げ廻った。毛を抜かれまいとうつ伏せになっている幸ちゃんの無防備な背中と可愛いお尻を目にして、伯父さんの一物はまたむくむくと起き上がった。伯父さんは幸ちゃんの両脚を強引に押し広げ、後からの攻撃を開始した。
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